JP3270276B2 - 表示装置およびその表示方法 - Google Patents

表示装置およびその表示方法

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JP3270276B2 JP33095794A JP33095794A JP3270276B2 JP 3270276 B2 JP3270276 B2 JP 3270276B2 JP 33095794 A JP33095794 A JP 33095794A JP 33095794 A JP33095794 A JP 33095794A JP 3270276 B2 JP3270276 B2 JP 3270276B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置およびその表
示方法に関し、更に詳しくはアスペクト比が異なる複数
種類の映像を所望のアスペクト比を有する画像表示手段
(例えば液晶パネル)を2つ使用し、画像表示手段の表
示領域全体を使用して表示可能にする表示装置およびそ
の表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NTSC方式やPAL方式の映像
はアスぺクト比が4:3であり、表示装置の映像表示面
も図1(a)に示すようにアスぺクト比が4:3になっ
ていた。しかし、近年これに代わってハイビジョン方式
が実用化され、ハイビジョン用の表示装置が普及し始め
ている。ハイビジョン方式の表示装置の表示面は図1
(b)に示すようにアスぺクト比が16:9になってい
る。また、これにともなって、ハイビジョン用の表示装
置以外においても、ワイド感が高まるのでアスぺクト比
を16:9にすることが行なわれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハイビ
ジョン用の表示装置は未だ高価であり、また、従来の表
示装置はアスぺクト比が固定であるので、従来のアスぺ
クト比が4:3の表示装置にハイビジョン映像を表示し
ようとすると、アスぺクト比の違いから、図1(c)に
示すように、映像が表示面の1部の領域にしか表示され
ないことになってしまい、非常に見苦しくなってしまう
という問題があった。
【0004】逆に、アスぺクト比が16:9の表示装置
でアスぺクト比が4:3の画像(映像)を表示すると、
図1(d)のように画面の左右に画像が表示されない部
分が生じ、画像が画面の1部の領域にしか表示されず、
非常に見苦しくなってしまうという問題があった。
【0005】加えて、表示面の一部しかその使用に供さ
れないということは、表示された画像の解像度、鮮鋭度
などの画像品質にも悪影響を与える場合があった。
【0006】もちろん、表示面の全てを使用して表示を
行なうことは可能であるが、この場合、表示されるべき
画像の一部が表示面外になってしまい、その部分の表示
内容を表示することができなくなり、特別な用途を除け
ば問題がある。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、一定のアスペクト比の表示手段を用いて
任意のアスペクト比の画像情報を非表示部を生じること
なく表示することのできる表示装置およびその表示方法
を提供することを目的としている。
【0008】また、本発明は、NTSC方式やPAL方
式のようにアスペクト比の小さな画像用の表示手段を2
つ使い、アスペクト比の大小にかかわらず映像を画面い
っぱいに表示可能な表示装置およびその表示方法を提供
することを目的とする。
【0009】さらに本発明は、アスペクト比の異なる画
像をアスペクト比にかかわらずその表示手段の有する解
像度や鮮鋭度など画像再現性を含む画像品質を劣化させ
ることなく極めて優れた表示を行なうことが可能な表示
装置およびその表示方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の第1局面の表示装置は、映像信号を入力する
映像信号入力端子と、入力された映像信号が第1のアス
ペクト比で映像を表示する第1の方式の信号であるか、
第1のアスペクト比より大きい第2のアスペクト比で表
示する第2の方式の信号であるかを判別する判別手段
と、入力された映像信号による映像を目のみで見るこ
とのできる位置に表示する第1のアスペクト比用の第1
の表示手段と、入力された映像信号による映像を目の
みで見ることのできる位置に表示する第1のアスペクト
比用の第2の表示手段と、前記判別手段で入力映像信号
が第1の方式の信号と判別された場合には前記入力映像
信号による同一の映像を第1および第2の表示手段に表
示し、前記判別手段で入力信号が第2の方式の信号と判
別された場合には前記入力映像信号による映像の、左寄
りの領域を第1の表示手段に、右寄りの領域を第2の表
示手段に分けて表示する駆動手段とを有することを特
徴とする。ここで、左寄りの領域とは、映像を表示手段
の表示部に左側から表示して表示される範囲の領域であ
り、右寄りの領域とは、映像を表示手段の表示部に右側
から表示して表示される範囲の領域である。映像信号で
言えば、左寄りの領域とは、有効走査期間の始点が表示
手段の表示部の左端に実質一致するように走査する場合
に前記表示部に表示される範囲の領域であり、右寄りの
領域とは、有効走査期間の終点が表示手段の表示部の右
端に実質一致するように走査する場合に前記表示部に表
示される範囲の領域である。
【0011】また、本発明の第2局面の表示装置は、画
像情報を目のみで見ることのできる位置に第1のアス
ペクト比で表示する第1の表示手段と、画像情報を
のみで見ることのできる位置に第1のアスペクト比で
示する第2の表示手段と、画像情報を表示する際のアス
ペクト比を設定するための操作手段と、設定されたアス
ペクト比が第1のアスペクト比以下の場合には同一の画
像情報を左右の表示手段に表示し、設定されたアスペク
ト比が第1のアスペクト比より大きい場合には入力され
た画像情報のアスペクト比を上記操作手段で設定された
アスペクト比に変換し、アスペクト比変換された画像情
の、左寄りの領域に表示する画像情報を上記第1の表
示手段に、右寄りの領域に表示する画像情報を上記第2
の表示手段に、分割して供給するアスペクト比変換手段
とを有する。
【0012】加えて本発明の第3の局面では、映像信号
目のみで見られる第1のアスペクト比の表示手段と
目のみで見られる第1のアスペクト比の表示手段に入
力して表示する表示方法において、前記第1のアスペク
ト比より大きな第2のアスペクト比を有する映像信号
よる映像の、左寄りの領域を前記第1の表示手段に、左
寄りの領域を前記第2の表示手段に分けて表示する。
【0013】本発明の好ましい第1の態様に係る表示装
置は、映像信号を入力する映像信号入力端子と、入力さ
れた映像信号がアスぺクト比が4:3のNTSC方式ま
たはPAL方式等の信号であるか、アスぺクト比が1
6:9のハイビジョン方式の信号であるかを判別する判
別手段と、入力された映像信号を右目のみで見ることの
できる位置に表示するアスぺクト比が4:3の第1の表
示手段と、入力された映像信号を左目のみで見ることの
できる位置に表示するアスぺクト比が4:3の第2の表
示手段と、両表示手段を所定の周波数で水平方向に駆動
する第1の水平走査手段と、両表示手段を第1の水平走
査手段の駆動周波数より高い周波数で水平方向に駆動す
る第2の水平走査手段と、両表示手段をインターレース
走査で駆動する第1の垂直走査手段と、両表示手段をノ
ンインターレース走査で駆動する第2の垂直走査手段と
を備え、前記判別手段で入力信号がNTSCまたはPA
L方式と判別された場合には前記第1の表示手段と第2
の表示手段を前記第1の水平走査手段と前記第1の垂直
走査手段で駆動して同一の映像信号を左右の表示手段に
インターレース走査で表示し、前記判別手段で入力信号
がハイビジョン方式と判別された場合には、第1の表示
手段と第2の表示手段を前記第2の水平走査手段と前記
第2の垂直走査手段で駆動し映像信号を左右の表示手段
に分けてノンインターレース走査で表示することを特徴
とする。
【0014】本発明の好ましい第2の態様に係る表示装
置は、映像信号を入力する映像信号入力端子と、入力さ
れた映像信号がアスぺクト比が4:3のNTSC方式ま
たはPAL方式の信号であるか、アスぺクト比が16:
9のハイビジョン方式の信号であるかを判別する判別手
段と、入力された映像信号を右目のみで見ることのでき
る位置に表示するアスぺクト比が4:3の第1の表示手
段と、入力された映像信号を左目のみで見ることのでき
る位置に表示するアスぺクト比が4:3の第2の表示手
段と、両表示手段を所定の周波数で水平方向に駆動する
第1の水平走査手段と、両表示手段を第1の水平走査手
段の駆動周波数より高い周波数で水平方向に駆動する第
2の水平走査手段と、両表示手段を2行同時書き込みで
駆動する第3の垂直走査手段と、両表示手段をノンイン
ターレース走査で駆動する第2の垂直走査手段とを備
え、前記判別手段で入力信号がNTSCまたはPAL方
式と判別された場合には、前記第1の表示手段と第2の
表示手段を前記第1の水平走査手段と前記第3の垂直走
査手段とで駆動して同一の映像信号を左右の表示手段に
2行同時書き込みで表示し、前記判別手段で入力信号が
ハイビジョン方式と判別された場合には、第1の表示手
段と第2の表示手段を前記第2の水平走査手段と前記第
2の垂直走査手段で駆動し、映像信号を左右の表示手段
に分けてノンインターレース走査で表示することを特徴
とする。
【0015】表示手段としては、例えば液晶表示パネル
を用いることができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明の作用および効
果を説明する。具体的な好適な実施例の説明 本発明では、例えばアスペクト比が4:3の表示部を有
する表示手段を右目用と左目用にそれぞれ1つずつ設け
た表示装置の前記表示手段に対して、アスペクト比が
4:3の画像を表示する場合は前記表示手段の前記表示
部全てに画像表示を行ない、例えばアスペクト比が1
6:9の画像を表示する場合は右目用の表示手段の表示
部には表示部の縦方向を一杯に使い、横方向は画像の右
側から表示部に表示される領域を、左目用の表示手段の
表示部には表示部の縦方向を一杯に使い、横方向は画像
の左側から表示部に表示される領域を表示して行なわれ
る。
【0017】このような表示の仕方を行なった場合、ア
スペクト比が4:3の時は左右同じ画像を観察者が見る
ことになり、アスペクト比が16:9の時は右目と左目
では一部の画像領域を除いて異なる画像を観察者は見る
ことになる。
【0018】本発明は、左右同じ画像を見た時はもちろ
ん、右目と左目とで中央寄りに同じまたは実質的に同じ
画像が表示された場合、一部の画像(左目では表示部の
左側、右目では表示部の右側)が異なる画像を表示して
いた場合でも観察者は1つの画像として認識できること
を本発明者が見出したことに基づいている。
【0019】以下、本発明を図面を用いて詳細に説明す
る。実施例1 図2は、本発明の好適な第1の実施例による液晶表示装
置の概略的ブロック図を示す。同図において、1は映像
(VIDEO)信号の入力端子、2は映像信号を輝度信
