JP2002127864A - ガス発生器 - Google Patents

ガス発生器

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JP2002127864A JP2000330987A JP2000330987A JP2002127864A JP 2002127864 A JP2002127864 A JP 2002127864A JP 2000330987 A JP2000330987 A JP 2000330987A JP 2000330987 A JP2000330987 A JP 2000330987A JP 2002127864 A JP2002127864 A JP 2002127864A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、構造の簡素化、製造コストの低減
を図りつつ、瞬時に、ガス発生剤の全体的な燃焼に移行
することのできるガス発生器を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 本発明のガス発生器P1は、長尺円筒状
のハウジング1と、ハウジング1内に装填されるガス発
生剤5と、ハウジング1の蓋部材10に装着される点火
器6と、蓋部材10に設けられハウジング1の内外から
密封される圧力燃焼室3と、圧力燃焼室3内に連通され
ハウジング1内を軸方向へ延在される伝火ノズル4と、
伝火ノズル4内をハウジング1内に連通させる伝火穴3
1と、圧力燃焼室3内に装填され点火器6により着火燃
焼される第1の伝火薬剤7と、伝火ノズル4内の軸方向
にわたって装填され第1の伝火薬剤7の燃焼熱により着
火燃焼される第2の伝火薬剤8とを備えてなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、助手席用のエアバ
ッグを膨張展開させるために好適なガス発生器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エアバッグを膨張展開させるガス発生器
の一例としては、特開昭56−124535号公報に記
載されたものがある。このガス発生器は、主として助手
席用のエアバッグを膨張展開させるものである。このガ
ス発生器は、長尺円筒状のハウジング内に、複数の管状
の点火器セグメントを有し、夫々の点火器セグメントを
可燃性導火線手段で連結されたものである。このガス発
生器においては、先ず第1の点火器セグメント内の点火
材料を燃焼させ、次いで、導火線によって連結されてい
る第2の点火器セグメント内の点火材料が時間差をもっ
て燃焼し、ハウジング内のガス発生用推薬のペレットを
燃焼させる。これによってエアバッグは2段階で膨張展
開される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の助手席用のガス
発生器では、前述のように、導火線によって点火器セグ
メントを連結し、長尺円筒状のハウジング内に装填され
ているガス発生剤を燃焼させる構造となっていたため、
点火器の構造が複雑になっていた。また、導火線を点火
材料中に埋設するという煩雑な作業を要することから、
ガス発生器の製造コストを低減することも困難であっ
た。
【0004】本発明は、構造の簡素化、製造コストの低
減を図りつつ、瞬時に、ガス発生剤の全体的な燃焼に移
行することのできるガス発生器を提供することを目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
ガス発生器は、両端が閉鎖される長尺円筒状のハウジン
グと、ハウジングの少なくとも一方の軸端部に装着され
る点火手段と、点火手段のあるハウジングの軸端部の少
なくとも一方に設けられ、点火手段により着火燃焼され
る第1の伝火薬剤と、ハウジング内の軸方向へ延在さ
