JPH11306124A - データ転送方法および装置 - Google Patents
データ転送方法および装置Info
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- JPH11306124A JPH11306124A JP10230738A JP23073898A JPH11306124A JP H11306124 A JPH11306124 A JP H11306124A JP 10230738 A JP10230738 A JP 10230738A JP 23073898 A JP23073898 A JP 23073898A JP H11306124 A JPH11306124 A JP H11306124A
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Abstract
ズのブロックを、ブロック情報を保存しつつまとめて転
送できるようにする。 【解決手段】 データは、先頭から、1番目のブロック
の長さが格納され、続けて1番目のブロックデータが格
納される。規定のサイズに満たないときには、ゼロ・パ
ディングされる。さらに続けて、2番目のブロックの長
さが格納され、続けて2番目のブロックデータが格納さ
れる。N個のブロックが転送される場合、N番目のブロ
ックデータが格納されるまで、同様に、繰り返される。
N番目のブロックデータの後に、この1回に転送される
総ブロック数Nが格納される。サイズが可変の複数のブ
ロックが連続的に、且つ、ブロック情報を保存したまま
転送される。
Description
をシーケンシャルに記録するようなテープストリーマに
用いて好適な、ブロックサイズが可変なデータを高速に
読み書きできるようにしたデータ転送方法および装置に
関する。
ータを格納する手段として、磁気テープ上にデータを記
録するようなデータの記録装置の必要性が増している。
このような磁気テープを利用した記録媒体では、ディス
クによる記録媒体とは異なり、データが概ねシーケンシ
ャルに記録される。このような記録装置は、例えば大容
量のハードディスクのバックアップに用いて好適なもの
である。
して、所定のインタフェースを介してこの記録装置を接
続する。ホストからインタフェースを介して、記録装置
に対してデータコピーを行う旨のコマンドが発行され
る。そして、接続のインタフェースに基づく所定のやり
取りがなされた後、ホストから記録装置に対してデータ
が転送され、記録装置において例えば磁気テープにデー
タが書き込まれる。
続するためのインタフェースとして、SCSI(Small C
omputer System Interface) が主に用いられていた。こ
のSCSIでは、SCSIバスに接続される装置は、S
CSIコマンドを発行するイニシエータ(例えばSCS
Iボード)と、SCSIコマンドを受け取り実行するタ
ーゲット(例えばハードディスク)とに分かれる。イニ
シエータとターゲットとの間で、データの転送が行われ
る。上述の例では、コンピュータに対してSCSIボー
ドが接続され、記録装置がターゲットとされる。
Iでは、データがブロック単位で扱われる。ブロックと
は、データのある一定の大きさを持った集まりであっ
て、このブロックが複数集まりファイルが構成される。
このブロックは、ファイルを作成するホスト側で、任意
の大きさで形成される。SCSIによるデータの転送
は、ブロック情報を保存するために、ブロック単位で行
われる。
とめて転送するモードも用意されているが、このモード
では、まとめて転送するブロックのサイズが互いに同一
である必要がある。この場合には、一つのコマンドで複
数のブロックを転送することができる。しかしながら、
転送するブロックのサイズが互いに異なる場合には、一
度の転送、すなわち、イニシエータから発行される一つ
のコマンドで、1ブロックの転送しか行うことができな
いという問題点があった。
転送するための転送時間の他に、バスを占有する(アー
ビトレーション)ための時間や、コマンドの受け渡し時
間などが必要とされる。これらの時間は、データ本体の
転送時間に対してオーバーヘッドになる。
イズが比較的大きい場合には、さほど問題にはならな
い。しかしながら、転送されるブロックサイズが小さい
場合には、ブロック毎に費やされるこのオーバーヘッド
時間が無視できなくなり、全体として転送速度が低下し
てしまうという問題点があった。
なるサイズのブロックをまとめて転送できるようにした
データ転送方法を提供することにある。
題を解決するために、ブロックサイズが可変なディジタ
ルデータを転送するデータ転送方法および装置におい
て、転送を指示する1つのコマンドによってブロックサ
イズが互いに異なる複数のデータブロックを転送する際
に、複数のデータブロックのそれぞれのブロック情報を
複数のデータブロックと共に転送するようにしたことを
特徴とするデータ転送方法および装置である。
ータブロックのそれぞれのブロック情報を複数のデータ
ブロックと共に転送するようにされているため、ブロッ
クサイズが可変な複数のデータブロックを、ブロック情
報を保存しつつ連続的に転送することができる。
図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施