号(Y信号)と色信号(C信号)に分離するY/C分離
回路、3がY信号とC信号からR(赤),G(緑),B
(青)の3原色信号を生成するデコーダ、4はAGC回
路や液晶パネル用のγ補正回路などの信号処理回路、5
は映像信号から同期信号を分離する同期分離回路、6は
入力された映像信号の方式を判別する判別回路、7は判
別回路6の判別結果によって液晶パネルの走査方式を制
御する制御回路、8,9は液晶パネルの水平走査パルス
を発生する水平走査回路、10,11は液晶パネルの垂
直走査パルスを発生する垂直走査回路、12,13,1
4,15はスイッチ回路である。16R,16Lは液晶
パネルであり、液晶パネル16Rは右目のみで、液晶パ
ネル16Lは左目のみで見ることの出来る位置に配置さ
れている。17は水平走査パルスを液晶パネルを駆動出
来る電圧に変換する水平ドライバ、18は入力された映
像信号を液晶パネルに表示するために水平方向の画素単
位にサンプリングするサンプリング回路、19は垂直走
査パルスを液晶パネルを駆動出来る電圧に変換する垂直
ドライバである。
【0020】図3は、図2の液晶パネル16R,16L
として用いられる、液晶を用いたXYマトリックス型の
液晶パネルの好適な一例の構成図を示す。図3におい
て、21はFET(TFT)のようなスイッチング素
子、22は液晶セル、23は信号電荷を保持するための
保持容量、24R,24G,24BはFET(TFT)
のようなスイッチング素子、25は水平ドライバ、26
は水平走査パルスの入力端子、27は垂直ドライバ、2
8は垂直走査パルスの入力端子、29R,29G,29
Bは原色(R,G,B)の映像信号の入力端子、30は
液晶セルの共通電極、35は垂直信号線、36はゲート
線である。
【0021】図3の液晶パネルの動作の一例について説
明する。図3において、入力端子26から水平走査パル
スが入力されると、この走査パルスが水平ドライバ25
で所定の電圧に変換されて、各スイッチング素子24
R,24G,24Bのゲートに供給され、各スイッチが
水平方向に順次オンすることによって、入力端子29
R,29G,29Bから入力された映像信号がサンプリ
ングされ、図3の垂直信号線35に供給される。垂直信
号線35には、スイッチング素子21の一端が接続され
ており、スイッチング素子21の他端は液晶セル22お
よび保持容量23に接続されている。さらに、入力端子
28から垂直走査パルスが入力されると、垂直ドライバ
27でこの走査パルスが所定の電圧に変換され、所定の
水平のゲート線36を通してスイッチング素子21のゲ
ートに供給され、各スイッチ21が垂直方向に順次オン
することによって、液晶セル22と保持容量23に、入
力端子29(29R,29G,29B)に供給された信
号と共通電極30に供給されている電圧との電位差に相
当する電荷が保持される。このとき共通電極30には所
定の電圧が供給されている。この動作を繰り返すことに
よって図3の液晶表示装置に1画面分の画像を表示する
ことができる。
【0022】図4および図5にそれぞれ図2の液晶表示
装置における駆動パルスのタイミングチャートの一例を
示す。
【0023】図2,3,4,5を用いて、図2の液晶表
示装置の動作について説明する。図1の入力端子1から
入力された映像信号は、Y/C分離回路2でY信号とC
信号に分離され、デコーダ3でR,G,Bの原色信号に
変換され、信号処理回路4でAGC(自動利得制御)や
γ補正といった処理が行なわれる。これと同時に入力端
子1から入力された映像信号から同期分離回路5で同期
信号が分離され、この同期信号が判別回路6に入力さ
れ、アスぺクト比が4:3のNTSCやPAL方式であ
るか、アスぺクト比が16:9のハイビジョン方式かの
判別を行なう。(以下の説明ではアスぺクト比が4:3
の方式をNTSC方式で代表して説明する。)判別回路
6で映像信号の方式を判別した結果に基づき、制御回路
7でスイッチ回路12,13,14,15の制御を行な
う。
【0024】以下、NTSCの場合とハイビジョンの場
合に分けてその動作を説明する。また、本実施例で用い
る液晶パネルは、水平640画素、垂直480画素の場
合を例として説明する。図2の判別回路6で映像信号が
NTSCと判別されると、制御回路7はスイッチ回路1
4,15を共にオンし両方の液晶パネル16R,16L
に同時に映像信号を供給する。さらに、制御回路7はス
イッチ回路12,13をa側に接続し、水平走査回路8
と垂直走査回路10の出力を液晶パネル16R,16L
に供給する。水平走査回路8から出力される走査パルス
のタイミングチャートは図4(a)に示すものであり、
H1xは液晶パネル16Rを駆動する水平走査パルス、
H2xは液晶パネル16Lを駆動する水平走査パルスを
示す。これらの水平走査パルスは、H11,H12,H
13の順にスイッチング素子24R,24G,24Bの
ゲートに供給され、液晶パネルを水平方向に走査する。
また、垂直走査回路10から出力される走査パルスのタ
イミングチャートは図4(b)に示すようになってお
り、V1yは液晶パネル16Rを駆動する垂直走査パル
ス、V2yは液晶パネル16Lを駆動する垂直走査パル
スを示し、V11,V12,V13の順に水平のゲート
線3に上から順に供給され、液晶パネルを垂直方向に
走査する。
【0025】図4(a)に示すような水平走査パルスが
液晶パネル16R,16Lに供給されると、1水平走査
期間(1H)で映像信号はこの走査パルスのタイミング
でサンプリングされ、液晶パネルの垂直信号線35に順
次供給される。このときNTSC信号の水平の有効走査
期間を52μSとすると、水平走査パルスの周波数は、
1/52μS/640=12.3MHzとなる。さら
に、図4(b)に示すような垂直走査パルスが液晶パネ
ル16R,16Lに供給されると、第1フィールドでは
液晶パネル16R,16Lの奇数ラインが走査され、第
2フィールドでは偶数ラインが走査されることになり、
いわゆるインターレース走査されることになる。このよ
うにすることにより、映像信号がNTSCの場合には液
晶パネル16R,16Lの両方に同じ映像信号がインタ
ーレース走査で表示されることになる。
【0026】また、判別回路6で入力された映像信号が
ハイビジョン信号と判別されると、制御回路7で、スイ
ッチ回路12,13をb側に接続し、水平走査回路9と
垂直走査回路11の出力を液晶パネル16R,16Lに
供給する。水平走査回路9から出力される走査パルスの
タイミングチャートは図5(a)に示すものであり、ま
た、垂直走査回路11から出力される走査パルスのタイ
ミングチャートは図5(b)に示すようになっている。
図5(a)の時刻t1において制御回路7でスイッチ回
路14をオン、スイッチ回路15をオフとし、液晶パネ
ル16Lにのみ映像信号を供給する。そして図5(a)
に示すような水平走査パルスを液晶パネル16Lに供給
する。さらに、時刻t2でスイッチ回路15をオンし、
液晶パネル16Rに映像信号を供給すると共に、水平走
査パルスの供給を開始する。さらに、時刻t3で液晶パ
ネル16Lに水平方向に640画素分走査が終わると、
スイッチ回路14をオフし、水平走査パルスの供給を停
止する。さらに、時刻t4で液晶パネル16Rの水平方
向の走査が終わると、スイッチ回路15をオフし、水平
走査パルスの供給を停止する。このようにすることによ
って、アスぺクト比が16:9のハイビジョン信号を、
図6(a)に示すように左右2つの液晶パネル16Rと
16Lに分けて表示する。観察者が左・右それぞれの目
で見た画像はこれが合成されてあたかも図6(b)のよ
うにアスぺクト比が16:9の1つの画像として認識さ
れる。このとき、アスぺクト比を16:9とするために
は垂直方向の画素数480画素であるため、水平方向の
画素数は853画素となり、このときの水平走査パルス
の周波数は、ハイビジョン信号の水平の有効走査期間を
26μSとすると、 1/26μS/853=32.8MHz となる。さらに、図5(b)に示すような垂直走査パル
スが液晶パネル16R,16Lに供給されると、第1,
第2フィールド共に、すべての走査線が走査され、いわ
ゆるノンインターレース走査されることになる。このよ
うにすることにより、映像信号がハイビジョン信号の場
合には、映像信号を左右の液晶パネル16R,16Lに
分け、ノンインターレース表示されることになる。な
お、図6では画像表示の水平方向の427画素分が共通
映像部分である。
【0027】このようにすることによって、アスぺクト
比が4:3の液晶パネルを使って、アスぺクト比が1
6:9のハイビジョン信号を表示することが可能にな
る。
【0028】つまり、本実施例によれば、映像信号を入
力する映像信号入力端子と、入力された映像信号がアス
ぺクト比が4:3のNTSC方式またはPAL方式の信
号であるか、アスぺクト比が16:9のハイビジョン方
式の信号であるかを判別する判別手段と、右目のみおよ
び左目のみで見ることのできるアスぺクト比が4:3の
2つの表示手段を備え、前記判別手段で入力信号がNT
SCまたはPAL方式と判別された場合には、同一の映
像信号を左右の表示手段にインターレース走査で表示
し、前記判別手段で入力信号がハイビジョン方式と判別
された場合には、映像信号を左右の表示手段に分けてノ
ンインターレース走査で表示する。これによって、アス
ぺクト比が4:3である従来のNTSCやPAL方式等
の安価な表示手段を使って、アスぺクト比が4:3の映
像信号を表示すると共に、アスぺクト比が16:9のハ
イビジョン信号を表示手段の表示能力をあますところな
く生かして表示することができる。
【0029】実施例2 図7は、本発明の好適な第2の実施例による液晶表示装
置の概略的ブロック図を示す。同図において、図2と同
一番号のものは同一の構成要素を示すものであり、説明
は省略する。図7において、41は液晶パネル駆動用の
垂直走査パルスを発生する垂直走査回路である。42
R,42Lは液晶パネルであり、液晶パネル42Rは右
目のみで、液晶パネル42Lは左目のみで見ることの出
来る位置に配置されている。43,46は水平走査パル
スを液晶パネルを駆動出来る電圧に変換する水平ドライ
バ、44,45は入力された映像信号を液晶パネルに表
示するために水平方向の画素単位にサンプリングするサ
ンプリング回路、47は垂直走査パルスを液晶パネルを
駆動出来る電圧に変換する垂直ドライバである。
【0030】図8は、図7の液晶パネル42R,42L
として用いられる、液晶を用いたXYマトリックス型の
表示パネルの好適な一例の構成図を示す。図8におい
て、図3と同一番号のものは同一の構成要素を示すもの
である。図8において、31R,31G,31BはFE
T(TFT)のようなスイッチング素子、32は水平ド
ライバ、33は水平走査パルスの入力端子、34R,3
4G,34Bは原色(R、G、B)の映像信号の入力端
子である。図8の液晶パネルと、図3の液晶パネルの違
いは奇数ラインの画素へは入力端子29(29R,29
G,29B)から入力された映像信号が書き込まれ、偶
数ラインの画素へは入力端子34(34R,34G,3
4B)から入力された映像信号が書き込まれる点であ
る。図9に図7の装置における入力映像信号がNTSC
の時の液晶パネルの駆動パルスのタイミングチャートを
