JP2005193420A - 画像出力装置及びその画像出力方法、並びに制御プログラム - Google Patents

画像出力装置及びその画像出力方法、並びに制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 高画質化に伴うバッファメモリの容量増加を防ぐことができる画像出力装置を提供する。
【解決手段】複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタエンジン部に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する。その際に、各光ビーム毎に対応する画像データをそれぞれ保持する複数の記憶領域を画像メモリ4内に用意し、前記複数の記憶領域から出力された各画像データを、光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換してプリンタエンジン部側へ出力する複数の画像データ制御部601〜604と、前記各記憶領域に保持された各画像データをそれぞれに対応する画像データ制御部601〜604に、該画像データ制御部の要求に応じて転送するDMAコントローラ5とを設ける。画像データ制御部601〜604は、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴ってDMAコントローラ5から画像データを補充する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、カラープリンタエンジンに画像データを供給するプリンタコントローラ等の画像出力装置及びその画像出力方法、並びに前記画像出力装置の制御方法を実現するための制御プログラムに関するものである。
近年、オフィス文書のカラー化に伴い、プリンタもカラー画像を出力することが望まれている。カラー画像を出力可能なプリンタはシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)の4色分の画像データの処理が必要であり、カラープリンタエンジンに画像データを供給するプリンタコントローラの処理負荷は増大する傾向にある。
このようなカラープリンタではカラー画像を高速印刷するため、各色に対してそれぞれ感光ドラムを具備し、並行して印刷処理する方式(タンデム方式)が実用に供されている。また、さらに印刷速度の向上させるための方式として、複数本の光ビームを使用して画像を形成するマルチビーム方式と呼ばれる印刷方式が知られている。複数のレーザ光源を用いて感光体ドラムに対して複数本の光ビームを同時並行に走査するマルチビーム方式は、スキャナ回転数や画像信号の周波数を低減しつつ印刷速度を向上させることを可能にするものである。
上記のようなマルチビーム方式のプリンタエンジンに対して、各光ビームを制御するための画像信号を出力するプリンタコントローラ(画像出力装置)は、1ライン分の画像データを保持可能なラインメモリをレーザビームと同じ数量だけ具備し、当該画像データを走査タイミングに合わせて同時に出力すべく制御されるものであった(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。
例えば特許文献1では、2つのバッファアメモリ(ラインメモリ)を有し、レーザ光を感光ドラム上に走査するときに、これら2つのバッファメモリをリードとライトに1ライン毎に交互に繰り返して使用する(2ライン分のメモリをトグル制御する方法)。また、特許文献2では、複数本の光ビームを同時発生する装置に各光ビーム用の画像信号を供給するために、光ビームの本数と同数のFIFOメモリ(先入れ先出し方式の記憶装置)を使用する方法が適用されている。
また、特許文献3のように、2本のビームで走査するマルチビーム走査装置において、
レンダラから描画メモリSGRAMにDMAブロックを介して2ライン分(奇数ラインと偶数ライン)を交互にバンディングし、バンディング終了後、DMAブロックを介して奇数、偶数の順番でビデオシッパーに渡し、ビデオシッパーのラインバッファに格納した後、Engine I/Fに奇数データと偶数データのビデオ信号を同時に出力するものもあった。
特公平8−034537号公報 特開平11−72726号公報 特開2003−341129号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に示すような、マルチビーム方式のプリンタエンジンに適用する画像出力装置では、次のような問題点があった。
(1)同時走査するレーザビームの本数の増加や、高解像度化による1ラインに出力されるデータ量の増加に伴って、必要なバッファメモリの容量や個数が増え、コストや実装面積が増大する、という問題を生ずる。
(2)上記の構成では、バッファメモリに書き込む時に、ライン単位に画像データを分離するライン分離処理をリアルタイムに実行する必要がある。しかし、1ラインの画像データといっても、印刷用紙のサイズによって有効記録画素数が異なるため、ライン分離処理は複雑なものとなる。また、データ量を削減するために画像データに圧縮処理を施した場合、圧縮されたデータは一定のサイズとならないために、前述のライン分離処理はさらに複雑化する、という問題を生ずる。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、高画質化に伴うバッファメモリの容量増加によって生ずるコストや実装面積の増大や、印刷用紙のサイズや解像度の変更に伴うライン分離処理の複雑化を招くことのない安価で柔軟な画像出力装置及びその画像出力方法、並びに制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像出力装置では、複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置において、前記各光ビーム毎に対応する画像データをそれぞれ保持する複数の記憶手段と、前記複数の記憶手段から出力された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力する複数のデータ処理手段と、前記複数の記憶手段に保持された各画像データを、それぞれに対応する前記データ処理手段に該データ処理手段の処理結果に応じて転送する転送手段とを有することを特徴とする。