の第1および第2の形態に共通して適用することができ
る、各機器の接続形態の一例を示す。ホストコンピュー
タ1には、SCSIボードが装着される(図示しな
い)。このSCSIボードに対してSCSIケーブル2
が接続され、SCSIケーブル2で以て、ホストコンピ
ュータ1と、この発明が適用されるテープストリーマ3
とが接続される。テープストリーマ3は、CPUやメモ
リを有し、CPUの制御に基づき、カセットに収納され
た磁気テープを記録媒体としてデータの記録/再生を行
う。
ホストコンピュータ1から出された指示に基づき、SC
SIコマンドを発行する。また、SCSIボードでは、
ホストコンピュータ1の指示によるデータ転送の、様々
なフェーズの制御がなされる。SCSIコマンドに基づ
くやり取りがSCSIケーブル2を介して相手側(この
例ではテープストリーマ3)との間でなされ、ホストコ
ンピュータ1とテープストリーマ3との間でのデータの
転送が行われる。
の形態に共通して適用することができる、テープストリ
ーマ3における磁気テープ上のデータイメージの一例を
示す。図2Aに示されるように、テープ上には、ファイ
ル単位でデータが書き込まれる。それぞれの、ファイル
の終端には、ファイルのデリミタコードであるマークT
Mが書き込まれる。新たなファイルは、このマークTM
の後ろから書き込まれる。ファイルのそれぞれは、図2
Bに示されるように、1または複数のブロックからな
る。各々のブロックのサイズは、この図2Bのように互
いに異なる場合もあるし、全て等しくされている場合も
ある。
頭には、テープに書き込まれたデータを管理するための
管理テーブルが設けられる。このテープをテープストリ
ーマ3にロードした際に、この管理テーブルを読み込む
ことで、テープ上のファイルなどの配置を参照すること
ができる。
キャン方式で磁気テープに記録を行う。したがって、磁
気テープには、ヘリカルトラックが形成される。4つの
トラックでトラックセットが形成され、磁気テープへの
データの書き込みは、このトラックセット単位で行われ
る。また、トラックセットのそれぞれには、トラックセ
ットを互いに識別するためのIDが付される。1トラッ
クセットにおいて、データ本体が格納される領域の先頭
側に、サブコードデータの領域が配置され、IDが記さ
れる。一方、データ本体が格納される領域の終端側に
は、データ本体のブロック構成を管理するブロック管理
テーブルが配置される。
3および第4の形態に共通して適用することができる、
上述のテープストリーマ3の構成の一例を概略的に示
す。入力端子10に対してSCSIケーブル2が接続さ
れる。データ書き込み時、ホストコンピュータ1から転
送されたデータが端子10からSCSIコントローラ1
1に供給される。SCSIコントローラ11では、端子
10から供給されたSCSIコマンドの解析や実行がな
されると共に、転送されるデータ本体とそれに付随する
データとの分離が行われる。
トローラALDC12に供給され、所定の方法で圧縮符
号化され、アドレスコントローラADC13に供給され
る。このアドレスコントローラAD13は、メモリ14
に対するアドレス制御を行い、メモリ14におけるデー
タの読み書きの制御を行う。例えば、アドレスコントロ
ーラADC13によって、メモリ14に対して、アクセ
スを開始するアドレスがポインタとして指定されると共
に、アクセスされるデータサイズが指定される。データ
は、アドレスコントローラADC13の制御に基づき、
磁気テープ18上のイメージでメモリ14に格納され
る。
御に基づき、書き込みのタイミングに対応してメモリ1
4から読み出され、ECCエンコーダ/デコーダ15に
供給される。ECCエンコーダ/デコーダ15は、デー
タ書き込み時にはエンコーダ、読み出し時にはデコーダ
の機能となるように構成されている。書き込み時には、
供給されたデータが例えばリード・ソロモン符号を用い
た積符号で以てエラー訂正符号化される。エラー訂正符
号化されたデータは、イコライザ16に供給される。
録媒体への記録に適した信号に変換され、回転ヘッドで
ある記録ヘッド17によってヘリカルトラックで以て磁
気テープ18に書き込まれ記録される。この例では、4
トラックを1トラックセットとして記録される。
Iコントローラ11,データ圧縮コントローラALDC
12,アドレスコントローラADC13,およびイコラ
イザ16は、上述のECCエンコーダ/デコーダ15と
同様に、書き込みおよび読み出しの両方に対応するよう
な構成とされている。
ら回転ヘッドである再生ヘッド19によって読み出され
た信号がイコライザ16を介してECCエンコーダ/デ
コーダ15に供給される。このデータは、ECCエンコ
ーダ/デコーダ15でエラー訂正を施され、アドレスコ
ントローラADC13の制御により、メモリ14に書き
込まれる。
レスコントローラADC13の制御により、所定のタイ
ミングで読み出され、データ圧縮コントローラALDC
12に供給され圧縮符号化を解かれ、SCSIコントロ
ーラ11に供給される。そして、SCSIコントローラ
11の制御によって端子10からSCSIケーブル2を
介してホストコンピュータ1に対して転送される。
20,22,および23を有する。CPU20は、SC
