JP3151770B2 - 複眼式画像表示装置 - Google Patents
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Description
RT等の小型表示素子の画像情報を拡大して、観察者の
前方に虚像として結像表示する複眼式画像表示装置に関
するものである。
ては写真、TV、映画等がある。科学技術の発達ととも
に上記の各表示装置はより広い画角や高精細な表示の高
性能化が図られ、例えばハイビジョンTVは従来のカラ
ーTVに比べ走査線の数を増やし、画面サイズも大型化
し臨場感あふれる映像を提供できる仕様になっている。
表示装置は、高性能化を図ると大型化につながり、携帯
性や汎用性が損なわれ、コスト高になる。また、反対に
携帯性を優先すると、必然的に画面サイズが小さくな
り、画角の広い画像を提供できなくなるという問題点が
あった。
レイにNTSCやHD信号対応のデバイスを用いると、
アスペクト比が固定されてしまい、映像として観察者が
望むアスペクト比を得る自由度が少なくなるという問題
点があった。
眼式画像表示装置を得ることを目的とする。
画像観察者の頭部に搭載・固定される小型ディスプレイ
によって解決する。本発明において画像観察者は画像情
報を表示する画面を直接観察するのではなく、該画像情
報の拡大された虚像を観察する。画像情報はまず装置内
に組み込まれた小型の表示装置に映し出されるが、これ
を光学的パワーを持ったレンズやミラーやその他の光学
素子で拡大し観察者の前方に虚像として結像させ観察者
に提示するので、小型・軽量でありながら広画角で高精
細な表示を提供するシステムが実現できる。
眼用に二系統有しており、両眼に対して別々の画像情報
を提供することができる。そのため本発明においては例
えば水平方向の画角の大きいパノラマ画像を二分割して
それぞれの系統にて表示し、1つのパノラマ画像として
観察者に提供することができるのでさらなる広画角化が
達成できる。
の眼にステレオペアの画像を提示し、2つの画像が容易
に融像するように光学系配置を調節する機構を持たせる
ことで立体画像表示装置としても機能する表示装置を構
成することができる。そしてまた、上記の光学系配置の
調節と両眼に提示する画像とを適当に対応させること
で、従来にない全く新しい画像である2次元画像と3次
元画像が混在した「アスペクト比可変画像」を提供する
ことができる。各請求項の発明の構成は次のとおりであ
る。請求項1の発明の画像表示装置は画像情報を表示す
る左右眼用の各々の表示器と、レンズ系と前記画像情報
を拡大し観察者の前方に虚像として結像させる光学素子
を含む光学系と、前記左右眼用の虚像の少なくとも一方
を水平方向に移動させる虚像移動手段を有する複眼式画
像表示装置であって表示器、レンズ系、光学素子が相対
的位置関係を保存したまま観察者の瞳中心を中心として
水平方向に回転運動し、所定の位置にて表示を固定する
固定手段を有することを特徴としている。請求項2の発
明の画像表示装置は画像情報を表示する左右眼用の各々
の表示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の
前方に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、
前記左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動
させる虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であっ
てレンズ系、光学素子の二つの部分は本体に固定したま
ま表示器のみを水平方向に自由に移動させることで観察
者の観察し得る虚像の位置を水平方向に自由に移動さ
せ、所定の位置にて表示を固定する表示器移動手段を有
することを特徴としている。請求項3の発明の画像表示
装置は画像情報を表示する左右眼用の各々の表示器と、
レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方に虚像と
して結像させる光学素子を含む光学系と、前記左右眼用
の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させる虚像移
動手段を有する複眼式画像表示装置であって光学素子は
本体に固定したまま表示器及びレンズ系を水平方向に自
由に移動させることで観察者の観察し得る虚像の位置を
水平方向に自由に移動させ、所定の位置にて表示を固定
