JP2002122489A - 温度検出手段、加熱定着装置および画像形成装置 - Google Patents

温度検出手段、加熱定着装置および画像形成装置

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JP2002122489A JP2000313976A JP2000313976A JP2002122489A JP 2002122489 A JP2002122489 A JP 2002122489A JP 2000313976 A JP2000313976 A JP 2000313976A JP 2000313976 A JP2000313976 A JP 2000313976A JP 2002122489 A JP2002122489 A JP 2002122489A
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temperature
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Abstract

(57)【要約】 【課題】導通部材3を用いたタイプの温度検出手段10
7について、放熱量と熱容量が低く高速応答性の温度検
出手段を実現する、また該温度検出手段を用いて、高品
質、高信頼性、低消費電力の加熱定着装置、画像形成装
置を得る。 【解決手段】素子1aのリード1bとハーネスを溶接す
るために設けらた導通部材3を樹脂でインサート成形す
ることによって、溶接に必要な最小限の範囲部分3a・
3bを除いて導電部材を外部に露出させない構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温度検出手段、加
熱定着装置および画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば電子写真プロセス等を用いた複写
機・レーザープリンタ・ファクシミリ等の画像形成装置
において被記録媒体に形成担持させた未定着トナー画像
を加熱定着する加熱定着装置を例にして説明する。
【0003】従来、加熱定着装置としては熱ローラ方式
・フィルム加熱方式など種々のタイプのものが知られて
いる。いずれも電力供給を受けて昇温する加熱定着手段
を有し、その加熱定着手段の温度を検出する温度検出手
段を有し、その温度検出手段の検出温度情報に基づいて
加熱定着手段の温度が所定の定着温度に維持されるよう
に加熱定着手段に対する供給電力を制御する温調系を有
する。
【0004】図6に従来の温度検出手段の一例を示し
た。(a)は平面図、(b)は自由状態時の正面図であ
る。
【0005】1aは温度検出素子(例えばサーミス
タ)、1bは温度検出素子1aに電流を導通させるリー
ド部、2は被覆導線、2aは被覆導線2の一端にかしめ
られた金属端子、33は第一、第二の導通部材、33a
は温度検出素子のリード部1bと溶接された、導通部材
33の第一の溶接部、33bは被覆導線2にかしめられ
た金属端子2aと溶接された、導通部材33の第二の溶
接部、34aは第一、第二の導通部材33をインサート
成形した耐熱性の樹脂で形成された温度検出手段本体、
34bは第一、第二の導通部材をインサート成形した耐
熱性の樹脂で形成された温度検出手段固定部、5は耐熱
性弾性体、6は電気的耐圧確保と温度検出素子の保護を
目的とした耐熱性被覆である。
【0006】耐熱性弾性体5は温度検出手段本体34a
の下面に配設してあり、温度検出素子1aはこの耐熱性
弾性体5の下面の略中央部に位置させてある。耐熱性被
覆6は温度検出素子1aを配設した耐熱性弾性体5の下
面の全体を覆わせて設けてある。即ち温度検出素子1a
と温度検出手段本体34aとの間に耐熱性弾性体5が設
けられ、耐熱性被覆6は温度検出素子1aと耐熱性弾性
体5を保護する。
【0007】第一、第二の導通部材33は導電性の板ば
ね材を用いており、温度検出手段本体34aと温度検出
手段固定部34bの間において(b)図のように「く」
の字に曲げ加工してある。従って温度検出手段は自然状
態(自由状態)においては第一、第二の導通部材33が
温度検出手段本体34aと温度検出手段固定部34bの
間において(b)図のように「く」の字に曲がっている
状態になっている。
【0008】上記の温度検出手段において、温度検出素
子1aと被覆導線2は、温度検出素子1aのリード部1
b、導通部材33の第一の溶接部33a、導通部材3
