JP2005096191A - 画像出力装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

画像出力装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 走査数が増加しても、飛び越し走査等に合わせたメモリアクセスやデータ生成処理に負担を強いることなく、各走査に対するイメージデータを順次生成することである。
【解決手段】 走査単位に整形された印刷データを走査順に従ってページメモリ4に保持し、該保持された走査順に従う印刷データをDMAC5が転送し、該転送された印刷データを画像データ制御部61〜64がそれぞれ走査単位に分離し、該分離された走査単位の印刷データを保持して、各メモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成する構成を特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ホストから受信する印刷データを解析処理して、プリンタエンジンに画像データを供給するプリンタコントローラを備える画像出力装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、プリンタのプリンタエンジンの高解像度化による出力画像データ量の増加に伴い、コントローラ部のデータ処理負荷とメモリ消費量は著しく増大する傾向を強めている。
そのため、コントローラ部のCPU負荷の軽減を目的にハードウェア処理可能な圧縮データを中間バッファメモリに蓄え、DMAコントローラを制御してこの圧縮データを出力データ生成ハードウェア(ラスタライザ)に転送する方法など特許文献1に開示される制御方法が用いられるようになった。
また、オフィス文書のカラー化に伴い、プリンタもカラー画像を出力することが望まれている。カラー画像を出力可能なプリンタはシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(K)の4色分の画像データの処理が必要であり、コントローラ部の処理負荷はさらに増大する。
また、このようなカラープリンタではカラー画像を高速印刷するためにタンデム方式と呼ばれる各色に対してそれぞれ感光ドラムを具備し、並行して印刷処理する方法が実用に供されている。
一方、複数の半導体レーザ(マルチビーム)を使用して画像を形成するマルチビーム方式と呼ばれる印刷方式(特許文献2)が提案され実用に供されている。複数のレーザ光源を持つマルチレーザ方式は、スキャナ回転数や画像信号の周波数を低減させながら印刷速度を向上させることを可能としており、このような技術を適用することでカラープリンタは、より一層の高画質化・高速化を実現しつつある。
特開平9−11548号公報 特開平8−15623号公報
しかしながら上記のようなマルチレーザ方式の適用には以下のような不都合が生ずる。すなわち、各レーザに対するイメージデータを圧縮した状態でメモリにまとめて保持させ、DMAコントローラを制御してこの圧縮データを出力データ生成ハードウェアに転送する場合、レーザの本数と同数の転送を並行して実行することが可能なDMAコントローラが必要になる。
例えば、4色の画像データをそれぞれ2本のレーザで出力させる構成では8本の独立動作が可能なDMAチャネルが必要となり、さらにレーザの本数が増えればそれに応じて必要なDMAチャネル数が増大する。そのようなDMAコントローラは回路規模が大きくなるだけでなく、各チャネルの転送を切り替えることで発生するオーバーヘッドの影響により転送効率を悪化させ、安価なシステムの構成を困難なものとする。
また、圧縮データをページメモリに保持させる場合においても新たな問題を生じる。つまり、複数のレーザによる飛び越し走査に適合する形式、すなわち、それぞれのレーザから出力される順に従ってライン毎にメモリ上に保持させる必要があり、これを制御するCPUの負荷を増大させる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、走査単位に整形された印刷データを走査順に従って記憶手段に保持し、該保持された走査順に従う印刷データを転送し、該転送された印刷データを走査単位に分離し、該分離された走査単位の印刷データを保持して、各メモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成することにより、複数の走査単位のイメージデータに基づくビームを並行して感光体上に走査することにより画像を形成する画像形成部の各ビームに対応するイメージデータを生成する際に、ページ単位で一括して記憶される印刷データから各走査に対応すべくイメージデータを簡単な構成で生成することができ、走査数が増加しても、飛び越し走査等に合わせたメモリアクセスやデータ生成処理に負担を強いることなく、各走査に対するイメージデータを順次生成することができる安価な画像出力装置および画像処理方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像出力装置は以下に示す構成を備える。
