JP4263303B2 - 電子部品搭載方法 - Google Patents
電子部品搭載方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4263303B2 JP4263303B2 JP10201499A JP10201499A JP4263303B2 JP 4263303 B2 JP4263303 B2 JP 4263303B2 JP 10201499 A JP10201499 A JP 10201499A JP 10201499 A JP10201499 A JP 10201499A JP 4263303 B2 JP4263303 B2 JP 4263303B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic component
- mounting
- supply device
- substrate
- component supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、抵抗、コンデンサ、IC、コネクタ等の電子部品を回路基板の所定位置に搭載する電子部品搭載方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電子部品搭載機1は、例えば図15に示されるように、紙・プラスチックシート等の孔に電子部品を収納してリール状に巻かれているリール2を有し、電子部品を1つずつ供給するようにされた電子部品供給装置3A、3Bと、この供給される電子部品を吸着し、回路基板上に搭載するヘッド部4A、4Bと、前記回路基板を順次搬入・位置決め・搬出する基板搬送装置5とを備えて構成されている。又、前記ヘッド4は、XYロボット6により、回路基板と平行平面内で、XY方向に移動されるようになっている。
【0003】
前記ヘッド部4は、図16に拡大して示されるように、前記XYロボットの移動レールに支持される機械的インターフェース部材8と、前記インターフェース部材8に支持される、通常2組以上の部品吸着ユニット7、7・・・(2個以上は図示省略)と、回路基板上のマーク認識や電子部品17を吸着する際のその位置等を確認するためのカメラ19とを備えている。
【0004】
前記部品吸着ユニット7は、具体的には機械的インターフェース部材8の表面に固定された構造部材9と、この構造部材9に、鉛直方向の直進ガイド10によって上下動自在に支持されたブラケット11と、前記構造部材9の上端に設けられているリブに取り付けられ、ボールねじ・ナット12を介して前記ブラケット11を上下方向に駆動するモータ13と、前記ブラケット11に回動自在に支持された鉛直方向の軸14と、その軸14の下端に支持された吸着ノズル15と、前記ブラケット11に取り付けられ、前記軸14をその軸線廻りに回転させることによって、前記吸着ノズル15の回転方向の位置決めをするモータ16と、前記構造部材9の下端側に取り付けられ、前記吸着ノズル15に吸着された電子部品17の位置を検出するための位置検出器18等を備えている。
【0005】
前記機械的インターフェース部材8に複数並列配置される部品吸着ユニット7は、各部品吸着ユニット7におけるそれぞれの吸着ノズル15間の距離と、電子部品供給装置3における電子部品供給先端間の距離とを一致させることによって、同一タイミングでその吸着ノズル15の数に対応した電子部品の吸着が可能であり、又、同時に電子部品を回路基板上に装着して、搭載時間を短縮することができる。
【0006】
図15に示されるように、電子部品搭載機1は、複数のヘッド部4A、4Bと、複数の電子部品供給装置3A、3Bを備えており、各ヘッド部のX方向間距離と、各電子部品供給装置のX方向間距離とを一致させることによって、同一のタイミングで複数のヘッド部4A、4Bが電子部品を吸着することができ、前記基板搬送装置5により位置決めされている複数の基板に、同時に部品搭載が可能とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記電子部品搭載機1においては、紙・プラスチックシート孔等に収納されている電子部品のいずれか1つが不足すると、前記電子部品供給装置3A、3Bにその電子部品の補充がなされるまでの間、電子部品搭載機1全体が停止状態となり、生産性が低下するという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、電子部品供給装置に部品不足状態が生じた場合であっても、電子部品搭載機全体が停止することなく、電子部品搭載作業の継続が可能な電子部品搭載方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、搬送ライン方向に順次設定され、且つ、各々が基板位置決め可能な第2搭載領域及び第1搭載領域の各々に、基板を搬入・位置決めする工程と、前記第2及び第1搭載領域の、各々の搬送ライン幅方向両外側の少なくとも一方にある電子部品供給装置により部品を供給する工程と、前記供給された部品を、XYロボットに支持される2個のヘッド部の吸着ノズルにより吸着し、前記第2及び第1搭載領域の各々に位置決めされている基板に、各々搭載する工程と、を含んでなり、前記第2及び第1搭載領域で同一の部品の搭載作業を同時に行い得る電子部品搭載方法において、ヘッド部における部品搭載サイクル時に、電子部品供給装置の部品供給状態を検出し、第2及び第1搭載領域の一方の搭載領域に位置決めされた基板に搭載する部品に不足状態が検出された場合には、その電子部品供給装置に対応したヘッド部が、他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して、前記不足状態にある部品を吸着し、前記ヘッド部が、不足状態が検出された電子部品供給装置に対応する搭載領域に位置決めされている基板に、前記不足状態にある部品を搭載することにより、不足状態が検出されても搭載作業が継続されるようにして、上記目的を達成するものである。
