JP2002127507A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002127507A
JP2002127507A JP2000319996A JP2000319996A JP2002127507A JP 2002127507 A JP2002127507 A JP 2002127507A JP 2000319996 A JP2000319996 A JP 2000319996A JP 2000319996 A JP2000319996 A JP 2000319996A JP 2002127507 A JP2002127507 A JP 2002127507A
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JP2000319996A
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Satoru Ono
哲 小野
Masayoshi Miki
正義 三樹
Kazuaki Watanabe
和昭 渡辺
Tomomi Mizusaki
友美 水崎
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮・伸張処理を繰返し行わなくても、Y、
M、Cのプレーンデータのうち、Kのプレーンデータと
重複する部分のドットを高速に削除することができ、処
理の高速化及びメモリの削減が可能な画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 Y、M、C、Kの各2値のプレーンデー
タを記憶し、記憶されたプレーンデータを圧縮して圧縮
データを生成し、この圧縮データを記憶する。このと
き、すなわち、Y、M、C、Kの各プレーンデータにつ
いての圧縮データを生成する際に、K以外のプレーンデ
ータをKのプレーンデータと同期させて圧縮し、K以外
のプレーンデータとKのプレーンデータとに重複する部
分がある場合に、K以外のプレーンデータの当該重複部
分のデータを間引く。そして、記憶された圧縮データを
伸張しながら出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置にか
かり、特に、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置において、入力された画像データ(コードデー
タ)をビットマップイメージデータに展開して、ページ
毎に印刷出力する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1ページを単位としてページ毎に
印刷出力するプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置では、スキャンして読み取った、又はホストコ
ンピュータ等から送信されたページ記述言語でなる色情
報を含む文字・図形等のコードデータが入力され、この
コードデータを1ページ毎にページメモリにビットマッ
プイメージ(ドットイメージ)に展開している。この
際、ページメモリが少ない容量で多くのデータを保持で
きるように、出力データをライン単位でソフトウェア又
はハードウェアにて圧縮してメモリに保存し、出力する
際に、ソフトウェアまたはハードウェアにて伸長するこ
とが一般的である。
【0003】ところが、圧縮・伸張処理には所定の演算
処理が必要であり、処理速度の低下を招くことから、特
開平8−230250号公報には、文字・図形などのコ
ードデータが入力され、このコードデータを展開したビ
ットマップイメージをページメモリに圧縮データとして
複数のブロックに分けて記憶し、この記憶の際に、編集
すべきページメモリの該当ブロックを検索し、検索され
たブロックのみのデータを伸張し、この伸張したデータ
と入力データとを合成し、再度圧縮を行ってページメモ
リに記憶させ、入力データの編集が1ページ分終了した
時点でページメモリの各ブロック毎に伸張を行って出力
する画像形成装置が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置では、編集すべきブロックのみを選択的に
伸張してデータ合成を行うことからメモリ容量が少なく
てすむものの、これらの処理をページメモリ上で行って
おり、また、圧縮・伸張処理には所定の演算処理を要し
その処理にも所定の時間を要するところ、イメージの作
成、ブロックの編集等何らかの処理を行うごとにデータ
の圧縮・伸張を繰返し行うため、処理速度が低下すると
いう問題がある。
【0005】また、Y(イエロー)、M(マゼンダ)、
C(シアン)、K(ブラック)の4色のプレーンデータ
がある場合に、Kのプレーンデータ作成時に、圧縮され
たY、M、Cの3色のプレーンデータを伸張して不要な
部分のデータを削除する処理を行うこととなるため、処
理速度が低下する。
【0006】本発明は、上記問題を解決すべく成された
もので、圧縮・伸張処理を繰返し行わなくても、Y、
M、Cのプレーンデータのうち、Kのプレーンデータと
重複する部分のドットを高速に削除することができ、処
理の高速化及びメモリの削減が可能な画像形成装置の提
供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、複数の色を重ねて画像を形成する
