JP2002129282A - 塗装鋼材 - Google Patents
塗装鋼材Info
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- JP2002129282A JP2002129282A JP2000322483A JP2000322483A JP2002129282A JP 2002129282 A JP2002129282 A JP 2002129282A JP 2000322483 A JP2000322483 A JP 2000322483A JP 2000322483 A JP2000322483 A JP 2000322483A JP 2002129282 A JP2002129282 A JP 2002129282A
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Abstract
(57)【要約】
【課 題】 塗装工事の工数・工期を削減できるととも
に、塗り替え回数も削減できる塗装鋼材を提供する。 【解決手段】 脱スケールした鋼材に単層または複数層
の塗装を施してなる塗装鋼材において、鋼材が、質量%
で、C:0.20%以下、Si:0.60%以下、Mn:3.0%以
下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜6.0 %(またはNi:
0.05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0 %)を含み残部Feおよび
不可避的不純物からなる組成を有し、塗装の少なくとも
最外層をエポキシ- シリコン系塗装とした塗装鋼材。
に、塗り替え回数も削減できる塗装鋼材を提供する。 【解決手段】 脱スケールした鋼材に単層または複数層
の塗装を施してなる塗装鋼材において、鋼材が、質量%
で、C:0.20%以下、Si:0.60%以下、Mn:3.0%以
下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜6.0 %(またはNi:
0.05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0 %)を含み残部Feおよび
不可避的不純物からなる組成を有し、塗装の少なくとも
最外層をエポキシ- シリコン系塗装とした塗装鋼材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装鋼材に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】鋼中にP、Cu、Cr、Ni等の合金元素を添
加し大気中における耐食性を向上させた耐候性鋼は、橋
梁等の構造物に広く利用されている。耐候性鋼は、屋外
において腐食の原因である酸素、水を通しにくい安定さ
びと呼ばれるさびを数年で形成し、その後の腐食を抑制
している。このため、耐候性鋼は防錆塗料の塗布が不要
であり、いわゆる裸使用が可能な安価な高耐食性材料で
ある。
加し大気中における耐食性を向上させた耐候性鋼は、橋
梁等の構造物に広く利用されている。耐候性鋼は、屋外
において腐食の原因である酸素、水を通しにくい安定さ
びと呼ばれるさびを数年で形成し、その後の腐食を抑制
している。このため、耐候性鋼は防錆塗料の塗布が不要
であり、いわゆる裸使用が可能な安価な高耐食性材料で
ある。
【0003】一方、近年、建設省から耐候性鋼の適用指
針(「耐候性鋼材の橋梁への適用に関する共同研究報告
書(XX)」1993.3,建設省土木研究所、(社)鋼材倶楽
部、(社)日本橋梁建設協会発行)が公表され、飛来塩
分量が0.05mg/dm2/day以上の地域、すなわち海岸地帯で
は、従来の耐候性鋼(JIS G 3114:溶接構造用耐候性熱
間圧延鋼材)は無塗装で使用できないことになってい
る。
針(「耐候性鋼材の橋梁への適用に関する共同研究報告
書(XX)」1993.3,建設省土木研究所、(社)鋼材倶楽
部、(社)日本橋梁建設協会発行)が公表され、飛来塩
分量が0.05mg/dm2/day以上の地域、すなわち海岸地帯で
は、従来の耐候性鋼(JIS G 3114:溶接構造用耐候性熱
間圧延鋼材)は無塗装で使用できないことになってい
る。
【0004】したがって、海岸地帯などの塩分の多い環
境下では、通常、鋼材にフタル酸樹脂、塩化ゴム、ター
ルエポキシ樹脂等を塗布する塗装を行って対処してい
る。この塗装では環境用途に応じて3〜6層の塗り重ね
が行われる。
境下では、通常、鋼材にフタル酸樹脂、塩化ゴム、ター
ルエポキシ樹脂等を塗布する塗装を行って対処してい
る。この塗装では環境用途に応じて3〜6層の塗り重ね
が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の塗装鋼
材では、とくに海岸地帯などの塩分の多い環境下で使用