れ、第1の伝火薬剤の燃焼熱により着火燃焼される第2
の伝火薬剤と、ハウジング内の軸方向にわたって装填さ
れ、第2の伝火薬剤の燃焼熱により燃焼されるガス発生
剤とを備えてなるものである。このガス発生器では、点
火手段にて第1の伝火薬剤を着火燃焼し、続いて第1の
伝火薬剤の燃焼熱にて第2の伝火薬剤を着火燃焼して、
点火手段からの火炎等の熱エネルギーをハウジングの軸
方向へ伝播することにより、瞬時に、ガス発生剤の全体
的な燃焼に移行させる。これにより、ガス発生剤の全体
的な燃焼を、第1及び第2の伝火薬剤のみで行え、従来
のガス発生器のように、点火材料中に導火線を埋設する
必要がなくなることから、構造の簡素化、製造コストの
低減を図ることができる。なお、請求項1記載のガス発
生器では、ハウジングの各軸端部に夫々、点火手段、第
1及び第2の伝火薬剤を設ける構造も採用できる。これ
により、各点火手段の発火を同時、時間差をもって行う
ことで、ガスの発生量や圧力上昇を調整でき、エアバッ
グの展開形態を制御可能となせる。
【0006】本発明の請求項2記載のガス発生器は、両
端が閉鎖される長尺円筒状のハウジングと、ハウジング
の少なくとも一方の軸端部に装着される点火手段と、点
火手段のある前記ハウジングの軸端部少なくとも一方に
設けられ、該ハウジングの内外から密封される圧力燃焼
室と、圧力燃焼室内に連通され、ハウジング内を軸方向
へ延在される伝火ノズルと、伝火ノズルの軸方向へ複数
形成され、該伝火ノズル内をハウジング内に連通させる
伝火穴と、圧力燃焼室内に装填され、点火手段により着
火燃焼される第1の伝火薬剤と、伝火ノズル内の軸方向
にわたって装填され、第1の伝火薬剤の燃焼熱により着
火燃焼される第2の伝火薬剤と、ハウジング内の軸方向
にわたって装填され、伝火ノズルの各伝火穴を通して噴
出される第2の伝火薬剤の燃焼熱により燃焼されるガス
発生剤とを備えてなるものである。このガス発生器で
は、点火手段にて圧力燃焼室内の第1の伝火薬剤を着火
燃焼し、続いて第1の伝火薬剤の燃焼熱にて伝火ノズル
内の第2の伝火薬剤を着火燃焼して、点火手段からの火
炎等の熱エネルギーをハウジングの軸方向へ伝播するこ
とにより、瞬時に、ガス発生剤の全体的な燃焼に移行さ
せる。これにより、ガス発生剤の全体的な燃焼を、圧力
燃焼室、伝火ノズル、第1及び第2の伝火薬剤のみで行
え、従来のガス発生器のように、点火材料中に導火線を
埋設する必要がなくなることから、構造の簡素化、製造
コストの低減を図ることができる。なお、請求項2記載
のガス発生器では、ハウジングの各軸端部に夫々、点火
手段、圧力燃焼室、伝火ノズル、第1及び第2の伝火薬
剤を設ける構造も採用できる。これにより、各点火手段
の発火を同時、時間差をもって行うことで、ガスの発生
量や圧力上昇を調整でき、エアバッグの展開形態を制御
可能となせる。
【0007】本発明の請求項3記載のガス発生器は、請
求項2のものにおいて、伝火ノズルの内径を圧力燃焼室
の内径より小さくしたものである。これにより、圧力燃
焼室内での第1の伝火薬剤の燃焼により発生した火炎、
高温ガス等の熱エネルギーを伝火ノズル内に集中して伝
播、流入でき、第2の伝火剤を瞬時に着火燃焼させるこ
とが可能となる。
【0008】本発明の請求項4記載のガス発生器は、請
求項2又は請求項3のものにおいて、複数の伝火穴を圧
力燃焼室の近傍で穴間ピッチを小さくし、圧力燃焼室か
ら離れるにつれて穴間ピッチを大きくなるように形成し
たものである。これにより、伝火ノズルの圧力燃焼室近
傍において、多数の伝火穴を形成することで、圧力燃焼
室から伝火ノズル内に流入した高温ガス等を素早くハウ
ジング内に逃がすことができ、圧力燃焼室内で発生する
高温ガスの圧力等による伝火ノズルの破損を防止するこ
とが可能となる。
【0009】本発明の請求項5記載のガス発生器は、請
求項1又は請求項2のものにおいて、第1及び第2の伝
