JP2002119078A - 冷却装置 - Google Patents
冷却装置Info
- Publication number
- JP2002119078A JP2002119078A JP2000306456A JP2000306456A JP2002119078A JP 2002119078 A JP2002119078 A JP 2002119078A JP 2000306456 A JP2000306456 A JP 2000306456A JP 2000306456 A JP2000306456 A JP 2000306456A JP 2002119078 A JP2002119078 A JP 2002119078A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- power supply
- short
- cooling device
- stopping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2317/00—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2317/06—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
- F25D2317/068—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans
- F25D2317/0684—Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation characterised by the fans the fans allowing rotation in reverse direction
Abstract
(57)【要約】
【課題】強制空冷用ファンを簡易な構造で速やかに停止
できるようにし、これにより取り扱いの便宜の向上を図
った冷却装置を提供する。 【解決手段】電源電圧を反転させることで羽根回転方向
を逆転させることが可能なファン２を使用する。ファン
２の駆動の際には電源端子Ｃに正負の電圧を供給する
が、ファン２を駆動停止する際には切替スイッチ５を切
り替えてファン２の電源端子Ｃ間を短絡する。これによ
り、ファン２を回転するモータに回転と逆方向のブレー
キ力を生じさせ、これを利用してファン２を停止させ
る。
できるようにし、これにより取り扱いの便宜の向上を図
った冷却装置を提供する。 【解決手段】電源電圧を反転させることで羽根回転方向
を逆転させることが可能なファン２を使用する。ファン
２の駆動の際には電源端子Ｃに正負の電圧を供給する
が、ファン２を駆動停止する際には切替スイッチ５を切
り替えてファン２の電源端子Ｃ間を短絡する。これによ
り、ファン２を回転するモータに回転と逆方向のブレー
キ力を生じさせ、これを利用してファン２を停止させ
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、強制空冷用ファン
を用いて例えば通信装置などの電子機器を冷却する冷却
装置に関する。
を用いて例えば通信装置などの電子機器を冷却する冷却
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば通信装置などの電子機器を冷却す
るには、強制空冷用ファンを備えた冷却装置を使用する
ことが多い。特に国際間通信の基幹網に用いられるノー
ド装置などにあっては装置筐体が大きく、また大電力を
消費するため大型のファンが使用される。
るには、強制空冷用ファンを備えた冷却装置を使用する
ことが多い。特に国際間通信の基幹網に用いられるノー
ド装置などにあっては装置筐体が大きく、また大電力を
消費するため大型のファンが使用される。
【０００３】ところで、この種のファンは駆動用電源を
切断しても、その慣性によりしばらくの間は回転を続け
る。特にファンのサイズが大型化すればするほどその慣
性は大きくなるので、停止までの時間も長くなる。この
ため保守点検や交換などの際にファンを搭載するユニッ
トを抜去するときの危険が大きく、回転しているフィン
に触れぬような対策を施したり、フィンが停止するまで
待ったりする必要があり、取り扱いが不便であった。冷
却装置の交換に時間がかかると、冷却能力の足りない状
態が長く続くことになるため熱暴走を起こす虞が有る。
切断しても、その慣性によりしばらくの間は回転を続け
る。特にファンのサイズが大型化すればするほどその慣
性は大きくなるので、停止までの時間も長くなる。この
ため保守点検や交換などの際にファンを搭載するユニッ
トを抜去するときの危険が大きく、回転しているフィン
に触れぬような対策を施したり、フィンが停止するまで
待ったりする必要があり、取り扱いが不便であった。冷
却装置の交換に時間がかかると、冷却能力の足りない状
態が長く続くことになるため熱暴走を起こす虞が有る。
【０００４】一方、機械的にフィンを停止させるブレー
キ機構などを用いると、作業性は向上するものの冷却装
置の構造が複雑になり、重量なども増加するという別の
不具合が生じるためにこれも好ましくない。
キ機構などを用いると、作業性は向上するものの冷却装
置の構造が複雑になり、重量なども増加するという別の
不具合が生じるためにこれも好ましくない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
の冷却装置には、強制空冷用ファンの電源切断から停止
までに時間がかかるという不具合が有った。このため保
守点検などの際の取り扱いが不便であったり、また装置
を大型化させたり、重量の増加を招いていた。
の冷却装置には、強制空冷用ファンの電源切断から停止
までに時間がかかるという不具合が有った。このため保
守点検などの際の取り扱いが不便であったり、また装置
を大型化させたり、重量の増加を招いていた。
【０００６】本発明は上記事情によりなされたもので、
その目的は、強制空冷用ファンを簡易な構造で速やかに
停止できるようにし、これにより取り扱いの便宜の向上
を図った冷却装置を提供することにある。
