JPH08111833A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH08111833A
JPH08111833A JP6246255A JP24625594A JPH08111833A JP H08111833 A JPH08111833 A JP H08111833A JP 6246255 A JP6246255 A JP 6246255A JP 24625594 A JP24625594 A JP 24625594A JP H08111833 A JPH08111833 A JP H08111833A
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JP
Japan
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display device
display
user
adjustment
use condition
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Pending
Application number
JP6246255A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Okauchi
茂樹 岡内
Sunao Kurahashi
直 倉橋
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/540,897 priority patent/US6600461B1/en
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示装置を使用する際の調整作業を簡素化で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 表示装置を使用する使用者の特徴に合わせて
視度調整、基線長調整、輻輳角調整を行うための複数の
調整部と、上記表示装置を使用する使用者の使用条件情
報を記憶するための記憶部とを設け、上記表示装置を使
用する際に、上記記憶部に記憶されている使用条件情報
に基づいて上記各調整部を調整することができるように
することにより、調整作業の煩わしさを減少させ、各調
整部の調整作業を簡素化するとともに、複数の人が使用
する場合の使い勝手を大幅に向上させることができるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示装置に係わり、例え
ば、液晶表示パネル等を用いた個人向けの画像表示装置
に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年、頭部に装着して使うゴーグルのよ
うに、2つのカメラによって得られた画像やCG画像
を、ディスプレイによって左眼および右眼のそれぞれに
表示し、これらの画像を通常通りに鑑賞したり、あるい
は立体視やパノラマ視をするものがある。
【0003】図8に、このような表示装置の一例を示
す。この表示装置は、頭部に装着して使うゴーグルのよ
うな形状に構成されたディスプレイであり、2枚の小型
液晶ディスプレイパネル(LCD)を使って、左眼およ
び右眼それぞれに映像を表示するようにしている。
【0004】そして、レンズを使って拡大表示すること
によって、たとえば約1m先に30インチ型のテレビが
あるかのような虚像表示を行うようにしている。したが
って、上記表示装置の場合には小さな機器でありなが
ら、大画面テレビを見ているかのように楽しむことがで
きる。
【0005】このような表示装置の主要な構成として、
表示部D、バックライト、LCDおよびレンズ群等から
なっており、観察者の左右の眼の間隔(基線長)に合わ
せて間隔が調整可能に構成されている。また、左右の目
に結像する際にピントを合わせるために視度調整ができ
るようになっている。これらの調整に関することは、例
えば、特開平5−48991号公報や特開平5−183
839号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の表示装置は複数の人で使用する場合、使用する度に上
記調整を行う必要があるので、その作業が非常に煩わし
かった。特に、家庭や職場で使用する場合は、複数の人
が使用する頻度が高く、調整部を調整し易く改善するこ
とを求められていた。
【0007】本発明は上述の問題点にかんがみ、頭部あ
るいは顔面に固定して使用するタイプの表示装置を使用
する際の調整作業を簡素化できるようにすることを第1
の目的とする。
【0008】また、本発明の第2の発明の目的は、個人
差の大きい視度の調整作業を簡素化できるようにするこ
