JP2002127530A - 記録メディア中心位置検出装置、および記録メディア中心位置検出方法、並びに印刷装置、印刷方法 - Google Patents

記録メディア中心位置検出装置、および記録メディア中心位置検出方法、並びに印刷装置、印刷方法

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JP2002127530A
JP2002127530A JP2000319091A JP2000319091A JP2002127530A JP 2002127530 A JP2002127530 A JP 2002127530A JP 2000319091 A JP2000319091 A JP 2000319091A JP 2000319091 A JP2000319091 A JP 2000319091A JP 2002127530 A JP2002127530 A JP 2002127530A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録メディアのラベル面に印刷する際に、記
録メディアの位置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防
止する。 【解決手段】 記録メディア搬送用トレイ1の嵌合部1
1に記録メディア2が装着される。また、嵌合部11の
表面は光の反射率の高い反射部材で構成されている。キ
ャリッジ61に設けられた検出部63で嵌合部11の主
走査方向Xの位置と幅を検出し、嵌合部11の主走査方
向Xの中心位置を演算し算出する。検出部63で嵌合部
11の副走査方向Yの位置と幅を検出し、嵌合部11の
副走査方向Yの中心位置を演算し算出する。そして、嵌
合部11の主走査方向Xの中心位置と副走査方向Yの中
心位置とから、嵌合部11の中心位置を演算し、記録メ
ディア2の中心位置を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、インクジェット
プリンタ等の印刷装置にて、CD−R等の円板形状を有
する記録メディアのラベル面に印刷する際に、その記録
メディアへの印刷実行範囲を決定するために、記録メデ
ィアの中心位置を検出する、記録メディア中心位置検出
装置、および記録メディア中心位置検出方法、並びに印
刷装置、印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−R等の円板形状を有する記録メデ
ィアは、記録面と反対側面の所定の領域に、そのメディ
アに記録されている情報等の書き込みが可能になってい
る。そして、この領域に印刷を行う印刷装置について
は、特開平11−5332号公報にて、印刷方法につい
ては、特許第2794628号公報にて開示されてい
る。また、国際公開第WO97/11850号公報に
て、記録メディアを記録メディア搬送用トレイに装着
し、その記録メディア搬送用トレイを搬送し、印刷を行
う印刷装置が開示されている。これは、薄い矩形板から
なる記録メディア搬送用トレー本体の表面の中央に形成
した浅い円形溝からなる装着部に記録メディアを装着
し、記録メディアを装着した記録メディア搬送用トレイ
を搬送ローラにて搬送し、記録ヘッドにて記録メディア
表面に印刷を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術による印刷装置および印刷方法においては、印刷を
実行する記録メディアの正確な位置を検出する手段につ
いては、何ら開示されておらず、記録メディアの位置と
印刷実行範囲にズレが生じてもそのまま印刷を実行して
しまうことで、印刷の位置がズレたり、印刷範囲が記録
メディアのラベル面の印刷可能領域外にはみ出し、イン
クで記録メディアを汚してしまうといった問題が生じや
すく、常に高い精度で記録メディアの一定の印刷位置へ
印刷を実行することが出来ない。
【0004】本願発明の課題は、記録メディアのラベル
面に印刷する際に、記録メディアの位置と印刷実行範囲
のズレが生じるのを防止し、記録メディアのラベル面へ
高い印刷精度で印刷を行うことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、円板形状を有する記
録メディアのラベル面へ印刷を行う印刷装置における、
前記記録メディアの中心位置を検出する記録メディア中
心位置検出装置は、前記記録メディアの中央の孔と嵌合
する嵌合部を有し、前記記録メディアの位置を規定する
記録メディア規定手段と、前記記録メディアを主走査方
向に走査し、前記嵌合部を検出可能な第1の検出手段
と、前記記録メディアを副走査方向に走査し、前記嵌合
部を検出可能な第2の検出手段と、前記第1の検出手段
により前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの主走
査方向の中心位置を演算し、前記第2の検出手段により
前記嵌合部を検出して、前記記録メディアの副走査方向
の中心位置を演算し、前記記録メディアの主走査方向の
中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中心位置と
から、前記記録メディアの中心位置を演算する記録メデ
