JP2002368191A - 電気車用制御装置 - Google Patents

電気車用制御装置

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JP2002368191A
JP2002368191A JP2001172026A JP2001172026A JP2002368191A JP 2002368191 A JP2002368191 A JP 2002368191A JP 2001172026 A JP2001172026 A JP 2001172026A JP 2001172026 A JP2001172026 A JP 2001172026A JP 2002368191 A JP2002368191 A JP 2002368191A
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igbt
positive
power supply
conductor plate
gate
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JP2001172026A
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Haruki Hamada
晴喜 浜田
Tomiichi Imai
富一 今井
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Hitachi Ltd
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/49Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of a plurality of wire connectors
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来は、直流導体板を平板化して誤接続の防止
とインバータの小形化の為、平滑コンデンサとIGBT
の端子の高さを変更して正極、負極に段差を設け、さら
に端子高さを平面化する為にコンデンサ取付面をIGB
T取付面と大きな段差を設ける必要があった。この為、
コンデンサ、IGBTの選択範囲が狭められることによ
る部品の高コスト化及び加工費増によるヒートシンクの
高コスト化が懸念された。 【解決手段】略平面状のヒートシンク1上に汎用性のあ
る平滑コンデンサ3とIGBT2を組付け、各々の正極
端子3a、2c、負極端子3b、2bを略クランク形状
のパネル積層形直流導体板6、7で電気的に接続するイ
ンバータにおいて、直流導体板6,7間の絶縁材8と同
一材料でゲート基板8dを一体成形したことにより、I
GBT2上に空間を作り、該空間にIGBT電源基板設
置し、インバータ内の部品収納密度を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気車用制御装置
の構造に関するものであり、特に電気自動車用制御装置
の小形化に好適な電気車用制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術の電動機を制御する制御装置の
構造として、特開平9−275187号公、特開平8−
9653号公報には、冷却フィン上に平滑コンデンサや
パワーモジュールを搭載したインバータ制御装置が開示
されている。また、特開平10−14254号公報に
は、ヒートシンク上に平滑コンデンサ、スイッチング素
子、電流 センサー、プリント基板などを搭載したイン
バータ制御装置が開示されている。
【0003】さらに、特開平9−47036号公報に記
載のインバータ制御装置は、平滑化した該直流電源を3
相交流電源に変換するスイッチング素子群(以下、IG
BT群)を備えている。そして、コンデンサとIGBT
群との間に流れる大電流をIGBTにてスイッチング変
換する時に発生する跳ね上がり電圧の抑制を目的にし
て、該コンデンサ群とIGBT群間の配線インダクタン
ス低減に有効な、対抗面積が広いパネル状の正負極配線
を薄い絶縁材を介して積層した該正負極パネル積層形直
流導体板を設けている。積層することにより、導体板間
のコンデンサ容量が大きくなる。そしてこの直流導体板
を平板にする為に、コンデンサ及びIGBT群の正負極