【0010】
又、本第2発明は、搬送ライン方向に順次設定され、且つ、各々が基板位置決め可能な第2搭載領域及び第1搭載領域の各々に、基板を搬入・位置決めする工程と、前記第2及び第1搭載領域の、各々の搬送ライン幅方向両外側の少なくとも一方にある電子部品供給装置により部品を供給する工程と、前記供給された部品を、XYロボットに支持される2個のヘッド部の吸着ノズルにより吸着し、前記第2及び第1搭載領域の各々に位置決めされている基板に、各々搭載する工程と、を含んでなり、前記第2及び第1搭載領域で同一の部品の搭載作業を同時に行い得る電子部品搭載方法において、ヘッド部における部品搭載サイクル時に、電子部品供給装置の部品供給状態を検出し、第2及び第1搭載領域の一方の搭載領域に位置決めされた基板に搭載する部品に不足状態が検出された場合には、その電子部品供給装置に対応したヘッド部が、他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して、少なくとも前記不足状態にある部品を吸着し、前記ヘッド部を含む全てのヘッド部の部品吸着が完了した後、全てのヘッド部が、それぞれ対応する搭載領域に位置決めされている基板に、前記吸着されている部品を搭載することにより、更に迅速に電子部品を搭載することを可能として、上記目的を達成するものである。
【0011】
更に、上記発明において、各ヘッド部が電子部品を吸着できたか否かで部品供給状態を検出し、ヘッド部で未吸着部品が検出された場合には、そのヘッド部が他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して前記未吸着部品と同種の部品を吸着するようにしてもよく、従来装置のままで容易に部品供給状態を検出することが可能となる。
【0012】
更に又、前記不足状態が検出された場合には、検出後少なくともその電子部品供給装置に不足状態にある部品が補給されるまで、該電子部品供給装置上での部品吸着作業を禁止するようにしてもよく、迅速に部品の補給をすることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明に係る電子部品搭載方法の実施の形態の例を、図面を参照して以下詳細に説明する。
【0018】
前記電子部品搭載方法の実施が可能な電子部品搭載機20は、例えば図1に示されるように、基板22A、22Bを一方向(X方向)に搬送、停止させる基板搬送装置24と、この基板搬送装置24に沿って配置され、電子部品を順次供給する電子部品供給装置26A、26Bと、各々が前記電子部品供給装置26から電子部品を受け取り、これを基板22上へ搭載する2個のヘッド部28A、28Bと、これらヘッド部28A、28Bを前記基板22の搬送方向と平行なX方向に摺動自在に支持するX軸部31を備えると共に、このX軸部31をこれと直交するY方向に駆動するようにされたXYロボット装置32と、を備えて構成されている。なお、前記各ヘッド部28A、28Bは、前記X軸部31の両端に設けられているモータ44A、44Bにより、それぞれ独立にX方向移動可能とされている。
【0019】
前記ヘッド部28A、28Bは、各々図16に示されるものと同様の部品吸着ユニット34を3個及びカメラ36を1個備えており、図16に示されるものと同様の位置検出器(位置検出器は図示省略)により、電子部品の吸着の有無についても検出できるようになっている。
【0020】
前記ヘッド部28A、28B上の部品吸着ユニット34は、図2に拡大して示されるように、各々、鉛直軸線廻りの回転角度が位置決めされる吸着ノズル50A、52A、54A及び50B、52B、54Bを備えている。
【0021】
又、前記各吸着ノズルに対応するように、電子部品供給装置26Aからは電子部品51A、53A、55Aが、部品供給装置26Bからは電子部品51B、53B、55Bが、それぞれ供給されている。なお、電子部品51A、51B、電子部品53A、53B、及び電子部品55A、55Bは、それぞれ同一種類のものである。
【0022】
前記基板搬送装置24は、図3に拡大して示されるように、基板搬送方向に順次、基板搬入領域24A、第2搭載領域24B、第1搭載領域24C、及び、基板搬出領域24Dを有し、各々に独立して基板22をX方向に搬送し且つ停止させることができるコンベア25A〜25Dを備えている。
【0023】
前記第1搭載領域24C全体は、コンベア25Cを支持する断面U字形状のフレーム38が、Y方向の直進ガイド40によって水平且つY方向に移動自在に支持され、更に、Yモータ42によって、ボールねじ42Aを介して前記直進ガイド40に沿ってY方向に移動できるようにされている。
【0024】
従って、図1に示されるように、前記第2搭載領域24Bは、基板22BのX方向に対する位置決めが可能であり、又、前記第1搭載領域24Cは、基板22AのX方向及びY方向に対する位置決めが可能とされている。
【0025】
次に、本発明の実施の形態の第1例に係る電子部品搭載方法について、図4を参照して詳細に説明する。
【0026】
まず、図4示されるように、ステップ150において、2枚の基板22A、22Bを、基板搬入領域24Aより搬入し、先行基板22Aは第1搭載領域24Cにより、後行基板22Bは第2搭載領域24Bにより、各々停止・位置決めさせられる(詳細な工程は後述する)。