SIコントローラ11,データ圧縮コントローラ12,
およびアドレスコントローラADC13を制御する。そ
れと共に、SCSIコントローラ11で、上述した、供
給された本体データから分離された、本体データに付随
したデータがCPU20に供給される。
Iコントローラ11では、SCSIコントローラ11と
ホストコンピュータ1側のSCSIボードとの間でのデ
ータならびにコマンドのやり取りを行う。
ダ15を制御すると共に、ECCエンコーダ/デコーダ
15の処理結果が供給される。また、CPU23は、固
定ヘッド24によって読み出された、磁気テープ18の
長手方向に形成されたトラックの信号や、磁気テープ1
8を駆動するためのモータ25の回転のセンス信号など
により、モータ25の回転制御を行う。
るDPRAM21は、デュアルポートRAMであり、C
PU20とCPU22との間の通信を行う。図3では省
略されているが、CPU22とCPU23も、同様にし
て通信を行うことができる。ここでは、CPUは、CP
U20,22,および23の3つが用いられているが、
これはこの例に限らず、全体的に1つのCPUで構成し
てもよいし、特定の2つのCPUを組み合わせて構成す
ることもできる。
からメモリ14までをさらに詳細に示す。このように、
SCSIコントローラ11,データ圧縮コントローラ1
2,およびアドレスコントローラ13のそれぞれは、F
IFOを有する。すなわち、SCSIコントローラ11
は、端子10の反対側にFIFO111を有し、データ
圧縮コントローラ12は、両側にそれぞれFIFO12
1および122を有する。アドレスコントローラ13
は、メモリ14と反対側にFIFO131を有する。ま
た、SCSIコントローラ11とデータ圧縮コントロー
ラ12との間には、さらに、CPU20によって読み書
きのタイミングが制御されるFIFO112が設けられ
る。
るデータ構造を中心として、概略的に示す。上述したよ
うに、メモリ14には、磁気テープ18への書き込みの
イメージでデータが格納される。磁気テープ18に対す
る書き込みは、上述したように、4つのトラックからな
るトラックセットを単位として行われる。メモリ14に
も、このトラックセットを単位としてアドレスが設けら
れ、データが書き込まれる。一つのトラックセット中
に、複数のブロックのデータが含まれるようにできる。
グができるように、メモリ14に対して配置される。例
えば、この図5のように、メモリ14のアドレスの1行
に対して1トラックセットが配置される。メモリ14か
らトラックセット毎にデータが読み出され、磁気テープ
18に対する4トラック分の書き込みが行われる。
するデータの記録の際には、ホストコンピュータ1か
ら、SCSIボードを介して、テープストリーマ3に対
してデータ書き込みを指示するWRITEコマンドが送
られる。それと共に、ホストコンピュータ1においてブ
ロックテーブルが作成され、SCSIボードを介してテ
ープストリーマ3に転送される。
しも、READコマンドを用い同様な処理で以て行われ
る。すなわち、ホストコンピュータ1からテープストリ
ーマ3に対してREADコマンドが送られる。テープス
トリーマ3では、このコマンドに基づきテープからのデ
ータの読み込みを行い、読み込まれたデータに基づきブ
ロックテーブルが作成される。ブロックデータの転送
後、このブロックテーブルが転送される。
理は、例えば、OS(Operation System)とアプリケーシ
ョンとの間に位置し、ホストコンピュータ1に接続され
る周辺機器の管理などを行う、デバイスドライバで行わ
れる。そのため、アプリケーション側では、これらの処
理を意識せずに、通常のファイル書き込みならびに読み
込みと同様な処理でこの発明による処理を実現すること
ができる。勿論、これに限らず、アプリケーションにお
いて、この処理を直接的に行うようにしてもよい。
るREADコマンドの構造の一例を示す。コマンドは、
6バイトから構成され、最初のバイトは、オペレーショ
ンコードとされる。オペレーションコードに格納される
値によって、このコマンドの種別が判別される。この例
では、「0Ah」(hは、16進表記であることを表
す)でWRITEコマンドを表し、「08h」でREA
Dコマンドを表す。次のバイトには、論理ユニット番号
などの、各種のパラメータが格納される。続く3バイト
は、転送されるデータのサイズ(総転送長)を表す。最
後の1バイトは、制御コードである。このWRITE/
READコマンドも、実施の第1および第2の形態につ
いて共通して用いられる。
て説明する。この発明では、互いにサイズの異なるブロ
ックをまとめて転送することができる。この実施の第1
の形態では、一度にまとめて転送される複数のブロック
に対して、各々のブロックサイズなどを記したブロック
テーブルを付加する。
ロックテーブルの一例を示す。書き込み時のブロックテ
ーブルには、このように、最初の4バイトに転送するブ
ロックの個数(N)が格納され、続けて、それぞれのブ
ロックの長さがブロックの転送順に、4バイトずつ格納
される。
タの記録の際の処理を概略的に示すフローチャートであ
る。転送されたブロックテーブルは、テープストリーマ
3に受信される(ステップS10)。テープストリーマ
3では、受信されたブロックテーブルを解析した後(ス