火剤の、少なくとも一方が、着火燃焼による発熱量が3
500J/g以上、燃焼により発生するガスのモル数が
0.5mol/100g以上であるものである。これに
より、第1の伝火薬剤を、着火した後、発熱によって瞬
時に燃焼させれることから、第2の伝火薬剤を瞬時に着
火燃焼できる。また、第2の伝火薬剤も、第1の伝火薬
剤により着火された後、発熱によって瞬時に燃焼させれ
ることから、ガス発生剤を瞬時に燃焼できる。したがっ
て、点火手段の発火による火炎を伝播する導火心線なる
ものを用いることなく、ガス発生剤を瞬時に全体的な燃
焼に移行することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態におけるガス発
生器について、図1〜図4を参照して説明する。本発明
の実施形態におけるガス発生器は、主として助手席用の
エアバッグを膨張展開させるもので、1つの点火手段に
てガス発生剤を燃焼させるもの(図1及び図2参照)、
複数の点火手段にてガス発生剤を燃焼させるもの(図3
及び図4参照)について説明する。
【0011】図1に示すガス発生器P1は、ハウジング
1と、フィルタ材2と、圧力燃焼室3と、伝火ノズル4
と、ガス発生剤5と、点火手段6と、第1及び第2の伝
火剤7,8とを備えてなる。図1に示すように、ハウジ
ング1は、両端が開口する外筒材9と、外筒材9の両端
側を閉鎖する2つの蓋部材10,11とで構成されてい
る。このハウジング1は、各蓋部材10,11を外筒材
9内の各開口側に嵌挿して、外筒材9の各開口側を径内
方へ折り曲げることで、内部に密封空間Sを形成する構
造である。そして、ハウジング1は、各蓋部材10,1
1を各軸端部として、両端を閉鎖した長尺円筒状にされ
ている。
【0012】図1に示すように、外筒材9には、密封空
間Sとエアバッグとを連通する複数のガス放出穴9aが
形成されている。各ガス放出穴9aは、図2にも示す如
く、外筒材9の軸方向及び周方向に所定間隔ごとに形成
されている。これら各ガス放出穴9aは、外筒材9の内
周に貼着されるバーストプレート12により閉鎖されて
いる。バーストプレート12は、アルミ等の金属箔によ
り形成され、ハウジング1内の防湿と内圧調整の役割を
果たす。
【0013】図1に示すように、蓋部材10には、圧力
燃焼室3を構成する段付き空所S1が形成されている。
段付き空所S1は、密封空間S内に開口して、ハウジン
グ1の軸心aに同心として軸端側へ延びている。この段
付き空所S1は、密封空間S側から大径空所13及び小
径空所14とが連続しており、該大径空所13の内周に
ネジを形成してなる。また、蓋部材11には、密封空間
S内に開口して、ハウジング1の軸端側へ延びる収納空
所S2が形成されている。
【0014】図1に示すように、フィルタ材2は、例え
ば、メリヤス編み金網やクリンプ織り金属線材の集合体
によって円筒状に成形されている。このフィルタ材2
は、ハウジング1内に挿入され、各蓋部材10,11の
間にわたって位置している。また、フィルタ材2の蓋部
材11側の軸端は、蓋部材11との間に介装されるシー
トパッキン16によって閉鎖されている。フィルタ材2
の内周には、円筒状のフィルタ支持材15が挿入されて
いる。そして、フィルタ材2は、フィルタ支持材15の
両端側を段付き空所S1内及び収納空所S2内に装着す
ることで、外筒材9との間で環状のガス通過空間S3を
形成している。フィルタ支持材15には、フィルタ材2
内に連通する複数のガス通過穴15aが形成されてい
る。各ガス通過穴15aは、図2にも示す如く、フィル
タ支持材15の軸方向及び周方向に所定間隔ごとに形成
されている。このフィルタ支持材15としては、多孔質
鋼板(パンチングメタル)、或いはエキスパンディッド
メタルを円筒状に形成することで製造する。
【0015】図1に示すように、圧力燃焼室3は、蓋部
材10内の段付き空所S1に形成されている。この圧力
