JPH0759120A - 立体映像表示装置 - Google Patents

立体映像表示装置

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JPH0759120A
JPH0759120A JP5201644A JP20164493A JPH0759120A JP H0759120 A JPH0759120 A JP H0759120A JP 5201644 A JP5201644 A JP 5201644A JP 20164493 A JP20164493 A JP 20164493A JP H0759120 A JPH0759120 A JP H0759120A
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JP
Japan
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video signal
stereoscopic
signal
display device
video
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Application number
JP5201644A
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English (en)
Inventor
Koichi Oura
浩一 大浦
Yasuhiro Kawamura
泰弘 河村
Toshinobu Isobe
敏信 磯邊
Ikuo Someya
郁男 染谷
Takashi Tsurumoto
隆志 弦本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 立体映像表示装置に光学装置の有無に拘ら
ず、表示器に表示される映像を見て人間の眼が実際に感
じる映像が、同じ映像であればその輝度又は色温度が同
じに見えるものを提案する。 【構成】 通常の映像信号及び立体映像信号が選択的に
供給される映像信号処理回路32と、その映像信号処理
回路32よりの通常の映像信号及び立体映像信号が選択
的に供給されて、通常の映像及び立体映像が選択的に表
示される表示器33とを有し、その表示器33に立体映
像が表示されるときは、その立体映像を光学装置9を介
して見ることによって、立体視を可能にした立体映像表
示装置において、通常の映像信号及び立体映像信号のい
ずれが供給されるかに応じて、輝度又は色温度を切換え
る映像品質切換え手段44、45を映像信号処理回路3
2に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体映像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通常の映像信号及び立体映像信号
が選択的に供給される映像信号処理回路と、その映像信
号処理回路よりの通常の映像信号及び立体映像信号が選
択的に供給されて、通常の映像及び立体映像が選択的に
表示されるCRT等表示器とを有し、その表示器に立体
映像が表示されるときは、その立体映像を交互に開閉す
る左及び右眼用シャッタから成る眼鏡を介して見ること
によって、立体視を可能にした立体映像表示装置(米国
特許第4,523,226号明細書)が知られている。
又、このシャッタ付き眼鏡の代わりに左及び右眼用偏光
器から成る眼鏡を使用する場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる立体映像表示装
置では、立体映像を見るときは、表示器と人間の眼との
間に、通常の映像を見るときは不要であった光学装置が
介在されるため、その光学装置の介在の有無によって、
表示器に表示される映像を見て人間の眼が実際に感じる
映像は、同じ映像であってもその輝度や色温度が異なっ
て見える。
【0004】かかる点に鑑み、本発明は、通常の映像信
号及び立体映像信号が選択的に供給される映像信号処理
回路と、その映像信号処理回路よりの通常の映像信号及
び立体映像信号が選択的に供給されて、通常の映像及び
立体映像が選択的に表示される表示器とを有し、その表
示器に立体映像が表示されるときは、その立体映像を光
学装置を介して見ることによって、立体視を可能にした
立体映像表示装置において、光学装置の有無に拘らず、
表示器に表示される映像を見て人間の眼が実際に感じる