本発明に係る第1の発明は、複数の走査単位のイメージデータに基づくビームを並行して感光体上に走査することにより画像を形成する画像形成部をプリンタエンジンに接続し、当該プリンタエンジンにイメージデータを供給する画像出力装置であって、走査単位に整形された印刷データを走査順に従って保持する記憶手段(例えば図2に示すページメモリ4)と、前記記憶手段に保持された印刷データを転送する転送手段(例えば図2に示すDMAC5)と、前記転送手段により転送された印刷データを走査単位に分離する分離手段(例えば図2に示す画像データ制御部61〜64))と、前記分離手段により分離された走査単位の印刷データを保持する複数のメモリ(例えば図4に示すFIFO22a,22b,24a,24b)と、前記複数のメモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成する複数のデータ変換手段(例えば図4に示す伸長部23a,23b)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第2の発明は、印刷データを圧縮するデータ圧縮手段を有し、前記記憶手段に保持される印刷データは走査単位に整形される前に前記データ圧縮手段により圧縮され、前記データ変換手段は圧縮された印刷データを伸長することを特徴とする。
本発明に係る第3の発明は、前記データ変換手段により変換されたデータはプリンタエンジンが供給する信号に同期して出力されることを特徴とする。
本発明に係る第4の発明は、前記記憶手段に保持される印刷データには走査単位に情報データが付加され、前記分離手段は、前記転送手段により転送された印刷データから前記情報データを抽出し、当該情報データに基づき走査単位に印刷データを分離することを特徴とする。
本発明に係る第5の発明は、前記画像形成部をカラー画像を形成可能に色数分に備え、前記記憶手段、前記転送手段と、前記分離手段と、前記複数のメモリと、前記複数のデータ変換手段とを色別に複数ユニットを備えて、それぞれ各色毎にデータを処理することを特徴とする。
本発明に係る第6の発明は、複数の走査単位のイメージデータを並行して走査することにより画像を形成するプリンタエンジンに接続し、当該プリンタエンジンにイメージデータを供給する画像出力装置における画像出力方法であって、記憶手段に走査順に保持される走査単位に整形された印刷データを転送する転送ステップ(図5に示すステップS505)と、前記転送ステップにより転送された印刷データを走査単位に分離する分離ステップ(図5に示すステップS506,S513)と、前記分離ステップにより分離された走査単位の印刷データを複数のメモリに保持させるライトステップ(図5に示すステップS514,S515)と、前記複数のメモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成するデータ変換ステップ(図示しない)とを有することを特徴とする。
本発明に係る第7の発明は、第6の発明の画像出力方法を実現するプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶したことを特徴とする。
本発明に係る第8の発明は、第6の発明の画像出力方法を実現することを特徴とするプログラム。
本発明によれば、走査単位に整形された印刷データを走査順に従って記憶手段に保持し、該保持された走査順に従う印刷データを転送し、該転送された印刷データを走査単位に分離し、該分離された走査単位の印刷データを保持して、各メモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成するので、複数の走査単位のイメージデータに基づくビームを並行して感光体上に走査することにより画像を形成する画像形成部の各ビームに対応するイメージデータを生成する際に、ページ単位で一括して記憶される印刷データから各走査に対応すべくイメージデータを簡単な構成で生成することができ、走査数が増加しても、飛び越し走査等に合わせたメモリアクセスやデータ生成処理に負担を強いることなく、各走査に対するイメージデータを順次生成することができる安価なシステムを構築できる等の効果を奏する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用可能な画像出力システムの一例を示すブロック図である。