燃焼室3は、ホルダー21と段付き空所S1の小径空所
14とで構成され、該ホルダー21を大径空所13の内
周に螺着することによりハウジング1の密封空間Sから
画成されている。このホルダー21には、ハウジング1
の軸心に同心として軸方向へ延びる段付き穴22が形成
されている。また、ホルダー21の段付き穴22は、破
裂プレート23にて閉鎖されている。破裂プレート23
は、アルミ等の金属箔によって形成され、圧力燃焼室3
内をハウジング1の内外から密封している。
【0016】図1に示すように、伝火ノズル4は、一端
が開口する有底の円筒状に形成されている。この伝火ノ
ズル4は、開口側をホルダー21の段付き穴22内に装
着して、ハウジング1の軸心と同心にしてフィルタ支持
材15内を軸方向へ延在されている。伝火ノズル4の開
口端は、破裂プレート23に当接しており、該プレート
23の破裂によって圧力燃焼室3内に連通可能にされて
いる。また、伝火ノズル4の内径dは、圧力燃焼室3の
小径空所14の内径より小さい寸法とされ、伝火ノズル
4の延在長さLは、各蓋部材10,11間の任意の長さ
寸法にされている。好ましくは、各蓋部材10,11間
の距離の1/2未満の長さに設定し、伝火ノズル4を圧
力燃焼室3内にバランス良く配置する。さらに、伝火ノ
ズル4には、複数の伝火穴31が形成されている。各伝
火穴31は、図2にも示す如く、伝火ノズル4の軸方向
及び周方向にわたって配置され、該伝火ノズル4内をフ
ィルタ支持材15内に連通している。また、各伝火穴3
1は、圧力燃焼室3の近傍で穴間ピッチPcを小さく
し、該圧力燃焼室3から離れるにつれて穴間ピッチPc
が大きくなるように形成されている。これら各伝火穴3
1は、伝火ノズル4の外周に貼着される破裂プレート3
2により閉鎖されている。破裂プレート32は、アルミ
等の金属箔により形成され、伝火ノズル4内をフィルタ
支持材15内から密封している。
【0017】図1に示すように、ガス発生剤5は、燃焼
により高温ガスを発生させるもので、ハウジング1のフ
ィルタ支持材15内の軸方向にわたって装填されてい
る。また、ガス発生剤5は、フィルタ支持材15と伝火
ノズル4の間にも装填されている。このガス発生剤5
は、蓋部材11との間に装着される押え部材35、及び
クッション部材36によって振動による粉状化が防止さ
れている。この押え部材35は、円筒状に形成され、蓋
部材11に当接して収納空間S2内に収納されている。
クッション部材36は、押え部材35とガス発生剤5と
の間に配置され、押え部材35内をガス発生剤5側に連
通する連通穴36aが形成されている。このクッション
部材36としては、シリコンゴムやシリコン発泡材等の
弾性材を用いる。また、押え部材35内に開口する蓋部
材11の装着穴37には、発火ペレット(AIペレッ
ト)38が装填されている。この発火ペレット38は、
ガス発生器P1が150℃以上のような高温に晒される
と、自然に発火し、ガス発生剤5を燃焼させるためのも
のである。
【0018】図1に示すように、点火手段6は、例え
ば、通電により発火する点火器(以下「点火器6」とい
う。)のみで構成され、圧力燃焼室3の内側から蓋部材
10に装着されている。この点火器6は、圧力燃焼室3
内に突出されており、衝突センサからの衝突検出信号に
基づいて通電発火されて、火炎を圧力燃焼室3内に噴出
する。
【0019】図1に示すように、第1の伝火薬剤7は、
点火器6の先端側を覆う状態で圧力燃焼室3内に装填さ
れている。この伝火薬剤7は、点火器8の発火による火
炎で着火燃焼され、着火燃焼により発熱し、高温ガスを
発生させる組成を含有するものである。第1の伝火薬剤
7としては、燃焼による発熱量が3500J/g以上、
燃焼により発生するガスのモル数が0.5mol/10
0g以上となるように、5−アミノテトラゾール、ボロ
