JP2002119471A - 検眼システム - Google Patents

検眼システム

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JP2002119471A
JP2002119471A JP2000314107A JP2000314107A JP2002119471A JP 2002119471 A JP2002119471 A JP 2002119471A JP 2000314107 A JP2000314107 A JP 2000314107A JP 2000314107 A JP2000314107 A JP 2000314107A JP 2002119471 A JP2002119471 A JP 2002119471A
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憲行 永井
Koji Nishio
幸治 西尾
Hiroyuki Okada
裕行 岡田
Yasuo Kato
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客自らがスムーズに検眼データの測定を行
うことができるようにすると共に、顧客自らに検眼デー
タの測定を行わせたときでも、得られる測定データの信
頼性を極力確保できるようにした検眼システムを提供す
る。 【解決手段】 来店者4自らが検眼測定できるように、
その測定手順を示すモニター10を備え、モニター10
には測定データが得られるまでの間、測定手順を示す動
画が繰り返し提示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、来店者自らが検眼
測定できる検眼システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、眼鏡レンズやコンタクトレンズの
購入を希望する顧客が眼鏡店に来店すると、店員がその
顧客に応対し、顧客が眼鏡レンズやコンタクトレンズを
装用している場合には、店員自らが眼鏡レンズ測定装置
(レンズメータ)を用いて眼鏡レンズ、コンタクトレン
ズの測定を行い、また、検眼装置により顧客の視力の測
定を行っている。
【0003】例えば、専門の眼鏡店にわざわざ出向いて
まで眼鏡レンズやコンタクトレンズの測定、視力の測定
を行ってもらうのは面倒であり、手軽に自分で測定した
いと思う顧客も多い。
【0004】このような場合に、眼鏡レンズの測定から
視力の測定までを自分自身で行うことのできる検眼専門
施設が近くにあれば便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、一般の顧客
は、眼鏡レンズ測定装置、検眼装置の取り扱い方、その
眼鏡レンズの測定、コンタクトレンズの測定、視力の測
定の仕方を知らないのが通常であり、取り扱い方、測定
の仕方をたとえ知っていたとしても、その知識には怪し
いものがあり、測定に手間取ることがある。また、結果
として得られる測定データが信頼のおけないものである
と、これらの測定データが眼鏡レンズの製作に利用でき
ないものとなり、顧客自らに眼鏡レンズの測定、コンタ
クトレンズの測定、視力の測定を行わせるには解決しな
ければ問題がある。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、顧客自らがスムーズに検眼データの測定を行うこ
とができるようにすると共に、顧客自らに検眼データの
測定を行わせたときでも、得られる測定データの信頼性
を極力確保できるようにした検眼システムを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の検眼シ
ステムは、来店者自らが検眼測定できるように、その測
定手順を示すモニターを備え、該モニターには測定デー
タが得られるまでの間、測定手順を示す動画又は静止画
が繰り返し提示されることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の検眼システムは、測定手