ィア中心位置演算手段とを備える、ことを特徴とした記
録メディア中心位置検出装置である。
【0006】このようにして、記録メディアの中心位置
を検出することで、記録メディアの正確な位置を検出す
ることが出来る。これにより、本願請求項1に記載の発
明に係る記録メディア中心位置検出装置によれば、記録
メディアのラベル面に印刷する際に、記録メディアの位
置と印刷実行範囲のズレが生じるのを防止することが可
能となる。
【0007】本願請求項2に記載の発明は、請求項1に
おいて、前記印刷装置は、記録ヘッドを有し主走査方向
に往復動するキャリッジと、被印刷材を副走査方向に搬
送する被印刷材搬送手段と、記録メディア搬送用トレイ
を被印刷材として搬送し、前記記録メディアのラベル面
へ前記記録ヘッドにて印刷を行う手段とを備え、前記記
録メディア規定手段は、前記記録メディア搬送用トレイ
に設けられ、前記第1の検出手段は、前記キャリッジ
と、該キャリッジに設けられた前記嵌合部を検出可能な
検出部とで構成され、前記第2の検出手段は、前記被印
刷材搬送手段と、前記検出部とで構成される、ことを特
徴とした記録メディア中心位置検出装置である。
【0008】このように、記録メディアを記録メディア
搬送用トレイに装着し、被印刷材へ印刷を行う記録ヘッ
ドを搭載した主走査方向に往復動するキャリッジと対向
する位置まで記録メディアを搬送し、記録ヘッドを有し
主走査方向に往復動するキャリッジに検出部を設け、キ
ャリッジを主走査方向に往復動させて嵌合部を検出し、
被印刷材を副走査方向へ搬送する被記録材搬送手段によ
り記録メディア搬送用トレイを副走査方向に往復動さ
せ、キャリッジに設けられた検出部にて嵌合部を検出す
ることで、本願請求項2に記載の発明に係る記録メディ
ア中心位置検出装置は、被印刷材へ印刷するための構造
を有効に利用して本願請求項1に記載の発明の作用効果
を得られるものである。
【0009】本願請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2において、前記嵌合部の表面には反射部材が設け
られている、ことを特徴とした記録メディア中心位置検
出装置である。このように、本願請求項3に記載の発明
に係る記録メディア中心位置検出装置は、嵌合部の表面
には反射部材を設け、記録メディアのラベル面との光の
反射率の差により、嵌合部を検出するものであり、構造
簡単にして記録メディアの中心位置を検出できるように
なっている。
【0010】本願請求項4に記載の発明は、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装
置を備え、前記記録メディア中心位置演算手段により算
出された前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷
範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印
刷装置である。
【0011】本願請求項4に記載の発明に係る印刷装置
によれば、印刷装置において、前述した本願請求項1〜
3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装
置による作用効果を得ることができる。
【0012】本願請求項5に記載の発明は、請求項1〜
3のいずれか1項に記載の記録メディア中心位置検出装
置を備えた印刷装置と、前記記録メディア中心位置演算
手段により算出された前記記録メディアの中心位置に基
づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの印刷
制御を実行する情報処理装置とが接続され、前記印刷装
置は、前記情報処理装置からの印刷制御により印刷を実
行する、ことを特徴とした印刷装置である。
【0013】本願請求項5に記載の発明に係る印刷装置
によれば、印刷装置に接続された情報処理装置にて印刷
範囲を決定し、記録メディアへの印刷制御を行う印刷装
置においても、前述した本願請求項1〜3のいずれか1
項に記載の記録メディア中心位置検出装置による作用効
果を得ることができる。
【0014】本願請求項6に記載の発明は、記録メディ
アの中央の孔と嵌合する嵌合部にて、前記記録メディア
の位置を規定し、前記記録メディアを主走査方向に走査
して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの主走査方
向の中心位置を演算し、前記記録メディアを副走査方向
に走査して前記嵌合部を検出し、前記記録メディアの副
走査方向の中心位置を演算し、前記記録メディアの主走
査方向の中心位置と前記記録メディアの副走査方向の中
心位置とから、前記記録メディアの中心位置を演算す
る、ことを特徴とした記録メディア中心位置検出方法で
ある。
【0015】本願請求項6に記載の発明に係る記録制御
方法によれば、前述した本願請求項1に記載の発明と同
様の作用効果を得ることができる。
【0016】本願請求項7に記載の発明は、請求項6に
記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された
前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決