示す。
【0031】図7,8,9を用いて図7の装置の動作に
ついて説明する。図7の判別回路6で映像信号がNTS
Cと判別されると、制御回路7はスイッチ回路14,1
5を共にオンし,両方の液晶パネル42R,42Lに同
時に映像信号を供給する。さらに、制御回路7はスイッ
チ回路12,13をa側に接続し、水平走査回路8と垂
直走査回路41の出力を液晶パネル42R,42Lに供
給する。水平走査回路8から出力される走査パルスのタ
イミングチャートは図9(a)に示すものであり、第1
の実施例の場合を示す図4と同様になっており、サンプ
リング回路44,45に入力された映像信号を順次サン
プリングし、水平方向に走査する。また、41の垂直走
査回路から出力される走査パルスのタイミングチャート
は図9(b)に示すようになっており、V1y,V2y
とV1y+1,V2y+1を同じタイミングで出力する
ことによって、サンプリング回路44と45から入力さ
れた信号を奇数ラインと偶数ラインの2行に同時に書き
込み、垂直方向に走査する。
【0032】このようにすることにより、映像信号がN
TSCの場合には液晶パネル42R,42Lの両方に同
じ映像信号が奇数ラインと偶数ラインの2行同時書き込
みで表示されることになる。本実施例では、入力信号が
ハイビジョン信号の場合の動作は第1の実施例の場合と
同様である。
【0033】このようにすることによって、第1の実施
例と同様に、アスペクト比が4:3の液晶表示装置を使
って、アスペクト比が16:9のハイビジョン信号を表
示することが可能になると共に、第1の実施例におけ
る、入力信号がNTSCの場合にインターレース走査を
するために液晶パネルの垂直駆動周波数が30Hzとな
りフリッカが目立ってしまうという問題点を解消するこ
とができる。すなわち、本実施例においては、2行同時
書き込みにすることによって液晶パネルの垂直駆動周波
数を60Hzにすることができるので、フリッカを低減
することができるという効果も得られる。
【0034】なお、図8の液晶パネルを用いても、第1
の実施例と同様に入力信号がNTSC信号の場合、イン
ターレース走査ができることはいうまでもない。
【0035】以上のように、本発明の第2の実施例は、
前記判別手段で入力信号がNTSCまたはPAL方式と
判別された場合には、同一の映像信号を左右の表示装置
に2行同時書き込みで表示することによって、インター
レース走査で生じるフリッカを低減することができる。
【0036】実施例3 図10に本発明の好適な第3の実施例による液晶表示装
置の概略的ブロック図を示す。同図において、1は映像
信号の入力端子、2はVIDEO信号を輝度信号(Y信
号)と色信号(C信号)に分離するY/C分離回路、3
はY信号とC信号からR(赤),G(緑),B(青)の
3原色信号を生成するデコーダ、4はAGC回路や液晶
パネル用のγ補正回路などの信号処理回路、5は映像信
号から同期信号を分離する同期分離回路、6は入力され
た映像信号の方式を判別する判別回路、7は判別回路6
の判別結果によって液晶パネルの走査方式を制御する制
御回路、308は液晶パネルを駆動する駆動回路、30
9R,309Lは液晶パネルであり、液晶パネル309
Rは右目のみで、液晶パネル309Lは左目のみで見る
ことの出来る位置に配置されている。310,313は
水平走査パルスを液晶パネルを駆動出来る電圧に変換す
る水平ドライバ、311,312は入力された映像信号
を液晶パネルに表示するために水平方向の画素単位にサ
ンプリングするサンプリング回路、314は垂直走査パ
ルスを液晶パネルを駆動出来る電圧に変換する垂直ドラ
イバである。なお、図10の液晶パネルとしては図8に
示した表示パネルを適用することができる。
【0037】図8を用いてこの液晶表示装置の動作につ
いて説明する。入力端子26から水平走査パルスが入力
されると、水平ドライバ25で、この走査パルスが所定
の電圧に変換されて、各スイッチング素子24R,24
G,24Bのゲートに供給され、各スイッチが水平方向
に順次オンすることによって、入力端子29R,29
G,29Bから入力された映像信号がサンプリングさ
れ、垂直信号線35に供給される。垂直信号線35に
は、奇数ラインのスイッチング素子21の一端が接続さ
れており、スイッチング素子21の他端は液晶セル22
および保持容量23に接続されている。さらに、入力端
子28から垂直走査パルスが入力されると、垂直ドライ
バ27でこの走査パルスが所定の電圧に変換され、所定
の水平のゲート線36を通してスイッチング素子21の
ゲートに供給され、スイッチオンすることによって、液
晶セル22と保持容量23に、入力端子29(29R,
29G,29B)に供給された信号と共通電極30に供
給されている電圧との電位差に相当する電荷が保持され
る。このとき共通電極30には所定の電圧が供給されて
いる。同様に、偶数ラインの画素へは入力端子34から
入力された映像信号が入力端子33から入力された水平
走査パルスによって書き込まれる。この動作を垂直方向
に繰り返すことによって同図の液晶表示装置に1画面分
の画像を表示することができる。
【0038】図11に本発明の第3の実施例における図
10に示した駆動回路308の詳細図を示す。図11に
おいて、308aは映像信号の入力端子、308bは制
御信号の入力端子、308cは同期信号の入力端子、3
41はA/D変換回路、342,344はそれぞれメモ
リ、343,345はそれぞれD/A変換回路、34
6,347,348,349,350,351,35
4,359,360はスイッチ回路、352,353は
A/D変換回路341とメモリ342,344とD/A
変換回路343,345の駆動回路、355,356は
液晶パネルの水平走査回路、357,358は液晶パネ
ルの垂直駆動回路、308e,308g,308j,3
08lは映像信号の出力端子、308d,308h,3
08i,308mは水平走査パルスの出力端子、308
f,308kは垂直走査パルスの出力端子である。
【0039】図12および図13に本発明の第3の実施
例における液晶表示装置の駆動パルスのタイミングチャ
ートの好適な一例を示す。
【0040】図8,10,11,12,13を用いて、
本発明の第3の実施例における液晶表示装置の動作の一
例について説明する。入力端子1から入力された映像信
号は、Y/C分離回路2でY信号とC信号に分離され、
デコーダ3でR,G,Bの原色信号に変換され、信号処
理回路4でAGCやγ補正といった処理が行なわれる。
これと同時に入力端子1から入力された映像信号から同
期分離回路5で同期信号が分離され、この同期信号が判
別回路6に入力され、アスぺクト比が4:3のNTSC
やPAL方式であるか、アスぺクト比が16:9のハイ
ビジョン方式かの判別を行なう。(以下の説明ではアス
ぺクト比が4:3の方式をNTSC方式で代表して説明
する。)判別回路6で映像信号の方式を判別した結果に
基づき、制御回路7によって駆動回路308を制御し、
駆動回路308の出力信号で液晶表示パネル309R,
309Lを駆動する。
【0041】以下、NTSCの場合とハイビジョンの場
合に分けて、駆動回路308の動作を説明する。また、
本実施例で用いる液晶表示装置は、水平640画素、垂
直480画素のもので説明する。
【0042】判別回路6で映像信号がNTSCと判別さ
れると、制御回路7から端子308bを介して入力され
る制御信号によって、スイッチ回路346,347,3
48,349,354,359,360はすべてa側に
接続される。端子308aから入力される映像信号は、
A/D変換回路341に入力され、アナログ信号からデ
ィジタル信号に変換される。A/D変換回路341の出
力はメモリI342とメモリII344に記憶され、メ
モリI342の出力はD/A変換回路343でアナログ
信号に変換され、スイッチ回路346を通して出力端子
308eに、スイッチ回路347を通して出力端子30
8gに出力される。同様に、メモリII344の出力は
D/A変換回路345でアナログ信号に変換され、スイ
ッチ回路348を通して出力端子308jに、スイッチ
回路349を通して出力端子308lに出力される。こ
の際、駆動回路A352から出力されるA/D変換回路
341用の駆動パルス(ADCLK)、メモリの書き込
みパルス(WR)、読み出しパルス(RD)、D/A変
換回路の駆動パルス(DACLK)はそれぞれ図12
(a)に示すようになっている。各パルスの周波数は、
NTSC信号の水平の有効走査期間を52μSとする
と、 1/52μS/640=12.3MHz となる。さらに、水平走査回路A355から出力される
水平走査パルスは、図12(a)に、垂直走査回路A3
57から出力される垂直走査パルスは、図12(b)に
示すようになっている。
【0043】図10において、これらの出力信号が駆動
回路308から、各液晶パネル309R,309Lに入
力されると、サンプリング回路311,312は、同時
に同じ信号が供給され、水平走査パルスによってこの信
号を順次サンプリングし、水平方向に走査する。さらに
垂直走査パルスは図12(b)に示すようにV1y、V
2yとV1y+1、V2y+1が同じタイミングになっ
ているので、サンプリング回路311,312から出力
された信号を奇数ラインと偶数ラインの2行に同時に書
き込み、垂直方向に走査する。
【0044】このようにすることにより、映像信号がN
TSCの場合には両方の液晶パネル309R,309L
にはそれぞれ同じ映像信号が供給され、奇数ラインと偶
数ラインの2行に同じ信号を同時に書き込む2行同時書
き込みで表示することになる。
【0045】また、判別回路6で映像信号がハイビジョ
ン信号と判別されると、図11において、端子308b
から入力される制御回路7からの制御信号によって、ス
イッチ回路346,347,348,349,359,
360はすべてb側に接続される。端子308aから入
力される映像信号は、A/D変換回路341に入力さ
れ、アナログ信号からディジタル信号に変換される。A
/D変換回路341の出力はメモリI342とメモリI
I344に記憶され、メモリI342の出力はD/A変
換回路343でアナログ信号に変換され、スイッチ回路
350に供給される。同様に、メモリI344の出力は
D/A変換回路345でアナログ信号に変換され、スイ
ッチ回路351に供給される。スイッチ回路350,3
51は、図13(b)に示すようなSWパルスで制御さ
れ、SWパルスが“H”レベルのときにはa側に接続さ
れ、“L”レベルのときにはb側に接続される。これを
1Hごとに切り換えることによって、映像信号はa側に
接続された時には出力信号はスイッチ回路346,34
8を通して308e,308jの出力端子に、b側に接
続された時にはスイッチ回路347,349を通して3
08g,308lの出力端子に出力される。この際、駆
動回路B353から出力されるA/D変換回路341、
メモリ342、D/A変換回路343用の駆動パルスは
図13(a)に示すようになっている。これによって、
アスぺクト比が16:9のハイビジョンの信号を、図1
4(a)に示すように左右2つの液晶パネル309Rと
309Lに分けて表示し、これを合成して図14(b)
のようにアスぺクト比が16:9の1つの液晶パネル3