テップS11)、最初の1ブロック分のデータを受信す
る(ステップS12)。ステップS13で、ブロックイ
メージが作成される。作成されたブロックイメージで以
て磁気テープにデータが書き込まれる。そして、処理は
ステップS11に戻され、次の1ブロック分の処理が行
われる。ステップS10で受信されたブロックテーブル
について、全ての処理が終了すると(ステップS1
4)、例えば次のブロックテーブルの受信が待機され
る。
送の様子を、従来の方法と比較して示す。図9Aは、従
来の方法で以て、互いにサイズの異なる複数のデータブ
ロックを転送し書き込む例である。従来では、このよう
に、サイズの異なるブロック毎にWRITEコマンドを
発行する必要があった。図9Bに示される、この発明に
よる方法では、複数のデータブロックを転送する際に、
WRITEコマンドが1回だけ送られ、その後、ブロッ
クテーブルが転送される。そして、このブロックテーブ
ルに基づいて、データブロックが1つずつ転送される。
送して、その後、ブロックを転送する方法を用いること
によって、従来の、ブロック毎にWRITEコマンドを
発行する方法よりも、大幅にデータの転送に要する時間
を短縮することができる。従来の方法では、図10Aに
一例が示されるように、ブロック毎に発行されるコマン
ドに対して、それぞれオーバーヘッド時間を要する。す
なわち、一つのブロックが転送されてから次のブロック
が転送されるまでの間に、所定のオーバーヘッド時間が
費やされる。
最初の1回のWRITEコマンドでブロックテーブルが
転送され、このブロックテーブルの内容に応じて連続的
にブロックが転送される。そのため、図10Bに一例が
示されるように、各ブロック転送の間では、ブロックテ
ーブルの解析時間が費やされるだけである。したがっ
て、図10Aの例と同一のブロックを転送する場合で
も、転送時間が大幅に短縮される。
タの読み込みの際の処理を概略的に示すフローチャート
である。テープストリーマ3からのデータの読み出しの
際には、ホストコンピュータ1からSCSIボードを介
して、テープストリーマ3に対してデータ読み出しを指
示するREADコマンドが送られる。
ADコマンドに基づき、磁気テープ上のデータの読み出
しが行われる。読み出されたデータは、一旦メモリに蓄
えられ、データのブロックの解析がなされる(ステップ
S20)。次のステップS21で、解析されたブロック
が1ブロックだけホストコンピュータ1のSCSIボー
ドに対して転送される。そして、テープストリーマ3に
おいて、例えばメモリ上に、転送されたデータブロック
に関するブロックテーブルが作成される(ステップS2
2)。
ブロックテーブルの一例を示す。読み出し時のブロック
テーブルは、上述の書き込み時のブロックテーブルと同
様に、テーブルの先頭から、ブロックの長さがブロック
の転送順に従って、それぞれ4バイトずつ格納される。
すなわち、読み込まれて転送されたブロックの長さデー
タが順番に積み重ねられていく。そして、転送する全て
のブロックの長さが格納されると、続けて、転送するブ
ロックの個数(N)が4バイトで表され、格納される。
処理が、READコマンドで指示されたデータが全て転
送されるまで繰り返される。データの転送が終了すると
(ステップS23)、ステップS22で作成された、転
送されたデータの全てのブロック情報を含むブロックテ
ーブルがテープストリーマ3からホストコンピュータ1
のSCSIボードに転送される(ステップS24)。
転送の様子を、従来の方法と比較して示す。図13A
は、従来の方法で以て、互いにサイズの異なる複数のデ
ータブロックを読み込み転送する例である。ブロックサ
イズが互いに異なる場合、従来では、このように、1回
のREADコマンドで以て1つのデータブロックしか読
み出せなかった。図13Bに示される、この発明による
方法では、1回のREADコマンドで複数のデータブロ
ックが転送され、その後、ブロックテーブルが転送され
る。データを受信した側では、転送されたブロックテー
ブルを参照することで、データ構造の解析を行うことが
できる。
タのブロックを解析して作成したブロックテーブルを転
送することによって、従来の、ブロック毎にREADコ
マンドを発行する方法よりも、大幅にデータの転送に要
する時間を短縮することができる。従来の方法では、図
14Aに一例が示されるように、ブロック毎に発行され
るコマンドに対して、それぞれオーバーヘッド時間を要
する。すなわち、一つのブロックが転送されてから次の
ブロックが転送されるまでの間に、所定のオーバーヘッ
ド時間が費やされる。
最初の1回のREADコマンドで連続的にブロックが転
送され、最後に、各ブロックの情報が格納されるブロッ
クテーブルが転送される。そのため、図14Bに一例が
示されるように、各ブロック転送の間では、ブロックテ
ーブルの解析時間が費やされるだけである。したがっ
て、図14Aの例と同一のブロックを転送する場合で
も、転送時間が大幅に短縮される。
転送を行うことによって、転送時間の大幅な短縮が実現
可能である。すなわち、実際には、ブロックテーブル
は、転送されるデータ本体に比べて極めて小さいサイズ
であると共に、ブロック解析は、CPUでの単純な計算
によって行われるので、ブロック解析に要する時間は、