定し、前記記録メディアへの印刷を実行する印刷方法で
ある。
【0017】本願請求項7に記載の発明に係る印刷方法
によれば、前述した本願請求項4に記載の発明と同様の
作用効果を得ることができる。
【0018】本願請求項8に記載の発明は、請求項6に
記載の記録メディア中心位置検出方法により算出された
前記記録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決
定し、前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処
理装置からの印刷制御により印刷を実行する、ことを特
徴とした印刷方法である。
【0019】本願請求項8に記載の発明に係る印刷方法
によれば、前述した本願請求項5に記載の発明と同様の
作用効果を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る記録メ
ディア中心位置検出装置の一実施の形態を示した平面図
であり、図2はその側面図である。
【0021】印刷装置50には、キャリッジガイド軸5
1に軸支され、制御部20(図2)からの制御信号によ
り、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられ
ている。該キャリッジ61と対向してプラテン52が設
けられている。キャリッジ61には、被印刷材にインク
を吐出して印刷を行う記録ヘッド62が搭載され、キャ
リッジ61を主走査方向Xに搬送し、キャリッジ61と
プラテン52の間に被印刷材を副走査方向Yに搬送しな
がら、記録ヘッド62が被印刷材にインクを吐出するこ
とで被印刷材に印刷が行われる。
【0022】また、被印刷材を副走査方向Yに搬送する
被印刷材搬送手段として、搬送駆動ローラ53と搬送従
動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53
は、制御部20からの制御信号に基づいてステッピング
モータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ロ
ーラ53の回転により、被印刷材は副走査方向Yに搬送
される。搬送従動ローラ54は複数設けられており、そ
れぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、被印刷材
が搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、被
印刷材に接して被印刷材の搬送に従動して回転する。
【0023】一方、印刷された被印刷材を排出する手段
として、排出駆動ローラ55と排出従動ローラ56が設
けられている。排出駆動ローラ55は、ステッピングモ
ータ等の回転駆動力により回転制御され、排出駆動ロー
ラ55の回転により、被印刷材は副走査方向Yに排出さ
れる。排出従動ローラ56は複数設けられ、周囲に複数
の歯を有し、各歯の先端が被印刷材の印刷面に点接触す
るように鋭角的に尖っている歯付きローラとなってお
り、それぞれ個々に排出駆動ローラ55に搬送従動ロー
ラ54の付勢力よりも弱い付勢力で付勢され、被印刷材
が排出駆動ローラ55の回転により排出される際に、被
印刷材に接して被印刷材の排出に従動して回転する。
【0024】尚、図1において被印刷材は記録メディア
搬送用トレイ1であるが、印刷装置50には、図示され
ていない給紙トレイと給紙ローラによる給紙手段が設け
られており、例えば普通紙やフォト紙等の印刷紙を被印
刷材として印刷を行うことも可能な構成となっている。
【0025】そして、上記のような構成の印刷装置50
において、記録メディア2を装着した記録メディア搬送
用トレイ1を被印刷材とし、記録メディア2のラベル面
31への印刷を行う際に、記録メディア2の中心位置を
検出する記録メディア中心位置検出装置について、以下
説明する。
【0026】記録メディア搬送用トレイ1は、矩形板形
状を有し、記録メディア2の中央の孔に嵌合する円形の
凸部である嵌合部11が、記録メディア搬送用トレイ1
のほぼ中央に設けられており、この嵌合部11に記録メ
ディア2が装着される。また、嵌合部11の表面は光の
反射率の高い反射部材で構成されている。キャリッジ6
1には、検出部63が設けられ、検出部63は、当該実
施の形態においては、発光素子等による光が嵌合部11
の表面に反射し、その反射光を検出することで、嵌合部
11を検出する構成になっている。
【0027】記録メディア2を記録メディア搬送用トレ
イ1に装着し、印刷装置50に給送する。まず、記録メ
ディア搬送用トレイ1は、記録メディア2のほぼ中央が
キャリッジ61の走査線下になるような位置まで副走査
方向Yに搬送される。次に、キャリッジ61が主走査方
向Xに往復動され、キャリッジ61に設けられた検出部
63で嵌合部11の主走査方向Xの位置と幅を検出し、
該検出信号が制御部20に送られ、該制御部20におい
て、前記検出された嵌合部11の幅と位置から、嵌合部
11の主走査方向Xの中心位置を演算し算出する。
【0028】つづいて、検出部63の位置が、嵌合部1
1の主走査方向Xの中心位置上になるように、制御部2
0から制御信号を送ってキャリッジ61を移動させる。
その状態で、今度は記録メディア搬送用トレイ1を、被
