JP2009083241A - プリンタ制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 擬似BDのジッタ―を軽減する。
【解決手段】 図1の様にコントローラ側に直接生BD信号を入力する手段と、その入力された前記生BD信号が、安定した状態である事を確認する手段と、その安定した前記生BD信号をサンプルする手段を設け、前記サンプルされた生BD信号により、各色各々の画像信号に応じた擬似BD信号を生成する手段を有する。
【選択図】 図1
【解決手段】 図1の様にコントローラ側に直接生BD信号を入力する手段と、その入力された前記生BD信号が、安定した状態である事を確認する手段と、その安定した前記生BD信号をサンプルする手段を設け、前記サンプルされた生BD信号により、各色各々の画像信号に応じた擬似BD信号を生成する手段を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、プリンタ装置における、制御装置に関するものである。
従来、レーザビームプリンタで代表される電子写真方式のプリンタに於いては、ホストコンピュータ等の外部装置から印字データ(コードデータやイメージデータ等)を受信して、その受信した印字データに基づいたビットマップデータを展開し、その展開が終了した後、展開されたビットマップデータをビデオデータとしてプリンタエンジンに出力している。
ところで、昨今のカラープリンタは、装置を安くする為に、プリンタ本体に展開機能を持たせず、ホスト側で画像処理及び画像の圧縮を行い、プリンタにその圧縮した画像データを転送している。
プリンタのエンジン部においても、Y(イエロー)M(マゼンタ)C(シアン)K(ブラック)それぞれに対応した現像ユニットを有したタンデム方式が主流になってきており、それをコントロールするコントローラ側も、それぞれの現像ユニットに対してビデオ信号を送信する為に、YMCKそれぞれに伸長回路を有し、順次ビデオデータを送信する事により、1ページ分の画像を高速に印字している。
また、タンデム方式のカラープリンタにおいては、コストダウンの観点から、4レーザ4ポリゴン構成の様に、各色各々にポリゴンミラーを具備し、画像の書き出し位置である、主走査同期信号(BD信号)を検出するのではなく、4レーザ2ポリゴンや4レーザ1ポリゴン構成をとるプリンタにおいては、直接主走査同期信号を検出出来ないステーションに対して、直接検出した主走査同期信号(生BD信号)から、直接主走査同期信号を検出出来ない主走査同期信号を、擬似BD信号としてエンジン部で生成し、コントローラ側に出力している。
上記の例として、下記特許文献1をあげることが出来る。
特開2003-200609号公報
しかしながら、擬似BD信号(直接検出した主走査同期信号から生成した主走査同期信号)をエンジン側で生成する構成をとった場合、図7の様に、一度生BD信号(直接検出した主走査同期信号)をエンジン側の制御部701でサンプル(同期化)する為、エンジン側で使用しているCLK周波数に応じたジッタ―(誤差)が発生する。
また、そのジッタ―を含んだ擬似BD信号を、コントローラ側で再度サンプル(制御部101で同期化)しなおす事から、コントローラ側で使用しているCLK周波数に応じたジッタ―が、エンジン側と合わせて二重に積みあがる事となる。
この画像の書き出し位置のバラツキは、ディザ画像にモアレを生じたり、副走査方向の直線がザラつく等の悪影響を与えるという問題があった。
本実施例においては、擬似BDのジッタ―を軽減する為に、図1の様にコントローラ側に直接生BD信号を入力する手段と、その入力された前記生BD信号が、安定した状態である事を確認する手段と、その安定した前記生BD信号をサンプルする手段を設け、前記サンプルされた生BD信号により、各色各々の画像信号に応じた擬似BD信号を生成する手段を有する事を特徴としている。
以上説明したように、コントローラ側で生BDから擬似BDを生成する手段と、その生BDが安定した状態を確認する手段を持つ事により、主走査方向の画像の書き出しタイミングを正確に割り出す事が可能となり、画像の書き出し位置のバラツキを抑え、ディザ画像に生じるモアレや、副走査方向の直線のザラつき等の悪影響を軽減し、良質な画像を提供する事が出来る。
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
以下に添付の図面を用いて本発明の実施例について説明する。
図2は本発明のプリンタを適用した印刷システムを示す図である。
図面に於いて2はプリンタであり、ホストコンピュータ等の各種外部装置よりデータを入力し、記録媒体上への記録を実行する。
本実施例に於いて、プリンタ2にはレーザビームプリンタが適用されている。以下に本実施例を適用するレーザビームプリンタの構成について図2を参照して説明する。
図2に於いて、2はプリンタ本体であり、外部に接続されているホストコンピュータから供給される印字情報(文字コード等)やフォームパターン情報或いは圧縮された画像データなどを入力して記憶するとともに、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォームパターン等を作成し、または圧縮された画像データを展開しながら、記憶媒体である記録紙上に像を形成する。
200は各種操作の為のスイッチ及びLED表示器などが配置されている操作パネル、201はプリンタ2における全体の制御を実行すると共に、ホストコンピュータ等から供給される文字情報などを解析するプリンタ制御ユニット(コントローラ)である。
このプリンタ制御ユニット201は主に文字情報を、対応する文字パターンのビデオ信号に変換或いは、圧縮された画像データを展開しながらレーザスキャナユニット209に転送する。
