JP2002119813A - 気液分離器 - Google Patents
気液分離器Info
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- JP2002119813A JP2002119813A JP2000313087A JP2000313087A JP2002119813A JP 2002119813 A JP2002119813 A JP 2002119813A JP 2000313087 A JP2000313087 A JP 2000313087A JP 2000313087 A JP2000313087 A JP 2000313087A JP 2002119813 A JP2002119813 A JP 2002119813A
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Abstract
入しないようにする。 【解決手段】 本体1と排気管10で形成する環状空間
11に旋回羽根12を配置し、その下方に旋回室14を
形成する。更に下方に液溜室15を形成し、その下端を
隔壁部材17を介して排液口8に連結する。上記のよう
にすれば、旋回室14の中央寄りを旋回して隔壁部材1
7の上面に付着する微小液滴が貫通孔19を通って液溜
室15に流入することができるので、微小液滴が出口5
に運び出されて、気体側に混入することを防ぐことがで
きる。
Description
各種ガス等の気体中に混入している復水や凝縮水等の液
体をケーシング内に旋回流を起こして遠心力によって分
離する気液分離器に関する。
管で形成する環状空間に旋回羽根を配置し、環状空間の
上方を入口に連結すると共に、排気管の内側の孔を通し
てその上方を出口に連結し、環状空間の下方に旋回室を
形成すると共に、旋回室の下方に液溜室を形成してその
下端を排液口に連結し、旋回室と液溜室の間に隔壁部材
を配置すると共に、隔壁部材の外周縁とケーシングの内
周壁との間に液体通過用の隙間を形成したものである。
この一例が特開昭50−42467号公報に示されてい
る。
離器においては、旋回室の中央よりを旋回して隔壁部材
の上面に付着する微小な液体が液溜室に流入できないた
めに、再び気体に巻き込まれて出口に運び出されてしま
う問題点があった。また、流入してくる流体の速度によ
っては、すなわち、流速が速い場合には、旋回室の中央
よりを旋回している微小な液体が隔壁部材の上面に衝突
して跳ね返る気体に再び巻き込まれて出口に運び出され
てしまう問題点があった。
体が気体に再び巻き込まれて出口に運び出されないよう
にすることである。
するために講じた本発明の技術的手段は、ケーシングと
排気管で形成する環状空間に旋回羽根を配置し、環状空
間の上方を入口に連結し、排気管の内側の孔を通してそ
の上方を出口に連結し、環状空間の下方に旋回室と該旋
回室の下方に液溜室を形成して該液溜室の下端を排液口
に連結し、旋回室と液溜室の間に隔壁部材を配置し、隔
壁部材の外周縁とケーシングの内周壁との間に液体通過
用の隙間を形成したものにおいて、隔壁部材に液体通過
用の貫通孔を形成し、ケーシングを貫通して上下に変位
可能に操作部材を配置し、操作部材に隔壁部材を連結
し、操作部材を外部から操作して隔壁部材の位置を上下
に可変とすることを特徴とする気液分離器にある。
ば、旋回室の中央よりを旋回して隔壁部材の上面に付着
する微小な液体は液体通過用の貫通孔を通して液溜室に
流入することができるので、出口に運び出されてしまう
ことを防ぐことができる。また、流速が速い場合には、
隔壁部材の位置を下方に調整することによって、隔壁部
材の上面に衝突して跳ね返る気体の流速を低下させるこ
とができるので、旋回室の中央よりを旋回している微小
な液体が出口に運び出されてしまうことを防ぐことがで
きる。流速が遅い場合には、隔壁部材の位置を上方に調
整することによって、液溜室を広くすることができる。
明する(図1乃至図2参照)。ケーシングは本体1に出
入口部材2と底蓋3を夫々溶接して形成する。出入口部
材2は左右に入口4と出口5を有し、入口4に入口フラ
ンジ6を溶接し、出口5に出口フランジ7を溶接する。
底蓋3は下端中央に排液口8を有し、排液口8に排液管
9を溶接する。
く形成する。本体1の上部内面と下部内面との間の環状
の段部に、二重のほぼ円筒形状の排気管10を載せ、排
気管10を出入口部材2との間で固定する。排気管10
の外側円筒は真直ぐな形状で内側円筒よりも低く形成す
る。外側円筒は省略して本体1で兼用することもでき
る。排気管10の内側円筒は上部と下部が緩やかに拡が
った形状である。排気管10の内外円筒の間に形成され
る環状空間11に、排気管10と一体に旋回羽根12を
形成する。
間11に連結し、排気管10の内側円筒の内側は上方の
出口5に連結する。本体1の下部内面と底蓋3の内面と
の間に旋回室14と、旋回室14の下方に液溜室15を
形成し、液溜室15の下端を排液口8に連結する。
合し、プラグ16に出入口部材2を貫通する操作部材2
0をねじ結合する。操作部材20の上端にナット部21
を形成する。操作部材20と出入口部材2及びプラグ1
6との間に気密保持用のパッキング22を介在させる。
操作部材20は下端が本体1の下端付近まで伸び、下端
に旋回室14と液溜室15とを隔てる隔壁部材17をナ