データの転送時間に対して無視できる。それに比べて、
従来の方法によるオーバーヘッドによって費やされる時
間は、バスのコントロールなどに要する時間などを含む
ため、大きいものとなる。厳密にいうと、 ブロックテーブルの転送時間+(ブロックテーブル解析
時間×N)<オーバーヘッド時間×(N+1) このような条件の下で、この発明による転送時間に優位
性がある。
て説明する。上述した実施の第1の形態では、テープス
トリーマ3に対するデータの書き込み時と読み出し時と
では、ブロックテーブルの形式が異なっていた。この実
施の第2の形態では、書き込み時と読み出し時とで、デ
ータの形式を同一にして、処理をより平易に行うことが
できるようにしたものである。
送データの構造の一例を示す。ここで、N個のブロック
をひとまとめにして転送するものとする。先頭の4バイ
トには、1番目に転送されるブロックの長さが格納され
る。続けて、1番目のブロックのデータ本体が格納され
る。ブロックが4バイト単位で完結するように、ブロッ
クの終端が「0」で埋められ、ゼロ・パディングがなさ
れる。
ロック本体のデータ(およびゼロ・パディング)とから
なる組が、転送されるブロックの数だけ繰り返される。
N個のブロックが転送されるこの例では、N番目のブロ
ックのデータ本体が格納されるまで繰り返される。転送
される全てのブロックが格納されると、最後の4バイト
に転送ブロック数のNが格納される。
く、この実施の第2の形態による、テープストリーマ3
におけるデータ書き込みの処理を示すフローチャートで
ある。このフローチャートの実行に先んじて、ホストコ
ンピュータ1において、テープストリーマ3に書き込む
ためのデータがファイルとして用意され、そのファイル
のテープストリーマ3に対する例えばコピーが指示され
る。この指示に基づき、ホストコンピュータ1でWRI
TEコマンドが発行される。発行されたWRITEコマ
ンドは、SCSIケーブル2を介してテープストリーマ
3のSCSIコントローラ11に転送され、SCSIコ
ントローラ11からCPU20に渡される。
0からSCSIコントローラ11に対して、4バイト分
のデータの転送命令が出される。この4バイト分のデー
タは、転送されるブロックのサイズを表す、ブロックサ
イズデータである。このデータは、SCSIコントロー
ラ11の内蔵FIFO111に格納される。ステップS
31で、SCSIコントローラ11からCPU20対し
て転送終了通知が出されると、次のステップS32で、
FIFO111に格納されたブロックサイズデータがC
PU20によって得られる。
ップS33で、得たブロックデータサイズに付加データ
長が加えられ、転送されるデータの長さを表す転送長と
される。付加データ長は、ゼロ・パディングのサイズで
あるパディングサイズと、次のブロックサイズデータ分
の4バイトとからなる。転送長は、SCSIコントロー
ラ11の内蔵FIFO111にセットされる。
って、メモリ14上での、転送を行うブロック(#nと
する)の開始アドレスと、そのブロック#nの切れ目ま
での転送長とが、アドレスコントローラADC13に対
してセットされる。そして、CPU20から転送開始命
令が出される。
#nが最初に転送されるブロックであればメモリの所定
アドレスが開始アドレスとされ、最初に転送されるブロ
ックでない場合には、前回転送されたブロックのアドレ
スに基づいて求められる。ブロック#nの切れ目までの
転送長は、例えば、上述のステップS33で得られた転
送長から求められる。
り、ブロック#nの転送が開始され、ホストコンピュー
タ1からSCSIケーブル2を介してテープストリーマ
3にブロック#nのデータが転送される。転送されたデ
ータは、SCSIコントローラ11,データ圧縮コント
ローラALDC12,およびアドレスコントローラAD
C13を介してメモリ14の所定のアドレスに格納され
る。
U20に対してブロック#nの転送が終了した旨通知さ
れると(ステップS35)、ステップS36で、CPU
20によって、メモリ14上での、ブロック#nの続き
が開始されるアドレスと、そのブロック#nの終端まで
の転送長にパディングデータ長とが、アドレスコントロ
ーラADC13に対してセットされる。そして、CPU
20から転送開始命令が出される。
U20に対してブロック#nの転送が終了した旨通知さ
れると(ステップS37)、ステップS38で、CPU
20によって、メモリ14上に次のブロック#(n+
1)が書き込まれるアドレスが求められる。そして、次
のステップS39で、ステップS38で求められたアド
レスと、ブロックサイズデータ分の4バイトがアドレス
コントローラADC13にセットされる。そして、CP
U20から転送開始命令が出される。これにより、ブロ
ックサイズデータがメモリ14に書き込まれる。
U20に対してブロック#(n+1)の転送が終了した
旨通知されると(ステップS40)、次のステップS4
1で、メモリ14に書き込まれたブロックサイズデータ
が読み出され、次に転送を行うブロックのブロックサイ
ズが求められる。そして、CPU20によって、メモリ
14におけるポインタがブロックサイズデータ分(4バ
イト)戻される(ステップS42)。これにより、メモ
リ14において、次のブロックは、直前に書き込まれた
