JP2002129976A - 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 - Google Patents

防音構造ケーシングの吸気ダクト構造

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JP2002129976A
JP2002129976A JP2000323652A JP2000323652A JP2002129976A JP 2002129976 A JP2002129976 A JP 2002129976A JP 2000323652 A JP2000323652 A JP 2000323652A JP 2000323652 A JP2000323652 A JP 2000323652A JP 2002129976 A JP2002129976 A JP 2002129976A
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JP
Japan
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casing
intake duct
wall
air
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000323652A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Nagata
三雄 永田
Kiyomi Kobayashi
清見 小林
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Nippon Sharyo Ltd
Original Assignee
Nippon Sharyo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ルーフ部吸気ダクトから漏れる騒音を低減す
る。 【解決手段】 ケーシング1の側壁6上部に開口する吸
気入口と、吸気入口からケーシングの上部壁内面と天井
壁との間に形成される空気通路5と、天井壁4に開口す
る吸気出口とで構成される防音構造ケーシングの吸気ダ
クト構造において、天井壁4の吸気出口周囲に、吸音材
を貼着した遮音板9を下方へ延出させて設ける。遮音板
は、上方へ回動可能に設けられている防音構造ケーシン
グの吸気ダクト構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部に、エンジン
と、該エンジンにより駆動される発電機、コンプレッ
サ、油圧ポンプ等の動力供給源となる機器等を収納した
エンジン作業機の防音構造ケーシングの吸気ダクト構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン作業機は、防音構造のケーシン
グ内に、エンジンと、該エンジンにより駆動される発電
機等の機器を収納し、エンジンの吸気用やエンジン及び
発電機等を冷却するために、ケーシング内に空気を導入
する吸気ダクトを設けている。この吸気ダクトは、例え
ば、図3に示されるように、ケーシング1内部の収納機
器点検用のドア2の背面に設けられるドア部吸気ダクト
3と、ドア2上部の天井壁4に設けられるルーフ部吸気
ダクト5とで構成されている。
【0003】ドア部吸気ダクト3は、ドア2の中段より
やや下方に開口する吸気入口3aと、ドア2内側に設け
られた上下2つの箱体3b,3cとの間に形成される空
気通路3dとからなり、ルーフ部吸気ダクト5は、ドア
2上部のケーシング1の前側壁6に開口する吸気入口5
aと、該吸気入口5aからケーシング1の上部壁7内面
と天井壁4との間に形成される空気通路5bと、天井壁
4に開口する吸気出口5cとで構成され、空気通路5b
を長くするために、上部壁7内面と天井壁4との間に仕
切板5dを設けてラビリンス状にしている。なお、空気
通路3d,5b内側には吸音材がそれぞれ貼着されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら吸気
ダクトからは、ケーシング内に収納されたエンジンや発
電機等の機器から発生する騒音が吸気ダクトを通って外
部へ漏れる問題があり、特に、ルーフ部吸気ダクトは、
吸気入口の位置が人の耳元高さに近いため、騒音値が大
きく感じられる。
【0005】そこで本発明は、ルーフ部吸気ダクトから
漏れる騒音を低減した防音構造ケーシングの吸気ダクト
構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、ケーシングの側壁上部に開口する吸気
入口と、該吸気入口からケーシングの上部壁内面と天井
壁との間に形成される空気通路と、天井壁に開口する吸
気出口とで構成される防音構造ケーシングの吸気ダクト
構造において、前記天井壁の吸気出口周囲に、吸音材を
貼着した遮音板を下方へ延出させて設けたことを特徴と
している。また、前記遮音板は、上方へ回動可能に設け
られていることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1及び図2に示
される実施形態例に基づいて説明する。なお、前記従来
例と同一要素には同一の符号を付して説明する。ケーシ
ング1は、上部壁7内面と、該上部壁7の内側に間隔を
空けて設けた天井壁4及び前側壁6を含む4面の側壁内
面と、前側壁6に設けられた内部収納機器点検用の観音
開きのドア2,2の内面にそれぞれ吸音材を貼着して防
音構造に形成されている。また、ケーシング1には、内