図1において、画像印刷装置としてのページプリンタ(プリンタ)34は、ネットワーク、USBインタフェース等のインタフェース33を介して、プリンタドライバ32を有するホストコンピュータ31に接続され、ホストコンピュータ31等の機器が印刷元データから生成した中間出力データを出力に適した出力画像データに変換するコントローラ部35と、該コントローラ部35から出力された出力画像データを取得し、紙等のメディアに画像出力するエンジン部36とにより構成される。
このコントローラ部35に適した中間出力データは、一般にはプリンタドライバ32と呼ばれるソフトウエアで生成される。さらに、コントローラ部35で中間出力データをエンジン部に適した出力画像データに変換し、エンジン部36からの画像転送許可信号に同期してエンジン部にビデオ信号として出力する。エンジン部では電子写真プロセスを制御・駆動し、入力されたビデオ信号を紙等のメディア37上に画像として再現する。
図2は、本発明の一実施形態を示す画像出力装置の構成を説明するブロック図であり、例えばマルチレーザ方式のカラープリンタのコントローラ部の構成に対応する。
図2に示す本実施形態では、システムバス7にCPU1、ROM2、外部i/f3、画像メモリ(ページメモリ)4、DMAコントローラ5、および画像出力部6を接続した構成となっている。さらに、画像出力部6はイメージデータを各レーザ出力に適した信号に変換してプリンタエンジンI/F8に出力する。ここでは、4色それぞれに2つのレーザ出力を適用したマルチレーザプリンタを例に説明を進めていく。なお、レーザ出力の数は、2つに限らず、2以上のレーザ出力を行える画像出力装置であれは、本発明の適用を妨げることはない。
CPU1は、装置全体の制御を行うとともに、外部i/f3によって受信した上記中間出力データから圧縮されたイメージデータを生成し、さらに所定の形式に整え画像メモリ4に保存する。ROM2は、前記CPU1によって処理される処理手順(プログラム)、およびフォントデータなどを格納する。
外部i/f3は、Ethernet(登録商標)等のLANインタフェースや、USBやIEEE1284、IEEE1394等のi/oインターフェースであり、上位装置(ホストコンピュータ(図1に示したホストコンピュータ31を含む))から印刷データを受信する。
画像メモリ4は、CPU1が生成した1ページ分、或いはこれを分割したブロック単位で印刷データを一旦格納する。この際、メモリ容量を節約するために、前記CPU1によって印刷データの圧縮処理を行い、圧縮データ形式で格納する。
DMAコントローラ5は、画像メモリ(ページメモリ)4に保存した前記印刷データを画像出力部6に転送する。画像出力部6は、色毎に前記画像メモリ4から転送された印刷データからライン毎に必要なデータを抽出して各レーザ出力に適した信号に変換するための各種処理を、各色毎に並行して処理を施してプリンタエンジンI/F部8に出力するための画像データ制御部61〜64を備えている。なお、画像データ制御部61〜64は、この順にシアン(C),イエロー(Y),マゼンタ(M),ブラック(K)に対する画像データを処理する。
さらに、プリンタエンジンI/F部8はプリンタエンジン(エンジン部)の動作とタイミングを合わせ、画像出力部6に出力タイミングを与えるとともに、画像出力部6から出力された各レーザ出力信号をプリンタエンジンに出力する。
ここで前述した画像メモリ4に保存するイメージデータの形式について説明する。
図3は、図2に示した画像メモリ4に保存する画像データのデータ形式の一例を示す図である。
図3に示すように、イメージ部42は1ライン毎に圧縮されたイメージデータであり、先頭にヘッダ部41が付加される。このヘッダ部41にはイメージデータのサイズ(バイト数)を示す値が所定の形式で保持される。
そして、図2に示したCPU1はこのような形式で生成するイメージデータを走査順に画像メモリ4に保存し、所定のデータ量、あるいはライン数に達するまで処理を行う。
図4は、図1に示した画像データ制御部61〜64の内部構成を示すブロック図である。画像データ制御部61〜64はそれぞれ各色毎に処理を並行して実行するものであり、内部構成上それぞれ色毎に差はないため、例えば画像データ制御部61であるものとして以下説明する。
データ転送制御部21は、図2に示したDMAコントローラ(DMAC)5によって転送される画像メモリ4に保存された所定形式のイメージデータを受信し、ライン毎に必要なデータを抽出して各レーザ出力毎に用意される以降の処理ブロックに当該データの受け渡しを行うものである。本実施形態においては、2ビーム構成を説明するため22a〜25aおよび22b〜25bがこれに対応する。ここでは説明を簡略化するため印刷用紙の移動方向(印刷方向)に対して先行して走査するレーザをビームAとしてその処理を22a〜25aが実行し、他方をビームBとして22b〜25bが実行するものとする。