3、導通部材33の第二の溶接部33b、被覆導線2に
かしめられた金属端子2aを介して電気的に導通してい
る。
【0009】図6の(c)と(d)は上記の温度検出手
段が加熱体保持部材に取付られた状態の正面図と側面図
である。8は加熱体、9は加熱体保持部材であり、加熱
体8は加熱体保持部材9の下面に配設してある。本例に
おいて加熱体8と加熱体保持部材9はフィルム加熱方式
の加熱定着装置におけるセラミックヒータとその保持部
材である。9aは加熱体保持部材9に設けた貫通孔であ
り、加熱体保持部材9の下面側に配設した加熱体8の裏
面の一部がこの貫通孔9aから加熱体保持部材9の内面
側(加熱体配設側とは反対面側)に露呈している。
【0010】温度検出手段は、加熱体保持部材9の内面
側において、温度検出手段本体34aをその下面側(温
度検出素子1aを配設した側)を下向きにして加熱体保
持部材9の貫通孔9aに対応位置させ、くの字に曲がっ
た第一、第二の導通部材33を弾性に抗して伸ばし方向
に撓めた状態にして温度検出手段固定部34bを加熱体
保持部材9に固定することで配設される。これにより第
一、第二の導通部材33の戻り弾性力で温度検出手段本
体34aの下面側が加熱体保持部材9の貫通孔9aにお
いて加熱体8の裏面に対して押圧接触した状態に維持さ
れる。
【0011】被覆導線2は温調回路(不図示)に接続さ
れる。上記の温度検出手段は加熱体8の温度を温度検出
素子1aにより電気量として検出して温調回路にフィー
ドバックする。温調回路はそのフィードバックされる温
度検出情報としての電気量に応じて加熱体8に対する供
給電力を、加熱体8の温度が所定の温度に維持されるよ
うに制御して加熱体8を温調する。
【0012】上記の温度検出手段において、導通部材3
3を用いている第一の目的は、板溶接工程と組み立て工
程を容易にするためである。温度検出素子1aの細いリ
ード部1bと、被覆導線2の金属端子2aを直接かしめ
や溶接をして結合することや結合した状態で温度検出手
段本体34aに取り付ける作業は量産的に困難であるこ
とから、このように導通部材33を介してリード部1b
と被覆導線2を導通させている。
【0013】導通部材33を用いている第二の目的は、
導通部材33を板ばねとして利用していることである。
即ち、温度検出手段は前述したように自然状態において
は第一、第二の導通部材33が温度検出手段本体34a
と温度検出手段固定部34bの間において(b)図のよ
うに「く」の字に曲がっている状態になっている。そし
て、この温度検出手段を加熱体保持部材9に取り付ける
ことによって、(c)図のように導通部材34が板ばね
として弾性変形し温度検出手段本体34aと加熱体8と
の接触面に圧がかかる構成になっている。
【0014】又、従来の温度検出素子は量産性を考慮し
て、導通部材をインサート成形した後、溶接をおこなっ
ている。このため、リードと導通部材、端子とリードそ
れぞれの溶接部を温度検出素子の両端部に設け、溶接を
行いやすくしている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温度検出手段及びそれを用いた加熱定着装置では以下の
ような問題点を有していた。
【0016】1)第一の問題点は導通部材33の一部が
外部に露出している面積が大きいため、放熱量が多く温
度検出の応答性が悪いということである。
【0017】加熱定着装置を待機時の低温状態から定着
可能な温度まで上昇させるためには一定の時間と電力量
が必要となる。この時間が短くできれば、画像形成装置
がプリント信号を受け取ってから実際にプリント動作に
入るまでの時間を短縮することができる。又、待機状態
からプリント信号を受け取った後に通電を開始し、加熱
定着装置に紙が到達するまでにトナーの加熱定着に十分
な温度に到達するような最低限の予熱を待機状態で与え
ることによって消費電力を小さくすることができ、目標
温度に到達するまでの電力量を小さくすることは装置の
消費電力量の低減に直結する。
【0018】このように定着装置をできるだけ早く少な
い電力で目標温度に到達させることは低消費電力の画像
形成装置を提供するのに不可欠な設計課題であるが、中
でももっとも重要な要因の1つが温度検出手段の応答性
の速さである。これは、目標温度に近づいたとき過剰な
電力の供給をしない最適な制御をするためには加熱体の
温度と温度検出素子の検出温度の時間遅れを最小にする
