JPH09261232A - Atm交換機における複数応答通信制御方法 - Google Patents

Atm交換機における複数応答通信制御方法

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JPH09261232A
JPH09261232A JP8062665A JP6266596A JPH09261232A JP H09261232 A JPH09261232 A JP H09261232A JP 8062665 A JP8062665 A JP 8062665A JP 6266596 A JP6266596 A JP 6266596A JP H09261232 A JPH09261232 A JP H09261232A
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恵美 畠
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純恵 森田
Hiroyuki Sasai
廣之 笹井
Yoshio Tsuchiya
美穂 土屋
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ATM交換機における中央制御部と
共通部間で該共通部配下の個別部の応答データを収集す
るためのコマンド/応答ステータスを送受する複数応答
通信制御方法関し、同一の項目に対して複数ポイントの
データを収集したい場合や複数のインタフェース装置等
に対して同一の制御を行う場合などにも、一つのコマン
ドにて複数のステータス応答を行うことにより、通信量
が膨大化するのを防止することを目的とする。 【解決手段】中央制御部は共通部に送信するコマンド
に、応答対象となる個別部を指定すると共に該個別部内
での応答箇所/項目であるインスタンスを1以上設定
し、共通部は該コマンドを解析して該コマンドに設定さ
れたインスタンスの応答データを応答ステータスにより
該中央制御部に返送するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM交換機にお
いて中央制御部としてのATMスイッチ等が、複数の個
別部としてのインタフェース装置等からデータ収集等を
行う場合のように、一つのコマンド要求に対して複数の
個別部から複数の応答ステータスを通知する場合の通信
制御方法に関する。
【0002】次世代交換方式としてATM(Asynchrono
us Transfer Mode) 交換技術がITU−Tで合意され、
広帯域のISDN(Integrated Service Digital Netwo
rk)を実現する技術として各機関において研究が盛んに
行われている。
【0003】図2は本発明が前提とするATM交換機の
構成を示している。図中、ATMスイッチに複数の分配
/集線装置が収容され、さらに各分配/集線装置は複数
のインタフェース装置を収容している。以下、ATMス
イッチをCC(中央制御部)、分配/集線装置を共通
部、インタフェース装置を個別部と呼んで説明を行う。
【0004】CCと共通部との通信はDMA(Direct M
emory Access) 通信にて実現しており、CCから共通部
に対して例えば課金データ等の収集要求を行う場合に
は、CCから共通部へコマンドを発し、それに対して共
通部からCCへ応答ステータスを返送するという1シー
ケンスにて処理を完了する方式をとっている。
【0005】このATM交換機は、データコレクション
機能を持ち、共通部で収集する課金データは勿論のこ
と、共通部内の各ポイントにて通過セル数や廃棄セル数
等の複数データの収集を行っている。また、個別部では
PM(パフォーマンスモニタ)データの収集をも行って
いる。
【0006】これらのデータをCCへ吸い上げる制御も
DMA通信にて行うが、従来、CCが発行するコマンド
は各個別部宛てにそれぞれ別々のものであり、そのコマ
ンドに対する応答ステータスも各個別部がそれぞれ別々
に返送する。さらに、一つの個別部の中でもモニタ対象
のポイントや項目がそれぞれ複数あり、CCは一つの個
別部に対してデータ収集要求等をする場合でも、これら
のポイントや項目別にそれぞれ別々のコマンドを発行
し、これら複数のポイントや項目別にそれぞれ応答ステ
ータスを受け取っている。
【0007】このため、CCと共通部間でやり取りする
コマンド/ステータスのデータ量は莫大となってそのC
Cと共通部間の通信量が膨大なものとなり、輻輳を生じ
る。この結果、実時間処理が要求される他の制御機能
(パス制御等)に対する影響が多大なものとなるため、
何らかの制御が必要となる。
【0008】従来、この対策として、データコレクショ
ン機能のコマンドの優先順位を下げ、他の制御機能(パ
ス制御等)の優先順位を上げる方法を採用しているが、
この方法はデータコレクション機能でやり取りするデー
タの絶対量を削減する方法ではなく、従来では実質的に
通信量を削減する方法に関する検討がされていないのが
実情である。
【0009】したがって本発明の目的は、同一の項目に
対して複数ポイントのデータを収集したい場合や複数の
インタフェース装置等に対して同一の制御を行う場合な
どにも、一つのコマンドにて複数のステータス応答を行
うことにより、通信量が膨大化するのを防止することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ATM交換機
における中央制御部と共通部間で該共通部配下の個別部
の応答データを収集するためのコマンド/応答ステータ
スを送受する複数応答通信制御方法であることが前提で
ある。
【0011】上述の課題を解決するために、本発明にお
いては、一つの形態として、中央制御部は共通部に送信
するコマンドに、応答対象となる個別部を指定すると共
に該個別部内での応答箇所/項目であるインスタンスを
1以上設定し、共通部は該コマンドを解析して該コマン
ドに設定されたインスタンスの応答データを応答ステー
