JP2002134577A - 半導体ウェーハの評価方法 - Google Patents

半導体ウェーハの評価方法

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 エピタキシャルウエーハのエピタキシャル成
長プロセスにおいてエピ欠陥が発生するか否かを、エピ
タキシャル成長プロセス前のシリコンウエーハあるいは
シリコン単結晶の段階において、製造工程に取り入れら
れるほどの簡便さで評価する方法を提供する。 【解決手段】 半導体ウエーハに特定のプロセスを施す
ことにより発生するプロセス誘起欠陥と前記特定のプロ
セスを施す前の半導体ウエーハ中に存在する結晶欠陥の
分布との関係を予め求めておく工程と、評価対象である
半導体ウエーハ中に存在する前記結晶欠陥の分布を測定
し、該結晶欠陥の分布から前記関係に基づいて、評価対
象である半導体ウエーハに特定のプロセスを施した後の
プロセス誘起欠陥の発生の有無を予測する工程とを有す
ることを特徴とする半導体ウエーハの評価方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエーハに
特定のプロセスを施すことにより発生し得るプロセス誘
起欠陥の発生の有無を、半導体ウエーハ中に存在する特
定の結晶欠陥に基づいて、プロセスに投入する前に予測
することができる半導体ウエーハの評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の半導体素子の高集積化に伴い、半
導体ウエーハに施される熱処理や膜形成などのプロセス
も複雑化している。このような各種プロセスを経ること
により、そのプロセスに起因したプロセス誘起欠陥が半
導体素子形成領域に発生し、素子特性を劣化させること
がある。従って、半導体素子が形成される半導体ウエー
ハ表面および表面近傍のプロセス誘起欠陥の低減は非常
に重要になってきている。
【0003】一方、チョクラルスキー法(CZ法)を用
いて作製されたシリコン単結晶から作製されたシリコン
ウエーハの場合、結晶が育成される際に導入される欠陥
(グローイン欠陥)が素子特性を劣化させることが知ら
れているので、そのようなグローイン欠陥に基づく有害
な欠陥のないエピタキシャル層を有するエピタキシャル
ウエーハの需要が年々高まってきている。
【0004】ところで、エピタキシャルウエーハは、シ
リコンウエーハに対してエピタキシャル成長というプロ
セスを行うほかに、各種熱処理を行うことが多い。その
際、高温でのエピタキシャル成長プロセスの間に、シリ
コンウエーハ中に元々存在していた酸素析出核が消滅し
てしまい、その後のデバイス熱処理で酸素析出物が形成
・成長しにくいためにゲッタリング能力が不十分とな
る。そこでこれを補うため、ウエーハ裏面にポリシリコ
ン膜を成膜するプロセスを必要とする。
【0005】また、抵抗率が0.01Ω・cm以下のp
型の低抵抗率ウエーハ上に、数Ω・cm程度のp型のエ
ピタキシャル層を形成したp/p+ エピタキシャルウエ
ーハの場合は、ウエーハ中に含まれる高濃度のボロンの
ためにゲッタリング能力は高まるが、エピタキシャル成
長中のボロンのオートドーピングによりエピタキシャル
層の抵抗率の制御が難しくなる。そこでオートドーピン
グを避けるためにウエーハ裏面に酸化膜を成膜するプロ
セスを必要とする。このような追加熱処理の経費は、エ
ピタキシャルウエーハの製造コストの上昇を招く。
【0006】これに対し、最近、シリコン単結晶中に窒
素をドープすると酸素析出が促進され、このようなシリ
コンウエーハを用いたエピタキシャルウエーハは、従来
の窒素がドープされていないエピタキシャルウエーハよ
りゲッタリング能力が高いことが明らかになった(相原
他;第46回応用物理学関係連合講演会(1999春)
29a−ZB−5、戸部他;第46回応用物理学関係連
合講演会(1999春)29a−ZB−6)。これによ
り、裏面にポリシリコン膜を成膜するプロセスが不要と
なり、製造コストの上昇を伴うことなく品質も向上する
ことになった。
【0007】ところが、酸素析出物が形成され易いウエ
ーハの場合、熱酸化することによりOSF(Oxida
tion−induced Stacking Fau
lts:酸化誘起積層欠陥)と呼ばれる欠陥がウエーハ
表面に発生し易く、このようなOSFが発生する部分に
はそのOSFの発生核(以下、OSF核と呼ぶ)となる
微小な酸素析出物等の欠陥が存在することが知られてい
る。
【0008】このようなウエーハにエピタキシャル層を
形成すると、エピタキシャル層に結晶欠陥(以下、エピ
欠陥と呼ぶ)が発生する場合があるため、このエピ欠陥
発生の有無をエピタキシャル成長プロセス前に簡便な方
法で検査し、エピ欠陥が発生すると判断されるウエーハ