順の練習を示す練習画面が設けられていることを特徴と
する。
【0009】請求項3に記載の検眼システムは、前記測
定手順を示す動画が眼鏡レンズ測定装置による眼鏡レン
ズの測定手順を説明するためのものであることを特徴と
する。
【0010】請求項4に記載の検眼システムは、前記測
定手順を示す動画が検眼装置による視力の測定手順を説
明するためのものであることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の検眼システムは、前記検
眼装置が前記眼鏡レンズ測定装置から前記眼鏡レンズ測
定データを受け取ると、前記モニターの画面が前記眼鏡
レンズの測定手順を示す動画から前記視力の測定手順を
示す動画に切り替わることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の検眼システムは、前記検
眼装置が前記眼鏡レンズ測定装置から測定データを受け
取ると、前記モニターの画面が前記眼鏡レンズの測定手
順を示す動画から視力測定の練習を行うための練習画面
に切り替わることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の検眼システムは、前記視
力測定の練習結果での正解が所定回数に達したとき、前
記モニターの画面が前記練習画面から前記視力の測定手
順を示す動画に切り替わることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の検眼システムは、練習モ
ードで所定回数以上間違えたときに詳細説明画面に画面
遷移することを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の検眼システムは、前記眼
鏡レンズの測定中に所定時間経過しても測定データが得
られないときには、再度眼鏡レンズの測定手順を説明す
る動画又は静止画が表示されることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1において、1は高さが上下動
可能な検眼テーブルである。この検眼テーブル1には検
眼装置2が設けられている。顧客3は椅子4に座って、
自分自身で検眼測定を行うものである。検眼テーブル1
の脇には、図2に示す公知の眼鏡レンズ測定装置(オー
トレンズメータ)5が設けられている。5aはその表示
画面である。
【0017】その眼鏡レンズ測定装置5には、レンズ受
け(測定部)6、レンズ押さえ7、レンズテーブル8、
テーブル操作レバー9が設けられている。レンズ押さえ
7は上下動可能であり、レンズテーブル8はテーブル操
作レバー9により前後動可能である。検眼テーブル1に
はモニター装置10が設けられている。
【0018】このモニター装置10には、図3(a)〜
図3(c)、図4(a)〜図4(c)、図5(a)〜図
5(c)、図6(a)〜図6(c)、図7(a)〜図7
(c)に示す画面、その詳細画面が表示されるものであ
るが、その詳細は測定手順と共に説明する。
【0019】検眼装置2には、図1、図8、図9に示す
ように、逆L字形状のボックス本体11、検眼測定ユニ
ット12、13、額当て14、ジョイステッィク15、
ボタン16、カーソル17〜20を有する。
【0020】その検眼測定ユニット12、13はそれぞ
れ独立に自動的に前後左右上下方向に駆動可能であると
共に、図示を略す支軸を中心に旋回可能である。カーソ
ル17は検眼測定ユニット12を手動で左右方向に移動
させるのに用い、カーソル18は検眼測定ユニットを手
動で左右方向に移動させるのに用い、これらのカーソル
17、18により検眼測定ユニット12、13の左右方
向の間隔を調整することができる。また、カーソル19
は両検眼測定ユニット12、13を手動で顧客4の顔に
近づく方向に駆動させるのに用い、カーソル20は両検
眼測定ユニット12、13を手動で顧客4の顔から遠ざ
ける方向に駆動させるのに用いる。
【0021】その検眼測定ユニット12、13の内部に