タスにより該中央制御部に返送するようにしたATM交
換機における複数応答通信制御方法が提供される。この
方法によれば、一つのコマンドで複数インスタンスを指
定し、それに対応する応答データも最少一つの応答ステ
ータスで受信できるので、中央制御部・共通部間の通信
量を大幅に削減できる。
【0012】また本発明においては、他の形態として、
中央制御部から共通部に送信するコマンドにテール情報
部を設定して、該テール情報部に個別部内での応答箇所
/項目であるインスタンスの全部についての応答を指示
するインスタンス・オール指定を設定し、共通部は該コ
マンドを解析して全インスタンスの応答データを1以上
の応答ステータスにより該中央制御部に返送するように
したATM交換機における複数応答通信制御方法が提供
される。この方法によれば、一つのコマンドで全インス
タンスを指定し、それに対応する応答データも最少一つ
の応答ステータスで受信できるので、中央制御部・共通
部間の通信量を大幅に削減できる。
【0013】また本発明においては、他の形態として、
中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
を設定して、該テール情報部に個別部内での応答箇所/
項目であるインスタンスの一部についての応答を指示す
るインスタンス複数指定を設定し、共通部は該コマンド
を解析して指定されたインスタンスの応答データを1以
上の応答ステータスにより該中央制御部に返送するよう
にしたATM交換機における複数応答通信制御方法が提
供される。この方法によれば、一つのコマンドで複数イ
ンスタンスを指定し、それに対応する応答データも最少
一つの応答ステータスで受信できるので、中央制御部・
共通部間の通信量を大幅に削減できる。
【0014】また本発明においては、他の形態として、
中央制御部は共通部に送信するコマンドに、該共通部配
下の個別部のうちの応答対象となる個別部を指定するリ
ストを1以上設定し、共通部は該コマンドを解析して該
コマンドに設定されたリストの応答データを応答ステー
タスにより該中央制御部に返送するようにしたATM交
換機における複数応答通信制御方法が提供される。この
方法によれば、一つのコマンドで複数リストを指定し、
それに対応する応答データも最少一つの応答ステータス
で受信できるので、中央制御部・共通部間の通信量を大
幅に削減できる。
【0015】また本発明においては、他の形態として、
中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
を設定して、該テール情報部に該共通部配下の個別部の
全部についての応答を指示するリスト・オール指定を設
定し、共通部は該コマンドを解析して指定された全リス
トの応答データを1以上の応答ステータスにより該中央
制御部に返送するようにしたATM交換機における複数
応答通信制御方法が提供される。この方法によれば、一
つのコマンドで全リストを指定し、それに対応する応答
データも最少一つの応答ステータスで受信できるので、
中央制御部・共通部間の通信量を大幅に削減できる。
【0016】また本発明においては、他の形態として、
中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
を設定して、該テール情報部に該共通部配下の個別部の
一部についての応答を指示するリスト複数指定を設定
し、共通部は該コマンドを解析して指定されたリストの
応答データを1以上の応答ステータスにより該中央制御
部に返送するようにしたATM交換機における複数応答
通信制御方法が提供される。この方法によれば、一つの
コマンドで複数リストを指定し、それに対応する応答デ
ータも最少一つの応答ステータスで受信できるので、中
央制御部・共通部間の通信量を大幅に削減できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。この実施例は図2の構成のATM交換
機に適用される。
【0018】図1はCCから共通部に発行されるコマン
ドの基本的なフォーマットを示す。このコマンドはコマ
ンドヘッダ、リスト、テール情報部からなる。コマンド
ヘッダはコマンドの内容を定義する。リストはコマンド
の要求対象となる共通部および/または個別部(以下、
まとめて単に個別部とも記する)にそれぞれ対応して設
定される。テール情報部はコマンドのデータ長あるいは
ステータスのデータ長が所定長を超える場合にオプショ
ンとして付加されてコマンド/ステータスの通信を可能
にするためのものである。
【0019】コマンドヘッダには、コマンド番号、コマ
ンド長、アプリケーション識別子APID、メッセージ
コードMSGCD、リスト数、テールポインタが格納さ
れる。このうち、アプリケーション識別子APIDとメ
ッセージコードMSGCDによって、このコマンドが何
を要求しているコマンドかが定義される。リスト数には
コマンドが要求対象としている個別部の数が示される。
これら要求対象の個別部対応に後記のリストがそれぞれ
設けられる。テールポインタはワード・バウンダリであ
ってバイトで指定され、「0」のときはテール情報部が
ないことを表す。
【0020】リストはリストヘッダと1以上のインスタ
ンスからなっていて、上述のようにコマンドが要求対象
としている個別部ごとに設けられる。リストヘッダはそ
のリストに対応する個別部を指す個別部装置アドレス、
リスト長、そのリスト内に収められているインスタンス
の数、インスタンス長からなる。インスタンスはその内
容を記述したデータからなり、個別部内においてモニタ
対象となるポイントや項目別に用意され、例えば図1の
例では第1〜第nインスタンスまである。
【0021】テール情報部はテールサイズ、機能情報そ
の他のテール情報からなり、詳細な内容は後述する。
【0022】共通部は、自身に収容されている各個別部
のモニタデータを常時収集して保持するか、また必要に
応じて各個別部からモニタデータを収集する。共通部は
CCからコマンドを受け取ると、その内容を解析し、コ