ことが重要となるためである。
【0019】図7は加熱体の温度を従来の温度検出手段
の検出温度の関係をグラフにしたもので、横軸は時間、
縦軸は加熱体の実際の温度と検出温度である。図の通り
従来の温度検出手段の温度検出は時間遅れが大きく最適
な制御ができないという問題点があり、図に示すような
時間遅れの少ない高速応答の温度検出手段が理想であ
る。
【0020】2)第二の問題点は電気系の故障時におい
て加熱定着手段の破損の可能性が大きくなるという点で
ある。
【0021】温度検出の時間遅れが大きいと電気系が故
障して、例えば異常な電圧がかかったとき、異常に急速
な加熱体の温度上昇を検出して通電を遮断するのが遅れ
て、異常検知・通電遮断する前に加熱定着装置が破損に
いたってしまう危険性がある。
【0022】したがって、温度検出の応答速度が遅い
と、異常時における危険の回避できる可能性が低くな
り、装置の安全性を損ねることになる。
【0023】3)第三の問題点は、接触面の面圧と圧バ
ランスが安定しないという点である。
【0024】導通部材の一部を板ばねとして使用してい
るため、製造工程によって曲げ形状がばらつくと接触面
が安定しないという傾向をもっており、加圧力は一定で
あっても温度検出素子が接している箇所に部分的に圧が
かからない状態が起こりうる。このことは温度の検出精
度を損ね、加熱定着装置としては定着の不均一などにな
る大きな問題点である。
【0025】本発明は同じく導通部材を用いたタイプの
温度検出手段について上記従来の問題点を解決するもの
であって、放熱を最小限にすることによって温度検出の
応答速度を向上させ、即ち放熱量と熱容量が低く高速応
答性を有し、また温度検出精度が高い温度検出手段を実
現するものである。
【0026】またこの温度検出手段により温度検出精度
が高く少ない電力で目標温度に到達させることができ、
定着の不均一や破損の危険性のない、低消費電力・高品
質・高信頼性の、温度検出手段、加熱定着装置および画
像形成装置を提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする温度検出手段、加熱定着装置および画像形成装
置である。
【0028】(1)a)2つのリード部を有し、温度を
検出可能な温度検出素子と、 b)一端に溶接可能な金属端子が設けられた2本の被覆
導線と、 c)前記温度検出素子のリード部と溶接された第一の溶
接部と前記被覆導線の金属端子と溶接された第二の溶接
部がそれぞれに設けられた第一、第二の導通部材と、 d)前記第一、第二の導通部材におけるそれぞれの第
一、第二の溶接部の計4箇所の溶接部以外が少なくとも
上面方向と底面方向から見て外部に露出しないと同時
に、前記第一、第二の導通部材が互いに電気的に絶縁さ
れるように前記第一、第二の導通部材をインサート成形
した樹脂で形成された温度検出手段本体と、 e)前記温度検出素子と前記温度検出手段本体との間に
設けられた耐熱性弾性体と、 f)前記温度検出素子と前記耐熱性弾性体を保護する耐
熱性被覆と、を備えたことを特徴とする温度検出手段。
【0029】(2)前記第一、第二の導通部材の長手方
向の両端部に第一、第二の溶接部が設けられたことを特
徴とする(1)に記載の温度検出手段。
【0030】(3)インサート成形されることによって
前記温度検出手段本体に覆われた前記第一、第二の導通
部材の少なくとも一方の一部に溶接部より幅が細いくび
れ部を有することを特徴とする(1)又は(2)に記載
の温度検出手段。
【0031】(4)前記第一、第二の導通部材における
それぞれの第一、第二の溶接部の計4箇所の溶接部以外
が全ての方向から見て外部に露出しないように前記第
一、第二の導通部材がインサート成形されていることを
特徴とする(1)、(2)又は(3)に記載の温度検出
手段。
【0032】(5)被記録媒体に未定着画像を加熱定着
させる加熱定着装置であり、 a)少なくとも1つ以上の、(1)、(2)、(3)又
は(4)に記載の温度検出手段と、 b)加熱体と、 c)加熱体を保持する加熱体保持面と、少なくとも1つ
以上の貫通孔とを有する加熱体保持部材と、 d)一端が温度検出手段に作用する少なくとも1つ以上
のばね部材と、を備え、温度検出手段は加熱体保持部材
の貫通孔に対応位置してばね部材により押圧されて加熱
体に接触していることを特徴とする加熱定着装置。
【0033】(6)前記被記録媒体はフィルムを介した
加熱体からの熱により加熱されることを特徴とする