【0027】
次に、ステップ152において、ヘッド部28A、28Bは、XYロボット32により、各々に対応する電子部品供給装置26A、26Bの部品ピックポジション上部へ移動させられる。
【0028】
ステップ154へ進み、前記吸着ノズル50A、52A、54A及び50B、52B、54Bにより、電子部品51A、53A、55A及び51B、53B、55Bをそれぞれ同時に吸着する。
【0029】
次に、ステップ156において、前記位置検出器により、各吸着ノズルの電子部品吸着の有無を判定し、正、即ちヘッド部28A及び28Bにおいて全電子部品が吸着できた場合には、ステップ158へ進み、ヘッド部28A及び28Bは、前記位置検出器により電子部品の吸着位置ずれを検出し、そのずれを補正しながら各基板22A、22Bに同種類の電子部品を同時に搭載していく(詳細な工程は後述する)。
【0030】
次に、ステップ160において、電子部品の搭載が完了した基板22A、22Bを、基板搬出領域24Dから搬出し、前記ステップ150へ戻る。
【0031】
以上の工程が、部品不足が生じていない場合の工程であり、通常は、この各ステップが繰り返されている。
【0032】
一方、ステップ156において、否、即ちヘッド部28A及び28Bいずれかのヘッド部が全電子部品を吸着できなかった場合には、ステップ162へ進み、全電子部品を吸着できた側のヘッド部は、X軸部31の軸方向外側へ退避させられる。
【0033】
次に、ステップ164において、全電子部品を吸着できなかったヘッド部は、XYロボット32により、他方の搭載領域に属する電子部品供給装置、即ち、部品不足の生じていない電子部品供給装置の部品ピックポジション上部に移動させられる。
【0034】
ステップ166へ進み、前記ヘッド部は、吸着できなかった不足電子部品を前記電子部品供給装置より吸着し、全電子部品の吸着を完了させる。この時点で、全てのヘッド部28A、28Bの全電子部品の吸着が完了したことになる。
【0035】
次に、ステップ168において、ヘッド部28Aは先行基板22Aへ、ヘッド部28Bは後行基板22Bへ、各電子部品の吸着位置ずれを補正しながら同時に電子部品を搭載していく(詳細な工程は後述する)。
【0036】
ステップ170へ進み、電子部品の搭載が完了した基板22A、22Bを基板搬出領域24Dから搬出し、前記ステップ150へ戻る。
【0037】
以上の工程が、部品不足が生じている場合の工程であり、部品不足が生じている間はこの工程が繰り返される。
【0038】
なお、ステップ150の具体的な工程は、図5に示されるように、まずステップ101において、基板22A、22Bを基板搬入領域24Aより搬入し、次にステップ102において、先行基板22Aは、第2搭載領域24Bを通過して第1搭載領域24Cにて停止・位置決めされ、その後、ステップ104へ進み、後行基板22Bは第2搭載領域24Bへ搬入されると共に、停止・位置決めされる。
【0039】
次にステップ104において、各ヘッド部28A、28Bに備えられるカメラ36は、各基板22A、22Bの装着姿勢を計測する。以降、図4に示すステップ152へと進む。
【0040】
又、図4に示すステップ158及び168の具体的な工程について、図6のフローチャートと図7〜図10の搭載状態の位置関係を示す図を併用して、詳細に説明する。
【0041】
吸着された電子部品は、ほとんどの場合、例えば図7に示されるように、ノズルの中心に対して、X方向、Y方向、及び、回転方向にずれて吸着されているので、これを補正しなければならない。なお、前記吸着ノズル50Aと50B、52Aと52B、54Aと54Bは、各々Y方向の座標が同一である。
【0042】
図6に示されるように、まずステップ107において、前記位置検出器により各電子部品のXY方向の位置、回転方向の姿勢を検出する。
【0043】
ステップ108では、基板22A上の電子部品51A、及び、基板22B上の電子部品51Bのそれぞれの搭載座標(図7〜10では搭載位置A、Bで示す)間の距離、及び、前記位置検出器により得られたこれらの電子部品51A、51Bの吸着姿勢により、前記搭載位置A、Bに対するX方向、Y方向、回転方向のずれを計算する。
【0044】
次に、ステップ109において、吸着ノズル50A、50Bの回転速度を補正することによって、電子部品51A、51Bの角度が指定搭載角度となるようにする(図8参照)。
【0045】
ステップ110において、図8に示されるように、それぞれのノズルが吸着した電子部品51A、51Bと、それらの電子部品の基板22A、22Bへの搭載位置A、BとのX方向のずれ量δXA、δXBを補正するよう、ヘッド部28A及び28Bは、XYロボット32により各々独立してX方向に移動させられる。
【0046】
次に、ステップ111において、図9に示されるように、前記電子部品51Bと搭載位置BとのそのY方向の差δYB、電子部品51Aと51Bの吸着ずれによるY方向の差δYCを求め、ステップ112において、ヘッド部28A及び28Bは、XYロボット32により、Y方向にδYB移動させられて、前記電子部品51Bとその搭載位置Bとを一致させる。同時に、第1搭載領域24Cは基板22Aと共に、Yモータ42によって、Y方向にδYC移動させられて、前記電子部品51Aとその搭載位置Aとを一致させる。
【0047】
ステップ113に進み、ヘッド部28A、28Bは、吸着ノズル50A、50Bにより、前記電子部品51A、51Bを基板22A、22Bに同時に搭載する。
【0048】
ステップ114では、他の電子部品53A、53B及び55A、55Bについてそれぞれ、前記ステップ108〜113を繰り返し、全電子部品の搭載が完了した後、図4に示されるステップ160へと進む。