ン微粉末、三酸化モリブデン、硝酸カリウムを所定量ず
つ配合したものを使用することができる。
【0020】図1に示すように、第2の伝火薬剤8は、
伝火ノズル4内の軸方向にわたって装填されている。こ
の伝火薬剤8は、第1の伝火薬剤7の燃焼熱によって着
火燃焼され、着火燃焼により発熱する組成を含有するも
のである。第2の伝火薬剤8としては、第1の伝火薬剤
7と同様に、発熱量が3500J/g、モル数が0.5
mol/100g以上となるように、5−アミノテトラ
ゾール、ボロン微粉末、三酸化モリブデン、硝酸カリウ
ムを所定量ずつ配合したものを使用することができる。
【0021】なお、この第1の伝火薬剤7と第2の伝火
薬剤8は、同一組成のものを使用することも可能であ
る。また、その組成を適宜調整することもできる。例え
ば、第1の伝火薬剤7を、着火燃焼により発熱する組成
を含有するものとし、第2の伝火薬剤8を、着火燃焼に
より発熱し、高温ガスを発生させる組成を含有するもの
としてもよい。また、第1及び第2の伝火薬剤7,8の
両方を、着火燃焼により発熱し、高温ガスを発生させる
組成を含有するものも採用することができる。
【0022】次に、ガス発生器P1の作動について、図
1及び図2により説明する。
【0023】衝突センサが自動車の衝突を検出すると、
図1に示すように、ガス発生器P1は、点火器6を通電
発火させる。点火器6の発火による火炎は、圧力燃焼室
3内に噴出され、第1の伝火薬剤7を着火燃焼させる。
この伝火薬剤7の燃焼によって、圧力燃焼室3内には、
火炎等の熱及び高温ガスが発生し、これらの熱エネルギ
ーにて伝火薬剤7を伝火ノズル4側へ瞬時に燃焼させ
る。第1の伝火薬剤7の燃焼が進んで、圧力燃焼室3内
が所定圧力になると、破裂プレート23が破裂、燃焼し
て、圧力燃焼室3内を伝火ノズル4内に連通させる。
【0024】圧力燃焼室3内に発生した熱、及び高温ガ
スは、伝火ノズル4内に伝播、流入して、伝火ノズル4
の開口側にある第2の伝火薬剤8を着火燃焼させる。こ
のとき、伝火ノズル4の内径を圧力燃焼室3より小さい
寸法としているので、圧力燃焼室3内で発生した熱、及
び高温ガスは、伝火ノズル4の開口側に絞られる状態で
集中され、瞬時に第2の伝火薬剤8を着火燃焼させる。
【0025】この伝火薬剤8の着火燃焼によって、伝火
ノズル4内には火炎等の熱が発生し、この熱で伝火薬剤
8を伝火ノズル4の軸方向へ瞬時に燃焼させる。そし
て、第2の伝火薬剤8の燃焼によって、破裂プレート3
2が燃焼し、伝火ノズル4の各伝火穴31をフィルタ支
持材15内に開口させる。これら各伝火穴31は、第2
の伝火薬剤8の軸方向への燃焼によって順次開口され、
伝火ノズル4内で発生した火炎等の熱を順次、フィルタ
支持材15内に噴出させる。また、この火炎等の熱は、
図2に示す如く、伝火ノズル4の周方向にわたってフィ
ルタ支持材15内に噴出される。これにより、ガス発生
剤5は、伝火ノズル4の各伝火穴31から順次噴出され
る火炎等の熱によって、ハウジング1の蓋部材10側か
ら軸方向へ着火燃焼され、瞬時に、全体的な燃焼に移行
される。そして、ガス発生剤5の着火燃焼によって、ハ
ウジング1内には多量の高温ガスが発生する。
【0026】また、圧力燃焼室3から伝火ノズル4内に
流入した高温ガスは、圧力燃焼室3近傍の各伝火穴31
からフィルタ支持材15内に逃がされる。これは、伝火
穴31を、伝火室3近傍に対して穴間ピッチPcを小さ
くして多数形成することにより、高温ガスを伝火ノズル
4内にこもらせることなく、素早くフィルタ支持材15
内に流出させる構造としたからである。これにより、圧
力燃焼室3内で発生する高温ガスの圧力等によって伝火
ノズル4を破損等することを防止できる。
【0027】ハウジング1内で発生した高温ガスは、フ
ィルタ支持材15の各ガス通過穴15aからフィルタ材
2内に流入し、ここでスラグ捕集と冷却を経て、ガス通