マンドヘッダに基づいてそのコマンドが何を要求してい
るかを知り、さらにリストのリストヘッダに基づいてど
の個別部についての要求かを知る。そして、その要求さ
れている個別部について、リストに記述されたインスタ
ンス内容に応じたモニタ結果(応答データ)を応答ステ
ータスに編集してCCに返送する。
【0023】この共通部からCCへの応答ステータスも
同様な構成となっているが、応答ステータスにおいて
は、コマンドヘッダに代えてステータスヘッダが設けら
れる。このステータスヘッダの構成はコマンドヘッダと
同様である。応答ステータスのリストには、リストヘッ
ダと共に各インスタンスの応答データが収められる。リ
ストヘッダの構成もコマンドのリストヘッダの場合と同
様である。インスタンスの応答データはモニタ要求され
た応答実体としてのデータ(例えば課金収集コマンドに
対する課金結果情報)である。
【0024】このように、CCと共通部間でやり取りさ
れるコマンドとステータスは、要求対象の複数の個別部
と各個別部内におけるインスタンスとを一つのフォーマ
ットにまとめているので、CCと共通部間での通信量は
大幅に削減される。
【0025】図9はテールポインタ=0の場合、すなわ
ちテール情報部を付加しない場合のコマンドと応答ステ
ータスのフォーマットを示す。コマンドおよび応答ステ
ータスのデータ長が所定長以内に収まる場合には、この
ようにテール情報部を付加しないフォーマットで通信を
行う。図9に示すように、CCから共通部への要求コマ
ンドは、コマンドヘッダ内のテールポインタが「0」に
設定され、要求対象の個別部にそれぞれ対応してリスト
1、2・・・が収容される。各リストには、リストヘッ
ダとそのリストヘッダに書き込まれたインスタンス数
(=n)のインスタンス1〜nが収容される。各インス
タンスは読出しポインタのデータを含む。
【0026】一方、共通部からCCへの応答ステータス
は、ステータスヘッダとリストとからなる。ステータス
ヘッダ内のテールポインタは「0」に設定される。リス
トは要求コマンドのリストに対応するもので、コマンド
に対応する各インスタンスの応答データがそれぞれ格納
される。すなわち、CCから共通部への一つのコマンド
(図9に示すコマンド)で要求された複数の個別部での
モニタ結果が、一つのステータスの形で共通部からCC
に返送される。よって、CCと共通部間の通信量を大幅
に削減できる。
【0027】次に、テール情報部を用いる場合について
詳細に説明する。図3はテール情報部を用いた場合の、
CC・共通部間でのコマンド/応答ステータスの簡単な
通信シーケンスを示す図である。なお通常時における動
作では、このシーケンス中の問い合わせオーダと問い合
わせオーダ応答、およびACKオーダとACKオーダ応
答は、コマンド/応答ステータスをコマンドヘッダとテ
ール情報と単一リストだけで組んで送受するものであ
る。
【0028】まず、このシーケンスの概要を述べると、
図3において、CCから共通部にコマンドとしての問い
合わせオーダを発行し、共通部はこの問い合わせオーダ
に応じて応答ステータスとしての問い合わせオーダ応答
をCCに返送する。問い合わせオーダはコマンドの要求
内容と受信可能な応答データの量とを指定し、問い合わ
せオーダ応答はそれに対する回答である。共通部は問い
合わせオーダ応答に続いて、自律ステータス(#1、#
2)をCCに送信する。自律ステータスは各個別部の応
答データからなるリストを含む。この自律ステータスは
一つで足りなければ複数個が続けて送信される。
【0029】CCは、問い合わせオーダで指定した量の
応答データを受信すると、ACKオーダを共通部に送
る。このACKオーダは追加の応答データの転送をさら
に要求する場合には「正常」コードと応答データ量を指
定する。終了する場合には「終了」コードを指定する。
ACKオーダ(正常)が共通部に送信された場合は、共
通部はこれに応答してACKオーダ応答を返送し、それ
に続いて追加の応答データを転送するための自律ステー
タス(#3、#4)を送信する。この自律ステータスも
一つで足りなければ複数個が続けて送信される。CCは
必要な応答データを全て受信したら、ACKオーダ(終
了)を共通部に送信し、これに対して共通部はACKオ
ーダ応答を返送してシーケンスを終了する。
【0030】以下、この図3のシーケンスで送受される
テール情報部を有する各コマンド/ステータスのデータ
フォーマットを詳細に説明する。
【0031】まず、問い合わせオーダは、図1のフォー
マットにおけるコマンドヘッダと単一リストとテール情
報部からなり、コマンドヘッダ中のテールポインタには
テール情報部のバイト数を指定し、テール情報部は図4
に示すフォーマットとする。図4において、各項目は次
の意味である。おな、以下の全ての説明における添字h
は16進数であることを表し、添字bは2進数であるこ
とを表す。
【0032】 機能情報: 0001h =インスタンスALL指定 0002h =インスタンス複数指定 0003h =リストALL指定 0004h =リスト複数指定 イベント: 00100000b =ALL指定問い合わせ WS値 : CC指定
【0033】ここで、「機能情報」は、「0001h
の時はインスタンスALL指定であって全てのインスタ
ンスについて応答データを要求していることを表し、
「0002h 」の時はインスタンス複数指定であって全
インスタンス中の一部のインスタンスについて応答デー
タを要求していることを表し、「0003h 」の時はリ
ストALL指定であって全てのリストについて応答デー
タを要求していることを表し、「0004h 」の時はリ
スト複数指定であって全リスト中の一部のリストについ
て応答データを要求していることを表す。「イベント」
は「00100000b 」の時にALL指定問い合わせ
を表す。「WS値」はウィンドウ・サイズであり、CC
が受入れ可能な転送データ量をCC自身が指定するもの
である。
【0034】次に、問い合わせオーダ応答は、ステータ
