JP2000113569A - ディスク制御装置およびその制御方法ならびにディスク記憶媒体 - Google Patents

ディスク制御装置およびその制御方法ならびにディスク記憶媒体

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JP2000113569A
JP2000113569A JP10278575A JP27857598A JP2000113569A JP 2000113569 A JP2000113569 A JP 2000113569A JP 10278575 A JP10278575 A JP 10278575A JP 27857598 A JP27857598 A JP 27857598A JP 2000113569 A JP2000113569 A JP 2000113569A
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disk
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reliability
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Kinichi Sugimoto
欽一 杉本
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量のデータを記憶する記憶媒体の再生/
記録時に、再生/記録するデータの種類によって、その
再生/記録の信頼性確保のための処理手続きを変更でき
るようにする。 【解決手段】 ディスク装置に設けられているエラーが
発生したときにリトライやベリファイ処理等のエラー処
理手順を行う手段に対して、別途設けられた領域管理部
に設定された管理情報に基づいてデータの種類によりど
のエラー処理手順を行うかあるいはエラー処理を行わな
いかを指示して、データの種類に応じたエラー処理手順
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクまたは
光磁気ディスクあるいは磁気ディスク等のディスク制御
装置に関する。本発明は、特に書き込みあるいは読み出
し時の入出力エラー発生時にデータの信頼性を要求され
るデータと応答性を要求されるデータとを混在して再生
/記録できるディスク制御装置およびその制御方法なら
びにそのディスク記録媒体に関する。本発明は特に、大
容量の光ディスクに利用されるに適する。
【0002】
【従来の技術】回転ディスク記憶媒体である光ディスク
あるいは光磁気ディスクなどではその入出力時にエラー
が発生するので、読み出されたデータあるいは書き込ま
れるデータの信頼性を高めるためのエラー処理手順を実
行するエラー処理手段が設けられている。このエラー処
理手順としては、例えばエラーが発生した場合に、再度
読み出しを行うリトライ処理、書き込みと同時に書き込
まれたデータを読み出して書き込みエラーがあるかない
かを判定するベリファイ処理、エラーが発生したデータ
ブロックを他の領域に記憶させる代替処理等がある。
【0003】従来、ディスク記憶媒体に記録される情報
を管理用の情報とそれ以外の画像情報または音声情報あ
るいは文字情報などのデータの二つにわけて固定の領域
に配置し、アクセスする位置に応じて入出力時のエラー
に対する回復動作を変更することにより、性能を向上さ
せるように制御する技術がある。
【0004】例えば、特開平7−111035号公報に
は、ディスク記憶媒体上の固定アドレスにより、管理情
報を記憶する管理情報領域と、データを記憶するデータ
領域とに分け、管理情報領域に対しては、エラー回復処
理および交替処理を行って記録情報の信頼性を高め、デ
ータ領域に対しては、エラー回復処理動作および交替処
理動作を伴わない処理を行ってデータの信頼性を少し犠
牲にして、記録再生の応答性を高める処理を行う技術が
記載されている。
【0005】また、従来のディスク制御装置では、ディ
スク記憶媒体上に記録されたデータに対してエラーが発
生した時点で指定されているモードに基づいてエラー処
理手順の変更が行える装置でも、アプリケーション環境
がエラーを取得する方法がないため、ディスク制御装置
の制御下にないファイル管理機構やOSによってそのエ
ラー処理手順を制御することはできないものであった。
【0006】例えば、特開平8−161831号公報に
は、動作モードによりエラー処理手順を変更するディス
ク再生装置の制御技術が記載されており、光ディスクか
ら再生するデータが時間的な連続性を要求されないが信
頼性を確保する必要がある場合にエラーが発生したとき
はリトライ処理を行う第一の動作モードを指定し、時間
的に連続した動画データや音楽データをリアルタイムで
再生する場合には、リトライ処理を行わない第二の動作
モードを指定し、動作モードによりエラー処理手順を変
更するディスク再生装置が記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来の技術の
問題点の第1点は、管理方法に拡張性がない点である。
その理由は、リトライ回数、代替処理を特定のOSある
