JPH0738925A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Publication number
JPH0738925A
JPH0738925A JP5181576A JP18157693A JPH0738925A JP H0738925 A JPH0738925 A JP H0738925A JP 5181576 A JP5181576 A JP 5181576A JP 18157693 A JP18157693 A JP 18157693A JP H0738925 A JPH0738925 A JP H0738925A
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JP
Japan
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video signal
signal
field
video
frame
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Application number
JP5181576A
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English (en)
Inventor
Koichi Oura
浩一 大浦
Yasuhiro Kawamura
泰弘 河村
Toshinobu Isobe
敏信 磯邊
Ikuo Someya
郁男 染谷
Takashi Tsurumoto
隆志 弦本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現在のフィールド映像信号に基づいて表示装
置に表示される映像に含まれる、現在のフィールド映像
信号の1フィールド前のフィールド映像信号に基づいて
表示装置に表示される映像の残像を打ち消すことのでき
る映像信号処理装置を提案する。 【構成】 現在のフィールド映像信号(左又は右映像信
号)に基づいて表示装置に表示される映像に含まれる、
現在のフィールド映像信号の1フィールド前のフィール
ド映像信号(右又は左映像信号)に基づいて表示装置
(CRT、液晶表示装置等)に表示される映像の残像を
打ち消すための補正信号を、1フィールド前のフィール
ド映像信号から形成する補正信号形成手段47、48、
49と、現在のフィールド映像信号に、補正信号形成手
段47、48、49からの補正信号を合成する合成手段
44、46とを有し、その合成手段44、46の出力を
表示装置に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常のテレビジョン受
像機、立体テレビジョン受像機に適用して好適な映像信
号処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、120Hzのフィー
ルド周波数を以てフィールド毎に交互に変化する左及び
右映像信号から成る立体映像信号を、陰極線管、液晶表
示器等の表示装置に供給して、左及び右眼用映像を交互
に表示させ、この表示装置に表示される左及び右眼用映
像を、これに同期してフィールド毎に交互に開閉する左
及び右眼用シャッタ(液晶シャッタ)を備えた眼鏡を掛
けて見るようにした立体テレビジョン受像機(米国特許
第4,523,226号明細書等参照)が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかるテレビジョン受
像機では、フィールド周波数が120Hzの如く高いた
めに、陰極線管のスクリーンの螢光体層の残光効果や、
液晶表示器の応答性の低さ、シャッタ付き眼鏡のシャッ
タの応答性の低さ等によって、左及び右映像信号に基づ
いて表示装置に表示される左眼及び右眼用映像に、その
反対側の右眼用及び左眼用映像の淡い残像が重なって見
える虞がある。尚、フィールド周波数が、例えば、60
Hzと低い場合は、このよな映像の重なりの生じる虞は
少ないが、その代わりにフリッカが生じる。
【0004】この映像の重なりについて、図4を参照し
て説明する。眼鏡の左眼用シャッタが開いているとき
は、表示装置の画面に、例えば、実線の円で示す本来の
左眼用映像に、例えば、破線の円で示す右眼用映像の残
像が重なって表示される。又、同様に、右眼用シャッタ
が開いているときは、表示装置の画面に、同様に、実線
の円で示す本来の右眼用映像に、同様に、破線の円で示
す左眼用映像の残像が重なって表示される。
【0005】特に、この左又は右眼用映像に右又は左眼
用映像の残像が重なる可能性は、フィールド周波数が高
い程高く成る。この映像の重なりは、通常のテレビジョ
ン受像機における左右の区別のない映像信号の場合にも
同様に発生する。この場合、映像信号が動画映像信号で
ある場合は、映像の重なりによって、映像の輪郭がぼけ
てしまう。
【0006】かかる点に鑑み、本発明は、現在のフィー
ルド(又はフレーム)映像信号に基づいて表示装置に表
示される映像に含まれる、現在のフィールド(又はフレ
ーム)映像信号の1フィールド(又は1フレーム)前の
