JP2000165581A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000165581A
JP2000165581A JP10347817A JP34781798A JP2000165581A JP 2000165581 A JP2000165581 A JP 2000165581A JP 10347817 A JP10347817 A JP 10347817A JP 34781798 A JP34781798 A JP 34781798A JP 2000165581 A JP2000165581 A JP 2000165581A
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JP10347817A
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Kenichi Hatakeyama
健一 畠山
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はファクシミリ装置の備えている各種機
能の設定の適否を判別して、各種機能の設定を適正化す
るファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、所定時期になると、
パラメータメモリに設定されている機能設定情報を順次
読み出し、読み出した機能設定情報が適否判断可能な情
報であるか判別して、適否を判断できる情報であると、
当該機能設定情報が適切であるかどうか判断する。ファ
クシミリ装置は、不適切であると、設定を変更するため
の操作を促す旨のガイダンス表示を操作表示部のディス
プレイに行って、操作表示部のキー操作により当該機能
設定情報の変更操作が行われると、当該変更操作に対応
する機能設定情報の変更結果をパラメータメモリに登録
し、当該変更後の機能設定情報をディスプレイに表示し
て、設定変更後の機能設定情報の内容を確認できるよう
にする(ステップS101〜S106)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、各種機能の設定状態を適切化するフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信
機能やコピー機能等の動作において、当該動作状態を設
定する機能設定情報の設定状態に応じて動作する。
【0003】そして、ファクシミリ装置を新規に導入す
ると、ファクシミリ装置の設置環境やユーザの利用形態
に応じて各種機能の動作状態の設定を行う必要がある
が、新規導入時には、通常、サービスマンが各種機能の
設定の登録を行うため、機能設定は適切に行われる。
【0004】ところが、ファクシミリ装置を移転した
り、譲渡等によりファクシミリ装置のユーザが変更にな
った場合には、新たな設置環境や新たなユーザの利用形
態等に応じて各種設定の変更を新たなユーザ自身が行う
のが通常である。
【0005】そこで、本出願人は、操作表示部で複数の
機能が選択・指示可能に構成されたファクシミリ装置に
おいて、習熟者向けの第1のモード(通常モード)の他
に、初心者が容易に操作できる第2のモードを備え、こ
れらを切替する手段を有し、かつ、前記第2のモードで
は、目的とする操作の大分類を表示し、該表示された大
分類の選択を行う手段を有することを特徴とするファク
シミリ装置を、先に提案している(特開平8−1679
49号公報参照)。このファクシミリ装置によれば、初
心者は、第2のモードを選択することにより、逐次、操
作しやすい表示画面、ガイダンスにより操作を行うこと
ができ、また、習熟した操作者は、通常モードにより、
迅速な操作を行うことができる。
【0006】また、従来、機能内容を記載した機能内容
記載用紙を原稿読取部で読み取って、当該読み取ったデ
ータから機能内容を解読して機能内容記憶部に記憶さ
せ、当該機脳内用記憶部の記憶内容に基づいて動作を行
うファクシミリ装置が提案されている(特開平8−18
1804号公報参照)。このファクシミリ装置によれ
ば、機能内容を記載した機能内容記載用紙を読み取らせ
るだけで、機能設定することができる。
【0007】さらに、従来、パーソナルコンピュータ等
の外部装置に接続して、外部装置でファクシミリ装置の
機能設定値を書き換えて、設定するファクシミリ装置が
提案されている(特開平8−265468号公報、特開
平9−307669号公報等参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、ファクシミリ
装置の備えている各種機能の設定の容易さを目的として
おり、各種機能の設定操作の容易さを向上させることは
できるが、設定された内容が適切であるか否かは分から