いは固定したアドレス情報に基づいて行うハードウエア
の場合、特定OS環境への依存度が高くなり、異なった
容量のディスク媒体や将来のOS環境への対応が困難で
あり、将来の拡張性の確保が難しくなることである。ま
た、領域が固定であるため、記憶領域の利用効率も低下
する問題がある。
【0008】第2の問題点は、データをハンドリングす
るアプリケーションにデータの信頼性を判定するための
インタフェースがない点にある。
【0009】これは、従来のディスク制御装置では、内
部で独自にエラー処理と領域管理とを行うものであり、
外部のコンピュータによるファイル管理では、データが
正常であるか異常であるかの判定しかできないため、デ
ィスクの領域管理を行っていた上位のファイルシステム
等はファイルの一部のデータ破損などを管理することは
困難であった。このため、データの一部が壊れているこ
とを考慮したOS上のアプリケーションを実現すること
が難しい問題があった。
【0010】さらに、大容量のディスク記憶媒体に、例
えば動画または静止画あるいは文字情報のように異なる
種類のデータを混在して記録しあるいは再生しようとす
る場合に、データごとに異なる信頼性および応答性が要
求されるが、従来の技術では、一つのディスク記憶媒体
に混在しているデータの種別に対応した信頼性および応
答性を確保するためのエラー処理手順を自動的に判断し
て実行することができなかった。
【0011】本発明は、ディスク記憶媒体に記録あるい
は再生するデータの種別ごとにその信頼性および応答性
を考慮したエラー処理手順を実行させることにより、一
つのディスク記憶媒体に異なる種別のデータを混在して
記録できるようにしたディスク制御装置およびその制御
方法を提供することを目的とする。また本発明は、ディ
スク制御装置による信頼性および応答性を考慮した領域
の管理において、そのデータを配置する位置(アドレ
ス)を固定的とせずに領域を有効に利用することができ
ることを目的とする。また、本発明は、データの信頼性
に関する情報をインタフェースを介してディスク記憶媒
体上のデータ領域を管理する処理手段あるいはOSに通
知し、外部のアプリケーョンにおいてデータの信頼性判
定に基づく制御あるいは処理を行えるようにし、システ
ムの信頼性の向上やデータの補間処理等が可能なディス
ク制御装置およびディスク記録媒体を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は、
ディスク制御装置に係り、ディスク記憶媒体に対する読
み出し書き込みを行うとともにエラー発生時に必要なエ
ラー処理手順を実行するディスク信頼性管理手段と、前
記ディスク記憶媒体に記録されるデータの領域管理情報
を保持する領域管理手段とを備え、前記領域管理手段
は、前記ディスク記憶媒体に記録されるデータの種別情
報とそのデータの位置情報とに基づき、前記ディスク信
頼性管理手段に対して、データの種別ごとにとるべきエ
ラー処理手順を指示する手段を含むことを特徴とする。
【0013】前記領域管理手段は、前記ディスク信頼性
管理手段に対して、データの種類により、応答性を優先
するデータには、リトライ回数を減らしまたはベリファ
イ動作あるいは代替処理を避け、信頼性を優先するデー
タには、リトライまたはベリファイ動作あるいは代替処
理を行うように指示する手段を含むことができ、また、
前記ディスク信頼性管理手段は、読み出し時にエラーが
発生した場合読み出したデータとともにエラー箇所の情
報を前記領域管理手段に通知する手段を含むことができ
る。
【0014】また、本発明の第二の観点は、ディスク記
憶媒体のエラー処理制御方法に係り、ディスク記憶媒体
に書き込みまたは読み出しするデータの位置情報および
その種別情報を含む領域管理情報に基づいて、ディスク
記憶媒体の書き込みまたは読み出しを行うとともにデー
タの種別に基づいて書き込みまたは読み出しするデータ
の信頼性を向上するためのエラー処理手順を実行するデ
ィスク信頼性管理手段に対してとるべきエラー処理手順
の指示を行い、前記信頼性管理手段は、前記エラー処理
手順の指示に基づいて指定されたエラー処理手順を実行
することを特徴とする。
【0015】ディスク記憶媒体に記録されるデータ、ま
たは記録されたデータのファイルを領域管理手段で管理
する。領域管理手段は、データの種別情報とその位置情
報とに基づいて、データの種別ごとにとるべきエラー処
理手順をディスク信頼性管理手段に指示し、ディスク信
頼性管理手段は、データの種別に対応する指示されたエ
ラー処理手順を実行して、データの書き込み(記録)ま
たは読み出し(再生)を行う。これにより、ディスク信
頼性管理手段は、高い信頼性が要求されるデータ、例え
ば文字情報とか、静止画情報などに対しては、エラーが
発生したときはリトライまたはベリファイ動作あるいは
代替処理等を行う。応答性が優先されるようなデータ、
例えば動画情報とか音声情報などに対しては、リトライ
等の応答性を阻害するようなエラー処理動作を避けるよ
うな処理を行う。
【0016】これにより、データの種別に応じて必要な
エラー処理手順を実行でき、複数の種別のデータが混在
して記録されるディスク記憶媒体での、データの記録/