ット23で固定する。隔壁部材17は円板形状で外周に
4個の突起18を有する。突起18の間の隔壁部材17
外周縁と本体1内周壁との間に液体通過用隙間19を形
成する。隔壁部材17には放射状に拡がった8個の長孔
から成る液体通過用貫通孔24を形成する。ナット部2
1を回動して操作部材20を上下に変位させることによ
り、隔壁部材17を上下に変位させる。
体の流速が速い場合には、隔壁部材17の位置を下方に
調整し、流速が遅い場合には、隔壁部材17の位置を上
方に下方に調整する。入口4から入った液体を含む気体
は旋回羽根12で旋回せしめられる。液体は遠心力の作
用で外側に振り出されて分離され、本体1の内周壁に沿
って流下し、突起18の間の液体通過用隙間19を通っ
て液溜室15に流入する。また、旋回室14の中央より
を旋回して隔壁部材17の上面に付着する微小な液体は
液体通過用貫通孔24を通して液溜室15に流入する。
液溜室15に流入した液体は排液口8から系外に排出さ
れる。排気管10の下端を通過した気体は排気管10の
内側円筒の内側を通って出口5から流出する。旋回室1
4の中央よりを旋回して隔壁部材17の上面に付着する
微小な液体は液体通過用貫通孔20を通して液溜室15
に流入することができるので、出口5に運び出されてし
まうことを防ぐことができる。また、流速が速い場合に
は、隔壁部材17の位置を下方に調整することによっ
て、隔壁部材17の上面に衝突して跳ね返る気体の流速
を低下させることができるので、旋回室14の中央より
を旋回している微小な液体が出口5に運び出されてしま
うことを防ぐことができる。流速が遅い場合には、隔壁
部材17の位置を上方に調整することによって、液溜室
15を広くすることができる。
中央よりを旋回して隔壁部材の上面に付着する微小な液
体が液体通過用の貫通孔を通して液溜室に流入すること
ができるので、出口に運び出されてしまうことを防ぐこ
とができ、また、流速が速い場合には、隔壁部材の位置
を下方に調整することによって、旋回室の中央よりを旋
回している微小な液体が出口に運び出されてしまうこと
を防ぐことができ、流速が遅い場合には、隔壁部材の位
置を上方に調整することによって、液溜室を広くするこ
とができると言う優れた効果を生じる。
Claims (1)
- 【請求項1】 ケーシングと排気管で形成する環状空間
に旋回羽根を配置し、環状空間の上方を入口に連結し、
排気管の内側の孔を通してその上方を出口に連結し、環
状空間の下方に旋回室と該旋回室の下方に液溜室を形成
して該液溜室の下端を排液口に連結し、旋回室と液溜室
の間に隔壁部材を配置し、隔壁部材の外周縁とケーシン
グの内周壁との間に液体通過用の隙間を形成したものに
おいて、隔壁部材に液体通過用の貫通孔を形成し、ケー
シングを貫通して上下に変位可能に操作部材を配置し、
操作部材に隔壁部材を連結し、操作部材を外部から操作
して隔壁部材の位置を上下に可変とすることを特徴とす
る気液分離器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313087A JP4722279B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 気液分離器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000313087A JP4722279B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 気液分離器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2002119813A true JP2002119813A (ja) | 2002-04-23 |
JP4722279B2 JP4722279B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=18792558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000313087A Expired - Lifetime JP4722279B2 (ja) | 2000-10-13 | 2000-10-13 | 気液分離器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4722279B2 (ja) |
Cited By (3)
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JP2012106154A (ja) * | 2010-11-15 | 2012-06-07 | Tlv Co Ltd | 気液分離器 |
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- 2000-10-13 JP JP2000313087A patent/JP4722279B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP4722279B2 (ja) | 2011-07-13 |
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