する場合、ブリスター発生による塗膜の劣化を阻止する
ために塗り重ねの層数を多くしなければならず、塗装工
事の工数が多く工期も長くかかる。また、河口付近の海
岸地帯に建設される橋梁は腐食が著しいため、従来の塗
装鋼板では、比較的短い期間(例えば10年)毎に塗り替
える必要があって、メンテナンス費用が莫大なものとな
る。
材では、とくに海岸地帯などの塩分の多い環境下で使用
する場合、ブリスター発生による塗膜の劣化を阻止する
ために塗り重ねの層数を多くしなければならず、塗装工
事の工数が多く工期も長くかかる。また、河口付近の海
岸地帯に建設される橋梁は腐食が著しいため、従来の塗
装鋼板では、比較的短い期間(例えば10年)毎に塗り替
える必要があって、メンテナンス費用が莫大なものとな
る。
【0006】そこで、本発明は、塗装工事の工数・工期
を削減できるとともに、塗り替え回数も削減できる塗装
鋼材を提供することを目的とする。
を削減できるとともに、塗り替え回数も削減できる塗装
鋼材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明(1)は、脱スケールした鋼材に単層
または複数層の塗装を施してなる塗装鋼材において、前
記鋼材が、質量%で、C:0.20%以下、Si:0.60%以
下、Mn:3.0 %以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜6.
0 %を含み残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を
有し、前記塗装の少なくとも最外層をエポキシ- シリコ
ン系塗装としたことを特徴とする塗装鋼材である。
になされた本発明(1)は、脱スケールした鋼材に単層
または複数層の塗装を施してなる塗装鋼材において、前
記鋼材が、質量%で、C:0.20%以下、Si:0.60%以
下、Mn:3.0 %以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜6.
0 %を含み残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を
有し、前記塗装の少なくとも最外層をエポキシ- シリコ
ン系塗装としたことを特徴とする塗装鋼材である。
【0008】また、本発明(2)は、脱スケールした鋼
材に単層または複数層の塗装を施してなる塗装鋼材にお
いて、前記鋼材が、質量%で、C:0.20%以下、Si:0.
60%以下、Mn:3.0 %以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.
05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0%を含み残部Feおよび不可
避的不純物からなる組成を有し、前記塗装の少なくとも
最外層をエポキシ- シリコン系塗装としたこと(すなわ
ち、本発明(1)において、Ni:0.05〜6.0 %に代え
て、Ni:0.05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0 %としたこと)
を特徴とする塗装鋼材である。
材に単層または複数層の塗装を施してなる塗装鋼材にお
いて、前記鋼材が、質量%で、C:0.20%以下、Si:0.
60%以下、Mn:3.0 %以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.
05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0%を含み残部Feおよび不可
避的不純物からなる組成を有し、前記塗装の少なくとも
最外層をエポキシ- シリコン系塗装としたこと(すなわ
ち、本発明(1)において、Ni:0.05〜6.0 %に代え
て、Ni:0.05〜1.0 %、Cr:0.05〜1.0 %としたこと)
を特徴とする塗装鋼材である。
【0009】また、本発明(3)は、本発明(1)また
は(2)において、複数層の塗装の最内層をジンクリッ
チ塗装としたことを特徴とする塗装鋼材である。
は(2)において、複数層の塗装の最内層をジンクリッ
チ塗装としたことを特徴とする塗装鋼材である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において塗装の下地となる
鋼材の組成を上記範囲に制限した理由は以下の通りであ
る。 C:0.20%以下 Cは、鋼の強度を増加させる元素であり、その作用を十
分に発揮させるには0.01%以上の含有が好ましいが、過
度の含有は溶接性、靱性、耐候性を劣化させるので、0.
20%以下とした。
鋼材の組成を上記範囲に制限した理由は以下の通りであ
る。 C:0.20%以下 Cは、鋼の強度を増加させる元素であり、その作用を十
分に発揮させるには0.01%以上の含有が好ましいが、過
度の含有は溶接性、靱性、耐候性を劣化させるので、0.