とを目的とする。
【0009】また、本出願の第3の発明の目的は、個人
差の大きい基線長の調整作業を簡素化できるようにする
ことを目的とする。
【0010】また、本出願の第4の発明の目的は、個人
差の大きい輻輳角の調整作業を簡素化できるようにする
ことを目的とする。
【0011】また、本出願の第5および第6の発明の目
的は、個人差の大きい表示部の明るさとそのバランスの
調整作業を簡素化できるようにすることを目的とする。
【0012】また、本出願の第7および第8の発明の目
的は、個人差の大きい音量とそのバランスの調整作業を
簡素化できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、使
用者の左右の眼のそれぞれに対応した表示手段と、上記
表示手段の表示部を拡大して上記使用者に観察させるよ
うにする光学手段とを有し、上記使用者の頭部あるいは
顔面に固定して、映像および音声のうち、少なくとも映
像を鑑賞させるようにする表示装置において、上記表示
装置を使用する使用者の使用条件に応じた使用状態に各
部を調整するための調整部と、上記表示装置を使用する
使用者の使用条件情報を記憶するための記憶部とを有
し、上記記憶部に記憶された使用条件情報に基づいて上
記調整部を調整可能としたことを特徴とする。
【0014】また、本発明の他の特徴とするところは、
上記使用者の使用条件情報は視度情報であることを特徴
とする。
【0015】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は基線長情報であること
を特徴とする。
【0016】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は輻輳角情報であること
を特徴とする。
【0017】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は上記表示部の明るさ情
報であることを特徴とする。
【0018】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は上記表示部の明るさの
バランス情報であることを特徴とする。
【0019】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は音量情報であることを
特徴とする。
【0020】また、本発明のその他の特徴とするところ
は、上記使用者の使用条件情報は音量バランス情報であ
ることを特徴とする。
【0021】
【作用】本発明は上記技術手段よりなるので、記憶部に
記憶されている使用条件情報に基づいて、使用者の使用
条件に合わせて各部を調整することが可能となる。これ
により、調整作業の煩わしさが減少するので、調整部の
調整が簡単になり、複数の人が使用する場合の使い勝手
を大幅に向上させることができるようになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の表示装置の一実施例を図面を
参照して説明する。図1は実施例の表示装置1の表示部
の動作機構を詳しく表した図面である。図1において、
10は右眼用表示部、11は左眼用表示部であり、それ
ぞれ後述するレンズ群、LCD、バックライトから構成
されている。
【0023】12、13はそれ自体回転させることによ
り、上記レンズ群の1部を移動させて結像位置を変化さ
せる視度調整ダイヤルである。また、これらのダイヤル
12、13には目盛りがついており、左右の表示部に設
けられた指標により視度調整値が分かるようになってい
る。
【0024】30は頭部に装着される本体と一体的にフ
レームであり、20、21はフレーム30に対して、図
中X方向にスライド可能に構成された基線長ベースであ
る。左右の基線長ベース20、21には直線ラックが設
けられており、フレーム30に回動支持された歯車31
に噛み合っている。
【0025】そして、右基線長ベース20にはつまみ2
0aが設けられており、表示装置装着者の基線長に合わ
せるために、つまみ20aを持って、図中X方向に右基
線長ベース20を動かせば、左基線長ベース21も右基
線長20と同じ量だけ反対方向に移動する。また、つま
み20aは目盛りがついており、表示装置本体に設けら
れた指標により基線長が分かるようになっている。
【0026】22、23は基線長ベース20、21に回
転運動可能に支持された輻輳ベースである。左右の輻輳
ベース22、23には、それぞれレンズの設計上のアイ
ポントに配された眼球の中心(C)を中心とした円弧形
状をした回転ガイド溝24、25が設けてある。
【0027】これらの回転ガイド溝24および25は、
基線長ベース20、21にそれぞれ2本ずつ立てられた
ピン26、27に係合し、上記の眼球の中心(C)のま