また、走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離する分離手段を有し、前記記憶手段は、前記分離手段により分離した画像データを走査順に記憶することを特徴とする。
また、画像データを圧縮するデータ圧縮手段を有し、前記記憶手段に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に前記圧縮手段により圧縮され、前記データ処理手段は、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする。
また、前記データ処理手段から出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする。
また、前記転送手段は、独立動作可能なDMAチャネルを前記光ビームと同数備えるDMAコントローラであることを特徴とする。
本発明の画像出力方法では、複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置の画像出力方法であって、前記各光ビーム毎に対応する画像データを複数の記録領域にそれぞれ保持する記憶工程と、前記複数の記憶領域内に保持された各画像データを、転送手段を制御してそれぞれ独立して転送する転送工程と、前記転送工程によって転送された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力するデータ処理工程とを有することを特徴とする。
また、前記記憶工程は、走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離し、該分離した画像データを走査順に前記記憶領域に記憶することを特徴とする。
また、前記記憶領域に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に圧縮され、前記データ処理工程は、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする。
また、前記データ処理工程によって出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする。
本発明の制御プログラムでは、複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、前記各光ビーム毎に対応する画像データを複数の記録領域にそれぞれ保持する記憶ステップと、前記複数の記憶領域内に保持された各画像データを、転送手段を制御してそれぞれ独立して転送する転送ステップと、前記転送ステップによって転送された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力するデータ処理ステップとを備えたことを特徴とする。
また、前記記憶ステップは、走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離し、該分離した画像データを走査順に前記記憶領域に記憶することを特徴とする。
また、前記記憶領域に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に圧縮され、前記データ処理ステップは、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする。
また、前記データ処理ステップによって出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする。
本発明によれば、従来必要であった、1ライン分の画像データを保持可能なラインメモリを不要にすることができる。これにより、高画質化に伴うバッファメモリの容量増加によって生ずるコストや実装面積の増大という問題や、印刷用紙のサイズや解像度の変更に伴って生ずるライン分離処理の複雑化といった問題を招くことのない安価で柔軟な画像出力装置を実現することが可能になる。
本発明の画像出力装置及びその画像出力方法、並びに制御プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の画像出力装置は、例えばプリンタコントローラに適用される。
<装置構成>
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像出力装置が搭載されたプリンタの接続構成を示す図である。
本実施形態のプリンタ300は、ネットワーク或いはUSBインターフェース等の接続手段200を介して、プリンタドライバ101を有するホストコンピュータ100に接続されている。ホストコンピュータ100は、プリンタドライバ101によって印刷元データから中間出力データを生成する。
プリンタ300は、前記中間出力データを印刷に適した出力画像データに変換するコントローラ部301と、コントローラ部301から出力された出力画像データを取得し、紙等のメディア400に画像出力するエンジン部303とで構成されている。すなわち、コントローラ部301では、エンジン部303からの画像転送許可信号に同期して出力画像データをエンジン部303に出力する。エンジン部303では、電子写真プロセスを制御・駆動し、入力された出力画像データを紙等のメディア400上に画像として再現する。
図2は、図1に示したコントローラ部301の構成を示すブロック図である。