09と認識されるように表示する。このとき、アスぺク
ト比を16:9とするためには垂直方向の画素数が48
0画素であるため、水平方向の画素数は853画素とな
るので、このときの各パルスの周波数は、ハイビジョン
信号の水平の有効走査期間を26μSとすると、 1/(26μS/853)=32.8MHz となる。
【0046】また、メモリIへの書き込みパルスとメモ
リIIへの書き込みパルスの関係は図13(a)に示す
ようになっているので、アスペクト比が16:9のハイ
ビジョン信号を左右に分け、メモリIには左目用の液晶
パネル309Lに表示する信号を記憶し、メモリIIに
は右目用の液晶パネル309Rに表示する信号を記憶
し、同じ読みだしパルスでメモリから読みだす。これを
垂直方向に繰り返すことによって、メモリに書き込まれ
る信号と、メモリから読み出される信号の関係は図13
(b)に示すようになる。
【0047】さらに、水平走査回路B356から出力さ
れる水平走査パルスは図13(a)に示すように、垂直
走査回路B358から出力される垂直走査パルスは図1
3(b)に示すようになっている。
【0048】これらの出力信号が駆動回路308から、
各液晶パネル309R,309Lにそれぞれ入力される
と、サンプリング回路311,312は1Hごとに映像
信号が供給され、水平走査パルスによってこの信号を順
次サンプリングし、水平方向に走査する。さらに垂直走
査パルスは図13(b)に示すようになっているので、
第1、第2フィールド共にすべての走査線が走査され、
いわゆるノンインターレース走査されることになる。
【0049】このようにすることにより、映像信号がハ
イビジョン信号の場合には映像信号を左右の液晶パネル
309R,309Lに分け、ノンインターレース走査で
表示することになる。
【0050】以上説明したようにすることにより、アス
ペクト比が4:3の液晶パネルを使って、アスペクト比
が4:3の映像信号と、アスペクト比が16:9のハイ
ビジョン信号の両方を表示することが可能になる。
【0051】実施例4 図15に本発明の好適な第4の実施例による液晶表示装
置の駆動回路の一例の詳細図を示す。本実施例におい
て、全体ブロックの構成は、駆動回路308の構成を除
いて図10に示したものと同様であるので説明は省略す
る。また、図15において、図11と同一番号のものは
同一の構成要素を示すものであり説明は省略する。図1
5において、361,362は補間回路である。本実施
例における液晶パネルの駆動タイミングは第3の実施例
と同様であり、図12および図13に示したものであ
る。
【0052】本実施例において、図10の判別回路6で
映像信号がNTSCと判別されると、図15の端子30
8bから入力される制御回路7からの制御信号によっ
て、スイッチ回路346,347,348,349,3
54,359,360はすべてa側に接続される。端子
308aから入力される映像信号は、A/D変換回路3
41に入力され、アナログ信号からディジタル信号に変
換される。A/D変換回路341の出力はメモリI34
2とメモリII344にそれぞれ記憶され、メモリI3
42の出力はD/A変換回路343でアナログ信号に変
換され、スイッチ回路346を通して出力端子308e
に供給されると共に、補間回路361に入力される。こ
のとき、補間回路361には1H後の映像信号が同時に
入力されており、補間回路361はこの2つの信号から
補間信号を生成し、スイッチ回路347を通して出力端
子308gに出力する。同様に、メモリII344の出
力はD/A変換回路345でアナログ信号に変換され、
スイッチ回路348を通して出力端子308jに供給さ
れると共に、補間回路362に入力される。このとき、
補間回路362には1H後の映像信号が同時に入力され
ており、補間回路362はこの2つの信号から補間信号
を生成し、スイッチ回路349を通して出力端子3
1に出力する。
【0053】その後の動作は第3の実施例の場合と同様
である。また、映像信号がハイビジョン信号の場合の動
作は、第3の実施例と同様である。
【0054】このようにすることにより、第3の実施例
と同様に、アスペクト比が4:3の液晶パネルで、アス
ペクト比が4:3の映像信号と、アスペクト比が16:
9のハイビジョン信号の両方を表示することが可能にな
ると共に、第3の実施例では2ラインに同じ信号を書き
込んでいたが、本実施例では2ラインのうち1ラインの
信号を垂直方向に補間した信号を書き込むようにしたこ
とにより、垂直方向の折り返し歪みを低減することがで
きる。
【0055】実施例5 図16に本発明の好適な第5の実施例による液晶表示装
置の駆動回路の一例の詳細図を示す。本実施例におい
て、全体ブロックの構成は、駆動回路308の構成を除
いて図10に示したものと同様であるので説明は省略す
る。また、図16において、図11または図15と同一
番号のものは同一の構成要素を示すものであり説明は省
略する。本実施例において、映像信号がNTSC信号の
場合の動作は第4の実施例と同様であるので説明は省略
する。
【0056】判別回路6で映像信号がハイビジョン信号
と判別されると、端子308bから入力される制御回路
7からの制御信号によってスイッチ回路346,34
7,348,349,354,360はすべてb側に接
続される。端子308aから入力される映像信号は、A
/D変換回路341に入力され、アナログ信号からディ
ジタル信号に変換される。A/D変換回路341の出力
は図17に示す書き込みパルスによって、アスペクト比
が16:9のハイビジョン信号を左右に分け、左目用の
液晶パネル309Lに表示する信号を1H毎にメモリI
342a、メモリI342b、メモリI343b
の順に記憶し、右目用の液晶パネル309Rに表示する
信号をIH毎にメモリII344a、メモリII
44b、メモリII344cの順に記憶し、これを順
次繰り返す。このときのA/D変換回路の駆動パルスと
書き込みパルスの周波数は第3、第4の実施例と同様で
あり、駆動回路B353の出力パルスで駆動される。各
メモリからの読み出しとD/A変換回路は、駆動回路A
352の出力で駆動する。すなわち、メモリからの読み
出し周波数は、図18に示すようにNTSCの場合と同
様になり、メモリに書き込まれる信号と、メモリから読
み出される信号の関係は図18に示すようになる。
【0057】このようなタイミングで各メモリから読み
出された信号は、D/A変換回路でディジタル信号から
アナログ信号に変換され、スイッチ回路350a,35
0b,350c,351a,351b,351cにそれ
ぞれ供給される。従ってこのときの映像信号はNTSC
のレートに時間伸長されている。
【0058】各スイッチ回路は、図18に示すようなS
W1,SW2,SW3の各パルスで制御され、SWパル
スが“H”レベルのときにはa側に、“L”レベルの時
にはb側に接続され、映像信号はa側に接続された時に
は出力信号はスイッチ回路346,348を通して出力
端子308e,308jに、b側に接続された時にはス
イッチ回路347,349を通して出力端子308g,
308lに出力される。各スイッチ回路の制御を図18
に示すようなタイミングで行なうことによって、液晶パ
ネルの奇数ラインに書き込む信号は、スイッチ回路34
6,348を通して出力端子308e,308jに出力
され、液晶パネルの偶数ラインに書き込む信号はスイッ
チ回路347,349を通して出力端子308g,30
8lに出力される。
【0059】さらに、図17に示すような水平走査パル
スが水平走査回路A355からの出力端子308d,3
08h,308i,308mに出力され、液晶パネル3
09R,309Lに供給される。また、図18に示すよ
うな垂直走査パルスが、垂直走査回路B358から出力
端子308f,308kに出力され、液晶パネル309
R,309Lに供給される。
【0060】これらの出力信号が駆動回路308から、
各液晶パネル309R,309Lに入力されると、サン
プリング回路311,312には1H毎に映像信号が供
給されるが、供給される映像信号は1ラインの時間がN
TSCの1Hの時間に伸長された信号になっているの
で、この信号をサンプリングする水平走査パルスは、N
TSC時の水平走査パルスと同じ周波数になる。さらに
垂直走査パルスは図18に示すようになっているので、
第1、第2フィールドと共にすべての走査線が走査さ
れ、いわゆるノンインターレース走査されることにな
る。
【0061】このようにすることにより、第3、第4の
実施例と同様の効果が得られると共に、映像信号がハイ
ビジョン信号の時には、映像信号をNTSCのレートに
時間伸長して液晶パネルに供給するようにすることによ
って、液晶パネルの水平走査の駆動周波数をNTSCの
時と同じにすることができる。
【0062】以下、本発明に好適に適用し得る液晶表示
装置について図面を参照しつつ説明する。
【0063】実施例6 図19および図20は、本発明の好適な1つの実施例に
よる液晶表示装置を上方から見た模式的配置図を示す。
図中の符号等は左右対象のため、特に必要なものを除き
右目用の配置図には添字Rをつけ記入している。また、
本実施例による液晶表示装置のブロック図および動作は
前述した第1または第2の実施例を適用可能であるので
説明は省略する。
【0064】同図において、651は虚像結像用光学素
子であり、液晶パネル616からの光束を着用者の瞳6
57の方向へ偏向させて表示装置の表示画像を前方に虚
像として結像させる機能を有する。652はリレー光学
系であり、上記虚像結像用光学素子651のみでは十分
に補正しきれなかった収差を補正したり、光学的物面を
中間結像させたりするために挿入されている。653は
液晶パネル616を移動させるためのアクチュエータ、
654はアクチュエータ653を制御するための駆動回
路、655はアクチュエータ653の制御量を調整する
制御量調整手段、656は表示画像の虚像である。
【0065】本実施例において、映像信号がNTSCの
場合には、液晶パネル616R,616Lの両方に同じ
映像信号を表示し、さらに図19に示すように、右目用
の虚像と左目用の虚像を一致するように虚像を移動し、
映像信号がハイビジョン信号の場合には、映像信号を液
晶パネル616R,616Lに左右に分けて表示し、さ
らに図20に示すように、右目用の虚像の一部と左目用
の虚像の一部をオーバーラップさせるように液晶パネル
616の位置を移動する。
【0066】このようにすることにより、左右眼用の2
つの液晶表示パネルに表示された表示画像の虚像をより
融像させやすくすることができる。
【0067】なお、本実施例の液晶表示装置は以下に説
明するような表示方法の場合にも適用可能である。
【0068】実施例7 図21は本発明の好適な1つの実施例を示す。図21に
おいて、601は映像信号の入力端子、610はアスペ
クト比を設定するための操作手段、660は入力端子6
01から入力された映像信号をアスペクト比変換処理す
るアスペクト比変換手段としての信号処理回路、606
L,606Rは画像表示を行なう表示部であり、バック
ライト付きの液晶ディスプレイが用いられている。
【0069】表示部606Lに表示された画像は、リレ
ー光学系652Lおよび凹面ミラー651Lにより、観