ファーストイン・ファーストアウトメモリ(FIFO)22aにはデータ転送制御部21で抽出されたビームAに対するデータが順次書き込まれ、このデータの書き込み動作については書き込みデータ数と読み出しデータ数に基づきオーバーフロー/アンダーフローを発生させないように制御される。
そして、伸長部23aはFIFOメモリ22aに保持された圧縮データを読み出して伸長処理を実行する。従って、伸長部23aでの伸長処理に伴ってFIFOメモリ22aは書き込みデータが補充されるように動作する。さらにFIFOメモリ24aは伸長部23aから出力された伸長データを保持しながら、伸長処理の実行とプリンタエンジンへのデータ出力との速度調整を行うものであり、前記FIFOメモリ22aと同様にオーバーフロー/アンダーフローを発生させないように制御される。
そして、変調部25aはFIFOメモリ24aに保持されたデータをレーザ出力に適した信号に変換する。このレーザ出力に適した信号とは、例えば、前記伸長データをパルス幅変調(PWM)することによって発生させるものである。また、データ処理部を構成する図4に示す22b〜25bは、データ転送制御部21で抽出されたビームBに対するデータを処理するものであり、制御タイミングが異なるだけで22a〜25aと同じ構成およびデータ処理を行えるように構成されている。
このように構成された画像出力装置において、データ転送制御部21の動作を図5に示すフローチャートに従って説明する。
図5は、本発明に係る画像出力装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図4に示したデータ転送制御部21のデータ転送処理に対応する。なお、S501〜S517は各ステップを示す。
まず、印刷処理に先立ってヘッダ検出値をクリアするとともに(S501)、データカウンタのクリアを行い(S502)、ラインカウンタに初期値を設定する(S503)。
ここで設定するラインカウンタの初期値には、レーザ出力の本数−1を設定する。従って、本実施形態のようにビームが2ビームで構成される場合には、ラインカウンタには初期値"1"をセットすることになる。
以上の初期設定が終了すると、画像メモリ4からのデータ転送を要求する(S504)。DMAコントローラ5は、当該データ転送要求に従って、所定の数量ずつ画像メモリ4から読み出したデータをデータ転送制御部21に転送を行うように予め設定されている。
そして、データ転送制御部21は、要求した図3に示すデータ形式のデータの受信を待ち(S505)、データの受信を確認すると、受信したデータを順次処理していく。
まず、データカウンタの値を調べ、ヘッダ検出値と比較して、データカウンタの値がヘッダ検出値と等しいか否かを判断する(S506)。ここで、データカウンタの値がヘッダ検出値と等しいと判断した場合には、処理されているデータをヘッダ部41と判定し、データから抽出したイメージ部42のサイズを新たにヘッダ検出値として設定する(S507)。前述したように初期化されたヘッダ検出値とデータカウンタはともにクリア(="0")されているため、当該処理の最初のデータは必ずヘッダ部41と判定されることになる。
引き続き、データカウンタをクリアした後(S508)、ラインカウンタをインクリメントする(S509)。さらに、インクリメントされたラインカウンタが所定の値に達したか否かを判断して(S510)、所定値に達したと判断した場合にはラインカウンタをクリアする(S511)。
ここで設定される所定値とはレーザ出力の本数である"2"である。従って、ステップS503において、初期値として"1"が設定されているラインカウンタは上記処理(ステップS509〜ステップS511)により"0"に再設定される。
ここまでの処理が成されると、データカウンタがインクリメントされて(ステップS512)、次のデータの処理に移る。
そして、ステップS516で、上記ステップS505で受信したデータは順次処理され、未処理のデータがあると判定される限り、再びステップS506に戻り、同様の処理を繰り返す。
そして、引き続き処理はステップS506に戻り、最初のデータによって更新されたヘッダ検出値に到達するまでステップS513に続く処理を実行することになる。
一方、ステップS506で、ヘッダ部以外のデータを検出した判断したと場合には、さらに、ラインカウンタの値がビームAに対応するか否かを判断して(ステップS513)、対応すると判断した場合には、ビームA用のFIFOメモリ(FIFO22a)へ該データを書き込み(S514)、データの書き込みが成されると処理はステップS512へと進み、一連の処理を繰り返す。
一方、ステップS513で、ラインカウンタの値がビームAに対応しないと判断した場合は、ビームB用のFIFOメモリ(FIFO22b)へのデータ書き込みを行い(S515)、データの書き込みが成されると処理はステップS512へと進み、一連の処理を繰り返す。