(5)に記載の加熱定着装置。
【0034】(7)被記録媒体に未定着画像を形成する
作像手段と、被記録媒体に未定着画像を加熱定着させる
加熱定着手段を有する画像形成装置において、加熱定着
手段が(5)又は(6)に記載の加熱定着装置であるこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0035】(作 用)即ち、導通部材を用いたタイプ
の温度検出手段であっても、素子のリードとハーネスを
溶接するために設けられた導通部材が溶接に必要な部分
を除き樹脂で覆われていることによって、即ち溶接に必
要な最小限の範囲を除いて導通部材を外部に露出させな
い構成とすることによって、温度検出手段からの放熱が
最小限に抑えられるため温度検出の時間遅れが少なくて
すみ応答性の速い理想的な温度検出手段が実現できる。
【0036】
【発明の実施の形態】(第一の実施例) (1)画像形成装置例 図1は画像形成装置例の概略図である。本例の画像形成
装置は転写方式電子写真プロセスを利用したレーザープ
リンタである。
【0037】201は感光ドラムであり、矢印の時計方
向に所定の周速度にて回転駆動される。
【0038】202は帯電ローラであり、回転する感光
ドラム201の周面はこの帯電ローラ202により所定
の極性・電位に一様に帯電される。216は帯電ローラ
202に対する帯電バイアス印加用の高圧電源である。
【0039】203はレーザー露光装置であり、画像情
報の時系列電気デジタル画素信号に対応して変調された
レーザー光を出力して回転感光ドラム201の帯電処理
面を走査露光Lして感光ドラム面に画像情報の静電潜像
を形成する。204はレーザー露光装置203から発せ
られたレーザー光を感光ドラム201の露光部に反射す
る反射ミラーである。
【0040】205は現像スリーブであり、感光ドラム
面の静電潜像をトナー像として反転現像または正規現像
する。207はトナー容器であり、この中にはトナーT
が充填されており、現像スリーブ205の回転に伴い,
適量のトナーが適度の帯電を受けた後、感光ドラム上に
供給されている。現像スリーブ205上のトナーは感光
ドラムの静電潜像に付着し、潜像が現像されトナー像と
して可視化される。
【0041】208は転写ローラであり、感光ドラム2
01に当接して転写ニップ部を形成する。この転写ニッ
プ部に給紙機構部から所定の制御タイミングにて被記録
媒体(紙)209が給送されて転写ニップ部を挟持搬送
されることで感光ドラム201面側のトナー像が被記録
媒体209上に転写される。
【0042】転写ニップ部を通過した被記録媒体209
は感光ドラム201面から分離され、加熱定着装置(定
着器)212へ導入されて加熱、加圧を受けトナー像が
被記録媒体上に永久定着される。加熱定着装置212を
通過したトナー像定着済みの被記録媒体209はプリン
ト(コピー)として機外に排紙される。
【0043】また転写ニップ部において被記録媒体上に
転写されずに感光ドラム201上に残った転写残トナー
はクリーニングブレード210により感光ドラム201
上から掻き落とされて廃トナー容器211に収容され、
表面をクリーニングされた感光ドラム201は繰り返し
て作像に供される。
【0044】213は給紙機構のペーパーカセットであ
り、被記録媒体209を積載収納させてある。ペーパー
カセット213内の被記録媒体209は給紙ローラ21
4と分離パッド215により一枚分離給紙され、レジス
ト手段(不図示)により所定の制御タイミングにて転写
ニップ部に給送される。分離パッド215は給紙ローラ
214と当接して配置され、その表面の摩擦係数、接地
角度、形状は被記録媒体209を1度の給紙毎に1枚の
み送るように調整されている。
【0045】(2)加熱定着装置212 図2は本例で用いた加熱定着装置212の横断面模型図
である。本例の加熱定着装置は例えば特開平04−44
057号公報・特開平04−44077号公報等に記載
の、エンドレスフィルム(円筒状フィルム)を用いた、
加圧ローラ駆動タイプのフィルム加熱方式加熱定着装置
である。
【0046】101は加熱ユニットであり、図面に垂直
方向を長手とする横長の部材である。この加熱ユニット
101は、横断面略半円弧状樋型の耐熱性・剛性を有す
る加熱体保持部材9と、この加熱体保持部材9の下面に
該部材長手に沿って設けた凹溝部に嵌め入れて固定して
配設した横長・薄肉低熱容量の面状加熱体(セラミック