は公知の自覚、他覚検眼測定を行うための光学系が組み
込まれている。この自覚、他覚検眼測定を行うための光
学系の詳細説明は、本発明と直接には関係しないので、
その詳細は割愛する。
【0022】その検眼ユニット12、13には、反射プ
リズム部12A、13Aが設けられ、顧客3は眼の高さ
が反射プリズム部12A、13Aの高さに合うように検
眼テーブル1の高さを概略調整できる。顧客はそのプリ
ズム部12A、13Aを通じて検眼測定ユニット12、
13の中を覗くことにより、検眼測定ユニット12、1
3の内部に配設されている光学系を介して提示される固
視標、視力表等を見て検眼測定を自ら行うことができる
ものである。
【0023】検眼装置2と眼鏡レンズ測定装置5とモニ
ター装置10とには、コンピュータ及びメモリが設けら
れ、測定を実行するソフトウエア、測定手順を説明する
ソフトウエアがそれぞれ組み込まれている。その各装置
2、5、10は、図示を略す通信ケーブルでそれぞれ接
続され、各装置2、5、10は図示を略すメイン電源ス
イッチをオンすると、作動可能状態となる。
【0024】メイン電源をオンすると、モニター装置1
0の画面には、図3(a)に示す視力測定の初期画面G
1が提示され、例えば図示を略すスタートボタンを押す
と、図3(b)に示す眼鏡レンズ測定画面G2(メガネ
測定画面)に画面遷移する。その図3(b)には測定の
説明と、ムービー画像表示領域21と、戻るボタン22
と、次へボタン23とが表示される。眼鏡レンズを装用
していない人は次へボタン23を押すと、図4(a)に
示す測定手順説明画面G4へ画面遷移する。
【0025】そのムービー画像表示領域21には最初に
検眼装置5の外観を示す画像が表示される。所定時間経
過すると、ムービーがスタートする。
【0026】その図3(b)に示す眼鏡レンズ測定画面
G2に画面遷移すると、ムービー画像表示領域21に、
来店者自らが検眼測定できるように、測定手順を示す動
画が繰り返し提示される。残余の静止画表示領域には、
測定手順を示す文字が表示されている。この測定手順に
対応する文字が同時に音声で流される。なお、ムービー
をスタートさせるためのスタートボタン(図示を略す)
を静止画表示領域に設けていても良い。
【0027】すなわち、ムービー画像表示領域21に眼
鏡レンズ測定装置5による眼鏡レンズの測定手順を説明
するために、測定手順を示す動画が図10に示すように
表示される。その図10はその動画の一こまを示したも
のであり、眼鏡レンズ24のうちの右目用レンズ24R
をレンズ受け6に載置した状態が示されている。
【0028】と同時に、動画の動きに合わせて、測定手
順の説明が音声で顧客4に流れるようになっている。
【0029】例えば、「眼鏡レンズ24の測定手順を説
明します。まず、右目用レンズ24Rから測定を始めま
す。眼鏡レンズ24をはずして、ムービーで示すように
測定部(レンズ受け6)に置いてください。」との説明
が音声で流れ、これに応じた動画がムービー画像表示領
域21に提示される。
【0030】次に、「眼鏡レンズ24の下側をレンズテ
ーブル8に押しつけるように保持しながら一度レンズ押
さえ7を持ち上げてからレンズ押さえ7を下ろし、眼鏡
レンズ24を固定してください。」との説明が音声で流
れ、これに応じて動画がムービー画像表示領域21に提
示される。
【0031】次に、テーブル操作レバー9でレンズテー
ブル8を前後できるので、眼鏡レンズ24がレンズテー
ブル8に平行になるように押し当てながら、レンズの位
置を合わせてください。」との音声が流れ、これに応じ
てムービー画像表示領域21に、図11に示す画像が提
示される。
【0032】この図11に示す画像を見ながら、顧客4
は右眼用レンズ24Rをレンズテーブル8に押し当てな
がらの位置を調整するものである。また、続いて、十字
線25の位置が画面上で動きます。」との説明が音声で
流れ、顧客4はその指示通りに右眼用レンズ24Rの位
置を調整するものである。
【0033】次に、「十字線25の位置が中央部の最小
リング26の位置に入ると、測定OKの表示がされま
