JP2002118705A - 原稿読取記憶装置 - Google Patents

原稿読取記憶装置

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JP2002118705A JP2000310064A JP2000310064A JP2002118705A JP 2002118705 A JP2002118705 A JP 2002118705A JP 2000310064 A JP2000310064 A JP 2000310064A JP 2000310064 A JP2000310064 A JP 2000310064A JP 2002118705 A JP2002118705 A JP 2002118705A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚の原稿の読取中にジャム(紙詰り)等
が発生した場合に何枚目の原稿まで画像メモリに格納済
みかを表示することのできる原稿読取記憶装置を提供す
ること。 【解決手段】 原稿上の画像データを読み取る原稿読取
部12と、読み取った画像データを符号化する画像符号
化部6と、符号化した画像データを記憶する画像メモリ
5と、表示部10と、画像メモリへの画像データの格納
の完了した原稿の枚数を表示部に表示させる制御部1と
を備えた原稿読取記憶装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
や複数機能付ファクシミリ装置等の原稿読取記憶装置に
係り、詳しくは、原稿のジャム時や画像メモリのオーバ
フロー時に複数枚の原稿の何枚目まで画像メモリに格納
できたかを表示することのできる原稿読取記憶装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ファクシミリ装置におい
て、複数枚の原稿を送信する場合、予めこれら複数枚の
原稿上の画像を順次読み取って一時的にページメモリ
(RAM)に記憶させ、続いて、ページメモリ内の画像
情報をコーデックで順次符号化して、全ての原稿の画像
メモリへの格納が完了した後に通信相手先に送信するメ
モリ送信機能を有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、係るメモリ
送信のための複数枚の原稿の読取中に、例えば、原稿の
ジャム(紙詰り)が発生した場合、未読取の原稿を再度
読み取る必要がある。この場合、ジャムが発生した時点
で、ページメモリ内の画像データをクリアする方式であ
れば、符号化の時間遅れが存在するため、読取が完了し
た原稿の一部の頁は画像メモリには格納されない。
【0004】しかしながら、ユーザが、読取済みの原稿
の全ての頁が画像メモリに格納されたものと誤認識し、
未読取の原稿のみを再度読み取って送信した場合、原稿
の一部の頁が欠落する場合があった。係る不具合を防止
するためには、一旦、画像メモリをクリアして、原稿の
全ての頁を再度読み取る必要があるが、その場合、同一
の原稿を繰り返し読み取る頻度が増し、非効率的であっ
た。
【0005】一方、複数枚の原稿の読取中に画像メモリ
のオーバフロー(記憶容量不足)が発生した場合は、既
に画像メモリ内に格納済みの他の原稿の送信の進行等に
よる画像メモリ内の空き容量の発生等に伴って、読取済
みの当該原稿の画像メモリへの格納が完了するまで待機
する等の必要があるが、その場合も、当該原稿の画像メ
モリ内への格納状況を容易に確認することができない問
題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題に鑑
みてなされたものであって、複数枚の原稿の読取中にジ
ャム等が発生した場合に何枚目の原稿まで画像メモリに
格納済みかを表示することのできる原稿読取記憶装置を
提供することを技術的課題とする。そのため、本発明の
請求項1の原稿読取記憶装置は、原稿上の画像データを
読み取る原稿読取部と、読み取った画像データを符号化
する画像符号化部と、符号化した画像データを記憶する
画像メモリと、表示部と、画像メモリへの画像データの
格納の完了した原稿の枚数を上記表示部に表示させる制
御部とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2の原稿読取記憶装置は、請求項1