ブロックに続けて書き込まれることになる。
ンドによる転送が全て終了したかどうかが判断される。
WRITEコマンドには、転送するデータのサイズ、す
なわち総転送長が記されている。また、図15に示され
るように、データの終端には、転送される総ブロック数
Nが格納されている。これら総転送長および総ブロック
数Nとを転送終了条件として、判断がなされる。若し、
未だ転送されていないブロックがあるとされたら、処理
はステップS34へ戻される。
読み出しについて説明する。この実施の第2の形態で
は、読み出しの際にも書き込みと同一のデータ構造が用
いられる。図17は、テープストリーマ3におけるデー
タ読み出しの処理を示すフローチャートである。
ストコンピュータ1からテープストリーマ3に対して、
ロードされたテープの情報が要求される。テープストリ
ーマ3では、テープ先頭の管理テーブルを読み込み、テ
ープに書き込まれているファイルの情報をホストコンピ
ュータ1に転送する。ホストコンピュータ1では、この
情報に基づき、テープストリーマ3から読み込みたいデ
ータを指定するREADコマンドが発行される。このR
EADコマンドは、SCSIケーブル2を介してテープ
ストリーマ3のSCSIコントローラ11に転送され、
SCSIコントローラ11からCPU20に渡される。
ドに基づくCPU20の制御によって、磁気テープ18
からデータが読み出される。読み出されたデータは、イ
コライザ16を介してECCエンコーダ/デコーダ15
に供給され、所定の方法でエラー訂正処理が施される。
このとき、データに訂正不能なエラーが存在した場合に
は、処理が後述するステップS64に飛ばされる(ステ
ップS51)。そして、ステップS64で、例えば転送
したブロックの数が「0」とされて処理が終了される。
ば、エラー訂正されたデータがアドレスコントローラA
DC13を介して、メモリ14の所定のアドレスから、
テープ上の記録イメージで以て書き込まれる。次のステ
ップS52では、CPU20により、メモリ14からブ
ロック管理テーブルが読み出され、転送するブロックの
ブロックサイズが取得される。ブロックサイズを示すブ
ロックサイズデータは、SCSIコントローラ11に内
蔵されるFIFO111に転送される(ステップS5
3)。
と(ステップS54)、ステップS55で、CPU20
により、SCSIコントローラ11のレジスタに対し
て、転送されたブロックサイズが転送長としてセットさ
れる。
り、アドレスコントローラADC13に対して、メモリ
14中に書き込まれている、転送するブロックであるブ
ロック#nの開始アドレスと、このブロック#nの切れ
目までの転送長がセットされる。そして、ステップS5
7で、CPU20からアドレスコントローラADC13
に対して、転送開始命令が出される。
#nの開始アドレスから転送長で指定された長さだけデ
ータが読み出される。読み出されたデータは、アドレス
コントローラADC13およびデータ圧縮コントローラ
ALDC12を介してSCSIコントローラ11に供給
される。そして、SCSIコントローラ11においてS
CSIバスの制御などがなされ、端子10からSCSI
ケーブル2を介してホストコンピュータ1に対してブロ
ック#nが転送される。
8)、次のステップS59で、CPU20によって、ア
ドレスコントローラADC13に対して、メモリ14に
おいてブロック#nの続きが始まるアドレスがセットさ
れると共に、ブロック#nの終端までの長さが転送長と
してセットされる。そして、ステップS60で転送開始
命令が出され、転送が開始される。
1)、処理はステップS62に移行し、CPU20によ
って、SCSIコントローラ11の内蔵FIFO111
に対してパディングデータが転送される。
による転送が全て終了したかどうかが判断される。RE
ADコマンドには、転送するデータのサイズ、すなわち
総転送長が記されている。また、図15に示されるよう
に、データの終端には、転送される総ブロック数Nが格
納されている。これら総転送長および総ブロック数Nと
を転送終了条件として、判断がなされる。若し、未だ転
送されていないブロックがあるとされたら、処理はステ
ップS52へ戻される。
判断されたら、処理はステップS64に移行し、CPU
20によって、転送したブロック数NがSCSIコント
ローラ11の内蔵FIFO111に転送される。そし
て、ステップS65で転送の終了を待って一連の処理が
終了される。
て説明する。この発明の実施の第3の形態においては、
発明の実施の第1の形態のブロックテーブルに属性を示
す1バイトのデータを入れることによって、ブロック、
ファイル、セット、ボリューム、物理デバイスおよびス
トレージシステムの階層から成るデータを連続的に記録
しても、再生時に、各階層のブロック、ファイル、セッ
ト、ボリューム、物理デバイスの各境界を識別すること
ができるようにする。
(ディレクトリ)、ボリューム、物理デバイス、ストレ
ージシステムの関係を示す。ストレージシステム200
は、1つ以上の物理デバイス210を有する。この物理
デバイスは、ハードディスクやフロッピーディスク、光
ディスクなどである。この各物理デバイス210は、1
つ以上のボリューム220を有する。また、この各ボリ
ューム220は、1つ以上のセット230を有する。さ