スヘッダと単一リストとテール情報部からなり、ステー
タスヘッダ中のテールポインタにはテール情報部のバイ
ト数を指定し、テール情報部は図5に示すフォーマット
とする。図5において、各項目は次の意味である。
【0035】 機能情報: 問い合わせオーダに設定された値が設定される イベント: 00110000b =問い合わせ応答 00110001b =問い合わせ応答(データ含む) ステータス番号:データ読出し面(0〜n面) WS値 : 共通部指定(CC指定WS≧共通部指定WS) 但し、応答ステータスにデータを含む場合には0となる 要因コード: 00h =正常 01h =異常 02h =再送依頼 03h =リソースビジー 送信SHW数: ALL指定時の応答SHW数 (インスタンスALLの時は1) 総メッセージ数: ALL指定応答で通知する全メッセージ数 共通部シーケンス番号: 共通部にて認識する送信メッセージ番号 メッセージ数: 個別部内での送信メッセージ数 インスタンス数: 個別部内でのコネクションポイント数
【0036】ここで、「機能情報」は問い合わせオーダ
に設定された値がそのまま設定される。「イベント」は
「00110000b 」で問い合わせ応答であることを
表し、「00110001b 」であれば後述する問い合
わせ応答自体に応答データを含む場合を表す。「ステー
タス番号」はデータ読出し面(0〜n面)を記入する。
「WS値」は共通部が応答可能なデータ量を指定するも
のでCCが指定したWS値よりも小さい値となる。但
し、後述する問い合わせオーダ応答自体に応答データを
含む場合には0となる。「要因コード」は「00h 」の
時は正常であることを表し、「01h 」は異常を、「0
h 」は再送依頼を、「03h 」はリソースビジーをそ
れぞれ表す。「送信SHW数」は問い合わせオーダがA
LL指定時の応答SHW数である。「総メッセージ数」
は問い合わせオーダがALL指定時に応答で通知する全
メッセージ数である。「共通部シーケンス番号」は共通
部にて認識する送信メッセージ番号、「メッセージ数」
は個別部内での送信メッセージ数、「インスタンス数」
は個別部内でのコネクションポイント数である。この
「共通シーケンス番号」と「メッセージ数」と「インス
タンス数」は、続く自律ステータスで応答データとして
転送するリストの内容に対応する。
【0037】次に、自律ステータスは、図1に示すと同
様にステータスヘッダとリストとテール情報部からな
り、ステータスヘッダ中のテールポインタにはテール情
報部のバイト数を指定し、テール情報部は図6に示すフ
ォーマットとする。図6において、各項目は次の意味で
ある。
【0038】機能情報: 問い合わせオーダに設定され
た値が設定される イベント: 01110000b =自律ステータス ステータス番号: データ読出し面(0〜n面) 共通部シーケンス番号: 送信メッセージ番号 個別部シーケンス番号: 送信メッセージ番号
【0039】ここで、「機能情報」には問い合わせオー
ダに設定された値が設定される。「イベント」は「01
110000b 」で自律ステータスであることを表す。
「ステータス番号」はデータ読出し面(0〜n面)を記
入する。「共通部シーケンス番号」は共通部の送信メッ
セージ番号、「個別部シーケンス番号」は個別部の送信
メッセージ番号である。
【0040】次に、ACKオーダは、コマンドヘッダと
単一リストとテール情報部からなり、コマンドヘッダ中
のテールポインタにはテール情報部のバイト数を指定
し、テール情報部は図7に示すフォーマットとする。図
7において、各項目は次の意味である。
【0041】 機能情報: 問い合わせオーダに設定された値が設定される イベント: 01000000b =ACK正常 01000010b =ACK終了 10000000b =強制終了 ステータス番号: 直前のシーケンスで下位から通知されたステータス番号をエ コーバックする 但し、強制終了の時は無視 WS値: CC指定(次のシーケンスで扱うWS値を指定) 共通部シーケンス番号: 次にステータス応答を期待するシーケンス番号 個別部シーケンス番号: 次にステータス応答を期待するシーケンス番号
【0042】ここで、「機能情報」には問い合わせオー
ダに設定された値が設定される。「イベント」は、「0
1000000b 」がACK正常であって要求した応答
データの正常受信を通知するとともにさらに続いて応答
データの転送を要求することを表し、「0100010
b 」がACK終了であって要求した応答データの正常受
信を通知するとともにこのシーケンスの終了を要求する
ことを表し、「1000000b 」が強制終了であって
要求した応答データを正常受信していない場合でもこの
シーケンスを強制的に終了する要求を表す。「ステータ
ス番号」は直前のシーケンスで下位から通知されたステ
ータス番号をエコーバックするものであるが、「イベン
ト」が強制終了の時は無視する。「WS値」は「イベン
ト」が正常の時に次のシーケンスで扱うWS値をCCが
指定する。「共通部シーケンス番号」は次にステータス
応答を期待する共通部のシーケンス番号を、「個別部シ
ーケンス番号」は次にステータス応答を期待する個別部
のシーケンス番号を記入する。
【0043】次に、ACKオーダ応答は、ステータスヘ
ッダと単一リストとテール情報部からなり、ステータス
ヘッダ中のテールポインタにはテール情報部のバイト数
を指定し、テール情報部は図8に示すフォーマットとす
る。図8において、各項目は次の意味である。
【0044】 機能情報: 問い合わせオーダに設定された値が設定される イベント: 01010000b =ACK正常応答 01010010b =ACK終了応答 10010000b =強制終了応答 ステータス番号: データ読出し面(0〜n面) WS値: 共通部指定(CC指定WS≧共通部指定WS) 要因コード: 00h =正常 01h =異常 03h =リソースビジー 通知メッセージ数: 指定されたWS内で通知するメッセージ数 通知インスタンス数: 指定されたWS内で通知するインスタンス数 共通部シーケンス番号: 次にステータス応答を送信するシーケンス番号 個別部シーケンス番号: 次にステータス応答を送信するシーケンス番号