映像が、同じ映像であればその輝度又は色温度が同じに
見えるものを提案しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、通常の映像信
号及び立体映像信号が選択的に供給される映像信号処理
回路32と、その映像信号処理回路32よりの通常の映
像信号及び立体映像信号が選択的に供給されて、通常の
映像及び立体映像が選択的に表示される表示器33とを
有し、その表示器33に立体映像が表示されるときは、
その立体映像を光学装置9を介して見ることによって、
立体視を可能にした立体映像表示装置において、通常の
映像信号及び立体映像信号のいずれが供給されるかに応
じて、輝度又は色温度を切換える映像品質切換え手段4
4、45を映像信号処理回路32に設けたことを特徴と
する立体映像表示装置である。
【0006】
【作用】かかる本発明によれば、通常の映像信号及び立
体映像信号のいずれが供給されるかに応じて、映像品質
切換え手段44、45によって、輝度又は色温度が切換
えられるので、光学装置9の有無に拘らず、表示器33
に表示される映像を見て人間の眼が実際に感じる映像
が、同じ映像であればその輝度又は色温度が同じに見え
る。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して詳
細に説明する。光学装置の有無に拘らず、表示器に表示
される映像を見て人間の眼が実際に感じる映像が、同じ
映像であればその輝度及び色温度が同じに見えるように
した立体映像表示装置は、図1に示す如く、通常の映像
信号及び立体映像信号が選択的に供給される映像信号処
理回路32と、その映像信号処理回路32よりの通常の
映像信号及び立体映像信号が選択的に供給されて、通常
の映像及び立体映像が選択的に表示される表示器(CR
T)33とを有し、その表示器33に立体映像が表示さ
れるときは、その立体映像を光学装置(シャッタ付き眼
鏡)9を介して見ることによって、立体視を可能にした
立体映像表示装置において、通常の映像信号及び立体映
像信号のいずれが供給されるかに応じて、輝度又は色温
度を切換える映像品質切換え手段44、45を映像信号
処理回路32に設けている。
【0008】光学装置の有無に拘らず、表示器に表示さ
れる映像を見て人間の眼が実際に感じる映像が、同じ映
像であればその輝度及び色温度が同じに見えるようにし
た立体映像表示装置で受像する立体テレビジョン信号を
発生する装置は、図8、図9、図10に示す如く、走査
線数が1125本の2:1の飛び越し走査方式のハイビ
ジョン信号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効走査
期間の映像信号がそれぞれ左及び右映像信号である左及
び右映像ハイビジョン信号を発生するハイビジョン信号
源1L、1Rと、そのハイビジョン信号源1L、1Rよ
りの左及び右映像ハイビジョン信号の各有効走査期間の
左及び右映像信号を11:5の圧縮比を以て垂直方向に
時間圧縮する左及び右映像圧縮手段17、18と、その
左及び右映像圧縮手段17、18よりの奇数及び偶数フ
ィールドの各左及び右圧縮映像信号をその時間間隔が1
/2フィールド期間と成るように、その各左及び右圧縮
映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直ブランキング期間
を設けて、1つのハイビジョン信号の奇数及び偶数フィ
ールド信号の各有効走査期間に配するように合成して立
体テレビジョン信号を発生する合成手段19とを有する
ものである。
【0009】光学装置の有無に拘らず、表示器に表示さ
れる映像を見て人間の眼が実際に感じる映像が、同じ映
像であればその輝度及び色温度が同じに見えるようにし
た立体映像表示装置が適用される立体映像表示装置は、
図1及び図2に示す如く、走査線数が1125本の2:
1の飛び越し走査方式のハイビジョン信号の奇数及び偶
数フィールド信号の各有効走査期間の映像信号に相当す
る左及び右映像信号が11:5の圧縮比を以て垂直方向
に圧縮された左及び右圧縮映像信号が、その時間間隔が
1/2フィールド期間と成るように、その各左及び右圧
縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直ブランキング期
間が設けられて、1つのハイビジョン信号の奇数及び偶
数フィールド信号の各有効走査期間に配されて成る立体
テレビジョン信号を受けて、表示手段33に立体映像を