察者の左目657Lに導かれ、これを観察者は、前方に
拡大された虚像656Lの画像として見ることができ
る。
【0070】同様に表示部606Rに表示された画像
は、リレー光学系652Rおよび凹面ミラー651Rに
より右目657Rに導かれ、観察者は虚像656Rを見
ることができる。なお、表示部606L、リレー光学系
652L、凹面ミラー651Lにより第1の表示手段が
構成され、表示部606R、リレー光学系652R、凹
面ミラー651Rにより第2の表示手段が構成される。
【0071】図22は信号処理回路660を説明するた
めの概略的ブロック図である。図22において、601
は映像信号の入力端子、602はA/D変換回路、60
3L,603Rはスイッチ回路、604L,604Rは
メモリ、605L,605RはD/A変換回路、606
L,606Rは表示部であり、表示部606Lは左目の
みで見ることができる位置に配され、表示部606Rは
右目のみで見ることのできる位置に配置されている。6
07は同期分離回路、608は駆動回路、609は制御
回路、610は操作手段である。
【0072】図23は、信号処理回路660における各
回路の駆動パルスADCLK、SW1、SW2、WR、
RDおよびDACLKのタイミングの一例を示す。
【0073】次に図21〜図23を用いて第7の実施例
における表示装置の動作について説明する。
【0074】本実施例では、表示部606L,606R
の画面のアスペクト比を4:3とし、入力された映像信
号のアスペクト比を4:3とする。この映像信号をアス
ペクト比を4:3のまま表示する場合と16:9に変換
して表示する場合との2通りに分けて説明する。
【0075】図21における虚像656L,656Rの
位置関係を図24に示す。16:9のアスペクト比の画
面の左部分に虚像656Lが表示され、右部分に虚像6
56Rが表示され、中央部では両者が重なっている。
【0076】操作手段610によりアスペクト比4:3
で表示するモードが選択されると、制御回路609から
の制御信号により駆動回路608が制御され、図23
(a)に示すような名駆動パルスを各回路に供給する。
入力端子1から入力された映像信号はA/D変換回路2
で図23(a)に示すADCLKパルスをクロックとし
てアナログ信号からディジタル信号に変換される。
【0077】スイッチ回路603L,603Rは、制御
信号SW1,SW2が“H”レベルの時オンする。信号
SW1,SW2は図23(a)に示すようになってお
り、スイッチ回路603L,603Rは同時にオンし、
A/D変換回路602の出力信号は、図23(a)のW
Rパルスによりメモリ604L,604Rに書き込まれ
る。さらに、図23(a)のRDパルスによりメモリ6
04L,604Rから読み出された信号は、D/A変換
回路605L,605Rで図23(a)に示すDACL
Kパルスをクロックとしてディジタル信号からアナログ
信号に変換された後、表示部606L,606Rに供給
される。
【0078】このとき、ADCLK、WR、RDおよび
DACLKの各駆動パルスのタイミングは図23(a)
に示すように、同じ周波数になっているので、表示部6
06L,606Rには同一の画像が表示される。観察者
は図24に示されるような空間配置の同一画像に対して
幅輳を調整することにより、図25(a)、図25
(b)に示すような左右の表示部606L,606Rに
表示された画像が融像されて図25(c)に示すように
アスペクト比が4:3の画像として認識される。次に操
作手段610によりアスペクト比16:9で表示するモ
ードが選択されると、制御回路609からの制御信号に
より駆動回路608が制御され、図23(b)に示すよ
うな駆動パルスを各回路に供給する。入力端子1から入
力された映像信号は、A/D変換回路602で図23
(b)に示すADCLKパルスをクロックとしてアナロ
グ信号からディジタル信号に変換される。さらに、制御
信号SW1,SW2は図23(b)に示すようになって
おり、SW1は1水平走査期間(1H)の前半部を含む
3/4Hの期間“H”レベルであり、SW2は1Hの後
半部を含む3/4Hの期間“H”レベルとなっている。
【0079】SW1が“H”レベルの期間は、A/D変
換回路602の出力信号は図23(b)のWRパルスに
よりメモリ4Lに書き込まれ、SW2が“H”レベルの
期間は、A/D変換回路602の出力信号は図23
(b)のWRパルスによりメモリ604Rに書き込まれ
る。すなわち画像を左右に分割して各メモリ604L,
604Rに記憶していることになる。次に、図23
(b)のRDパルスによりメモリ604L,604Rか
ら読み出された信号は、D/A変換回路605L,60
5Rで図23(b)に示すDACLKパルスをクロック
としてディジタル信号からアナログ信号に変換された
後、表示部606L,606Rに供給される。このと
き、ADCLK,WR,RD,DACLKの各駆動パル
スのタイミングは図23(b)に示すように、RD,D
ACLKの周波数は上記4:3のモードの時と同じであ
り、ADCLK,WRの周波数をRD,DACLKの周
波数の4/3倍にすることにより、画像は水平方向に4
/3倍に拡大される。これを左右に分割して表示部60
6L,606Rで表示することにより、図26(a)、
図26(b)に示すように左右の表示部606L,60
6Rに表示された画像が融像され、図26(c)に示す
ようにアスペクト比が16:9の画像として認識され
る。
【0080】このようにすることにより、アスペクト比
が4:3の2つの表示部606L,606Rを用いて、
画像をアスペクト比が4:3で表示するモードと16:
9で表示するモードとを切り替えて表示することが可能
になる。
【0081】本実施例の説明では、アスペクト比が4:
3の表示部606L,606Rを用いて、アスペクト比
4:3と16:9とで表示する場合について説明した
が、本発明は、このアスペクト比に限定されるものでは
なく、ADCLK,WR,RD,DACLKの各駆動パ
ルスの周波数の関係を所定の関係に設定して水平方向に
画像を拡大することにより、画像を任意のアスペクト比
で表示することができることはいうまでもない。なお、
本実施例でも実施例6と同様にアスペクト比の切換は信
号によって自動的に行なわれてもよい。
【0082】実施例8 図27は本発明の好適な他の実施例による表示装置を示
す。図27においては図22と同一番号のものは同一の
構成要素を示すものであり説明は省略する。図27にお
いて、621はスイッチ回路、622は垂直補間回路で
ある。
【0083】図28は垂直補間回路622の構成を示
す。図28において、631は映像信号の入力端子、6
32はバッファメモリ、633はラインメモリ、63
4,635は乗算器、636は加算器、637は映像信
号の出力端子、638は制御回路609からの制御信号
の入力端子である。
【0084】図29は垂直補間回路622の動作を説明
する図である。また、各駆動パルスのタイミングは図2
3に示したものと同様である。なお、制御信号SW3に
ついては後述する。
【0085】図27、図28、図29を用いて本実施例
の動作について説明する。本実施例においても、表示部
606L,606Rのアスペクト比を4:3とし、入力
される映像信号のアスペクト比も4:3としている。こ
の映像信号をアスペクト比を4:3のまま表示する場合
と16:9にして表示する場合との2通りに分けて説明
する。
【0086】操作手段610によりアスペクト比4:3
で表示するモードが選択されると、入力端子638から
入力される制御回路609からの制御信号により駆動回
路608が制御され、図23(a)に示すような駆動パ
ルスを各回路に供給する。入力端子601から入力され
た映像信号は、スイッチ回路621に供給される。スイ
ッチ回路621は制御信号SW3が“H”レベルの時オ
ンする。SW3は常に“H”レベルになっており、映像
信号は常に垂直補間回路622に供給され、バッファメ
モリ632に記憶される。
【0087】乗算器634,635の係数K1,K2は
入力端子638から入力される制御回路609からの制
御信号により図29(a)に示すようにK1=0、K2
=1に設定される。従って、出力端子637には入力さ
れた映像信号がそのまま出力される。次のライン以降も
この図29(a)の動作を繰り返す。垂直補間回路62
2以降の動作は図22の場合と同様であり、表示部60
6L,606Rには同一の画像が表示される。これによ
って図25(a)、図25(b)に示すよう左右の表示
部606L,606Rに表示された画像が融像され、図
25(c)に示すようにアスペクト比が4:3の画像と
して認識される。
【0088】次に、操作手段610によりアスペクト比
16:9で表示するモードが選択されると、制御回路6
09からの制御信号により駆動回路608が制御され、
図23(b)に示すような駆動パルスを各回路に供給す
る。入力端子601から入力された映像信号は、スイッ
チ回路621に供給される。SW3は有効走査期間48
0ラインのうちの前半60ラインの期間“L”レベル、
続く360ラインの期間“H”レベル、後半60ライン
の期間“L”レベルになっている。従って垂直補間回路
622の画面上部、下部の各60ライン分の信号がカッ
トされ、画面中央部の360ライン分の映像信号が供給
される。この垂直補間回路622では360ライン分の
映像信号を垂直方向にリニア補間することにより、映像
信号のライン数を4/3倍して480ラインにする。
【0089】次に垂直補間回路622の動作を図29を
用いて説明する。入力端子631から入力された映像信
号は一旦バッファメモリ632に記憶される。バッファ
メモリ632からnライン目の信号が読み出されると、
読み出された信号はラインメモリ633に記憶されると
ともに、乗算器635に入力される。このとき入力端子
638からの制御信号により乗算器634,635の係
数は図29(a)のようにK1=0、K2=1に設定さ
れている。乗算器634,635の出力は加算器636
で加算され、出力端子637に出力される。従って、図
29(a)では出力端子637にはnラインの映像信号
がそのまま出力される。
【0090】次に1Hの期間にバッファメモリ632か
らn+1ラインの信号が読み出されると、読み出された
信号はラインメモリと乗算器635に供給される。同時
にラインメモリからは1H前に記憶されたnライン目の
信号が読み出され、乗算器634に供給される。このと
き入力端子638からの制御信号により乗算器634,
635の係数は図29(b)のようにK1=1/3、K
2=2/3に設定されている。乗算器634,635の
出力は加算器636で加算され、出力端子637に出力
される。従って、図29(b)では出力端子637に
は、 1/3(nライン)+2/3(n+1ライン) という映像信号が出力される。
【0091】次の1Hの期間にバッファメモリ632か
らn+2ラインの信号が読み出されると、読み出された
信号はラインメモリ633と乗算器635に供給され
る。同時にラインメモリ633からは1H前に記録され
たn+1ライン目の信号が読み出され、乗算器634に
供給される。このとき入力端子638からの制御信号に
より乗算器の係数は図29(c)のようにK1=2/