場合に、入力された画像データを圧縮し、出力の際に当
該圧縮データを伸張させる画像形成装置であって、色間
において視覚的な優劣をつけて、優位側の色に重なる他
の色のデータを圧縮データ生成前に間引くことを特徴と
する。
【0008】請求項1の発明では、複数の色を重ねて画
像を形成する場合に、入力された画像データを圧縮し、
出力の際に当該圧縮データを伸張させる画像形成装置で
あって、色間において視覚的な優劣をつけて、優位側の
色に重なる他の色のデータを圧縮データ生成前に間引く
ことにより、何度も圧縮伸張を繰返さずに重複部分のデ
ータを削除することができ、処理の高速化が図れる。こ
こで、色間における視覚的な優劣をつけた場合の優位側
とは、例えば、複数色を重ねた場合に強く発色し、他の
色に影響されないような色をいう。
【0009】請求項2の発明は、Y、M、C、Kの各2
値のプレーンデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶されたプレーンデータを圧縮して圧縮データを
生成する圧縮手段と、前記圧縮手段で生成された圧縮デ
ータを記憶する圧縮データ記憶手段と、前記圧縮手段に
おいてY、M、C、Kの各プレーンデータについての圧
縮データを生成する際に、K以外のプレーンデータをK
のプレーンデータと同期させて圧縮し、K以外のプレー
ンデータとKのプレーンデータとに重複する部分がある
場合に、K以外のプレーンデータの当該重複部分のデー
タを間引く間引手段と、前記圧縮データ記憶手段に記憶
された圧縮データを伸張しながら出力する伸張手段と、
を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明によれば、Y、M、C、K
の各2値のプレーンデータを記憶し、記憶されたプレー
ンデータを圧縮して圧縮データを生成し、この圧縮デー
タを記憶する。このとき、すなわち、Y、M、C、Kの
各プレーンデータについての圧縮データを生成する際
に、K以外のプレーンデータをKのプレーンデータと同
期させて圧縮し、K以外のプレーンデータとKのプレー
ンデータとに重複する部分がある場合に、K以外のプレ
ーンデータの当該重複部分のデータを間引く。そして、
記憶された圧縮データを伸張しながら出力する。これに
より、伸張手段圧縮・伸張処理を繰返し行わなくても、
Y、M、Cのプレーンデータのうち、Kのプレーンデー
タと重複する部分のドットを高速に削除することがで
き、処理の高速化及びメモリの削減が可能となる。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項2の画像形
成装置において、前記Kのプレーンデータは、入力され
たY、M、Cのプレーンデータから生成されることを特
徴とする。
【0012】請求項3の発明によれば、Y、M、Cのプ
レーンデータを合成することで、Kのプレーンデータを
生成することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態の一例を詳細に説明する。
【0014】図1に示すように、CPU10は、画像形
成装置の各種制御の中枢的な機能を有し、伝送系である
バス88を通じて以下に述べる各種の回路装置と接続さ
れている。
【0015】外部機器I/F(インターフェース)回路
16は、ホストコンピュータやワークステーション等外
部機器18とのインターフェースをつかさどるための回
路であり、例えば、外部機器18から入力される印字デ
ータをRS232C規格やセントロニクス準拠に基づい
て受信するような回路構成になっている。
【0016】画像読取部20は、原稿の画像をスキャン
して読み取るものであり、画像読取部20とのインター
フェースをつかさどる画像読取部I/F回路22を介し
て接続されている。RAM24は、作業用のメモリであ
り、画像形成装置が各種の制御を行う上で必要なデー
タ、画像読取部24で読み取った、又は、外部機器18
から受信した画像データ、後述する圧縮伸張部で圧縮さ
れた圧縮データ等を一時的に記憶する。
【0017】また、RAM24は、当該画像データのカ
ラーを構成する要素、すなわち、Y(イエロー)、M
(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)について
のプレーンデータに対応して、各プレーンデータ毎の記
憶領域26A、26B、26C、26Dを含み、さら
に、ページメモリ24Aをも含んでいる(図2、図3参
照)。
【0018】ROM28は、画像形成装置の制御を行う
プログラム等を格納するメモリであり、ROM28に格
納されたプログラム等はCPU10により必要に応じて
適宜読み出される。文字パターンメモリ30は、いわゆ
るフォントメモリと称されるものであり、画像出力時の
文字パターンを格納している。
【0019】圧縮伸張部32は、画像データ圧縮手段と
しての圧縮部34、データの先入れ先出しを行うことが
でき、かつ、バッファメモリとして機能するFIFO3
6、伸張部38、Kのプレーンデータと、Y、M、Cの
プレーンデータとを比較する比較部12及び間引部40
を含む。圧縮部34では、画像読取部20で読み取っ
た、又は外部機器18から受信した画像データについ
て、当該画像データのうち、例えばページ毎、ライン毎
等指定されたサイズ毎の画像データを圧縮して指定サイ
ズ毎に圧縮データを生成する。圧縮部34において画像