表示する立体映像表示装置であって、立体テレビジョン
信号から分離された水平及び垂直同期信号を基にして、
その垂直周波数の2倍の周波数の垂直同期信号を発生す
る垂直同期発生手段38と、立体テレビジョン信号から
分離された水平同期信号及び垂直同期発生手段38より
の垂直同期信号を受けて、立体テレビジョン信号をその
水平周波数と等しい水平走査周波数及びその垂直周波数
の2倍の垂直走査周波数を以て、表示手段33に左右の
映像を4:2の飛び越し走査表示させる走査手段39と
を設けたものである。
【0010】先ず、図8を参照して、立体テレビジョン
システムを説明する。被写体をそれぞれハイボジョン方
式の左眼用テレビカメラ1L及び右眼用テレビカメラ1
Rで撮像し、これらテレビカメラ1L、1Rよりのハイ
ビジョン方式の左及び右複合映像信号を、垂直圧縮左及
び右映像合成回路2に供給して、走査線数が1125本
の2:1の飛び越し走査方式のハイビジョン信号の奇数
及び偶数フィールド信号の各有効走査期間の映像信号に
相当する左及び右映像信号が11:5の圧縮比を以て垂
直方向に圧縮された左及び右圧縮映像信号が、その時間
間隔が1/2フィールド期間と成るように、その各左及
び右圧縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直ブランキ
ング期間が設けられて、1つのハイビジョン信号の奇数
及び偶数フィールド信号の各有効走査期間に配されて成
る複合立体カラーテレビジョン信号を形成する。尚、左
眼用テレビカメラ1L及び右眼用テレビカメラ1Rは、
これらよりのハイビジョン方式の左及び右複合映像信号
が記録されたVTRと置換し得る。
【0011】この垂直圧縮左及び右映像合成回路2より
の複合立体カラーテレビジョン信号は、MUSEエンコ
ーダ3に供給されてMUSE方式のテレビジョン信号に
変調されて、MUSE方式のビデオディスク(レーザデ
ィスク)5又はMUSE放送を介して、MUSEデコー
ダ7に供給されて復調され、又は、VTR(又はディス
クプレーヤ)4で記録及び再生されて、テレビジョン受
像機8に供給される。テレビジョン受像機8では、水平
偏向周波数は33.75kHzのままであるが、垂直偏
向周波数が60Hz×2=120Hzに切換えられて、
インターレース比4:2を以て、左及び右映像信号がそ
のCRTに映出される。視聴者は、この120Hzの垂
直偏向に同期して、両眼用液晶シャッタが60Hzの周
波数で交互に開閉するシャッタ付き眼鏡9を掛けて、そ
れぞれインターレース比が2:1の左及び右映像を左右
の眼で見ることに成る。
【0012】次に、図9を参照して、図8における垂直
圧縮左及び右映像合成回路2における垂直圧縮左及び右
映像合成の仕方を具体的に説明する。図9(A)に標準
ハイビジョン信号の複合映像信号を示し、図9(B)に
実施例の圧縮合成信号示す。尚、図9において、数値の
内括弧を付したものは偶数フィールドの数値を示し、括
弧のないものは奇数フィールドの数値を示す。
【0013】先ず、図9(A)の標準ハイビジョン信号
の場合の複合映像信号を説明する。垂直帰線期間の走査
線数は奇数及び偶数フィールド共45本〔1121H〜
40H(558H〜602H)〕、映像信号の有効走査
期間の走査線数は奇数フィールドで517本(41H〜
557H)、偶数フィールドで518本(603H〜1
120H)である。尚、フレーム当たりの走査線数は1
125本、インターレース比が2:1:アスペクト比が
16:9、フィールド周波数(垂直周波数)が60H
z、ライン周波数(水平周波数)が33.75kHzで
ある。
【0014】次に、図9(B)の圧縮合成信号の複合映
像信号を説明する。垂直帰線期間の走査線数は、標準ハ
イビジョン信号と同様に、奇数及び偶数フィールド共4
5本〔1121H〜40H(558H〜602H)〕で
ある。左及び右映像信号の奇数及び偶数フィールドの有
効走査期間の走査線数517本及び518本に5/11
を掛けて、それぞれ235本に圧縮する。この場合、5
17に5を掛けたものは11で割りきれるが、518に
5を掛けたものは11で割り切れないので、実際は51
7に5/11を掛け、1は後述するブランキングで吸収
するものとする。そして、この圧縮された左及び右映像
信号を、奇数及び偶数フィールドの有効走査期間におい
て、走査線46本分のブランキングを空けてその順に配
し、更に、圧縮された右映像信号の後に奇数及び偶数フ
ィールドでにおいてそれぞれ走査線1本分及び2本分の