【0049】
実施の形態の第1例に係る本電子部品搭載方法によれば、一方の電子部品供給装置に部品供給切れが生じた場合においても、その不足部品を他方の電子部品供給装置から補充して、両搭載領域24B、24Cの電子部品搭載作業が継続されるため、従来の搭載方法に比べ、生産性が大幅に向上する。
【0050】
又、従来から部品吸着ユニット34に備えられている既存の位置検出器により、電子部品の吸着の有無を判断することが可能であるため、前記電子部品搭載方法を実施する際の特別なコスト上昇が生じない。
【0051】
更に、電子部品を2つの基板22A、22Bへ、同時に搭載していくため、高速な電子部品搭載作業が可能となる。
【0052】
次に本発明の実施の形態の第2例に係る電子部品搭載方法について説明する。
【0053】
この電子部品搭載方法は、図11に示されるように、前記実施の形態の第1例に対し、不足電子部品を電子部品供給装置に補給する機会を含めたものである。なお、部品供給切れが生じない間の基本的な電子部品搭載工程は、図4に示されるステップ150〜ステップ160までと同様であるため、説明は省略する。
【0054】
図4に示されるステップ156において、ヘッド部28A及び28Bいずれかのヘッド部が全電子部品を吸着できなかった場合には、図11に示されるステップ200へ進み、全電子部品を吸着できた側のヘッド部は、X軸部31の軸方向外側へ退避させられる。
【0055】
次に、ステップ210において、全電子部品を吸着できなかったヘッド部は、XYロボット32により、他方の搭載領域に属する電子部品供給装置の部品ピックポジション上部へ移動させられる。
【0056】
ステップ220へ進み、前記ヘッド部は、吸着できなかった不足電子部品を前記電子部品供給装置より吸着し、全電子部品の吸着を完了させる。
【0057】
次に、ステップ230において、ヘッド部28Aは先行基板22Aへ、ヘッド部28Bは後行基板22Bへ、各電子部品の吸着位置ずれを補正しながら同時に電子部品を搭載していく。なお、ステップ230の具体的な工程は、図6により既に示したステップ107〜114と同様であるため、説明は省略する。
【0058】
ステップ240に進み、電子部品の搭載の完了した先行基板22A及び後行基板22Bを、基板搬出領域24Dから搬出する。
【0059】
次に、ステップ250において、不足部品が生じている搭載領域の電子部品供給装置に、前記不足部品が補給されたか否かを判定する。なお、この際の判定方法としては、電子部品供給装置に検出器を設置する場合や、不足部品を補給した者が、手動で信号を入力する手段等、あらゆる方法が可能である。
【0060】
判定の結果、正、即ち不足部品の補充が完了している場合は、図4に示されるステップ150へ戻り、通常の工程が繰り返される。
【0061】
一方、ステップ250における判定の結果が否、即ち、不足部品の補給が完了していない場合は、ステップ260へ進み、部品供給切れが生じていない搭載領域にのみ基板を搬入し、電子部品の搭載作業を継続させる。なお、不足部品が補給されるまでの間は、ステップ250、ステップ260が繰り返される。
【0062】
実施の形態の第2例に係る本電子部品搭載方法によれば、不足電子部品が検出された際に、その搭載領域に既に搬入されている基板には電子部品の搭載を完了させると供に、その後の電子部品搭載作業を禁止させる結果、電子部品供給装置に不足部品を補給することが可能となる。しかも、他方の搭載領域では、電子部品搭載作業か継続されているため、生産性の低下が抑制される。
【0063】
なお、図11に示されるステップ260に代えて、第1搭載領域24C及び第2搭載領域24Bに、基板22A及び22Bをそれぞれ搬入し、部品不足が生じている搭載領域に対応するヘッド部が、当初から他方の搭載領域に係る電子部品供給装置の部品ピックポジション上部へ移動すると供に、全電子部品を吸着保持し、ヘッド部28A及び28Bが基板22A及び22Bに電子部品を同時に搭載するようにしてもよい。
【0064】
このような場合であっても、部品不足が生じている電子部品供給装置上での部品吸着作業は禁止され、部品を補給することが可能となると供に、両搭載領域24C、24Bでの電子部品搭載作業が継続されるため、電子部品搭載機20の生産性の低下を更に小さく抑えることが可能となる。
【0065】
又、実施の形態の第1例に係る電子部品搭載方法における、図4に示されるステップ162〜170、実施の形態の第2例に係る電子部品搭載方法における、図11に示される全ステップとを、オペレータの指示により切り替えるような方法にすることも望ましい。このようにすると、不足部品を補充する準備ができるまでは、図4のステップ162〜170にて電子部品搭載作業を継続させ、不足部品を補充する準備が完了次第、図11のステップに移行し、不足部品を補給することが可能となり、更なる生産性の向上につながる。
【0066】
次に本発明の実施の形態の第3例に係る電子部品搭載方法について説明する。
【0067】
前記電子部品搭載方法は、図12に示されるように、不足部品の生じた搭載領域に位置決めされている基板を、他の搭載領域へ移動させ、前記基板へのその後の電子部品搭載作業を継続させるものである。なお、不足部品が生じない間の基本的な電子部品搭載工程は、図4に示されるステップ150〜ステップ160と同様であるため、説明は省略する。
【0068】
図4に示されるステップ156において、否、即ちヘッド部28A及び28Bのいずれかのヘッド部が全電子部品を吸着できなかった場合には、図12に示されるステップ300へ進み、第1搭載領域24Cと第2搭載領域24Bのどちらにおいて部品不足が生じているのか判定する。具体的には、第1搭載領域に対応する電子部品51A、53A、55Aのいずれかが、ヘッド部28Aにより吸着できたか否かを判定し、その結果、否、即ち第1搭載領域24Cに部品不足が生じた場合には、ステップ305へ進む。