過空間S3内に流出される。そして、ガス発生剤5の燃
焼が進んで、ハウジング1内が所定圧力まで上昇する
と、バーストプレート12が破裂して、ガス通過空間S
3内で均一にされた清浄なガスが各ガス放出穴9aを通
してエアバッグ内に放出される。エアバッグは、各ガス
放出穴9aから放出される清浄なガスにより急速に膨張
展開される。
【0028】このように、ガス発生器P1によれば、点
火器6の発火による火炎を、第1及び第2の伝火薬剤
7,8によってハウジング1内の軸方向へ伝播し、伝火
ノズル4の各伝火穴31から火炎等の熱をフィルタ支持
材15内に噴出させるようにしたので、ガス発生剤5の
燃焼を瞬時にハウジング1の全体的な燃焼に移行できる
ことになる。この結果、ガス発生剤の全体的な燃焼を、
圧力燃焼室3、伝火ノズル4、第1及び第2の伝火薬剤
7,8のみ行え、従来のガス発生器のように、点火材料
中に導火線を埋設する必要がなくなることから、構造の
簡素化、製造コストの低減を図ることができる。そし
て、ガス発生器P1では、第1及び第2の伝火薬剤7,
8による火炎等の伝播によって、ガス発生剤全体の燃焼
を高めることができ、エアバッグを瞬時に膨張展開させ
ることが可能となる。
【0029】また、伝火ノズル4の内径dを、圧力燃焼
室3の内径より小さな寸法とすることで、圧力燃焼室3
内で発生した火炎等の熱、及び高温ガスを伝火ノズル4
内に集中して伝播、流入でき、第2の伝火薬剤8を瞬時
に着火燃焼させることが可能となる。しかも、伝火ノズ
ル4の圧力燃焼室3近傍において、多数の伝火穴31を
形成することで、圧力燃焼室3内で発生する高温ガスの
圧力等による伝火ノズル4の破損等を防止することも可
能となる。
【0030】さらに、圧力燃焼室3の容積や、伝火ノズ
ルの内径、延在長さを適宜変更することで、第1及び第
2の伝火薬剤7,8の装填量を、ガス発生剤5を燃焼さ
せるのに最適なものに調整できる。しかも、第1及び第
2の伝火薬剤7,8の、少なくとも一方を、着火燃焼に
よる発熱量が3500J/g以上で、燃焼により発生す
るガスのモル数が0.5mol/100g以上であるも
のにすると、点火器6からの火炎を瞬時に、ハウジング
1の軸方向へ伝播できることから、導火心線を用いるこ
となく、ガス発生剤5を瞬時に全体的な燃焼に移行でき
る。
【0031】次に、図3に示すガス発生器P2について
説明する。なお、図3において、図1及び図2と同一符
号は同一部材を示す。
【0032】図3のガス発生器P2は、エアバッグの膨
張展開を制御可能とするもので、2つの点火手段6にて
ガス発生剤5を燃焼させるものである。図3に示すよう
に、ハウジング1の密封空間Sは、外筒材9の内周に嵌
挿される仕切プレート55によって左右2つの燃焼室5
3,54に画成されている。各燃焼室53,54内に
は、図1と同様にしてフィルタ支持材15及びフィルタ
材2が夫々挿入され、各フィルタ支持材15内にガス発
生剤5が装填されている。また、各蓋部材10,11に
は、図1と同様にして、点火器6及び圧力燃焼室3が夫
々装着、形成され、各圧力燃焼室3内に第1の伝火薬剤
7が装填されている。また、各蓋部材10,11の圧力
伝火室3を構成するホルダー21には、伝火ノズル4が
装着され、各伝火ノズル4は各燃焼室53,54内をハ
ウジング1の軸方向へ延在されている。各伝火ノズル4
内には、第2の伝火薬剤8が夫々装填されている。ま
た、各伝火ノズル4には、複数の伝火穴31が形成さ
れ、各伝火穴31を破裂プレート32によって閉鎖して
いる。
【0033】このように、ガス発生器P2に対して、2
つの点火器6を装着し、各点火器6の発火による火炎
を、第1及び第2の伝火薬剤7,8の夫々によって伝播
することで、ガス発生剤5の燃焼を高めることが可能と
なる。
【0034】また、各点火器6の通電発火を調整するこ
とで、エアバッグの膨張展開を制御可能となせる。具体