なお、ステップS513で行なわれるビームの判定は、ラインカウンタの値が"0"の場合にはビームA、"1"の場合にはビームBと判定する。また、データの書き込みが成されると処理はステップS512へと進み、一連の処理を繰り返す。このような処理の繰り返しによって、ステップS505で受信したデータが全て処理を終えると、後述するステップS517でページ終了が判定されるまで、再度ステップS504に戻り、次のデータを画像メモリ4から転送するようにDMAコントローラ5に要求する。
以上の一連の処理(ステップS504〜ステップS516)は、1ページの印刷データが全て処理されたと判断されるまで(S517)、処理を継続する。
上述の処理に従えば、画像メモリ4に保存されたラスタイメージデータはデータ転送制御部21の要求に従ってDMAコントローラ5によって順次転送され、ヘッダ部41に含まれたイメージ部42のデータサイズに基づきライン毎にイメージデータが抽出されるとともに、ラインカウンタの値に基づき各レーザ出力に対応したFIFOメモリに書き込まれることで各ラインのイメージデータを分離することが可能になる。
図6は、本発明に係る画像出力装置における各ビームの出力タイミングを説明するタイミングチャートであり、印刷動作における垂直同期信号と各レーザ出力との関係を示すタイミングチャートに対応する。
なお、本実施形態に示した4色並列(タンデム方式)・2ビーム構成のプリンタエンジンでは図示のように1ページの印刷開始タイミングと同期した垂直同期信号61に対して所定の時間を経過した時点でC色ビームの2本のレーザ出力が開始され、さらに所定の間隔を置いてM色→Y色→K色のビーム出力62a,62b,63a,63b,64a,64b,65a,65bが順次開始される。
図7は、図4に示したデータ転送制御部21の動作を説明するタイミングチャートであり、水平方向の同期信号とデータ転送制御部21によって抽出されたデータ出力と2ビームの出力に相当する変調部25aと変調部25bとの関係を示すタイミングチャートに対応する。
水平方向の同期信号は各色毎にプリンタエンジンより与えられており、各水平同期信号と各信号出力タイミングとの関係は各色ともに同様であることから、図7では1つの色に対する各信号の関係を示している。
図7に示すように水平方向の同期信号71に対して、所定の時間を経過した時点で変調部出力A(出力73a)が出力を開始し、さらにほぼ同時に変調部出力B(出力73b)が出力を開始する。
この変調部出力73a/73bからのデータ出力に伴い、後段のFIFO24a/24bからデータが読み出され、これを補うように伸長部23a/23bが処理をすべく制御がなされる。
さらに前段のFIFO22a/22bからのデータ読み出しによって、データ転送制御部21は引き続き処理されるべきデータの出力が可能となる。
データ転送制御部21においては、画像メモリ4から転送されるデータは走査順にライン単位で順次転送されてくるため、図7に示すようにデータ転送部出力A(出力72a)で先行するラインであるN+2ライン目の処理が終了した後に、引き続きデータ転送部出力B(出力72b)でN+3ライン目の処理が成される。
上述のように上記実施形態によれば、伸長処理以降が各ビーム毎に並行して処理されるため、図示のように水平同期信号の周期に対して2ライン分のデータの転送および分離処理が間に合えば、伸長処理以降は各ラインともに十分な処理時間を確保することが可能である。
また、予め所定の形式に変換されたイメージデータを走査順に従って画像メモリに保持させ、当該データを転送後に走査ライン単位に分離し、分離後のデータをそれぞれ専用のバッファメモリと変換処理回路により並行して処理させる構成としたので、DMAコントローラの多チャネル化に伴う転送効率の悪化や回路規模の増大といった弊害を招くことなく、同時走査するレーザ出力の本数の増加による印刷処理の高速化・高画質化が可能となる。
また、イメージデータを画像メモリに保持させる処理において、複数のレーザ出力による飛び越し走査を前提とすることなく従来と同じように走査順に記憶することが可能であるため、上記処理に伴うCPUの負荷増大を回避することが可能となる。
以下、図8に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像出力装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図8は、本発明に係る画像出力装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図5に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるものではない。
