JP2002128098A - 米 袋 - Google Patents

米 袋

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JP2002128098A
JP2002128098A JP2000328206A JP2000328206A JP2002128098A JP 2002128098 A JP2002128098 A JP 2002128098A JP 2000328206 A JP2000328206 A JP 2000328206A JP 2000328206 A JP2000328206 A JP 2000328206A JP 2002128098 A JP2002128098 A JP 2002128098A
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rice bag
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洋二 矢野
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恵里 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 排気孔を有する米袋において、米袋の強
度を増し、左右のバランスがとれているものを提供す
る。 【解決手段】 表面5と裏面4で構成された四角形の米
袋本体1において、前記裏面4の右辺に近い位置に排気
孔6を設けると共に、この排気孔6に不織布7を裏貼り
する。また、この不織布7と対象位置に、同じ様にダミ
ー不織布8を裏貼りする。これにより、袋の左右の厚さ
及び重さのバランスをとり、これにより、製袋後の米袋
をロール状に捲いたり、重ねたときに、全体の厚さが片
寄り、トラブルが発生したりすることがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米を充填して密封
したあと、袋内に残留している空気を排出するための孔
を設けた米袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】流通を含めて一般消費者に届くまでの米
は、通常プラスチックフィルム製の袋であって、三方シ
ールしたものが用いられる。このような米袋は、米の充
填に際しては自動充填機に口を上にして立ててセット
し、上方のホッパーから5kg、10kgと云った量の
米を充填したあと、口を横一文字にヒートシールして密
封するものである。そこで、このような自動充填方法を
取ると、米と一緒に袋内には空気が入り込み、口を密封
したときにそのまま空気が袋内に残留してしまう。この
結果、米袋は所謂パンパンに張った状態になることか
ら、重ね積みした際に直ぐに崩れてしまうと云う問題が
ある。この問題を解消するため、特開平11−1159
81号公報には、米袋に対称的に細孔をあけ、この細孔
を不織布製のテープで裏打ちし、米を密封したあと、こ
の不織布→細孔を経由して中の空気を排出し、重ね積み
ができるようにした米袋が掲載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この公知例の
米袋にあっては、次のような欠点がある。 1.細孔を袋の両側に設けているため、この細孔に沿っ
て袋の強度が低下する。 2.細孔を袋の両側に設けているため、水は袋の両側か
ら侵入する機会がある。
【0004】本発明は、斯る点に鑑みて提供されるもの
であって、重ね積みができ、袋の強度の低下、重量及び
コストの増大をもたらすことのない米袋を提供するのが
目的である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の米袋においては、表面と裏面で構
成された四角形の米袋において、前記表面又は裏面の一
方であって、前記米袋の左右の何れか一方の一辺に近い
位置に排気孔を多設したこと、この排気孔の裏側には、
通気性素材を裏貼りしたこと、前記通気性素材を裏貼り
した側と反対側の対象位置に、同じ様にダミー素材を貼
り合わせることにより、袋の左右の厚さ及び重さのバラ
ンスをとるように構成したこと、を特徴とするものであ
る。
【0006】更に、請求項2に記載の米袋においては、
請求項1に記載の米袋において、米袋は、プラスチック
フィルムで製袋されていることを特徴とするものであ
る。
【0007】更に、請求項3に記載の米袋においては、
通気性素材及びダミー素材は、袋の内面との間において
ヒートシール性を有する不織布であることを特徴とする
ものである。
【0008】
【実施例】図1及び図2に基づいて、請求項1〜3に記
載した本願発明の実施例を説明する。図1は、未充填状
態の米袋の全体を示し、図2はA−A´線断面図、図3
は米を充填して密封したあと、米袋の内部から空気を排
出している状態を示すものである。
【0009】符号の1は2枚のプラスチックフィルムを
サイドシール2a、2b、底シール2cを行った所謂3
方シールで製袋された米袋本体であって、この米袋本体
1の裏面4の右側のサイドシール2bの内側には、縦列
状態の排気孔6が設けてあると共に、この排気孔6の裏
側(内側)には、通気性を有する不織布7がヒートシー
ル方法で裏貼りされている。図中3は製袋された袋の口
であって、ここから米は充填される。5は米袋本体1の
表面である。
【0010】8は上記不織布7が裏貼りされている側と
反対側に、不織布7と同一素材、同一大きさで対称的に
裏貼りされたダミー不織布である。なお、上記構成にお
いて、排気孔6は、実施例のように円形でも良いし、長
楕円形、スリット等であっても良く、この孔の形状は任
意である。また、通気孔の大きさとその数(間隔)は任
意であるが、米袋に求められる強度を損ねない程度にお
いて、排気を短時間で行うことができるようにすること
が必要である。また排気孔6は一列ではなく、千鳥状あ