的には、自動車の衝突対応に応じて、2つの点火器6を
微小時間差をもって通電発火することで、エアバッグを
展開初期において、例えば燃焼室53内で発生した少量
の清浄なガスで緩やかに膨張展開させ、微小時間差後
に、各燃焼室53,54内で発生した多量の清浄なガス
にて急速に膨張展開させるものである。このとき、各燃
焼室53,54内のガス発生剤5は、図1のガス発生器
P1と同様にして、各蓋部材10,11内の第1の伝火
薬剤7と、2本の伝火ノズル4内の第2の伝火薬剤7,
8とによって瞬時に全体的な燃焼に移行され、エアバッ
グの膨張展開の制御を最適な時間(ミリ秒)にて行うこ
とが可能となる。
【0035】最後に、図4に示すガス発生器P3につい
て説明する。なお、図4において、図1〜図3と同一部
材は同一符号を示す。図4のガス発生器P3は、図3の
ガス発生器P2に対して、仕切プレート55で左右2つ
の燃焼室53,54に画成することなく、1つの燃焼室
としたものである。図4に示すように、伝火ノズル4は
各蓋部材10,11の間にわたって配置され、各蓋部材
10,11の圧力燃焼室3内に連通可能として各ホルダ
ー21に装着されている。
【0036】このガス発生器P3では、2つの点火器6
を装着し、各点火器6の発火による火炎を、第1及び第
2の伝火薬剤7,8の夫々によって伝播することで、ガ
ス発生剤5の燃焼を高めることが可能となる。また、ガ
ス発生器P3では、各点火器6を微小時間差をもって通
電発火することにより、図3と同様にして、エアバッグ
の膨張展開を制御可能となせる。このとき、フィルタ支
持材15内のガス発生剤5は、図1のガス発生器P1と
同様にして、各蓋部材10,11内の第1の伝火薬剤7
と、1本の伝火ノズル4内の第2の伝火薬剤8とによっ
て瞬時に全体的な燃焼に移行され、エアバッグの膨張展
開の制御を最適な時間(ミリ秒)にて行うことが可能と
なる。
【0037】そして、ガス発生器P1〜P3では、アジ
化金属化合物のガス発生剤の他に、含窒素有機化合物の
ガス発生剤を採用できる。上述の如く、各ガス発生器P
1〜P3では、ガス発生剤5の燃焼を瞬時に全体的なも
のとなし、ガス発生剤5の燃焼を高めることができるこ
とから、アジ化金属化合物のガス発生剤より着火性能の
劣る含窒素有機化合物のガス発生剤を採用しても、瞬時
に、安定して着火燃焼させれる。なお、ガス発生剤とし
ては、テトラゾール系化合物、トリアゾール系化合物、
アミド系化合物、グアニジン系化合物等の含窒素有機化
合物を燃焼成分とするものを用いることができる。
【0038】なお、本発明の実施形態におけるガス発生
器P1〜P3では、図1〜図4に示すものに限定され
ず、例えば、次のような形態をとることができる。 (1)圧力燃焼室3を蓋部材10内に形成し、伝火ノズ
ル4をホルダー21によって圧力燃焼室3内に連通可能
とする構成、即ち、圧力燃焼室3と伝火ノズル4を別体
とするものに限定されず、伝火ノズル4の開口側に圧力
燃焼室3を一体に形成した構成も採用できる。 (2)ハウジング1は、外筒材9と、2つの蓋部材1
0,11で構成するものに限定されず、一端開口の有底
の外筒材と、該外筒材の開口側を閉鎖する1つの蓋部材
で構成することもできる。 (3)複数の点火手段6を有するガス発生器において、
一部の点火手段のある軸端部にのみ圧力燃焼室3及び伝
火ノズル4を設ける構成も採用できる。
【0039】
【発明の効果】本発明のガス発生器では、点火手段にて
第1の伝火薬剤を着火燃焼し、続いて第1の伝火薬剤の
燃焼熱にて第2の伝火薬剤を着火燃焼して、点火手段か
らの火炎等の熱エネルギーをハウジングの軸方向へ伝播
することにより、瞬時に、ガス発生剤の全体的な燃焼に
移行させることができる。この結果、ガス発生剤の全体
的な燃焼を、第1及び第2の伝火薬剤のみで行え、従来
のガス発生器のように、点火材料中に導火線を埋設する
必要がなくなることから、構造の簡素化、製造コストの
