JP2002120601A - 産業用車両 - Google Patents
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Abstract
タンクからパネルボードへの熱の伝わりを抑制すること
ができる産業用車両を提供することにある。 【解決手段】 燃料タンク21の上面21aに、当該上
面21aに対し凸状となる支持部48を形成する。そし
て、前記上面21a(支持部48)に前記パネルボード
20を支持させると、前記パネルボード20の周壁23
aの先端と前記上面21aとの間に隙間が形成されるよ
うになっている。従って、当該隙間からパネルボード2
0内に外気が流入されることで、パネルボード20と燃
料タンク21の冷却を行うことができる。
Description
された燃料タンク上に各種計器類のパネルボードが支持
される産業用車両に関するものである。
用車両の中には、車両の大きさに基づく各種構成部材の
配置スペースなどにより、運転席前方に燃料タンクを配
置したものがある。そして、前記燃料タンク上面には、
車両の各種計器類(たとえば、速度メータ、燃料メー
タ、温度メータ)などが配設されたパネルボードが支持
されている。
上面にパネルボードが支持される場合、車両の走行に伴
い高温状態となる燃料タンクからの熱が前記パネルボー
ドに直接伝わるため、各種計器類の故障などの原因とな
っていた。
タンクとパネルボードとの間に遮熱板を介在させること
で、燃料タンクからの熱が前記パネルボードに直接伝わ
らないように構成していた。そのため、車両の構成部材
として遮熱板が必要となり、部品点数の増加に伴うコス
トアップの原因となっていた。
する問題点に着目してなされたものであり、その目的
は、車両の構成部材を増加させることなく、燃料タンク
からパネルボードへの熱の伝わりを抑制することができ
る産業用車両を提供することにある。
めに、本発明は、運転席前方に配置された燃料タンク上
に各種計器類のパネルボードが支持される産業用車両で
あって、前記燃料タンクには、当該タンク上面から前記
パネルボードを離間した状態で支持するための支持部が
形成されている。
を包囲する周壁が前記燃料タンク側に向かって垂下形成
されている。また、前記燃料タンク上面と前記パネルボ
ードの周壁先端との間には隙間が形成されると共に、当
該隙間から前記パネルボード内に外気の流入が可能とな
っている。
を産業車両の一種である農耕用のトラクタに具体化した
実施形態を図1〜図6に基づき説明する。なお、以下の
実施形態における「前」「後」「左」「右」「上」
「下」は、トラクタの運転をするために運転手が運転席
に着座した状態を基準としている。
機体11の前後部にそれぞれ一対の前輪12及び一対の
後輪13が設けられており、ボンネット14内のエンジ
ン(図示しない)の回転動力が前記前輪12及び後輪1
3に伝達されるようになっている。また、前記後輪13
の上部には運転席15が位置しており、同運転席15の
前方には車両の走行を操舵するためのステアリングハン
ドル16が配設されている。そして、前記ステアリング
ハンドル16は、ステアリングカバー17内において図
3に示すようにステアリングコラム18に内装されたス
テアリングシャフト19に装着されると共に、同シャフ
ト19によって前記前輪12と連結されている。
方には、パネルボード20が燃料タンク21上に支持さ
れた状態(即ち、パネルボード20が載置されている)
で配設されており、前記燃料タンク21は前記ボンネッ
ト14とパネルボード20の間に位置している。即ち、
前記燃料タンク21は、運転席15の前方に配置されて
いることになる。そして、前記パネルボード20には、
トラクタ10の作業態様を切り換えるための各種スイッ
チ及びトラクタ10の走行状態を示す各種計器類が設け
られている。また、前記走行機体11の後方には、ロー
タリー装置22が昇降自在に装着されている。そして、
前記パネルボード20上に配設された各種スイッチを操
作することで、前記ロータリー装置22の昇降操作など
が行えるようになっている。
におけるパネルボード20及び燃料タンク21の構成に
ついて図2〜図6に基づいてさらに詳細に説明する。最
初に、パネルボード20の構成について説明すると、前
記パネルボード20を構成するカバー23は、その全体