再生にデータに対応する記録/再生動作を行うことがで
きる。また、領域管理手段を従来のディスク装置の外部
に設けることで、特定のOS環境に依存せず、異なった
容量のディスク記憶媒体を管理でき、汎用性を高めるこ
とができる。
【0017】また、応答性を優先するデータについて、
エラー箇所の情報を領域管理手段に通知することで、外
部のアプリケーションにエラー箇所を通知することで、
誤動作を防止でき、またエラーに対応した処理を行うこ
とができる。
【0018】本発明の第三の観点は、さらに具体化され
たディスク制御装置に係り、ディスク記憶媒体に対する
読み出しまたは書き込みを行うディスク入出力制御部
と、前記ディスク入出力制御部に対してエラー発生時
に、エラー処理手順をとるか否かを判定する信頼性基準
判定部と、前記信頼性基準判定部に対してエラー処理手
順をとるか否かの判定基準の情報およびデータの送受信
を行うディスクインタフェース部と、前記ディスクイン
タフェース部を介して、前記ディスク入出力制御部とデ
ータの送受信を実行するホストインタフェース制御部
と、前記ホストインタフェース制御部を介して前記ディ
スク上のデータ配置管理情報を保持する領域管理部とを
備え、前記領域管理部は、データの種類により信頼性の
高いエラー処理手順をとるデータと信頼性は高くないエ
ラー処理手順をとるデータとについて、どのエラー処理
手順をとるか否かの判定情報を前記信頼性基準判定部に
与える手段を含み、前記ディスク入出力制御部は前記信
頼性基準判定部の判定に基づいて指定されたエラー処理
手順を実行する手段を含むことを特徴とする。
【0019】ファイルを管理している領域管理部から信
頼性基準判定部に対してデータの種別に対応する信頼性
の判定情報を与える。信頼性基準判定部は、この判定情
報に基づいて、高い信頼性が必要なデータ領域に対して
は高い信頼性を確保できるエラー処理手順を実行するよ
うにディスク入出力制御部を制御する。また、応答性が
必要なデータ領域に対しては、信頼性は高くないが応答
性を確保できるようにエラー処理手順を実行あるいはエ
ラー処理手順を実行しないようにディスク入出力制御部
を制御する。
【0020】これにより、再生動作では、例えば応答性
を要求されるような動画データの領域に対しては、高い
エラー回復機能を有するリトライ処理などを行わずに再
生処理を行うことができ、また、高い信頼性を要求され
るような静止画データや文字データの領域に対しては、
リトライ処理を行って高い信頼性のデータを出力するこ
とができる。記録時の動作も同様にデータの種別によっ
てディスク記憶媒体に高い信頼性を要求されるデータと
応答性を要求されるデータとを混在して記録することが
できる。
【0021】また、本発明では、ディスク記憶媒体に対
する入出力およびエラー処理手順を実行する装置から、
例えば読み出したデータについてエラー通知を領域管理
部に行うことによって、ディスク制御装置の制御下にな
いアプリケーションにデータの信頼性を通知することが
でき、エラーデータを参照するアプケーションの誤動作
を未然に回避することができる。また、エラー箇所の情
報に基づいてアプリケーション側で補間等のエラーに対
する補償処理を行うことができる。
【0022】さらに、本発明の第四の観点は、ディスク
記憶媒体そのものに係り、これらの領域管理情報がある
特定のアドレスに記憶され、この領域管理情報を読み出
して、この領域管理情報に基づいて、記録されたデータ
について、そのデータの種別に基づいて必要なエラー処
理手順を実行でき、異なる種類のデータが混在して記録
できるディスク記憶媒体を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態の1例を示す
ブロック構成図である。このディスク制御装置は、ディ
スク記憶媒体10に対する記録読み出しを実行する入出
力制御部11と、エラー発生時にリトライ動作実施の可
否の判定またはベリファイ動作の可否判定あるいはエラ
ーセクタに対する代替処理の実施の可否の判定およびエ
ラーを含むデータの転送の可否判定を行う信頼性基準判
定部12と、信頼性基準判定部12に対する信頼性判定
基準の情報の受信および入出力コマンドの受信、データ
の送受信を実行するディスクインタフェース制御部13
と、ディスクインタフェース制御部13を介して、入出
力制御部11とデータバッファ16との間でデータの送
受信を実行するホストインタフェース制御部14と、ホ
ストインタフェース制御部14を介して、ディスク記憶
媒体上のデータの配置を管理する領域管理部15を備え
ている。
【0025】ここで、領域管理部15は、メモリを備え
た制御機構であり、メモリには、ディスク記録媒体上の
データの配置を管理するための領域管理情報が記憶され
ており、ディスク記憶媒体10に記録される(または記
録された)データの位置情報と属性情報とを含む領域管
理情報が記憶される。領域管理情報はディスク記憶媒体
10に記録されており、必要に応じて読み出しメモリ上
に記憶される。この領域管理情報の具体的な構成は後述
のように図4に示される。
【0026】また、入出力制御部11は、ディスク記憶