3、K2=1/3に設定されている。乗算器634,6
35の出力は加算器636で加算され、出力端子637
に出力される。従って、図29(c)では出力端子63
7には、 2/3(n+1ライン)+1/3(n+2ライン) という映像信号が出力される。
【0092】次の1Hの期間はバッファメモリ632か
ら信号は読み出さずに、ラインメモリ633から1H前
に記録されたn+2ライン目の信号が読み出され、乗算
器634に供給される。このとき入力端子638からの
制御信号により乗算器の係数は図29(d)のようにK
1=1、K2=0に設定されている。
【0093】乗算器634,635の出力は加算器63
6で加算され、出力端子637に出力される。従って、
図29(d)では出力端子637にはn+2ラインの映
像信号がそのまま出力される。
【0094】以上の動作を繰り返すことによって、垂直
補間回路622では、360ライン分の映像信号を垂直
方向にリニア補間することができ、映像信号のライン数
を4/3倍して480ラインにして出力する。垂直補間
回路622以降の動作は第7の実施例の場合と同様であ
り、画像は水平方向に4/3倍に拡大され、これを左右
に分割し、表示部606L,606Rに表示する。これ
により、図26(a)、図26(b)に示すように左右
の表示部606L,606Rに表示された画像が融像さ
れ、図26(c)に示すようにアスペクト比が16:9
の画像として認識される。
【0095】このようにすることにより、第7の実施例
と同様に、アスペクト比が4:3の2つの表示部606
Lと606Rを用いて、画像をアスペクト比が4:3で
表示するモードと16:9で表示するモードとを切り替
えて表示することが可能になるとともに、第7の実施例
では水平方向にのみ画像を拡大してアスペクト比を変換
しているので、水平方向に画像が引き伸ばされてしまう
が、本実施例では、水平、垂直方向に拡大しているの
で、画像は歪むことなくアスペクト比を変換できる。
【0096】また、本実施例の説明では、アスペクト比
が4:3の2つの表示部606Lと606Rを用いて、
アスペクト比4:3と16:9とで表示する場合につい
て説明したが、本発明は、このアスペクト比に限定され
るものではなく、垂直補間による垂直方向の画像の拡大
と、ADCLK,WR,RD,DACLK各駆動パルス
の周波数の関係を所定の関係に設定して垂直方向に画像
を拡大することにより、画像を任意のアスペクト比で表
示することができることはいうまでまでもない。
【0097】実施例9 次に本発明の第9の実施例について説明する。上述した
第7、第8の実施例においては、16:9のアスペクト
比での表示画像に対しては、左、右の画像の融像が行な
われやすいのに対して、4:3のアスペクト比での表示
画像に対しては、輻輳の調整が必要となるため人によっ
ては融像できないか、または融像できても目が疲れやす
くなる等の問題が予想される。この第9の実施例はこの
点を解決することを目的とするものであり、アスペクト
比の異なる表示のどちらに対しても融像しやすく、かつ
疲れが少ない表示装置を実現するものである。
【0098】図30、31に本発明の第9の実施例によ
る表示装置を示す。なお、本実施例による表示装置の回
路構成を示すブロック図および動作は第7、第8の実施
例と同様であるので説明は省略する。
【0099】図30、図31において651R,651
Lは虚像結像用光学素子であり、表示部606R,60
6Lからの光束を観察者の瞳の方向へ偏向させて表示部
606R,606Lの表示画像を前方に虚像として結像
させる機能を有する。652R,652Lはリレー光学
系であり、上記虚像結像用光学素子651R,651L
のみでは十分に補正しきれなかった収差を補正したり、
光学的物面を中間結像させたりするために挿入されてい
る。653R,653Lは表示部606R,606Lを
移動させるためのアクチュエータ、654R,654L
はアクチュエータ653R,653Lを制御するための
駆動回路、655R,655Lはアクチュエータ653
R,653Lの制御量を調整する制御量調整手段、65
6は表示画像の虚像である。
【0100】本実施例において、操作手段610でアス
ペクト比4:3で表示するモードが選択されると、入力
端子601から入力された映像信号は、第7、第8の実
施例と同様に信号処理回路660で処理され、表示部6
06R,606Lの両方に同じ映像信号を表示する。さ
らに操作手段610からの信号が、制御量調整手段65
5L,655Rに伝えられ、図30に示すように、右目
用の虚像と左目用の虚像とが空間的に一致するようにあ
らかじめ定められた位置にまで表示部606L,606
Rを移動させる。観察者の右目、左目には図25
(a)、図25(b)に示すように左右の表示部606
R,606Lに表示された画像が見え、これが融像され
て図25(c)に示すようにアスペクト比が4:3の画
像として認識される。
【0101】また、操作手段610でアスペクト比1
6:9で表示するモードが選択されると、信号処理回路
660により、表示画像のアスペクト比を16:9に変
換し、この映像信号を表示部606R,606Lに左右
に分けて表示する。さらに図31に示すように操作手段
610からの信号は、制御量調整手段655L,655
Rへ伝えられ、右目用の虚像656Rの一部と左目用の
虚像656Lの一部を図24のようにオーバーラップさ
せるように表示部606L,606Rの位置を予め定め
られた位置まで移動させる。観察者は図26(a)、図
26(b)に示すように左右の表示部606R,606
Lに表示された画像を見ることになり、これが融像され
て図26(c)に示すようにアスペクト比が16:9の
画像として認識される。
【0102】本実施例では、先の実施例と同様に、アス
ペクト比変換された画像を観察することができ、さら
に、左右眼用の2つの表示部606L,606Rに表示
された表示画像の虚像位置をアスペクト比に応じて、融
像が得られやすい位置に移動させることにより、観察者
にとって見やすく、融像させやすい、目の疲れが少ない
という効果が得られる。
【0103】虚像位置移動のための手段としては本実施
例に示したように両表示部606Lと606Rを移動さ
せるという手段に限定されるものではなく、片方の表示
部だけを移動させたり、凹面ミラー651L,651R
をわずかに傾けたり、リレー光学系を移動させたりする
等の手段によっても実現できる。
【0104】
【発明の適用範囲】なお、本発明は上記実施例に限定さ
れるわけではなく、本発明の主旨の範囲において適宜変
形、組合せが可能であることはいうまでもない。
【0105】したがって、例えば上記説明中の16:9
のアスペクト比はこれに限られるわけではなく、またそ
の画像もハイビジョン信号に基づくものである必要はな
い。アスペクト比4:3の画像あるいはそれ以外のアス
ペクト比のものを16:9など所望のアスペクト比に信
号変換して表示する場合であっても良いものである。要
は、第1のアスペクト比の表示手段にそれよりも横長の
第2のアスペクト比(すなわち、第2のアスペクト比は
第1のアスペクト比よりも横の比率が大きい)を表示す
る場合であれば良く、信号の種類(NTSA、PAL、
ハイビジョン等)は限定されない。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は所定のア
スペクト比の表示手段を用いて任意のアスペクト比の画
像情報を非表示部を生じることなく表示することのでき
る表示装置およびその表示方法を提供することができ
る。
【0107】また、本発明はNTSCやPAL方式のよ
うにアスペクト比の小さな画像用の表示手段を用い、ア
スペクト比の大小に係わらず映像を画面いっぱいに表示
可能な表示装置およびその表示方法を提供することがで
きる。
【0108】さらに本発明は、アスペクト比の異なる画
像をアスペクト比に係わらずその表示手段の有する解像
度や鮮鋭度など、画像再現性を含む画像品質を劣化させ
ることなく極めて優れた表示を行なうことができる。
【0109】また、本発明によれば、映像信号を入力す
る映像信号入力端子と、入力された映像信号がアスペク
ト比が第1のアスペクト比を有する第1の方式、例えば
アスペクト比が4:3のNTSC方式またはPAL方
式、の信号であるか、アスペクト比が第1のアスペクト
比とは異なる第2のアスペクト比を有する第2の方式、
例えばアスペクト比が16:9のハイビジョン方式、の
信号であるかを判別する判別手段と、右目のみ、左目の
みで見ることのできるアスペクト比が第1のアスペクト
比、例えば4:3の2つの表示手段を備え、前記判別手
段で入力信号が第1の方式と判別された場合には、同一
の映像信号を左右の表示装置にインターレース走査で表
示し、前記判別手段で入力信号が第2の方式と判別され
た場合には、映像信号を左右の表示手段に分けて、ノン
インターレース走査で表示することによって、アスペク
ト比が第1のアスペクト比、例えば4:3である従来の
NTSCやPAL方式等の安価な表示装置を使って、ア
スペクト比が第1のアスペクト比、例えば4:3の映像
信号を表示するとともに、アスペクト比が第2のアスペ
クト比、例えば16:9のハイビジョン信号を表示する
ことができる。
【0110】さらに、本発明によれば、前記判別手段で
入力信号がNTSCまたはPAL等の第1の方式と判別
された場合には、同一の映像信号を左右の表示装置に2
行同時書き込みで表示することによって、インターレー
ス走査であれば生じるフリッカを低減することができ
る。
【0111】加えて、本発明によれば、映像信号を入力
する映像信号入力端子と、入力された映像信号がアスペ
クト比が第1のアスペクト比を有する第1の方式、例え
ば4:3のNTSC方式またはPAL方式、の信号であ
るか、アスペクト比が第2のアスペクト比を有する第2
の方式、例えば16:9のハイビジョン方式、の信号で
あるかを判別する判別手段と、右目のみ、左目のみで見
ることのできるアスペクト比が第1のアスペクト比、例
えば4:3、の2つの液晶表示装置と、右目用の液晶表
示装置に表示する映像信号を記憶する記憶手段と、左目
用の液晶表示装置に表示する映像信号を記憶する記憶手
段を備え、前記判別手段で、入力信号が第1の方式と判
別された場合には、同一の映像信号を左右の表示装置
に、2行同時書き込みで表示し、前記判別手段で、入力
信号が第2の方式と判別された場合には、映像信号を左
右の表示装置に分けて、ノンインターレース走査で表示
することによって、アスペクト比が4:3であるNTS
CやPAL方式の安価な液晶表示装置を使って、アスペ
クト比が4:3の映像信号を表示するとともに、アスペ
クト比が異なる第2のアスペクト比、例えば16:9の
ハイビジョン信号を表示することが可能な液晶表示装置
を提供することができる。
【0112】さらに、本発明によれば、前記判別手段
で、入力信号が第1の方式と判別された場合には、2ラ
インのうち1ラインの信号を垂直方向に補間した信号を
書き込むようにすることにより、垂直方向の折り返し歪
みを低減することができる。
【0113】さらに、本発明によれば、前記判別手段
で、入力信号が第2の方式と判別された場合にも、映像
信号を第1の方式、例えば、NTSCのレートに時間伸