その目的は、強制空冷用ファンを簡易な構造で速やかに
停止できるようにし、これにより取り扱いの便宜の向上
を図った冷却装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、電源端子に印加される駆動電圧の極性に対
応して回転方向が切り替わるモータと、前記モータに取
り付けられて回転し、電子機器の送風冷却を行うファン
と、前記電源端子を短絡する短絡手段とを具備すること
を特徴とする。
に本発明は、電源端子に印加される駆動電圧の極性に対
応して回転方向が切り替わるモータと、前記モータに取
り付けられて回転し、電子機器の送風冷却を行うファン
と、前記電源端子を短絡する短絡手段とを具備すること
を特徴とする。
【０００８】このような手段を講じることにより、交換
作業などの際には短絡手段でモータの電源端子を短絡す
ることにより、モータにはファンの回転と逆方向にブレ
ーキ力が生じる。これによりファンは速やかに停止す
る。
作業などの際には短絡手段でモータの電源端子を短絡す
ることにより、モータにはファンの回転と逆方向にブレ
ーキ力が生じる。これによりファンは速やかに停止す
る。
【０００９】したがって、ファンに回転停止装置などの
機械的構造を取りつける必要が無く、簡単な構造で保守
時の安全性を高めることができる。また回転するファン
に直接触れること無く停止させるため、ファンを機械的
に傷つける虞もなくすることができる。
機械的構造を取りつける必要が無く、簡単な構造で保守
時の安全性を高めることができる。また回転するファン
に直接触れること無く停止させるため、ファンを機械的
に傷つける虞もなくすることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図１は、本実施形態に係わ
る冷却装置の概略構成図である。この冷却装置は、複数
（図１では２つ）のファンユニット１をコネクタ（符号
無し）を介して電子機器本体４に接続したものである。
ファンユニット１は、前記コネクタから少なくとも駆動
電圧の供給を受けるもので、複数のファン２と、警報機
やヒューズなどを備えた機能部３と、ファン電源用のス
イッチ部ＳＷとを備える。ファン２は、図示しない例え
ば直流モータなどにより回転駆動され、電子機器本体４
に内蔵の電源やＣＰＵ（Central Processing Unit）な
どを送風冷却するものである。
施の形態を詳細に説明する。図１は、本実施形態に係わ
る冷却装置の概略構成図である。この冷却装置は、複数
（図１では２つ）のファンユニット１をコネクタ（符号
無し）を介して電子機器本体４に接続したものである。
ファンユニット１は、前記コネクタから少なくとも駆動
電圧の供給を受けるもので、複数のファン２と、警報機
やヒューズなどを備えた機能部３と、ファン電源用のス
イッチ部ＳＷとを備える。ファン２は、図示しない例え
ば直流モータなどにより回転駆動され、電子機器本体４
に内蔵の電源やＣＰＵ（Central Processing Unit）な
どを送風冷却するものである。
【００１１】図２に、本実施形態に係わるファン２およ
びスイッチ部ＳＷの構成を示す。本実施形態では、ファ
ン２として、電源電圧を反転させることで羽根回転方向
を逆転させることが可能なものを使用する。すなわちフ
ァン２を駆動するモータが、電源電圧を反転させること
でその回転方向を逆転できるタイプのものである。
びスイッチ部ＳＷの構成を示す。本実施形態では、ファ
ン２として、電源電圧を反転させることで羽根回転方向
を逆転させることが可能なものを使用する。すなわちフ
ァン２を駆動するモータが、電源電圧を反転させること
でその回転方向を逆転できるタイプのものである。
【００１２】スイッチ部ＳＷは、図示しない電源ライン
とファン２との間に介在される切替スイッチ５を備え
る。切替スイッチ５は、ファン２を駆動する際には電源
ラインからの電圧をファン２に供給するが、ファン２を
停止する際にはファン２の電源端子Ｃ間を短絡するもの
である。
とファン２との間に介在される切替スイッチ５を備え
る。切替スイッチ５は、ファン２を駆動する際には電源
ラインからの電圧をファン２に供給するが、ファン２を
停止する際にはファン２の電源端子Ｃ間を短絡するもの
である。
【００１３】すなわち、切替スイッチ５をＡ側に切り替
えるとファン２に正負の電圧が供給され、ファン２が回
転駆動される。一方、切替スイッチ５をＢ側に切り替え
ると、回転していたファン２の電源端子Ｃが短絡され
る。そうするとファン２を駆動するモータには回転速度
に比例したブレーキ力が働き、これによりファン２はほ
どなく停止する。
えるとファン２に正負の電圧が供給され、ファン２が回
転駆動される。一方、切替スイッチ５をＢ側に切り替え
ると、回転していたファン２の電源端子Ｃが短絡され
る。そうするとファン２を駆動するモータには回転速度
に比例したブレーキ力が働き、これによりファン２はほ
どなく停止する。
【００１４】図３に、比較のため従来のファン６および
スイッチ部８の構成を示す。図３においてはファンのタ
イプが異なっており（区別のため符号を６とする）、要
するにファン６は電源電圧を反転しても羽根回転方向を
逆転させることができない。また図３の構成では、ファ
ン６の駆動／停止を、オン／オフスイッチ７の開閉によ
り行っている。すなわち駆動停止時には単にファン６へ
の電源供給を断つのみで、ファン６を電気的に停止する
ための積極的な機構を有していないため停止までの時間
が長く、上記したような不具合を生じていた。
スイッチ部８の構成を示す。図３においてはファンのタ
イプが異なっており（区別のため符号を６とする）、要
するにファン６は電源電圧を反転しても羽根回転方向を
逆転させることができない。また図３の構成では、ファ
ン６の駆動／停止を、オン／オフスイッチ７の開閉によ
り行っている。すなわち駆動停止時には単にファン６へ
の電源供給を断つのみで、ファン６を電気的に停止する
ための積極的な機構を有していないため停止までの時間
が長く、上記したような不具合を生じていた。
【００１５】このように本実施形態では、電源電圧を反
転させることで羽根回転方向を逆転させることが可能な
ファン２を使用する。ファン２の駆動の際には電源端子