フィールド(又はフレーム)映像信号に基づいて表示装
置に表示される映像の残像を打ち消すことのできる映像
信号処理装置を提案しようとするものである。
【0007】更に、本発明は、現在のフィールド(又は
フレーム)映像信号及び1フィールド(又は1フレー
ム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号が、立体
映像信号を構成するそれぞれ左(又右)映像信号及び右
(又は左)映像信号であって、左(又右)映像信号及び
右(又は左)映像信号に基づいて表示装置に交互に表示
される左眼(又は右眼)用映像及び右眼(又は左眼)用
映像が、これら映像に同期して交互に開閉する左眼及び
右眼用シャッタを介して見るようにされた場合におい
て、現在の左(又は右)映像信号に基づいて表示装置に
表示される左(又は右)眼用映像に含まれる、現在の左
(又は右)映像信号の1フィールド(又は1フレーム)
前の右(又は左)映像信号に基づいて表示装置に表示さ
れる左眼(又右眼)用映像の残像を打ち消すこのできる
映像信号処理装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、現在の
フィールド(又はフレーム)映像信号に基づいて表示装
置に表示される映像に含まれる、現在のフィールド(又
はフレーム)映像信号の1フィールド(又は1フレー
ム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号に基づい
て表示装置33に表示される映像の残像を打ち消すため
の補正信号を、1フィールド(又は1フレーム)前のフ
ィールド(又はフレーム)映像信号から形成する補正信
号形成手段47、48、49と、現在のフィールド(又
はフレーム)映像信号に、補正信号形成手段47、4
8、49からの補正信号を合成する合成手段44、46
とを有し、その合成手段44、46の出力を表示装置3
3に供給することを特徴とする映像信号処理装置であ
る。
【0009】第2の本発明は、第1の本発明において、
現在のフィールド(又はフレーム)映像信号及び1フィ
ールド(又は1フレーム)前のフィールド(又はフレー
ム)映像信号は、立体映像信号を構成するそれぞれ左
(又右)映像信号及び右(又は左)映像信号であって、
その左(又右)映像信号及び右(又は左)映像信号に基
づいて表示装置33に交互に表示される左眼(又は右
眼)用映像及び右眼(又は左眼)用映像は、これら映像
に同期して交互に開閉する左眼及び右眼用シャッタを介
して見るようにされて成ることを特徴とする映像信号処
理装置である。
【0010】
【作用】第1の本発明によれば、補正信号形成手段4
7、48、49によって、1フィールド(又は1フレー
ム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号から形成
される補正信号を、合成手段44、46によって、現在
のフィールド(又はフレーム)映像信号に合成し、その
合成手段44、46の出力を表示装置33に供給して、
現在のフィールド(又はフレーム)映像信号に基づいて
表示装置に表示される映像に含まれる、現在のフィール
ド(又はフレーム)映像信号の1フィールド(又は1フ
レーム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号に基
づいて表示装置33に表示される映像の残像を打ち消す
ようにする。
【0011】第2の本発明によれば、補正信号形成手段
47、48によって、1フィールド(又は1フレーム)
前の右又は左フィールド(又はフレーム)映像信号から
形成される補正信号を、合成手段44、46によって、
現在の左又は右フィールド(又はフレーム)映像信号に
合成し、その合成手段44、46の出力を表示装置33
に供給して、現在の左又は右フィールド(又はフレー
ム)映像信号に基づいて表示装置に表示される映像に含
まれる、現在の左又は右フィールド(又はフレーム)映
像信号の1フィールド(又は1フレーム)前の右又は左
フィールド(又はフレーム)映像信号に基づいて表示装
置33に表示される映像の残像を打ち消すようにする。
【0012】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明しよ
う。この実施例では、フィールド周波数が120Hz
で、フィールド毎に左及び右映像信号(フィールド映像
信号)が交互に得られるものとする。図1に、例えば、
右映像信号に対する映像信号処理回路を示す。尚、左映
像信号に対する映像信号処理回路もこれと同様な構成と
成るので、その説明は省略する。
【0013】入力端子42、43にそれぞれ現在のフィ
ールド映像信号(右映像信号)V(R1)及び1フィー
ルド前のフィールド映像信号(左映像信号)V(L1)
が供給される。現在のフィールド映像信号(右映像信
号)V(R1)に基づいてCRT33(図10参照)に
表示される映像に含まれる、現在のフィールド映像信号
(右映像信号)V(R1)の1フィールド前のフィール
ド映像信号(左映像信号)V(L1)に基づいてCRT
