JP2001231211A - 回路基板 - Google Patents

回路基板

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JP2001231211A
JP2001231211A JP2000038416A JP2000038416A JP2001231211A JP 2001231211 A JP2001231211 A JP 2001231211A JP 2000038416 A JP2000038416 A JP 2000038416A JP 2000038416 A JP2000038416 A JP 2000038416A JP 2001231211 A JP2001231211 A JP 2001231211A
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power supply
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Osami Mori
修身 森
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータを駆動するための駆動回路を、より小
形に構成することができる回路基板を提供する。 【解決手段】 6個のトランジスタを内蔵して三相イン
バータ回路が形成されたモジュール3と、プリント基板
61の裏面との間に、フォトカプラ62U〜62Zや過
電圧保護回路60などを構成するチップ部品63を表面
実装するようにして、プリント基板61の表面側には、
オペアンプ30,ヒューズ46及びIGBT47等の部
品を挿入実装する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを駆動する
ための駆動回路が形成される回路基板に関する。
【従来の技術】図2は、工業用ミシンのミシンモータを
駆動する駆動装置の電気的構成を示す機能ブロック図で
ある。平滑回路1は、ダイオードブリッジや平滑コンデ
ンサなどで構成されており、商用交流(AC)電源を整
流平滑して直流(DC)電源を生成し、駆動回路2に供
給するようになっている。駆動回路2は、複数のスイッ
チング素子を内蔵するトランジスタモジュール3を備え
ている(図3参照)。
【0002】駆動回路2は、例えばブラシレスDCモー
タであるモータ(ミシンモータ)4の図示しない各相巻
線に交流電圧を印加してモータ4を回転駆動する。モー
タ4の回転軸には、ミシン5の主軸(何れも図示せず)
が連結されており、モータ4は、その主軸を回転駆動し
てミシン5に縫製動作を行わせるようになっている。
【0003】一方、平滑回路1によって生成された直流
電源は、電源回路6にも供給されるようになっている。
電源回路6は、例えばスイッチング電源として構成され
ており、平滑回路1によって生成された直流電源を降圧
して、例えば5V程度の制御用電源を生成し制御回路7
に供給すると共に、上述したスイッチング素子のゲート
駆動用電源(例えば15V程度)をも生成して駆動回路
2に供給するようになっている。
【0004】制御回路7は、CPU8を中心に構成され
ている。その制御回路7には、ユーザが各種の操作入力
を行うための操作キーや各種の情報が表示されるディス
プレイなどが配置されている操作パネル9,モータ4の
回転速度を制御するためにユーザが足で操作するペダル
回路10などが接続されている。そして、制御回路7に
は、操作パネル9からの操作信号やペダル回路10から
の速度制御信号が与えられる。また、制御回路7は、操
作パネル9に表示制御信号を出力するようになってい
る。
【0005】更に、制御回路7には、モータ4に内蔵さ
れている位置センサ或いはエンコーダなどからロータの
回転位置検出信号が与えられると共に、ミシン5に内蔵
されているアクチュエータスイッチのオンオフ状態信号
などが与えられている。そして、制御回路7は、これら
の信号に基づいて、モータ4及びミシン5の駆動状態が
最適となるよう駆動回路2に駆動制御信号を出力するよ
うになっている。
【0006】ここで、図3及び図4は駆動回路2のより
詳細な電気的構成を示す図であり、図5は、トランジス
タモジュール3の内部構成を示す図である。図5におい
て、トランジスタモジュール3は、三相ブリッジ接続さ
れてインバータを構成している6個のIGBT(Insulat
ed Gate Bipolor Transistor,以下、単にトランジスタ