わりを回転できるようになされている。
【0028】さらに、左右の輻輳ベース22および23
には、上記眼球の中心(C)を中心とした円弧状のラッ
クがそれぞれ設けられており、輻輳角を回転駆動させる
輻輳角ダイヤル32、33に取り付けられた歯車28、
29に噛み合っている。
【0029】そして、輻輳角ダイヤル32、33を回転
させることにより左右眼用表示部10、11は、左右そ
れぞれの光軸が、左右それぞれの上記眼球の中心(C)
を向いた状態で回転するようになっている。これらの輻
輳角ダイヤル32、33にも目盛りがついており、表示
装置本体に設けられた指標により輻輳角が分かるように
なっている。
【0030】また、フレーム30は頭部当接部2と連結
部30a、30bとを介して連結されており、表示装置
本体は図中X方向に摩擦抵抗を有した状態で移動可能と
なっている。
【0031】次に、本発明の表示装置1の内部構成を、
図2に示すブロック図を用いて具体的に説明する。図2
に示したように、再生部Pによって再生された画像信号
は、画像信号入力端子70、71から表示装置に入力さ
れる。
【0032】入力された画像信号は、再生信号処理回路
50、51を経て、LCD駆動回路52、53にそれぞ
れ入力され、入力される画像信号に応じてLCDが駆動
される。次いで、54、55はバックライト駆動回路で
あり、56、57はヘッドホンである。
【0033】上述したように、表示部は右眼用表示部1
0と、左眼用表示部11の2つがあり、それぞれレンズ
群14、15、LCD16、17、バックライト18、
19から構成されている。40、41は角度検出器で視
度調整ダイヤルの角度を検出できるようになっており、
その検出された角度は制御部45に入力され、ダイヤル
の目盛りと指標で決まる視度調整値に変換された値とし
て認識される。
【0034】42は基線長検出器で、上述の基線長調整
機構の基線長ベースの位置を検出できるようになってお
り、その検出された位置データは制御部45に入力さ
れ、装置本体と指標と操作つまみ20aの目盛りとで決
まる基線長値と認識される。
【0035】43、44は角度検出器で輻輳角ダイヤル
の角度を検出できるようになっており、その検出された
角度は制御部45に入力され、ダイヤルの目盛りと指標
で決まる輻輳角値に変換された値として認識される。4
6は2の表示部におけるそれぞれの視度調整値や基線長
値、さらには輻輳角値を記憶するためのEEPROMで
ある。
【0036】60はデータモード切替ボタンで、データ
記憶モード、っで表示モードおよびOFFモードがサイ
クリックに変わるボタンで、61は選択ボタン、62は
決定ボタンである。そして、63はテストチャート表示
ボタンである。
【0037】続いて、上記実施例における表示装置の使
用時の操作について説明する。本実施例の表示装置1を
快適に使用するためには、使用者の特徴に合わせて視度
調整、基線長調整、輻輳角調整を行う必要がある。
【0038】先ず、テストチャート表示ボタン63を押
すと両方の表示部に、たとえば白色の画面が表示され
る。ここで、両目に左右の白色画像が入るように表示装
置本体を頭部に取り付ける。
【0039】そして、さらにテストチャート表示ボタン
63を押すと左眼側表示部11に第4図に示されるよう
にテストチャートが表示される。そこで、画面の中心部
にあるチャートが鮮明に見えるように視度調整ダイヤル
13を回しピントを合わせ、次に、四隅にあるチャート
が同じ明るさに見えるように、基線長調整機構の操作つ
まみ20aを移動させる。
【0040】続いて、テストチャート表示ボタン63を
再度押すと、今度は右眼側表示部に同じチャートが表示
され、左眼側と同様に視度調整を行う。次に、テストチ
ャート表示ボタン63を押すと、両方の画面にチャート
が表示される。この時、右眼側において画面の四隅のチ
ャートの明るさが同じであれば、輻輳角を選択する。輻
輳角は0°(平行)、0.75°1.5°の3つのポジ
ションを選択できるようになっている。
【0041】たとえば、1.5°は基線長65mmのと
き約2.5mにスクリーンがある状態に相当する。一
方、四隅にあるチャートの明るさが違っていれば、両方
の画面で四隅のチャートの明るさが同じになるように基
線長を変更しつつ表示装置本体を図1図中X方向に移動
させる。その作業後上記輻輳角の選択を行う。そして、
もう1度テストチャート表示ボタン63を押すことでテ
ストチャートの表示は消え再生部の画像信号が表示部に
表示される。
【0042】ところで、本表示装置は家庭や職場等での
使用を意識した構成、すなわち、数人で表示装置を使用
することに特に配慮した構成になっている。具体的に
は、上述の視度、基線長、輻輳角のデータをEEPRO