低減を図ることができる。そして、ガス発生器では、第
1及び第2の伝火薬剤による火炎等の伝播によって、ガ
ス発生剤全体の燃焼を高めることができ、エアバッグを
瞬時に膨張展開させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるガス発生器を示す断
面図である。
【図2】図1のA−Aから見た矢視図である。
【図3】本発明の実施形態におけるガス発生器の変形例
を示す断面図である。
【図4】本発明の実施形態におけるガス発生器の変形例
を示す断面図である。
【符号の説明】 P1 ガス発生器 1 ハウジング 3 圧力燃焼室 4 伝火ノズル 5 ガス発生剤 6 点火器(点火手段) 7 第1の伝火薬剤 8 第2の伝火薬剤 31 伝火穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸野 喜行 兵庫県姫路市豊富町豊富3903−39 日本化 薬株式会社姫路工場内 Fターム(参考) 3D054 AA03 DD15 DD17 DD22 DD28 FF20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端が閉鎖される長尺円筒状のハウジン
    グと、 前記ハウジングの少なくとも一方の軸端部に装着される
    点火手段と、 前記点火手段のある前記ハウジングの軸端部の少なくと
    も一方に設けられ、該点火手段により着火燃焼される第
    1の伝火薬剤と、 前記ハウジング内の軸方向へ延在され、前記第1の伝火
    薬剤の燃焼熱により着火燃焼される第2の伝火薬剤と、 前記ハウジング内の軸方向にわたって装填され、前記第
    2の伝火薬剤の燃焼熱により燃焼されるガス発生剤と、 を備えてなることを特徴とするガス発生器。
  2. 【請求項2】 両端が閉鎖される長尺円筒状のハウジン
    グと、 前記ハウジングの少なくとも一方の軸端部に装着される
    点火手段と、 前記点火手段のある前記ハウジングの軸端部の少なくと
    も一方に設けられ、該ハウジングの内外から密封される
    圧力燃焼室と、 前記圧力燃焼室内に連通され、前記ハウジング内を軸方
    向へ延在される伝火ノズルと、 前記伝火ノズルの軸方向へ複数形成され、該伝火ノズル
    内を前記ハウジング内に連通させる伝火穴と、 前記圧力燃焼室内に装填され、前記点火手段により着火
    燃焼される第1の伝火薬剤と、 前記伝火ノズル内の軸方向にわたって装填され、前記第
    1の伝火薬剤の燃焼熱により着火燃焼される第2の伝火
    薬剤と、 前記ハウジング内の軸方向にわたって装填され、前記伝
    火ノズルの各伝火穴を通して噴出される前記第2の伝火
    薬剤の燃焼熱により燃焼されるガス発生剤と、 を備えてなることを特徴とするガス発生器。
  3. 【請求項3】 前記伝火ノズルの内径を、前記圧力燃焼
    室の内径より小さくしたことを特徴とする請求項2に記
    載のガス発生器。
  4. 【請求項4】 前記複数の伝火穴を、前記圧力燃焼室の
    近傍で穴間ピッチを小さくし、該圧力燃焼室から離れる
    につれて穴間ピッチを大きくなるように形成したことを
    特徴とする請求項2又は請求項3に記載のガス発生器。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2の伝火薬剤の、少なく
    とも一方が、着火燃焼による発熱量が3500J/g以
    上、燃焼により発生するガスのモル数が0.5mol/
    100g以上であることを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のガス発生器。
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