す。」との音声が流れ、その説明の後に、続いて「測定
部の下にあるメモリボタン(図示を略す)を押してくだ
さい。」との音声が流れ、顧客4がその指示に従ってメ
モリボタンを押すものであり、これによって右目用レン
ズ24Rの測定データがメモリに保存されるものであ
る。
【0034】次いで、「左目用レンズ24Lを測定しま
す。」との音声が流れ、右目用レンズ24Rのときの音
声による説明が為されると共に、これに応じた動画がム
ービー画像表示領域21に提示される。
【0035】右目用レンズ24Lと左目用レンズ24R
の測定が終了すると、「印刷ボタン(図示を略す)を押
してください。」との音声が流れ、続けて「測定が終了
しましたので眼鏡レンズ24を取り外してください。」
との音声が流れる。
【0036】検者がこの眼鏡レンズ24の測定が終了す
るまでの間、繰り返し一連の音声による説明とこれに応
じた動画とが繰り返し提示され、検者はこの動画を見る
ことによって測定手順を習得することができ、その後、
検者が眼鏡レンズ測定装置5を操作し、表示画面5aに
表示されている十字線25が最小リング26に入るよう
にレンズの位置を調整すると、眼鏡レンズ測定装置5に
よる眼鏡レンズ24の測定が実行される。
【0037】眼鏡レンズ24による測定が終了すると、
図3(c)に示すように、眼鏡レンズ測定終了画面G3
に画面遷移し、眼鏡レンズの測定データが表示され、5
秒経過すると、図4(a)に示す測定手順説明画面G4
に画面遷移する。すなわち、検眼装置2のモニター装置
10が眼鏡レンズ測定装置5から眼鏡レンズ24の測定
データを受け取ると、モニター装置10の画面が眼鏡レ
ンズ24の測定手順を示す動画から視力の測定手順を示
す動画に切り替わる。
【0038】測定手順説明画面G4にも、ムービー画像
表示領域21が提示され、そのムービー画像表示領域2
1には、最初に検眼装置2の外観を示す画像が表示され
る。
【0039】次いで、「双眼鏡を覗くようにして中を覗
いてください。」との音声が流れ、「草原の真ん中の遠
くに赤い家が見えるように額当て14に額を当ててくだ
さい。顎を突き出したり、引きつけたりしないで、真っ
直ぐに額を当ててください。なお、真ん中に見えていな
い場合にはカーソル17〜20で真ん中に見えるように
調整してください。」との音声が流れ、これに応じて悪
い例がムービー画像表示領域21に動画として表示され
る。図12はその動画の一こまを示したものであり、顧
客4が検眼装置2に対面した状態が示されている。ま
た、図13は視力測定の仕方の一こまを拡大表示したも
のであり、後述する視力測定のときの測定の仕方が拡大
提示されている。この動画を見ながら顧客4は視力測定
の仕方を習得する。次いで、顧客4が次へボタン23を
押すと、モニター装置10の画面が図4(a)に示す測
定手順説明画面G4から図4(b)に示す視力測定練習
画面G5に画面遷移する。この視力測定練習画面G5に
は、これに対応して視力表27が表示され、「視力表2
7の切れ目の方向にジョイスティック15を倒してくだ
さい。」との音声が流れ、次いで、「ジョイスティック
15のボタン16を押してください。」との音声が流れ
る。顧客4は図13に示す動画で説明された測定の手順
に従って練習を行う。
【0040】指示に応じて、顧客4が切れ目の方向にジ
ョイスティック15を倒し、ボタン16を押すと、操作
が正しいかどうか判断され、この視力テスト練習画面G
5で、正解が所定回数に達したとき、モニター装置10
の画面が視力測定練習画面G5から図4(c)に示す赤
力テスト練習画面G6に画面遷移する。この赤力テスト
練習画面G6には「A〜D」の文字が表示され、画面に
表示されている説明と同じ内容の音声が流れ、顧客4は
視力測定練習画面G5と同じようにジョイスティック1
5を操作する。
【0041】この赤力テスト練習画面G6で正解が所定
回数に達したとき、モニター装置10の画面が、赤力テ
スト練習画面G6から図5(a)に示す視力測定画面G
7に画面遷移する。なお、所定回数行っても正解が得ら