部に収納したエンジン等の機器冷却用の吸気ダクトとし
て、開閉用のラッチ8を備えた一方のドア2にドア部吸
気ダクト3と、ドア2上部の天井部分にルーフ部吸気ダ
クト5とが備えられている。
【0008】ドア部吸気ダクト3は、ドア2に開口する
吸気入口3aと、ドア2内側に設けた下部箱体3bと上
部箱体3cとで形成される空気通路3dとからなる。下
部箱体3bは、上部を開口して吸気入口3aの内側に設
けられ、上部箱体3cは、下部を開口して下部箱体3b
を覆ってドア2上部内側に、下部箱体3bと間隔を空け
て設けられ、ドア2内面と下部箱体3bとの間及び下部
箱体3bと上部箱体3cとの間に連続する空気通路3d
を形成している。下部箱体3b及び上部箱体3cには、
両面にそれぞれ吸音材が貼着されている。
【0009】ルーフ部吸気ダクト5は、ドア2上部の前
側壁6に開口する吸気入口5aと、該吸気入口5a内側
のケーシング1の上部壁7内面と天井壁4との間に形成
される空気通路5bと、天井壁4のドア側に開口する吸
気出口5cと、前側壁6に設けられてケーシング内側方
向へ延出して空気通路5bを上下に仕切って空気通路5
bをケーシング内側で屈曲させる仕切板5dとで構成さ
れている。上部壁7内面、天井壁4両面及び仕切板5d
両面にはそれぞれ吸音材が貼着されている。天井壁4に
は、吸気出口5c側端部に吸音材が貼着された遮音板9
がドア2方向の上方へ回動可能にヒンジ接続され、スト
ッパ5eに設けたネジを締めることにより固定される。
【0010】この遮音板9は、ドア2を開けてケーシン
グ1内の機器10を点検・整備する際には、ドア2方向
の上方へ回動して跳ね上げ、ストッパ5eに設けたネジ
で固定する。ドア2を閉じる際には、ケーシング内側方
向へ回動させると下方へ延出し、ネジを締めることによ
り固定されて機器10の上部前面を覆い、前記上部箱体
3cとの間に前記空気通路5bに連続する空気通路11
を形成する。
【0011】この構成により、ケーシング1内に収納さ
れたエンジンや発電機等の内部収納機器10から発生す
る騒音は、図1に矢印で示されるように、ドア2を閉じ
た状態では、一部はドア部吸気ダクト3を通って吸気入
口3aから外部に排出され、一部はルーフ部吸気ダクト
5を通って吸気入口5aから外部に排出される。ドア部
吸気ダクト3を通る騒音は、空気通路3dに貼着された
吸音材により減衰される。また、ルーフ部吸気ダクト5
を通る騒音は、遮音板9に遮蔽されて直接吸気出口5c
へ入り込まず、上部箱体3cと遮音板9間の空気通路1
1を通って空気通路5bへ流れる。したがって、ルーフ
部吸気ダクト5を通る騒音は、上部箱体3cと遮音板9
の吸音材により減衰されて空気通路5bへ流れるから、
騒音の減衰量が従来よりも多くなり、吸気入口5aから
外部に排出される騒音を従来よりも減少させることがで
きる。
【0012】なお、上記実施形態例では、遮音板9がド
ア2内面との間に空気通路11を形成するもので説明し
たが、前側壁6を含む4面の側壁内面と遮音板9との間
に空気通路11を形成する構成でもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防音構造
ケーシングの吸気ダクト構造は、ルーフ部吸気ダクトの
天井壁に開口する吸気出口周囲に、吸音材を貼着した遮
音板を下方へ延出させて設けたので、内部収納機器から
発生する騒音が直接吸気出口へ入り込まず、遮音板によ
って形成された空気通路を通ってルーフ部吸気ダクトへ
流れるから、騒音の減衰量が従来よりも多くなり、吸気
入口から外部に排出される騒音を従来よりも減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2のI−I断面図
【図2】 ケーシングの正面図
【図3】 従来の吸気ダクト構造を示す断面図
【符号の説明】
1…ケーシング、2…ドア、3…ドア部吸気ダクト、4
…天井壁、5…ルーフ部吸気ダクト、5a…ルーフ部吸
気ダクトの吸気入口、5b…ルーフ部吸気ダクトの空気
通路、5c…ルーフ部吸気ダクトの吸気出口、6…前側
壁、7…上部壁、9…遮音板、10…内部収納機器、1
1…空気通路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの側壁上部に開口する吸気入
    口と、該吸気入口からケーシングの上部壁内面と天井壁
    との間に形成される空気通路と、天井壁に開口する吸気
    出口とで構成される防音構造ケーシングの吸気ダクト構
    造において、前記天井壁の吸気出口周囲に、吸音材を貼
    着した遮音板を下方へ延出させて設けたことを特徴とす
    る防音構造ケーシングの吸気ダクト構造。
  2. 【請求項2】 前記遮音板は、上方へ回動可能に設けら
    れていることを特徴とする請求項1記載の防音構造ケー
    シングの吸気ダクト構造。
JP2000323652A 2000-10-24 2000-10-24 防音構造ケーシングの吸気ダクト構造 Pending JP2002129976A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012002097A (ja) * 2010-06-15 2012-01-05 Aisin Seiki Co Ltd 屋外設置型発電装置
CN110454282A (zh) * 2019-08-02 2019-11-15 广州多钛克机械科技有限公司 一种动力设备

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