の構成において、上記制御部は、原稿読取部での読取完
了枚数を上記格納完了枚数とともに表示部に表示させる
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3の原稿読取記憶装置は、請求項1
又は2において、上記制御部は、原稿のジャム時又は画
像メモリのオーバフロー時に上記格納完了枚数及び読取
完了枚数を表示部に表示させることを特徴とするもので
ある。ここで、画像メモリのオーバフロー(記憶容量不
足)とは、既に画像メモリの最大容量又は最大容量近く
まで画像データが記憶されている結果、原稿の新たな頁
の画像データを画像メモリに記憶させることができない
状態をいう。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1に概略構成を示すよう
に、この実施の形態の複写機能付きファクシミリ装置F
(原稿読取記憶装置)は、CPU(中央処理装置)等か
らなる制御部1、ROM(Read Only Memory)2、RAM
(Random Access Memory)3、ページメモリ4、画像メモ
リ5、コーデック6、モデム7、NCU(Network Contr
ol Unit)8、表示部10、操作部11、原稿読取部12
及び記録部13がバスライン14により互いに接続され
てなる。
【0010】ROM2には、ファクシミリ装置F全体を
制御するためのプログラム等が予め記憶されている。ま
た、ROM2には、画像メモリ5への画像データの格納
の完了した原稿の枚数と、原稿読取部12での読取完了
枚数とを各々カウントし、少なくとも原稿のジャム時又
は画像メモリ5のオーバフロー時に上記格納完了枚数及
び読取完了枚数を表示部10に表示させるためのプログ
ラムが記憶されている。
【0011】なお、ROM2に代えて、書き換え可能な
不揮発性メモリ、例えば、フラッシュメモリを用いるこ
とにより、上記プログラムの修正やバージョンアップが
可能な構成としてもよい。一方、RAM3には、制御部
1による制御に必要な各種データ、例えば、モデム7に
より設定されたデータレート等のデータが一時記憶され
る。
【0012】ページメモリ4はRAMからなり、後述の
原稿読取部12で読み取られた原稿上の画像に対応する
画像データ(各画素毎の白黒を示す2値データ)が一時
的に記憶されるようになっている。ページメモリ4は、
少なくとも最大サイズ(例えば、A3サイズ)の原稿の
1頁分の画像データを蓄積できる程度の記憶容量を有し
ている。
【0013】画像メモリ5はRAMからなり、ページメ
モリ4内の画像データが後述のコーデック6で符号化さ
れた後の符号化(圧縮)済みの画像データが記憶される
ようになっている。画像メモリ5は、符号化済みの画像
データを、原稿の数10頁乃至数100頁分程度蓄積で
きる記憶容量を備えている。
【0014】なお、本実施の形態では、複数枚の原稿の
読取中に、ジャム又は画像メモリ5のオーバフローが発
生した場合、ページメモリ4内に格納済みの画像データ
がクリアされ、コーデック6での符号化作業が中止され
るとともに、画像メモリ5へ格納済みの符号化画像デー
タの内、1頁分に満たない部分が画像メモリ5からクリ
アされるようになっている。
【0015】コーデック6は、ページメモリ4から送ら
れる、送信すべき画像データを順次符号化し、また、フ
ァクシミリ通信の相手先から受信した符号化画像データ
を復号する役割を有する。モデム7は、送受信データの
変復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調し
てNCU8を介して公衆回線網Lに送出する一方、公衆
回線網LからNCU8を介して上記相手先から受信した
音声帯域信号をディジタル信号に復調する。NCU8
は、公衆回線網Lとこのファクシミリ装置Fとの接続を
制御するとともに、相手先のファクシミリ番号に応じた
ダイヤルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能
を備えている。
【0016】図2に示すように、表示部10は液晶表示
素子等からなり、通常のファクシミリ装置と同様に、通
信相手先のファクシミリ番号等が表示される他、原稿読
取部12で読取完了済みの原稿枚数(読取完了枚数)及