する表示器及びレンズ系移動手段を有することを特徴と
している。請求項4の発明の画像表示装置は画像情報を
表示する左右眼用の各々の表示器と、レンズ系と前記画
像情報を拡大し観察者の前方に虚像として結像させる光
学素子を含む光学系と、前記左右眼用の虚像の少なくと
も一方を水平方向に移動させる虚像移動手段を有する複
眼式画像表示装置であって表示器及び光学素子は本体に
固定したままレンズ系のみを水平方向に自由に移動させ
ることで観察者の観察し得る虚像の位置を水平方向に自
由に移動させ、所定の位置にて表示を固定するレンズ系
移動手段を有することを特徴としている。請求項5の発
明の画像表示装置は画像情報を表示する左右眼用の各々
の表示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の
前方に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、
前記左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動
させる虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であっ
て表示器、レンズ系、光学素子は本体に固定したまま観
察者の観察し得る虚像の位置を水平方向に自由に移動さ
せ、所定の位置にて表示を固定する観察者の瞳と表示器
の間に挿入された光学的偏向手段を有し、前記光学的偏
向手段が電気的に頂角を変化させることの出来る頂角可
変プリズムで構成されていることを特徴としている。請
求項6の発明の画像表示装置は画像情報を表示する左右
眼用の各々の表示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大
し観察者の前方に虚像として結像させる光学素子を含む
光学系と、前記左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平
方向に移動させる虚像移動手段を有する複眼式画像表示
装置であって表示器、レンズ系、光学素子は本体に固定
されたまま観察者の観察し得る虚像の位置を水平方向に
自由に移動させ、所定の位置にて該表示を固定する表示
器と観察者の瞳との間に挿入された可動反射光学系機構
を備えたことを特徴としている。請求項7の発明は請求
項1から6のいずれか1項の発明において一対の両眼視
差画像を左右の表示器にそれぞれ表示し観察者が両眼に
て二つの虚像を同時に観察することによって一つの立体
画像を認識できるようにしたことを特徴としている。請
求項8の発明の画像表示装置は画像情報を表示する左右
眼用の各々の表示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大
し観察者の前方に虚像として結像させる光学素子を含む
光学系と、前記左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平
方向に移動させる虚像移動手段を有する複眼式画像表示
装置であって左眼用の虚像の右側の一部の領域と右眼用
の虚像の左側の一部の領域とが重畳して表示されるよう
な位置で固定させ、この虚像の重畳する領域には立体画
像として観察が可能な両眼視差画像を、その他の領域は
前記両眼視差画像と違和感なく接続する二次元画像を左
右の表示器に表示し、観察者が両眼にて二つの虚像を同
時に観察することによって2次元画像と3次元画像が混
在した画像が認識できるようにしたことを特徴としてい
る。請求項9の発明は請求項1から7のいずれか1項の
発明において左眼用の虚像の右側の一部の領域と右眼用
の虚像の左側の一部の領域とが重畳して表示されるよう
な位置で固定させ、この虚像の重畳する領域には立体画
像として観察が可能な両眼視差画像を、その他の領域は
前記両眼視差画像と違和感なく接続する二次元画像を左
右の表示器に表示し、観察者が両眼にて二つの虚像を同
時に観察することによって2次元画像と3次元画像が混
在した画像が認識できるようにしたことを特徴としてい
る。
る。図1において、1は本体2の前面部に設けられた透
明窓であり、この本体2は軽量なプラスチック等で人間
の頭部に密着しやすい形状例えばU字状に成型されてい
る。3は本体2の両端部に取付けたベルトであり、本体
2はベルト3によってゴーグルのように頭部へ装着され
る。図1では左眼に対して画像を表示する部分のみを透
視図で示しているが、右眼用の表示部もまた対称に配置