33に表示される映像の残像を打ち消すための補正信号
V(L4)を、1フィールド(又は1フレーム)前のフ
ィールド(又はフレーム)映像信号(左映像信号)V
(L1)から形成する補正信号形成手段47、48、4
9と、現在のフィールド(又はフレーム)映像信号(右
映像信号)V(R1)に、補正信号形成手段47からの
補正信号を合成する合成手段44、46とを設け、その
合成手段44、46の出力をCRT33に供給する。
【0014】入力端子42よりの右映像信号V(R1)
は加算器44に供給される。入力端子43よりの左映像
信号V(L1)はフィールドメモリ45に供給されて、
1フィールド期間遅延される。この遅延された左映像信
号V(L2)は、極性反転回路46に供給されて、その
輝度レベルが反転せしめられる。尚、この極性反転回路
46を設けない場合は、加算器44の代わりに減算器を
設ければ良い。
【0015】この輝度レベルが反転せしめられた左映像
信号V(L3)は、レベル調整回路47に供給されてそ
のレベル(映像信号成分及び直流成分の両レベル)が、
上述の右映像信号に基づく映像及びこれに含まれる左映
像信号に基づく映像の残像の明るさの比に応じた減衰率
を以て低下せしめられる。そのレベルが低下せしめられ
た左映像信号V(L4)は、補正信号として加算器44
に供給されて右映像信号V(R1)に加算される。
【0016】加算器44よりの右映像信号V(R2)
は、左映像信号V(L1)の輝度レベルが反転され、且
つレベルの低下せしめられた左映像信号V(L4)が、
補正信号としてΔV(L)として重畳された信号である
が、この重畳によって、右映像信号V(R2)の直流レ
ベルが少し高めに成るので、この右映像信号V(R2)
を直流レベル調整回路48に供給して、直流レベル検出
回路49によって左映像信号V(L4)の直流レベルを
検出し、その検出出力に基づいて直流レベル調整回路4
8を制御して、右映像信号V(R2)の直流レベルを、
所定の減衰率を以て低下せしめる。尚、この直流レベル
調整回路48は、加算器44の次段に設ける代わりに、
レベル調整回路47の次段に設けて、直流レベル検出回
路49の検出出力に基づいて、レベル調整回路47より
の左映像信号V(L4)の直流レベルを、所定の比率を
以て低下せしめると共に、所定の比率のレベル量だけ低
下せしめてから、加算器44に供給するようにしても良
い。
【0017】かくして、出力端子50には、補正信号Δ
V(L)が合成されると共に、直流レベルが低下せしめ
られた右映像信号(フィールド映像信号)V(R3)が
出力され、これがCRT33(図10)に供給される。
【0018】従って、図4で説明したような、右眼用シ
ャッタが開いているときは、表示装置の画面に、実線の
円で示す本来の右眼用映像に、破線の円で示す左眼用映
像の残像が重なるのでが回避される。
【0019】次に、左及び右映像信号(フィールド映像
信号)が、それぞれ左及び右輝度信号、左及び右青色差
信号並びに左及び右赤色差信号から成るカラー映像信号
である場合は、図2に示すように、図1と同様の補正回
路を6個設けて、それぞれ各別に信号処理を行う。即
ち、入力端子T(YL)1、T(YR)1よりの左及び
右輝度信号Y(L)1、Y(R)1を、それぞれ映像信
号処理回路VC(YL)、VC(YR)に相互に供給し
て、出力端子T(YL)2、T(YR)より、それぞれ
信号処理された左及び右輝度信号Y(L)2、Y(R)
2を得るようにする。
【0020】同様に、入力端子T(PbL)1、T(P
bR)1よりの左及び右青色差信号Pb(L)1、Pb
(R)1を、それぞれ映像信号処理回路VC(Pb
L)、VC(PbR)に供給して、出力端子T(Pb
L)2、T(PbR)2よりそれぞれ信号処理された左
及び右青色差信号Pb(L)2、Pb(R)2を得るよ
うにする。
【0021】同様に、入力端子T(PrR)1、T(P
rL)1よりの左及び右赤色光信号Pr(L)1、Pr
(R)1を、それぞれ映像信号処理回路VC(Pb
L)、VC(PbR)に供給して、出力端子T(Pr
L)2、T(PrR)よりそれぞれ補正された左及び右
赤色差信号Pr(L)2、Pr(R)2を得るようにす
る。
【0022】上述の実施例では、現在のフィールド映像
信号及びその1フィールド前のフィールド映像信号が、
それぞれ左及び映像信号の場合であったが、左及び右の
区別のない通常のフィールド映像信号の場合でも、本発
明を適用できる。
【0023】上述せる実施例の映像信号処理装置によれ
ば、現在のフィールド(又はフレーム)映像信号に基づ
いて表示装置に表示される映像に含まれる、現在のフィ
ールド(又はフレーム)映像信号の1フィールド(又は
1フレーム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号
に基づいて表示装置に表示される映像の残像を打ち消す
ことができる。
【0024】上述せる実施例の映像信号処理装置によれ
ば、現在のフィールド(又はフレーム)映像信号及び1
フィールド(又は1フレーム)前のフィールド(又はフ
レーム)映像信号が、立体映像信号を構成するそれぞれ