【0069】
ステップ305において、搬送ライン方向上流側である第2搭載領域24Bに位置決めされている後行基板22Bは、搬送ライン逆方向へ移動させられ、基板搬入領域24Aへ逆送搬出される。次いで、第1搭載領域24Cに位置決めされている先行基板22Aは、搬送ライン逆方向へ移動させられ、前記第2搭載領域24Bへ逆送搬入されると共に停止・位置決めがなされる。
【0070】
ステップ310において、既に全電子部品の吸着が完了しているヘッド部28Bは、第2搭載領域24Bに位置決めされた前記先行基板22Aに、その電子部品搭載の中断しているところから電子部品を搭載する。なお、通常、両搭載領域における電子部品搭載作業は一致しているため、前記ヘッド部28Bは、吸着している全電子部品を先行基板22Aに搭載することになる。
【0071】
次に、ステップ315に進み、電子部品搭載の完了した先行基板22Aを、第1搭載領域24Cを通過させて、基板搬出領域24Dへ搬出し、次いで、前記基板搬入領域24Aに逆送搬出されている前記後行基板22Bを第2搭載領域24Bへ再度搬入すると共に、停止・位置決めする。
【0072】
ステップ320において、第2搭載領域24Bに対応するヘッド部28Bは、後行基板22Bに、その電子部品搭載が中断しているところから電子部品を搭載していく。
【0073】
ステップ325において、電子部品搭載が完了した後行基板22Bは、第1搭載領域24Cを通過して基板搬入領域24Dへ搬出される。
【0074】
次に、ステップ330へ進み、第1搭載領域24Cにおける、部品不足が生じている電子部品供給装置26Aに、電子部品が補給されたか否かを判定し、正、即ち補給が完了している場合は図4に示すステップ150へ戻る。
【0075】
一方、ステップ330の判定の結果、否、即ち不足電子部品の補給が完了していない場合は、ステップ335に進み、部品補給が完了するまでは、第2搭載領域24Bでのみ電子部品搭載作業を継続する。
【0076】
次に、ステップ300の判定の結果が正、即ち第2搭載領域24Bに部品不足が生じている場合について説明する。
【0077】
かかる場合には、ステップ350へ進み、全電子部品の吸着が完了しているヘッド部28Aは、第1搭載領域24Cに既に位置決めされている先行基板22Aに、電子部品を搭載する。この時、全ての電子部品吸着ができていないヘッド部28Bは、後行基板22Bに対する電子部品搭載作業は行わない。
【0078】
ステップ355において、前記電子部品搭載の完了した先行基板22Aを、基板搬出領域24Dへ搬出すると共に、前記後行基板22Bは、第1搭載領域24Cへ搬入されると共に、停止・位置決めがなされる。
【0079】
次に、ステップ360へ進み、第1搭載領域24Cに対応するヘッド部28Aは、電子部品供給装置26Aより新たに電子部品を吸着して、前記後行基板22Bへ電子部品を搭載し、ステップ365において、電子部品の搭載が完了した前記後行基板22Bを搬出領域24Dへ搬出する。
【0080】
次にステップ370へ進み、第2搭載領域24Bにおける、部品不足が生じている電子部品供給装置26Bに、電子部品が補給されたか否かを判定し、正、即ち補給が完了している場合は図4に示すステップ150へ戻る。
【0081】
一方、ステップ370において、否、即ち不足電子部品の補給が完了していない場合は、ステップ375に進み、補給が完了するまでは、第1搭載領域24Cでのみ電子部品搭載作業を継続する。
【0082】
本実施の形態の第3例に係る電子部品搭載方法によれば、1つの搭載領域において部品不足が生じた場合であっても、他の搭載領域にて部品搭載作業が継続されるため、従来の電子部品搭載と比較して、生産性の低下が抑制され、又、その間の不足部品の補給をすることも可能となる。
【0083】
更に、ヘッド部28A、28Bに特別の動作を必要とせず、最小の作業平面領域で電子部品搭載作業の継続及び不足部品の補給が可能となる。
【0084】
なお、本発明に係る電子部品搭載方法は、実施の形態の第1例〜第3例で示されている、2つの搭載領域24B、24C、2つの搭載ヘッド28A、28B、2つの電子部品供給装置26A、26Bが配置されている状況に限定されるものではなく、各々、少なくとも2つ有している状況であれば良い。
【0085】
又、部品供給状態を検出する方法も、前記位置検出器により、各吸着ノズルが電子部品を吸着できたか否かで判断する場合に限定されるものでなく、電子部品供給装置等に部品残量のカウンタを設けたり、制御装置に予め部品数量のデータを入力しておくことも可能である。
【0086】
又、前記実施形態の第1例〜第3例に示される電子部品搭載方法においては、ヘッド部で未吸着部品が検出された場合、即ち、電子部品供給装置において部品残量が零になった場合のみを示したが、本発明はそれに限定されるものでなく、部品残量がある設定数量より少なくなった場合を含むものである。なお、請求項1乃至8において「不足状態が検出された場合」としたのも上記の理由によるものである。
【0087】
次に本発明の実施の形態の第4例に係る電子部品搭載方法について説明する。
【0088】
前記電子部品搭載方法を実施することが可能である電子部品搭載機20Aは、例えば図13で模式的に表わされるように、N個(N:2以上の自然数)の搭載領域25、25・・・を搬送ライン方向Lに直列的に備える基板搬送装置24と、各搭載領域25の搬送ライン幅方向外側の一方にそれぞれ設けられる電子部品供給装置26、26・・・とを有している。各電子部品供給装置26は、部品残量を出力する検出器を有しており、前記部品残量のデータは、制御装置70に送られ処理される。なお、特に図示してはいないが、各搭載領域25には、対応する各ヘッド部がXYロボットにより設けられている。