疑似ブランキング期間を設ける。かくすると、奇数フィ
ールドでは、圧縮された左映像信号は41H〜275H
に位置し、次に、疑似ブンランキングが276H〜32
1Hに位置し、次に、圧縮された右映像信号が332H
〜556Hに位置し、最後にブランキングが557Hに
位置する。又、偶数フィールドでは、圧縮された左映像
信号は603H〜837Hに位置し、次に、疑似ブンラ
ンキングが838H〜883に位置し、次に、圧縮され
た右映像信号が884H〜1118Hに位置し、最後に
ブランキングが1119H〜1120Hに位置する。
【0015】更に、奇数及び偶数フィールドにおいて、
それぞれ圧縮された左及び右映像信号の間隔は共に28
1H(=562H/2)に設定されている。このため、
後述するがテレビジョン受像機のCRTにおいて、偏向
手段の垂直偏向周期を標準の垂直偏向周期の1/2(垂
直偏向周波数を標準の垂直偏向周波数60Hzの2倍の
120Hzにする)にすることで、左及び右映像信号の
左及び右映像を4:2のイタンターレース比を以てCR
Tの画面に表示させることができる。
【0016】尚、この立体複合映像信号の垂直ブランキ
ング期間には、立体映像判別信号が挿入されている。
【0017】次に、図10を参照して、図8の垂直圧縮
左及び右映像合成回路2の具体構成を説明する。左眼及
び右眼用テレビカメラ1L、1Rよりのハイビジョン方
式の複合左及び右カラー映像信号の左及び右輝度信号Y
L 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号PbL 、Pb
R ;PrL 、PrR を、同期分離回路及び同期信号発生
回路を除いて同じ構成の垂直圧縮左及び右映像合成回路
で圧縮及び合成する。ハイビジョン方式の左及び右輝度
信号YL 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号P
L 、PbR ;PrL 、PrR が、それぞれ入力端子1
1、12から、それぞれA/D変換器13、14に供給
されてデジタル化しされた後、垂直方向の折り返し妨害
を防ぐための垂直ローパスフィルタ15、16に供給さ
れる。
【0018】この垂直ローパスフィルタ15、16は1
1次のフィルタで、図11に示すように、入力端子Tin
よりの入力信号を、縦続接続された10段の1水平周期
遅延器DL1〜DL10に供給し、入力端子Tinよりの
入力信号及び各段の水平周期遅延器DL1〜DL10の
各出力に係数乗算器M1〜M11によって係数K1〜K
11を乗算し、その各乗算出力をそれぞれ加算器AD1
〜AD10に供給して累積加算して、出力端子Tout よ
り垂直方向の折り返し妨害の除去された左及び右輝度信
号YL 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号PbL
PbR ;PrL、PrR が得られる。係数乗算器M1〜
M11は、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDの供
給されるカウンタCNよりの計数出力によって、決めら
れた走査線番号に合わせた係数にセットされる。この場
合、圧縮比が11:5であるので、図12(A)に示す
11本の走査線n〜n+10が、垂直ローパスフィルタ
15、16によって、それぞれ図12(B)に示すよう
に走査線m、m、m+1、m+1、m+2、m+2、m
+3、m+3、m+4、m+4、m+4に変換される。
【0019】左及び映像信号の垂直方向の圧縮比が1
1:5と簡単な整数比なので、垂直ローパスフィルタ1
5、16は、上述したように簡単な構成に成る。尚、こ
れら垂直ローパスフィルタ15、16は省略しても良
い。
【0020】これら垂直ローパスフィルタ15、16よ
りの左及び右輝度信号YL 、YR 並びに2種類の左及び
右色差信号PbL 、PbR ;PrL 、PrR は、それぞ
れデュアルポートフレームメモリ17、18に供給し
て、書込み及びそれを読み出すことによって、それぞれ
ライン信号の間引きによる圧縮を行うが、ここでは垂直
ローパスフィルタ15、16の出力の走査線の場所を変
換する。デュアルポートフレームメモリ17、18に
は、それぞれ書込みアドレスカウンタ23及び読み出し
アドレスカウンタ24よりの書込みアドレス信号及び読
み出しアドレス信号が供給される。これらカウンタ2
3、24における各書込みアドレス信号及び読み出しア