媒体10に対する入出力(書き込みまたは読み出し)を
行うとともに、信頼性基準判定部12の制御に基づいて
エラーが発生したときにデータの信頼性を高めるための
リトライ処理、あるいはベリファイ処理、あるいは代替
処理等のエラー処理手順を実行し、またエラー箇所、エ
ラー要因等のエラー情報を出力する制御手段を含むもの
とする。
【0027】なお、本ディスク制御装置のディスク記憶
媒体10としては、大容量光ディスクの例で説明する
が、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置などその他
の記録再生メディアを利用した装置においても同様に適
用できる。
【0028】以下図1に示すディスク制御装置の動作を
説明する。
【0029】ディスク記憶媒体10に対するデータの入
出力動作は、領域管理部15によって管理されている特
定のアドレスから始まる連続領域に対して、領域管理部
15がホストインタフェース制御部14を介してデータ
入出力要求を発行する。発行されたデータ入出力要求
は、ディスクインタフェース制御部13を介して信頼性
基準判定部12に通知される。信頼性基準判定部12で
は、予め設定されている信頼性モードに基づき、一連の
エラー処理手順を行うように入出力制御部11を制御
し、ディスク記憶媒体10に対するデータの入出力を実
行する。この信頼性基準判定部12での動作の詳細につ
いては後述する。データ入出力が成功した場合は、ディ
スク入出力に伴うデータは、データバッファ16と入出
力制御部11との間でデータバスDBおよびディスクイ
ンタフェースDKIFを介して相互に転送される。
【0030】次に、信頼性基準判定部12によるエラー
処理手順の実行動作制御について図2を参照して説明す
る。
【0031】ディスク記憶媒体10に対する入出力動作
は、入出力制御部11によりすべて実行されるが、通常
ディスク記憶媒体10に対する入出力動作はメディアの
機械特性のばらつきや、ゴミの付着などに起因して様々
のエラーを引き起こす。入出力制御部11では、これら
のエラー要因に基づいてエラー通知を信頼性基準判定部
12に通知する。その結果に応じて信頼性基準判定部1
2は、後述する基準に基づき必要に応じてリトライ動作
の実行要求を入出力制御部11に通知する。信頼性基準
判定部12は、領域管理部15から指示される、信頼性
優先モード、応答性優先モード、あるいは複数のレベル
からなるこれらのモード指定に基づいて、そのモードに
応じたエラーリトライの動作手順の実行を制御する。
【0032】図2に、信頼性基準判定部12での処理と
それによるリトライ動作実行制御動作の処理フローチャ
ートとを示す。このフローチャートでは、信頼性優先モ
ードとそれ以外の応答性優先モードの2段階のモード指
定を例として示しているが、3段階以上のモード指定
も、リトライ回数などの基準を変更することにより制御
可能である。
【0033】信頼性基準判定部12では、入出力(記録
/再生)するデータが信頼性優先モードか否かを判定し
(S11)、信頼性優先モードでは、入出力制御部11
に対して処理手順Aに基づいて入出力処理を実行させ
(S12)、正常に実行できたか否かを判断し(S1
3)、正常に実行できなかった場合には、リトライ条件
を満足する間はリトライ動作を行うように制御し(S1
4)、最終的な結果を領域管理部15に通知する(S1
7)。また、応答性優先モードでは、処理手順Bに基づ
いて入出力処理を実行させ(S15)、正常に入出力で
きたかどうかにかかわらず、データ転送を実行させ、入
出力動作後エラー位置情報を取得し(S16)、その結
果を領域管理部15に通知する(S17)。
【0034】処理手順Aは次の処理手順で行う。 入出力処理を実行する(S12)。 エラーが発生した場合は、あらかじめ設定されたリ
トライ回数に達するまで、に戻る。正常処理の場合に
は処理を終了する(S13、14)。 リトライ回数内で正常終了しなかった場合は代替セ
クタを割当てて入出力処理からの処理を繰り返す(S1
2〜S14)。
【0035】なお、読み出し時のエラー処理において、
代替セクタを割り当てるとデータ内容が保証されないた
め、エラー通知を行う必要がある。
【0036】処理手順Bは次の処理手順で行う。 入出力処理を実行する(S15)。 エラーが発生した場合は、エラー位置を確認して、
エラー位置情報を生成し、領域管理部に通知を行う(S
16、S17)。
【0037】なお、処理時間に余裕がある場合は、エラ
ーが発生した場合にリトライ動作を行ってもよい。
【0038】次にリトライ回数の設定方法について説明
する。通常の入出力処理に伴うエラーとしては、データ
エラー、アドレス情報読み出しエラー、サーボトラッキ
ングエラーなどがあるが、これらのいずれのケースも、
単純なリトライ動作で復旧が試みられる。いま、上位の
アプリケーションがデータの入出力に対してある一定時
間内の応答を期待しているとすると、リカバー可能なデ
ータがあってもリトライ動作に伴う時間的なロスが致命
的な障害を起こす可能性がある。したがって、信頼性優
先モードを指定されたファイルの入出力では、アプリケ
ーション処理上の上限値内でリトライ動作を許すが、応