20%以下とした。
【0011】Si:0.60%以下 Siは、脱酸剤として有用でかつ鋼の強度を増加させる元
素であり、これらの作用を発揮させるには0.1 %以上の
含有が好ましいが、過度の含有は靱性および溶接性を劣
化させるので、0.60%以下とした。 Mn:3.0 %以下 Mnは、鋼の強度と靱性の向上に寄与し、この寄与を十分
に得るには0.2 %以上の含有が好ましいが、過度の含有
はかえって靱性を阻害しまた溶接性にも悪影響を及ぼす
ため、3.0 %以下とした。
素であり、これらの作用を発揮させるには0.1 %以上の
含有が好ましいが、過度の含有は靱性および溶接性を劣
化させるので、0.60%以下とした。 Mn:3.0 %以下 Mnは、鋼の強度と靱性の向上に寄与し、この寄与を十分
に得るには0.2 %以上の含有が好ましいが、過度の含有
はかえって靱性を阻害しまた溶接性にも悪影響を及ぼす
ため、3.0 %以下とした。
【0012】Cu:0.05〜1.0 % Cuは、Niと共存して耐ブリスター性を向上させる効果が
あるが、0.05%未満ではその効果に乏しく、一方、1.0
%を超えて添加しても効果が飽和し、経済的に不利とな
るとなるばかりか、熱間加工性の劣化を招くため、0.05
〜1.0 %とした。なお、好ましくは、Cu:0.2 〜1.0 %
である。
あるが、0.05%未満ではその効果に乏しく、一方、1.0
%を超えて添加しても効果が飽和し、経済的に不利とな
るとなるばかりか、熱間加工性の劣化を招くため、0.05
〜1.0 %とした。なお、好ましくは、Cu:0.2 〜1.0 %
である。
【0013】Ni:0.05〜6.0 %、またはNi:0.05〜1.0
%、Cr:0.05〜1.0 % Niは、Cuと共存して耐ブリスター性を向上させる効果が
あるが、0.05%未満ではその効果に乏しく、一方、6.0
%を超えるとその効果が薄れ、経済的にも不利となるた
め、0.05〜6.0 %とした。なお、好ましくは、Ni:0.2
〜3.5 %である。
%、Cr:0.05〜1.0 % Niは、Cuと共存して耐ブリスター性を向上させる効果が
あるが、0.05%未満ではその効果に乏しく、一方、6.0
%を超えるとその効果が薄れ、経済的にも不利となるた
め、0.05〜6.0 %とした。なお、好ましくは、Ni:0.2
〜3.5 %である。
【0014】また、諸般の事情でNiを1.0 %以下に制限
したい場合、Crを添加することにより、Ni制限に伴う耐
ブリスター性の不足分を補償することができる。その場
合、Crは、0.05%未満では前記補償効果に乏しく、一
方、1.0 %超では同効果が飽和するため、0.05〜1.0 %
とした。なお、好ましくは、Cr:0.3 〜1.0 %である。
鋼材組成の残部はFeおよび不可避的不純物であり、不可
避的不純物は極力低減することが望ましい。なお、不可
避的不純物のうち、Pは主に溶接性の観点から0.05%以
下、Sは主に靱性の観点から0.01%以下、Oは主に清浄
度の観点から0.01%以下がそれぞれ許容される。
したい場合、Crを添加することにより、Ni制限に伴う耐
ブリスター性の不足分を補償することができる。その場
合、Crは、0.05%未満では前記補償効果に乏しく、一
方、1.0 %超では同効果が飽和するため、0.05〜1.0 %
とした。なお、好ましくは、Cr:0.3 〜1.0 %である。
鋼材組成の残部はFeおよび不可避的不純物であり、不可
避的不純物は極力低減することが望ましい。なお、不可
避的不純物のうち、Pは主に溶接性の観点から0.05%以
下、Sは主に靱性の観点から0.01%以下、Oは主に清浄
度の観点から0.01%以下がそれぞれ許容される。
【0015】次に、塗装に係る限定理由を説明する。塗
膜と鋼材との密着性を確保するために、塗装に先立って
下地となる鋼材表面を脱スケールしておく必要がある。
脱スケールは通常の下地処理方法(ショットブラスト、
サンドブラスト、ブラシケレンなどの何れも可)で行え
ばよい。塗装の層数は、場合に応じて単数、複数の何れ
をも採用しうるが、単複何れであってもその最外層はエ
ポキシ−シリコン系塗装とする。単層の場合は該層がそ
のまま最外層になる。エポキシ−シリコン系塗装は、分
子中にエポキシ基を2個以上含む化合物を重合して得た
エポキシ樹脂と有機シリコン重合体を含むシリコン樹脂
の混合塗料の塗装であり、他系塗装よりもスクラッチ
(引っかき疵)が付きにくく、酸素、水、塩素等の腐食
因子の遮蔽性能に優れ、また、経年劣化も小さいため、
これを最外層とすることにより、ブリスターの発生が軽
減され、層数の削減および塗り替え回数の削減を達成す
ることが可能となる。
膜と鋼材との密着性を確保するために、塗装に先立って
下地となる鋼材表面を脱スケールしておく必要がある。