び画像メモリ5への符号化画像データの格納済みの原稿
枚数(格納完了枚数)が表示されるようになっている。
【0017】操作部11は、図2に示すテンキーA、開
始キーB及び表示部10内で不図示のカーソルを上下左
右に移動させる十字キーC等を含むキーパネル等からな
り、相手先のファクシミリ番号や時刻指定による予約送
信の場合の送信開始予定時刻等が入力されるようになっ
ている。原稿読取部12は、図示しないラインセンサー
やCCD(Charge Coupled Device)等からなり、ファク
シミリ送信用又は複写用の原稿の読取を行うようになっ
ている。
【0018】また、記録部13は、電子写真方式又はイ
ンクジェット方式等の印刷装置を備え、ファクシミリ受
信時には相手先から受信した画像データを記録する一
方、複写時には原稿読取部12で読み取られた原稿の画
像データを所望の倍率で記録するようになっている。
【0019】以下、図3乃至図5のフローチャートを参
照しながら、複数枚の原稿の画像データを一旦画像メモ
リ5に格納した後、ファクシミリ送信又は複写を行う手
順を説明する。まず、ユーザが複数枚の原稿を原稿読取
部12における図示しない自動原稿送り装置にセットし
(S1)、操作部11における開始キーAを操作すると
(S2)、制御部1はRAM3の所定領域に記憶されて
いる「読取完了毎数」(原稿読取部12での読取の完了
した原稿の枚数)を「0」にクリアするとともに(S
3)、RAM3の他の所定領域に記憶されている「格納
完了枚数」(画像メモリ5への画像データの格納の完了
した原稿の枚数)を「0」にクリアする。
【0020】制御部1は、続いて、原稿の1頁分(最初
は第1頁)の読取開始を原稿読取部12に指示し(S
5)、これに基づいて、原稿読取部12による読取と読
み取られた画像データのページメモリ4への格納が実行
される(S6)。次に、制御部1は、原稿読取部12の
自動原稿送り装置でジャム(紙詰り)が発生しているか
否かを判定する(S7)。このジャムの発生の有無は、
周知のように、上記自動原稿送り装置から送り出された
原稿の後端が、読取位置より下流側における不図示のセ
ンサ位置を所定のタイミングで通過したか否か等により
判定される。
【0021】S7でジャムが発生していなければ、続い
て、制御部1は、例えば、後述するオーバフローフラグ
がオンか否かにより、画像メモリ5のオーバフロー(記
憶容量不足)が発生しているか否かを判定する(S
8)。画像メモリ5のオーバフローが発生していなけれ
ば、続いて、制御部1は、原稿の1頁分の読取が終了し
たか否かを判定する(S9)。この判定は、上記と同様
に、例えば、読取位置より下流側のセンサ位置を原稿の
該当頁の後端が通過したか否か等により行われる。
【0022】S9で原稿の1頁分の読取が終了していな
い場合は、S6に復帰して読取及びページメモリ4への
画像データの格納を継続する。一方、S9で原稿の1頁
分の読取が終了している場合は、制御部1は上記RAM
3の所定領域に記憶されている読取完了枚数に「1」を
加算(S10)した後、表示部10に新たな読取完了枚
数を表示させる(S11)。
【0023】次に、制御部1は、ページメモリ4への格
納が完了した頁の画像データをコーデック6で符号化
(圧縮)して符号化済みの画像データを画像メモリ5へ
格納する作業を開始させる(S12)。続いて、制御部
1は、原稿読取部12における上記自動原稿送り装置上
に原稿の次の頁が存在するか否かを当該自動原稿送り装
置上のセンサ(不図示)により検出し(S13)、次の
頁が存在する場合は、S5に戻って新たな頁の読取を開
始する。一方、原稿の次の頁が存在しない場合、図4の
S20に進み、制御部1は、原稿の全ての頁の画像デー
タの画像メモリ5への格納完了に伴って、ファクシミリ
送信又は複写を実行させる。
【0024】図3中のS7でジャムが発生している場
合、又はS8で画像メモリ5のオーバフローが発生して
いる場合は、図4のS14に進んで、制御部1は、ペー
ジメモリ4内に格納済みの画像データをクリアする。な
お、制御部1は、同時にコーデック6での符号化作業を
中止させるとともに、画像メモリ5へ格納済みの符号化
画像データの内、1頁分に満たない部分を画像メモリ5
からクリアする。
【0025】制御部1は、続いて、原稿読取部12にお
ける読取完了枚数と、画像メモリ5への格納完了枚数と