答性優先モードを指定されたファイルの出力ではリトラ
イ動作を許さない、あるいはリトライ回数の上限を抑え
る制御を行うこととして、それに基づいてリトライ回数
を設定する。
【0039】エラー処理手順としての代替セクタ処理手
順について説明する。書き込み時のエラーにおいては、
特定のセクタにデータが書けなかった場合に、エラーの
ない領域を使用して代替セクタを確保し、その領域に書
き込む代替処理が行われることがある。読み出し時に
は、データ内容が失われるため、エラー通知を領域管理
部に対して行う必要がある。この代替セクタ処理は処理
時間を要するため、応答性優先モードでは使用されな
い。
【0040】次に図3ないし図9を参照して領域管理部
15による信頼性基準判定部12に対する制御動作を説
明する。ここでは、図3のようなディスク上のデータ配
置例としてファイルA、ファイルBの二つのファイルが
存在する場合を例に説明する。以下#で始まる数値は1
6進数を表すことにする。ここでファイルAは静止画デ
ータであり、データとして信頼性を優先して管理するこ
ととし、ファイルBは動画データであり、応答性を優先
して管理することとする。
【0041】図3に示す構成のファイルをディスク記録
媒体上に配置した場合の例を図4に示す。図4におい
て、アドレスの最初に表れるのが、領域管理部15で管
理する領域管理情報の部分を示している。データの部分
は、アドレス#100以降に記録されており、ファイル
Aは、アドレス#100から始まる連続領域に記録さ
れ、ファイルBは、アドレス#200および#250か
ら始まる連続領域に記録された構成となっている。
【0042】ここで領域管理情報の構成を説明する。領
域管理情報は、図4に示すようにファイルエントリに、
ファイルAについてファイル名、どのエラー処理手順を
とるかを判定するためのファイル属性情報、ファイルA
の位置情報に相当するファイルAが保持されている連続
領域構造体の個数の情報とその開始アドレス(#10
0)および連続領域の長さの情報をファイルエントリに
保持している。同様にファイルBについても同様にファ
イルエントリ、ファイル属性情報、ファイル名、連続領
域構造体個数、連続領域構造体の開始アドレス、領域長
さの情報を保持している。
【0043】領域管理情報のRootディレクトリを与
えるディレクトリエントリは、図9に示されるディレク
トリエントリーフォーマットをとり、属性としてはディ
レクトリ属性をもつ。ディレクトリ属性は属性の項目の
第0ビット(ビット0)にフラグを立てたときディレク
トリを、そうでないときファイルを与えるものとする。
ディレクトリエントリ内の二つのファイルエントリが、
ファイルAおよびファイルBのファイルエントリそれぞ
れの属性を管理している。各ファイルのファイルエント
リフォーマットは図8に示す構成となり、ファイルエン
トリの属性の項目の第1ビット目(ビット1)は、デー
タの応答性および信頼性を与えるストリームビットであ
り、このビットにフラグを立てたとき応答性を優先する
データとして扱う。そうでない場合は信頼性を優先する
データとして扱う。図4に示す構成では、ファイルA
(静止画データ)が信頼性優先のファイル属性を、ファ
イルB(動画データ)が応答性優先のファイル属性をも
っていることになる。ファイルAおよびファイルBのフ
ァイルエントリは、図7に示す連続領域構造体でデータ
領域を指示する。図7の連続領域構造体は、領域の先頭
アドレスと領域の長さを保持しているため、ディスク上
の連続した一つの領域を指すことができる。この図4の
例では、ファイルAのファイルエントリはアドレス#1
00から始まる連続領域に記録された静止画データを保
持していることとなる。同様にファイルBのファイルエ
ントリはアドレス#200および#250から始まる二
つの連続領域に記録された動画データを保持しているこ
とになる。
【0044】次に図5および図6を参照してファイルA
およびファイルBの読み出し動作を実施する場合の領域
管理部15の動作手順を説明する。領域管理部15は、
電源投入後次の手順でディスク上のデータを領域管理部
15に読み込み、入出力動作を実行させる。
【0045】まず、ファイルAの読み出し手順を説明す
る。領域管理部15はまず信頼性優先モードを指定して
Rootディレクトリを領域管理情報が記録された固定
アドレスから読み出す(S21、S22)。動作モード
の指定方法については後述する。次に読み出したRoo
tディレクトリエントリから、ファイルAのファイルエ
ントリを取り出し、属性をチェックする(S24)。い
ま、属性には、ビット1のストリームビットがセットさ
れていないため、データは信頼性優先モードで記録され
ていると判断されるので、動作モードを変更せず(信頼
性基準判定部12の動作モードを変更せず)に、ファイ
ルエントリ情報の連続領域構造体が示すアドレス#10
0から長さ5の領域の読み出しを信頼性優先モードで実
行する(S24)。
【0046】次に、ファイルBの読み出し手順を説明す
る。領域管理部15はまず信頼性優先モードを指定して
Rootディレクトリを領域管理情報が記録された固定
アドレスから読み出す(S31、S32)。動作モード