M46に記憶できるようになっている。以下、図3を参
照しながら説明する。
【0043】使用者が快適に鑑賞できるよう調整された
状態でデータモード切り替えボタン60を押すとデータ
記憶モードとなり、画面表示は図3(a)のような状態
になり、図中□が点滅する。
【0044】この状態で選択ボタン61を押すと、Aか
ら順番にボタン61を押す毎にB,C・・・と進んで行
く。そして、所望の文字になったところで決定ボタン6
2を押すと、図3(b)のような表示になる。この表示
画面では、左右の視度と基線長と輻輳角が表示され、そ
の値はそれぞれの検出器の出力値から各種目盛りの値と
対応したデータが表示されている。
【0045】この時、選択された文字がすでに使用され
た文字であれば、その選択はキャンセルされ、図3
(a)のような表示のままで入力待ちの状態になる。一
方、表示されたデータでよければ決定ボタン62を押
し、そうするとデータ記憶モードは終了してOFFモー
ドとなり、表示は消える。
【0046】このようにして、選択される文字は使用者
のイニシャルを設定できるので便利である。また、表示
されたデータを記憶したくない場合は、選択ボタンを押
しながら決定ボタンを押すことによりキャンセルされ、
記憶されないでOFFモードとなる。なお、このデータ
の記憶は、たとえば10人分のデータを記憶することが
できるようになっている。
【0047】次に、本実施例の表示装置1を鑑賞する時
の操作を説明する。複数の人数で使用することを考える
と、表示装置1の調整位置が使用する人の位置を合致し
ていない可能性がある。そこでデータモード切替ボタン
60を2度押しデータ表示モードにする。
【0048】そのときの画面表示は、図3(c)に示す
ようになる。図3(c)では、文字A〜Eまでの文字が
表示され、5人のデータが記憶されていることを示して
いる。ここで、選択ボタン61を押すと文字Aが点滅し
さらに選択ボタン61を押して行くとデータが順番に点
滅していく。
【0049】そして、所望のデータすなわち自分のデー
タのところで決定ボタン62を押すと、図3(d)に示
す状態になる。その時の表示データは、データ記憶モー
ドで記憶された左右の視度と基線長と輻輳角が表示され
ている。そして、そのデータを見ながら本体の調整部を
そのデータ通りに合わせれば前述の調整手順を踏む必要
はない。
【0050】このように、視度、基線長、輻輳角という
個人差のある調整もその個人のデータを記憶しその値を
見て調整することにより、装置を使用する度に装着して
調整するといった煩雑な調整手順を踏む必要がなくなる
ので、簡単に装置を使用できるようになる。
【0051】次に、本発明の表示装置の第2の実施例
を、図4および図5を参照しながら説明する。この第2
の実施例の特徴は、調整項目を視度と基線長の2種類に
するとともに、モータを使用して操作時の調整を自動化
したことと、さらに左右の表示部の明るさおよび音量も
自動的に調整可能としている。また、基線長を左右独立
に調整する方式とし、調整作業の簡素化を図っている。
【0052】以下、その動作機構を説明するが第1の実
施例と同じ構成のものは同じ番号とし詳しい説明は省
く。図4において、10は右眼用表示部、11は左眼用
表示部であり、それぞれ後述するレンズ群、LCD、バ
ックライト等から構成されている。112、113はそ
れ自体回転させることにより信号を発し、上記レンズ群
の1部を不図示のモータにより移動させて結像位置を変
化せる視度調整ダイヤルである。
【0053】130はフレームである。120、121
はフレーム130に対して、図中X方向にスライド可能
に構成された基線長ベースである。左右の基線長ベース
120、121には直線ラックが設けられており、フレ
ーム130に回動支持された歯車131、132に噛み
合っている。
【0054】右基線長ベース120は、操作部134か
らの信号により歯車132に連結された不図示のモータ
が回転し、その結果右眼用表示部10が図中X方向に移
動する。同様に左基線長ベース121は操作部133か
らの信号により歯車131に連結された不図示のモータ
が回転する。その結果、左眼用表示部11が図中X方向
に移動する。輻輳角は、たとえば1.5°に固定されて
いる。また、フレーム30には頭部当接部2と連結部1
30a、130bを介して連結されている。
【0055】次に、第2の実施例の構成を、図5に示す
ブロック図を用いて具体的に説明する。なお、以下の説
明においても、第1の実施例と同様な構成のものは同じ
番号を付して詳しい説明は省く。
【0056】再生部Pによって再生された画像信号は、
画像信号入力端子70、71から表示装置1に入力され
る。入力された画像信号はそれぞれ再生信号処理回路5
0、51を経て、LCD駆動回路52、53に入力さ