同図に示すように、このコントローラ部301は、システムバス7に、CPU1、ROM2、外部i/f3、画像メモリ4、DMAコントローラ5、及び画像出力部6を接続した構成となっている。画像出力部6は、画像データを各レーザ出力に適した信号に変換してプリンタエンジン・インターフェース(I/F)部8へ出力する。ここでは、4色それぞれに2つのレーザ出力を適用したマルチレーザプリンタを例にして説明をする。
CPU1は、装置全体の制御を行うとともに、外部i/f3によって受信した上記中間出力データから圧縮された画像データを生成し、さらに所定の形式に整えて画像メモリ4に保存する。
ROM2は、前記CPU1によって処理される処理手順(プログラム:後述の図5及び図7のフローチャートで示される処理に基づいた制御プログラムも含む)、及びフォントデータなどを格納する。外部i/f3は、イーサネット(登録商標)等のLANインターフェース、並びにUSBやIEEE1284、IEEE1394等のi/oインターフェースであり、上位装置であるホストコンピュータ100から印刷データを受信する。画像メモリ4は、CPU1が生成した1ページ分、或いはこれを分割したブロック単位で印刷データを一旦格納する。この際、メモリ容量を節約するために、CPU1によって印刷データの圧縮処理を行い、圧縮データ形式で格納する。
さらに、DMAコントローラ5は、画像メモリ4に保存した印刷データを画像出力部6へ転送する。画像出力部6は、各色毎に前記画像メモリ4から転送された印刷データを各レーザ出力に適した信号に変換してプリンタエンジンI/F部8へ出力する機能を有し、各色毎に並行して処理を実行する画像データ制御部601〜604によって構成されている。プリンタエンジンI/F部8は、エンジン部303の動作とタイミングを合わせ、画像出力部6に出力タイミングを与えるとともに、画像出力部6から出力された各レーザ制御用の画像信号をエンジン部303に出力する。
次に、前述した画像メモリ4に保存する画像データの格納形式について説明する。
図3は、画像メモリ4に格納する画像データの一例を示す図である。
画像データは、走査単位である1ライン分のデータとして所定の形式に整形され、図示のように、奇数ライン格納エリア41と偶数ライン格納エリア42とを分離した上でそれぞれを走査順に従って格納される。画像データが整形される形式については、画像メモリの消費抑制のためエントロピー符号化等を用いた圧縮処理の適用が望ましいが、本発明において画像データの圧縮方式には特に制限はなく、システム性能に適した方式を適用することができる。
また、図3に示した例は、1色分のデータが格納される様子を示したものであるが、例えばシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の4色を混色するカラープリンタの場合は同様にそれぞれの色毎に奇数ラインと偶数ラインが分離して画像メモリ4に格納される。401で示すODDスタートアドレスは、1ライン目のデータの格納開始アドレスであり、これに引き続き奇数ラインのデータが格納されていく。また、402で示すEVENスタートアドレスは、2ライン目のデータの格納開始アドレスであり、これに引き続き偶数ラインのデータが格納される。
図4は、図2で示した画像データ制御部601〜604の内部構成を示すブロック図である。
画像データ制御部601〜604は、それぞれ各色毎に処理を並行して実行するものであり、各内部構成に相異はない。また、図中の21a〜24aと21b〜24bについても構成要素に違いはなく、ここでは、21a〜24aが奇数ラインのデータ処理を実行し、21b〜24bが偶数ラインのデータ処理を実行するものとし、並行して走査する2つのレーザビームに対しては、印刷用紙の移動方向(印刷方向)に対して先行して走査するレーザビームに奇数ライン側の出力信号を、他方のレーザビームに偶数ライン側の出力信号がそれぞれ与えられるものとして説明する。
DREQ発生部21aは、DMAコントローラ5に対してデータ転送要求信号を発生する。22aはFIFO(ファーストイン・ファーストアウト)メモリであり、画像メモリ4からのデータ転送とエンジン部303への画像データ出力との速度差を調整するために機能する。上記のDREQ発生部21aとFIFO22aは連動して動作するものであり、具体的にはFIFO22aの書き込みデータ数と読み出しデータ数との差を監視し、これが所定の値を超えない限りDREQ発生部21aはDMAコントローラ5へのデータ転送を要求する。従って、FIFO22aは、システムバス7の動作クロックとレーザ出力のためのビデオクロックとが非同期で動作するために最低限必要な容量を備えていれば十分であり、従来のように1ライン分のデータを格納できるような大きな容量を必要としない。
また、伸長部23aは、画像メモリ4上に圧縮されて格納した画像データの伸長処理を実行する。従って、伸長部23aでの伸長処理に伴ってFIFOメモリ22aはデータが補充されるように動作する。さらに、変調部24aでは、レーザ出力に適した信号に変換を行う。このレーザ出力に適した信号とは、例えば、前記伸長データをパルス幅変調(PWM)したものである。
<画像メモリへの格納処理>
上記画像メモリ4への画像データの格納処理について、図5のフローチャートに従って説明する。なお、本格納処理は、C/M/Y/Kの4色に対して実行されるものであるが、それぞれ格納されるエリアが異なるだけで処理手順は同一であるため、ここでは1色分の処理手順を説明する。
初めに格納処理に先立って変数を初期化する(ステップS501)。ここで格納処理に用いる変数は“LCOUNT”(処理したラインを計数する)、“ODDADDR”(奇数ライン格納アドレスポインタ)、及び“EVENADDR”(偶数ライン格納アドレスポインタ)であり、“LCOUNT”の初期値を1とし、“ODDADDR”と“EVENADDR”はそれぞれデータ格納用に用意されたエリアのスタート位置を示す値(図3で示したODDスタートアドレスとEVENスタートアドレス)が設定される。