が硬質樹脂にて成形されており、平面視略台形の第1パ
ネル領域24を備えている。そして、当該パネル領域2
4の中央には略長方形のガラス部材25がインサート成
形により埋め込まれている。また、前記第1パネル領域
24の外縁には、図3に示すように、周壁23aが前記
第1パネル領域24から垂下した状態で成形されてい
る。さらに、第1パネル領域24の下方側には、前記ス
テアリングカバー17の左右側に位置する平面視略長方
形の第2パネル領域26及び第3パネル領域27が一体
成形されている(図2参照)。
向指示器(ウインカー)、ヘッドライト及び警報器(ホ
ーン)を操作するためのコンビネーションスイッチ28
が設けられている。また、前記第3パネル領域27に
は、トラクタ10の作業態様を切り換えるための各種ス
イッチ29a〜29cが設けられている(本実施形態で
は3つ)。なお、前記各種スイッチ29a〜29cは、
例えば、トラクタ10が後方に下がる場合や旋回する際
に前記ロータリー装置22を自動的に上昇させるための
スイッチ、あるいは、前輪12の旋回角度に応じて前記
前輪12の回転速度を後輪13の回転速度よりも上げる
ことでトラクタ10の旋回半径を小さくするためのスイ
ッチとなっている。
ネル領域24の裏面側であって前記ガラス部材25と対
向する位置に、トラクタの走行形態を示す各種計器類や
表示ランプを配設するための基板30が位置している
(図3参照)。また、前記基板30の表面側には、各種
計器類として、例えば、図2に示すように、速度メータ
31、燃料メータ32や温度メータ33が整列配置した
状態で設けられている。さらに、前記各種計器類31〜
33の上側には、例えば、運転手への警告を表示するラ
ンプや前記第3パネル領域27に配設された各種スイッ
チ29a〜29cの操作状態(ON/OFF)を表示す
るランプからなるランプ表示部34が配設されている。
び図4に示すように前記各種計器類31〜33とトラク
タの各構成部材(例えば、エンジンの回転数センサや燃
料タンク21の残量センサ)とを配線接続するための配
線接続部35(公知の例えばコネクタやカプラなど)が
複数(本実施形態では2つ)設けられている。そして、
前記配線接続部35には、トラクタの各構成部材から延
設された配線36の接続部37(公知の例えばコネクタ
やカプラなど)を差し込むための差込口38が設けられ
ている。また、前記配線接続部35は前記差込口38が
運転席15側を向く方向、即ち、前記配線接続部35が
運転席15側へ臨む方向となるように前記基板30の裏
面側に対し配設されている。
示すように前後左右壁39a〜39dと底板39eから
なる上方が開口された箱型の基板支持台39に支持され
ている。そして、前記基板支持台39は前記基板30を
支持した状態で、前記カバー23(第1パネル領域2
4)の裏面側に対し図示しないビスなどにより取着され
ている。また、前記基板支持台39の前壁39aには、
複数(本実施形態では2つ)の貫通孔40,41(前記
差込口38と略相似形)が形成されており、同貫通孔4
0,41は前記配線接続部35の差込口38と対向する
位置に設けられている。即ち、前記パネルボード20
は、前記カバー23、基板30及び基板支持台39から
なる複数の構成部材が組立てられて構成されている。
続された配線36は、ステアリングカバー17内を通っ
て前記配線36の他端側にある接続部37が運転席15
の前方側から前記配線接続部35の差込口38に接続で
きるようになっている。また、前記基板支持台39の底
板39eには凹部42が前記基板支持台39の開口側に
向かって突出するように形成されている。なお、図3
(図6)ではステアリングカバー17内で配線接続され
るアクセルレバーや変速レバーなどが略示されていると
共に、図4では図2におけるカバー23が取り外された
状態(カバー23は二点鎖線で示す)を図示し、基板3
0については配線接続部35のみが二点鎖線で図示され
ている。
ボード20は、図3に示すように、前記ステアリングコ
ラム18に対し装着されている。即ち、前記ステアリン
グコラム18の外周面にはブラケット43が溶接固定さ
れており、同ブラケット43には断面L字状であって、
前記パネルボード20を支持するための基台44が溶接
ボルト45により固定されている。そして、前記基台4
4は、前記基板支持台39の底板39eに対し図示しな