れなかった時、詳細な練習画面に画面遷移する。理解の
早い人には早く測定に移行できるようにし、理解の遅い
人、高齢者、年少者等にはより一層理解を深めて測定を
行ってもらえるようにするため、詳細な練習画面を提示
することにしたのである。その一例については、後述す
る。
【0042】視力測定画面G7には、また、裸眼視力測
定、他覚測定、片眼矯正視力測定、両眼視力測定の視力
測定の手順を説明する音声が流れると共に、この音声に
応じて、一連の測定の動画がムービー画像表示領域21
に表示され、顧客4は視力測定の手順を習得する。
【0043】測定手順を理解した後、顧客4はカーソル
18、19を用いて検眼測定ユニット12、13の間隔
を調整し、眼の位置を合わせて、ジョィステッィク15
のボタン16を押す。
【0044】すると、検眼測定ユニット12、13が作
動を開始し、視力測定が始まる。最初に、裸眼視力が測
定され、図5(b)に示すように、モニター装置10の
画面が裸眼視力表示画面G8に画面遷移して裸眼視力の
測定結果が表示される。なお、この裸眼視力測定では、
一方の眼に視力表が提示され、その測定終了後、他方の
眼に視力表が提示されて測定が行われるものである。す
なわち、この裸眼視力測定では、片眼ずつ視力測定が行
われる。
【0045】次いで、図5(c)に示すように、他覚測
定画面G9に画面遷移し、顧客4がムービーで習得した
手順に従ってジョイスティック15を操作をして測定を
行うと、他覚測定結果が他覚測定画面G9に表示され
る。この他覚視力の測定は両眼同時に実行される。
【0046】引き続いて、モニター装置10の画面が図
6(a)に示す片眼矯正視力測定画面G10に画面遷移
する。と同時に、画面10には、その測定の仕方が表示
される。
【0047】顧客4は赤力テスト練習画面G6で練習し
たように、光学系の内部に提示されたA〜Dの文字を見
ながらジョイスティック15を操作して、はっきり見え
た場合にボタン16を押す。赤力テストの結果が得られ
ると、図6(b)に示す片眼矯正視力測定画面G11に
画面遷移する。顧客4が視力測定練習画面G5で練習し
たように、光学系内に提示された視力表27を見ながら
ジョイスティック15を操作して、ボタン16を押す
と、片眼矯正視力結果が図6(b)に示す片眼矯正視力
測定画面G11に表示される。なお、この片眼矯正視力
の測定は片眼ずつ実行される。
【0048】これによって、自覚視力測定が実行され、
その測定結果が片眼矯正視力測定画面G11に表示さ
れ、引き続いて、モニター装置10の画面は図6(c)
に示す片眼視力測定画面G12に画面遷移する。顧客4
は光学系の内部に提示された放射線の方向が一様に見え
るかどうかを見ながら測定を行ない、一様に見えた場合
にボタン16を押し、異なるならばジョイスティック1
5を倒す操作を行う。この測定も片眼ずつ行われる。
【0049】放射線の方向が一様に見えた時点で、乱視
矯正が為されたと判断され、次いで、モニター装置10
の画面が、図7(a)に示す両眼矯正視力測定画面G1
3に画面遷移する。この両眼矯正視力測定では、検眼測
定ユニット12、13の内部に視力表27が同時に提示
され、顧客4はムービーで習得した測定手順に従って両
眼矯正視力を測定し、モニター装置10の画面は測定が
終了すると両眼矯正視力終了画面G14に画面遷移して
両眼矯正視力を表示する。
【0050】そして、モニター装置10の画面は、5秒
経過すると、図7(c)に示すメインシステム復帰画面
G15に画面遷移し、全測定が終了する。
【0051】
【変形例1】図14に示すように、測定手順説明画面G
4で、動画を見つつ測定手順の説明を受け(S.1)、
視力テスト練習画面G5に静止画として表示されている
視力表27を見つつ測定の練習をし(S.2)、練習結
果の正解が所定回数達したら(S.3)、視力測定画面
G7に移行し(S.4)、視力測定中(S.5)に異常
が生じたときには、後述する詳細説明画面に移行する。
【0052】所定回数達していないときには、視力テス
ト練習画面G5の練習で間違えたか否かを判断し(S.