れ、入力される画像信号に応じてLCDが駆動される。
また、54、55はバックライト駆動回路であり、5
6、57はヘッドホンである。
【0057】表示部は右眼用表示部10と、左眼用表示
部11の2つがあり、それぞれレンズ群14、15、L
CD16、17、バックライト18、19から構成され
ている。
【0058】80、81は視度を調整するために操作部
112、113からの信号により前記レンズ群14、1
5の一部を移動させるためのモータ、82、83はその
駆動回路、84、85は角度検出器であり、その検出さ
れた角度は制御部45に入力されている。
【0059】86、87は基線長を調整するために操作
部133、134の信号により左右それぞれの表示部を
離間させたり近接させたりするためのモータ、88、8
9はその駆動回路、90、91は位置検出器で、その検
出された位置は制御部45に入力され二つの検出値から
の左右の表示部の間隔すなわち基線長が検出できるよう
になっている。
【0060】また、46は2つの表示部におけるそれぞ
れの視度調整値や基線長値、さらには輻輳角値を記憶す
るEEPROMである。そして、95はデータモード切
替ボタン、96は選択ボタン、97は決定ボタンであ
る。また、98はテストチャート表示ボタンである。
【0061】続いて、上記実施例における使用時の操作
について説明する。本表示装置1を快適に使用するため
には、視度調整、基線長調整を行う必要がある。まず表
示装置本体を頭部に取り付け、そしてさらにテストチャ
ート表示ボタン98を押すと左眼側表示部に、図6に示
されるようなテストチャートが表示される。
【0062】そして、操作部113を回すとそれに連動
してレンズ群15が移動しピント状態が変化し画面の中
心部にあるチャートが鮮明に見えるようにする。さら
に、操作部133を操作することによって四隅にあるチ
ャートが同じ明るさに見えるようにする。
【0063】続いて、再度ボタン98を押すと今度は右
眼側表示部に同じチャートが表示され、左眼側と同様に
視度調整および基線長調整を行う。次に、ボタン98を
押すと、白色画像が所定時間毎に交互に表示される。
【0064】そして、左右が同じ明るさに見えるように
明るさ操作部100、101を操作する。ここで、操作
部100は左右同じ明るさを増減させ、操作部101は
左右のバランスを変えることができる。左右の明るさが
同じになったらボタン98を押し、続いて音量調整に入
る。この調整は明るさの調整と同じで操作部102で音
量、操作部103でバランスを調整し左右の音量が適正
になったらボタン98を押して調整は終了する。
【0065】第2の実施例による表示装置1は、上述の
視度、基線長と左右の明るさのバランス、さらに音量と
バランスに関するデータをEEPROM46に記憶でき
るようになっており、その値に基づき装置を自動的に調
整できるようになっている、以下第8図を元に説明す
る。ここでデータ記憶モード時の操作は第一の実施例と
同様なので説明は省略する。
【0066】次に、本実施例の表示装置を鑑賞するとき
の操作を説明する。複数の人数で使用することを考える
と、表示装置1の調整位置が使用する人の位置と合致し
ていない可能性がある。
【0067】その時は、データモード切替ボタン95を
2度押しデータ表示モードにする。そのときの画面表示
は図7(a)となる。図7では、文字A〜Eまでの5人
のデータが記憶されていることを示している。ここで、
選択ボタン96を押すと文字Aが点滅し、さらに選択ボ
タン96を押していくと、データが順番に点滅してい
く。
【0068】そして、所望のデータ、すなわち自分のデ
ータのところで決定ボタン97を押すと、図7(b)の
状態になる。その時の表示データは、データ記憶モード
で記憶された左右の視度と基線長の値が表示され、その
ほかに明るさと音量のデータが記憶されていることを示
している。
【0069】そして、そのデータを採用して良ければ、
再度決定ボタン97を押す。するとそのデータに基いた
視度、および基線長になるよう自動的に各部が駆動さ
れ、明るさと音量が調整されるのである。
【0070】このように視度、基線長および明るさと音
量という個人差のある調整もその個人のデータを記憶し
その値を元に自動的に調整することにより、装置を使用
する度に調整するといった煩雑な調整手順を踏む必要が
なく簡単に装置を使用できるのである。
【0071】
【発明の効果】本発明は上述したように、請求項1に記
載の発明によれば、表示装置を使用する使用者の使用条
件を記憶部に記憶し、その記憶された条件に基いて各調
整部を調整することができるようにしたので、表示装置
を使用する際の調整作業を大幅に簡素化することができ
る。
【0072】請求項2に記載の発明によれば、表示装置