るいは二列に設けても良い。
【0011】米袋本体1の材質は、内面がヒートシール
性を有することが条件で、強度的にはナイロンフィル
ム、LLDPEフィルム等であって、積層したものが使
用される。但し、この米袋本体1の材質は、内面がヒー
トシール性を有すること以外には限定されない。
【0012】不織布7は、米袋本体1との間において、
ヒートシール性を有することが必要であることと、通気
性を有することが絶対的な条件である。また、排気孔6
を開口したことにより低下した米袋本体1の強度を補う
ために、素材は強度のあるものを使用すると共に、テー
プ状に延びた一連のものを使用する。この不織布7の素
材としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢酸ビニ
ル単体等を例示することができる。但し、本発明におい
て用いることのできる不織布7は、上記例示のものに限
定されないことは勿論である。
【0013】ダミー不織布8は上記した不織布7と同一
素材、大きさとし、袋本体1の中心線を挟んで左右対称
位置に設けることがバランスを取る上において重要であ
り、このバランスがとれないと、一連に製袋したあと、
これをロール状に捲き取ったときに、綺麗なロール状と
はならず、保管は勿論のこと、自動充填機に対するセッ
トに支障が発生し、トラブルの原因となる。同様のこと
は、一枚、一枚の米袋として裁断したものにおいても、
重ねたときに左右のバランスが悪くなり、保管、自動充
填機時にトラブルの原因になる。但し、ダミー不織布8
は、不織布7と必ずしも同一素材とする必要はなく、コ
スト等から考えて、不織布以外に、ヒートシール性を有
するプラスチックフィルム又はシートを用いるようにし
てもよい。
【0014】不織布7、ダミー不織布8を裏貼りする面
と位置は、原則的には任意であるが、美観の点からは、
米袋本体1の裏側のフィルム面5が好ましく、位置は、
左右対称、又は上下対称であってもよい。
【0015】図3は、米袋本体1内に米9を充填し、口
3のシールを行って米9を密封した後、米袋本体1を圧
迫して内部から空気を排出している状態の説明図であっ
て、内部の空気は、矢印aに示すように不織布7→排気
孔6を経由して外に排出される。
【0016】図4は、このようにして袋内の空気を排出
した状態の米袋をパレット10上に重ね積みした状態を
示すもので、米袋は空気が抜けて偏平となり、重ね積み
しても片寄らず、任意に重ね積みを行うことができる。
そして本発明の米袋は、製袋後の一連の米袋をロール状
に捲いたとき、あるいは1枚ずつ積み重ねたときに全体
の厚さに片寄りがなくなり、自動充填時においてトラブ
ルの原因となることはない。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、米袋において、
排気孔を米袋の両側ではなく、片側にのみ設けたことに
より、この排気孔を設けていない側においては完全防水
を図ることができ、公知の両側に排気孔を設けたものに
比較して、水が袋内に侵入する機会を半減させることが
できる。また、本発明においては、排気孔と反対側には
ダミー素材を裏貼りしたことにより、米袋において左右
のバランスがとれてロール状に捲いたり、自動充填機に
セットしたときに、トラブルが発生したりしない。ま
た、コスト的に考えて、ダミー側の素材はそのバランス
をとる、と云う目的を満足する限り、不織布ではない、
低価格のものを使用して、米袋全体のコストの低下を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米袋の全体を示す斜視図
【図2】A−A´断面図
【図3】米を充填した後、内部から空気を排気している
状態の説明図
【図4】米を充填した袋を重ね積みしている状態の説明
【符号の説明】
1 米袋本体 2a、2b サイドシール 2c 底シール 3 充填口 4 裏面 5 表面 6 排気孔 7 不織布 8 ダミー不織布 9 米 10 パレット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 孝史 兵庫県宝塚市逆瀬川1−13−1−314 Fターム(参考) 3E064 AA05 BA27 BA36 BA60 BB03 BC18 EA04 EA30 FA06 GA04 HD02 HD07 HE03 HN05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面と裏面で構成された四角形の米袋に
    おいて、前記表面又は裏面の一方であって、前記米袋の
    左右の何れか一方の一辺に近い位置に排気孔を多設した
    こと、この排気孔の裏側には、通気性素材を裏貼りした
    こと、前記通気性素材を裏貼りした側と反対側の対象位
    置に、同じ様にダミー素材を貼り合わせることにより、
    袋の左右の厚さ及び重さのバランスをとるように構成し
    たこと、を特徴とする米袋。
  2. 【請求項2】 請求項1の米袋は、プラスチックフィル
    ムで製袋されていることを特徴とする米袋。
  3. 【請求項3】 請求項1の通気性素材及びダミー素材
    は、袋の内面との間においてヒートシール性を有する不
    織布であることを特徴とする米袋。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025678A (ja) * 2009-06-26 2011-02-10 Ckk:Kk 包装袋用チューブ状フィルムの製造方法及び包装袋
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CN104443697A (zh) * 2014-10-20 2015-03-25 浙江长兴万兴来米业有限公司 一种透气防水米袋

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