【0045】ここで、「機能情報」には問い合わせオー
ダに設定された値が設定される。「イベント」は、「0
1010000b 」がACK正常応答であって要求され
た応答データを送信できる正常応答を表し、「0101
010b 」がACK終了を表し、「1010000b
が強制終了を表す。「ステータス番号」はデータ読出し
面を記入する。「WS値」は共通部が応答できる応答デ
ータ量を、CCが指定したWS値を超えない範囲で指定
する。「要因コード」は「00h 」で正常、「01h
で異常、「03h 」でリソースビジーを表す。「通知メ
ッセージ数」は指定されたWS内で通知するメッセージ
数を記入し、「通知インスタンス数」は指定されたWS
内で通知するインスタンス数を記入する。「共通部シー
ケンス番号」は次にステータス応答を送信する共通部の
シーケンス番号を、「個別部シーケンス番号」は次にス
テータス応答を送信する個別部のシーケンス番号を記入
する。
【0046】次に、リストとインスタンスを各種に指定
した各状況における問い合わせオーダ、問い合わせオー
ダ応答、自律ステータスの各フォーマットを示す。
【0047】(1)インスタンス個数指定(ステータス
数=1)=テール情報なし 図9はインスタンス個数指定の場合の通信フォーマット
を示すもので、この通信フォーマットはテール情報部が
ない場合のものであって、例えばパス設定、保守者コマ
ンドによりるNDC読出し、課金収集(固定長)などの
場合に適用される。
【0048】この場合は、一つの要求コマンドと一つの
応答ステータスだけからなる。1コマンドにて複数イン
スタンスについての要求制御を実現するため、リストヘ
ッダ内でインスタンス個数=nを指定し、コマンド内に
複数のインスタンス1〜nを並べて設定する。インスタ
ンス指定最大数は、応答ステータスのメッセージ長が全
インスタンス1〜nの全応答データを1ステータス以内
に収容できる長さとなるよう設定される。またリストが
複数あればそれらを1コマンド内に並べて設定するが、
その場合も応答ステータスのメッセージ長が全応答デー
タを1ステータス以内に収容できる長さとなるようリス
ト指定の数を調整する。
【0049】(2)インスタンスALL指定(ステータ
ス数≧1)=テール情報あり 図10は、インスタンスALL指定の場合の通信フォー
マットを示す。このフォーマットは例えば、PMの読出
し、NDC定期収集、統計データ、課金収集(固定長)
などの場合に用いられる。
【0050】問い合わせオーダは、1コマンドにて全イ
ンスタンスに対する要求制御を実現するため、テール情
報部の機能情報を0001h (インスタンスALL指
定)にし、イベントをALL指定問い合わせにし、WS
値にCC側でデータ受入れ可能なウィンドウ・サイズを
指定する。1回のデータ収集の最大数はソフトウェアで
管理するこのウィンドウ・サイズWS値以内である。リ
ストはリストヘッダと第1インスタンスだけで構成し、
第1インスタンスにALL対象のインスタンスを設定す
る。
【0051】問い合わせオーダ応答では、テール情報に
て応答可能なデータ量がWS値により共通部によって指
定され、またリスト内に応答インスタンスの数が記入さ
れる。問い合わせオーダ応答に続く自律ステータスで
は、リスト内に全インスタンス(1〜n)の応答実体と
しての応答データが記入される。この自律ステータスの
数はテール情報で管理される。
【0052】(3)インスタンス複数指定(ステータス
数≧1)=テール情報あり 図11、図12は各々インスタンス複数指定の場合の通
信フォーマットを示す。このフォーマットは例えば、プ
ロトコル異常log、フレームトレース、ALL対象コ
マンド一般などの場合に適用される。この場合には、問
い合わせオーダのテール情報部で複数インスタンスおよ
びWS値等の制御情報を指定し、またリストヘッダでイ
ンスタンス数を指定する。インスタンスの指定最大数
は、1コマンドで指定できるインスタンス数である。リ
ストのインスタンス内でALL指定は不可とする。
【0053】図11は1コマンド(問い合わせオーダ)
にて一つのインスタンスだけを指定しているが応答ステ
ータス(自律ステータス)のメッセージ長が可変長であ
り、1ステータス以内に応答データを全て収容できない
場合のものである。問い合わせオーダのテール情報部中
の機能情報は0002h (インスタンス複数指定)と
し、リストにはリストヘッダにインスタンス数=1、イ
ンスタンス1に読出しポインタ情報を含ませる。自律ス
テータス数はテール情報で管理され、図11の例ではイ
ンスタンス1の応答データ量が多量であるため二つの自
律ステータス#1、#2に分けて、自律ステータス#1
でインスタンス1の応答データの前半を、自律ステータ
ス#2でインスタンス1の応答データの後半をCCに送
信する。
【0054】図12は1コマンド(問い合わせオーダ)
にて複数のインスタンスを指定しており、応答ステータ
ス(自律ステータス)のメッセージ長が可変長であって
1ステータス以内に応答データを全て収容できない場合
のものである。問い合わせオーダのテール情報部中の機
能情報は0002h (インスタンス複数指定)とし、リ
ストにはリストヘッダにインスタンス数=n、インスタ
ンス1〜nにそれぞれ読出しポインタ情報を含ませる。
自律ステータス数はテール情報で管理され、図12の例
ではインスタンス1〜n全体の応答データ量が多量であ
るため二つの自律ステータス#1、#2に分けて、自律
ステータス#1でインスタンス数=xとしてインスタン
ス1〜xの応答データを、自律ステータス#2でインス
タンス数=y(但しx+y=n)としてインスタンスx
+1〜nの応答データをCCに送信する。
【0055】(4)リスト個数指定(ステータス数=
1)=テール情報なし この通信フォーマット(図示しない)は、テール情報部
を含まないものであって、例えば複数のパス設定、複数