脱スケールは通常の下地処理方法(ショットブラスト、
サンドブラスト、ブラシケレンなどの何れも可)で行え
ばよい。塗装の層数は、場合に応じて単数、複数の何れ
をも採用しうるが、単複何れであってもその最外層はエ
ポキシ−シリコン系塗装とする。単層の場合は該層がそ
のまま最外層になる。エポキシ−シリコン系塗装は、分
子中にエポキシ基を2個以上含む化合物を重合して得た
エポキシ樹脂と有機シリコン重合体を含むシリコン樹脂
の混合塗料の塗装であり、他系塗装よりもスクラッチ
(引っかき疵)が付きにくく、酸素、水、塩素等の腐食
因子の遮蔽性能に優れ、また、経年劣化も小さいため、
これを最外層とすることにより、ブリスターの発生が軽
減され、層数の削減および塗り替え回数の削減を達成す
ることが可能となる。
【0016】塗装の方法は、スプレー、刷毛塗り、ロー
ルコータ等の何れも好ましく用いうる。また、塗装を複
数層とする場合は、最内層をジンクリッチ塗装とするの
が好ましい。ジンクリッチ塗装は、塗装中に亜鉛末(金
属亜鉛の粉末)を分散した塗装であり、有機ジンクリッ
チ塗装(塗料の主成分が有機質のもの)、無機ジンクリ
ッチ塗装(塗料の主成分が無機質のもの)の何れであっ
てもよい。これにより、最内層と鋼材との密着性がより
向上してブリスターの進行がさらに抑制され、塗り替え
回数のさらなる削減を達成することが可能となる。
ルコータ等の何れも好ましく用いうる。また、塗装を複
数層とする場合は、最内層をジンクリッチ塗装とするの
が好ましい。ジンクリッチ塗装は、塗装中に亜鉛末(金
属亜鉛の粉末)を分散した塗装であり、有機ジンクリッ
チ塗装(塗料の主成分が有機質のもの)、無機ジンクリ
ッチ塗装(塗料の主成分が無機質のもの)の何れであっ
てもよい。これにより、最内層と鋼材との密着性がより
向上してブリスターの進行がさらに抑制され、塗り替え
回数のさらなる削減を達成することが可能となる。
【0017】
【実施例】表1に示す組成を有する鋼材から試験片を採
取し、その表面をショットブラストにより脱スケール
し、表2に示す条件でスプレーにより塗装して、海岸地
帯での曝露試験および曝露加速試験に供した。曝露試験
には、塗装鋼材の表面に素地に達する傷をカッターナイ
フで入れた試験片を使用した。エッジ部は、塗装膜の付
きまわりによる膜厚の多少により耐食性評価に影響する
ため、別塗料でシールした。曝露加速試験は、曝露試験
片を海岸より約20mの位置に曝露し、海水を2回/週、
10分間/1回連続して吹き付けた。曝露試験は同じ場所
で、海水をかけずにそのまま放置した。
取し、その表面をショットブラストにより脱スケール
し、表2に示す条件でスプレーにより塗装して、海岸地
帯での曝露試験および曝露加速試験に供した。曝露試験
には、塗装鋼材の表面に素地に達する傷をカッターナイ
フで入れた試験片を使用した。エッジ部は、塗装膜の付
きまわりによる膜厚の多少により耐食性評価に影響する
ため、別塗料でシールした。曝露加速試験は、曝露試験
片を海岸より約20mの位置に曝露し、海水を2回/週、
10分間/1回連続して吹き付けた。曝露試験は同じ場所
で、海水をかけずにそのまま放置した。
【0018】試験開始から6ヵ月経過後および1年経過
後のブリスター発生状況を表2に示す。ブリスター発生
状況は、最外層塗膜表面に現れたブリスターの幅を測定
し、測定データ全体の最大値BMAXと最小値BMINの差の1/
10を級幅Δ、BMAX−i×Δ(i=1〜10)を級下限とす
る第iの級をつくり、第iの級の範囲(級下限=BMAX−
i×Δ,級上限=BMAX−(i−1)×Δの間の範囲)内
に入る測定値にブリスター評点iを対応させることによ
り評価した。このブリスター評点が低いほど耐ブリスタ
ー性が高い。表2に示すように、本発明の実施例では、
同じ塗装層数の比較例よりも優れた耐ブリスター性を呈
した。
後のブリスター発生状況を表2に示す。ブリスター発生
状況は、最外層塗膜表面に現れたブリスターの幅を測定
し、測定データ全体の最大値BMAXと最小値BMINの差の1/
10を級幅Δ、BMAX−i×Δ(i=1〜10)を級下限とす
る第iの級をつくり、第iの級の範囲(級下限=BMAX−
i×Δ,級上限=BMAX−(i−1)×Δの間の範囲)内
に入る測定値にブリスター評点iを対応させることによ
り評価した。このブリスター評点が低いほど耐ブリスタ
ー性が高い。表2に示すように、本発明の実施例では、
同じ塗装層数の比較例よりも優れた耐ブリスター性を呈
した。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、海岸地帯などの厳しい
腐食環境で使用される鋼材の塗装工事における工数削
減、工期短縮が図れるとともに、塗り替え回数も削減で