と称す) 11U,11V,11W,11X,11Y,1
1Zと、各トランジスタ11U〜11Zのゲートにゲー
ト電圧を印加するための4つのドライバ12U,12
V,12W及び12Dをも内蔵している。
【0007】また、各トランジスタ11U〜11Zのコ
レクタ−エミッタ間には、フリーホイールダイオード1
3U〜13Zが逆並列接続されている。そして、ドライ
バ12U〜12Wの入力端子VinU〜VinWと夫々の入
力側グランドGNDU〜GNDWとの間には、ツェナーダイ
オード14U〜14Wが夫々接続されており、ドライバ
12Dの入力端子VinX〜VinZと共通の入力側グラン
ドGNDとの間には、ツェナーダイオード14Dが夫々接
続されている。
【0008】そして、平滑回路1より供給される直流電
源は、トランジスタモジュール3の正側,負側直流母線
3P,3N間に供給されており、電源回路6により生成
されたゲート駆動用電源は、ドライバ12U〜12Dに
供給されている。また、各トランジスタ11U〜11Z
に対応して配置されているダイオード15U〜15Z
は、各トランジスタ11U〜11Zが過熱状態となって
破壊されることを防止するため、温度検出用に設けられ
ているものである。即ち、ダイオードの順方向電圧は温
度が上昇すると低下する傾向を示すため、ダイオード1
5の順方向電圧の変化を捉えて、制御回路7側にアラー
ム信号(ALM) を出力するようにしている。
【0009】図2乃至図4において、駆動回路2には、
5つのコネクタ16A〜16Eが配置されており、平滑
回路1,電源回路6,制御回路7とは夫々コネクタ16
A,16B,16Cを介して接続されている。また、駆
動回路2には、コネクタ16Dを介して外付けの放電用
抵抗17(図2参照)が接続されており、モータ4と
は、コネクタ16Eを介して接続されている。放電用抵
抗17は、後述する過電圧保護回路の一部を構成するも
のである。
【0010】制御回路7は、コネクタ16Cを介して各
トランジスタ11U〜11Zに対するゲート制御信号S
U〜SZを出力する。これらのゲート制御信号SU〜S
Z(ロウアクティブ)は、抵抗18U〜18Zを介して
フォトカプラ19U〜19Zの入力側に供給されてい
る。また、フォトカプラ19U〜19Zの入力端子間に
は、抵抗20U〜20Zが接続されており、フォトカプ
ラ19U〜19Zの入力側電源PHCは、コネクタ16C
を介して制御回路7より供給されるようになっている。
【0011】電源回路6により生成されるゲート駆動用
電源は、上述のようにコネクタ16Bを介してフォトカ
プラ19U〜19Z及びモジュール3に供給されてい
る。インバータの上アームに対応するフォトカプラ19
U〜19Wについては、電源VccU〜VccW及びグラン
ドGNDU〜GNDWは夫々独立になっており、下アームに
対応するフォトカプラ19X〜19Zについては、電源
Vcc及びグランドGNDは共通になっている。そして、フ
ォトカプラ19U〜19Zの出力端子は、モジュール3
の入力端子VinU〜VinZに夫々接続されている。
【0012】また、これらのフォトカプラ19U〜19
W,19X〜19Zの電源−グランド間には、容量が比
較的大なるコンデンサ(例えばアルミ電解)21U〜2
1W,21D及び容量が比較的小なるコンデンサ(例え
ば、フィルムコンデンサやセラミックコンデンサなど)
22U〜22W,22X〜22Zが夫々並列に接続され
ており、電源−出力端子間には、抵抗23U〜23Zが
夫々接続されている。
【0013】電源Vccとアラーム端子ALMとの間には、
フォトカプラ24の入力側及び抵抗25が接続されてい
る。そのフォトカプラ24の出力側の一方(フォトトラ
ンジスタコレクタ側)は(図4参照)、抵抗26及びコ
ネクタ16Cを介して制御回路7の制御用電源+Vccに
接続されていると共に抵抗内蔵形のトランジスタ27の
ベースに接続されており、他方(同エミッタ側)は、コ
ネクタ16Cを介して制御回路7の信号用グランドS0
Vに接続されている。また、それらの出力端子間には、
コンデンサ28が接続されている。そして、制御用電源
+Vccと信号用グランドS0Vと間には、コンデンサ2
9が接続されている。以上のフォトカプラ24を中心と
する回路は、モジュール3より出力されるアラーム信号
ALMを制御回路7側に伝達するための回路である。
【0014】図3において、駆動回路2は、オペアンプ
30を中心とする過電圧保護回路60を備えている。即
ち、電源Vcc−グランドGND間には、抵抗31,32及