左(又右)映像信号及び右(又は左)映像信号であっ
て、左(又右)映像信号及び右(又は左)映像信号に基
づいて表示装置に交互に表示される左眼(又は右眼)用
映像及び右眼(又は左眼)用映像が、これら映像に同期
して交互に開閉する左眼及び右眼用シャッタを備えた眼
鏡を介して見るようにされた場合において、現在の左
(又は右)映像信号に基づいて表示される左(又は右)
眼用映像に含まれる、現在の左(又は右)映像信号の1
フィールド(又は1フレーム)前の右(又は左)映像信
号に基づいて表示装置に表示される左眼(又右眼)用映
像の残像を打ち消すことができる。
【0025】以下に本発明を適用して好適な、左及び右
映像信号の一部が欠落する虞がなく、しかも疑似垂直同
期信号の挿入の不要な立体テレビジョン信号発生装置及
びその立体テレビジョン信号を受けて容易に左及び右映
像から成る立体映像を表示することのできる立体映像表
示装置の概要を説明する。
【0026】第1の立体テレビジョン信号発生装置は、
走査線数が1125本の2:1の飛び越し走査方式のハ
イビジョン信号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効
走査期間の映像信号がそれぞれ左及び右映像信号である
左及び右映像ハイビジョン信号を発生するハイビジョン
信号源と、そのハイビジョン信号源よりの左及び右映像
ハイビジョン信号の各有効走査期間の左及び右映像信号
を11:5の圧縮比を以て垂直方向に時間圧縮する左及
び右映像圧縮手段と、その左及び右映像圧縮手段よりの
奇数及び偶数フィールドの各左及び右圧縮映像信号をそ
の時間間隔が1/2フィールド期間と成るように、その
各左及び右圧縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直ブ
ランキング期間を設けて、1つのハイビジョン信号の奇
数及び偶数フィールド信号の各有効走査期間に配するよ
うに合成して立体テレビジョン信号を発生する合成手段
とを有するものである。
【0027】第2の立体テレビジョン信号発生装置は、
第1の立体テレビジョン信号発生装置において、左及び
右映像圧縮手段に供給されるハイビジョン信号源よりの
左及び右映像ハイビジョン信号の各有効走査期間の左及
び右映像信号が供給される折り返し妨害除去用の左及び
右垂直ローパスフィルタを設けたものである。
【0028】第1の立体映像表示装置は、走査線数が1
125本の2:1の飛び越し走査方式のハイビジョン信
号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効走査期間の映
像信号に相当する左及び右映像信号が11:5の圧縮比
を以て垂直方向に圧縮された左及び右圧縮映像信号が、
その時間間隔が1/2フィールド期間と成るように、そ
の各左及び右圧縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直
ブランキング期間が設けられて、1つのハイビジョン信
号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効走査期間に配
されて成る立体テレビジョン信号を受けて、表示手段に
立体映像を表示する立体映像表示装置であって、立体テ
レビジョン信号を垂直方向に2倍に時間伸長する伸長手
段を設けたものである。
【0029】第2の立体映像表示装置は、走査線数が1
125本の2:1の飛び越し走査方式のハイビジョン信
号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効走査期間の映
像信号に相当する左及び右映像信号が11:5の圧縮比
を以て垂直方向に圧縮された左及び右圧縮映像信号が、
その時間間隔が1/2フィールド期間と成るように、そ
の各左及び右圧縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直
ブランキング期間が設けられて、1つのハイビジョン信
号の奇数及び偶数フィールド信号の各有効走査期間に配
されて成る立体テレビジョン信号を受けて、表示手段に
立体映像を表示する立体映像表示装置であって、立体テ
レビジョン信号から分離された水平及び垂直同期信号を
基にして、その垂直周波数の2倍の周波数の垂直同期信
号を発生する垂直同期発生手段と、立体テレビジョン信
号から分離された水平同期信号及び垂直同期発生手段よ
りの垂直同期信号を受けて、立体テレビジョン信号をそ
の水平周波数と等しい水平走査周波数及びその垂直周波
数の2倍の垂直走査周波数を以て、表示手段33に左右
の映像を4:2の飛び越し走査表示させる走査手段とを
設けたものである。
【0030】以下に、1125/60方式のハイビジョ
ン方式を利用したテレビジョン新発生装置及び立体映像
表示装置の具体例を説明する。このハイビジョン方式の
映像信号と同期信号の基本特性の一部を説明すると、フ
レーム当たり走査線数が1125本、フレーム当たり有
効走査線数が1035本、インターレース比が2:1、
アスペクト比が16:9、フィールド周波数(垂直周波
数)が60Hz、ライン周波数(水平周波数)が33.