ヒータ)8と、この加熱体8を取付けた加熱体保持部材
9にルーズに外嵌した円筒状の薄耐熱フィルム(定着フ
ィルム)102と、加熱体保持部材9内に挿通した横断
面下向きU字型の定着ステー106等からなる。
【0047】104は加圧ローラである。この加圧ロー
ラ104は、芯金104aと、この芯金の外周に同心一
体にローラ状に成形具備させた耐熱性弾性材料層104
bからなり、芯金104aの両端部を装置シャーシー
(不図示)の手前側と奥側の不図示の側板間に不図示の
軸受を介して回転自由に軸受保持させて配設してある。
加圧ローラ104の表層はトナーとの離型性があるPF
A,PTFE,FEPなどのフッ素樹脂の被膜が設けら
れている。
【0048】前記の加熱ユニット101はこの加圧ロー
ラ104の上側に加熱体8側を下向きにして加圧ローラ
104に並行に配置し、定着ステー106の両端部を不
図示の加圧付勢部材にて加圧ローラ104の軸線方向に
付勢することで、加熱体8の下向き面を定着フィルム1
02を介して加圧ローラ104の耐熱性弾性材料層10
4bに該弾性材料層の弾性に抗して所定の押圧力をもっ
て圧接させ、加熱部としての所定幅の定着ニップ部Nを
形成させてある。
【0049】加圧ローラ104は駆動手段Mにより矢印
の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。この加
圧ローラ104の回転による該加圧ローラ104の外面
と定着フィルム102との、定着ニップ部Nにおける圧
接摩擦力により円筒状の定着フィルム102に回転力が
作用して定着フィルム102がその内面が加熱体8の下
向き面に密着して摺動しながら加熱体保持部材9の外回
りを矢印の時計方向に従動回転状態になる。
【0050】加熱体8であるセラミックヒータは、セラ
ミック基板上8aに抵抗発熱体8bを形成し、その上に
保護層としてガラス層8cをコートしてある。抵抗発熱
体8bは不図示の電源により給電され発熱する。加熱体
8の裏面には温度検出手段107が設けられており、加
熱体8の温度を検知している。温度検出手段107の検
知温度情報が温調回路(CPU)110にフィードバッ
クされる。温調回路110は温度検出手段107の検知
温度が一定になるようにトライアック111を駆動して
加熱体8の給電電極8dに対する給電電力量が制御され
ている。上記の温度検出手段107については次の
(3)項で詳述する。
【0051】加熱体保持部材9は、PPS、液晶ポリマ
ーなどの耐熱性を持つ樹脂で成型され、加熱体8を支持
し、かつ定着フィルム102の円滑な回転を促す案内部
材としての役割も持つ。
【0052】定着フィルム102は筒状の3層構造の耐
熱性フィルムである。もっとも内側の層はベース層であ
り、定着フィルムのねじれ強度、平滑性などの機械的特
性を担う層であり、ポリイミド、ポリアミドイミド、P
EEK、PES、PPS等の樹脂でできている。次の層
は導電プライマ層であり、カーボンブラックなどの導電
性粒子が分散された導電層であり、第三層目とベース層
の接合を行う接着剤の役目も担っている。もっとも外側
の層がトップ層であり、さまざまな画像不良を引き起こ
さないよう最適な抵抗値と膜厚になるように設計され
る。
【0053】定着ステー106は、鉄、アルミなどの金
属でできている。定着ステー106は加熱体支持部材9
のクリープによる変形を抑え、加熱体支持部材の剛性を
高める役割を果たしている。
【0054】加圧ローラ104が回転駆動され、それに
伴って円筒状の定着フィルム102が従動回転状態にな
り、また加熱体8に通電がなされ、該加熱体8が昇温し
て所定の温度に立ち上がり温調された状態において、定
着ニップ部Nの定着フィルム102と加圧ローラ104
との間に未定着トナー像Tを担持した被記録媒体209
が定着入り口ガイド105によって案内されて導入さ
れ、定着ニップ部Nにおいて被記録媒体209のトナー
像担持面側が定着フィルム102の外面に密着して定着
フィルム102と一緒に定着ニップ部Nを挟持搬送され
ていく。この挟持搬送過程において、加熱体8の熱が定
着フィルム102を介して被記録媒体209に付与さ
れ、被記録媒体209上の未定着トナー像Tが被記録媒
体209上に加熱及び加圧されて溶融定着される。
【0055】定着ニップ部Nを通過した被記録媒体20
9は定着フィルム102から曲率分離される。
【0056】フィルム加熱方式の加熱定着装置は、加熱