ドレス信号は、同期分離回路22よりの水平同期信号及
びカラーバースト信号に基づいて形成される。
【0021】このデュアルポートメモリ17、18の動
作を図12を参照して説明する。デュアルポートフレー
ムメモリ17、18に対し、それぞれ垂直ローパスフィ
ルタ15、16よりの左及び右輝度信号YL 、YR 並び
に2種類の左及び右色差信号PbL 、PbR ;PrL
PrR を供給して、1ライン毎に書込みアドレス及び読
み出しアドレスを変化させる。書込みは、走査線m、m
+1、m+2、m+3は1ライン置きに、走査線m+4
は2ライン置きに行い、読み出しは、走査線m〜m+2
34を連続して行う。又、読み出しは、41H及び32
2Hを基準に行う。図12(C)に、デュアルポートフ
レームメモリ17、18の読み出し出力を示す。
【0022】図10に戻って説明する。デュアルポート
フレームメモリ17、18よりの圧縮された左及び右輝
度信号YL 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号Pb
L 、PbR ;PrL 、PrR は、スイッチ19に供給さ
れて合成される。又、左及び右輝度信号YL 、YR の場
合には、特に、同期信号発生回路25よりの水平及び垂
直同期信号並びにカラーバースト信号が供給されて合成
される。入力端子12よりの右輝度信号YR が同期分離
回路22に供給されると共に、左及び右輝度信号YL
R 並びに2種類の左及び右色差信号PbL 、PbR
PrL 、PrRに関する各書込みアドレスカウンタ2
3、読み出しアドレスカウンタ24に供給される。そし
て、スイッチ19よりの各圧縮及び合成された輝度信号
(複合輝度信号)Y、2種類の色差信号Pb、Prは、
それぞれD/A変換器20に供給されて、それぞれアナ
ログ化される。
【0023】次に、図1を参照して、図8の立体テレビ
ジョンシステムのテレビジョン受像機8の構成を説明す
る。入力端子31に、圧縮及び合成された複合映像信号
VIDEO 〔図2(C)〕、即ち、各圧縮及び合成された輝
度信号(複合輝度信号)Y、2種類の色差信号Pb、P
r、又は、標準ハイビジョン複合映像信号、即ち、輝度
信号(複合輝度信号)Y、2種類の色差信号Pb、Pr
が、カラー映像信号処理回路32に供給されると共に、
輝度信号(複合輝度信号)Yは同期分離回路34及び立
体映像判別信号検出回路47に供給される。
【0024】カラー映像信号処理回路32の構成を説明
する。入力端子31よりのプ輝度信号(複合輝度信号)
Y、2種類の色差信号Pb、Prは、図示を省略したク
ランプ回路、ヒュー制御回路、カラー制御回路を通じ
て、マトリックス回路41に供給されて、赤、緑及び青
の三原色信号R、G、Bに変換される。この三原色信号
R、G、Bは、ガンマ制御器43、輝度及び駆動制御器
44、カットオフ制御器45及び駆動トランジスタQ
r、Qg、Qbのベース・エミッタ間を通じて、カラー
陰極線管33のカソードKr、Kg、Kbに供給され
る。尚、駆動トランジスタQr、Qg、Qbの各コレク
タが抵抗器Rr、Rg、Rbを通じて接地されている。
【0025】CPU46は、立体映像判別信号検出回路
47の検出出力に基づいて、輝度及び駆動制御器44に
制御信号を供給して、三原色信号R、G、Bの全体の輝
度レベル(直流レベル)及び個々の信号の振幅を、CP
U46に関連する記憶手段の記憶内容にもとづいて、通
常の映像信号と立体映像信号とで異なる値に制御すると
共に、カットオフ制御器45に制御信号を供給して、C
PU46に関連する記憶手段の記憶内容にもとづいて、
三原色信号R、G、Bの個々のカットオフレベルを、通
常の映像信号と立体映像信号とで異なる値に制御する。
この場合、三原色信号R、G、Bの個々の信号の振幅及
びカットオフレベルを制御することで、ホワイトバラン
スを制御でき、これによって、カラー陰極線管33に表
示される映像の色温度を制御する(図3に示すxy色度
図上における光原色の系統色名の一般的な区分の白領域
内の白の種類を選択する)ことができる。そして、カラ
ー映像信号処理回路32に通常の映像信号及び立体映像
信号のいずれが供給されるかに応じて、輝度及び駆動制
御器44及びカットオフ制御器45によって、輝度及び
色温度が切換えられて、シャッタ付き眼鏡9の有無に拘
らず、カラー陰極線管33に表示される映像を見て人間
の眼が実際に感じる映像が、同じ映像であればその輝度
及び色温度が同じに見えるようにする。
【0026】同期分離回路34よりの60Hzの垂直同