ず、不適切な設定が行われてしまうことがある。
【0009】すなわち、ユーザが各種機能設定の変更を
行う場合、ユーザは、一般に、ファクシミリ装置に付属
のマニュアルを見ながら設定を行うが、適切に設定が行
われるとは限らず、特に、譲渡等の場合にはマニュアル
を紛失していることが多く、各種機能の設定の変更を適
切に行うことが困難となる。
【0010】このように不適切な機能設定を行ってしま
うと、サービスマンに設定を依頼するという不便さを解
消することができないだけでなく、適切にファクシミリ
装置を利用することができなかったり、利用効率が悪い
という問題があった。
【0011】請求項2記載の発明は、所定時期に、ファ
クシミリ装置の備えている各種機能の動作状態を設定す
る機能設定情報を記憶する機能設定情報記憶手段から機
能設定情報を読み出して当該機能設定情報の適否を判断
して、当該判断結果を適正化判断レポートとして記録出
力させる機能設定適正化処理を行うとともに、操作手段
により機能設定情報の修正が行われると、当該修正後の
機能設定情報を機能設定情報記憶手段に記憶させること
により、大きな表示手段を備えていない場合にも、機能
設定情報の設定が適切であるかどうかを適正化判断レポ
ートでユーザが容易に確認できるようにするとともに、
不適切な設定の修正を容易なものとし、各種機能の動作
を適切なものとすることのできるファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0012】請求項3記載の発明は、適否判断した機能
設定情報のうち、不適切な設定となっている機能設定情
報が自動修正に適した機能設定情報であると、当該機能
設定情報を適切な設定に自動修正することにより、ユー
ザが修正困難な機能設定情報であっても、ファクシミリ
装置にとって重要であり自動修正可能な機能設定情報を
ユーザが意識することなく適切な状態に自動修正し、各
種機能の動作をより一層適切なものとすることのできる
ファクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0013】請求項4記載の発明は、所定時期を、操作
手段で所定のキー操作が行われることで判断して、機能
設定適正化処理を行うことにより、ユーザの意図する時
期に機能設定適正化処理を行い、各種機能の動作を適切
なものとすることのできるファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0014】請求項5記載の発明は、所定時期を、予め
設定された時間が経過することで判断して、機能設定適
正化処理を行うことにより、ユーザが意識することな
く、機能適切化の必要な時期に自動的に機能設定適正化
処理を行い、各種機能の動作を常に適切なものとするこ
とのできるファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、各種機能設定状態に応じた機能で動
作するファクシミリ装置において、前記ファクシミリ装
置の備えている各種機能の動作状態を設定する機能設定
情報を記憶する機能設定情報記憶手段と、所定のキー操
作を行う操作手段と、所定の情報を表示する表示手段
と、所定時期に、前記機能設定情報記憶手段に記憶され
ている前記機能設定情報を読み出して当該機能設定情報
の適否を判断して、当該判断結果を前記表示手段に表示
させ、前記操作手段により前記表示手段に表示されてい
る前記機能設定情報の修正が行われると、当該修正後の
機能設定情報を前記機能設定情報記憶手段に記憶させる
機能設定適正化処理を行う制御手段と、を備えることに
より、上記目的を達成している。
【0016】上記構成によれば、所定時期に、ファクシ
ミリ装置の備えている各種機能の動作状態を設定する機
能設定情報を記憶する機能設定情報記憶手段から機能設
定情報を読み出して当該機能設定情報の適否を判断し
て、当該判断結果を表示手段に表示させ、操作手段によ
り表示手段に表示されている機能設定情報の修正が行わ
れると、当該修正後の機能設定情報を機能設定情報記憶
手段に記憶させる機能設定適正化処理を行うので、機能
設定情報の設定が適切であるかどうかを表示して、ユー
ザが機能設定情報の設定の適否を確認できるようにし
て、不適切な設定の修正を容易なものとすることがで
き、各種機能の動作を適切なものとすることができる。
【0017】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、各種機能設定状態に応じた機能で動作するファクシ
ミリ装置において、前記ファクシミリ装置の備えている
各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を記憶する