印刷材搬送手段により副走査方向Yに往復動させ、検出
部63で嵌合部11の副走査方向Yの位置と幅を検出
し、該検出信号が制御部20に送られ、該制御部20に
おいて、前記検出された嵌合部11の幅と位置から、嵌
合部11の副走査方向Yの中心位置を演算し算出する。
【0029】そして、制御部20において、嵌合部11
の主走査方向Xの中心位置と副走査方向Yの中心位置と
から、嵌合部11の中心位置を演算し、記録メディア2
の中心位置を算出する。尚、CD−R等の円板形状を有
する記録メディア2の中央の孔は、その記録メディア2
の中央に位置しており、その孔で正確な位置決めをする
ようになっている。従って、その記録メディア2の中央
の孔と嵌合する嵌合部11の中心位置は、記録メディア
2の中心位置となる。
【0030】図3は、記録メディア2を装着した記録メ
ディア搬送用トレイ1の平面図であり、以下、図3も参
照しながら、嵌合部11の主走査方向Xの中心位置と副
走査方向Yの中心位置とから、嵌合部11の中心位置を
演算し、記録メディア2の中心位置を算出する手順をさ
らに詳細に説明する。
【0031】符号Cで示された点は、嵌合部11の表面
の中心位置で、前述の通り記録メディア2の中心位置で
ある。また、キャリッジ61に設けられた検出部63
は、発光素子等による光の反射光を検出し、その反射光
の量を電気的信号に変換した後、所定のしきい値で、デ
ジタル信号に変換して出力する。符号21および符号2
2は、検出部63で嵌合部11を検出した際のデジタル
出力信号を示したもので、符号Lは電気的ローレベル
(以下、Lレベルとする)、符号Hは電気的ハイレベル
(以下、Hレベルとする)をそれぞれ示す。符号21
は、検出部63を主走査方向Xに往復動させたときの検
出部63のデジタル出力信号を、記録メディア搬送用ト
レイの嵌合部11の位置に対比させて示したものであ
る。主走査方向Xの走査線上において、光の反射率の高
い嵌合部11の表面上を走査している部分が、Hレベル
となっており、それ以外はLレベルとなっている。ま
た、符号22は、検出部63を副走査方向Yに往復動さ
せたときの検出部63のデジタル出力信号を、記録メデ
ィア搬送用トレイの嵌合部11の位置に対比させて示し
たものである。副走査方向Yの走査線上において、光の
反射率の高い嵌合部11の表面上を走査している部分
が、Hレベルとなっており、それ以外はLレベルとなっ
ている。
【0032】そして、主走査方向Xおよび副走査方向Y
のHレベルを検出している位置の中心位置から、嵌合部
11の中心位置を演算し、記録メディア2の中心位置C
を算出し、印刷装置50において、この中心位置Cに基
づいて記録メディア2のラベル面31への印刷範囲を決
定し、印刷を実行する。
【0033】このようにして、記録メディア2の中心位
置Cを算出し、その中心位置Cに基づいて印刷範囲を決
定し、印刷を実行することで、記録メディア2のラベル
面31に印刷する際に、記録メディア2の位置と印刷実
行範囲のズレが生じるのを防止できる。
【0034】他の実施の形態としては、印刷装置50と
パソコン等の情報処理装置(図示せず)が接続された印
刷システムにおいて、印刷装置50に備えられた記録メ
ディア中心位置検出装置により算出された記録メディア
2の中心位置Cに基づいて、記録メディア2のラベル面
31への印刷範囲を決定し、印刷を実行する制御を、情
報処理装置に設けられたプリンタドライバ等の印刷制御
手段から行うことも可能である。
【0035】また、記録メディア2を搬送する手段は、
記録メディア搬送用トレイ1に限定されるものではな
く、他の搬送手段においても本願発明の実施は可能であ
る。また、検出部63を主走査方向Xに走査させる手段
は、キャリッジ61以外の別の手段でも可能であり、同
じく検出部63を副走査方向Yに走査させる手段につい
ても、被印刷材搬送手段とは別の搬送手段でも可能であ
ることは言うまでもなく、例えば、検出部63を単独で
設け、その検出部63を主走査方向Xおよび副走査方向
Yにそれぞれ往復動可能な手段を設けることでも本願発
明の実施は可能である。
【0036】
【発明の効果】本願発明によれば、記録メディアのラベ
ル面に印刷する際に、記録メディアの位置と印刷実行範
囲のズレが生じるのを防止し、記録メディアのラベル面
へ高い印刷精度で印刷を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る記録メディア搬送用トレイと印
刷装置との関連を示した平面図である。
【図2】本願発明に係る記録メディア搬送用トレイと印
刷装置との関連を示した側面図である。
【図3】記録メディアを装着した記録メディア搬送用ト
レイの平面図である。
【符号の説明】
1 記録メディア搬送用トレイ 2 記録メディア 20 制御部 11 嵌合部 31 ラベル面 50 印刷装置 51 キャリッジガイド軸 52 プラテン 53 搬送駆動ローラ 54 搬送従動ローラ 55 排出駆動ローラ 56 排出従動ローラ 61 キャリッジ 62 記録ヘッド X 主走査方向 Y 副走査方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C059 AA12 AA34 AA42 AA57 AA72 AA76 DD03 EE09 EE12 EE13 EE27 2F065 AA17 BB03 BB25 CC03 FF44 FF67 GG12 JJ01 MM03 MM07 PP02 PP16 QQ04 2F069 AA13 BB17 CC07 GG07 GG58 GG59 GG63 HH15 JJ06 JJ14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板形状を有する記録メディアのラベル