の指定方法については後述する。次に読み出したRoo
tディレクトリエントリから、ファイルBのファイルエ
ントリを取り出し、属性をチェックする(S33)。い
ま、属性には、ビット1のストリームビットがセットさ
れているため、データは応答性優先モードで記録されて
いると判断されるので、動作モードを変更し(信頼性基
準判定部12の動作モードを応答性優先モードに変更す
る)、ファイルエントリ情報の連続領域構造体が示すア
ドレス#200から長さ10の領域とアドレス#250
からの長さ5の領域を応答性優先モードで読み出しを実
行する(S34)。
【0047】この説明では、動作モードは信頼性優先モ
ードと応答性優先モードの2種類で説明したが、3段階
以上のモード選択も属性に2ビット以上を使用すること
により可能である。その場合は複数レベルでの信頼性モ
ードの管理を指定することができる。また、書き込み動
作においても、同様に動作モード指定を行った上で書き
込み動作を実行することが可能である。
【0048】また、動作モードの指定方法としては、例
えば図14に示すようなフォーマットのコマンドパケッ
トをディスクインタフェース制御部13とホストインタ
フェース制御部14を介して、領域管理部15から信頼
性基準判定部12に通知することにより実現することが
できる。ここで、動作モードパラメータの項目に#01
を指定した場合に応答性優先モードを、#00を指定し
たときに信頼性優先モードを指定したことになる。
【0049】次に本発明の別の実施の形態を図10ない
し図14を参照して説明する。
【0050】図10は、図1に示す第1の実施の形態の
ディスク制御装置に、データを利用する外部のデータ処
理装置であるデータハンドリング部21と、データハン
ドリング部21とデータバッファ16との間でデータの
逐次送受信を実行するバッファコントローラ20とを備
えた構成である。
【0051】この図10に示す構成は、ディスク記憶媒
体10からのデータを出力する場合にエラー箇所の情報
をあわせて通知し、必要に応じてエラー箇所の補間操作
等を施してデータの信頼性および応答性を向上させるも
のである。
【0052】この図10の装置の動作を説明する。デー
タ出力を実行した際に、データバッファ16に保持され
るデータに対応するエラー情報は、後述する読み出し動
作手順により領域管理部15に引き取られる。領域管理
部15はエラー情報に基づいてバッファコントローラ2
0にエラー箇所を通知する。データハンドリング部21
ではバッファコントローラ20を介してデータの読み出
しを実行するが、エラー箇所に関してはデータハンドリ
ング部21で処理可能な無効データで満たした上でデー
タハンドリング部21に送出される。データハンドリン
グ部21では、エラー箇所に関する情報がデータに含ま
れているため、必要に応じてエラー箇所の補間操作など
を施し、データの信頼性あるいは応答性を向上させるこ
とができる。
【0053】次に読み出し動作手順を図11および図1
2を参照して説明する。図11は信頼性優先データの読
み出し動作処理シーケンスを示し、図12は、応答性優
先データの読み出し動作処理シーケンスを示す。なお、
この図11、12のシーケンスに示す信頼性管理部は、
図10の枠に囲まれた信頼性基準判定部12、入出力制
御部11、ディスクインタフェース制御部13を含む構
成を総称して信頼性管理部30として表されたもので、
信号はディスクインタフェースDKIF上の信号を示
す。
【0054】信頼性優先モードで記録されているデータ
に関しては、図11に示すシーケンスに従って、図14
に示す信頼性モードを指定するコマンドパケットを領域
管理部15から送出することにより、信頼性優先モード
を指定の上読み出し要求を発行し、データを取得する。
応答性優先モードで記録されているデータに関しては、
図12に示すシーケンスに従って、図14に示す応答性
モードを指定するコマンドパケットを領域管理部15か
ら送出することによって、応答性優先モードを指定の上
読み出し要求を発行し、データを取得する。この場合、
部分的にエラーが発生した場合においても、全てのデー
タにエラーが生じていない場合は、信頼性優先モードと
同様にデータを取得し、その後にエラー箇所に関する情
報も取得する。例えば、図13に示すようなフォーマッ
トのエラー情報を取得することにより、エラーが発生し
たセクタの位置を特定し、このエラー情報に基づいて、
バッファコントローラ20にエラー通知を行えばよい。
図13のエラーセクタの項目で与えられる数のエラーセ
クタアドレスをエラーセクタアドレスの項目に保持し、
通知を行うことができる。
【0055】ここで、図10に示す構成においては、エ
ラー通知を受けた領域管理部15は、そのエラー情報に
基づいて、エラー箇所をバッファコントローラ20に通
知するため、データハンドリング部21がバッファコン
トローラ20からデータを読み出す時点で、バッファコ
ントローラ20では指定されたセクタアドレスの位置の
データに対する読み出し時には、アプリケーションで処
理を行う上で障害を生じないデータ、例えば、バイト単
位で零や#FF(16進数)のデータに置き換える動作
を行う。
【0056】データハンドリング部21においては、例