び33の直列回路が接続されており、抵抗32及び33
の共通接続点はオペアンプ30の反転入力端子に接続さ
れている。また、抵抗33には、コンデンサ34が並列
に接続されている。
【0015】抵抗31及び32の共通接続点とグランド
GNDとの間には、コンデンサ35と、シャントレギュレ
ータ36と、抵抗37及び38の直列回路とが夫々並列
に接続されている。抵抗37及び38の共通接続点は、
シャントレギュレータ36の電圧制御端子に接続されて
いる。また、電源Vcc−グランドGND間には、逆方向の
ダイオード39及びコンデンサ40の直列回路,コンデ
ンサ41及び42が夫々並列に接続されている。ダイオ
ード39及びコンデンサ40の共通接続点は、オペアン
プ30の非反転入力端子に接続されており、コンデンサ
40には、抵抗43が並列に接続されている。
【0016】上述したように、平滑回路1からは、コネ
クタ16Aを介してモータ4の駆動用電源が、モジュー
ル3の正側,負側電源端子P,Nに供給されている。電
源端子P,N間には、コンデンサ44が接続されている
と共に、逆方向のダイオード45,ヒューズ46及びI
GBT47の直列回路が接続されている。ダイオード4
5には、コネクタ16Dを介して放電用抵抗17が接続
されており、また、IGBT47のゲート−エミッタ間
にはコンデンサ48,抵抗49の並列回路が接続されて
いる。
【0017】電源端子Pは、抵抗50及び51の直列回
路を介してオペアンプ30の非反転入力端子に接続され
ている。そして、オペアンプ30の出力端子は、抵抗5
2を介してIGBT47のゲートに接続されている。
【0018】即ち、過電圧保護回路60は、レギュレー
タ36により出力される電圧を抵抗31と抵抗32及び
33とで分圧して基準電圧とし、その基準電圧と、モー
タ4の駆動用電源電圧を抵抗50及び51と抵抗43と
で分圧したものとをオペアンプ30により比較してい
る。そして、前記駆動用電源電圧が基準電圧に相当する
電圧を超えた場合は、オペアンプ30の出力信号がハイ
レベルとなりIGBT47をオン状態にする。すると、
平滑回路1内部の平滑コンデンサに充電されている電荷
が放電用抵抗17によって放電されるので、駆動用電源
電圧が低下する。従って、モジュール3のトランジスタ
11U〜11Zを過電圧から保護することができる。
【0019】以上のように構成されたミシンモータの駆
動装置において、制御回路7は、位置センサによってモ
ータ4のロータの回転位置情報を得ると、その回転位置
情報によってスイッチング制御信号の出力タイミングを
決定する。また、制御回路7は、ペダル回路10からの
速度制御信号に基づいてスイッチング制御信号の出力レ
ベルを決定し、モジュール3内部のトランジスタ11U
〜11Zのゲートにスイッチング制御信号として120
度通電信号を出力する。すると、モータ4の各相巻線に
は交流電圧が印加されてモータ4が回転することで、ミ
シン5の主軸が回転駆動され縫製動作が行われる。
【0020】ミシン5の縫製動作中は、作業者がペダル
回路10のペダル(図示せず)を操作することによって
ミシン5の主軸の回転数を変化させ、縫製速度を調整す
るようになっている。そのため、モータ4は、急加速や
急減速を比較的頻繁に繰り返すように回転駆動される。
従って、モータ4による回生電圧が発生した場合には、
その電圧が駆動回路2,モジュール3の正側,負側直流
母線3P,3N間に印加されるので、トランジスタ11
U〜11Zが破壊に至るおそれがある。
【0021】その場合に、上述した過電圧保護回路60
が動作して放電用抵抗17により放電を行うことで、ト
ランジスタ11U〜11Zを過電圧から保護するように
なっている。
【0022】また、モジュール3内において、トランジ
スタ11U〜11Zの何れかが過熱状態になり、ダイオ
ード15U〜15Zの何れかの順方向電圧が低下する
と、モジュール3は、出力端子ALMをハイレベルからロ
ウレベルに変化させる。すると、フォトカプラ24の出
力側フォトトランジスタがオン状態となり、コンデンサ
28の電荷が放電されて、トランジスタ27はオフ状態
となる。
【0023】すると、制御回路7側の入力端子ALM(プ
ルアップされている)はロウレベルからハイレベルに変
化するので、制御回路7は、モジュール3内のトランジ
スタ11U〜11Zの何れかが過熱状態になったことを
検出して、駆動回路2に対するスイッチング制御信号の
出力を停止するなどの処理を行う。
【0024】図6は、駆動回路2を構成する電気・電子