長して液晶パネルに供給するようにすることによって、
液晶パネルの水平走査の駆動周波数を第1の方式のとき
と同じにすることができる。
【0114】また、別に、本発明によれば、入力された
画像情報のアスペクト比をアスペクト比変換手段を用い
て設定されたアスペクト比に変換し、アスペクト比変換
された画像情報を2つの表示手段に分割して表示するよ
うに構成したことにより、所定のアスペクト比の表示手
段を用いて、表示手段に非表示部分が生じることなく、
画像情報を任意のアスペクト比で表示することができ
る。
【0115】さらに、本発明によれば、入力された画像
情報をアスペクト比変換手段を用いて水平方向に拡大す
ることにより設定されたアスペクト比に変換し、アスペ
クト比変換された画像情報を2つの表示手段に分割して
表示するように構成したことにより、所定のアスペクト
比の表示手段を用いて、表示手段に非表示部分が生じる
ことなく、画像情報を任意のアスペクト比で表示するこ
とができる。
【0116】加えて、本発明によれば、入力された画像
情報をアスペクト比変換手段を用いて水平方向に拡大す
るとともに、所定ライン分の画像情報を垂直方向に拡大
することにより、設定されたアスペクト比に変換し、ア
スペクト比変換された画像情報を2つの表示手段に分割
して表示するように構成したことにより、所定のアスペ
クト比の表示手段を用いて、表示手段に非表示部分が生
じることなく、画像情報を任意のアスペクト比で表示す
ることができるとともに、水平、垂直の両方向に拡大す
ることによって、表示する画像情報が歪むことなくアス
ペクト比変換した画像情報を表示できる。
【0117】さらに本発明によれば、画像情報のアスペ
クト比を変換し、アスペクト比変換された画像情報を、
左右眼用の表示手段に分割して表示するとともに、表示
画像のアスペクト比に応じて虚像移動手段により表示画
像の虚像の位置を移動するように構成したことにより、
観察者が左右の2つの虚像をより融像させやすくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の表示装置の表示方法の一例を説明する
ための模式図である。
【図2】 本発明の第1の実施例を説明するための液晶
表示装置の概略的ブロック図である。
【図3】 本発明に用いられる液晶パネルの一例を説明
するための模式的構成図である。
【図4】 入力信号が例えばNTSC信号の場合の液晶
パネルの駆動の一例を説明するためのタイミング図であ
る。
【図5】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合の
液晶パネルの駆動の一例を説明するためのタイミング図
である。
【図6】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合の
2つの液晶パネルの表示方法を説明するための図であ
る。
【図7】 本発明の第2の実施例を説明するための液晶
表示装置の概略的ブロック図である。
【図8】 本発明に用いられる液晶パネルの一例を説明
するための模式的構成図である。
【図9】 入力信号が例えばNTSC信号の場合の液晶
パネルの駆動の一例を説明するためのタイミング図であ
る。
【図10】 本発明の第3の実施例を説明するための液
晶表示装置の概略的ブロック図である。
【図11】 図10における駆動回路の概略的ブロック
図である。
【図12】 入力信号が例えばNTSC信号の場合の液
晶パネルの駆動の一例を説明するためのタイミング図で
ある。
【図13】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合
の液晶パネルの駆動の一例を説明するためのタイミング
図である。
【図14】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合
の2つの液晶パネルの表示方法を説明するための図であ
る。
【図15】 本発明の第4の実施例を説明するための液
晶表示装置の概略的ブロック図である。
【図16】 本発明の第5の実施例を説明するための液
晶表示装置の概略的ブロック図である。
【図17】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合
の2つの液晶パネルの表示方法を説明するための図であ
る。
【図18】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合
の2つの液晶パネルの表示方法を説明するための図であ
る。
【図19】 本発明の第6の実施例において、例えばN
TSC信号が入力された場合の表示装置を説明するため
の模式的配置図である。
【図20】 例えばハイビジョン信号が入力された場合
の表示装置を説明するための模式的配置図である。
【図21】 例えばハイビジョン信号が入力された場合
の表示装置を説明するための模式的配置図である。
【図22】 本発明の第7の実施例を説明するための液
晶表示装置の概略的ブロック図である。
【図23】 駆動タイミングの一例を説明するためのタ
イミング図である。
【図24】 入力信号が例えばハイビジョン信号の場合
の2つの液晶パネルの表示方法を説明するための図であ
る。
【図25】 表示手段のアスペクト比で表示を行なう場
合の表示方法を説明するための図である。
【図26】 表示手段のアスペクト比より大きい(すな
わち横長の)アスペクト比で表示を行なう場合の表示方
法を説明するための図である。
【図27】 本発明の第8の実施例を説明するための液
晶表示装置の概略的ブロック図である。
【図28】 垂直補間回路の一例を説明するための概略
的ブロック図である。
【図29】 垂直補間回路の動作を説明するための図で
ある。
【図30】 例えばNTSC信号が入力された場合の表
示装置を説明するための模式的配置図である。
【図31】 例えばハイビジョン信号が入力された場合
の表示装置を説明するための模式的配置図である。
【符号の説明】
1:映像入力端子、2:Y/C分離回路、3:デコー
ダ、4:信号処理回路、5:同期分離回路、6:判別回
路、7:制御回路、8,9:水平走査回路、10,1
1:垂直走査回路、12,13,14,15:スイッチ
回路、16R,16L:液晶パネル、17:水平ドライ
バ、18:サンプリング回路、19:垂直ドライバ、2
1:スイッチング素子、22:液晶セル、23:保持容
量、24(24R,24G、24B):スイッチング素
子、25:水平ドライバ、26:水平走査パルスの入力
端子、27:垂直ドライバ、28:垂直走査パルスの入
力端子、29(29R,29G,29B):映像信号の
入力端子、30:液晶セルの共通電極、35:垂直信号
線、36:ゲート線、41:垂直走査回路、42R,4
2L:液晶パネル、43,46:水平ドライバ、44,
45:サンプリング回路、47:垂直ドライバ、51:
虚像結像用光学素子、52:リレー光学系、53:アク
チュエータ、54:駆動回路、55:制御量調整手段、
56:表示画像の虚像、308:駆動回路、308a,
308d,308e,308g,308j,308l:
映像信号の入力端子、308b:制御信号の入力端子、
308c:同期信号の入力端子、308d,308h,
308i,308m:水平走査パルスの出力端子、30
8f,308k:垂直走査パルスの出力端子、309
R,309L:液晶パネル、310,313:水平ドラ
イバ、311,312:サンプリング回路、314:垂
直ドライバ、341:A/D変換回路、342,34
4:メモリ、343,345:D/A変換回路、34
6,347,348,349,350,351,35
4,359,360:スイッチ回路、352,353:
A/D変換回路、メモリ、D/A変換回路の駆動回路、
355,356:液晶パネルの水平走査回路、357,
358:液晶パネルの垂直駆動回路、361,362:
補間回路、601:映像信号の入力端子、602:A/
D変換回路、603L,603R:スイッチ回路、60
4L,604R:メモリ、605L,605R:D/A
変換回路、606L,606R:画像表示部、608:
駆動回路、609:制御回路、610:操作手段、61
6,616R,616L:液晶パネル、621:スイッ
チ回路、622:垂直補間回路、631:映像信号の入
力端子、632:バッファメモリ、633:ラインメモ
リ、634,635:乗算器、636:加算器、63
7:映像信号の出力端子、638:制御信号の入力端
子、651,651R,651L:虚像結像用光学素
子、652,652R,652L:リレー光学系、65
3,653R,653L:アクチュエータ、654,6
54R,654L:アクチュエータ駆動回路、655,
655R,655L:アクチュエータ制御量調整手段、
656:表示画像の虚像、660:信号処理回路(アス
ペクト比変換手段)。

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力する映像信号入力端子
    と、 入力された映像信号が第1のアスペクト比で映像を表示
    する第1の方式の信号であるか、第1のアスペクト比よ
    り大きい第2のアスペクト比で表示する第2の方式の信
    号であるかを判別する判別手段と、 入力された映像信号による映像を目のみで見ることの
    できる位置に表示する第1のアスペクト比用の第1の表
    示手段と、 入力された映像信号による映像を目のみで見ることの
    できる位置に表示する第1のアスペクト比用の第2の表
    示手段と、 前記判別手段で入力映像信号が第1の方式の信号と判別
    された場合には前記入力映像信号による同一の映像を第
    1および第2の表示手段に表示し、前記判別手段で入力
    映像信号が第2の方式の信号と判別された場合には前記
    入力映像信号による映像の、左寄りの領域を第1の表示
    手段に、右寄りの領域を第2の表示手段に分けて表示
    する駆動手段とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の方式の信号は1フレームが複
    数のフィールドで構成されるインターレース走査信号で
    あり、前記第2の方式の信号は1フレームがそれぞれ第
    1の方式の信号より水平走査線数の多い複数フィールド
    で構成されるインターレース走査信号であり、 前記駆動手段が、 前記両表示手段を所定の周波数で水平方向に駆動する第
    1の水平走査手段と、前記両表示手段を前記第1の水平
    走査手段の駆動周波数より高い周波数で水平方向に駆動
    する第2の水平走査手段と、 前記両表示手段をインターレース走査で駆動する第1の
    垂直走査手段と、 前記両表示手段をノンインターレース走査で駆動する第
    2の垂直走査手段と、 前記判別手段で入力映像信号が第1の方式と判別された
    場合には、前記第1の表示手段と第2の表示手段を前記
    第1の水平走査手段と前記第1の垂直走査手段で駆動
    し、該入力映像信号による同一の映像を左右の表示手段
    にインターレース走査で表示し、前記判別手段で入力
    信号が第2の方式と判別された場合には、前記第1の