いビスなどにより取着されている。また、前記基台44
には、図3及び図4に示すように、前記基板支持台39
における凹部42と対向する位置に楕円形(長孔)の係
合孔46が設けられている(図3(b)参照)。そし
て、前記係合孔46の周縁には略楕円形のシール材47
(例えば、グロメット)が取着されることで、前記パネ
ルボード20の下方からの水の侵入を抑制するようにな
っている。
即ち、前記パネルボード20が支持される面には、当該
パネルボード20を前記上面21aに対し離間した状態
で支持するための支持部48が形成されている。即ち、
前記支持部48は図5に示すように、前記燃料タンク2
1の上面21aに対し凸状となるように形成されてい
る。そして、前記支持部48は、図4に示すように平面
視略台形に形成されており、前記支持部48の外周面4
8aは前記上面21aの外周面21bよりも内側に(燃
料タンク21の上面21aの中心位置側に)位置してい
る。また、前記支持部48には、前記基台44に形成さ
れた係合孔46と対向する位置(凹部42と対向する位
置)に前記パネルボード20を係合支持するための係合
部としての係合突起49が設けられている。
料タンク21の上面21aにおいて前記支持部48を介
して前記係合孔46と係合突起49が係合支持された状
態で支持されるようになっている。そのため、前記パネ
ルボード20は前記基台44により両端支持されるよう
になっており、基台44がブラケット43に対し溶接ボ
ルト45のみで片持ち支持される場合に比して、走行時
における振動の影響を回避することができる。また、前
記パネルボード20が前記燃料タンク21の上面21a
に支持された状態では、図5に示すように前記支持部4
8の外周面48a周辺(外側)に前記カバー23の周壁
23aが位置するようになっている。即ち、前記パネル
ボード20(カバー23)には、前記支持部48を包囲
する周壁23aが前記燃料タンク21(上面21a)側
に向かって垂下形成されている。
前記燃料タンク21の上面21aに対し所定距離H1だ
け離間されることで、前記カバー23の内部空間S1と
外部空間S2が前記周壁23aによって遮断されないよ
うになっている。即ち、前記周壁23aは前記パネルボ
ード20が前記燃料タンク21の上面21aに支持され
た状態で、当該上面21aに対し所定距離H1だけ離間
し、かつ、図3に示すように、前記トラクタ10の左右
方向から見て前記支持部48(外周面48a)とその一
部が重合する長さを有している。なお、前記基板支持台
39の凹部42の深さ及び燃料タンク21の支持部48
の高さや係合突起49の長さについても、前記周壁23
aの先端23bと前記上面21aとの間に前記所定距離
H1が形成されるように決定されている。
ラム18及び燃料タンク21に対し組み付ける態様を説
明する。まず、本実施形態では、前記パネルボード20
をステアリングコラム18に装着する前に、前記パネル
ボード20の組立が行われる。即ち、速度メータ31な
どの各種計器類及びランプ表示部34に各種ランプ類が
配設された基板30を前記基板支持台39に対し支持さ
せる。このとき、基板30は、前記基板支持台39に対
し前記配線接続部35の差込口38が前記基板支持台3
9に形成された貫通孔40,41と対向するように支持
されている(図4参照)。そして、前記基板30を支持
した前記基板支持台39が、前記カバー23(第1パネ
ル領域24)の裏面側に対し図示しないビスなどにより
取着されると前記パネルボード20の組立が完了する。
その後、前記基板支持台39の底板39eに前記基台4
4が図示しないビスなどにより取着されることで、前記
パネルボード20は前記ステアリングコラム18に対し
装着可能な状態とされる。
20は、前記基台44が取着された状態で前記燃料タン
ク21の上面21aに支持される。即ち、前記燃料タン
ク21の係合突起49と前記基台44の係合孔46とを
対向させた状態で、前記パネルボード20を前記燃料タ
ンク21の上面21a側に移動させる。すると、前記係
合孔46には前記係合突起49が係合されることで(図
3(b)参照)、前記パネルボード20は前記燃料タン
ク21の上面21aに位置決めされた状態で仮固定され
る。
コラム18に溶接固定されたブラケット43に対し溶接
ボルト45により固定されることで、前記パネルボード