各端子高さ寸法に高低差を設け、さらにコンデンサ群と
IGBT群取付ベースであるヒートシンクに段差を設
け、コンデンサ群・IGBT群の正負極各々の端子高さ
を同一平面に配置している。このようにして、直流導体
板を平板化にして誤接続を防止し、また、ゲート回路基
板・IGBT電源回路基板・制御回路基板を該正負極パ
ネル積層形直流導体板の直上に近接して配置し制御装置
の小形化を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
の制御装置では、インバータ部品のベースとなるヒート
シンクに段差を設けている為、ヒートシンク下面を流れ
IGBT群等の電子部品を冷却しインバータ装置の作動
信頼性を維持確保するための冷却媒体の流路の設定を困
難にし、かつ、冷却媒体の流れを阻害する要因となる。
【0005】また、ヒートシンクに段差を設けたことに
より、ヒートシンクの製作難度が上がることによって、
加工工数の増大と寸法精度の低下を招いたことにより、
加工コストが増加する要因となる。
【0006】さらに、IGBT群とコンデンサ群の正負
極各端子高さ寸法に高低差を設けることにより、IGB
Tとコンデンサが専用部品となり、市場に流通している
一般的な汎用部品を使用できず、高コスト部品の採用を
余儀なくさせられる。また、IGBT・コンデンサの選
択肢が狭められインバータ装置設定の裕度が少なく、イ
ンバータ装置の設計から完成までの期間が長く市場要求
に即応できないと言う問題点がある。
【0007】従って、本発明の目的は、インバータ部・
ゲート回路基板・IGBT電源回路基板・制御回路基板
等の部品配置の高密度化が達成でき、かつ、小形化が図
れる電気車用制御装置を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、低コストで市場要求
に即応可能なインバータを備えた電気車用制御装置を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、インバータ
部と該インバータ部を制御及び保護する制御回路基板と
を備えた電気車用制御装置において、前記インバータ部
は、直流電源を平滑化する平滑コンデンサ群及び該平滑
化された直流電源を3相交流電源に変換するIGBT群
と、前記平滑コンデンサ群と前記IGBT群の間を電気
的に接続する略クランク形状パネルの正負極積層形直流
導体板と、ゲート部回路パターンを内包し前記IGBT
群のゲート端子に接続するコネクタを有するゲート基板
とを有し、前記平滑コンデンサ群と前記IGBT群は平
板状のヒートシンク上に載置されており、前記直流導体
板の正負極間絶縁部材と前記ゲート基板とを、同一絶縁
材料にて成形して前記正負極積層形直流導体板と一体化
した電気車用制御装置により達成される。
【0010】本発明の他の特徴は、ヒートシンク上に、
直流電源を平滑化する平滑コンデンサ群と、平滑化した
該直流電源を3相交流電源に変換するIGBT群と、前
記交流電源からの制御情報を検出する電流 センサー
と、前記IGBT群の交流電源を出力する前記電流 セ
ンサーを具備した交流導体板と、前記平滑コンデンサ群
と前記IGBT群の間を電気的に接続する正負極積層形
直流導体板と、前記IGBT群のゲート端子に接続する
コネクタと抵抗・コンデンサ及び後記IGBT電源回路
基板に接続するコネクタ等で回路を構成するゲート基板
と、IGBT駆動用電源回路と前記ゲート基板及び後記
制御回路部に接続するコネクタで構成するIGBT電源
回路基板で構成したインバータ部、及び前記インバータ
部を制御及び保護する回路を電子部品等で構成した制御
回路基板からなる電気車用制御装置において、前記ヒー
トシンクは、略平板状であり、前記正負極積層形直流導
体板は、少なくても2回の折り曲げ加工を施した略クラ
ンク形状パネルとして構成され、前記正負極パネル積層
形直流導体板の正負極間絶縁部材とゲート部回路パター
ンを内包したゲート基板部を同一絶縁材料にて成形して
前記正負極積層形直流導体板と一体化したことにある。
【0011】本発明の他の特徴は、略平面状のヒートシ
ンク上に汎用平滑コンデンサと汎用IGBT群を組付
け、各々の正極端子、負極端子を略クランク形状のパネ
ル積層形の一対の直流導体板で電気的に接続してインバ
ータ部を構成し、前記一対の直流導体板間の絶縁材と同
一材料で前記インバータ部のゲート基板を一体成形し