75kHz、垂直ブランキング幅が45ラインである。
【0031】先ず、図5を参照して、立体テレビジョン
システムを説明する。被写体をそれぞれハイボジョン方
式の左眼用テレビカメラ1L及び右眼用テレビカメラ1
Rで撮像し、これらテレビカメラ1L、1Rよりのハイ
ビジョン方式の左及び右複合映像信号を、垂直圧縮左及
び右映像合成回路2に供給して、走査線数が1125本
の2:1の飛び越し走査方式のハイビジョン信号の奇数
及び偶数フィールド信号の各有効走査期間の映像信号に
相当する左及び右映像信号が11:5の圧縮比を以て垂
直方向に圧縮された左及び右圧縮映像信号が、その時間
間隔が1/2フィールド期間と成るように、その各左及
び右圧縮映像信号の間に所定時間幅の疑似垂直ブランキ
ング期間が設けられて、1つのハイビジョン信号の奇数
及び偶数フィールド信号の各有効走査期間に配されて成
る複合立体カラーテレビジョン信号を形成する。尚、左
眼用テレビカメラ1L及び右眼用テレビカメラ1Rは、
これらよりのハイビジョン方式の左及び右複合映像信号
が記録されたVTRと置換し得る。
【0032】この垂直圧縮左及び右映像合成回路2より
の複合立体カラーテレビジョン信号は、MUSEエンコ
ーダ3に供給されてMUSE方式のテレビジョン信号に
変調されて、MUSE方式のビデオディスク(レーザデ
ィスク)5又はMUSE放送を介して、MUSEデコー
ダ7に供給されて復調され、又は、VTR(又はディス
クプレーヤ)4で記録及び再生されて、テレビジョン受
像機8に供給される。テレビジョン受像機8では、水平
偏向周波数は33.75kHzのままであるが、垂直偏
向周波数が60Hz×2=120Hzに切換えられて、
インターレース比4:2を以て、左及び右映像信号がそ
のCRTに映出される。視聴者は、この120Hzの垂
直偏向に同期して、両眼用液晶シャッタが60Hzの周
波数で交互に開閉するシャッタ付き眼鏡9を掛けて、そ
れぞれインターレース比が2:1の左及び右映像を左右
の眼で見ることに成る。
【0033】次に、図6を参照して、図5における垂直
圧縮左及び右映像合成回路2における垂直圧縮左及び右
映像合成の仕方を具体的に説明する。図6(A)に標準
ハイビジョン信号の複合映像信号を示し、図6(B)に
実施例の圧縮合成信号示す。尚、図6において、数値の
内括弧を付したものは偶数フィールドの数値を示し、括
弧のないものは奇数フィールドの数値を示す。
【0034】先ず、図6(A)の標準ハイビジョン信号
の場合の複合映像信号を説明する。垂直帰線期間の走査
線数は奇数及び偶数フィールド共45本〔1121H〜
40H(558H〜602H)〕、映像信号の有効走査
期間の走査線数は奇数フィールドで517本(41H〜
557H)、偶数フィールドで518本(603H〜1
120H)である。
【0035】次に、図6(B)の圧縮合成信号の複合映
像信号を説明する。垂直帰線期間の走査線数は、標準ハ
イビジョン信号と同様に、奇数及び偶数フィールド共4
5本〔1121H〜40H(558H〜602H)〕で
ある。左及び右映像信号の奇数及び偶数フィールドの有
効走査期間の走査線数517本及び518本に5/11
を掛けて、それぞれ235本に圧縮する。この場合、5
17に5を掛けたものは11で割りきれるが、518に
5を掛けたものは11で割り切れないので、実際は51
7に5/11を掛け、1は後述するブランキングで吸収
するものとする。そして、この圧縮された左及び右映像
信号を、奇数及び偶数フィールドの有効走査期間におい
て、走査線46本分のブランキングを空けてその順に配
し、更に、圧縮された右映像信号の後に奇数及び偶数フ
ィールドでにおいてそれぞれ走査線1本分及び2本分の
疑似ブランキング期間を設ける。かくすると、奇数フィ
ールドでは、圧縮された左映像信号は41H〜275H
に位置し、次に、疑似ブンランキングが276H〜32
1Hに位置し、次に、圧縮された右映像信号が332H
〜556Hに位置し、最後にブランキングが557Hに
位置する。又、偶数フィールドでは、圧縮された左映像
信号は603H〜837Hに位置し、次に、疑似ブンラ
ンキングが838H〜883に位置し、次に、圧縮され
た右映像信号が884H〜1118Hに位置し、最後に
ブランキングが1119H〜1120Hに位置する。
【0036】更に、奇数及び偶数フィールドにおいて、
それぞれ圧縮された左及び右映像信号の間隔は共に28
1H(=562H/2)に設定されている。このため、
後述するがテレビジョン受像機のCRTにおいて、偏向
手段の垂直偏向周期を標準の垂直偏向周期の1/2(垂
直偏向周波数を標準の垂直偏向周波数60Hzの2倍の
120Hzにする)にすることで、左及び右映像信号の
左及び右映像を4:2のイタンターレース比を以てCR
Tの画面に表示させることができる。
【0037】次に、図7を参照して、図5の垂直圧縮左
及び右映像合成回路2の具体構成を説明する。左眼及び
右眼用テレビカメラ1L、1Rよりのハイビジョン方式
の複合左及び右カラー映像信号の左及び右輝度信号
L 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号PbL 、P
R ;PrL 、PrR を、同期分離回路及び同期信号発