の障害情報読出し、課金収集(可変長)などの時に適用
する。
【0056】1コマンドにて複数の個別部に対する要求
の制御を実現するため、コマンドヘッダ内でリスト個数
を指定し、コマンド内に複数のリストを並べて設定す
る。リスト指定最大数は、応答ステータスのメッセージ
長がリスト内のインスタンスを含めて考慮して1ステー
タス以内に収容できる長さとなるように設定する。
【0057】(5)リストALL指定(ステータス数≧
1)=テール情報あり 図13はリストALL指定の場合の通信フォーマットを
示す。このフォーマットは例えば、全インタフェース装
置部の初期設定、課金収集オール−PVCと再開後SV
Cなどに適用される。
【0058】1コマンド(問い合わせオーダ)にて全リ
ストに対する要求の制御を実現するため、テール情報の
機能情報を0003h (リストALL指定)とし、WS
値を指定する。またコマンドヘッダのリスト数=1とし
て第1リストのリストにオール対象のリストを設定す
る。1回のデータ収集の最大数は、ソフトウェアで管理
するウィンドウサイズWS値以内である。自律ステータ
スは複数個からなり、自律ステータス#1にてはステー
タスヘッダのリスト数=xとして、リスト1〜xにそれ
ぞれ応答データを入れ、自律ステータス#2にてはステ
ータスヘッダのリスト数=y(但しx+y=n)として
リストx+1〜nにそれぞれ応答データを入れる。
【0059】(6)リスト複数指定(ステータス数≧
1)=テール情報あり 1コマンド(問い合わせオーダ)にて一つのリスト指定
しても、応答ステータスのメッセージ長が可変長であ
り、1ステータス以内に収容できない場合を含むもの
は、1コマンドにてテール情報インスタンスで複数リス
トおよびWS等の制御情報を指定する。リストヘッダ
で、リスト数は指定する。コマンドヘッダでリスト長を
指定する。リストの指定最大数は1コマンドで指定でき
るリスト数である。リスト/インスタンス内でALL指
定は不可とする。コマンドは少なくとも共通部が終端す
るものに限定される。
【0060】次に、CC(ATMスイッチ)と共通部
(集線装置)間での通信シーケンスの幾つかの具体例を
図14〜図20を参照して説明する。
【0061】図14はインスタンス複数応答通信におけ
る開始宣言の通信シーケンスの具体例を示すものであ
る。問い合わせオーダは 「機能情報=ALL指定または複数指定 コマンド番号=xxxx シーケンス番号=00−00 WS値=a」 と設定する。
【0062】この問い合わせオーダに対して、共通部が
返送できるインスタンス数n、総メッセージ数mであれ
ば、問い合わせオーダ応答は 「コマンド番号=xxxx インスタンス数=n 総メッセージ数=m WS値=a’(但し、a≧a’) ステータス番号=yyy」 と設定する。
【0063】図15は問い合わせオーダ応答自体にデー
タが設定される場合の通信シーケンスの具体例を示す図
である。問い合わせオーダは、 「機能情報=ALL指定または複数指定 コマンド番号=xxxx シーケンス番号=00−00 WS値=a」 と設定する。
【0064】この問い合わせオーダに対して、共通部が
返送できるインスタンス数n、総メッセージ数mであ
り、かつこれらの応答データを一つの応答ステータス内
に収めることができるものとすると、問い合わせオーダ
応答は、リストにその応答データを含ませるとともに、 「コマンド番号=xxxx インスタンス数=n 総メッセージ数=m WS値=a’(但し、a≧a’) ステータス番号=yyy」 と設定する。
【0065】さらに、この問い合わせオーダ応答に対し
て、CCは通信シーケンスを終了するACKオーダを返
送するものとし、そのACKオーダは、 「イベント=終了 コマンド番号=xxxx シーケンス番号=Don't care(無視) WS値=Don't care(無視) ステータス番号=yyy」 を設定する。
【0066】共通部は、このACKオーダに対するAC
Kオーダ応答に、 「イベント=終了 コマンド番号=xxxx WS値=Don't care(無視) ステータス番号=yyy」 を設定する。これにより通信シーケンスが終了する。
【0067】図16はインスタンス複数応答通信におけ
るWS値制御を行う場合の通信シーケンスの具体例を示
すものである。問い合わせオーダは、 「コマンド番号=xxxx シーケンス番号=00−00 WS値=4」 と設定する。
【0068】この問い合わせオーダに対して、共通部が
返送できるインスタンス数n、総メッセージ数4であっ
てこれらはWS値=2で伝送できる容量であるので、問
い合わせオーダ応答は、 「コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号00−00 WS値=2 インスタンス数=n 総メッセージ数=4」 と設定する。
【0069】この問い合わせオーダ応答に続いて送信す
る自律ステータスは二つとし、各自律ステータスは応答
データをリスト中に入れる。そして、初めの自律ステー
タス#1は、 「コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号00−00」 と設定し、2番目の自律ステータス#2は、 「コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号01−00」 と設定する。
【0070】この自律ステータスに対して、CCは、ま
だWS値=2分の受信可能なメモリ容量を持っているの
で、さらに応答データの転送をACKオーダで要求す
る。この場合のACKオーダは、 「イベント=正常 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=02−00 WS値=2」 を設定する。
【0071】共通部は、このACKオーダに対して、さ
らに転送可能な応答データ(WS値=2のメモリ容量
分)を収集できたので、ACKオーダ応答でこれをCC
に通知して応答データを転送する。この場合のACKオ