体8として低熱容量のヒータを用いることができるた
め、従来の熱ローラ方式に比べ、低温状態から目標温度
に到達させるための時間が短縮することができ、画像形
成装置のクイックスタートが可能となる。また、クイッ
クスタートが可能となることにより、非プリント動作時
の予熱が必要なくなり、総合的に低消費電力化を図るこ
とができる。
【0057】又、加圧ローラ駆動方式は、エンドレスフ
ィルムを余裕を持って懸回駆動し、フィルムの寄り力を
小さくするとともに駆動トルクを低減することができ
る。
【0058】(3)温度検出手段107 図3は本実施例における温度検出手段107の図であ
り、(a)は平面図、(b)と(c)は温度検出手段1
07が加熱体保持部材に配設されている状態の正面図と
側面図である。
【0059】1aは温度検出素子(例えばサーミス
タ)、1bは温度検出素子に電流を導通させるリード
部、2は被覆導線、2aは被覆導線2の一端にかしめら
れた金属端子、3は第一、第二の導通部材、3aは温度
検出素子のリード部1bと溶接された、導通部材3の第
一の溶接部、3bは被覆導線2にかしめられた金属端子
2aと溶接された、導通部材3の第二の溶接部、4は第
一、第二の導通部材3をインサート成形した耐熱性の樹
脂で形成された温度検出手段本体、5は耐熱性弾性体、
6は電気的耐圧確保と温度検出素子の保護を目的とした
耐熱性被覆である。
【0060】耐熱性弾性体5は温度検出手段本体4の下
面に配設してあり、温度検出素子1aはこの耐熱性弾性
体5の下面の略中央部に位置させてある。耐熱性被覆6
は温度検出素子1aを配設した耐熱性弾性体5の下面の
全体を覆わせて設けてある。即ち温度検出素子1aと温
度検出手段本体34aとの間に耐熱性弾性体5が設けら
れ、耐熱性被覆6は温度検出素子1aと耐熱性弾性体5
を保護する。
【0061】上記の温度検出手段107において、温度
検出素子1aと被覆導線2は、温度検出素子1aのリー
ド部1b、導通部材3の第一の溶接部3a、導通部材
3、導通部材3の第二の溶接部3b、被覆導線2にかし
められた金属端子2aを介して電気的に導通している。
【0062】上記の温度検出手段107は、加熱体保持
部材9の内面側において、温度検出手段本体4をその下
面側(温度検出素子1aを配設した側)を下向きにして
加熱体保持部材9の貫通孔9aに対応位置させ、温度検
出手段本体4の上面と、温度検出手段本体4の上方に位
置させた固定部材112との間にばね7を縮設すること
で温度検出手段本体4を加熱体保持部材9の貫通孔9a
において加熱体8の裏面に対して押圧接触させている。
ばね7は温度検出素子1aに関してほぼ対称に2つ配置
することで、温度検出手段本体4と加熱体8の裏面との
接触面における接触圧の圧バランスを均一にするように
配慮している。
【0063】被覆導線2は図2の温調回路(CPU)1
10に接続される。上記の温度検出手段107は加熱体
8の温度を温度検出素子1aにより電気量として検出し
て温調回路110にフィードバックする。温調回路11
0はそのフィードバックされる温度検出情報としての電
気量に応じて加熱体8に対する供給電力を、加熱体8の
温度が所定の温度に維持されるように制御して加熱体8
を温調する。
【0064】上記の温度検出手段107の導通部材3は
第一、第二溶接部3a・3b以外の部分が全て温度検出
手段本体4のインサート成形樹脂で覆われている。この
温度検出手段107は導通部材3をインサート成形した
後、耐熱弾性体5、温度検出素子1a、耐熱性被覆6を
取り付け、溶接3a・3bを行っており、これは従来の
温度検出手段と同様である。溶接した後インサート成形
することは温度検出素子もインサート成形装置の中に入
れることになり、製造手順として不適切である。又、溶
接した後インサート成形とは異なる手段で導通部材を樹
脂で覆うことは組み立てや溶着の工数がかかるため、工
程が複雑になる。従って量産性を考慮すると、溶接を行
う部分だけはインサート成形によって樹脂で覆うことは
できないため、本実施例の温度検出手段は容易な製造を
前提とする範囲で最も導通部材が外部に露出していない
構成と言える。このように導通部材3が樹脂で覆われて
いるため外部への放熱が従来の温度検出手段に比べて少
なく、温度検出素子の温度が早く上昇するため温度検出
の時間遅れが少なく応答性が高速になり、図7における
理想の温度検出手段の応答特性に近づけることができ
る。
【0065】加熱定着装置1つに対して、温度検出装置