生回路を除いて同じ構成の垂直圧縮左及び右映像合成回
路で圧縮及び合成する。ハイビジョン方式の左及び右輝
度信号YL 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号Pb
L 、PbR ;PrL 、PrR が、それぞれ入力端子1
1、12から、それぞれA/D変換器13、14に供給
されてデジタル化しされた後、垂直方向の折り返し妨害
を防ぐための垂直ローパスフィルタ15、16に供給さ
れる。
【0038】この垂直ローパスフィルタ15、16は1
1次のフィルタで、図8に示すように、入力端子Tinよ
りの入力信号を、縦続接続された10段の1水平周期遅
延器DL1〜DL10に供給し、入力端子Tinよりの入
力信号及び各段の水平周期遅延器DL1〜DL10の各
出力に係数乗算器M1〜M11によって係数K1〜K1
1を乗算し、その各乗算出力をそれぞれ加算器AD1〜
AD10に供給して累積加算して、出力端子Tout より
垂直方向の折り返し妨害の除去された左及び右輝度信号
L 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号PbL 、P
R ;PrL 、PrR が得られる。係数乗算器M1〜M
11は、水平同期信号HD及び垂直同期信号VDの供給
されるカウンタCNよりの計数出力によって、決められ
た走査線番号に合わせた係数にセットされる。この場
合、圧縮比が11:5であるので、図9(A)に示す1
1本の走査線n〜n+10が、垂直ローパスフィルタ1
5、16によって、それぞれ図9(B)に示すように走
査線m、m、m+1、m+1、m+2、m+2、m+
3、m+3、m+4、m+4、m+4に変換される。
【0039】左及び映像信号の垂直方向の圧縮比が1
1:5と簡単な整数比なので、垂直ローパスフィルタ1
5、16は、上述したように簡単な構成に成る。尚、こ
れら垂直ローパスフィルタ15、16は省略しても良
い。
【0040】これら垂直ローパスフィルタ15、16よ
りの左及び右輝度信号YL 、YR 並びに2種類の左及び
右色差信号PbL 、PbR ;PrL 、PrR は、それぞ
れデュアルポートフレームメモリ17、18に供給し
て、書込み及びそれを読み出すことによって、それぞれ
ライン信号の間引きによる圧縮を行うが、ここでは垂直
ローパスフィルタ15、16の出力の走査線の場所を変
換する。デュアルポートフレームメモリ17、18に
は、それぞれ書込みアドレスカウンタ23及び読み出し
アドレスカウンタ24よりの書込みアドレス信号及び読
み出しアドレス信号が供給される。これらカウンタ2
3、24における各書込みアドレス信号及び読み出しア
ドレス信号は、同期分離回路22よりの水平同期信号及
びカラーバースト信号に基づいて形成される。
【0041】このデュアルポートメモリ17、18の動
作を図9を参照して説明する。デュアルポートフレーム
メモリ17、18に対し、それぞれ垂直ローパスフィル
タ15、16よりの左及び右輝度信号YL 、YR 並びに
2種類の左及び右色差信号PbL 、PbR ;PrL 、P
R を供給して、1ライン毎に書込みアドレス及び読み
出しアドレスを変化させる。書込みは、走査線m、m+
1、m+2、m+3は1ライン置きに、走査線m+4は
2ライン置きに行い、読み出しは、走査線m〜m+23
4を連続して行う。又、読み出しは、41H及び322
Hを基準に行う。図9(C)に、デュアルポートフレー
ムメモリ17、18の読み出し出力を示す。
【0042】図7に戻って説明する。デュアルポートフ
レームメモリ17、18よりの圧縮された左及び右輝度
信号YL 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号P
L 、PbR ;PrL 、PrR は、スイッチ19に供給
されて合成される。又、左及び右輝度信号YL 、YR
場合には、特に、同期信号発生回路25よりの水平及び
垂直同期信号並びにカラーバースト信号が供給されて合
成される。入力端子12よりの右輝度信号YR が同期分
離回路22に供給されると共に、左及び右輝度信号
L 、YR 並びに2種類の左及び右色差信号PbL 、P
R ;PrL 、PrR に関する各書込みアドレスカウン
タ23、読み出しアドレスカウンタ24に供給される。
そして、スイッチ19よりの各圧縮及び合成された輝度
信号(複合輝度信号)Y、2種類の色差信号Pb、Pr
は、それぞれD/A変換器20に供給されて、それぞれ
アナログ化される。
【0043】次に、図10を参照して、図5の立体テレ
ビジョンシステムのテレビジョン受像機8の構成を説明
する。入力端子31に、圧縮及び合成された複合映像信
号VIDEO 〔図11(C)〕、即ち、各圧縮及び合成され
た輝度信号(複合輝度信号)Y、2種類の色差信号P
b、Prは、カラー映像信号処理回路32に供給される
と共に、輝度信号(複合輝度信号)Yは同期分離回路3
4に供給される。同期分離回路34よりの60Hzの垂
直同期信号VD〔図11(D)〕は、垂直同期信号成形
回路35に供給されて、PLL36よりの水平周波数の
2倍の周波数の同期信号HD2によってラッチされて、
垂直同期信号VDと同期し、その時間幅が1/(33.