部品をプリント基板52に実装した状態を示す平面図
(a)及び側面図(b)である。これらの電気・電子部
品は、何れも挿入実装部品である。プリント基板52の
裏面側には、DIP(Dual In-line Package)タイプのモ
ジュール3が実装されており、その他の周辺回路は全て
表面側に実装されている。モジュール3は、樹脂製のパ
ッケージの内部にトランジスタ11U〜11Z等を内蔵
している。
【0025】即ち、プリント基板52の表面側には、主
たる部品として、図6中左側から右側にかけてコネクタ
16C及び16B,コンデンサ29及び42並びに21
U〜21W,フォトカプラ19U〜19Z,オペアンプ
30,抵抗51及び52,ヒューズ46,コネクタ16
D,IGBT47,コンデンサ44などが挿入実装され
ている。尚、図示の都合上、一部の部品については符号
を付すことを省略している。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、駆動回
路2は、6個のトランジスタ11U〜11Zを内蔵した
モジュール3を中心に構成されるが、そのモジュール3
に付随して形成される周辺回路の部品点数が比較的多
い。そのため、プリント基板52の実装面積を多く必要
としており、駆動回路2を小形に構成することに限界が
あった。
【0027】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、モータを駆動するための駆動回路
を、より小形に構成することができる回路基板を提供す
ることにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の回路基板は、モータを駆動するため
の駆動回路が形成されるものであって、前記モータの各
相巻線に交流電圧を供給するようにスイッチングされる
複数のスイッチング素子が内蔵されているモジュール
と、このモジュールに付随して形成される周辺回路とが
実装され、前記周辺回路の少なくとも一部を表面実装部
品で形成して、前記モジュールと基板との間に実装する
ことを特徴とする。
【0029】即ち、複数のスイッチング素子を内蔵して
いるモジュールは比較的大なる部品サイズを有すること
になるので、そのモジュールが基板に実装されると一定
の面積を占有する。そこで、周辺回路の少なくとも一部
を表面実装部品で形成し、モジュールと基板との間に形
成される空間部分を利用してそれらの表面実装部品を実
装することで、基板の面積を縮小することが可能とな
る。
【0030】この場合、請求項2に記載したように、前
記モジュールに基板実装用のスペーサを備えることが好
ましい。即ち、スペーサによってモジュールを実装した
場合に基板との間に形成される空間のサイズが常に一定
となるので、その空間部分に配置可能な表面実装部品の
サイズを確実に定めることができ、実装を確実に行うこ
とができる。
【0031】また、請求項3に記載したように、前記モ
ジュールを、6個のスイッチング素子を内蔵して、それ
ら6個のスイッチング素子により三相インバータ回路を
形成するタイプとすると良い。即ち、6個のスイッチン
グ素子により形成される三相インバータ回路は、モータ
の駆動回路としては一般に高い頻度で利用されるもので
ある。そして、6個のスイッチング素子を内蔵すること
でモジュールのサイズがある程度の大きさになるので、
基板との間に形成される空間部分に比較的多くの表面実
装部品を実装することができる。従って、上記構成のモ
ジュールを使用する回路基板においては、基板面積をよ
り効果的に縮小することができる。
【0032】更に、請求項4に記載したように、部品を
両面実装すると良く、斯様に構成すれば基板面積の縮小
化を一層進めることができる。そして、例えば請求項2
のように、モジュールがスペーサを備えている場合に
は、モジュールが実装されている基板面と反対側の基板
面に挿入実装部品を配置することもできるので、実装形
態の自由度をより高めることができる。
【0033】また、請求項5に記載したように、前記周
辺回路の一部を、外部の制御回路より供給されるスイッ
チング制御信号を前記スイッチング素子に対して出力す
るための制御信号出力回路とすると良い。
【0034】通常、モータの駆動電源電圧は、制御回路
の動作用電源である制御用電源電圧よりも高いことが多
い。そのため、制御回路から駆動回路へスイッチング制
御信号を出力する際には、例えばフォトカプラのような
制御信号出力回路を介すことで両者間の電気的絶縁を図