を表示部10に同時に表示させる(S15)。例えば、
読取完了枚数が4枚、格納完了枚数が3枚である場合、
図2に示すように、中間にスラッシュ記号「/」を用い
て「4/3」と表示させる。
【0026】S16では、ジャムが発生したか否かが判
定され、ジャムが発生していれば、図示しないが、原稿
を再セットして読取を行うか否かをユーザに質問するメ
ッセージが表示部10に表示され(S17)、これに対
して、ユーザは、例えば、上記メッセージに従って、再
読取を行う場合は操作部11の実行キーDを押圧操作
し、再読取を行わない場合は、中止キーEを押圧操作す
る(S18)。
【0027】S18で、ユーザにより再読取を行う趣旨
で実行キーDが操作された場合、制御部1は、原稿が原
稿読取部12における自動原稿送り装置に再セットされ
るのを待って画像メモリ5への格納が完了した最終頁に
続く頁の画像データを読み取り、上記と同様に一旦ペー
ジメモリ4に格納した後、コーデックで符号化して画像
メモリ5に格納する作業を行わせる(S19)。
【0028】この場合、上記のように、表示部10に画
像メモリ5への格納完了枚数が表示されるため、ユーザ
は再読取が必要な原稿の枚数を容易に把握し、過不足な
く再読取を行わせることができる。また、ジャムが発生
した時点でページメモリ4に格納されている画像データ
がページメモリ4からクリアされるとともに、画像メモ
リ5内に格納中の1頁分に満たない符号化画像データも
画像メモリ5からクリアされるため、画像メモリ5への
格納が完了していた頁以外は確実に再読取が必要とな
る。従って、再読取に伴って、同一頁が重複して読み取
られて、画像メモリ5に格納されるような不具合も生じ
ない。
【0029】S20では、制御部1は、原稿の全ての頁
が画像メモリ5に格納されたか否かを、上記原稿自動送
り装置上に原稿の新たな頁が残存しているか否か等に基
づいて判定した上で、全ての頁の画像メモリ5への格納
が完了していることを条件に、制御部1は、画像メモリ
5に格納済みの符号化画像データをNCU8等を介して
ファクシミリ送信させるか、又は符号化画像データをコ
ーデック6で再度復号した上で記録部13で印刷させる
ことにより複写を実行する。
【0030】S16でジャムが発生していない場合、S
7及びS8からの流れとの関係上、画像メモリ5のオー
バフローが発生していることになる。この場合、制御部
1は、表示部10に画像メモリ5内の符号化画像データ
をクリアするか否かをユーザに質問するメッセージを表
示させる(S21)。
【0031】ユーザは上記メッセージに従って、画像メ
モリ5内の符号化画像データをクリアすることを選択す
る場合は、例えば、操作部11のテンキーA中の実行キ
ーDを操作し、クリアしないことを選択する場合は、テ
ンキーA中の中止キーEを操作する(S22)。ユーザ
が画像メモリ5中の画像データをクリアする趣旨で実行
キーDを操作した場合は、S23へ進んで、制御部1
は、画像メモリ5中の画像データをクリアする。また、
S18で原稿の再読取を行わない趣旨で中止キーEを操
作した場合も、S23へ進んで、画像メモリ5中の画像
データをクリアする。
【0032】S22で画像メモリ5内の画像データをク
リアしないことを選択した場合、続いて、図5のS24
に進み、制御部1は、画像メモリ5内に空き容量が発生
する可能性があるか否かを判定する。この判定は、画像
メモリ5内に現在読取中の原稿以外の原稿の画像データ
が存在しているか否かに基づいて行われる。すなわち、
画像メモリ5内に他の原稿の画像データが存在している
場合は、当該他の原稿のファクシミリ送信又は複写の実
行に伴って画像メモリ5内に空き容量が生じ得るからで
ある。
【0033】S24で画像メモリ5内に空き容量が発生
する可能性がない、つまり、画像メモリ5内に他の原稿
の画像データが存在していないと判定された場合、続い
て、制御部1は、表示部10に画像メモリ5が容量不足
である旨を表示させ、更に、既に画像メモリ5に格納済
みの頁のみをファクシミリ送信又は複写するか否かをユ
ーザに選択させるメッセージを表示部10に表示させる
(S25)。
【0034】ユーザは、画像メモリ5に格納済みの頁の
みをファクシミリ送信又は複写する場合は、上記メッセ
ージに従って、例えば、操作部11の実行キーDを操作
し、上記画像メモリ5に格納済みの頁のみのファクシミ