Ｃに正負の電圧を供給するが、ファン２を駆動停止する
際には切替スイッチ５を切り替えてファン２の電源端子
Ｃ間を短絡する。これにより、ファン２を回転するモー
タに回転と逆方向のブレーキ力を生じさせ、これを利用
してファン２を停止させるようにしている。
転させることで羽根回転方向を逆転させることが可能な
ファン２を使用する。ファン２の駆動の際には電源端子
Ｃに正負の電圧を供給するが、ファン２を駆動停止する
際には切替スイッチ５を切り替えてファン２の電源端子
Ｃ間を短絡する。これにより、ファン２を回転するモー
タに回転と逆方向のブレーキ力を生じさせ、これを利用
してファン２を停止させるようにしている。
【００１６】このように、ファン２を電気的に停止する
ことができるようにしたので、停止までの時間を短縮で
き、これにより交換作業などを速やかに行うことが可能
になる。もちろん、ファン２を確実に停止させることが
できるので、作業時の安全性も高まる。また、ブレーキ
機構などを取りつける必要も無いので、装置の大型化や
重量の増加を招くことも無い。これらのことから、強制
空冷用ファンを簡易な構造で速やかに停止できるように
なり、これにより取り扱いの便宜の向上を図った冷却装
置を提供することが可能となる。
ことができるようにしたので、停止までの時間を短縮で
き、これにより交換作業などを速やかに行うことが可能
になる。もちろん、ファン２を確実に停止させることが
できるので、作業時の安全性も高まる。また、ブレーキ
機構などを取りつける必要も無いので、装置の大型化や
重量の増加を招くことも無い。これらのことから、強制
空冷用ファンを簡易な構造で速やかに停止できるように
なり、これにより取り扱いの便宜の向上を図った冷却装
置を提供することが可能となる。
【００１７】なお本発明は上記実施形態に限定されるも
のではない。例えば本実施形態では切替スイッチ５によ
りファン２の電源端子を短絡するようにしたが、専用の
短絡用スイッチを設けても良い。このほか、本明細書の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を行うことができ
る。
のではない。例えば本実施形態では切替スイッチ５によ
りファン２の電源端子を短絡するようにしたが、専用の
短絡用スイッチを設けても良い。このほか、本明細書の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を行うことができ
る。
【００１８】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、強
制空冷用ファンを簡易な構造で速やかに停止できるよう
になり、これにより取り扱いの便宜の向上を図った冷却
装置を提供することが可能になる。
制空冷用ファンを簡易な構造で速やかに停止できるよう
になり、これにより取り扱いの便宜の向上を図った冷却
装置を提供することが可能になる。
【図１】 本発明の実施形態に係わる冷却装置の概略構
成図。
成図。
【図２】 図１のファン２およびスイッチ部ＳＷの構成
を示す図。
を示す図。
【図３】 従来のファン６およびスイッチ部８の構成を
示す図。
示す図。
１…ファンユニット ２…ファン ３…機能部 ４…電子機器本体 ５…切替スイッチ ６…ファン ７…オン／オフスイッチ Ｃ…電源端子
Claims (2)
- 【請求項１】 電源端子に印加される駆動電圧の極性に
対応して回転方向が切り替わるモータと、 前記モータに取り付けられて回転し、電子機器の送風冷
却を行うファンと、 前記電源端子を短絡する短絡手段とを具備することを特
徴とする冷却装置。 - 【請求項２】 前記モータと、前記ファンと、前記短絡
手段とは共通のユニットに配設され、このユニットを少
なくとも前記駆動電圧を供給するコネクタを介して前記
電子機器に装着することを特徴とする請求項１に記載の
冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306456A JP2002119078A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306456A JP2002119078A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002119078A true JP2002119078A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18787144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000306456A Pending JP2002119078A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002119078A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103982452A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-13 | 华为技术有限公司 | 风扇启动方法、装置及通信设备 |
| WO2018211596A1 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 三菱電機株式会社 | 同期電動機制御装置及び熱交換器ユニット |
-
2000
- 2000-10-05 JP JP2000306456A patent/JP2002119078A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103982452A (zh) * | 2014-05-23 | 2014-08-13 | 华为技术有限公司 | 风扇启动方法、装置及通信设备 |
| WO2018211596A1 (ja) * | 2017-05-16 | 2018-11-22 | 三菱電機株式会社 | 同期電動機制御装置及び熱交換器ユニット |
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