らに、このセット230は、1つ以上のファイル240
を有する。さらにまた、この各ファイル240は、1つ
以上のブロック250を有する。
ト、ボリューム、物理デバイス、ストレージシステム
は、互いに階層関係となっている。
クテーブルの構成について、図19を参照して詳細に説
明する。図19は、この発明の実施の第3の形態による
書き込みの際に作成されるブロックテーブルの一例を示
す。図19に示されるように、最初の4バイトで、転送
するブロックの個数(N)が示される。
後ろには、属性を示す1バイトのデータと、i番目のブ
ロックの長さ(i=0,1,2,・・・,N)を示すデ
ータが格納される。この属性を示すデータは、8ビット
からなり、その値によって、ファイルマーク、セットマ
ーク、ボリュームマーク、物理デバイスマークを示す。
を示す1バイトのデータに続けて、i番目のブロックの
長さ(i=0,1,2,・・・,N)を示すデータが格
納される。このi番目のブロック位置に、ファイル、セ
ット、ボリュームまたは物理デバイスの境界、すなわち
切れ目が位置するときには、このi番目のブロックの長
さを示すデータが
バイトのデータによって、この境界がファイル、セッ
ト、ボリュームおよび物理デバイスの境界のうちの何れ
であるかが示される。
0000000〕であるときには、ファイルの境界を示
す。また、8ビットの属性データの値が〔010000
00〕であるときには、セットの境界であることを示
す。また、8ビットの属性データの値が〔001000
00〕であるときには、ボリュームの境界であることを
示す。また、8ビットの属性データの値が〔00010
000〕であるときには、物理デバイスの境界であるこ
とを示す。さらに、これらの境界ではないときには、こ
の8ビットの属性データの値は、
とされる。
びi番目のブロックの長さを示すデータがブロックの個
数Nに相当する数だけブロックテーブルに格納される。
イル、セット、ボリュームおよび物理デバイスの各境界
の有無を示す属性データを持たせているので、ブロッ
ク、ファイル、セット、ボリューム、物理デバイスおよ
びストレージシステムの階層から成るデータを連続的に
記録しても、再生時に、各階層のブロック、ファイル、
セット、ボリュームおよび物理デバイスの各境界を識別
することができる。
て説明する。この発明の実施の第4の形態においては、
発明の第2の形態のブロックテーブルに属性を示す1バ
イトのデータを入れることによって、ブロック、ファイ
ル、セット、ボリューム、物理デバイスおよびストレー
ジシステムの階層から成るデータを連続的に記録して
も、再生時に、各階層のブロック、ファイル、セット、
ボリューム、物理デバイスの各境界を識別することがで
きるようにする。
リューム、物理デバイスおよびストレージシステムにつ
いては、図18を用いて既に説明しているので、ここで
の説明は省略する。
クテーブルの構成について、詳細に説明する。図20
は、この発明の実施の第4の形態による書き込みの際に
作成されるブロックテーブルの一例を示す。図20に示
されるように、i番目のブロックの長さ(i=1,2,
・・・,N)を示すデータの前には、属性を示す8ビッ
トのデータが格納される。また、i番目のブロックの長
さを示すデータの後ろには、i番目のブロックのデータ
本体が格納される。このデータ本体が4バイト単位で完
結するように、ブロック本体の終端は、必要な数の
る。
に、i番目のブロック位置にファイル、セット、ボリュ
ームまたは物理デバイスの境界、すなわち切れ目が位置
するときには、このi番目のブロックの長さを示すデー
タが
タによって、この境界がファイル、セット、ボリューム
および物理デバイスのうちの何れの境界であるかが示さ
れる。
0000000〕であるときには、ファイルの境界であ
ることを示す。また、8ビットの属性データの値が〔0
1000000〕であるときには、セットの境界である
ことを示す。また、8ビットの属性データの値が〔00
100000〕であるときには、ボリュームの境界であ
ることを示す。また、8ビットの属性データの値が〔0
0010000〕であるときには、物理デバイスの境界
であることを示す。さらに、これらの境界ではないとき
には、この8ビットの属性データの値は、〔00000
000〕とされる。
番目のブロックの長さを示すデータおよびデータ本体が
ブロックの個数Nに相当する数だけブロックテーブルに
格納される。転送される全てのブロックについてのデー
タが格納されると、最後の4バイトに転送ブロックの個
数Nを示すデータが格納される。
ル、セット、ボリュームおよび物理デバイスの各境界の
有無を示す属性データを持たせているので、ブロック、
ファイル、セット、ボリューム、物理デバイスおよびス
トレージシステムの階層から成るデータを連続的に記録
しても、再生時に、各階層のブロック、ファイル、セッ
ト、ボリュームおよび物理デバイスの各境界を識別する
ことができる。
4の形態によれば、ファイルマーク、セットマーク、ボ
リュームマークおよび物理デバイスマークといった情報
がテープ上に保存されているので、一つにまとめられた
複数のファイル、セット、ボリュームおよび物理デバイ
スを復元するための特別なアプリケーションソフトウェ
アを用いずに、データを再生することができる。