データを圧縮する際には、画像データを構成する各色要
素Y、M、C、Kのプレーンデータをそれぞれ個別に圧
縮するために、圧縮部34がY、M、C、Kのプレーン
データに対応してそれぞれ4つ設けられている(図2、
図3では、圧縮部34A、34B、34C、34D、と
して区別する)。
【0020】間引部40では、Y、M、Cのプレーンデ
ータに対して間引きを行う。ここで、間引きとは、Kの
プレーンデータとY、M、Cのプレーンデータとを比較
して、これらのプレーンデータを合成した場合にKのプ
レーンデータとY、M、Cのプレーンデータとに一致す
る部分があるとき、Y、M、Cのプレーンデータのう
ち、Kのプレーンデータに対応するY、M、Cのプレー
ンデータの部分のディジタル信号を『1』から『0』へ
変換し、Y、M、CのプレーンデータについてKのプレ
ーンデータと重なって結果的に不要となる部分のデータ
を削除することをいう。伸張部38では、画像の出力前
に圧縮部34により圧縮された圧縮データを伸張して伸
張データを生成する。
【0021】画像出力部I/F回路42は、圧縮伸張部
32の伸張部38で伸張された伸張データを、出力デー
タに変換して画像出力部44に供給したり、画像出力部
44との間で各種信号(同期パルス、画像出力部44の
状態信号、画像出力部44への動作指令信号等)を送受
信したりして、画像出力部44と画像形成装置との間の
インターフェースとして機能する。画像出力部44は、
画像出力部I/F回路42から供給された出力データに
基づいて記録媒体に画像を記録・出力する。
【0022】以下、上記のように構成された画像形成装
置の動作について図4のフローチャート、及び図5、図
6を参照して説明する。ステップ100において、外部
機器18または画像読取部20から画像データ(コード
データ)が入力され、ステップ101において、この画
像データをドットイメージ化、すなわちラスタライズ化
を行い、ビットマップデータを生成する。生成されたビ
ットマップデータは、ステップ102において、RAM
24のページメモリ24Aに一旦格納される。
【0023】そして、このビットマップデータは、ペー
ジメモリ24Aからバス88Aを介して圧縮伸張部32
の圧縮部34へ伝送され(図5、図6の参照)、伝送
されたビットマップデータは、ステップ103において
圧縮部34により圧縮処理が開始される。このとき、図
2に示すように、ビットマップデータを構成するY、
M、C、Kの各プレーンデータ毎に圧縮部34A、34
B、34C、34Dが設けられていることから、Y、
M、C、Kの各プレーンデータ毎に圧縮処理が開始さ
れ、各プレーンデータ毎に圧縮データが生成される。な
お、生成された圧縮データは一旦RAM24に格納され
る(図5、図6の参照)。
【0024】各プレーンデータ毎の圧縮処理の際に、K
のプレーンデータ以外のY、M、Cのプレーンデータを
Kのプレーンデータと同期させて圧縮処理し、Y、M、
CのプレーンデータのうちKのプレーンデータと重複す
る部分を削除して間引きを行う。すなわち、ステップ1
04において、FIFO36A、36B、36Cから
Y、M、Cのプレーンデータを1ビット分読み出し、ス
テップ105において、FIFO36DからKのプレー
ンデータを1ビット分読み出す。なお、読み出すデータ
の量は1ビットに限られるものではなく、FIFOの大
きさにより適宜変更することができる。
【0025】そして、ステップ106において、Kのプ
レーンデータとY、M、Cのプレーンデータとを比較
し、ステップ107において、当該Kのプレーンデータ
と、Y、M、Cのプレーンデータとに重複する部分があ
るか否かについて比較部12により判断する。この判断
において、肯定の判断がなされた場合、すなわち、Kの
プレーンデータとY、M、Cのプレーンデータとに重複
する部分があると判断されたときは、ステップ108へ
移行し、間引き処理が行われる。すなわち、Kのプレー
ンデータとY、M、Cのプレーンデータとを合成した場
合に、Y、M、Cのプレーンデータのうち、Kのプレー
ンデータと一致する部分のディジタル信号を『1』から
『0』へ変換し、Y、M、Cのプレーンデータについて
Kのプレーンデータと重なって結果的に不要となる部分
のデータを削除する。また、ステップ107の判断にお
いて、否定の判断がなされた場合、ずなわち、Kのプレ
ーンデータとY、M、Cのプレーンデータとに重複する
部分がないと判断されたときは、ステップ109へ移行
する。
【0026】ステップ109では、圧縮部34A、34
B、34C、34Dで生成された圧縮データがRAM2
4から読み出され(図5、図6の参照)、バス88を
介して伸張部38へ伝送され、伸張部38によりこれら
の圧縮データについて伸張処理が開始される。ステップ
110において、伸張された伸張データは、画像出力部
44へ向けて出力される。
【0027】このように、本実施の形態にかかる画像形
成装置によれば、Y、M、C、Kの各プレーンデータの
圧縮処理の際にY、M、CのプレーンデータのうちKの
プレーンデータと重複する部分のドットを間引くこと
で、メモリの容量を削減することができるとともに、圧
縮・伸張処理を繰返す必要がなく高速に処理を行うこと
ができる。また、圧縮機はY、M、C、Kのプレーンデ
ータそれぞれを圧縮するための圧縮部が個別に設けられ
ていることから、より高速な処理が可能となる。