機能設定情報記憶手段と、所定のキー操作を行う操作手
段と、所定の情報を記録紙に記録出力する記録手段と、
所定時期に、前記機能設定情報記憶手段に記憶されてい
る前記機能設定情報を読み出して当該機能設定情報の適
否を判断して、当該判断結果を適正化判断レポートとし
て前記記録手段に記録出力させる機能設定適正化処理を
行うとともに、前記操作手段により前記機能設定情報の
修正が行われると、当該修正後の機能設定情報を前記機
能設定情報記憶手段に記憶させる制御手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0018】上記構成によれば、所定時期に、ファクシ
ミリ装置の備えている各種機能の動作状態を設定する機
能設定情報を記憶する機能設定情報記憶手段から機能設
定情報を読み出して当該機能設定情報の適否を判断し
て、当該判断結果を適正化判断レポートとして記録出力
させる機能設定適正化処理を行うとともに、操作手段に
より機能設定情報の修正が行われると、当該修正後の機
能設定情報を機能設定情報記憶手段に記憶させるので、
大きな表示手段を備えていない場合にも、機能設定情報
の設定が適切であるかどうかを適正化判断レポートでユ
ーザが容易に確認できるようにすることができるととも
に、不適切な設定の修正を容易なものとすることがで
き、各種機能の動作を適切なものとすることができる。
【0019】上記各場合において、例えば、請求項3に
記載するように、前記制御手段は、前記適否判断した機
能設定情報のうち、不適切な設定となっている機能設定
情報が自動修正に適した機能設定情報であると、当該機
能設定情報を適切な設定に自動修正するものであっても
よい。
【0020】上記構成によれば、適否判断した機能設定
情報のうち、不適切な設定となっている機能設定情報が
自動修正に適した機能設定情報であると、当該機能設定
情報を適切な設定に自動修正するので、ユーザが修正困
難な機能設定情報であっても、ファクシミリ装置にとっ
て重要であり自動修正可能な機能設定情報をユーザが意
識することなく適切な状態に自動修正することができ、
各種機能の動作をより一層適切なものとすることができ
る。
【0021】また、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記制御手段は、前記操作手段で所定のキー操作が
行われると、前記所定時期であると判断して、前記機能
設定適正化処理を行うことものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、所定時期を、操作手段
で所定のキー操作が行われることで判断して、機能設定
適正化処理を行うので、ユーザの意図する時期に機能設
定適正化処理を行うことができ、各種機能の動作を適切
なものとすることができる。
【0023】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記制御手段は、前記所定時期として予め設定され
た時間が経過すると、前記所定時期であると判断して、
前記機能設定適正化処理を行うものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、所定時期を、予め設定
された時間が経過することで判断して、機能設定適正化
処理を行うので、ユーザが意識することなく、機能適切
化の必要な時期に自動的に機能設定適正化処理を行うこ
とができ、各種機能の動作を常に適切なものとすること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0026】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、ファクシミリ装置の機能を設定する機能設定情報が
適切であるか否かを所定時期に判断し、その判断結果を
表示出力して、機能設定情報が修正されると、当該修正
結果を登録するもので、請求項1、請求項4及び請求項
5に対応するものである。
【0027】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロ
ック図である。図1において、ファクシミリ装置1は、
スキャナ2、原稿センサ3、プロッタ4、用紙センサ
5、操作表示部6、画像メモリ7、パラメータメモリ
8、バッテリ9、時計回路部10、通信制御部11、モ
デム12、網制御部13、符号化・復号化部14、CP
U(Central Processing Unit )15、ROM(Read O
nly Memory)16、バッファメモリ17及びキャラクタ
ジェネレータ18等を備えており、上記各部は、バス1
9により接続されている。
【0028】スキャナ2は、例えば、CCD(Charge Co
upled Device)を利用したラインイメージセンサ等が用