    表示手段と第2の表示手段を前記第2の水平走査手段と
    前記第2の垂直走査手段で駆動し、該入力映像信号の各
    フィールド毎に該入力映像信号による映像前記左寄り
    領域と右寄り領域の映像に分けて左右の表示手段にノ
    インターレース走査で表示する表示制御手段とを備える
    請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の方式の信号は1フレームが2
    フィールドで構成されるインターレース走査信号であ
    り、前記第2の方式の信号は1フレームがそれぞれが第
    1の方式の信号より水平走査線数の多い2フィールドで
    構成されるインターレース走査信号であり、 前記駆動手段が、 前記両表示手段を所定の周波数で水平方向に駆動する第
    1の水平走査手段と、前記両表示手段を前記第1の水平
    走査手段の駆動周波数より高い周波数で水平方向に駆動
    する第2の水平走査手段と、 前記両表示手段の連続する水平走査線2本ずつ同時に
    駆動する2行同時書き込みで駆動する第の垂直走査手
    段と、 前記両表示手段をノンインターレース走査で駆動する第
    2の垂直走査手段と、 前記判別手段で入力信号が第1の方式と判別された場合
    には前記第1の表示手段と第2の表示手段を前記第1の
    水平走査手段と前記第の垂直走査手段で駆動し、該入
    力映像信号の各フィールド毎に該入力映像信号による
    一の映像を左右の表示手段に2行同時書き込みで表示
    し、前記判別手段で入力信号が第2の方式と判別された
    場合には、前記第1の表示手段と第2の表示手段を前記
    第2の水平走査手段と前記第2の垂直走査手段で駆動
    し、該入力映像信号の各フィールド毎に該入力映像信号
    による映像を前記左寄り領域と右寄り領域の映像に分け
    左右の表示手段にノンインターレース走査で表示する
    表示制御手段とを備える請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の方式のアスペクト比が4:3
    であり、前記第2の方式のアスペクト比が16:9であ
    る請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の方式がNTSC方式またはP
    AL方式であり、前記第2の方式がハイビジョン方式で
    ある請求項4に記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段に表示された画像情報を虚
    像として結像させる光学素子を含む光学系を有する請求
    項1〜のいずれかに記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記虚像の結像位置の少なくとも一方を
    移動させる虚像移動手段を有する請求項6記載の表示装
    置。
  8. 【請求項8】 前記虚像移動手段は判別手段からの信号
    によって虚像を移動する請求項7記載の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段は、 前記第1の表示手段に表示する映像信号を記憶する第1
    の記憶手段と、 前記第2の表示手段に表示する映像信号を記憶する 第2
    の記憶手段、 前記判別手段で入力映像信号が第1のアスペクト比と判
    別されたときは同一の映像信号を第1および第2の記憶
    手段に記憶させ、入力映像信号が第2のアスペクト比と
    判別されたときは該入力映像信号を前記左寄り領域と右
    寄り領域の映像の映像信号に分けて前記第1および第2
    の記憶手段に記憶させる処理回路を有する請求項1記
    載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の方式の信号は1フレームが
    2フィールドで構成されるインターレース走査信号であ
    り、前記第2の方式の信号は1フレームがそれぞれ第1
    の方式の信号より水平走査線数の多い2フィールドで構
    成されるインターレース走査信号であり、 前記駆動手段は、 前記第1および第2の表示手段を、所定の周波数で水平
    方向に駆動する第1の水平走査手段と、 前記第1および第2の表示手段を、第1の水平走査手段
    の駆動周波数より高い周波数で水平方向に駆動する第2
    の水平走査手段と、 前記表示手段の連続する水平走査線2本ずつ同時に駆
    動する2行同時書き込みで駆動する第1の垂直走査手段
    と、 前記表示手段をノンインターレース走査で駆動する第2
    の垂直走査手段とを有し、 前記判別手段で入映像信号が前記第1の方式と判別さ
    れた場合には、前記第1の表示手段と第2の表示手段
    記第1の水平走査手段と前記第1の垂直走査手段で駆
    動し、該入力映像信号の各フィールド毎に同一の映像信
    による映像を左右の表示手段に2行同時書き込みで表
    示し、前記判別手段で入力信号が第2の方式と判別され
    た場合には、第1の表示手段と第2の表示手段を前記第
    2の水平走査手段と前記第2の垂直走査手段で駆動し、
    該入力映像信号の各フィールド毎に該入力映像信号によ
    る映像を前記左寄り領域と右寄り領域の映像に分けて
    右の表示手段にノンインターレース走査で表示する請求
    記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動手段は、前記第1および第2
    の記憶手段へ入力される映像信号と、記憶手段に入力さ
    れてから1水平走査時間遅れて読み出される映像信号
    から補間信号を生成する補間手段をさらに有し、前記判
    別手段で入力信号が第1の方式と判別された場合には、
    前記記憶手段から読み出された映像信号による映像を
    前記表示手段の連続する2本の水平走査線の上側の走査
    線上に記補間手段から出力される映像信号による映
    前記連続する水平走査線の下側の走査線上に、2行
    同時書き込みで表示する請求項1記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記第1の方式の信号は1フレームが
    2フィールドで構成されるインターレース走査信号であ
    り、前記第2の方式の信号は1フレームがそれぞれ第1
    の方式の信号より水平走査線数の多い2フィールドで構
    成されるインターレース走査信号であり、 前記駆動手段は、 前記記憶手段に、映像信号を所定の周波数で書き込む第
    1の書き込み手段と、 前記記憶手段に、映像信号を第1の書き込み手段の周波
    数より高い周波数で書き込む第2の書き込み手段と、 前記記憶手段から、第1の書き込み手段の周波数と同じ
    周波数で読み出す読み出し手段と、 前記表示手段を、所定の周波数で水平方向に駆動する水
    平走査手段と、 前記表示手段の連続する水平走査線2本ずつ同時に駆
    動する、2行同時書き込みで駆動する第1の垂直走査手
    段と、 前記表示手段を、ノンインターレース走査で駆動する第
    2の垂直走査手段とを備え、 前記判別手段で、入力信号が第1の方式と判別された場
    合には、前記第1の表示手段と第2の表示手段を前記水
    平走査手段と前記第1の垂直走査手段で駆動し、前記記
    憶手段に前記第1の書き込み手段で書き込み、前記記憶
    手段から前記読み出し手段で読み出された映像信号によ
    る各フィールドの映像を左右の表示手段に2行同時書き
    込みで表示し、 前記判別手段で、入力信号が第2の方式と判別された場
    合には、第1の表示手段と第2の表示手段を前記水平走
    査手段と前記第2の垂直走査手段で駆動し、前記記憶手
    に前記第2の書き込み手段で書き込み、前記記憶手段
    ら前記読み出し手段で読み出された映像信号による各
    フィールドの映像を前記左寄り領域と右寄り領域の映像
    に分けて左右の表示手段にノンインターレース走査で表
    示する請求項記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 画像情報を目のみで見ることのでき
    る位置に第1のアスペクト比で表示する第1の表示手段
    と、 画像情報を目のみで見ることのできる位置に第1のア
    スペクト比で表示する第2の表示手段と、 画像情報を表示する際のアスペクト比を設定するための
    操作手段と、設定されたアスペクト比が第1のアスペクト比と同じ場
    合には同一の画像情報を左右の表示手段に表示し、設定
    されたアスペクト比が第1のアスペクト比より大きい場
    合には 入力された画像情報のアスペクト比を前記操作手
    段で設定されたアスペクト比に変換し、アスペクト比変
    換された画像情報の、左寄りの領域に表示する画像情報
    を前記第1の表示手段に、右寄りの領域に表示する画像
    情報を前記第2の表示手段に、分割して供給するアスペ
    クト比変換手段とを有する表示装置。
  14. 【請求項14】 前記アスペクト比変換手段は、入力さ
    れた画像情報を水平方向に拡大することにより、この画
    像情報のアスペクト比を前記操作手段で設定されたアス
    ペクト比に変換する請求項13記載の表示装置。
  15. 【請求項15】 前記アスペクト比変換手段は、入力さ
    れた画像情報を水平方向に拡大すると共に該入力画像情
    報の全有効ラインのうちの所定ライン分の画像情報を垂
    直方向に拡大することにより、前記画像情報のアスペク
    ト比を前記操作手段で設定されたアスペクト比に変換す
    る請求項13記載の表示装置。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2の表示手段に表示
    された画像情報を虚像として結像させる光学素子を含む
    光学系を有する請求項1記載の表示装置。
  17. 【請求項17】 前記操作手段で設定されたアスペクト
    比に応じて前記虚像の結像位置の少なくとも一方を移動
    させる虚像移動手段を有する請求項1記載の表示装
    置。
  18. 【請求項18】 映像信号を目のみで見られる第1の
    アスペクト比の表示手段と目のみで見られる第1のア
    スペクト比の表示手段に入力して表示する表示方法にお
    いて、前記第1のアスペクト比より大きな第2のアスペ
    クト比を有する映像信号による映像の、左寄りの領域
    前記第1の表示手段に、右寄りの領域を前記第2の表示
    手段に分けて表示することを特徴とする表示方法。
  19. 【請求項19】 前記第1と第2の表示手段に分けられ
    る表示は、第1と第2の表示手段で少なくとも一部がオ
    ーバーラップして表示される請求項1記載の表示方
    法。
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