ロトコルに適用されるように説明したが、これはこの例
に限定されない。例えば、この発明は、IPI−3(Int
elligent Peripheral Interface)などのデータ転送プロ
トコルにも適用できるものである。また、この発明は、
コマンド間のオーバーヘッドが大きいような他のプロト
コルにも用いて好適なものである。
ータは、例えばテープストリーマ3に書き込まれる際の
フォーマットが従来のものと変わらないので、既存のデ
バイスドライバでも読み書きを行うことが可能である。
ば、1度のWRITE/READコマンドの発行で、サ
イズの異なる複数のブロックを転送することができるよ
うにされているため、コマンド間に生じるオーバーヘッ
ド時間を著しく抑えることができ、データ転送速度が大
幅に向上するという効果がある。
構成としては従来のものを用い、ファームウェアで以て
処理することができるため、従来の機種にこの発明を新
たに適用する際にも、コストがほとんどかからないとい
う効果がある。
の構造がブロックテーブルという形でデータに付加され
るため、ホストコンピュータに対して最初にブロックテ
ーブルを転送しておいて、後からブロック構造を解析す
ることができるという効果がある。
る複数のブロックを、一つの大きなデータにまとめて転
送するため、バスの利用効率が向上するという効果があ
る。従来のオーバーヘッドの時間を、他のデバイスが使
用することができるという効果がある。
な各機器の接続形態の一例を示すブロック図である。
に示す略線図である。
ブロック図である。
リまでの構成の一例を示すブロック図である。
るデータ構造を中心として概略的に示すブロック図であ
る。
示す略線図である。
一例を示す略線図である。
処理を概略的に示すフローチャートである。
比較して示す略線図である。
縮されることを説明するための略線図である。
際の処理を概略的に示すフローチャートである。
の一例を示す略線図である。
と比較して示す略線図である。
縮されることを説明するための略線図である。
一例を示す略線図である。
におけるデータ書き込みの処理を示すフローチャートで
ある。
におけるデータ読み込みの処理を示すフローチャートで
ある。
物理デバイスおよびストレージシステムの階層関係を説
明するための略線図である。
構成を示す略線図である。
構成を示す略線図である。
ル、3・・・テープストリーマ、11・・・SCSIコ
ントローラ、12・・・データ圧縮コントローラALD
C、13・・・アドレスコントローラADC、14・・
・メモリ、15・・・ECCエンコーダ/デコーダ、1
8・・・磁気テープ、20,22,23・・・CPU、
111・・・SCSIコントローラに内蔵されたFIF
O
Claims (7)
- 【請求項1】 ブロックサイズが可変なディジタルデー
タを転送するデータ転送方法において、 転送を指示する1つのコマンドによってブロックサイズ
が互いに異なる複数のデータブロックを上記転送する際
に、上記複数のデータブロックのそれぞれのブロック情
報を上記複数のデータブロックと共に転送するようにし
たことを特徴とするデータ転送方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載のデータ転送方法におい
て、 上記ブロック情報は、上記データブロックの上記ブロッ
クサイズ情報であることを特徴とするデータ転送方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載のデータ転送方法におい
て、 上記複数のデータブロックのそれぞれの上記ブロック情
報を1つにまとめてテーブルとして転送することを特徴
とするデータ転送方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載のデータ転送方法におい
て、 上記複数のデータブロックを転送する際に、データブロ
ックと該データブロックに対応する上記ブロック情報と
からなる組を連続的に転送するようにした事を特徴とす
るデータ転送方法。 - 【請求項5】 請求項1に記載のデータ転送方法におい
て、 上記ブロック情報に、ファイル、セット、ボリュームお
よび物理デバイスのうちの少なくとも一つの境界を示す
属性情報が含まれていることを特徴とするデータ転送方
法。 - 【請求項6】 ブロックサイズが可変なディジタルデー
タを転送するデータ転送装置において、 転送を指示する1つのコマンドによってブロックサイズ
が互いに異なる複数のデータブロックを転送する手段
と、 上記複数のデータブロックのそれぞれのブロック情報を
上記複数のデータブロックと共に転送する手段とを有す
ることを特徴とするデータ転送装置。 - 【請求項7】 ディジタルデータを転送するデータ転送
装置において、 転送を指示する1つのコマンドによって複数のデータブ
ロックを転送する手段と、 上記複数のデータブロックのそれぞれのブロック情報を
上記複数のデータブロックと共に転送する手段とを備
え、 上記ブロック情報は、ファイル、セット、ボリュームお
よび物理デバイスのうちの少なくとも一つの境界を示す
属性情報を有していることを特徴とするデータ転送装
置。
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