75kHz×2)の垂直同期信号VDA〔図11
(E)〕が成形されて出力される。
【0044】図1又は図2の映像信号処理回路は、図1
0のカラー映像信号処理回路中に設けられて、それぞれ
圧縮されたれた左及び右フィールド映像信号(左及び輝
度信号、左及び右青色差信号、左及び右赤色差信号)を
用いて映像信号処理が行われるが、圧縮されたれた左及
び右フィールド映像信号(左及び輝度信号、左及び右青
色差信号、左及び右赤色差信号)を、フィールド周波数
が120Hzと成るように伸長してから、CRT33に
供給する場合は、その伸長された左及び右フィールド映
像信号(左及び輝度信号、左及び右青色差信号、左及び
右赤色差信号)を用いて、図1又は図2の映像信号処理
を行っても良い。
【0045】同期分離回路34よりの33.75kHz
の水平同期信号HD〔図11(A)〕が、CRT33に
対する偏向回路39及びPLL36に供給される。PL
L36では、これに供給される水平同期信号HDに基づ
いて、標準の垂直周波数60Hzの2倍の周波数、即
ち、120Hzの垂直同期信号HD2〔図11(B)〕
を生成し、この同期信号HD2が垂直同期信号成形回路
35にラッチ信号として供給されると共に、アドレスカ
ウンタ37にクロック信号として供給される。又、アド
レスカウンタ37には、成形された垂直同期信号VDA
がリセット信号として供給される。そして、アドレスカ
ウンタ37は1125進のカウンタとして動作し、その
カウンタの内容がアドレス信号ADRとして、プログラ
マブル・ロジック・デバイス(PLD)(又はROMも
可)38に供給される。
【0046】PLD38には、垂直同期信号VDと同期
し、交互に変化する周期281H、281.5Hを有
し、垂直周波数の2倍の周波数、即ち、120Hzの垂
直同期信号VD2〔図11(F)〕と、垂直同期信号V
D2と同期し、その到来毎に反転し、互いに位相が反転
した60Hzのシャッタ切換え制御信号SSW1、SSW2〔図
11(G)、(H)〕とが記憶されていて、これにカウ
ンタ37よりのアドレス信号ADRが供給されることに
よって読み出され、垂直同期信号VD2は偏向回路39
に供給され、シャッタ切換え制御信号SSW1、SSW2は眼鏡
インターフェース40に供給される。そして、このイン
ターフェース40によって、液晶シャッタ付き眼鏡9の
左右の液晶シャッタが、60Hzで交互に開閉される。
視聴者はこの眼鏡9を掛けてCRT33の画面の左及び
右映像をそれぞれ左眼及び右眼で見ることに成る。尚、
左及び右圧縮映像信号の間の疑似ブランキング期間が元
の垂直ブランキング期間の45Hより長いので、テレビ
ジョン受像機の偏向回路の負担が少なくなる。
【0047】しかして、CRT33に供給される圧縮さ
れた合成映像信号は、垂直偏向周波数が60Hzの場合
は、図12のように、2:1の飛び越し走査の圧縮され
た左及び右映像L、Rが映出されるが、垂直偏向周波数
が上述のように120Hzとされた場合には、圧縮映像
信号が偏向回路39及びCRT33によって垂直方向に
2倍に伸長されて、CRT33の管面上に図13
(A)、(B)及び図14(A)、(B)に示す如く、
CRT33の画面には、第1〜第4フィールドでは、奇
数フィールドの左映像、奇数フィールドの右映像、偶数
フィールドの左映像及び偶数フィールドの右映像が順次
映出され、即ち、4:2の飛び越し走査の左右映像が映
出され、これをシャッタ付き眼鏡9で、図15(A)の
2:1の飛び越し左画像を左眼で、図15(B)の2:
1の飛び越し右画像は右眼で見ることによって、立体画
像を視認することができる。この場合、図15(A)、
(B)の左及び右映像は水平方向の位置ずれがないこと
は勿論であるが、垂直方向の位置ずれもない。
【0048】尚、上述の実施例では、左及び右映像信号
がそれぞれフィールド映像信号であったが、それぞれフ
レーム映像信号であっても良い。又、立体テレビジョン
信号(立体映像信号)は、飛び越し走査方式に限らず、
飛び越しを行わない走査方式であっても良い。又、フィ
ールド映像信号(又はフレーム映像信号)は、左及び右
映像の区別のない映像信号であってもよい。
【0049】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、によれば、現
在のフィールド(又はフレーム)映像信号に基づいて表
示装置に表示される映像に含まれる、現在のフィールド
(又はフレーム)映像信号の1フィールド(又は1フレ
ーム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号に基づ
いて表示装置に表示される映像の残像を打ち消すことの
できる映像信号処理装置を得ることができる。又、現在
のフィールド(又はフレーム)映像信号及び1フィール
ド(又は1フレーム)前のフィールド(又はフレーム)
映像信号が、左及び右の区別のない信号である場合は、
これら映像信号に基づいて表示装置に交互に表示される
フィールド(又はフレーム)映像の輪郭のぼけの発生が
回避される。
【0050】更に、本発明によれば、現在のフィールド
(又はフレーム)映像信号及び1フィールド(又は1フ
レーム)前のフィールド(又はフレーム)映像信号が、
立体映像信号を構成するそれぞれ左(又右)映像信号及
び右(又は左)映像信号であって、左(又右)映像信号