にはエピタキシャル成長プロセスを施さないか、エピ欠
陥の発生しにくいエピタキシャル成長条件を選択するこ
とによって不良を低減することが望まれている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に鑑みてなされたもので、例えば、エピタキシャル
ウエーハのエピタキシャル成長プロセスにおいてエピ欠
陥が発生するか否かを、エピタキシャル成長プロセス前
のシリコンウエーハあるいはシリコン単結晶の段階にお
いて、製造工程に取り入れられるほどの簡便さで評価す
る方法を確立することを主たる目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体ウエーハ
の評価方法に関する発明は、半導体ウエーハに特定のプ
ロセスを施すことにより発生するプロセス誘起欠陥と前
記特定のプロセスを施す前の半導体ウエーハ中に存在す
る結晶欠陥の分布との関係を予め求めておく工程と、評
価対象である半導体ウエーハ中に存在する前記結晶欠陥
の分布を測定し、該結晶欠陥の分布から前記関係に基づ
いて、評価対象である半導体ウエーハに特定のプロセス
を施した後のプロセス誘起欠陥の発生の有無を予測する
工程とを有することを特徴としている(請求項1)。
【0011】このように、予めプロセス誘起欠陥とプロ
セスを施す前の結晶欠陥の分布との関係を求めておけ
ば、特定のプロセスを施す前の結晶欠陥の分布を求める
だけで、そのプロセスを施した後のプロセス誘起欠陥の
発生の有無を予測することができる。特に分布について
は、例えば欠陥の位置を目視、CCD等で簡単に判断で
きるので、製造工程に取り入れて、評価作業の著しいコ
スト低減を図ることも可能である。
【0012】この場合、特定のプロセスがエピタキシャ
ル成長であり、プロセス誘起欠陥がエピタキシャル層の
欠陥であり、結晶欠陥の分布をOSFの分布とすること
ができる(請求項2)。また、OSFの分布として、O
SFの発生位置と最大密度により判断することが望まし
い(請求項3)。このように、特定のプロセスがエピタ
キシャル成長であり、プロセス誘起欠陥がエピ欠陥であ
り、結晶欠陥の分布がOSFの分布とした場合には、O
SFの分布だけでエピ欠陥の発生の有無を判断できるの
で非常に簡便に評価することができるとともに、不良エ
ピタキシャルウエーハを作製することを回避することが
でき、極めて有効である。
【0013】さらにこの場合、半導体ウエーハは、窒素
がドープされたシリコンウエーハであることが望ましい
(請求項4)。このように、CZ法により窒素がドープ
されたシリコン単結晶棒を加工して得られたシリコン単
結晶ウエーハは、優れたIG能力を有するエピタキシャ
ル成長用に適したシリコン単結晶ウエーハである。従っ
て、この窒素がドープされたシリコンウエーハ上にエピ
タキシャル成長する時にエピタキシャル層に発生する結
晶欠陥を抑制することができれば、極めて有意義であ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、半導体ウエーハとして窒素がドープされたシリコン
ウエーハ上にエピタキシャル層を形成したエピタキシャ
ルウエーハを例に挙げて説明するが、本発明はこれらに
限定されるものではない。
【0015】先ず窒素ドープ単結晶の引上げ方法につい
て説明する。ここで使用される単結晶引上げ装置は、通
常のCZ法単結晶引上げ装置である。まず、ルツボ内で
シリコンの高純度多結晶原料を融点(約1420°C)
以上に加熱して融解する。窒素ドープは、例えば原料シ
リコン中に窒化膜付きシリコンウエーハを投入すること
によって行うことができる。次に、融液の表面略中心部
に種結晶の先端を接触又は浸漬させる。その後、ルツボ
を適宜の方向に回転させるとともに、種結晶を回転させ
ながら引上げることにより、単結晶育成が開始される。
以後、引上げ速度と温度を適切に調節することにより略
円柱形状の窒素ドープ単結晶棒を得ることができる。
【0016】別に、最近では引上げ室の水平方向の外側
に磁石を設置し、シリコン融液に水平方向あるいは垂直
方向等の磁場を印加することによって、融液の対流を抑
制し、単結晶の安定成長をはかる、いわゆるMCZ法が
用いられることも多い。
【0017】得られた単結晶棒を通常の方法により、ワ
イヤーソー等で切り出してウエーハとし、面取り、ラッ
ピング、エッチング、研磨等を施すことによって、エピ
タキシャル成長用に適した窒素ドープシリコンウエーハ
とすることができる。
【0018】以上のようにして、まず、エピ欠陥の発生
に影響を与えるパラメータであるシリコンウエーハ中の
窒素濃度や引上げ速度等の条件を変えた様々な窒素ドー
プシリコンウエーハを予め作製し、これらのウエーハに
熱酸化を施した後選択エッチングをしてOSFを顕在化