されていることはいうまでもない。
示器8からの光束を着用者の瞳の方向へ偏向させて表示
器上の表示を前方に虚像として結像させる機能を有す
る。本実施例では虚像結像用光学素子4として湾曲した
非球面ハーフミラーを使用しており、前記透明窓1を通
して外界の景色と緑色の表示とを重畳して観察すること
が可能になる。
ワーを有しているため、画像を大きく拡大し遠方に結像
させることが可能である。さらに、光学的収差を補正す
る機能も併せ持っている。非球面ハーフミラー以外で虚
像結像用光学素子に適するものとしては、一般レンズ
系、ホログラム等があるが、本発明の場合、光学素子が
必ずしも反射型である必要はなく、表示器等を観察者の
前方に配置し、透過型光学素子にて虚像を拡大表示する
構成にすることもできる。
光学素子4のみでは十分補正しきれなかった収差を補正
したり、光学的物面を中間結像させたりするために挿入
されている。
ンチの液晶光学素子(以下、LCD称す)を用いてい
る。9は照明器であり、ここでは冷陰極管より構成され
るバックライト光源を用いている。
光学素子4、リレー光学系7、LCD8、照明器9は固
定台5上に相対的配置が変化しないように固定され、本
体2内に収納されている。
であり、このバッテリーからの電流はリード線10,1
2により画像表示部、音声出力部へと送られる。なお、
本装置の電源は本体2に小型バッテリー11を搭載せ
ず、リード線(図示せず)を介して外部から供給する形
態をとってもよい。
介して音声信号生成装置18より送られてくる音声信号
を増幅し、スピーカー16を駆動する。この小型アンプ
15もまた上記小型バッテリー同様本体2に搭載せずに
外部に設置し、リード線(図示せず)で音声信号のみ供
給する形態をとることができる。
くるよう設置され、画像に対応した音声を再生する。音
声は左右のスピーカーを利用してステレオ音声を出力す
ることができる。また、画像信号は画像信号生成装置1
7よりリード線13を介して送られ、アンプ(図示せ
ず)で中継されてLCD8に入力される。この入力され
る画像信号としてはビデオ信号、コンピューターの画像
信号等がある。
態を図2について説明する。図2は本装置を上方から見
た配置図で、簡略化のため本体2内の表示投影光学系の
みを示し、図中の符号等は左右対称のため特に必要なも
のを除き右眼用の配置図にのみ記入している。
素子は観察者の眼球中心より70mm離し、光軸24に
対して45°傾ける。他の光学系(リレー光学系7、L
CD8、照明器9としてのバックライト光源)はこの反
射型光学素子4に平行でLCD8の表示面との距離が1
00mmになるように配置する。
型光学素子4によって観察者の瞳の方向に回折され、眼
球中心より距離aの位置に虚像23となって結像する。
虚像23は光軸24に対して垂直で、表示22の大きさ
hに対し虚像23はβ倍に拡大され大きさHの像となっ
て結像する。このとき光軸24を両眼球中心を結んだ基
線OR OL (長さL)の垂直二等分面25に対してθだ
け傾けるとする。
察するために、左右両眼用の虚像が面25上で隙間なく
隣合う必要がある。このため右眼用の虚像の左端と左眼
用の虚像の右端が図中のように面25上の点Nで接する
よう上記角度θを調整しておくものである。
0)、基線OR OL と直線OR Nとの角度をα(α>
0)とすると、右眼用光学配置の場合θ=90°−ω−
αである。ただし、ω=tan-1(H/2a)、α=c
os-1(Lcosω/2a)である。
8mm、β=40倍、a=1500mmとしてあるの
で、θ=−20.97°となった(ただし、逆時計回り
方向への回転を+とみなす)。この場合、θがこの角度
になるよう固定台5の配置を調整している。
しているとき、その画角は約4ω=88.48°とな
り、非常に広画角の画像を提供することができる。ただ
し、通常人間の眼は外側へは回転しないので、このとき
観察者の視線の軸はθ=0°の方向を向いており、注視
点は点P近傍となり、高画角の領域の画像は若干認識し
にくくなる。しかし、一般に注視点より大きく離れた点
は元来視力が低下するため、あまり問題とならない。
の画像の例であり、本装置により、これら表示画像の拡
大された虚像を観察すると、図3(b)のような水平方
向に画角の広いパノラマ画像が得られる。
ノラマ画像を提供したが、本装置の固定台5を虚像移動
手段として移動可能に構成することにより、立体表示装
置として機能させることができる。装置構成は図1とほ
とんど同じであるので、立体表示装置としての構成上の