上記実施形態では、ホストコンピュータとプリンタとがI/Fを介して接続される画像出力システムを例として説明したが、プリンタ単機能ではなく、復号機能処理を行う複合画像処理装置であっても本発明を適用可能である。
本発明を適用可能な画像出力システムの一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態を示す画像出力装置の構成を説明するブロック図である。 図2に示した画像メモリに保存する画像データのデータ形式の一例を示す図である。 図1に示した画像データ制御部の内部構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像出力装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る画像出力装置における各ビームの出力タイミングを説明するタイミングチャートである。 図4に示したデータ転送制御部の動作を説明するタイミングチャートである。 本発明に係る画像出力装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
2 ROM
4 ページメモリ
5 DMAC
6 画像出力部
61〜64 画像データ制御部

Claims (8)

  1. 複数の走査単位のイメージデータに基づくビームを並行して感光体上に走査することにより画像を形成する画像形成部をプリンタエンジンに接続し、当該プリンタエンジンにイメージデータを供給する画像出力装置であって、
    走査単位に整形された印刷データを走査順に従って保持する記憶手段と、
    前記記憶手段に保持された印刷データを転送する転送手段と、
    前記転送手段により転送される印刷データを走査単位に分離する分離手段と、
    前記分離手段により分離された走査単位の印刷データを保持する複数のメモリと、
    前記複数のメモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成する複数のデータ変換手段と、
    を有することを特徴とする画像出力装置。
  2. 印刷データを圧縮するデータ圧縮手段を有し、前記記憶手段に保持される印刷データは走査単位に整形される前に前記データ圧縮手段により圧縮され、前記データ変換手段は圧縮された印刷データを伸長することを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 前記データ変換手段により変換されたデータはプリンタエンジンが供給する信号に同期して出力されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像出力装置。
  4. 前記記憶手段に保持される印刷データには走査単位に情報データが付加され、前記分離手段は前記転送手段により転送された印刷データから前記情報データを抽出し、当該情報データに基づき走査単位に印刷データを分離することを特徴とする請求項1乃至3に記載の画像出力装置。
  5. 前記画像形成部をカラー画像を形成可能に色数分備え、前記記憶手段と、前記転送手段と、前記分離手段と、前記複数のメモリと、前記複数のデータ変換手段とを色別に複数ユニットを備えて、それぞれ各色毎にデータを処理することを特徴とする請求項1乃至4かいずれかに記載の画像出力装置。
  6. 複数の走査単位のイメージデータを並行して走査することにより画像を形成するプリンタエンジンに接続し、当該プリンタエンジンにイメージデータを供給する画像出力装置における画像出力方法であって、
    記憶手段に走査順に保持される走査単位に整形された印刷データを転送する転送ステップと、
    前記転送ステップにより転送された印刷データを走査単位に分離する分離ステップと、
    前記分離ステップにより分離された走査単位の印刷データを複数のメモリに保持させるライトステップと、
    前記複数のメモリに保持される走査単位の印刷データに所定のデータ変換処理を施してイメージデータをそれぞれ生成するデータ変換ステップと、
    を有することを特徴とする画像出力方法。
  7. 請求項6に記載の画像出力方法を実現するプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  8. 請求項6に記載の画像出力方法を実現することを特徴とするプログラム。
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JP2012148434A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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