を使用する使用者の使用条件情報を視度情報としたの
で、表示装置を使用する際に個人差の大きい視度の調整
作業を簡素化することができる。
【0073】請求項3に記載の発明によれば、表示装置
を使用する使用者の使用条件情報を基線長情報としたの
で、表示装置を使用する際に個人差の大きい基線長の調
整作業を簡素化することができる。
【0074】請求項4に記載の発明によれば、表示装置
を使用する使用者の使用条件情報を輻輳角情報としたの
で、表示装置を使用する際に個人差の大きい輻輳角の調
整作業の簡素化ができる。
【0075】請求項5および請求項6に記載の発明によ
れば、表示装置を使用する使用者の使用条件情報を表示
部の明るさ情報および明るさのバランス情報としたの
で、表示装置を使用する際に個人差の大きい表示部の明
るさの調整、およびそのバランス調整作業を簡素化する
ことができる。
【0076】請求項7および請求項8に記載の発明によ
れば、表示装置を使用する使用者の使用条件情報を音量
情報および音量のバランス情報としたので、表示装置を
使用する際に個人差の大きい音量の調整、およびそのバ
ランス調整調整作業を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の機構を説明する図であ
る。
【図2】本発明の一実施例を示す表示装置の一例を表す
ブロック図である。
【図3】本発明による表示装置の調整時の表示画面を示
す図である。
【図4】本発明の第2の実施例による表示装置の機構を
説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施例による表示装置を表すブ
ロック図である。
【図6】本発明による表示装置の調整時に使用するテス
トチャートを示す図である。
【図7】本発明の第2の実施例による表示装置の調整時
の表示画面を示す図である。
【図8】一般的な頭部装着型の表示装置の外観斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 表示装置 2 頭部当接部 10 右眼用表示部 11 左眼用表示部 12、13 視度調整ダイヤル 20、21 基線長ベース 20a つまみ 22、23 輻輳ベース 24、25 回転ガイド溝 26、27 ピン 30 フレーム 32、33 輻輳角ダイヤル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 13/04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の左右の眼のそれぞれに対応した
    表示手段と、上記表示手段の表示部を拡大して上記使用
    者に観察させるようにする光学手段とを有し、上記使用
    者の頭部あるいは顔面に固定して、映像および音声のう
    ち、少なくとも映像を鑑賞させるようにする表示装置に
    おいて、 上記表示装置を使用する使用者の使用条件に応じた使用
    状態に各部を調整するための調整部と、 上記表示装置を使用する使用者の使用条件情報を記憶す
    るための記憶部とを有し、 上記記憶部に記憶された使用条件情報に基づいて上記調
    整部を調整可能としたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 上記使用者の使用条件情報は視度情報で
    あることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 上記使用者の使用条件情報は基線長情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 上記使用者の使用条件情報は輻輳角情報
    であることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記使用者の使用条件情報は上記表示部
    の明るさ情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    表示装置。
  6. 【請求項6】 上記使用者の使用条件情報は上記表示部
    の明るさのバランス情報であることを特徴とする請求項
    1に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 上記使用者の使用条件情報は音量情報で
    あることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 上記使用者の使用条件情報は音量バラン
    ス情報であることを特徴とする請求項1に記載の表示装
    置。
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