いられており、一般にADFを備えている。ADFに
は、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされ
た原稿を1枚ずつスキャナ2の原稿読取位置に送給す
る。スキャナ2は、ADFから搬送されてきた原稿を走
査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。スキャナ
2には、原稿センサ3が取り付けられており、原稿セン
サ3は、スキャナ2、特に、ADF上にセットされた原
稿の有無及びセットされた原稿サイズを検出して、検出
結果をCPU15に出力する。
【0029】プロッタ(記録手段)4としては、例え
ば、サーマル素子を備えたサーマル記録装置、電子写真
式記録装置、あるいは、インク噴射式記録装置等が用い
られており、プロッタ4は、記録紙に、受信画像、スキ
ャナ2で読み取られた原稿の画像等を記録出力するとと
もに、必要な各種レポート及び後述する機能設定適正化
処理において生成される適正化判断レポートを記録紙に
記録出力する。
【0030】プロッタ4には、用紙センサ5が設けられ
ており、用紙センサ5は、プロッタ4の記録紙カセット
にセットされている記録紙のサイズ及び当該記録紙カセ
ット内の記録紙の有無を検出して、検出結果をCPU1
5に出力する。
【0031】操作表示部(操作手段)6は、テンキーや
スタートキー等の操作キー、各種ファンクションキード
及びメニューキー等を備えるとともに、表示手段として
のディスプレイ、例えば、液晶ディスプレイ等を備えて
いる。操作表示部6の操作キーからは、送信操作等の各
種命令が入力され、特に、後述する機能設定適正化処理
で、機能設定情報の設定・変更操作が行われる。ディス
プレイには、操作キーやメニューキーから入力された命
令内容や操作内容及びファクシミリ装置1からオペレー
タに通知する各種情報が表示され、特に、後述する機能
設定適正化処理での判断結果が表示される。
【0032】画像メモリ7は、例えば、RAMあるいは
ハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画情報
等を主に記憶する。
【0033】パラメータメモリ(機能設定情報記憶手
段)8は、読み/書き可能な不揮発性メモリで構成さ
れ、メモリ送信の送信先電話番号、ワンタッチダイヤル
及び短縮ダイヤルに対応付けられた送信先電話番号や送
信先名称等のダイヤル情報、自己局の電話番号、名称等
の自局情報び読取濃度情報や記録濃度情報等及びその他
のファクシミリ装置1の各種機能を適切に発揮させるの
に必要な各種機能設定情報を記憶する。このパラメータ
メモリ8の各種設定情報は、操作表示部6のキー操作に
より、登録、変更、削除が可能である。
【0034】パラメータメモリ8は、バッテリ9によ
り、停電やファクシミリ装置1の電源がオフされている
ときにも、パラメータメモリ8内の各情報が保持される
ように、バックアップされている。
【0035】時計回路部10は、発振回路や分周回路等
を備え、現在時刻を計時するとともに、ファクシミリ装
置1の動作に必要な各種クロックを発生する。
【0036】網制御部13には、回線L、例えば、公衆
電話回線あるいは専用回線等が接続されており、網制御
部13は、CPU15の制御下で動作して、回線Lから
の発呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼
処理を行う。
【0037】通信制御部11は、回線Lを介して接続さ
れた相手先ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御
信号の交換を行うとともに、データ変換を行って、ファ
クシミリ通信手順を実行する。
【0038】モデム12は、CPU15の制御下で動作
して、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適した形態に
変調し、また、受信時、回線Lから送られてきた変調信
号を復調する。
【0039】符号化・復号化部14は、画像メモリ7へ
の画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間の短縮化
と効率化を図るものであり、送信時には画情報を所定の
符号化方式により圧縮(符号化)し、また、受信時には
符号化された画情報を原情報に再生(復号化)する。
【0040】ROM18は、ファクシミリ装置1の基本
処理プログラム及び後述する機能設定適正化処理プログ
ラム等の各種プログラムを記憶するとともに、各プログ
ラムを実行するのに必要な各種システムデータやその他
のデータを記憶している。
【0041】バッファメモリ17は、CPU15のワー