が1つ設けられた加熱定着装置であっても、加熱定着装
置1つに対して、温度検出装置を2つ以上設け、異なっ
た部分の温度を検出して温度調節制御する形態の加熱定
着装置であっても、本発明の温度検出手段を適用すれば
それぞれの箇所の温度検出精度が安定させる効果がある
ため有効である。又、2つ以上の温度検出手段を設ける
場合でも特に高い応答性が必要な箇所のみ本発明の温度
検出手段を使用し他の箇所には従来の温度検出手段を使
用しても加熱定着装置全体としては効果がある。又、圧
バランスが十分均一であれば、ばねの種類やばねの配置
やばねの個数は不問である。
【0066】本実施例によれば、導通部材3の溶接部3
a・3b以外を樹脂で覆うようにインサート成形し放熱
を最小限に抑えた構成によって、温度検出素子1aの温
度上昇が早くなり温度検出の応答性の速い温度検出手段
を実現できる。これによって、加熱定着装置・画像形成
装置の定着性の安定化、低消費電力化、信頼性の向上を
図ることができる。
【0067】(第二の実施例)図4の(a)は第二の実
施例の温度検出手段107の平面図である。本実施例の
温度検出手段107は、第一、第二の導通部材3の形状
以外は第一の実施例と同じ構成である。
【0068】(b)は導通部材3のみの平面図であり、
この導通部材3が第一の実施例の温度検出手段における
導通部材3と異なる点は、温度検出素子1aの位置する
中央部と両端の溶接部3a・3bの間に他の部分より幅
が細くなったくびれ部3cを有する点である。このくび
れ部3cは温度検出手段本体4を構成する樹脂にインサ
ート成形される部分に対応する。
【0069】即ち、導通部材3の溶接部3a・3bは溶
接工程における強度を確保するのにある程度以上の幅が
必要となるが、樹脂にインサート成形される部分3cは
成形された後には樹脂によって強度が確保されるので部
品として変形することなくインサート成形装置へセット
可能なだけの剛性があればよいので溶接部より十分細く
設計することが可能である。
【0070】本実施例の温度検出手段107によれば、
温度検出手段において唯一外部に露出した溶接部3a・
3bと温度検出素子の間で導通部材3にくびれ部3cを
設けることによって、可及的に溶接部3a・3bへの温
度の伝達を抑制され放熱を減らすと同時に低熱容量化を
図り、温度検出の時間遅れが少なく応答性が高速にな
り、図7における理想の温度検出手段の応答特性に近づ
けることができる。
【0071】本実施例によれば、第一の実施例の効果に
加えて、導通部材3の溶接部3a・3b以外を樹脂で覆
うようにインサート成形された部分に他の部分より細く
なったくびれ部3cを設け、溶接部3a・3bへの熱伝
導と熱容量を最小限に抑えた構成によって、温度検出素
子1aの温度上昇が早くなり温度検出の応答性の速い温
度検出手段を実現できる。これによって、加熱定着装置
・画像形成装置の定着性の安定化、低消費電力化、信頼
性の向上を図ることができる。
【0072】(第三の実施例)図5は本実施例における
温度検出手段107の図であり、(a)は平面図、
(b)と(c)は温度検出手段107が加熱体保持部材
に配設されている状態の正面図と側面図である。
【0073】第一の実施例における温度検出手段107
と異なる点は、図5に示す通り、第一、第二の導通部材
3について製造上やむをえない露出部分である溶接部3
a・3bに加えて,導通部材3の側面3dが外部に露出
している構成となっていることである。
【0074】導通部材3は厚さ0.4mm以下の薄板材
が用いられるのが一般的であるので、側面部3dが露出
したとしても放熱量は急激に大きくなることはなく、側
面部3dを樹脂で覆わない分だけ温度検出手段全体を小
型化し熱容量を小さくしたほうが、温度検出手段の応答
性を向上させることが可能な場合もある。そのような場
合は導通部材3の溶接部3a・3bと側面部3d以外を
樹脂で覆うことによって断熱化と同時に小型化・低熱容
量化を図り、温度検出の時間遅れが少なく応答性が高速
になり、図7における理想の温度検出手段の応答特性に
近づけることができる。
【0075】本実施例によれば、導通部材3の溶接部3
a・3bと側面部3d以外を樹脂で覆うようにインサー
ト成形し放熱を最小限に抑え、熱容量を可及的に小さく
した構成によって、温度検出素子1aの温度上昇が早く
なり温度検出の応答性の速い温度検出手段を実現でき
る。これによって、加熱定着装置・画像形成装置の定着