6)、間違えていないときには測定手順説明画面S.2
に移行し、間違えたときには、二度続けて間違えたか否
かを判断し、1回間違えたのみのときには、測定手順説
明画面G4に移行し(S.1)、二度以上続けて間違え
たときには、詳細説明画面G4’に移行して説明を行っ
た後(S.8)、視力テスト練習画面G5(図4(b)
参照)に移行する(S.2)。
【0053】以上発明の実施の形態について説明した
が、眼鏡レンズ24の測定中に所定時間経過しても、眼
鏡レンズ測定装置5によって測定データが得られないと
きには、再度眼鏡レンズの測定手順を説明する動画又は
静止画を表示するようにすることが好ましい。
【0054】
【変形例2】本発明による測定手順の説明の他の例をの
詳細を下記に表として掲げる。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】
【表3】
【0058】
【表4】
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、顧客自らがスムーズに
検眼データの測定を行うことができるようにすると共
に、顧客自らに検眼データの測定を行わせたときでも、
得られる測定データの信頼性を極力確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の検眼システムの概要図である。
【図2】 本発明の検眼システムに用いる眼鏡レンズ測
定装置の概要を示す斜視図である。
【図3】 モニター装置の画面に表示される画像の説明
図であって、(a)は初期画面、(b)は眼鏡レンズ測
定画面、(c)は眼鏡レンズ測定終了画面を示す。
【図4】 モニター装置の画面に表示される画像の説明
図であって、(a)は測定手順説明画面、(b)は視力
テスト練習画面、(c)は赤力テスト練習画面を示す。
【図5】 モニター装置の画面に表示される画像の説明
図であって、(a)は視力テスト説明画面、(b)は裸
眼視力測定画面、(c)は他覚屈折力測定画面を示す。
【図6】 モニター装置の画面に表示される画像の説明
図であって、(a)は片眼矯正視力の赤力テストを示
し、(b)は片眼矯正視力の視力測定画面を示し、
(c)は片眼矯正視力の乱視測定を示す。
【図7】 モニター装置の画面に表示される画像の説明
図であって、(a)は両眼矯正視力測定画面を示し、
(b)は両眼矯正視力終了画面を示し、(c)はメイン
システム復帰画面を示す。
【図8】 本発明の検眼システムに用いる検眼装置の概
要を示す外観図である。
【図9】 本発明の検眼システムに用いる検眼装置の概
要を示す正面図である。
【図10】 眼鏡レンズの測定手順を説明する動画の一
こまを示す説明図であって、眼鏡レンズを測定部に載せ
た状態を示している。
【図11】 眼鏡レンズの測定手順を説明する動画の一
こまを示す説明図であって、眼鏡レンズ測定装置の画面
5aに表示されたリング像と十字線とを示している。
【図12】 検眼装置の測定手順を説明する動画の一こ
まを示す説明図であって、検眼装置に対面した状態を示
している。
【図13】 検眼装置の測定手順を説明する動画の一こ
まを示す説明図であって、検眼装置のジョイスティック
を操作している状態を示している。
【図14】 本発明に係わる検眼システムの変形例を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 顧客(来店者) 10 モニター装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 憲行 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 (72)発明者 西尾 幸治 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 (72)発明者 岡田 裕行 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 (72)発明者 加藤 康夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号株式会社トプ コン内 Fターム(参考) 2G086 HH02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 来店者自らが検眼測定できるように、そ
    の測定手順を示すモニターを備え、該モニターには測定
    データが得られるまでの間、測定手順を示す動画又は静
    止画が繰り返し提示されることを特徴とする検眼システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記測定手順の練習を示す練習画面が設
    けられていることを特徴とする請求項1に記載の検眼シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記測定手順を示す動画が眼鏡レンズ測
    定装置による眼鏡レンズの測定手順を説明するためのも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の検眼システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記測定手順を示す動画が検眼装置によ
    る視力の測定手順を説明するためのものであることを特
    徴とする請求項3に記載の検眼システム。
  5. 【請求項5】 前記検眼装置が前記眼鏡レンズ測定装置
    から前記眼鏡レンズ測定データを受け取ると、前記モニ
    ターの画面が前記眼鏡レンズの測定手順を示す動画から
    前記視力の測定手順を示す動画に切り替わることを特徴
    とする請求項4に記載の検眼システム。
  6. 【請求項6】 前記検眼装置が前記眼鏡レンズ測定装置
    から測定データを受け取ると、前記モニターの画面が前
    記眼鏡レンズの測定手順を示す動画から視力測定の練習
    を行うための練習画面に切り替わることを特徴とする請
    求項4に記載の検眼システム。
  7. 【請求項7】 前記視力測定の練習結果での正解が所定
    回数に達したとき、前記モニターの画面が前記練習画面
    から前記視力の測定手順を示す動画に切り替わることを
    特徴とする請求項6に記載の検眼システム。
  8. 【請求項8】 練習モードで所定回数以上間違えたとき
    に詳細説明画面に画面遷移することを特徴とする請求項
    7に記載の検眼システム。
  9. 【請求項9】 前記眼鏡レンズの測定中に所定時間経過
    しても測定データが得られないときには、再度眼鏡レン
    ズの測定手順を説明する動画又は静止画が表示されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の検眼システム。
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