及び右(又は左)映像信号に基づいて表示装置に交互に
表示される左眼(又は右眼)用映像及び右眼(又は左
眼)用映像が、これら映像に同期して交互に開閉する左
眼及び右眼用シャッタを介して見るようにされた場合に
おいて、現在の左(又は右)映像信号に基づいて表示さ
れる左(又は右)眼用映像に含まれる、現在の左(又は
右)映像信号の1フィールド(又は1フレーム)前の右
(又は左)映像信号に基づいて表示装置に交互に表示さ
れる左眼(又右眼)用映像の残像を打ち消すことのでき
る映像信号処理装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の映像信号処理回路を示すブロ
ック線図
【図2】実施例の映像信号処理装置を示すブロック線図
【図3】画面上の映像の説明(1)の線図
【図4】画面上の映像の説明(2)の線図
【図5】立体テレビジョンシステムを示すブロック線図
【図6】左及び右映像信号が圧縮合成された複合映像信
号を標準ハイビジョン信号と対比して示す説明図
【図7】圧縮/合成回路を示すブロック線図
【図8】圧縮/合成回路中の垂直ローパスフィルタ具体
構成を示すブロック線図
【図9】圧縮/合成回路の動作説明に供する走査線の説
明図
【図10】テレビジョン受像機を示すブロック線図
【図11】テレビジョン受像機の各部の信号を示すタイ
ミングチャート
【図12】テレビジョン受像機の表示の説明(1)の線
【図13】テレビジョン受像機の表示の説明(2)の線
【図14】テレビジョン受像機の表示の説明(3)の線
【図15】テレビジョン受像機の表示の説明(4)の線
【符号の説明】
1L 左眼用カメラ(又はVTR) 2R 右眼用カメラ(又はVTR) 2 垂直圧縮左及び右映像合成回路 8 テレビジョン受像機 9 シャッタ付き眼鏡 13 A/D変換器 14 A/D変換器 15 垂直ローパスフィルタ 16 垂直ローパスフィルタ 17 デュアルポートフレームメモリ 18 デュアルポートフレームメモリ 19 スイッチ 20 D/A変換器 22 同期分離器 23 書込みアドレスカウンタ 24 読み出しアドレスカウンタ 25 同期信号発生回路 32 カラー映像信号処理回路 33 陰極線管(CRT) 34 同期分離回路 35 垂直同期信号成形回路 36 PLL 37 アドレスカウンタ 38 プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD) 39 偏向回路 40 眼鏡インターフェース 44 加算器 45 フィールドメモリ 46 極性反転回路 47 レベル調整回路 48 直流レベル調整回路 49 直流レベル検出回路 VC(YR)、VC(YL)、VC(PbR)、VC
(PbL)、VC(PrR)、VC(PrL) 映像信号処理回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染谷 郁男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 弦本 隆志 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在のフィールド(又はフレーム)映像
    信号に基づいて表示装置に表示される映像に含まれる、
    上記現在のフィールド(又はフレーム)映像信号の1フ
    ィールド(又は1フレーム)前のフィールド(又はフレ
    ーム)映像信号に基づいて上記表示装置に表示される映
    像の残像を打ち消すための補正信号を、上記1フィール
    ド(又は1フレーム)前のフィールド(又はフレーム)
    映像信号から形成する補正信号形成手段と、 上記現在のフィールド(又はフレーム)映像信号に、上
    記補正信号形成手段からの補正信号を合成する合成手段
    とを有し、 該合成手段の出力を上記表示装置に供給することを特徴
    とする映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 上記補正信号は、上記1フィールド(又
    は1フレーム)前のフィールド(又はフレーム)映像信
    号の映像信号成分及び直流成分をそれぞれレベル調整し
    て得た信号であることを特徴とする請求項1記載の映像
    信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記現在のフィールド(又はフレーム)
    映像信号及び上記1フィールド(又は1フレーム)前の
    フィールド(又はフレーム)映像信号は、立体映像信号
    を構成するそれぞれ左(又右)映像信号及び右(又は
    左)映像信号であって、該左(又右)映像信号及び右
    (又は左)映像信号に基づいて上記表示装置に交互に表
    示される左眼(又は右眼)用映像及び右眼(又は左眼)
    用映像は、これら映像に同期して交互に開閉する左眼及
    び右眼用シャッタを介して見るようにされて成ることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の映像信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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