変更点を、前記図1と同一部分に同一符号を付して重複
説明を省略した図4について示す。
厚さ5mmの円形突起41と、その突起から飛び出した
直径(φ)5mmのつまみ44が2個形成されている。
それぞれのつまみは本体2に形成された幅5mm強のガ
イド穴43を貫通している。
見た図である。ガイド穴43は観察者の眼球中心51
(OR )を中心とする同心円状に2列配置されている。
ガイド穴43の然るべき位置には上記円形突起41と同
型の円形溝42が形成されており、通常使用する状態で
は固定台5の重みで円形突起41は円形溝42にはめ込
まれて固定されている。
つまみ44を上方へ押し上げ、ガイド穴43に沿って固
定台5を移動させ、別の円形溝42の位置で円形突起4
1とかみ合わせ固定することが可能である。
台底面の一方の円形突起の中心とは同軸上にあるように
配置され、さらにもう一方の円形溝42の位置が図5中
δが変化しないよう考慮されているので、観察者の瞳に
対する反射型光学素子4の相対位置、傾き角は移動の前
後でも変化しない。また、各円形溝42の位置について
後述する立体視用の固定台配置決定法によりあらかじめ
決定している。
的に行ったり、微調整機構・無段階移動機構を付加した
りして容易に改良できるが、簡略化のため具体例を列挙
することは省略する。
表示を行う形態について説明する。一般に立体視は両眼
視差を有する2枚の画像(ステレオペア)をそれぞれ左
右の眼に独立に提示してやることで可能となる。ただ
し、この画像の提示の際に前記のパノラマ画像表示の例
のように2つの虚像が空間的に大きく分離して提示され
ている場合は融像が困難で、着用者に疲労感や不快感を
与えてしまう。そのため2つの虚像の位置が重なるよう
に提示してやれば融像はより容易になる。
学的配置を示すもので、前記図2と同一部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。前述した通り、反射型
光学素子4は眼球中心に対する距離や光軸24に対する
傾きを変えずにθのみを変えるような回転運動を行うか
ら、虚像23の結像性能、眼球中心からの距離は変化し
ない。
虚像位置が重なるよう、左右の虚像の中心がともに面2
5上にある位置まで固定台5の回転を行う。図中右眼用
虚像23の中心点Mは面25上にあり、左眼用虚像は面
25をはさんでそれに対称的に結像している。このとき
光軸24の面25に対する傾き角θはθ=sin-1(L
/2a)という関係を満足している。
mmとしてあるので、右眼用光学系においてθ=+1.
24 °となった(ただし、逆時計回り方向への回転を
+とみなす)。よって、このとき固定台5の回転角がこ
の角度になるよう移動量を調整している。本実施例によ
って立体画像を観察しているとき、その画角は約2ω=
44.24°となる。
の画像例である。左右の画像は互いにステレオペアとな
っている。本装置にて、上記の条件でこれら表示画像の
拡大された虚像を観察すると、図7(b)のような立体
画像が得られる。このとき虚像の結像位置と注視点が中
心点Mに一致しており、かつ両眼用の光学系のなす角2
θを人間の輻輳角に一致させているために、観察者は違
和感・疲労感の少ない立体画像を観察することができ
る。
3次元画像(3D)の混在した画像(以下、2D−3D
混在画像と称する)を表示する形態を説明する。装置構
成は前記のパノラマ画像表示、立体画像表示の場合とほ
とんど同様であるが、光学系の回転移動角度と画像の入
力方法が異なっているので、この2点について説明を行
う。
の光学的配置を示した図である。左右の虚像は重畳して
いるが、立体画像表示とは違い全領域で重畳するのでは
なく、左右画像の一部分のみ重畳する構成になってい
る。このとき右眼用虚像23は虚像の中心点Mより左寄
りの点Nで面25と交わっており、左眼用虚像は面25
をはさんでそれと対称的に配置されている。
察できるのは図中点AR から点BLまでの領域(3D領
域)で、AR より左側の領域とBL より右側の領域(2
D領域)では2次元画像を観察することになる。図中に
おいて、面25と平行で右眼球中心OR を通る面26と
虚像23との交点をP、AR より面26に下ろした垂線
の足をQとする。
者の基線OL OR に沿った方向の長さl1 で表すと、l
1 =2・(AR Q−L/2)となり、AR Q=a・ta
n(ω+θ)なので、θ=tan-1(l1 /(2a)+
L/(2a))−ωと表せる。また、2D領域の広さを