プリントが開始されると、プリンタ2は、給紙カセット202或いは手差しトレイ203より記録紙を装置内に給送するための給紙動作を開始する。
こうして給紙された記録紙は、紙送りユニット204に送られ、現像ユニット205、206、207、208を順次通過するように搬送される。
このとき同時に、コントローラ201で展開された各色毎の画像データは、画像変換処理が行われた後、レーザスキャナユニット209に送れる。
レーザスキャナユニット209は、半導体レーザを駆動する為の回路であり、入力された画像データに応じて半導体レーザから発射されるレーザ光のON/OFFを切り替える。
レーザスキャナユニット209に送られた画像データは、各色毎に、その画像データに基づいて現象ユニット205、206、207、208の感光ドラムがレーザスキャンされ、各色に対応する感光ドラム上に所望のカラー画像が形成される。
この各色毎の画像データの形成を、記録紙の搬送に同期させる事により、搬送ユニット204を搬送される記録紙上に各色のカラー画像が現像される。
また、現像ユニット205、206、207、208には、トナーの残量を検知するセンサーが取り付けられており、トナーの減少に応じて、センサーからの情報が記録部の制御系に送られる。
こうしてカラー画像が印刷された記録紙は、定着ユニット210によって熱定着が行われ、給紙トレイ211に廃止される。
このようなプリンタ2の構成により、各色毎に独立して現像が出来るために、非常に高速にプリント画像をえることが出来る。
図3は上述のプリンタ2におけるプリンタ制御ユニット201の詳細構成を表すブロック図である、同図に於いて、315はインターフェイス部(I/F部)であり、外部装置(ホストコンピュータやイメージスキャナ等)よりコードデータや圧縮されたイメージデータを入力する。
302はCPUであり、ROM部304に格納された制御プログラムを実行し、本プリンタ全体の制御を行う。
303はRAM部でありホストコンピュータから送られてきた、プリントする為の記録データを蓄えておく領域や、ワークメモリとして、CPU302が各種制御を実行するさいに必要な作業領域を提供する。
304はROM部であり、CPU302が実行するための各種プログラム(ファームウェア)を格納している。
301はASICでHOST I/F制御部315、CPU I/F制御部316、メモリ制御部305、伸長回路306、307、308,309、ビデオ信号制御部310等を含んでいる。
HOST I/F制御部315は、インターフェースケーブルを通じて、ホストコンピュータとの制御信号のやりとり、及びデータの送信等を行なう。
また、データ受信に関しては、メモリ制御部305と連動して、DMA制御で受信データのRAM部303への格納を行なう。
CPU I/F制御部316は、文字通りCPU302とのインターフェースを司るもので、ASIC内部の不図示の制御レジスタ、データレジスタへのアクセス制御を行なう。
メモリ制御部305は、ROM部304、RAM部303へのアクセス制御を行うと共に、各ブロック間のデータのDMA転送や、調停を制御するブロックである。
伸長回路306、307,308,309は、RAM部303に格納された画像圧縮データを、各々の伸長回路から出力されるリクエスト信号に応じて、メモリ制御部305の調停に従い、RAM部303から出力される画像圧縮データを受け取る手段を有している。
上記伸長回路においては、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)用に各々伸長回路が存在し、RAM部303から転送された画像圧縮データを伸長し、ビデオ信号制御部310、を介して出力している。
また、CPU302では、記録部とのコマンド・ステータスのやり取りを、一定の間隔で常に行い、記録部の状態を把握すると共に、プリント命令等を送り、記録部とのやり取りを行っている。
ビデオ信号制御部310では、入力された同期信号(副走査同期信号、主走査同期信号)により、副走査イネーブル信号と主走査イネーブル信号を生成し、その生成されたイネーブル信号に応じて、伸長回路に画像データのリクエストを行い、伸長回路から入力された画像データを、出力階調に応じたビデオデータに変換(出力階調に応じて、1ピクセルが1ビット、2ビット、4ビット等に変換される)し、転送CLKと共に記録部に転送している。
次に図6のフローチャートを参照して、本実施例の動作説明を行なう。
まず、ホストコンピュータがプリントを開始する場合、ホストコンピュータ上で画像が形成され、その形成された画像を圧縮し、圧縮された画像を、各種インターフェースを介してプリンタに入力される。
プリンタ側では、S601より、印字に必要な各種パラメータの入力及び設定が行なわれる。
S602では、前記ホストコンピュータで圧縮された画像の主走査、及び副走査の値が図1の制御部101に入力される。
S603では、前記ホストコンピュータから転送されて来る、圧縮された画像データが、1ページ分RAM303に蓄えられた処で、エンジン部311に対して、プリント開始命令が出される。
プリント開始命令をエンジン側に送信したコントローラ側は、S604で、エンジン側からTOP信号(副走査同期信号)が出力されるまで待機する。
エンジン側は、印字する為の条件が整った処で、コントローラに対してTOP信号を送信する。
図4は、TOP信号(副走査同期信号)とBD信号(主走査同期信号)のタイミングを示した図である。
ここで、画像の出力順はYMCKの順であり、BD_M,BD_C、BD_Kは、コントローラで生成される擬似BDにより補正される。
また、TOP信号の立下りから各色の画像データ出力開始の期間が、擬似BDを生成する為の生BDのサンプル期間となる。
S605では、各色の擬似BDを生成する為に必要な数のサンプルが制御部101で行われる。