【0028】また、Kのプレーンデータと重複するY、
M、Cのプレーンデータのドットを間引くことから、間
引いた分のトナーを削減することができ、トナーを重ね
ることによる発色の低下を防止することもできる。
【0029】なお、上記した処理は、ハードウェアで行
っても良いし、ソフトウェアで行ってもよいが、ハード
ウェアで行うことがより処理の高速化を図ることができ
るので望ましい。
【0030】次に、図7〜図9を参照して、本発明の他
の実施の形態について説明する。図7、図8に示すよう
に、本発明の他の実施の形態においては、上記した実施
の形態と異なり、1つの圧縮部34のみが設けられてい
る。したがって、Y、M、C、Kのプレーンデータに対
して同時に圧縮処理を行うことができない。よって、K
のプレーンデータをRAM24内に設けられる1ページ
分のメモリに格納し、これと、Y、M、Cのプレーンデ
ータとを1色づつ順次比較し、重複するデータについて
順次間引き処理を行う。具体的には、以下に述べるよう
に、図9のフローチャートにしたがって動作が行われ
る。
【0031】図9のステップ201〜ステップ203に
おいて、外部機器18または画像読取部20から入力さ
れた画像データ(コードデータ)がドットイメージ化、
すなわちラスタライズ化されてビットマップデータが生
成され、生成されたビットマップデータがRAM24の
ページメモリ24Aに一旦格納される。ステップ204
において、このビットマップデータは、ページメモリ2
4Aからバス88Aを介して圧縮伸張部32の圧縮部3
4へ伝送されるが、伝送されたビットマップデータがK
のプレーンデータであるか否かが判断される。この判断
においてKのプレーンデータであると判断された場合に
は、次のプレーンデータを圧縮するために圧縮対象のプ
レーンデータについての判断処理を継続し、Kのプレー
ンデータでないと判断された場合にはステップ205に
移行する。
【0032】ステップ205では、圧縮部34により圧
縮処理が開始される。このとき、図7に示すように、圧
縮部34は1つのみ設けられていることから、Y、M、
Cの各プレーンデータのうち、何れか一つのプレーンデ
ータ毎に順に圧縮処理が開始され、順に各プレーンデー
タについて圧縮データが生成される。なお、生成された
圧縮データは一旦RAM24に格納される。
【0033】そして、ステップ206において、FIF
O36からY、M、Cの何れかのプレーンデータを1つ
読み出し、ステップ207において、FIFO36Dか
らKのプレーンデータを読み出す。続いて、ステップ2
08において、Kのプレーンデータと読み出したY、
M、Cの何れか1つのプレーンデータとを比較し、ステ
ップ209において、当該Kのプレーンデータと、Y、
M、Cの何れか1つのプレーンデータとに重複する部分
があるか否かについて比較部12により判断する。この
判断において、肯定の判断がなされた場合、すなわち、
KのプレーンデータとY、M、Cの何れかのプレーンデ
ータとに重複する部分があると判断されたときは、ステ
ップ210へ移行し、間引き処理が行われる。また、ス
テップ209の判断において、否定の判断がなされた場
合、すなわち、KのプレーンデータとY、M、Cの何れ
かのプレーンデータとに重複する部分がないと判断され
たときは、ステップ211へ移行する。ステップ211
では、Y、M、Cの全てのプレーンデータについて処理
が終了したか否かが判断され、Y、M、Cの全ての処理
が終了したと判断されなかったときは、ステップ206
に戻り、これらY、M、Cの全ての処理が終了するまで
上記したルーチンが継続される。また、Y、M、Cの全
てのプレーンデータについて処理が終了したと判断され
たときは、ステップ212へ移行する。ステップ212
では、圧縮部34で生成された圧縮データがRAM24
から読み出され、バス88を介して伸張部38へ伝送さ
れ、伸張部38によりこれらの圧縮データについて伸張
処理が開始される。ステップ212では、伸張された伸
張データが、画像出力部44へ向けて出力される。
【0034】このように、1つの圧縮部34のみが設け
られた構成であっても、Y、M、C、Kの各プレーンデ
ータの圧縮処理の際にY、M、Cのプレーンデータのう
ちKのプレーンデータと重複する部分のドットを間引く
ことで、メモリの容量を削減することができるととも
に、圧縮・伸張処理を繰返す必要がなく高速に処理を行
うことができる。
【0035】なお、図10に示すように、圧縮部34が
1つのみ設けられている場合であって、RAM24に1
ページ分又は1プレーン分のメモリ容量がない場合に
は、Y、M、C、Kの各プレーンデータをブロック毎、
ライン毎等所定単位毎に処理することで、上記した間引
処理を行うことができる。
【0036】なお、Kのプレーンデータと比較して、重
複する部分のビットを間引いたY、M、Cのプレーンデ
ータについて、各プレーンデータ毎に全てのビット情報
のディジタル信号が『0』の場合に白紙であると判断す
ることにより各プレーンデータ毎に白紙検知を行う構成
とすることができる。
【0037】また、Y、M、C、Kが多値である場合に
は、複数ビット毎に比較する方式を採用することができ
る。例えば、4ビットで有用な場合には、Kのプレーン
データと比較して4ビットずべてが一致したときにのみ
4ビット単位で間引きを行う構成とする。なお、比較す