えば動画再生用アプリケーションを使用する場合には、
読み出したデータに#FF(16進数)がある一定値以
上連続して続いた場合は、その領域は正常なデータでな
いと判断し、該当するデータの同一平面内上下左右のデ
ータと時間方向の前後の画像データ(フレーム)を使用
して、補間処理を行うなどで、動画データのデコード動
作が異常とならないように制御を行うことができる。
【0057】なお、上記本発明の実施の形態では、入出
力制御部11と信頼性基準判定部12とに分けて説明し
たが、ディスク記憶媒体10へのデータの入出力である
書き込みまたは読み出し動作とともに、その入出力動作
に伴うエラー検出およびエラーに対応するリトライ処理
等のエラー処理手順を実行してデータの信頼性を管理す
る信頼性管理手段として、一体のものとしても把握する
ことができる。
【0058】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、データの種
別に応じて要求される信頼性および応答性に応じた記録
/再生を行うことができるので、大容量のディスク記録
媒体に、種々のデータを混在して記録して再生すること
が可能であり、ディスク記録媒体の利用範囲を拡大する
ことができる。例えば、一つのディスク記録媒体に、動
画、静止画、音声、文字情報などを混在して記録し、か
つ自動的にその情報の種別に応じた信頼性で再生するこ
とが可能となる。
【0059】また、本発明はOS環境などに対する依存
性が低いため、将来的な拡張性を確保できる。ファイル
を管理している領域管理部から、信頼性管理部に対して
信頼性の基準を指示することができるため、高い信頼性
が必要なデータ領域(またはファイル)と、高い信頼性
が必要でないデータ領域(またはファイル)が同じディ
スク記録媒体上にどのような位置に混在していても管理
可能であり、従来のコンピュータのファイルシステムと
同様の管理を実現することができる。
【0060】また、本発明は応答性を優先してもアプリ
ケーションの信頼性の低下を避けられる効果がある。こ
れは領域管理部において、信頼性の低いデータのエラー
通知を受けることが可能とすることにより、ディスク装
置の外部のデータを利用するアプリケーションにデータ
の信頼性を通知する機構が提供可能となるため、エラー
が混在したデータが読み出された場合には、アプリケー
ションに送出する前にエラー箇所を無害なデータに書き
換えることができるため、エラーデータの参照によるア
プリケーションの誤動作を未然に回避することができ、
アプリケーションの信頼性の低下を避けることができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のディスク制御装置
を示すブロック図。
【図2】本発明の信頼性基準判定部の処理フローチャー
ト。
【図3】本発明のデータ管理構造の配置例を示す模式
図。
【図4】本発明のデータ管理構造のディスク記憶媒体上
の配置例を説明する模式図。
【図5】本発明のデータ管理構造を使用したファイルの
読み出し手順を示すフローチャート。
【図6】本発明のデータ管理構造を使用したファイルの
読み出し手順を示すフローチャート。
【図7】連続領域構造体を説明する図。
【図8】ファイルエントリフォーマットを説明する図。
【図9】ディレクトリエントリーフォーマットを説明す
る図。
【図10】本発明の第二の実施の形態のディスク制御装
置を示すブロック図。
【図11】本発明の第二の実施の形態の信頼性優先デー
タの入出力動作処理を示すシーケンス。
【図12】本発明の第二の実施の形態の応答性優先デー
タの入出力動作処理を示すシーケンス。
【図13】本発明の第二の実施の形態のエラー通知用デ
ータフォーマット。
【図14】本発明の動作モードを指定するコマンドの一
例を示す図。
【符号の説明】
10 ディスク記憶媒体 11 入出力制御部 12 信頼性基準判定部 13 ディスクインタフェース制御部 14 ホストインタフェース制御部 15 領域管理部 16 データバッファ 20 バッファコントローラ 21 データハンドリング部 30 信頼性管理部 DB データバス DKIF ディスクインタフェース

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク記憶媒体に対する読み出し書き
    込みを行うとともにエラー発生時に必要なエラー処理手
    順を実行するディスク信頼性管理手段と、 前記ディスク記憶媒体に記録されるデータの領域管理情
    報を保持する領域管理手段とを備え、 前記領域管理手段は、前記ディスク記憶媒体に記録され
    るデータの種別情報とそのデータの位置情報とに基づ
    き、前記ディスク信頼性管理手段に対して、データの種
    別ごとにとるべきエラー処理手順を指示する手段を含む
    ことを特徴とするディスク制御装置。
  2. 【請求項2】 前記領域管理手段は、前記ディスク信頼
    性管理手段に対して、データの種類により、応答性を優
    先するデータには、リトライ回数を減らしまたはベリフ
    ァイ動作あるいは代替処理を避け、信頼性を優先するデ