    面へ印刷を行う印刷装置において、前記記録メディアの
    中心位置を検出する記録メディア中心位置検出装置は、 前記記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合部を有し、
    前記記録メディアの位置を規定する記録メディア規定手
    段と、 前記記録メディアを主走査方向に走査し、前記嵌合部を
    検出可能な第1の検出手段と、 前記記録メディアを副走査方向に走査し、前記嵌合部を
    検出可能な第2の検出手段と、 前記第1の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記
    記録メディアの主走査方向の中心位置を演算し、前記第
    2の検出手段により前記嵌合部を検出して、前記記録メ
    ディアの副走査方向の中心位置を演算し、前記記録メデ
    ィアの主走査方向の中心位置と前記記録メディアの副走
    査方向の中心位置とから、前記記録メディアの中心位置
    を演算する記録メディア中心位置演算手段とを備える、 ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記印刷装置は、記
    録ヘッドを有し主走査方向に往復動するキャリッジと、
    被印刷材を副走査方向に搬送する被印刷材搬送手段と、
    記録メディア搬送用トレイを被印刷材として搬送し、前
    記記録メディアのラベル面へ前記記録ヘッドにて印刷を
    行う手段とを備え、 前記記録メディア規定手段は、前記記録メディア搬送用
    トレイに設けられ、 前記第1の検出手段は、前記キャリッジと、前記キャリ
    ッジに設けられた前記嵌合部を検出可能な検出部とで構
    成され、 前記第2の検出手段は、前記被印刷材搬送手段と、前記
    検出部とで構成される、 ことを特徴とした記録メディア中心位置検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記嵌合部
    の表面には反射部材が設けられている、ことを特徴とし
    た記録メディア中心位置検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の記
    録メディア中心位置検出装置を備え、前記記録メディア
    中心位置演算手段により算出された前記記録メディアの
    中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メデ
    ィアへの印刷を実行する印刷装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項に記載の記
    録メディア中心位置検出装置を備えた印刷装置と、前記
    記録メディア中心位置演算手段により算出された前記記
    録メディアの中心位置に基づいて、印刷範囲を決定し、
    前記記録メディアへの印刷制御を実行する情報処理装置
    とが接続され、前記印刷装置は、前記情報処理装置から
    の印刷制御により印刷を実行する、ことを特徴とした印
    刷装置。
  6. 【請求項6】 記録メディアの中央の孔と嵌合する嵌合
    部にて、前記記録メディアの位置を規定し、 前記記録メディアを主走査方向に走査して前記嵌合部を
    検出し、前記記録メディアの主走査方向の中心位置を演
    算し、 前記記録メディアを副走査方向に走査して前記嵌合部を
    検出し、前記記録メディアの副走査方向の中心位置を演
    算し、 前記記録メディアの主走査方向の中心位置と前記記録メ
    ディアの副走査方向の中心位置とから、前記記録メディ
    アの中心位置を演算する、 ことを特徴とした記録メディア中心位置検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の記録メディア中心位置
    検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置
    に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの
    印刷を実行する印刷方法。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の記録メディア中心位置
    検出方法により算出された前記記録メディアの中心位置
    に基づいて、印刷範囲を決定し、前記記録メディアへの
    印刷制御を実行する情報処理装置からの印刷制御により
    印刷を実行する、ことを特徴とした印刷方法。
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