期信号VD〔図2(D)〕は、垂直同期信号成形回路3
5に供給されて、PLL36よりの水平周波数の2倍の
周波数の同期信号HD2によってラッチされて、垂直同
期信号VDと同期し、その時間幅が1/(33.75k
Hz×2)の垂直同期信号VDA〔図2(E)〕が成形
されて出力される。
【0027】同期分離回路34よりの33.75kHz
の水平同期信号HD〔図2(A)〕が、CRT33に対
する偏向回路39に切換えスイッチ48を通じて供給さ
れると共に、PLL36に直接に供給される。PLL3
6では、これに供給される水平同期信号HDに基づい
て、標準の垂直周波数60Hzの2倍の周波数、即ち、
120Hzの垂直同期信号HD2〔27(B)〕を生成
し、この同期信号HD2が垂直同期信号成形回路35に
ラッチ信号として供給されると共に、アドレスカウンタ
37にクロック信号として供給される。又、アドレスカ
ウンタ37には、成形された垂直同期信号VDAがリセ
ット信号として供給される。そして、アドレスカウンタ
37は1125進のカウンタとして動作し、そのカウン
タの内容がアドレス信号ADRとして、プログラマブル
・ロジック・デバイス(PLD)(又はROMも可)3
8に供給される。
【0028】PLD38には、垂直同期信号VDと同期
し、交互に変化する周期281H、281.5Hを有
し、垂直周波数の2倍の周波数、即ち、120Hzの垂
直同期信号VD2〔図2(F)〕と、垂直同期信号VD
2と同期し、その到来毎に反転し、互いに位相が反転し
た60Hzのシャッタ切換え制御信号SSW1、SSW2〔図2
(G)、(H)〕とが記憶されていて、これにカウンタ
37よりのアドレス信号ADRが供給されることによっ
て読み出され、この垂直同期信号VD2及び同期分離回
路34よりの垂直同期信号VDが切換えスイッチ48に
よって切換えられて偏向回路39に供給される。この切
換えスイッチ48は、立体映像判別信号検出回路47よ
りの検出出力によって切換えられる。
【0029】シャッタ切換え制御信号SSW1、SSW2は眼鏡
インターフェース40に供給される。そして、このイン
ターフェース40によって、液晶シャッタ付き眼鏡9の
左右の液晶シャッタが、60Hzで交互に開閉される。
視聴者はこの眼鏡9を掛けてCRT33の画面の左及び
右映像をそれぞれ左眼及び右眼で見ることに成る。尚、
左及び右圧縮映像信号の間の疑似ブランキング期間が元
の垂直ブランキング期間の45Hより長いので、テレビ
ジョン受像機の偏向回路の負担が少なくなる。
【0030】しかして、CRT33に供給される圧縮さ
れた合成映像信号は、垂直偏向周波数が60Hzの場合
は、図4のように、2:1の飛び越し走査の圧縮された
左及び右映像L、Rが映出されるが、垂直偏向周波数が
上述のように120Hzとされた場合には、圧縮映像信
号が偏向回路39及びCRT33によって垂直方向に2
倍に伸長されて、CRT33の管面上に図5(A)、
(B)及び図6(A)、(B)に示す如く、CRT33
の画面には、第1〜第4フィールドでは、奇数フィール
ドの左映像、奇数フィールドの右映像、偶数フィールド
の左映像及び偶数フィールドの右映像が順次映出され、
即ち、4:2の飛び越し走査の左右映像が映出され、こ
れをシャッタ付き眼鏡9で、図7(A)の2:1の飛び
越し左画像を左眼で、図7(B)の2:1の飛び越し右
画像は右眼で見ることによって、立体画像を視認するこ
とができる。この場合、図7(A)、(B)の左及び右
映像は水平方向の位置ずれがないことは勿論であるが、
垂直方向の位置ずれもない。
【0031】尚、シャッタ付き眼鏡9の代わりに、左及
び右眼用偏光器から成る偏光眼鏡を使用する場合にも本
発明を適用することができる。尚、この偏光眼鏡を使用
する場合には、カラー陰極線管33の画面上には、左眼
及び右眼用映像が同時に表示され、これを偏光眼鏡で見
ることによって、左眼及び右眼用映像を分離して左眼及
び右眼で見ることに成る。
【0032】又、立体映像判別信号検出回路47を設け
る代わりに、手動スイッチを設け、これによってCPU
46及び切換えスイッチ48を制御するようにしても良
い。
【0033】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、通常の映像信
号及び立体映像信号が選択的に供給される映像信号処理
回路と、その映像信号処理回路よりの通常の映像信号及
び立体映像信号が選択的に供給されて、通常の映像及び