て、前記IGBT群上に空間を作り、該空間に前記IG
BT群の電源基板を設置したことにある。
【0012】本発明によれば、コンデンサ群とIGBT
群間に電流 センサー付の3相交流導体板を各々のIG
BTに配置し、前記交流導体板を略クランク形に折曲げ
た形状の正負極パネル積層形直流導体板で外包するよう
にコンデンサ群とIGBT群の各々の正負極端子を電気
的に接続し、前記略クランク状折曲げの正負極パネル積
層形直流導体板により、IGBT群の正負極端子上に生
じた空間部に、正負極パネル積層形直流導体板と一体化
したIGBT電源回路基板取付用ボス付ゲート基板の該
ボス部にIGBT電源回路基板を組付けることによっ
て、インバータ内の部品収納密度を高め、部品配置の高
密度化が達成できインバータ装置の小形化が図れる。
【0013】さらに、平板状のヒートシンクの採用で冷
却媒体の流路設定に無理がなく流れがスムーズ化するこ
とにより安定した冷却性能が得られ作動信頼性を維持確
保すると共に、平板状にしたことにより低コストでのヒ
ートシンク製作を提供し、また、汎用性のあるコンデン
サ及びIGBTを採用できることから低コストで市場要
求に即応可能なインバータを提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照し説明する。図1は、本発明の一実施例にな
る電気車用制御装置の回路構成を示す図である。30は
直流電源のバッテリー、3は直流電源を平滑するために
並列に接続された2個のコンデンサである。2は3組の
IGBTを含むIGBT群であり、モータ制御回路12
0からの指令に基づいて駆動する。電流 センサー5
は、IGBT群2から出力する交流電流を検出する。イ
ンバータ部100は、IGBT群2、コンデンサ3、及
びIGBT電源回路10を含み、モータ10を回転制御
する。即ちインバータ部100は、モータ制御回路12
0からの指令を受けてIGBT電源回路10の電源をO
N−OFFすることによりIGBT群2をスイッチング
して直流電源を交流電源に変換し、この交流電源即ちU
相,V相,W相の3相交流電流をモータ110に供給し
て、モータ10を回転制御する。
【0015】ここで、モータ制御回路120は、マイク
ロコンピュータ、IC等の電子部品で構成され、電流
センサー5、及びモータ120に装着された図示しない
モータ回転 センサーからの信号を取り込み、図示しな
い車両からの運転指令に適合したモータ110の回転制
御を行う。
【0016】また、IGBT電源回路10は電源装置や
IC等で構成された回路であり、前記モータ制御回路1
20からの指令により、IGBT群2のトランジスタ部
を駆動させる電源を供給する。7はコンデンサ3の負極
端子とIGBT群2の負極端子2bを電気的に接続する
負極直流導体板である。IGBT電源回路10とIGB
T群2の間には、IGBT電源回路10とIGBT群2
間を電気的に接続するゲート基板回路8dまたは80を
配置している。ゲート基板8dまたは80は、ゲート部
回路パターンを内包し、IGBT群のゲート端子2dに
接続する接続用コネクタ8f及び9、IGBT群2保護
用素子(C,R1,R2等)、電源電圧検知用配線パター
ン8gで構成されている。
【0017】図2は、図1の実施例に適用されるインバ
ータ部100の側面図であり、図3は、同じくインバー
タ部100の分解斜視図である。
【0018】6,7は、前記平滑コンデンサ群と前記I
GBT群の間を電気的に接続する少なくとも2回の折り
曲げ加工を施した略クランク形状パネルの正負極積層形
直流導体板である。
【0019】正極直流導体板6は、コンデンサ3の正極
端子3aとIGBT群2の正極端子2cを電気的に接続
する直流導体板7と同一角度の略クランク状で所定の隙
間(例えば0.5mm程度)を保持して折り曲げたパネル
状の導体板である。
【0020】負極直流導体板7は、コンデンサ3の負極
端子3bとIGBT2の負極端子2bを電気的に接続す
る略クランク状に折り曲げたパネル状負極直流導体板で
ある。負極直流導体板7は、IGBT群2の出力端子2
aに電流 センサー5をねじ5aにて取り付けた交流導
体板4を内包しており、コンデンサ3にはボルト3c、
IGBT群2にはボルト2gにて負極直流導体板7を締
結接続する。
【0021】正極直流導体板6は、コンデンサ3にはボ