させ、各ウエーハ面内のOSFの分布を数値化する。
【0019】一方、OSFの分布を観察するウエーハと
同一条件で作製された他の窒素ドープシリコンウエーハ
に対し、ある特定の条件でエピタキシャル層を形成し、
その表面のエピ欠陥の発生の有無を評価し、OSFの分
布とエピ欠陥の発生との相関関係を求めておく。数値化
するOSF分布の具体的なパラメータとしては、OSF
リングの発生位置(ウエーハ周辺からの距離)や最大密
度などが挙げられる。
【0020】次に、製品としてのエピタキシャルウエー
ハを製造するための製造工程において、引上げられたシ
リコン単結晶インゴットの両端からウエーハまたはスラ
ブを切り出し、この両ウエーハに熱酸化を施した後選択
エッチングをしてOSFを顕在化させて観察する。
【0021】具体的には、例えば、シリコン単結晶イン
ゴットを長さ20cm程度のブロックに切り出し、その
ブロックの両端から厚さ2mm程度のスラブを切り出
す。これに1150℃で100分の熱酸化処理を施した
後、選択エッチングを施し、集光灯および光学顕微鏡に
よりOSFの分布を観察する。
【0022】そして、このOSF分布の観察結果を前記
相関関係と比較することにより、エピタキシャル成長を
行った場合に、転位ループ等のエピ欠陥の発生の有無を
判断し、エピ欠陥が発生しないと判断されたブロックの
みをエピタキシャル層を形成するシリコンウエーハに加
工すればよい。このようにすることにより、エピタキシ
ャルウエーハの不良を確実に低減することができる。
【0023】このように、予めエピ欠陥のようなプロセ
ス誘起欠陥とプロセスを施す前のOSFのような結晶欠
陥の分布の関係を求めておけば、特定のプロセスを施す
前の結晶欠陥の分布を求めるだけで、そのプロセスを施
した後のプロセス誘起欠陥の発生の有無を予測すること
ができる。特に結晶欠陥の分布については欠陥の位置を
目視、CCD等で簡単に判断できるので、手間もかから
ず、製造工程に取り入れることも可能であり、評価作業
のコスト低減を図ることができる。
【0024】
【実施例】以下に本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。特に、ここでは熱処理条
件、エッチング条件、OSF密度のしきい値等を明記し
たが、OSF密度のしきい値は熱処理条件やエッチング
条件により変化するものである。また、熱処理条件、エ
ッチング条件等はこれに限定されない。さらに、ブロッ
ク、スラブの厚さも任意であり、これに限定されない。
【0025】(実施例)引上げ速度を1.3mm/mi
nに固定し、窒素濃度が1×1013〜5×10 14/cm
3 の範囲で窒素がドープされた直径6インチのCZシリ
コン単結晶を数本引上げ、これを加工して窒素ドープシ
リコンウエーハを作製した。
【0026】そしてこれらのシリコンウエーハに115
0℃で100分間の熱酸化処理を施した。その後、選択
エッチング(フッ酸・硝酸系の選択エッチング液を使
用)を施し、5μm程度エッチングした後、集光灯下で
輝点を観察してOSFが発生している位置を確認し、そ
の部分を光学顕微鏡でスキャンすることによりOSFが
最も密集している点を見定め、その部分(1点のみ)の
OSF密度を測定し、OSFの最大密度と定義した。ま
た、発生しているOSFリングの内側の位置からウエー
ハ外周端までの距離を測定し、OSFの発生位置と定義
した。
【0027】一方、これらOSFの分布を観察するウエ
ーハと全く同一条件で作製された他の窒素ドープシリコ
ンウエーハに対し、1125℃で3μmのエピタキシャ
ル層を形成した後、KLAテンコール社製の表面検査装
置SP1を用いて欠陥サイズが0.11μm以上のエピ
欠陥の有無を観察し、上記で測定したOSF分布(最大
密度と発生位置)との関係を図1に示した。
【0028】図1の結果より、上記の熱酸化条件および
エッチング条件においては、エピ欠陥の発生するOSF
分布は、最大密度が7000個/cm2 以上で、かつ、
発生位置が6mm以上であることが判明した。このよう
にして得られた相関関係を、実際のエピタキシャルウエ
ーハ製品を量産する製造工程中の1検査手法に適用する
ことができる。
【0029】実際に窒素ドープシリコンウエーハにエピ
タキシャル層を形成したエピタキシャルウエーハの製品
を作製する際には、エピタキシャル層を形成する窒素ド
ープシリコンウエーハに要求されるゲッタリング能力
(酸素析出物密度)およびエピタキシャル層の品質(欠
陥密度)によりシリコン単結晶の製造条件(窒素濃度、
酸素濃度、引上げ速度など)が決定される。
【0030】仮にエピ欠陥が発生しないようなシリコン
単結晶の製造条件を選択して単結晶を引上げたとして
も、シリコン単結晶を何本も引上げ、シリコンウエーハ
を大量生産する場合には、引上げ結晶毎に、あるいは作