立体映像が選択的に表示される表示器とを有し、その表
示器に立体映像が表示されるときは、その立体映像を光
学装置を介して見ることによって、立体視を可能にした
立体映像表示装置において、光学装置の有無に拘らず、
表示器に表示される映像を見て人間の眼が実際に感じる
映像が、同じ映像であればその輝度又は色温度が同じに
見えるものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のテレビジョン受像機を示すブロック線
【図2】テレビジョン受像機の各部の信号を示すタイミ
ングチャート
【図3】xy色度図上における光源色の系統色名の一般
的区分を示すチャート
【図4】テレビジョン受像機の表示の説明(1)の線図
【図5】テレビジョン受像機の表示の説明(2)の線図
【図6】テレビジョン受像機の表示の説明(3)の線図
【図7】テレビジョン受像機の表示の説明(4)の線図
【図8】本発明の実施例の立体テレビジョンシステムを
示すブロック線図
【図9】実施例の左及び右映像信号が圧縮合成された複
合映像信号を標準ハイビジョン信号と対比して示す説明
【図10】実施例の圧縮/合成回路を示すブロック線図
【図11】圧縮/合成回路中の垂直ローパスフィルタ具
体構成を示すブロック線図
【図12】圧縮/合成回路の動作説明に供する走査線の
説明図
【符号の説明】
1L 左眼用カメラ(又はVTR) 2R 右眼用カメラ(又はVTR) 2 垂直圧縮左及び右映像合成回路 8 テレビジョン受像機 9 シャッタ付き眼鏡 13 A/D変換器 14 A/D変換器 15 垂直ローパスフィルタ 16 垂直ローパスフィルタ 17 デュアルポートフレームメモリ 18 デュアルポートフレームメモリ 19 スイッチ 20 D/A変換器 22 同期分離器 23 書込みアドレスカウンタ 24 読み出しアドレスカウンタ 25 同期信号発生回路 32 カラー映像信号処理回路 33 陰極線管(CRT) 34 同期分離回路 35 垂直同期信号成形回路 36 PLL 37 アドレスカウンタ 38 プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD) 39 偏向回路 40 眼鏡インターフェース 41 マトリックス回路 42 ピクチャ制御器 43 ガンマ制御器 44 輝度及び駆動制御器 45 カットオフ制御器 46 CPU 47 立体映像判別信号検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染谷 郁男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 弦本 隆志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の映像信号及び立体映像信号が選択
    的に供給される映像信号処理回路と、該映像信号処理回
    路よりの通常の映像信号及び立体映像信号が選択的に供
    給されて、通常の映像及び立体映像が選択的に表示され
    る表示器とを有し、該表示器に立体映像が表示されると
    きは、該立体映像を光学装置を介して見ることによっ
    て、立体視を可能にした立体映像表示装置において、 上記通常の映像信号及び上記立体映像信号のいずれが供
    給されるかに応じて、輝度又は色温度を切換える映像品
    質切換え手段を上記映像信号処理回路に設けたことを特
    徴とする立体映像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記通常の映像信号及び立体映像信号の
    いずれが上記映像信号処理回路に供給されるかを判別す
    る判別回路を設け、 該判別回路の判別出力に基づいて、上記輝度又は色温度
    を切換える映像品質切換え手段を制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の立体映像表示装置。
  3. 【請求項3】 上記通常の映像信号及び立体映像信号の
    いずれが上記映像信号処理回路に供給されるかに応じ
    て、手動で、輝度又は色温度を切換える映像品質切換え
    手段を制御するようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の立体映像表示装置。
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