ーダ応答は、 「イベント=正常応答 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=02−00 WS値=2」 を設定する。
【0072】これに続く自律ステータスは二つとし、各
自律ステータスは応答データをリスト中に入れる。そし
て、初めから数えて3番目の自律ステータス#3は、 「コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号02−00」 と設定し、4番目の自律ステータス#4は、 「コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号03−00」 と設定する。
【0073】この自律ステータス#3、#4に対して、
CCは通信シーケンスを終了するACKオーダを返送す
るものとし、そのACKオーダ(終了)は、 「イベント=終了 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=Don't care(無視) WS値=Don't care(無視)」 を設定する。
【0074】共通部は、このACKオーダに対するAC
Kオーダ応答(終了応答)に、 「イベント=終了応答 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=Don't care(無視) WS値=Don't care(無視)」 を設定する。これにより通信シーケンスが終了する。
【0075】図17はインスタンス複数応答通信におけ
る強制終了処理の通信シーケンスの具体例を示すもので
ある。CCは通信途中で強制終了を行いたい時には、強
制終了のACKオーダを発行する。このACKオーダ
(強制終了)は、 「イベント=強制終了 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=Don't care(無視) WS値=Don't care(無視)」 を設定する。
【0076】共通部は、このACKオーダに対するAC
Kオーダ応答(強制終了応答)に、 「イベント=強制終了応答 コマンド番号=xxxx ステータス番号=yyy シーケンス番号=Don't care(無視) WS値=Don't care(無視)」 を設定する。これにより通信シーケンスが強制終了す
る。
【0077】図18は共通部からの問い合わせオーダ応
答(応答データ含む)がCCに届かなかったため、CC
から再送された問い合わせオーダが共通部に拒否される
場合の通信シーケンスの具体例を示すものである。図1
8において、CCからの最初の問い合わせオーダに対し
て、共通部は応答データを含めた問い合わせオーダ応答
を返送したが、この問い合わせオーダ応答はCCに受信
されなかったものとする。CCは所定時間が経過しても
問い合わせオーダ応答が受信されないことを契機として
再度、問い合わせオーダを共通部に発行する。この問い
合わせオーダは共通部に受信されるが、同じ内容の問い
合わせオーダであることにより共通部はCCと共通部間
の通信に何らかの異常があると認識して、問い合わせオ
ーダ応答にNGデータ(異常ありを知らせるデータ)を
含めてCCに返送する。
【0078】図19は問い合わせオーダ再送の通信シー
ケンスの他の具体例である。図19において、CCから
の最初の問い合わせオーダに対して、共通部は応答デー
タを載せた問い合わせオーダ応答を返送したが、この問
い合わせオーダ応答はCCに受信されなかったものとす
る。CCは所定時間が経過しても問い合わせオーダ応答
が受信されないことを契機としてACKオーダにより強
制終了を共通部に通知する。共通部はこのACKオーダ
(強制終了)に応じてACK応答(強制終了応答)を返
送し、一旦、CC・共通部間の通信を強制終了する。そ
の後、CCは再度、同じ内容の問い合わせオーダを発行
し、それに応じて共通部が問い合わせオーダ応答(応答
データを含む)を返送する。
【0079】図20はインスタンス複数応答通信におい
て自律ステータスがCCに正常に受信されなかったため
にその再送を行う場合の通信シーケンスの具体例を示す
ものである。問い合わせオーダは、 「シーケンス番号=00−00 WS値=4」 と設定する。
【0080】この問い合わせオーダに対して、共通部が
返送できるインスタンス数n、総メッセージ数8であっ
てこれらはWS値=4で伝送できる容量であるので、問
い合わせオーダ応答は、 「シーケンス番号00−00 WS値=4 インスタンス数=n 総メッセージ数=8」 と設定する。
【0081】この問い合わせオーダ応答に続いて送信す
る自律ステータスは4つとし、それぞれの自律ステータ
スは、 「シーケンス番号00−00」 「シーケンス番号01−00」 「シーケンス番号02−00」 「シーケンス番号03−00」 と設定される。
【0082】しかし、このうち、シーケンス番号01−
00、02−00、03−00の自律ステータスはCC
に正常に受信されなかったものとする。CCは要求した
全ての応答データを受信していないので、ACKオーダ
(正常)によって次にステータス応答を期待するシーケ
ンス番号として01−00を設定して再送を要求する。
この場合、ACKオーダ(正常)は、 「シーケンス番号=01−00 WS値=4」 を設定する。
【0083】共通部は、このACKオーダに対して、A
CKオーダ応答に、 「シーケンス番号=01−00 WS値=2」 を設定して送信し、それに続いて 「シーケンス番号01−00」 「シーケンス番号02−00」 の自律ステータスを送信する。
【0084】CCはまだ全ての応答データを受信してい
ないので、再度、ACKオーダ(正常)によってシーケ
ンス番号03−00以降の応答データの再送要求を行
う。以下同様にして再送要求と応答データの転送が行わ
れ、最終的にCCからACKオーダ(終了)が発行さ
れ、それに応じて共通部がACKオーダ応答(終了応
答)を行って通信シーケンスは終了する。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同一の項目に対して複数ポイントのデータを収集したい