製されたウエーハ毎にある程度の特性のバラツキは生ず
るものである。
【0031】そこで、引上げられたシリコン単結晶イン
ゴットを20cm程度のブロックに切り出し、その両端
から厚さ2mmのスラブを切り出し、これに上記の熱酸
化条件およびエッチング条件を施してOSF分布を測定
し、上記相関関係に基づいてエピ欠陥の発生の有無を判
断するという本発明の評価方法を、その製造工程中の検
査手法として用いれば、エピ欠陥が発生しないと判断さ
れたブロックのみをエピタキシャル層を形成するシリコ
ンウエーハに加工することが可能となるため、エピ欠陥
が発生する可能性のある不良品を低減することができ
る。また、エピ欠陥が発生すると判断されたブロックに
ついては、モニターウエーハ等の別の用途に転用して材
料を有効利用できるため、コストメリットが得られる。
【0032】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。上記実施形態は、例示であり、本発明
の特許請求の範囲に記載された技術的思想と実質的に同
一な構成を有し、同様な作用効果を奏するものは、いか
なるものであっても本発明の技術的範囲に包含される。
【0033】例えば、上記では、特定のプロセスとして
はエピタキシャル成長とし、プロセス誘起欠陥としては
エピ欠陥とし、結晶結晶の分布としてはOSFの分布と
した場合につき例を示して説明したが、本発明はこれに
は限定されず、プロセス誘起欠陥と結晶欠陥の分布を求
める工程と、前記関係に基づいてプロセス後の欠陥の発
生の有無を予測する工程を有する半導体ウエーハの評価
方法であれば、本発明に含まれる。
【0034】また、上記実施形態においては、直径6イ
ンチのシリコン単結晶ウエーハにつき例を挙げて説明し
たが、本発明はこれには限定されず、直径6インチ以下
または直径8〜16インチあるいはそれ以上の半導体ウ
エーハにも適用できる。また、本発明は、多結晶融液に
水平磁場、縦磁場、カスプ磁場等を印加するいわゆるM
CZ法で得られた半導体ウエーハにも適用できることは
言うまでもない。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り本発明によれ
ば、実際にエピタキシャル成長等のプロセスを行わなく
ても、プロセス誘起欠陥の発生の有無が容易に予測でき
るようになり、量産ウエーハの製造工程における評価方
法として非常に有益であり、大幅なコストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるOSF分布とエピ欠陥の関係を
示した結果図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢ケ崎 善範 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越半 導体株式会社磯部工場内 Fターム(参考) 4M106 AA01 BA04 BA10 BA12 CB19 CB20 DH01 DH12 DH56 DJ20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエーハに特定のプロセスを施す
    ことにより発生するプロセス誘起欠陥と前記特定のプロ
    セスを施す前の半導体ウエーハ中に存在する結晶欠陥の
    分布との関係を予め求めておく工程と、評価対象である
    半導体ウエーハ中に存在する前記結晶欠陥の分布を測定
    し、該結晶欠陥の分布から前記関係に基づいて、評価対
    象である半導体ウエーハに特定のプロセスを施した後の
    プロセス誘起欠陥の発生の有無を予測する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体ウエーハの評価方法。
  2. 【請求項2】 前記特定のプロセスがエピタキシャル成
    長であり、前記プロセス誘起欠陥がエピタキシャル層の
    欠陥であり、前記結晶欠陥の分布がOSFの分布である
    ことを特徴とする請求項1に記載した半導体ウエーハの
    評価方法。
  3. 【請求項3】 前記OSFの分布として、OSFの発生
    位置と最大密度により判断することを特徴とする請求項
    2に記載した半導体ウエーハの評価方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体ウエーハは、窒素がドープさ
    れたシリコンウエーハであることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1項に記載した半導体ウエー
    ハの評価方法。
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