性の安定化、低消費電力化、信頼性の向上を図ることが
できる。
【0076】本発明の温度検出手段は、実施例に示した
フィルム加熱方式以外の、他の加熱方式の加熱定着装
置、また加熱定着装置以外の各種装置類における温度検
出手段として用いて有効であることは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
通部材を用いたタイプの温度検出手段について、放熱を
最小限にすることによって温度検出の応答速度を向上さ
せ、温度検出精度が高く少ない電力で目標温度に到達さ
せることができ、定着の不均一や破損の危険性のない、
低消費電力・高品質・高信頼性の、温度検出手段、加熱
定着装置および画像形成装置を提供することができ、所
期の目的がよく達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施例における画像形成装置例の概略
【図2】 加熱定着装置の横断面模型図
【図3】 温度検知手段の構成説明図
【図4】 第二の実施例の温度検出手段の構成説明図
【図5】 第三の実施例の温度検出手段の構成説明図
【図6】 従来例の温度検出手段の構成説明図
【図7】 従来例の温度検出手段の特性図
【符号の説明】
1a.温度検出素子 2.被覆導線 3.導通部材 4.温度検出素子本体 5.耐熱弾性体 6.耐熱性被覆 7.ばね

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)2つのリード部を有し、温度を検出可
    能な温度検出素子と、 b)一端に溶接可能な金属端子が設けられた2本の被覆
    導線と、 c)前記温度検出素子のリード部と溶接された第一の溶
    接部と前記被覆導線の金属端子と溶接された第二の溶接
    部がそれぞれに設けられた第一、第二の導通部材と、 d)前記第一、第二の導通部材におけるそれぞれの第
    一、第二の溶接部の計4箇所の溶接部以外が少なくとも
    上面方向と底面方向から見て外部に露出しないと同時
    に、前記第一、第二の導通部材が互いに電気的に絶縁さ
    れるように前記第一、第二の導通部材をインサート成形
    した樹脂で形成された温度検出手段本体と、 e)前記温度検出素子と前記温度検出手段本体との間に
    設けられた耐熱性弾性体と、 f)前記温度検出素子と前記耐熱性弾性体を保護する耐
    熱性被覆と、を備えたことを特徴とする温度検出手段。
  2. 【請求項2】前記第一、第二の導通部材の長手方向の両
    端部に第一、第二の溶接部が設けられたことを特徴とす
    る請求項1に記載の温度検出手段。
  3. 【請求項3】インサート成形されることによって前記温
    度検出手段本体に覆われた前記第一、第二の導通部材の
    少なくとも一方の一部に溶接部より幅が細いくびれ部を
    有することを特徴とする請求項1又は2に記載の温度検
    出手段。
  4. 【請求項4】前記第一、第二の導通部材におけるそれぞ
    れの第一、第二の溶接部の計4箇所の溶接部以外が全て
    の方向から見て外部に露出しないように前記第一、第二
    の導通部材がインサート成形されていることを特徴とす
    る請求項1、2又は3に記載の温度検出手段。
  5. 【請求項5】被記録媒体に未定着画像を加熱定着させる
    加熱定着装置であり、 a)少なくとも1つ以上の、請求項1、2、3又は4に
    記載の温度検出手段と、 b)加熱体と、 c)加熱体を保持する加熱体保持面と、少なくとも1つ
    以上の貫通孔とを有する加熱体保持部材と、 d)一端が温度検出手段に作用する少なくとも1つ以上
    のばね部材と、を備え、温度検出手段は加熱体保持部材
    の貫通孔に対応位置してばね部材により押圧されて加熱
    体に接触していることを特徴とする加熱定着装置。
  6. 【請求項6】前記被記録媒体はフィルムを介した加熱体
    からの熱により加熱されることを特徴とする請求項5に
    記載の加熱定着装置。
  7. 【請求項7】被記録媒体に未定着画像を形成する作像手
    段と、被記録媒体に未定着画像を加熱定着させる加熱定
    着手段を有する画像形成装置において、 加熱定着手段が請求項5又は6に記載の加熱定着装置で
    あることを特徴とする画像形成装置。
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