S606では前記サンプルされたデータをもとに、擬似BDの生成が行われるが、BD_Yだけは基本BDとなる為、生BDがそのまま使用される。
S607では、生成された擬似BDに応じて、各色の画像データの書き出しタイミングが補正され、制御部101によって、各画像の出力制御部である、出力制御Y102、出力制御M103、出力制御C104、出力制御K105に送られる。
送られた補正データは、各色の出力制御回路により、送られた補正値の値に応じたタイミングで、各色のPWM回路に画像データを転送し、PWM回路からエンジン部へ画像データが出力される。
S608では、1ページのプリントが終了した処で、S609で連続プリントか否かの判断が行われ、連続プリントであれば、前記取得した補正値がそのまま使用され、次の印字を開始する。
また、そのページが最後のページであれば、印字終了となる。
上記実施例においては、図4のタイミングチャートの様に、TOP信号がエンジン部から入力された処で、生BDが安定したと判断し、生BDのサンプルを開始したが、図5のタイミングチャートの様に、コントローラ側とエンジン側とで情報のやり取りを行い、エンジン側からTOP信号が安定した事を、通信により知らせるような構成をとっても良い。
その場合には、TOP信号よりも早いタイミングで生BDが安定した事を確認出来る為、生BDのサンプル期間を長く取ることが出来、より安定した補正値を計算する事が出来る。
101 制御部
102 出力制御Y
103 出力制御M
104 出力制御C
105 出力制御K
106 PWM Y
107 PWM M
108 PWM C
109 PWM K
301 ASIC部
302 CPU
303 RAM部
304 ROM部
305 メモリ制御部
306 伸長回路Y
307 伸長回路M
308 伸長回路C
309 伸長回路K
310 ビデオ信号制御部
311 エンジン部
315 HOST I/F部
316 CPU I/F部
317 HOST
102 出力制御Y
103 出力制御M
104 出力制御C
105 出力制御K
106 PWM Y
107 PWM M
108 PWM C
109 PWM K
301 ASIC部
302 CPU
303 RAM部
304 ROM部
305 メモリ制御部
306 伸長回路Y
307 伸長回路M
308 伸長回路C
309 伸長回路K
310 ビデオ信号制御部
311 エンジン部
315 HOST I/F部
316 CPU I/F部
317 HOST
Claims (4)
- 外部装置よりコードデータや圧縮された画像データを受け取る手段と、前記コードデータをビットマップに展開し圧縮した後、メモリに蓄える手段と、前記圧縮された画像データ及び、圧縮した画像データを伸長する手段と、その圧縮された画像データを、伸長しながらビデオ信号として記録部に転送する手段を持つプリンタ制御装置において、前記記録部から出力される主走査同期信号に応じて、前記主走査同期信号と異なる画像データの書き出しタイミングを、前記主走査同期信号から生成する手段を備えた事を特徴としたプリンタ制御装置。
- 前記主走査同期信号をサンプルするタイミングを、副走査同期信号が検知されたタイミングで行う事を特徴とした請求項1に記載のプリンタ制御装置。
- 前記主走査同期信号をサンプルするタイミングを、前記記録部から通知する手段を備えた事を特徴とした請求項1に記載のプリンタ制御装置。
- 前記主走査同期信号の周期が安定した事を確認する手段と、前記画像データの書き出しタイミングを生成する手段を、コントローラ側に設けた事を特徴とした請求項1に記載のプリンタ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007254835A JP2009083241A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | プリンタ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007254835A JP2009083241A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | プリンタ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009083241A true JP2009083241A (ja) | 2009-04-23 |
Family
ID=40657342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007254835A Pending JP2009083241A (ja) | 2007-09-28 | 2007-09-28 | プリンタ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009083241A (ja) |
-
2007
- 2007-09-28 JP JP2007254835A patent/JP2009083241A/ja active Pending
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Legal Events
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RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
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RD01 | Notification of change of attorney |
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