リ送信又は複写を行わない場合は操作部11の中止キー
Eを操作する(S26)。
【0035】S26で実行キーDを操作することによ
り、画像メモリ5に格納済みの頁のみをファクシミリ送
信又は複写することを選択した場合は、図4のS20に
進んで当該ファクシミリ送信又は複写を実行する。S2
6で画像メモリ5に格納済みの頁のみのファクシミリ送
信又は複写を行わないことを選択した場合、図4のS2
3に進んで画像メモリ5内の画像データをクリアする。
【0036】図5のS24で画像メモリ5内に、現在読
取中の原稿以外の他の原稿の画像データが存在し、画像
メモリ5内に空き容量が発生する可能性があると判定し
た場合、続いて、制御部1は、画像メモリ5内に実際に
空き容量が発生したか否かを判定する(S27)。空き
容量が発生している場合、図4のS19に進んで、原稿
の未読取の頁の再セットを待って再読取を行う。
【0037】S27で画像メモリ5内に空き容量が発生
していない場合、続いて、制御部1は、ファクシミリ送
信の着信があるため、画像メモリ5を使用する必要があ
るか否かを判定(S28)し、着信がない場合は、S2
7に復帰する。S28でファクシミリ送信の着信がある
場合、画像メモリ5の空き容量が存在しない状況である
ので、画像メモリ5内に格納済みの当該原稿の画像デー
タを1頁単位で書き換える形式で、着信した画像データ
を順次画像メモリ5に格納する(S29)。
【0038】その場合、画像メモリ5内に格納済みの当
該原稿の最終頁の画像データから順次着信画像データで
書き換えるようにする。続いて、制御部1は、画像メモ
リ5を着信画像で使用したため、着信画像の画像データ
で書き換えられた頁を含めて、当該原稿の再読取を行う
必要がある旨を表示部10に表示(S30)させた後、
S27に復帰する。
【0039】次に、図6のフローチャートに基づいて、
ページメモリ4内の画像データをコーデック6で符号化
して画像メモリ5に格納する手順につき簡単に説明す
る。複数枚の原稿の読取時には、制御部1は、ページメ
モリ4内に格納された画像データを順次コーデック6で
符号化して画像メモリ5に格納させる(S32)。
【0040】そして、制御部1は、ページメモリ4内の
1枚分の原稿に対応する画像データの画像メモリ5への
格納が完了したか否かを判定し(S33)、1枚分の原
稿の画像データの画像メモリ5への格納が完了していれ
ば、上記RAM3内の格納完了枚数に「1」を加算(S
34)した後、表示部10に上記更新された格納完了枚
数を表示させる(S35)。その後、制御部1は、ペー
ジメモリ4内に次の頁の画像データが存在するか否かを
判定し(S36)、存在しなければ符号化処理を終了す
る一方、次の頁の画像データが存在していれば、S32
に復帰する。
【0041】S33でページメモリ4内の1頁分の画像
データの符号化及び画像メモリ5への格納が完了してい
ない場合、続いて、制御部1は、画像メモリ5のオーバ
フローが生じているか否かを、画像メモリ5の残り容量
等に基づいて判定する(S37)。そして、オーバフロ
ーが発生していない場合、S32に復帰する一方、画像
メモリ5のオーバフローが発生している場合は、RAM
3内のオーバフローフラグをオン(「1」)とする(S
38)。
【0042】上記オーバフローフラグは装置の起動時に
オフ(「0」)にクリアされるとともに、一旦、オンと
されたオーバフローフラグは、画像メモリ5内に所定の
空き容量が発生したことを条件にオフにクリアされる。
【0043】なお、上記実施の形態では、原稿の読取中
に、順次読取完了枚数と格納完了枚数を表示するように
したが、これらの読取完了枚数及び格納完了枚数はジャ
ム又は画像メモリ5のオーバフローが発生した場合のみ
表示するようにしてもよい。また、上記実施の形態で
は、複写機能付きファクシミリ装置について説明した
が、本発明は、ファクシミリ専用装置又は複写専用装置
にも適用することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の原稿読取記憶装置は、原稿上の画像データを読み取る
原稿読取部と、読み取った画像データを符号化する画像
符号化部と、符号化した画像データを記憶する画像メモ
リと、表示部と、画像メモリへの画像データの格納の完
了した原稿の枚数を上記表示部に表示させる制御部とを