り、制御回路側を保護することが一般に行われる。即
ち、そのような制御信号出力回路は周辺回路として形成
されることが多いので、表面実装部品で構成してモジュ
ールと基板との間に実装すれば、確実に基板面積の縮小
を図ることができる。
【0035】加えて、請求項6に記載したように、前記
モータを、ミシンの主軸を回転駆動するミシンモータと
するのが好適である。即ち、ミシンモータは比較的高電
圧,大電流で駆動されるため、それに対応して、モジュ
ールもサイズが比較的大きなものを用いることが多い。
従って、斯様に構成すれば、ミシンモータの駆動回路が
形成される基板の面積を効果的に縮小することができ
る。
【0036】また、この場合、請求項7に記載したよう
に、前記周辺回路の一部を、前記モジュールに供給され
ている駆動用電源の電圧を検出し、その電源電圧が所定
レベルを超えた場合に過電圧保護動作を行うための保護
回路とするのが好適である。即ち、ミシンモータは、そ
の動作上急加速や急減速が頻繁に行われるため、モータ
によって比較的高いレベルの回生電圧が発生する。従っ
て、駆動回路を過電圧より保護するために、周辺回路と
して保護回路を設けることが好ましく、保護回路を表面
実装部品で構成してモジュールと基板との間に実装すれ
ば、請求項5と同様に、確実に基板面積の縮小を図るこ
とができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図1を参照して説明する。図1は、図2乃至図5に示し
た構成のモータ4の駆動回路について、各電気・電子部
品の実装形式を一部変更して形成した回路基板の平面図
(a)及び側面図(b)である。即ち、プリント基板6
1の裏面には、プリント基板52と同様にモジュール3
が実装されている。そして、コネクタ16A〜16E,
アルミ電解コンデンサ21U〜21W等、オペアンプ3
0,ヒューズ46及びIGBT47といった部品は、表
面側に挿入実装されている。
【0038】一方、フォトカプラ(制御信号出力回路,
周辺回路)19U〜19Zに対応するフォトカプラ62
U〜62Zは表面実装部品(SMD:Serface Mount Device)
であり、それらは、モジュール3とプリント基板61の
裏面との間に実装されている。即ち、モジュール3は、
その四隅部分に基板実装用のスペーサ3aを備えている
ので、実装された場合にプリント基板61との間に一定
の空間が形成される。その空間部分を利用して、表面実
装部品のフォトカプラ62U〜62Zを配置している。
【0039】また、その他のコンデンサ22U〜22Z
や抵抗23U〜23Z、或いは、過電圧保護回路(周辺
回路)60を構成する抵抗31,32及び33やコンデ
ンサ34,40,ダイオード39などの部品もチップ部
品(表面実装部品)63に置き換えられており、それら
のチップ部品63も、モジュール3とプリント基板61
の裏面との間に実装されている。尚、モジュール3は、
パッケージ3表面側(図1(b)中において下方側)に
図示しない金属製の放熱板を備えており、その放熱板を
組付け時に筐体に接触させることで放熱を行うようにな
っている。
【0040】即ち、モジュール3とプリント基板61と
の間に形成される空間部分に表面実装部品のフォトカプ
ラ62U〜62Zやその他のチップ部品63を配置する
ことにより、プリント基板61は、モジュール3の外形
よりも若干大きい程度のサイズとなっており、プリント
基板52のサイズよりも大幅に縮小され小形化されてい
る。尚、都合上、一部の部品については図示を省略して
いる。
【0041】以上のように本実施例によれば、6個のト
ランジスタ(スイッチング素子)11U〜11Zを内蔵
して三相インバータ回路が形成されたモジュール3と、
プリント基板61の裏面との間に、フォトカプラ62U
〜62Zや過電圧保護回路60などを構成するチップ部
品63を表面実装するようにして、プリント基板61の
表面側には、オペアンプ30,ヒューズ46及びIGB
T47等の部品を挿入実装した。
【0042】即ち、6個のトランジスタ11U〜11Z
を内蔵するモジュール3のサイズはある程度の大きさに
なるので、実装時には、プリント基板61上において一
定の面積を占有し、該基板61との間には一定の空間が
形成される。従って、その空間部分に、フォトカプラ6
2U〜62Zや過電圧保護回路60の一部を表面実装部
品としてモジュール3と基板61との間に実装すること
で、基板61の面積を従来よりも縮小することができ