場合や、複数のインタフェース装置等に対して同一の制
御を行う場合などにも、一つのコマンドにて複数のステ
ータス応答を行うことにより、通信量の膨大化を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数応答通信メッセージの構造(フォーマッ
ト)を示す図である。
【図2】ATM交換機の構成を示す図である。
【図3】テール情報部を用いたシーケンスの概要を示す
図である。
【図4】問い合わせオーダ(CC→共通部)のテール情
報部の構成を示す図である。
【図5】問い合わせ応答オーダ(共通部→CC)のテー
ル情報部の構成を示す図である。
【図6】自律ステータス(共通部→CC)のテール情報
部の構成を示す図である。
【図7】ACKオーダ(CC→共通部)のテール情報部
の構成を示す図である。
【図8】ACKオーダ応答(共通部→CC)のテール情
報部の構成を示す図である。
【図9】インスタンス個数指定の場合の通信フォーマッ
トを示す図である。
【図10】インスタンスALL指定の場合の通信フォー
マットを示す図である。
【図11】インスタンス複数指定(その1)の場合の通
信フォーマットを示す図である。
【図12】インスタンス複数指定(その2)の場合の通
信フォーマットを示す図である。
【図13】リストALL指定の場合の通信フォーマット
を示す図である。
【図14】インスタンス複数応答通信シーケンスの開始
宣言を示す図である。
【図15】問い合わせオーダ応答にデータが設定される
ケースを示す図である。
【図16】インスタンス複数応答通信シーケンスのWS
制御を示す図である。
【図17】インスタンス複数応答通信シーケンスの強制
終了処理を示す図である。
【図18】問い合わせオーダ再送によって拒否されるシ
ーケンスの例を示す図である。
【図19】問い合わせオーダ再送シーケンスの例を示す
図である。
【図20】インスタンス複数応答通信シーケンスの再送
制御を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 廣之 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内 (72)発明者 土屋 美穂 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部は共通部に送信するコマンドに、応答対象と
    なる個別部を指定すると共に該個別部内での応答箇所/
    項目であるインスタンスを1以上設定し、 共通部は該コマンドを解析して該コマンドに設定された
    インスタンスの応答データを応答ステータスにより該中
    央制御部に返送するようにしたATM交換機における複
    数応答通信制御方法。
  2. 【請求項2】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部から共通部に送信するコマンドにテール情報
    部を設定して、該テール情報部に個別部内での応答箇所
    /項目であるインスタンスの全部についての応答を指示
    するインスタンス・オール指定を設定し、 共通部は該コマンドを解析して全インスタンスの応答デ
    ータを1以上の応答ステータスにより該中央制御部に返
    送するようにしたATM交換機における複数応答通信制
    御方法。
  3. 【請求項3】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
    を設定して、該テール情報部に個別部内での応答箇所/
    項目であるインスタンスの一部についての応答を指示す
    るインスタンス複数指定を設定し、 共通部は該コマンドを解析して指定されたインスタンス
    の応答データを1以上の応答ステータスにより該中央制
    御部に返送するようにしたATM交換機における複数応
    答通信制御方法。
  4. 【請求項4】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部は共通部に送信するコマンドに、該共通部配
    下の個別部のうちの応答対象となる個別部を指定するリ
    ストを1以上設定し、 共通部は該コマンドを解析して該コマンドに設定された
    リストの応答データを応答ステータスにより該中央制御
    部に返送するようにしたATM交換機における複数応答
    通信制御方法。
  5. 【請求項5】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
    を設定して、該テール情報部に該共通部配下の個別部の
    全部についての応答を指示するリスト・オール指定を設
    定し、 共通部は該コマンドを解析して指定された全リストの応
    答データを1以上の応答ステータスにより該中央制御部
    に返送するようにしたATM交換機における複数応答通
    信制御方法。
  6. 【請求項6】ATM交換機における中央制御部と共通部
    間で該共通部配下の個別部の応答データを収集するため
    のコマンド/応答ステータスを送受する複数応答通信制
    御方法であって、 中央制御部は共通部に送信するコマンドにテール情報部
    を設定して、該テール情報部に該共通部配下の個別部の
    一部についての応答を指示するリスト複数指定を設定
    し、 共通部は該コマンドを解析して指定されたリストの応答
    データを1以上の応答ステータスにより該中央制御部に
    返送するようにしたATM交換機における複数応答通信
    制御方法。
JP8062665A 1996-03-19 1996-03-19 Atm交換機における複数応答通信制御方法 Withdrawn JPH09261232A (ja)

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