線分AL AR の観察者の基線OL OR に沿った方向の長
さl2 で表わすと、l2 =H・cosθ−l1 と表せ
る。
mm、H=1219.2mmとしてあるので、3D領域
の広さl1 がH/2=609.6mmとなるように設定
したとき、右眼用光学系において、θ=−9.45°と
なった(ただし、逆時計回り方向への回転を+とみな
す)。
角度になるよう移動量を調整している。また、このとき
の2D領域の広さl2 は593.05mmとなった。上
記の装置構成によって、立体及びパノラマ混在の画像を
観察しているとき、その全体の画角は約61.83°と
なり、そのうち立体視可能な領域の画角は約22.12
°となった。
の画像の例である。左右の画像はステレオペアとなって
いるが、左眼用画像のAの領域に対応する右眼用画像の
領域は存在せず、右眼用画像のDの領域に対応する左眼
用画像の領域も存在しない。しかし、左眼用画像のBの
領域と右眼用画像のCの領域の画像は互いに対応してお
り、本装置にてこれら表示画像の拡大された虚像を観察
すると、図9(b)のような2D・3D混在の画像が得
られる。
さを609.6mmとし、拡大倍率β=40倍としてい
るので、LCD8上での領域Bと領域Cの広さは各1
5.24mmと設定した。この様に固定台5に前述のよ
うな移動機構を持たせることによって、1台でパノラマ
画像表示や立体画像表示の両方に対応し、かつ上記のよ
うなパノラマ及び立体画像混在の表示を提供し得る装置
を構成することができる。
装置の主な構成は前記実施例とほとんど同様であるが、
前記第1実施例においては虚像の結像位置を回転移動さ
せるために表示光学系を設置した固定台5を回転させて
いたのに対し、本実施例では反射型光学素子4、7、L
CD8、9よりなる表示投影光学系を本体2に固定して
いる。
に、反射型光学素子4と観察者の瞳との間に配置された
光学的偏向手段としての頂角可変プリズム(以下、VA
Pと略称する)V1、V2によって、反射型光学素子4
より反射回折した光束を偏向させて観察者の瞳に入射さ
せて虚像の移動を行っている。
11、V12 は支持具、V12、V22はアクチュエ
ーターである。
57−7416号公報に示されたVAPの構成を示すも
ので、図13において120と121は透明ガラス板、
123は透明液体、124はガラス板121を駆動する
制御系である。
0、121が平行な場合、VAPに入射する光線は偏向
をうけない。しかし、図13(b)のように制御系12
4によりガラス板121が傾けられると、2枚のガラス
板120、121に挟まれた透明液体123が適当な頂
角のプリズム作用をなし、光線を偏向させることができ
る。
である。本装置においては駆動回路V00により2つのV
AP V1,V2の頂角を独立に制御しているので、虚
像の結像状態の劣化を低く抑えたままV01により指定さ
れる任意の回転角θを実現できる。
用のリレー光学系7を挿入すれば、虚像の結像状態の劣
化をより低く抑えることができる。
る手段としては、図14に示すような2つの頂角固定プ
リズムの光軸周りの回転によって偏向角度を調整するも
の、図15に示すような2つの頂角固定プリズムの横ず
らしによるもの等があり、本実施例におけるVAPに置
き換えて使用することができる。
は前記第1実施例の装置において光軸24の回転角θを
0°にした場合と同様である。しかし、VAPの制御に
より、回転角θを−20.97°になるよう設定すれば
水平方向に画角の広いパノラマ画像を表示することがで
きる。また、回転角θを+1.24°になるよう設定す
れば立体画像を表示することができる。
う設定すればパノラマ及び立体混在の画像を表示するこ
とができる。本装置の観察者はVAPの駆動回路に接続
された偏角調整スイッチV01によって上記の3段階の表
示画像状態を切り替えることができるが、回転角θを連
続的に変化させて各段階の中間の状態を自由に設定する
こともできる。
前記第1実施例同様に表示器8に表示する画像データを
それぞれの目的に対応したものに切り替えることは言う
までもない。
装置の主な構成は前記図1に示す第1の実施例とほとん
ど同様であるが、異なる点は小型表示器8と照明器9を
横ずらしして虚像の結像位置を移動させていることであ
る。図中、30は小型表示器8と照明器9を移動させる
ためのアクチュエータ、31はアクチュエータ30を制
御するための駆動回路、32は制御量調整スイッチであ
る。
4とリレー光学系7による虚像の結像状態を示してい
る。本実施例における虚像の結像状態の特徴は、倍率は