【0089】
前記電子部品搭載方法は、図14に示されるように、まずステップ400において、第1〜第Nの搭載領域25、25・・・に対応する各電子部品供給装置26、26・・・の部品残量(r1、・・・、rN)を検出する。
【0090】
次に、ステップ405において、前記部品残量(r1、・・・、rN)の全てが、規定数量以上であるか否かを、制御装置70により判定する。その結果、正、即ち全てが規定数量以下であれば、ステップ410へ進み、全ての搭載領域25、25・・・へ基板を搬入し、位置決めを行う。なお、このステップにおけるより詳細な方法は、既に図5で示したステップ101〜104とほぼ同様であるため、説明は省略する。
【0091】
ステップ415へ進み、各ヘッド部が各電子部品供給装置26、26・・・から電子部品を吸着し、その後、ステップ420において、各ヘッド部が各搭載領域25、25・・・に位置決めされている基板に、電子部品を搭載する。なお、このステップにおけるより詳細な方法は、既に図6で示したステップ107〜114とほぼ同様であるため説明は省略する。
【0092】
ステップ425において、電子部品の搭載が完了した全ての基板を搬出し、スップ400へ戻る。
【0093】
一方、ステップ405における判定の結果、否、即ち各電子部品供給装置26A、26B、・・・の部品残量(r1、・・・、rN)のうち、少なくとも1つが、規定数量に満たない場合は、ステップ430へ進み、制御装置70により、その中で最も部品残量の少ない電子部品供給装置を判定する。
【0094】
ステップ435において、前記最少部品残量の電子部品供給装置に対応する搭載領域での電子部品搭載作業を禁止し、ステップ440に進み、前記搭載領域以外の搭載領域において、基板を搬入・位置決めする。
【0095】
ステップ445において、前記最少部品残量の搭載領域を除いた、他の全ての搭載領域において、電子部品を同時に搭載し、その後ステップ450へ進み、電子部品の搭載が完了した基板を搬出する。
【0096】
次に、ステップ455において、最少部品残量である電子部品供給装置に部品が補給されたか否かを判定し、その結果、正、即ち補給された場合は、ステップ400へ戻る。
【0097】
一方、ステップ455の判定の結果、否、即ち最少部品残量である搭載領域の電子部品供給装置に部品が補給されていない場合には、その部品が補給されるまでステップ435へ戻り、前記搭載領域を除いた他の搭載領域でのみ、電子部品搭載作業が継続される。
【0098】
本実施の形態の第4例に係る電子部品搭載方法によれば、不足部品が生じた場合、即ち規定数量未満となった場合であっても、電子部品搭載機20A全体を停止することなく、電子部品搭載作業が継続されることから、従来の電子部品搭載方法と比較して生産性が向上する。又、複数の供給装置において部品残量が規定数量未満となった場合においても、最も残量の少ない電子部品供給装置に係る1つの搭載領域から順次作業を停止させて、不足部品を補給していくので、更なる生産性の向上が図られる。
【0099】
なお、前記規定数量は、不足電子部品の補給に要する時間、複数の電子部品供給装置で同時期に不足部品が生じることの可能性等を考慮して、最適な値に設定することが望ましい。
【0100】
本発明に係る電子部品搭載方法は、実施の形態の第4例において示した電子部品搭載機20Aのように、数多くの搭載領域25、25・・・を有する状況で適用される場合に限定されるものではなく、搭載領域、電子部品供給装置及びヘッド部が、それぞれ少なくとも2つ備えた電子部品搭載機であれば、適用可能なものである。
【0101】
更に、本発明に係る電子部品搭載方法は、実施の形態の第1例〜第4例において示した電子部品搭載機20、20Aのように、各搭載領域の搬送ライン幅方向両外側の一方にのみ、電子部品供給装置が設けられている状況に限定されるものではなく、両方に電子部品供給装置が設けられている場合にも適用されるものである。
【0102】
又、実施の形態の第1例〜第4例においては、各ヘッド部の1度の部品搭載サイクル完了次第、即ち、1度の電子部品吸着作業及び搭載作業が完了次第、基板を順次搬出していく工程を示したが、本発明に係る電子部品搭載方法はこれに限定されるものでよく、各ヘッド部が電子部品供給装置から電子部品を吸着し基板へ搭載する作業を、1の基板に対して数回繰り返した後、その基板を搬出する場合も含むものである。
【0103】
例えば、実施の形態の第1例に係る電子部品搭載方法で具体的に示すと、1の基板に対する電子部品搭載の全サイクルが完了するまでは、電子部品の搭載が未完了である基板の搬出(図1に示す、ステップ160、及びステップ170に対応)を禁止し、更に、新たな基板の搬入(図1に示すステップ150に対応)を行わずに、電子部品搭載作業を継続する場合がこれに該当する。
【0104】
本発明に係る電子部品搭載方法について、実施の形態の第1例〜第4例を通じて以上具体的に示したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更、及び、組合せが可能である。
【0105】
【発明の効果】
本発明によれば、電子部品供給装置に部品の不足状態が生じた場合であっても、電子部品搭載機全体が停止することなく、電子部品搭載作業を継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例〜第3例に係る電子部品搭載方法を実施可能な電子部品搭載機の一例を示す斜視図