変数の初期化が終了すると、画像データのエンコード処理を開始する(ステップS502)。上述のように画像データは、1ライン分のデータを単位として所定の形式に整形されてから画像メモリ4の所定の位置に順次格納される。画像データのエンコード後、“LCOUNT”を参照して奇数/偶数ラインの判定を行う(ステップS503)。“LCOUNT”が奇数である場合には、生成した画像データは“ODDADDR”で示される奇数ライン格納先に保存される(ステップS504)。データの格納後、“ODDADDR”には格納したデータサイズを加算した値に更新される(ステップS505)。
一方、“LCOUNT”が偶数である場合には、生成した画像データは“EVENADDR”で示される偶数ライン格納先に保存される(ステップS506)。データの格納後、“EVENADDR”には格納したデータサイズを加算した値に更新される(ステップS507)。いづれの場合も画像データが格納された後に“LCOUNT”はインクリメントされる(ステップS508)。
ステップS502からステップS508に至る処理は、“LCOUNT”の値が所定のライン数に達するまで繰り返し実行される(ステップS509)。ここで所定のライン数とは、1ページ分のデータに相当し、印刷用紙のサイズによって異なるものである。また、本実施形態においては1ページ分の処理を一度に実行する場合を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、1ページをいくつかのブロックに分割して処理することも可能である。
<印刷処理>
以上のように画像メモリ4への画像データの格納処理が完了すると、引き続き印刷処理が実行される。
本実施形態の印刷処理では、上述したように画像メモリ4に格納した画像データを画像データ制御部601〜604に転送し、さらに各レーザビーム出力の走査タイミングに合わせて出力信号を発生させる。上記画像メモリ4から画像データ制御部601〜604へのデータ転送は、DMAコントローラ5を用いて行われるものであり、本実施形態では2ビーム・4色の画像データを並行処理するため、8チャネル独立動作を実行するDMAコントローラ5を使用する。各DMAチャネルには、「スタートアドレス」として前記ODD/EVENスタートアドレスが設定されると共に、転送される「データサイズ」が設定され、さらにデータの転送完了を通知するために割り込みの発生を許可する機能がある。
次に、印刷処理におけるデータ処理タイミングについて説明する。
図6は、印刷処理における垂直同期信号と各レーザ出力との関係を示すタイミングチャートである。
本実施形態に示した4色並列(タンデム方式)・2ビーム構成のエンジン部303では、図6に示すように、1ページの印刷開始タイミングと同期した垂直同期信号に対して所定の時間を経過した時点でC色(第1カラー)ビームの2本のレーザ出力が開始され、さらに所定の間隔を置いてM色(第2カラー)→Y色(第3カラー)→K色(第4カラー)のビーム出力が順次開始される。図示のように、各色のビーム出力AとBは、ほぼ同時に出力され、それぞれ上述した奇数ライン及び偶数ラインの画像データに該当するものである。
次に、上記印刷処理について図7のフローチャートに従って説明する。
なお、印刷処理はC/M/Y/Kの4色に対して実行されるものであるが、それぞれは図6で示した時間差を伴うものの処理手順は同一であるため、ここでは1色分の処理手順を説明する。
前述のように画像メモリ4への画像データの格納が完了すると、まず印刷開始を指示する信号を送出する(ステップS701)。印刷開始指示信号は、プリンタエンジンI/F部8を介してエンジン部303との間で送受信する所定の信号であり、予め規定された形式とタイミングで与えられる。ここでは、一般的な同期型シリアル通信を利用して規定コマンドを送受する手段を備え、これを使用するものとする。
印刷開始コマンドを受信したエンジン部303は、所定のタイミングに従って図6で示した垂直同期信号を送出する。この垂直同期信号の発生タイミングから画像データの送出開始タイミングまでの時間は、図6で示したように各色毎に規定されており、規定された時間の経過に合わせて画像データの送出を開始することによって最終的に4色の像が重なり合って1つのカラー画像を形成する。
上記垂直同期信号から出力開始位置に至るまで待機した後(ステップS702)、画像データ制御部601は画像データ出力を開始する(ステップS703)。画像データの出力が開始されると前述したようにデータ変換を実行すべくFIFO22aから順次データが読み出され、これを補充すべくDREQ発生部21aはDMAコントローラ5にデータ要求を送出する。従って、送出すべきデータは常に画像メモリ4から補充され1ページ分のデータ送出が完了するまで処理を継続する(ステップS704)。1ページ分の転送すべきデータ量は前述のようにDMAコントローラ5の制御レジスタに設定されており、データ転送完了を検知すると割り込みを発生して通知する。このようにしてデータ転送完了を通知する割り込みの発生により、印刷処理に伴う画像データの出力を終了する(ステップS705)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、画像メモリ4内に光ビーム毎に対応した記憶領域を用意し、ライン単位に圧縮した画像データをそれぞれの前記記憶領域に保持させるとともに、各記憶領域毎に独立して並行動作可能なDMAコントローラ5を用いて、各光ビームに対応した画像データ制御部601〜604にそれぞれ画像データを転送する構成とするようにしたので、従来必要とされたラインバッファが不要となり、その結果、高画質化に伴うバッファメモリの容量増加によって生ずるコストや実装面積の増大という問題や、印刷用紙のサイズや解像度の変更に伴うライン分離処理の複雑化といった問題を招くことのない安価で柔軟な画像出力装置を実現することができる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施の形態に係る画像出力装置が搭載されたプリンタの接続構成を示す図である。 図1に示したコントローラ部301の構成を示すブロック図である。 画像メモリ4に格納する画像データの一例を示す図である。 図2で示した画像データ制御部601〜604の内部構成を示すブロック図である。 画像メモリ4への画像データの格納処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る印刷処理における垂直同期信号と各レーザ出力との関係を示すタイミングチャートである。 実施形態に係る印刷処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 外部i/f