ルト3c、IGBT2にはボルト2gにて各々締結接続
される。パネル状正極直流導体板6のボルト取付け座
は、コンデンサ3の正極端子3aとIGBT2の正極端
子2cを電気的に確実に接続させるためプレス成形にて
該端子3a、2cに設置する形状にしてある。この時、
該ボルト座はパネル状負極直流導体板7との隙間に絶縁
部材8を介入させ、絶縁性能を確保する。8はパネル状
直流導体板6,7間を絶縁する絶縁部材である。絶縁部
材8は、樹脂材にて構成されており、パネル状直流導体
板6,7の全周を覆うことにより絶縁性を確保してい
る。但し、各電気的接続部3a,3b,2b,2cとボ
ルト3c、2gの座面には電気的接続性能確保の為、絶
縁を施していない。
【0022】また、絶縁部材8はゲート基板部8dを一
体的に形成してIGBT駆動電源送信用コネクタ9,8
fとIGBT2保護用素子(C,R1,R2等)等をはん
だ付けにて実装している。なお、ゲート基板部8d上の
R、CはゲートのR、Cを示している。
【0023】ゲート基板部8dは絶縁部材8と同一部材
にて成形していることから、パネル状直流導体板6,7
と一体的構造となり、IGBT群2と同一位相にて振動
するので、コネクタ8fとIGBTゲート端子2d間で
微小振動による摩耗がなく電気的接続の信頼性が高い構
造となる。
【0024】さらに、ゲート基板部8dのIGBT群2
からオーバーハングしている部位の端には、サポート1
1をIGBT群2近傍のヒートシンク1上面に設定し、
ゲート基板8dを支持し振動抑制している。また、パネ
ル状直流導体板6の縦壁部にはねじ収納用袋穴を配した
ボス8eを絶縁部材8と一体的に形成し、IGBT電源
回路10をねじ10dにて固定する。
【0025】パネル状直流導体板6の縦壁部のボス8e
内には、導体板6からの突起6aがありボス8eと導体
板6の剥離強度信頼性を高めている。尚、IGBT電源
回路10の反突起6a側は図示しないサポート部品にて
指示されている。
【0026】このように、本実施例によるインバータ部
100は、パネル状直流導体板6,7の対向する面積を
広く設定でき導体板部が持つコンデンサ容量を大きく出
来る為、IGBT群2のスイッチング時に発生するサー
ジを抑制でき、さらに、パネル状直流導体板6,7の略
クランク形状化により発生する空間にIGBT電源回路
10を収納できるので、収納密度が高くなり小型化でき
る。また、コネクタ8fとIGBTゲート端子2dが一
体化されており、微小振動による摩耗がなく電気的接続
の信頼性が高い構造となる。
【0027】図4は、本発明の他の実施例を示すインバ
ータ部100の側面図であり、図5は、同じくインバー
タ部100の分解斜視図である。この実施例では、パネ
ル状直流導体板6、7の縦壁部を傾斜させることによっ
て、IGBT電源回路10の収納容易化を図ると共に、
パネル状直流導体板6、7の展開長さを短縮し導体板の
材料費を節約する。ここで、図示しないモータ制御回路
部はパネル状正極直流導体板6とIGBT電源回路10
の直上範囲内に、規定の絶縁距離を有して取付ける。こ
れによって、インバータ部100の小形化を達成する。
【0028】また、図6と図7〜図8は、それぞれ本発
明の他の実施例を示すインバータ部100の側面図であ
る。
【0029】まず、図6の実施例において、パネル状正
極直流導体板6とパネル状負極直流導体板7との間に
は、真空成型されたポリエチレンテレフタレートなどの
シート状樹脂板材成形品である絶縁部材8が配置されて
いる。すなわち、パネル状正極直流導体板6のボルト取
付け座は、コンデンサ3の正極端子3aとIGBT群2
の正極端子2cを電気的に確実に接続させるためのボル
ト座をプレス成形にて設置し、パネル状負極直流導体板
7との隙間を確保して樹脂板材成形品の絶縁部材8を挿
入し絶縁性を確保する。この絶縁部材8はパネル状直流
導体板6,7間の所定隙間全域とパネル状直流導体板
6,7端面の沿面絶縁長さを確保する大きさの張出を設
定し絶縁性を確保している。折曲げによってスペースを
小さくして絶縁距離を確保しても良い。
【0030】また、負極端子接続部3b,2bのボルト
3c、2gの外周はボルト締付工具挿入可能径の円筒形
状に成形させることにより、パネル状直流導体板6,7
の対向面積が最大となるように絶縁部材8を設定でき
る。また、80は前記絶縁部材8とは別体に設定したゲ
ート基板部であり、ゲート回路パターンを内包して絶縁