【図2】同電子部品搭載機における、ヘッド部と電子部品との関係を拡大して示す斜視図
【図3】同電子部品搭載機における、基板搬送装置を拡大して示す斜視図
【図4】本発明の実施の形態の第1例に係る電子部品搭載方法を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載方法の一部である基板搬入工程を更に詳細に示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態の例に係る電子部品搭載方法の一部である電子部品搭載工程を更に詳細に示すフローチャート
【図7】同電子部品搭載工程における、電子部品吸着時の基板及び電子部品の位置関係を示す平面図
【図8】同電子部品搭載工程における、電子部品の回転角度補正後の基板及び電子部品の位置関係を示す平面図
【図9】同電子部品搭載工程における、電子部品のX方向位置補正後の基板及び電子部品の位置関係を示す平面図
【図10】同電子部品搭載工程における、電子部品の位置補正終了時の基板及び電子部品の位置関係を示す平面図
【図11】本発明の実施の形態の第2例に係る電子部品搭載方法を示すフローチャート
【図12】本発明の実施の形態の第3例に係る電子部品搭載方法を示すフローチャート
【図13】本発明の実施の形態の第4例に係る電子部品搭載方法を実施可能な電子部品搭載機の一例を模式的に示す平面図
【図14】本発明の実施の形態の第4例に係る電子部品搭載方法を示すフローチャート
【図15】従来の電子部品搭載機の概略を示す斜視図
【図16】同従来の電子部品搭載機におけるヘッド部を拡大して示す一部断面斜視図
【符号の説明】
20、20A…電子部品搭載機
22A、22B…基板
24…基板搬送装置
24A…基板搬入領域
24B…第2搭載領域
24C…第1搭載領域
24D…基板搬出領域
26A、26B…電子部品供給装置
28A、28B…ヘッド部
51A、51B、53A、53B、55A、55B…電子部品
Claims (4)
- 搬送ライン方向に順次設定され、且つ、各々が基板位置決め可能な第2搭載領域及び第1搭載領域の各々に、基板を搬入・位置決めする工程と、
前記第2及び第1搭載領域の、各々の搬送ライン幅方向両外側の少なくとも一方にある電子部品供給装置により部品を供給する工程と、
前記供給された部品を、XYロボットに支持される2個のヘッド部の吸着ノズルにより吸着し、前記第2及び第1搭載領域の各々に位置決めされている基板に、各々搭載する工程と、
を含んでなり、前記第2及び第1搭載領域で同一の部品の搭載作業を同時に行い得る電子部品搭載方法において、
ヘッド部における部品搭載サイクル時に、電子部品供給装置の部品供給状態を検出し、
第2及び第1搭載領域の一方の搭載領域に位置決めされた基板に搭載する部品に不足状態が検出された場合には、その電子部品供給装置に対応したヘッド部が、他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して、前記不足状態にある部品を吸着し、
前記ヘッド部が、不足状態が検出された電子部品供給装置に対応する搭載領域に位置決めされている基板に、前記不足状態にある部品を搭載する
ことを特徴とする電子部品搭載方法。 - 搬送ライン方向に順次設定され、且つ、各々が基板位置決め可能な第2搭載領域及び第1搭載領域の各々に、基板を搬入・位置決めする工程と、
前記第2及び第1搭載領域の、各々の搬送ライン幅方向両外側の少なくとも一方にある電子部品供給装置により部品を供給する工程と、
前記供給された部品を、XYロボットに支持される2個のヘッド部の吸着ノズルにより吸着し、前記第2及び第1搭載領域の各々に位置決めされている基板に、各々搭載する工程と、
を含んでなり、前記第2及び第1搭載領域で同一の部品の搭載作業を同時に行い得る電子部品搭載方法において、
ヘッド部における部品搭載サイクル時に、電子部品供給装置の部品供給状態を検出し、
第2及び第1搭載領域の一方の搭載領域に位置決めされた基板に搭載する部品に不足状態が検出された場合には、その電子部品供給装置に対応したヘッド部が、他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して、少なくとも前記不足状態にある部品を吸着し、
前記ヘッド部を含む全てのヘッド部の部品吸着が完了した後、全てのヘッド部が、それぞれ対応する搭載領域に位置決めされている基板に、前記吸着されている部品を搭載することを特徴とする電子部品搭載方法。 - 請求項1又は2において、各ヘッド部が電子部品を吸着できたか否かで部品供給状態を検出し、
ヘッド部で未吸着部品が検出された場合には、そのヘッド部が他の搭載領域に属する電子部品供給装置へ移動して前記未吸着部品と同種の部品を吸着することを特徴とする電子部品搭載方法。 - 請求項1、2又は3において、前記不足状態が検出された場合には、検出後少なくともその電子部品供給装置に不足状態にある部品が補給されるまで、該電子部品供給装置上での部品吸着作業を禁止することを特徴とする電子部品搭載方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201499A JP4263303B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 電子部品搭載方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10201499A JP4263303B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 電子部品搭載方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000294989A JP2000294989A (ja) | 2000-10-20 |