前記実施例と同等であるのに、物体面と像面における物
体高及び像高が高いことである。物体高は表示器8の大
きさ以上の範囲をカバーしており、像高はそれに対応し
て広い範囲にわたっている。
態について図18を用いて説明する。装置構成は前記図
1とほどんど同じであるので、図18に本実施例の装置
構成上の変更点を示す。図中、小型表示器8は照明器9
と一体化されて自由に水平移動できるが、表示面は常に
図17で示した拡大結像系の物体面上にある。なお、図
18において、前記図2と同一部分には同一符号を付し
て重複説明を省略する。
観察者から最も遠い位置に移動し、右眼用の虚像の左端
と左眼用の虚像の右端が図示のように面25上の点Nで
接する状態となっている。よって、前記第1実施例同様
にパノラマ表示用の画像提示を行えば、観察者は切れ目
のないパノラマ画像を観察することが可能となる。
の中心と左眼用の虚像の中心を図示にように面25上の
点Nで一致させて立体画像表示の状態を与えたり、図2
0のように右眼用の虚像の一部と左眼用の虚像の一部を
図示のように面25上の点Nでオーパーラップさせてパ
ノラマ及び立体混在の画像表示の状態を与えることも容
易に可能である。
路31に接続された横ずらし量調整スイッチ(図示せ
ず)によって上記の3段階の表示画像状態を切り替える
ことができるが、横ずらし量を連続的に変化させて各段
階の中間の状態を自由に設定することもできる。これら
の表示切り替えを行う際には、前記第1実施例と同様に
LCD8に表示する画像データをそれぞれの目的に対応
したものに切り替えてやることは言うまでもない。
全移動領域をカバーするものが固定されているが、この
LCD8と一緒に移動する構成にして小型化することも
できる。また、虚像面の横ずらし量としては小さくなる
が、リレー光学系7或いはその一部のみを水平方向に移
動させることにより、表示画像状態を変えることができ
る。
装置の主な構成は前述の各実施例とほとんど同様である
が、本実施例は反射型光学素子4とリレー光学系7の間
に挿入された可動反射光学系によって虚像の結像位置を
移動させている。
4とリレー光学系7及びミラー33と回転ミラー34に
よる虚像の結像状態を示しており、図中35は回転ミラ
ー34の運動を制御する駆動回路、36は回転量調整ス
イッチである。本実施例における虚像の結像状態の特徴
は、物体面が回転ミラー34の回転中心点OO を中心と
する円筒面の一部となっており、像面が瞳の中心OR を
中心とする円筒面の一部となっている点である。
ついて図23を用いて説明する。装置構成は前記図2と
ほとんど同じであるので、本実施例の装置構成上の変更
点を図23に示す。
ラー33により表示の第1の虚像22’として結像す
る。この表示の第1の虚像22’はリレー光学系7によ
り像面湾曲が与えられている。上記表示の第1の虚像2
2’はさらに回転ミラー34により表示の第2の虚像2
2”となって結像する。この回転ミラー34の回転中心
は点OO に一致しており、表示の第2の虚像22”は上
記物体面の一部となっている。これを反射型光学素子4
にて結像させて虚像23を得る。
用の虚像23の右端が図中のように面25上の点Nで接
する状態とすることによって、前記実施例1と同様に、
着用者は切れ目のないパノラマ画像を観察することが可
能となる。
の虚像23の中心と左眼用の虚像23の中心を面25上
の点Nで一致させて立体画像表示の状態を与えたり、右
眼用の虚像23の一部と左眼用の虚像23の一部を面2
5上の点Nでオーバーラップさせて、パノラマ及び立体
混在の画像表示の状態を与えることも容易に可能であ
る。
に接続された回転量調整スイッチ36によって、上記の
3段階の表示画像状態を切り替えることができるが、回
転量を連続的に変化させて各段階の中間の状態を自由に
設定することもできる。これらの表示切り替えを行う際
には前記第1実施例と同様にLCD8に表示する画像デ
ータをそれぞれの目的に対応したものに切り替えること
は言うまでもない。
方に拡大した虚像として観察できるように構成したの
で、広画角の画像を提供でき、光学系の配置と入力画像
生成を工夫することによって、水平画角の広いパノラマ
画像を観察可能にできる。
者の眼球中心を中心として移動可能に構成したので、パ
ノラマ画像のみならず、立体画像表示や2次元画像と3
次元画像混在表示のできる高性能な複眼式画像表示装置
を実現できるという効果がある。
像図および観察される虚像図
移動させる虚像移動手段の構成図
図および観察される虚像図