20は燃料タンク21上に支持されると共に、前記ステ
アリングコラム18への装着が完了する。なお、係合孔
46と係合突起49によって仮固定された前記パネルボ
ード20は、前記係合孔46の内周側において前記係合
突起49が案内されることで前後方向に移動可能となっ
ている。従って、ブラケット43と基台44の位置決め
が行い易く、溶接ボルト45での固定が容易となってい
る。
ンク21上に支持されると、図5に示すように、パネル
ボード20における周壁23aの先端23bと前記上面
21aとの間に所定距離H1に基づく隙間が形成される
ようになっている。そのため、外気が前記隙間からパネ
ルボード20と燃料タンク21の間(内部空間S1)に
流入可能となり、前記パネルボード20の内部空間S1
には空気層が形成されるようになっている。従って、流
入した外気によりパネルボード20と燃料タンク21が
冷却できるようになっている。
着された組立後の前記パネルボード20には、トラクタ
の各構成部材から延設された配線36が前記配線接続部
35に接続される。このとき、前記配線接続部35は、
図6に示すように、ステアリングカバー17を外した状
態において運転席15側から確認できるようになってい
る。即ち、前記各種計器類31〜33と対応するように
設けられた2つの前記配線接続部35は、ステアリング
カバー17内で集中配置されるようになっている。従っ
て、ステアリングカバー17内を通った配線36は、前
記配線接続部35に対し運転席15側から接続できると
共に、図6に示すようにステアリングカバー17内にお
いて集中して結線が行えるようになっている。さらに、
前記配線36に限らずパネルボード20に接続される各
配線50(コンビネーションスイッチ28用、各種スイ
ッチ29a〜29c用など)も前記配線36と共に前記
ステアリングカバー17内において集中して結線が行え
るようになっている。
テアリングカバー17により覆われることで、前記トラ
クタ10に対するパネルボード20の組み付け作業が完
了する。
効果を得ることができる。 (1)前記燃料タンク21の上面21aからパネルボー
ド20を離間した状態で支持するための支持部48が形
成されている。そのため、従来のように遮蔽板を用いる
ことなく、燃料タンク21の熱をパネルボード20へ伝
わりにくくすることができ、車両の構成部材を削減する
ことができる。従って、コストダウンに貢献することが
できる。また、パネルボード20へ熱が伝わりにくいた
め、パネルボード20に配設された各種計器類31〜3
3に対する熱の影響を抑制することができる。
タンク21の上面21aに支持されると、前記パネルボ
ード20と前記上面21aの間には所定距離H1に基づ
く隙間が形成されるようになっている。そのため、前記
カバー23(パネルボード20)の内部空間S1内に外
気を流入させることができ、パネルボード20及び燃料
タンク21の冷却を行うことができる。即ち、放熱性を
向上させることができる。
料タンク21の上面21aに支持されると、前記パネル
ボード20(周壁23a)と支持部48(外周面48
a)とがトラクタ10の左右方向から見て重合するよう
になっている。そのため、外側から前記支持部48が見
えにくくなりトラクタ10の意匠性を向上させることが
できる。また、前記周壁23aと支持部48により外気
の流入経路が凹凸状に形成されるため、前記パネルボー
ド20の内部空間S1内への塵埃の侵入を抑制すること
もできる。
ンク21(支持部48)に設けられた係合突起により係
合支持されている。そのため、組み付け後のパネルボー
ド20に対し走行における振動の影響を回避した防振構
造とすることができると共に、組み付け時にはパネルボ
ード20の位置決めを行うことができ組み付け性を向上
させることができる。
に臨むように基板30に対し設けられている。そのた
め、配線接続部35が基板30の裏面側に対向して設け
られている場合に比して、配線36の屈折量を確保する
必要がないためにパネルボード20の厚みを薄くするこ
とができ、パネルボード20の小型化を図ることができ
る。
料タンク21を配置する場合において、パネルボード2
0が薄くなった分に応じて燃料タンク21を大きくする
ことができ、燃料タンク21の容量を確保することがで
きる。従って、給油の煩雑さを回避すると共に、1回の