    ータには、リトライまたはベリファイ動作あるいは代替
    処理を行うように指示する手段を含む請求項1記載のデ
    ィスク制御装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスク信頼性管理手段は、読み出
    し時にエラーが発生した場合読み出したデータとともに
    エラー箇所の情報を前記領域管理手段に通知する手段を
    含む請求項1または2記載のディスク制御装置。
  4. 【請求項4】 ディスク記憶媒体に書き込みまたは読み
    出しするデータの位置情報およびその種別情報を含む領
    域管理情報に基づいて、ディスク記憶媒体の書き込みま
    たは読み出しを行うとともにデータの種別に基づいて書
    き込みまたは読み出しするデータの信頼性を向上するた
    めのエラー処理手順を実行するディスク信頼性管理手段
    に対してとるべきエラー処理手順の指示を行い、 前記信頼性管理手段は、前記エラー処理手順の指示に基
    づいて指定されたエラー処理手順を実行することを特徴
    とするディスク記憶媒体のエラー処理制御方法。
  5. 【請求項5】 ディスク記憶媒体に対する読み出しまた
    は書き込みを行うディスク入出力制御部と、 前記ディスク入出力制御部に対してエラー発生時に、エ
    ラー処理手順をとるか否かを判定する信頼性基準判定部
    と、 前記信頼性基準判定部に対してエラー処理手順をとるか
    否かの判定基準の情報およびデータの送受信を行うディ
    スクインタフェース部と、 前記ディスクインタフェース部を介して、前記ディスク
    入出力制御部とデータの送受信を実行するホストインタ
    フェース制御部と、 前記ホストインタフェース制御部を介して前記ディスク
    上のデータ配置管理情報を保持する領域管理部とを備
    え、 前記領域管理部は、データの種類により信頼性の高いエ
    ラー処理手順をとるデータと信頼性は高くないエラー処
    理手順をとるデータとについて、どのエラー処理手順を
    とるか否かの判定情報を前記信頼性基準判定部に与える
    手段を含み、 前記ディスク入出力制御部は前記信頼性基準判定部の判
    定に基づいて指定されたエラー処理手順を実行する手段
    を含むことを特徴とするディスク制御装置。
  6. 【請求項6】 前記領域管理部は、データごとにその属
    性を指定する属性情報領域を有し、このデータの属性情
    報に基づいてどのエラー処理手順をとるかの判定情報と
    して前記信頼性基準判定部に与える手段を含む請求項5
    記載のディスク制御装置。
  7. 【請求項7】 前記領域管理部は、データの種類によ
    り、応答性を優先するデータには、リトライ回数または
    ベリファイ動作あるいは代替処理を避ける判定情報を与
    え、信頼性を優先するデータには、リトライまたはベリ
    ファイ動作あるいは代替処理を行うよう前記判定情報を
    与える手段を含む請求項5または6記載のディスク制御
    装置。
  8. 【請求項8】 データの読み出し時に前記入出力制御部
    が応答性を優先するデータについてエラーが発生したこ
    とを検出した場合には、読み出しデータとともにエラー
    箇所を通知する手段を含む請求項5ないし7のいずれか
    記載のディスク制御装置。
  9. 【請求項9】 通知されたエラー箇所の情報に基づい
    て、エラー箇所のデータに補間処理を行う手段を備えた
    請求項8記載のディスク制御装置。
  10. 【請求項10】 記録媒体上に記録されたデータの配置
    に関わる管理情報が記憶された固定アドレスの管理情報
    記録領域と、データが記録されたデータ記録領域とを有
    し、 前記管理情報記録領域には、前記データ記録領域に記録
    されたデータの種別によって、その信頼性の高いエラー
    処理手順をとるデータ領域と信頼性は高くないが応答性
    が高いエラー処理手順をとるデータ領域とに対して異な
    るエラー処理手順を指示する情報を含む領域管理情報が
    記録され、 データの読み出し時には、読み出された前記領域管理情
    報の情報に基づいて、前記データ領域に記録されたデー
    タの種別に対応するエラー処理手順が行われるディスク
    記録媒体。
  11. 【請求項11】 領域管理情報は、データの種別を示す
    属性情報とそのデータの位置情報とを含む請求項10記
    載のディスク記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002086886A1 (fr) * 2001-04-16 2002-10-31 Sony Corporation Procede d'enregistrement, appareil d'enregistrement, procede de reproduction et appareil de reproduction
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