る。
【0043】また、モジュール3にスペーサ3aを備え
ることで、モジュール3を実装した場合に基板61との
間に形成される空間のサイズが常に一定となるので、そ
の空間部分に配置可能な表面実装部品のサイズを確実に
定めることができ、実装を確実に行うことができる。そ
して、基板61に電気・電子部品を両面実装したので、
基板61の面積の縮小化を一層進めることができる。加
えて、モジュール3がスペーサ3aを備えていることに
より、モジュール3が実装されている基板面と反対側の
基板面に挿入実装部品を配置することも可能となり、実
装形態の自由度をより高めることができる。
【0044】また、モータ4の駆動電源電圧は、制御回
路7の動作用電源である制御用電源電圧よりも高いの
で、制御回路7を高電圧より保護するためフォトカプラ
62U〜62Zは通常必要とされる。従って、フォトカ
プラ62U〜62Zを表面実装部品としてモジュール3
と基板61との間に実装することで、確実に基板面積の
縮小を図ることができる。
【0045】更に、本実施例によれば、モータ4を、工
業用のミシン5の主軸を回転駆動するミシンモータとし
た。即ち、そのようなミシンモータは比較的高電圧,大
電流で駆動されるため、それに対応して、モジュール3
もサイズが比較的大きなものを用いられる。従って、ミ
シンモータの駆動回路2が形成される基板61の面積を
効果的に縮小することができる。
【0046】また、ミシンモータは、その動作上急加速
や急減速が頻繁に行われるため、モータ4によって比較
的高いレベルの回生電圧が発生する。従って、駆動回路
2を過電圧より保護するために過電圧保護回路60を設
けることが好ましく、保護回路60を表面実装部品で構
成してモジュール3と基板61との間に実装すれば、確
実に基板面積の縮小を図ることができる。
【0047】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。スペーサ3aは必要に応じて設けれ
ば良い。スペーサがない場合でも、例えば、モジュール
のリードのサイズと実装ホール径との寸法差によって、
モジュールの実装時に基板との間に空間が形成されるよ
うになっていれば良い。スイッチング素子は、IGBT
11U〜11Zに限ることなく、例えばパワーMOSF
ETなどでも良い。モジュール3に内蔵されている過熱
検出用のダイオード15U〜15Z等の回路や、その検
出信号を制御回路7に伝達するためのフォトカプラ24
などの回路は必要に応じて設ければ良い。
【0048】モジュール3は、6個のIGBT11U〜
11Zを内蔵して三相インバータ回路が形成されている
ものに限らず、複数のスイッチング素子を内蔵している
ものであれば良い。必ずしも両面実装を行う回路基板に
限らず、片面実装の回路基板に適用しても良い。制御信
号出力回路は、フォトカプラ62U〜62Zに限らず、
例えば、ドライバなどでも良い。モータ4は、ブラシレ
スDCモータに限らず、例えば誘導モータなどでも良
く、また、ミシンモータを回転駆動するものに限らな
い。過電圧保護回路60も、必要に応じて設ければ良
い。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上説明した通りであるので、
以下の効果を奏する。請求項1記載の回路基板によれ
ば、周辺回路の少なくとも一部を表面実装部品で形成
し、複数のスイッチング素子を内蔵しているモジュール
と基板との間に形成される空間部分を利用してそれらの
表面実装部品を実装するので、基板の面積を縮小するこ
とができる。
【0050】請求項2記載の回路基板によれば、モジュ
ールに基板実装用のスペーサを備えるので、モジュール
を実装した場合に基板との間に形成される空間のサイズ
が常に一定となり、その空間部分に配置可能な表面実装
部品のサイズを確実に定めることができ、実装を確実に
行うことができる。
【0051】請求項3記載の回路基板によれば、モジュ
ールを、6個のスイッチング素子を内蔵して三相インバ
ータ回路が形成されるタイプとするので、モータの駆動
回路として一般に高い頻度で利用され、モジュールのサ
イズがある程度の大きさになるものに適用することで、
基板との間に形成される空間部分に多くの表面実装部品
を実装することができる。従って、基板面積をより効果
的に縮小することができる。
【0052】請求項4記載の回路基板によれば、部品を
両面実装するので、基板面積の縮小化を一層進めること
ができる。そして、例えば請求項2のように、モジュー
ルがスペーサを備えている場合には、モジュールが実装
されている基板面と反対側の基板面に挿入実装部品を配
置することもでき、実装形態の自由度をより高めること
ができる。
【0053】請求項5記載の回路基板によれば、周辺回
路の一部を、外部の制御回路より供給されるスイッチン
グ制御信号をスイッチング素子に対して出力するための
制御信号出力回路とするので、例えば、モータの駆動電
源電圧から制御回路側を保護するため一般に用いられる
フォトカプラ等を表面実装部品で構成してモジュールと
基板との間に実装することで、確実に基板面積の縮小を
図ることができる。
【0054】請求項6記載の回路基板によれば、モータ
を、ミシンの主軸を回転駆動するミシンモータとするの
で、比較的高電圧,大電流で駆動されるミシンモータに
適用することで、そのミシンモータの駆動回路が形成さ
れる基板の面積を効果的に縮小することができる。
【0055】請求項7記載の回路基板によれば、周辺回
路の一部を、モジュールに供給されている駆動用電源の
電圧を検出して過電圧保護動作を行う保護回路とするの
で、、その動作上急加速や急減速が頻繁に行われるミシ
ンモータにおいて発生する回生電圧より、駆動回路を保
護するために必要とされる保護回路を表面実装部品で構
成してモジュールと基板との間に実装することで、確実
に基板面積の縮小を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、モータの駆動回路を
構成する各電気・電子部品を回路基板に実装した状態を
示す平面図(a)及び側面図(b)
【図2】工業用ミシンのミシンモータを駆動する駆動装
置の電気的構成を示す機能ブロック図
【図3】駆動回路のより詳細な電気的構成を示す図(そ
の1)
【図4】駆動回路のより詳細な電気的構成を示す図(そ
の2)
【図5】トランジスタモジュールの内部構成を示す図
【図6】従来技術を示す図1相当図
【符号の説明】
2は駆動回路、3はトランジスタモジュール、3aはス
ペーサ、4はモータ(ミシンモータ)、5はミシン、7
は制御回路、11U〜11ZはIGBT(スイッチング
素子)、60は過電圧保護回路(周辺回路)、61はプ
リント基板、62U〜62Zはフォトカプラ(周辺回
路,制御信号出力回路,表面実装部品)、63はチップ
部品(表面実装部品,周辺回路)を示す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動するための駆動回路が形成
    される回路基板であって、 前記モータの各相巻線に交流電圧を供給するようにスイ
    ッチングされる複数のスイッチング素子が内蔵されてい
    るモジュールと、 このモジュールに付随して形成される周辺回路とが実装
    され、 前記周辺回路の少なくとも一部を表面実装部品で形成し
    て、前記モジュールと基板との間に実装することを特徴
    とする回路基板。
  2. 【請求項2】 前記モジュールは、基板実装用のスペー
    サを備えていることを特徴とする請求項1記載の回路基
    板。
  3. 【請求項3】 前記モジュールは、6個のスイッチング
    素子を内蔵しており、それら6個のスイッチング素子に
    よって三相インバータ回路が形成されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の回路基板。
  4. 【請求項4】 部品が両面実装されていることを特徴と
    する請求項1乃至3の何れかに記載の回路基板。
  5. 【請求項5】 前記周辺回路の一部は、外部の制御回路
    より供給されるスイッチング制御信号を前記スイッチン
    グ素子に対して出力するための制御信号出力回路である
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の回路
    基板。
  6. 【請求項6】 前記モータは、ミシンの主軸を回転駆動
    するミシンモータであることを特徴とする請求項1乃至
    5の何れかに記載の回路基板。
  7. 【請求項7】 前記周辺回路の一部は、前記モジュール
    に供給されている駆動用電源の電圧を検出し、その電源
    電圧が所定レベルを超えた場合に過電圧保護動作を行う
    ための保護回路であることを特徴とする請求項6記載の
    回路基板。
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