きるようになるという優れた効果を奏する。
腐食環境で使用される鋼材の塗装工事における工数削
減、工期短縮が図れるとともに、塗り替え回数も削減で
きるようになるという優れた効果を奏する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 38/58 C22C 38/58 (72)発明者 塩谷 和彦 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 森戸 延行 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA32 CA33 DB02 DC05 EB33 EB42
Claims (3)
- 【請求項1】 脱スケールした鋼材に単層または複数層
の塗装を施してなる塗装鋼材において、前記鋼材が、質
量%で、C:0.20%以下、Si:0.60%以下、Mn:3.0 %
以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜6.0 %を含み残部
Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、前記塗装
の少なくとも最外層をエポキシ- シリコン系塗装とした
ことを特徴とする塗装鋼材。 - 【請求項2】 脱スケールした鋼材に単層または複数層
の塗装を施してなる塗装鋼材において、前記鋼材が、質
量%で、C:0.20%以下、Si:0.60%以下、Mn:3.0 %
以下、Cu:0.05〜1.0 %、Ni:0.05〜1.0 %、Cr:0.05
〜1.0 %を含み残部Feおよび不可避的不純物からなる組
成を有し、前記塗装の少なくとも最外層をエポキシ- シ
リコン系塗装としたことを特徴とする塗装鋼材。 - 【請求項3】 複数層の塗装の最内層をジンクリッチ塗
装としたことを特徴とする請求項1または2に記載の塗
装鋼材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000322483A JP2002129282A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 塗装鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000322483A JP2002129282A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 塗装鋼材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002129282A true JP2002129282A (ja) | 2002-05-09 |
Family
ID=18800358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000322483A Pending JP2002129282A (ja) | 2000-10-23 | 2000-10-23 | 塗装鋼材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002129282A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118011A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 海浜耐候性に優れた鋼材と構造物 |
| JP2009179882A (ja) * | 2009-05-11 | 2009-08-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 海浜耐候性に優れた鋼材と構造物 |
-
2000
- 2000-10-23 JP JP2000322483A patent/JP2002129282A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006118011A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-05-11 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 海浜耐候性に優れた鋼材と構造物 |
| JP2009179882A (ja) * | 2009-05-11 | 2009-08-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 海浜耐候性に優れた鋼材と構造物 |
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