るビット長をレジスタ等で設定する構成とすることもで
きる。
【0038】さらに、Y、M、Cのプレーンデータから
Kのプレーンデータを生成しているシステムにおいて
は、例えば、圧縮持にY、M、Cのプレーンデータのデ
ィジタル信号が全て『1』のときKのプレーンデータの
ディジタル信号を『0』とするようなUCR(下色除
去)処理をハードウェアで行うことにより高速な処理を
実現することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、圧
縮・伸張処理を繰返し行わなくても、Y、M、Cのプレ
ーンデータのうち、Kのプレーンデータと重複する部分
のドットを高速に削除することができ、処理の高速化及
びメモリの削減が可能な画像形成装置の提供という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
圧縮部とRAMとの関係を示す概略説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
圧縮伸張部の概略構成を示す概略説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置の
動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置に
おいてデータの流れを示す概略説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置に
おいてデータの流れを示す概略説明図である。
【図7】 本発明の他の実施の形態にかかる画像形成装
置の圧縮部とRAMとの関係を示す概略説明図である。
【図8】 本発明の他の実施の形態にかかる画像形成装
置の圧縮伸張部の概略構成を示す概略説明図である。
【図9】 本発明の他の実施の形態にかかる画像形成装
置の動作の流れを示すフローチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態にかかる画像形成装置
において、RAMの記憶容量が小さい場合の構成を示す
概略説明図である。
【符号の説明】
24 RAM 24A ページメモリ 32 圧縮伸張部 34 圧縮部 38 伸張部 40 間引部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 和昭 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 (72)発明者 水崎 友美 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社海老名事業所内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AA15 BA01 BA02 BA03 BA07 BD40 2C187 AD03 5C074 AA11 AA12 CC26 DD16 DD24 DD28 EE11 FF15 GG09 HH02 5C079 HB03 LA26 LA28 MA02 NA10 NA11 PA01 PA02 PA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の色を重ねて画像を形成する場合
    に、入力された画像データを圧縮し、出力の際に当該圧
    縮データを伸張させる画像形成装置であって、色間にお
    いて視覚的な優劣をつけて、優位側の色に重なる他の色
    のデータを圧縮データ生成前に間引くことを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 Y、M、C、Kの各2値のプレーンデー
    タを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されたプレーンデータを圧縮して圧
    縮データを生成する圧縮手段と、 前記圧縮手段で生成された圧縮データを記憶する圧縮デ
    ータ記憶手段と、 前記圧縮手段においてY、M、C、Kの各プレーンデー
    タについての圧縮データを生成する際に、K以外のプレ
    ーンデータをKのプレーンデータと同期させて圧縮し、
    K以外のプレーンデータとKのプレーンデータとに重複
    する部分がある場合に、K以外のプレーンデータの当該
    重複部分のデータを間引く間引手段と、 前記圧縮データ記憶手段に記憶された圧縮データを伸張
    しながら出力する伸張手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記Kのプレーンデータは、入力された
    Y、M、Cのプレーンデータから生成されることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006341521A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Canon Inc 画像形成装置および方法
JP2013066082A (ja) * 2011-09-19 2013-04-11 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

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