る光学的配置図
図および観察される虚像図
拡大図
図
説明図
図
配置図
図
配置図
図
配置図
Claims (9)
- 【請求項1】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって表
示器、レンズ系、光学素子が相対的位置関係を保存した
まま観察者の瞳中心を中心として水平方向に回転運動
し、所定の位置にて表示を固定する固定手段を有するこ
とを特徴とする複眼式画像表示装置。 - 【請求項2】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であってレ
ンズ系、光学素子の二つの部分は本体に固定したまま表
示器のみを水平方向に自由に移動させることで観察者の
観察し得る虚像の位置を水平方向に自由に移動させ、所
定の位置にて表示を固定する表示器移動手段を有するこ
とを特徴とする複眼式画像表示装置。 - 【請求項3】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって光
学素子は本体に固定したまま表示器及びレンズ系を水平
方向に自由に移動させることで観察者の観察し得る虚像
の位置を水平方向に自由に移動させ、所定の位置にて表
示を固定する表示器及びレンズ系移動手段を有すること
を特徴とする複眼式画像表示装置。 - 【請求項4】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって表
示器及び光学素子は本体に固定したままレンズ系のみを
水平方向に自由に移動させることで観察者の観察し得る
虚像の位置を水平方向に自由に移動させ、所定の位置に
て表示を固定するレンズ系移動手段を有することを特徴
とする複眼式画像表示装置。 - 【請求項5】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって表
示器、レンズ系、光学素子は本体に固定したまま観察者
の観察し得る虚像の位置を水平方向に自由に移動させ、
所定の位置にて表示を固定する観察者の瞳と表示器の間
に挿入された光学的偏向手段を有し、 前記光学的偏向手段が電気的に頂角を変化させることの
出来る頂角可変プリズムで構成されていることを特徴と
する複眼式画像表示装置。 - 【請求項6】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって表
示器、レンズ系、光学素子は本体に固定されたまま観察
者の観察し得る虚像の位置を水平方向に自由に移動さ
せ、所定の位置にて該表示を固定する表示器と観察者の
瞳との間に挿入された可動反射光学系機構を備えたこと
を特徴とする複眼式画像表示装置。 - 【請求項7】 一対の両眼視差画像を左右の表示器にそ
れぞれ表示し観察者が両眼にて二つの虚像を同時に観察
することによって一つの立体画像を認識できるようにし
たことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項の複眼
式画像表示装置。 - 【請求項8】 画像情報を表示する左右眼用の各々の表
示器と、レンズ系と前記画像情報を拡大し観察者の前方
に虚像として結像させる光学素子を含む光学系と、前記
左右眼用の虚像の少なくとも一方を水平方向に移動させ
る虚像移動手段を有する複眼式画像表示装置であって左
眼用の虚像の右側の一部の領域と右眼用の虚像の左側の
一部の領域とが重畳して表示されるような位置で固定さ
せ、この虚像の重畳する領域には立体画像として観察が
可能な両眼視差画像を、その他の領域は前記両眼視差画
像と違和感なく接続する二次元画像を左右の表示器に表
示し、観察者が両眼にて二つの虚像を同時に観察するこ
とによって2次元画像と3次元画像が混在した画像が認
識できるようにしたことを特徴とする複眼式画像表示装
置。 - 【請求項9】 左眼用の虚像の右側の一部の領域と右眼
用の虚像の左側の一部の領域とが重畳して表示されるよ
うな位置で固定させ、この虚像の重畳する領域には立体
画像として観察が可能な両眼視差画像を、その他の領域
は前記両眼視差画像と違和感なく接続する二次元画像を
左右の表示器に表示し、観察者が両眼にて二つの虚像を
同時に観察することによって2次元画像と3次元画像が
混在した画像が認識できるようにしたことを特徴とする
請求項1〜7のいずれか1項の複眼式画像表示装置。
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