クメモリとして利用され、各種処理を行う上で必要な各
種データを記憶する。
【0042】CPU(制御手段)15は、ROM18内
のプログラムに基づいてバッファメモリ17をワークメ
モリとして使用しつつ、ファクシミリ装置1の各部を制
御して、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行す
るとともに、後述する機能設定適正化処理を実行する。
【0043】キャラクタジェネレータ18は、英字、数
字、カナ字、記号、かな字及び漢字等の各文字フォント
データを記憶し、CPU15の制御下で動作して、送信
時には、通常のミクストモード通信ではキャラクタデー
タブロックをCCITT(国際電信電話諮問委員会)の
勧告に従うキャラクタコードによりデータ変換し、受信
時には、G4ファクシミリ通信等で受信するキャラクタ
コードを所定のキャラクタデータ(文字データ)に変換
する。
【0044】ファクシミリ装置1は、上記構成におい
て、スキャナ2で読み取った原稿の画情報を符号化・復
号化部14で符号化し、画像メモリ7に一旦蓄積した
後、あるいは、そのまま通信制御部11、モデム12及
び網制御部13を介して相手ファクシミリ装置に送信す
るファクシミリ送信機能、回線Lを介して相手先から送
信されてきた画情報を網制御部13、モデム12及び通
信制御部11を介して受信して、一旦画像メモリ7に蓄
積した後、あるいは、そのまま符号化・復号化部14で
復号化してプロッタ4で記録紙に記録出力するファクシ
ミリ受信機能、スキャナ2で読み取った原稿の画像を画
像メモリ7を介して、あるいは、そのままプロッタ4に
転送してプロッタ4で記録紙に記録出力するコピー機能
及び図示しないインターフェイスを介して外部装置、例
えば、パーソナルコンピュータ等から入力されるデータ
を画像メモリ7を介して、あるいは、そのままプロッタ
4に転送してプロッタ4で記録紙に記録出力するプリン
タ機能等の各種機能を実現する。
【0045】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ファクシミリ装置1の備えている
各種機能に対して、操作表示部6のキー操作により設定
されている設定状態が適切であるか否か所定時期に判断
して、判断結果を操作表示部6のディスプレイに表示す
るところにその特徴がある。
【0046】すなわち、ファクシミリ装置1は、上記フ
ァクシミリ通信機能、コピー機能及びプリンタ機能等の
各種機能を実現するために、パラメータメモリ8に各種
機能設定を行う必要があり、このパラメータメモリ8に
設定されている機能設定状態が不適切(誤り)である
と、ファクシミリ装置1のユーザの意図する機能を適切
に発揮させることができない。
【0047】この機能設定としては、例えば、ファクシ
ミリ通信機能では、メモリ送信の送信先電話番号、ワン
タッチダイヤル及び短縮ダイヤルに対応付けられた送信
先電話番号や送信先名称等のダイヤル情報、自己局の電
話番号や名称等の自局情報び読取濃度情報や記録濃度情
報等及びECMの設定内容、RTI、CSIの設定内
容、回線の種別(パルスかトーンかの種別)、受信モー
ド(電話モードあるいはファクシミリモード)等のファ
クシミリ通信に必要な各種ファクシミリ通信機能設定情
報等である。
【0048】ファクシミリ装置1は、上記パラメータメ
モリ8に設定されている各種機能設定状態を所定時期、
例えば、操作表示部6での所定のキー操作(例えば、フ
ァンクションメニューの31番キーのキー操作、ユーザ
ファンクションキーの5番キーのキー操作、あるいは、
ストップキーを押しながらワンタッチキーの30番キー
の操作等)が行われるか、予め設定された所定の時間的
タイミング(例えば、ファクシミリ装置1の電源がオフ
されてから3日以上経過した後の電源オン時、毎月の月
初めの所定時間、自局番号情報が書き換えられたとき
等)に、パラメータメモリ8内の機能設定情報が適切に
設定されているか否かを判断して、操作表示部6のディ
スプレイに表示する機能設定適正化処理を行う。すなわ
ち、例えば、ファクシミリ装置1の電源がオフされてか
ら3日以上経過した後に電源がオンされると、大型のフ
ァクシミリ装置では、通常会社等で使用される場合が多
いため、上記条件を満たすと、ファクシミリ装置1が移
転あるいは譲渡等が行われたと判断でき、このような場
合にパラメータメモリ8の機能設定状態が新たな設置環
境に適合しているか否かの判断処理を行う必要がある。
なお、この機能設定適正化処理を行う時期の情報は、予
めROM16に格納されている。
【0049】すなわち、ファクシミリ装置1は、上記所
定時期になると、図2に示すように、CPU15が、パ
ラメータメモリ8に設定されている機能設定情報を順次
読み出し(ステップS101)、読み出した機能設定情