材にて成形しIGBT駆動電源送信用コネクタ9,8f
とIGBT2保護用素子(C,R1,R2等)等をはんだ
付けにて実装している。
【0031】パネル状正極直流導体板6とゲート基板部
8とは、ネジ80sにて一体化される。
【0032】ゲート基板部80には、図5に示したよう
に、パネル状正極直流導体板6の縦壁側に延長する部材
80nと先端にはネジ10d挿入用穴を有したボス80
eを一体成形にて具備し、該ボス80eにはIGBT電
源回路10をねじ10dにて組付け固定する。また、該
ボス80eのパネル状正極直流導体板6に接する面に
は、パネル状正極直流導体板6の縦壁部からの突起6a
を収納する凹み穴80hを具備し、該突起6aに凹み穴
を挿入後、パネル状正極直流導体板6にゲート基板部8
0をネジ80sにて組付け固定することにより、ボス8
0eは突起6aに固定され、IGBT電源回路10取付
用ボスとなる。
【0033】一方、ゲート基板80はパネル状正極直流
導体板6にネジ80sにて組付け固定されることから、
IGBT2と同一位相にて振動するので、コネクタ8f
とIGBTゲート端子2d間で微小振動による摩耗がな
く電気的接続信頼性が高い構造となる。さらに、ゲート
基板部8dのIGBT2からオーバーハングしている部
位の端にはサポート11をIGBT2近傍のヒートシン
ク1上面に設定し、ゲート基板8dを支持し振動抑制し
ている。ここで、IGBT電源回路10は前記ボス80
eにねじ10dにて固定し、他方は図示しないサポート
にて支持している。
【0034】次に、図7〜図8の実施例では、パネル状
直流導体板6、7の縦壁部を傾斜させることによって、
IGBT電源基板の収納容易化を図ると共に、パネル状
直流導体板6、7の展開長さを短縮し導体板の材料費を
節約する。
【0035】上記のようにして構成したインバータは、
パネル状直流導体板6,7の対向する面積を広く設定で
き導体板部が持つコンデンサ容量を大きく出来る為、I
GBT群2のスイッチング時に発生するサージを抑制で
き、さらに、パネル状直流導体板6,7の略クランク形
状化により発生する空間にIGBT電源回路10を収納
できるので、収納密度が高くなり小型化できる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、略平面のヒートシンク
に汎用性のあるコンデンサ、IGBTと対向面積が広い
略クランク直流導体板、さらに導体板に一体形のゲート
基板で構成することにより、空スペースにIGBT電源
基板を収納可能になり、部品収納密度を高くできインバ
ータ装置を小形化し、かつ、高信頼性を有する電気車用
制御装置を提供できる。また、汎用性の高い低コスト部
品の採用によるインバータの低コスト化が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインバータ装置が組み込まれる電気車
用制御装置の回路構成を示す図。
【図2】本発明のインバータ装置の第一の実施例を示す
側面図。
【図3】第一の実施例の分解斜視図。
【図4】本発明のインバータ装置の第二の実施例を示す
側面図。
【図5】本発明の第二の実施例の分解見取り図。
【図6】本発明のインバータ装置の第三の実施例を示す
側面図。
【図7】本発明のインバータ装置の第四の実施例を示す
側面図。
【図8】本発明の第四の実施例の分解見取り図。
【符号の説明】
1…ヒートシンク 2…IGBT群 3…平滑コンデンサ 5…電流センサー 6…パネル状直流導体板 7…パネル状直流導体板 8…絶縁部材 8d…ゲート基板部(絶縁部材一体形) 10…IGBT電源回路 30…バッテリー 80…ゲート基板部(直流導体板直付け形) 100…インバータ部 110…モータ 120…モータ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 富一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5H007 AA00 AA06 BB06 CA01 CB05 HA03 HA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インバータ部と該インバータ部を制御及び
    保護する制御回路基板とを備えた電気車用制御装置にお
    いて、 前記インバータ部は、直流電源を平滑化する平滑コンデ