JP4263303B2 true JP4263303B2 (ja) | 2009-05-13 |
Family
ID=14315914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10201499A Expired - Fee Related JP4263303B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | 電子部品搭載方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4263303B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4989349B2 (ja) * | 2007-08-02 | 2012-08-01 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | 部品実装装置 |
JP4933507B2 (ja) * | 2008-09-17 | 2012-05-16 | 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ | 電子部品の装着方法 |
-
1999
- 1999-04-09 JP JP10201499A patent/JP4263303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000294989A (ja) | 2000-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4303345B2 (ja) | 表面実装部品搭載機 | |
JP6469126B2 (ja) | ロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム及び部品吸着位置補正方法 | |
JP6666915B2 (ja) | 部品実装機 | |
JP4896757B2 (ja) | 表面実装機 | |
JP3554615B2 (ja) | 電子部品装着装置 | |
JP2003078287A (ja) | 部品実装機の基板搬送方法及びその基板搬送装置 | |
JP6480463B2 (ja) | ロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム及び部品吸着位置補正方法 | |
JP4263303B2 (ja) | 電子部品搭載方法 | |
JPH05267896A (ja) | 表面実装機 | |
WO2015097865A1 (ja) | 部品実装装置、部品実装方法 | |
US20170013750A1 (en) | Electronic Component Mounting Device | |
JP2010272620A (ja) | 部品実装装置 | |
JP3977943B2 (ja) | 電子部品装着方法及びその装置 | |
JP2002208797A (ja) | 部品実装装置の基板搬送方法 | |
JP6689120B2 (ja) | ロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム | |
JP4146985B2 (ja) | 基板搬送装置及び方法、並びに部品実装装置 | |
JP2017157762A (ja) | ロータリーヘッド型部品実装機の部品吸着位置補正システム | |
JP5860688B2 (ja) | 対基板作業機 | |
JPH1070398A (ja) | 部品実装装置 | |
JP4248066B2 (ja) | 表面実装部品搭載機 | |
JP4226715B2 (ja) | 表面実装部品搭載機及び電子部品供給方法 | |
JP4684867B2 (ja) | 部品実装方法 | |
JP2003008293A (ja) | 電子部品装着方法及びその装置 | |
JP2000165096A (ja) | 部品装着装置及び方法 | |
WO2023233647A1 (ja) | 作業機、および基板に部品を装着する方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060404 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081016 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081217 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090120 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090212 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4263303 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130220 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140220 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |