JP2002132559A - 情報記録再生システム - Google Patents

情報記録再生システム

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JP2002132559A
JP2002132559A JP2000329504A JP2000329504A JP2002132559A JP 2002132559 A JP2002132559 A JP 2002132559A JP 2000329504 A JP2000329504 A JP 2000329504A JP 2000329504 A JP2000329504 A JP 2000329504A JP 2002132559 A JP2002132559 A JP 2002132559A
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JP2000329504A
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Tadashi Hanagata
匡 花形
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Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックアップデータを容易に作成することの
できる情報記録再生システムを提供する。 【解決手段】 情報記録媒体にデータの記録再生を行う
情報記録再生ドライブと、複数の情報記録媒体を別個に
格納可能な媒体格納位置を有する媒体格納手段と、前記
媒体格納位置と前記情報記録再生ドライブ間において前
記情報記録媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、をそれぞ
れ有する2台の情報記録再生装置と、前記各情報記録再
生ドライブの記録再生を制御する制御手段と、前記2台
の情報記録再生装置のぞれぞれにおいて同一のデータを
記録するミラーリング制御手段と、を備えるように構成
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報記録再生システ
ムに関し、特に、2台の物理ドライブを1台の論理ドラ
イブに見せかけることによって、各々のドライブにマウ
ントした情報記録媒体に同じデータを記録するミラーリ
ング情報記録再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープ装置は、コンピュータシステ
ムのバックアップ装置として欠かせない存在となってい
る。特に近年の情報化社会の進展により、電子データ情
報の重要性が増してきているが、磁気テープ装置により
バックアップデータを作成する場合、通常は同じデータ
を記録した磁気テープ媒体を2セット作成し、これらの
磁気テープ媒体を別々の場所で管理している。2セット
のバックアップデータを作成する場合、従来は、まず磁
気テープ媒体に1セットのバックアップデータを作成し
た後に、そのバックアップデータを更に別の磁気テープ
媒体にコピーして、2セットのバックアップデータを作
成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1セッ
トのバックアップデータをもう1セット作成するには、
2倍の時間がかかることになり、またデータのコピー処
理は手順が多いため、ミスやエラーが起きる可能性が高
い。また、磁気テープの長さにはバラツキがあるため、
作成した1セットの磁気テープ媒体に記録されたバック
アップデータを、用意しておいた他方の磁気テープ媒体
にコピーできるかわからないという問題もある。
【0004】本発明は上述した課題を解決すべくなされ
たものであり、2つの物理ドライブを1つの論理ドライ
ブにみせかけ、それぞれの物理ドライブに装着した2つ
の情報記録媒体を1つの情報記録媒体として取り扱い、
2つの情報記録媒体に同じデータを記録することによっ
て、バックアップデータを容易に作成することのできる
情報記録再生システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明の情報記録再生システムは、情報記録媒体にデー
タの記録再生を行う情報記録再生ドライブと、複数の情
報記録媒体を別個に格納可能な媒体格納位置を有する媒
体格納手段と、前記媒体格納位置と前記情報記録再生ド
ライブ間において前記情報記録媒体の搬送を行う媒体搬
送手段と、をそれぞれ有する2台の情報記録再生装置
と、前記各情報記録再生ドライブの記録再生を制御する
制御手段と、前記2台の情報記録再生装置のぞれぞれに
おいて同一のデータを記録するミラーリング制御手段
と、を備えることを特徴とする。このようにシステムを
構成すると、2つの情報記録媒体に同じデータを記録す
ることができるので、情報記録再生装置を制御する上位
装置内の変更を必要としなくても、バックアップデータ
を容易に作成することができる。
【0006】また本発明の情報記録再生システムは、前
記2台の情報記録再生装置において、データを記録再生
すべき記録媒体を選択する媒体選択手段を更に備えるこ
とを特徴とする。このように、本システムは情報記録媒
体をどの媒体格納位置から取り出すかを選択する手段を
備えているので、所望の情報記録媒体にバックアップデ
ータを記録することができる。
【0007】また本発明の情報記録再生システムは、前
記媒体選択手段が、前記2台の情報記録再生装置の各媒
体格納手段において対応する媒体格納位置に格納されて
いる情報記録媒体を選択することを特徴とする。このよ
うに、各媒体格納手段において対応する媒体格納位置か
ら情報記録媒体を取り出してデータを記録するので、2
つの媒体格納手段間で、媒体格納位置と情報記録媒体の
関係が同じになる。従って、媒体格納手段単位でデータ
を管理することができる。
【0008】また本発明の情報記録再生システムは、前
記2台の情報記録再生装置の各媒体格納手段が、前記媒
体格納位置をそれぞれ同数有することを特徴とする。
【0009】また本発明の別の実施例における情報記録
再生システムは、情報記録媒体にデータの記録再生を行
う2台の情報記録再生ドライブと、複数情報記録媒体を
別個に格納可能な媒体格納位置を有する媒体格納手段
と、前記媒体格納位置と前記情報記録再生ドライブ間に
おいて前記情報記録媒体の搬送を行う少なくとも1つの
媒体搬送手段と、を有する情報記録再生装置と、前記情
報記録再生ドライブの記録再生を制御する制御手段と、
前記2台の情報記録再生ドライブのそれぞれにおいて同
一のデータを記録するミラーリング制御手段と、を備え
ることを特徴とする。このようにシステムを構成する
と、2つの情報記録媒体に同じデータを記録することが
できるので、情報記録再生装置を制御する上位装置内の
変更を必要としなくても、バックアップデータを容易に
作成することができる。
【0010】また本発明の情報記録再生システムは、前
記2台の情報記録再生ドライブにおいて、データを記録
再生すべき記録媒体を選択する媒体選択手段を更に備え
ることを特徴とする。
【0011】また本発明の情報記録再生システムは、前
記複数の情報記録媒体を2つのグループに分けて、前記
媒体選択手段が、当該2つのグループの各々から情報記
録媒体を選択することを特徴とする。このように構成す
ることによって、媒体格納手段が一つしかない情報記録
再生装置などでも、媒体格納手段を2つ有するように仮
想することができ、バックアップデータを好適に作成す
ることができる。
【0012】また本発明の情報記録再生システムは、前
記情報記録媒体へのデータの記録を同一のブロック長で
行うことを特徴とする。このようにデータの記録を同一
のブロック長で行うことによって、2つの情報記録媒体
のデータ内容が更に対応することになる。
【0013】また本発明の情報記録再生装置は、前記ミ
ラーリング制御手段が、一方の情報記録再生ドライブに
データエラーが発生した場合に、データエラーが発生し
た情報記録再生ドライブにのみリカバリ処理を行うこと
を特徴とする。このように構成することによって、2つ
の情報記録媒体に同一のデータを好適に記録することが
できる。
【0014】また本発明の情報記録再生システムは、前
記ミラーリング制御手段が、一方の情報記録媒体で媒体
終端を検出した場合に、両方の情報記録再生ドライブの
情報記録媒体を交換することを特徴とする。このように
構成することによって、各媒体格納手段内の情報記録媒
体に記録されるデータの内容が同じになるので、バック
アップデータを好適に管理することができる。
【0015】また本発明の情報記録再生システムは、前
記情報記録再生装置の前記媒体格納手段は、前記情報記
録再生装置から取り外し可能であることを特徴とする。
このように構成することによって、媒体格納手段単位で
情報記録媒体を管理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、磁
気テープ装置を例にとって添付の図面を参照して説明す
る。図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報記録再
生システムの構成を示すブロック図である。図1に示す
ように、本発明の情報記録再生システムは、ホストコン
ピュータ等の上位装置1と、磁気テープ制御装置2と、
磁気テープ装置3、4とから構成されている。
【0017】磁気テープ制御装置2は、上位装置1とデ
ータの送受信を行う入出力部21と、プログラム制御で
動作する制御部23と、RAMなどを用いて一時的にデ
ータを記憶しておく記憶部24と、制御部23を制御す
るためのプログラムを記憶しておくプログラム記憶媒体
25と、磁気テープ装置3、4とデータの送受信を行う
入出力部26と、制御部23と他の回路間で通信をする
ための制御信号線22と、を備えている。また、制御部
23は、後述するミラーリング制御手段27と、媒体選
択手段28と、を有する。
【0018】入出力部21は、上位装置1から当該磁気
テープ制御装置2に対して何らかの入力を受け付けた
り、何らかの出力を送り出したりするところである。例
えば、上位装置1からの命令やデータが入ってきたり、
上位装置1へ報告を返したりする。一方、入出力部26
は、磁気テープ装置3、4に対し何らかの命令を発行し
たり、磁気テープ装置3、4からデータを受信したりす
る。尚、上位装置1と入出力部21のインターフェース
と、入出力部26と磁気テープ装置3、4のインターフ
ェースは同じ種類のインターフェースでも、異なる種類
のインターフェースでもよい。
【0019】制御信号線22は、上述したように磁気テ
ープ制御装置2内に実装されている制御部23が、他の
回路と通信するための信号線である。一般には、MPU
のローカルバスやPCIバスなどを用いることができ
る。
【0020】制御部23は、プログラム制御で動作する
マイクロプロセッサであり、プログラム記憶媒体25に
記憶されたプログラムにしたがって、入出力部21と入
出力部26とを制御する。尚、制御信号線22を介して
プログラム記憶媒体25に記憶しているプログラムを直
接読み出して動作させてもよいし、プログラム記憶媒体
25から制御信号線22を介して記憶部24にプログラ
ムをコピーし、制御信号線22を介して記憶部24に格
納されたプログラムを読み出して動作させてもよい。
【0021】記憶部24は、制御部23を動作させるた
めのデータを記憶する。そのため、読み出しと書き込み
ができる必要があり、一般には、RAM(Random
Access Memory)を用いることができ
る。
【0022】プログラム記憶媒体25には、制御部23
を動作させるプログラムが格納されている。プログラム
記憶媒体25は、制御部23によって読み出しが行えれ
ばよいため、読み出し専用媒体が好ましい。一般には、
フラッシュメモリやROM(Read Only Me
mory)等の不揮発性メモリ、FD(FloppyD
isk)、CD−ROMなどを用いることができる。
【0023】制御部23内にあるミラーリング制御手段
27は、2台の磁気テープ装置3、4がそれぞれ有する
テープドライブ31、41に装着されている磁気テープ
媒体に対して、同じデータの書き込む手段であり、基本
的には磁気テープ装置3、4に対して同じコマンドを発
行する。但し、いずれかのドライブに何らかのエラーが
発生した場合は、そのドライブに対してリカバリ処理を
行い、両ドライブで同じデータが書き込めるようにす
る。例えば、一方の磁気テープ装置でデータエラーが発
生した場合、データエラーが発生した磁気テープ装置だ
け位置決めをやり直し、再度書き込み処理を行う。尚、
両ドライブに装着した磁気テープ媒体の長さが異なる場
合にそなえて、一方の磁気テープ装置だけ、EOT(E
nd ofTape:媒体終端)を検出した場合、他方
の磁気テープ装置でもEOTを検出したことにして、両
方の磁気テープ装置において磁気テープ媒体を交換す
る。
【0024】媒体選択手段28は、磁気テープ媒体をマ
ガジンから取り出し、テープドライブに装着する場合に
指定するセル番号を決めたり、テープドライブから磁気
テープ媒体を取り出してマガジンへ格納する際のセル番
号を決めたりする手段である。尚、本実施形態では、磁
気テープ装置3、4とも同じセル番号のセルから磁気テ
ープ媒体を取り出し、同じセル番号のセルに磁気テープ
媒体を格納するようにしている。
【0025】磁気テープ装置3は、磁気テープ媒体を装
着し、読み書きを行うテープドライブ31と、テープド
ライブ31とマガジン33の間で磁気テープ媒体を搬送
するアクセッサ32と、磁気テープ媒体を格納しておく
マガジン33とから構成されている。本実施形態におい
て、マガジン33はセル0からセル5までの6巻の磁気
テープ媒体を格納するものとしているが、この数は特に
限定されるものではなく、何巻のものでもよい。磁気テ
ープ装置4は、磁気テープ装置3と同様の構成である。
【0026】テープドライブ31は、磁気テープ制御装
置2の入出力部26からの命令に従って磁気テープ媒体
を走行させ、データの記録再生を行う。アクセッサ32
は、入出力部26からの命令に従って指定されたセルか
ら磁気テープ媒体を取り出し、テープドライブ31へ挿
入したり、逆にテープドライブ31から磁気テープ媒体
を取り出して指定されたセルへ格納したりする。マガジ
ン33は、セル0からセル5までのセルに磁気テープ媒
体を格納するための棚を備えており、磁気テープ媒体を
セルに入れたままの状態で、磁気テープ装置3から取り
外し可能なように設置されている。
【0027】次に、本発明の情報記録再生システムの動
作について図面を参照して説明する。図2は、本実施形
態に係る情報記録再生システムの動作の流れを説明する
ためのフローチャートである。本発明の情報記録再生シ
ステムにおいて、上位装置1から磁気テープ媒体にデー
タを書き込む場合、磁気テープ媒体のマウント、媒体へ
の書き込み、デマウントの3つの動作がある。これらの
動作について以下に説明する。
【0028】まず、磁気テープ媒体のマウント動作につ
いて説明する。入出力部21は、上位装置1よりマガジ
ン33、43のセル0(33−1、43−1)からのマ
ウント命令を受け取る(ステップS2、S3「YE
S」)。すると、制御部23は媒体選択手段28を用い
て該当するセル番号を求め、入出力部26を介して磁気
テープ装置3と磁気テープ装置4に対し、該当セル(こ
こではセル0)からのマウント命令を発行する(ステッ
プS4、S5)。これを受けて、アクセッサ32、42
がセル0から磁気テープ媒体を取り出して各テープドラ
イブ31、41に搬送する。次いで、入出力部26が磁
気テープ装置3、4からのマウント終了報告を受け付
け、終了状態のチェックを行う(ステップS6)。正常
終了であれば、入出力部21は、上位装置1に対して動
作終了報告を行う(ステップS7「NO」、S9)。一
方、異常終了であれば、何らかのリカバリ処理を行った
後に、入出力部21は上位装置1に対し動作終了報告を
行う(ステップS7「YES」、S8、S9)。
【0029】次に、磁気テープ媒体へのデータの書き込
み動作について説明する。まず入出力部21は、上位装
置1からデータの書き込み命令を受け取る(ステップS
2、S3「NO」)。すると、入出力部26は、ミラー
リング制御手段27を用いて同じデータを同じブロック
長で、磁気テープ装置3、4のテープドライブ31、4
1に対して書き込み命令を発行する(ステップS5)。
その後、磁気テープ装置3、4からの終了報告を待つ
(ステップS6)。ここで、書き込み動作において何ら
かのエラーが発生した場合、必要に応じてリカバリ処理
を行う(ステップS7「YES」、S8)。書き込みエ
ラーが発生した場合は、エラーの発生したテープドライ
ブだけに、再書き込みを行ったり、位置決めをやり直し
たり、Eraseマークを書き込んでだりして、再度デ
ータの書き込みを行う。一方、書き込みを続け、どちら
かのドライブでEOT(媒体終端)を検出した場合、上
位装置1に対しEOT報告を行う。
【0030】尚、いずれかの(例えば磁気テープ装置3
の)磁気テープ媒体にEOTを検出した場合、もう一方
の(磁気テープ装置4の)磁気テープ媒体でもEOTを
検出したことにして、上位装置1から情報記録媒体を交
換する命令が発行される。ここで、新たに装着される磁
気テープ媒体は、マガジン33、43で同じセル番号を
有する磁気テープ媒体が選択される。すなわち本例の場
合、例えば磁気テープ装置4の磁気テープ媒体に書き込
める領域が残されていたとしても、磁気テープ装置3に
おける磁気テープ媒体の交換と同時に磁気テープ装置4
でも磁気テープ媒体を交換し、その後に上述した書き込
み処理を行う。このため、マガジン33、43に格納さ
れている磁気テープ媒体内のデータは、マガジン33、
43間で対応することになるので、マガジンごとにデー
タを管理することができる。
【0031】次に、磁気テープ媒体のデマウント動作に
ついて説明する。上位装置1は、書き込むべきデータを
全て書き込み終った時や、まだ書き込むべきデータが残
っているにも関わらず磁気テープ装置からEOT報告を
受け取った時、入出力部26がデマウント命令を発行す
る。入出力部21は、上位装置1からテープドライブ3
1、41からセル0への磁気テープ媒体の排出命令(デ
マウント命令)を受け取る(ステップS2、S3「YE
S」)。すると、入出力部26は、磁気テープ媒体選択
手段28を用いて該当するセル番号を求め、磁気テープ
装置3と磁気テープ装置4に対し、該当セル(ここでは
セル0)へのデマウント命令を発行する(ステップS
4、S5)。入出力部26が、両方の磁気テープ装置
3、4からのデマウント終了報告を受け付けたら、終了
状態のチェックを行う(ステップS6)。正常終了であ
れば、入出力部21が、上位装置1に対し動作終了報告
をする(ステップS7「NO」、S9)。一方、異常終
了であればリカバリ処理を行った上で、上位装置1に対
し、動作終了報告をする(ステップS7「YES」、S
8、S9)。
【0032】尚、セル0へのデマウント動作が完了した
後も、まだ書き込むべきデータが残っている場合は、上
位装置1は次いでセル1からのマウント命令を発行す
る。入出力部21が上位装置1よりセル1からのマウン
ト命令を受け取った場合、上述のセル0からのマウント
動作と同様に、媒体選択手段28を用いて該当するセル
番号を求め、磁気テープ装置3と磁気テープ装置4に対
し、該当セル(ここではセル1)からのマウント命令を
発行する。その後は、上述したような書き込み、デマウ
ント動作処理を繰り返す。
【0033】以上説明したように、本実施形態の情報記
録再生システムによれば、2台の磁気テープ装置で2つ
の磁気テープ媒体に同じデータを同時に書き込むことに
よって、正副2つの磁気テープ媒体を同時に作成するこ
とができる。更に、各マガジンはセルの数が同じである
ため、マガジン33と43との間でマガジンとセルと磁
気テープ媒体の関係が対応しており、磁気テープ媒体を
格納したマガジン自体を交換することにより、正副2つ
の磁気テープ媒体をマガジン単位で管理することができ
る。
【0034】次に、本発明の第2の実施形態について磁
気テープライブラリ装置を例にとって図面を参照して説
明する。図3は、本発明の第2の実施形態に係る情報記
録再生システムの構成を示すブロック図である。図3に
示すように、本実施形態の情報記録再生システムは、第
1の実施形態における磁気テープ装置3、4の代わり
に、磁気テープライブラリ装置5を設けた構成である。
【0035】第1の実施形態の磁気テープ制御装置2と
の相違点として、磁気テープ制御装置2内の記憶部24
が、磁気テープライブラリ装置5の媒体保管庫53のセ
ル番号を2つのグループに分けて、仮想的に2つのマガ
ジンがあるようにして、このグループ分けの規則を記憶
部24に設けた変換テーブル29に記憶させておく。例
えば、セル0からセル11までを仮想マガジンAのセル
0からセル11として扱い、セル12からセル23まで
を仮想マガジンBのセル0からセル11として扱う。媒
体選択手段28は、この変換テーブル29に記憶された
変換規則に基づいて磁気テープ媒体の格納されているセ
ルを選択する。
【0036】磁気テープライブラリ装置5は、磁気テー
プ媒体を装着し、読み書きを行う2台のテープドライブ
51a、51bと、このテープドライブ51a、51b
と媒体保管庫53の間で磁気テープ媒体を搬送するアク
セッサ52と、磁気テープ媒体を格納しておく媒体保管
庫53とから構成されている。尚、本実施形態におい
て、アクセッサ52は1つでも2つでもよい。又、媒体
保管庫53はセル0からセル23までの24巻の磁気テ
ープ媒体を格納するものとしているが、何巻のものでも
よい。その他の構成については、第1の実施形態の構成
と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0037】上述した磁気テープライブラリ装置5にお
いて、第1の実施形態と同様、マウント動作、書き込み
動作、デマウント動作を行う。本実施形態では、これら
の動作において媒体選択手段28が、変換テーブル29
の有する変換規則に基づいて、指定されたセル番号から
2つの磁気テープ媒体を取り出し、テープドライブ51
a、51bに装着して、その後は第1の実施形態と同
様、それぞれの動作処理を行う。動作処理の詳細につい
ては第1の実施形態と同様であるので、ここでの説明は
省略する。
【0038】上述したように、本実施形態の情報記録再
生システムによれば、媒体を管理するセルをグループ分
けするための変換テーブル29を設けて、ここに記憶さ
れている変換規則を媒体選択手段28が参照することに
よって、仮想的に2つのマガジンがあるように設定でき
るので、第1の実施形態の効果と同様の効果を得ること
ができる。このように変換テーブルを適宜設けることに
よって、ドライブ、マガジン、セルなどの構成が異なる
装置にも本発明を適用することができる。
【0039】尚、上記実施形態では、磁気テープ装置お
よび磁気テープライブラリ装置を例にとって説明した
が、本発明は磁気テープ装置および磁気テープライブラ
リ装置のみならず、光ディスク装置その他の情報記録再
生装置にも適用することが可能である。
【0040】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の情報記録
再生システムによれば、2つの磁気テープ媒体に同じデ
ータを同時に書き込むことが可能となり、上位装置の変
更なしに正副2つの磁気テープ媒体を同時に作成するこ
とができる。また、同じセル数のマガジンを2台用いる
ことにより、マガジンとセルと磁気テープ媒体の関係を
対応させることができ、磁気テープ媒体を格納したまま
でマガジンを交換することにより、正副2つの磁気テー
プ媒体をマガジン単位で管理することも可能である。
【0041】また、セルをグループ分けして管理するこ
とにより、1台のマガジン中で仮想的に2つのマガジン
があるように見せ掛けることができる。この場合、ドラ
イブ、マガジン、セルなどの構成が異なる装置であって
も、正副2つの媒体を同時に作成してバックアップデー
タの管理を好適に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施形態の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図2は、本発明の動作の流れを説明するための
フローチャートである。
【図3】図3は、本発明の第2の実施形態の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 上位装置 2 磁気テープ制御装置 3、4 磁気テープ装置 5 磁気テープライブラリ装置 21、26 入出力部 22 制御信号線 23 制御部 24 記憶部 25 プログラム記憶媒体 27 ミラーリング制御手段 28 媒体選択手段 29 変換テーブル 31、41、51a、51b テープドライブ 32、42、52 アクセッサ 33、43 マガジン 33−1〜33−6、43−1〜43−6 セル 53 媒体保管庫

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体にデータの記録再生を行う
    情報記録再生ドライブと、複数の情報記録媒体を別個に
    格納可能な媒体格納位置を有する媒体格納手段と、前記
    媒体格納位置と前記情報記録再生ドライブ間において前
    記情報記録媒体の搬送を行う媒体搬送手段と、をそれぞ
    れ有する2台の情報記録再生装置と、前記情報記録再生
    ドライブの記録再生を制御する制御手段と、前記2台の
    情報記録再生装置のぞれぞれにおいて同一のデータを記
    録するミラーリング制御手段と、を備えることを特徴と
    する情報記録再生システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報記録再生システム
    が、前記2台の情報記録再生装置において、データを記
    録再生すべき記録媒体を選択する媒体選択手段を更に備
    えることを特徴とする情報記録再生システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の情報記録再生システム
    において、前記媒体選択手段が、前記2台の情報記録再
    生装置の各媒体格納手段において対応する媒体格納位置
    に格納されている情報記録媒体を選択することを特徴と
    する情報記録再生システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の情報
    記録再生システムにおいて、前記2台の情報記録再生装
    置の各媒体格納手段が、前記媒体格納位置をそれぞれ同
    数有することを特徴とする情報記録再生システム。
  5. 【請求項5】 情報記録媒体にデータの記録再生を行う
    2台の情報記録再生ドライブと、複数情報記録媒体を別
    個に格納可能な媒体格納位置を有する媒体格納手段と、
    前記媒体格納位置と前記情報記録再生ドライブ間におい
    て前記情報記録媒体の搬送を行う少なくとも1つの媒体
    搬送手段と、を有する情報記録再生装置と、前記情報記
    録再生ドライブの記録再生を制御する制御手段と、前記
    2台の情報記録再生ドライブのそれぞれにおいて同一の
    データを記録するミラーリング制御手段と、を備えるこ
    とを特徴とする情報記録再生システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の情報記録再生システム
    が、前記2台の情報記録再生ドライブにおいて、データ
    を記録再生すべき記録媒体を選択する媒体選択手段を更
    に備えることを特徴とする情報記録再生システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の情報記録再生システム
    において、前記複数の情報記録媒体を2つのグループに
    分けて、前記媒体選択手段が、当該2つのグループの各
    々から情報記録媒体を選択することを特徴とする情報記
    録再生システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載の情報
    記録再生装置において、前記2つの情報記録媒体へのデ
    ータの記録は、同一のブロック長で行うことを特徴とす
    る情報記録再生システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の情報
    記録再生システムにおいて、前記ミラーリング制御手段
    が、一方の情報記録再生ドライブにデータエラーが発生
    した場合に、データエラーが発生した情報記録再生ドラ
    イブにのみリカバリ処理を行うことを特徴とする情報記
    録再生システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載の情
    報記録再生システムにおいて、前記ミラーリング制御手
    段が、一方の情報記録媒体で媒体終端を検出した場合
    に、両方の情報記録再生ドライブの情報記録媒体を交換
    することを特徴とする情報記録再生システム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    情報記録再生システムにおいて、前記情報記録再生装置
    の前記媒体格納手段は、前記情報記録再生装置から取り
    外し可能であることを特徴とする情報記録再生システ
    ム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7191365B2 (en) 2002-05-20 2007-03-13 Nec Corporation Information recorder and its control method
US7664981B2 (en) 2004-07-22 2010-02-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Method of restoring source data of hard disk drive and method of reading system information thereof

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