    ンサ群及び該平滑化された直流電源を3相交流電源に変
    換するIGBT群と、前記平滑コンデンサ群と前記IG
    BT群の間を電気的に接続する略クランク形状パネルの
    正負極積層形直流導体板と、ゲート部回路パターンを内
    包し前記IGBT群のゲート端子に接続するコネクタを
    有するゲート基板とを有し、前記平滑コンデンサ群と前
    記IGBT群は平板状のヒートシンク上に載置されてお
    り、 前記直流導体板の正負極間絶縁部材と前記ゲート基板と
    を、同一絶縁材料にて成形して前記正負極積層形直流導
    体板と一体化したことを特徴とする電気車用制御装置。
  2. 【請求項2】ヒートシンク上に、直流電源を平滑化する
    平滑コンデンサ群と、平滑化した該直流電源を3相交流
    電源に変換するIGBT群と、前記交流電源からの制御
    情報を検出する電流 センサーと、前記IGBT群の交
    流電源を出力する前記電流 センサーを具備した交流導
    体板と、前記平滑コンデンサ群と前記IGBT群の間を
    電気的に接続する正負極積層形直流導体板と、前記IG
    BT群のゲート端子に接続するコネクタと抵抗・コンデ
    ンサ及び後記IGBT電源回路基板に接続するコネクタ
    等で回路を構成するゲート基板と、IGBT駆動用電源
    回路と前記ゲート基板及び後記制御回路部に接続するコ
    ネクタで構成するIGBT電源回路基板で構成したイン
    バータ部、及び前記インバータ部を制御及び保護する回
    路を電子部品等で構成した制御回路基板からなる電気車
    用制御装置において、 前記ヒートシンクは、略平板状であり、 前記正負極積層形直流導体板は、少なくても2回の折り
    曲げ加工を施した略クランク形状パネルとして構成さ
    れ、 前記正負極パネル積層形直流導体板の正負極間絶縁部材
    とゲート部回路パターンを内包したゲート基板部を同一
    絶縁材料にて成形して前記正負極積層形直流導体板と一
    体化したことを特徴とする電気車用制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記正負極積
    層形直流導体板の正負極間絶縁部材はIGBT電源回路
    基板取付用ボスを備えており、 該IGBT電源回路基板取付用ボスは、前記導体板に前
    記正負極間絶縁部材・前記ゲート基板部と同一絶縁材料
    により前記正負極間絶縁部材・前記ゲート基板部と一体
    的に設けられ、 前記ボスが接する前記積層形直流導体板は突起を有し、
    該突起は前記ボス側に突出し前記ボスに埋れていること
    を特徴とする電気車用制御装置。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記正負極積
    層形直流導体板の正負極間絶縁部材を絶縁樹脂板の成形
    加工品にして前記正負極積層形直流導体板間に挿入固定
    し、 前記IGBT電源回路基板取付用ボスを一体的に配しゲ
    ート部回路パターンを内包して絶縁材料にて成形したゲ
    ート基板でゲート回路部を構成し、 該ゲート回路部を、前記積層形直流導体板に組付け固定
    し一体化したことを特徴とする電気車用制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記IGBT電源回路
    基板取付用ボスの前記積層形直流導体板側接触面に凹み
    穴を設置し、該凹み穴に前記積層形直流導体板の前記ボ
    スに接する導体板に設けた突起が嵌合する構造にしたこ
    とを特徴とする電気車用制御装置。
  6. 【請求項6】略平面状のヒートシンク上に汎用平滑コン
    デンサと汎用IGBT群を組付け、各々の正極端子、負
    極端子を略クランク形状のパネル積層形の一対の直流導
    体板で電気的に接続してインバータ部を構成し、 前記一対の直流導体板間の絶縁材と同一材料で前記イン
    バータ部のゲート基板を一体成形して、前記IGBT群
    上に空間を作り、該空間に前記IGBT群の電源基板を
    設置したことを特徴とする電気車用制御装置。
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