4 画像メモリ
5 DMAコントローラ
6 画像出力部
7 システムバス
601〜604 画像データ制御部
21a、21b DREQ発生部
22a、22b FIFOメモリ
23a、23b 伸長部
24a、24b 変調部

Claims (13)

  1. 複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置において、
    前記各光ビーム毎に対応する画像データをそれぞれ保持する複数の記憶手段と、
    前記複数の記憶手段から出力された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力する複数のデータ処理手段と、
    前記複数の記憶手段に保持された各画像データを、それぞれに対応する前記データ処理手段に該データ処理手段の処理結果に応じて転送する転送手段とを有することを特徴とする画像出力装置。
  2. 走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離する分離手段を有し、
    前記記憶手段は、前記分離手段により分離した画像データを走査順に記憶することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 画像データを圧縮するデータ圧縮手段を有し、前記記憶手段に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に前記圧縮手段により圧縮され、
    前記データ処理手段は、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする請求項2に記載の画像出力装置。
  4. 前記データ処理手段から出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像出力装置。
  5. 前記転送手段は、独立動作可能なDMAチャネルを前記光ビームと同数備えるDMAコントローラであることを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像出力装置。
  6. 複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置の画像出力方法であって、
    前記各光ビーム毎に対応する画像データを複数の記録領域にそれぞれ保持する記憶工程と、
    前記複数の記憶領域内に保持された各画像データを、転送手段を制御してそれぞれ独立して転送する転送工程と、
    前記転送工程によって転送された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力するデータ処理工程とを有することを特徴とする画像出力方法。
  7. 前記記憶工程は、走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離し、該分離した画像データを走査順に前記記憶領域に記憶することを特徴とする請求項6に記載の画像出力方法。
  8. 前記記憶領域に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に圧縮され、前記データ処理工程は、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする請求項7に記載の画像出力方法。
  9. 前記データ処理工程によって出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする請求項6乃至8に記載の画像出力方法。
  10. 複数の光ビームを同時に並行走査して画像を形成するプリンタ装置に対して、前記各光ビームを制御するための画像信号を供給する画像出力装置の制御方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    前記各光ビーム毎に対応する画像データを複数の記録領域にそれぞれ保持する記憶ステップと、
    前記複数の記憶領域内に保持された各画像データを、転送手段を制御してそれぞれ独立して転送する転送ステップと、
    前記転送ステップによって転送された前記各画像データを、前記光ビームを制御するための画像信号にそれぞれ変換して前記プリンタ装置側へ出力するデータ処理ステップとを備えたことを特徴とする制御プログラム。
  11. 前記記憶ステップは、走査単位に整形された画像データを前記光ビーム毎に分離し、該分離した画像データを走査順に前記記憶領域に記憶することを特徴とする請求項10に記載の制御プログラム。
  12. 前記記憶領域に保持される各画像データは、走査単位に整形される前に圧縮され、前記データ処理ステップは、圧縮された各画像データを伸長する処理を行い、この伸長処理に伴って前記転送手段から画像データを補充することを特徴とする請求項11に記載の制御プログラム。
  13. 前記データ処理ステップによって出力される画像信号は、前記プリンタ装置が供給する信号に同期して出力されることを特徴とする請求項10乃至12に記載の制御プログラム。
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