備えたものであるから、複数枚の原稿の読取途中に、例
えば、原稿のジャムが発生した場合は、上記表示部に表
示される画像メモリへの格納完了枚数を参照し、未だ画
像メモリへの格納の完了していない原稿のみを原稿読取
部で再度読み取らせることにより、原稿の頁の欠落を防
止しながら、再読取を行う原稿枚数を最小限に抑制し
て、読取及び送信処理を効率的に行えるようになる。
【0045】請求項2の原稿読取記憶装置は、請求項1
の構成において、上記制御部は、原稿読取部での読取完
了枚数を上記格納完了枚数とともに表示部に表示させる
ものであるから、例えば、原稿のジャムが発生した場合
は、上記読取完了枚数と格納完了枚数とを比較すること
により、再読取の必要な原稿の枚数を容易に知ることが
できる。
【0046】一方、画像メモリのオーバフローが発生し
て画像メモリ内に符号化した画像を新たに格納する容量
が残存していない場合は、再読取を行っても無駄である
から、例えば、既に符号化して画像メモリに格納済みの
他の原稿の送信処理が完了するまで待機する等の処置を
取ることが必要となる。その場合、画像メモリ内に空き
容量が生じるのに伴って、読取済みの当該原稿が画像メ
モリ内に格納されるが、上記読取完了枚数と格納完了枚
数とを比較することにより、画像メモリへの格納状況を
容易に把握できるようになる。
【0047】請求項3の原稿読取記憶装置は、請求項1
又は2において、上記制御部は、原稿のジャム時又は画
像メモリのオーバフロー時に上記格納完了枚数及び読取
完了枚数を表示部に表示させるようにして、ジャム等の
問題が発生した場合のみに必要な表示を行うようにした
ので、格納完了枚数及び読取完了枚数の表示に必要な電
力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る複写機能付きファク
シミリ装置の内部構成を示す説明図である。
【図2】上記複写機能付きファクシミリ装置における表
示部及び操作部を示す説明図である。
【図3】上記複写機能付きファクシミリ装置における原
稿の読取手順を示すフローチャートである。
【図4】上記複写機能付きファクシミリ装置における後
続の読取手順を示すフローチャートである。
【図5】上記複写機能付きファクシミリ装置における更
に後続の読取手順を示すフローチャートである。
【図6】上記複写機能付きファクシミリ装置における画
像メモリへの符号化画像データの格納手順を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 制御部 5 画像メモリ 6 コーデック(画像符号化部) 10 表示部 12 原稿読取部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H076 BA72 BA77 3F048 AA04 AA08 AB02 BA14 BB05 BC03 BC08 CA05 5C062 AB17 AB23 AB42 AC05 AC25 AC69 AF07 5C073 AA02 BC02 CE01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上の画像データを読み取る原稿読取
    部と、読み取った画像データを符号化する画像符号化部
    と、符号化した画像データを記憶する画像メモリと、表
    示部と、画像メモリへの画像データの格納の完了した原
    稿の枚数を上記表示部に表示させる制御部とを備えたこ
    とを特徴とする原稿読取記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、原稿読取部での読取完了
    枚数を上記格納完了枚数とともに表示部に表示させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の原稿読取記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記制御部は、原稿のジャム時又は画像
    メモリのオーバフロー時に上記格納完了枚数及び読取完
    了枚数を表示部に表示させることを特徴とする請求項1
    又は2記載の原稿読取記憶装置。
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