給油におけるトラクタ10の走行距離を伸ばすことがで
きる。
36を運転席15側から接続することができるため、パ
ネルボード20の組み付け性を向上させることができ
る。即ち、基板30を裏返しにすることなく配線36の
接続を行うことができる。
態で前記配線接続部35に対し配線36の接続ができる
ようになっている。そのため、前記配線36を配線接続
部35に接続した後に、カバー23を基板支持台39に
取着する必要がなく、パネルボード20の組み付け性を
向上させることができる。即ち、前記カバー23を基板
支持台39を取着する際に、パネルボード20の裏面側
から工具を使用してビス止め作業を行う必要がない。
カバー17内で集中配置されている。そのため、パネル
ボード20に接続される配線36をステアリングカバー
17内にまとめることができ、パネルボード20の組み
付け性を向上させることができる。また、メンテナンス
を容易に行うこともできる。
ても良い。 ・前記実施形態では、支持部48が平面視略台形に形成
されていたが、その形状は特に限定されるものではなく
任意に変更することができる。例えば、燃料タンク21
の上面21aと略相似形に形成されたり、上面21aに
おいて複数に分割したブロック状に形成されていても良
い。また、前記上面21aに支柱を設け、当該支柱によ
りパネルボードを支持するようにしても良い。
合突起49が、基台44に係合孔46が設けられている
が、燃料タンク21に係合孔46を基台44(又は基板
支持台39の底板39e)に係合突起49が形成されて
いても良い。
に形成されているが、その形状は特に限定されない。例
えば、係合突起49を挿入する部分を大きく形成した鍵
穴のような形状であっても良い。
0と燃料タンク21との間に流入される外気は、トラク
タ10の走行に伴い自然に流入されても良いし、例え
ば、エアコンなどが装備されている場合には、その吹出
口を前記所定距離H1に基づく隙間の近傍に配置し強制
的に流入させるようにしても良い。
込口38が運転席15側に臨むように基板30に対し設
けられているが、前記差込口38が基板30の裏面側と
対向するように設けられていても良い。
2つの配線接続部35が設けられているが、その数は特
に限定されない。例えば、1つ、あるいは、3つ以上の
配線接続部35を設けても良い。即ち、配線接続部35
の数は、基板30に配設される各種計器類31〜33の
種類や数、あるいは、配線接続時の設計により適宜決定
されるものである。
施形態におけるパネルボード20の取付構造を採用して
いるが、他の農耕用車両(例えば、コンバイン)、フォ
ークリフトなどの搬送用車両に本実施形態のパネルボー
ド20の取付構造を採用することができる。
請求項に記載した以外の技術的思想について以下に記載
する。 (イ)前記支持部と前記パネルボードの周壁は、トラク
タの左右方向から見て重合されている請求項2又は請求
項3に記載の産業用車両。
を係合支持するための係合部が設けられている請求項1
〜請求項3のうちいずれか一項に記載の産業用車両。
させることなく、燃料タンクからパネルボードへの熱の
伝わりを抑制することができる。
示す側面図。
正面図。
態を示す正面図。
ク、23a…周壁、31…速度メータ(計器類)、32
…燃料メータ(計器類)、33…温度メータ(計器
類)、35…配線接続部、36…配線、48…支持部、
49…係合突起(係合部を構成する)。
Claims (3)
- 【請求項1】 運転席前方に配置された燃料タンク上に
各種計器類のパネルボードが支持される産業用車両であ
って、前記燃料タンクには、当該タンク上面から前記パ
ネルボードを離間した状態で支持するための支持部が形
成されている産業用車両。 - 【請求項2】 前記パネルボードには、前記支持部を包
囲する周壁が前記燃料タンク側に向かって垂下形成され
ている請求項1に記載の産業用車両。 - 【請求項3】 前記燃料タンク上面と前記パネルボード
の周壁先端との間には隙間が形成されると共に、当該隙
間から前記パネルボード内に外気の流入が可能となって
いる請求項2に記載の産業用車両。
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2000
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