報が正しい(適切)と判断可能な情報であるか判別する
(ステップS102)。
【0050】CPU2は、読み出した機能設定情報が正
しいと判断できる情報であると、当該機能設定情報が正
しいかどうか判断し(ステップS103)、正しくない
とき(不適切なとき)には、設定を変更するための操作
を促す旨のガイダンス表示を操作表示部6のディスプレ
イに行って、当該ガイダンス表示に応じて操作表示部6
のキー操作により当該機能設定情報の変更操作が行われ
ると、当該変更操作に対応する機能設定情報の変更結果
をパラメータメモリ8に登録する(ステップS10
4)。
【0051】上記正しいと判断できる機能設定情報であ
るか否かについては、例えば、ワンタッチダイヤルや短
縮ダイヤルの相手先名称や相手先電話番号等の情報は、
正しいか否かの判断はできないものであり、また、ファ
クシミリ通信に必要なパラメータは、最低限度のものの
みを判断可能なものとし、あまり細かい情報、例えば、
ECMのオン/オフ設定等は、判断できる情報ではない
ものとする。また、例えば、RTI、CSI等のよう
に、空き情報でなければ不適切とはいえないため、設定
されていなくても通信はできるが、なるべく設定してお
いた方がよいものは、判断可能なものとし、回転設定に
ついては、実際に通信を行ってみないとパルスかトーン
かを判断できないため、判断可能な情報とはしない。
【0052】次に、CPU15は、変更された機能設定
情報をパラメータメモリ8に登録すると、当該変更後の
機能設定情報を操作表示部6のディスプレイに表示し
て、設定変更後の機能設定情報の内容を確認できるよう
にした後(ステップS105)、設定すべき機能設定情
報がパラメータメモリ8に残っているかチェックする
(ステップS106)。
【0053】ステップS106で、設定すべき機能設定
情報がパラメータメモリ8に残っているときには、CP
U15は、ステップS101に戻って、次の設定すべき
機能設定情報をパラメータメモリ8から読み出し(ステ
ップS101)、当該機能設定情報が正しいと判断でき
る情報かどうか判別する(ステップS102)。
【0054】上記ステップS102でパラメータメモリ
8から読み出した機能設定情報が正しいかどうか判断で
きないときには、CPU15は、当該機能設定情報が正
しいか否かの判断を行うことなく、当該機能設定情報を
操作表示部6のディスプレイに表示して、ユーザに当該
設定されている機能設定情報を確認できるようにし(ス
テップS105)、設定すべき機能設定情報がパラメー
タメモリ8に残っているかチェックする(ステップS1
06)。ステップS106で、設定すべき機能設定情報
がパラメータメモリ8に残っているときには、CPU1
5は、ステップS101に戻って、上記同様に処理す
る。
【0055】上記ステップS103で、読み出した機能
設定情報が正しいときには、CPU15は、当該機能設
定情報の表示を行うことなく、ステップS106に移行
して、設定すべき機能設定情報がパラメータメモリ8に
残っているかチェックする(ステップS106)。
【0056】そして、CPU15は、パラメータメモリ
8の全ての機能設定情報について適正化処理を行い、ス
テップS106で、設定すべき機能設定情報がパラメー
タメモリ8に残っていないときには、機能設定適正化処
理を終了する。
【0057】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、所定時期に、ファクシミリ装置1の備えてい
る各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を記憶す
るパラメータメモリ8から機能設定情報を読み出して当
該機能設定情報の適否を判断して、当該判断結果を操作
表示部6のディスプレイに表示させ、操作表示部6のキ
ー操作によりディスプレイに表示されている機能設定情
報の修正が行われると、当該修正後の機能設定情報をパ
ラメータメモリ8に記憶させる機能設定適正化処理を行
う。
【0058】したがって、機能設定情報の設定が適切で
あるかどうかを表示して、ユーザが機能設定情報の設定
の適否を確認できるようにして、不適切な設定の修正を
容易なものとすることができ、ファクシミリ装置1の各
種機能の動作を適切なものとすることができる。
【0059】また、ファクシミリ装置1は、所定時期
を、操作表示部6で所定のキー操作が行われることで判
断して、機能設定適正化処理を行っているので、ユーザ
の意図する時期に機能設定適正化処理を行うことができ
る。
【0060】さらに、ファクシミリ装置1は、所定時期
を、予め設定された時間が経過することで判断して、機
能設定適正化処理を行っているので、ユーザが意識する
ことなく、機能適切化の必要な時期に自動的に機能設定
適正化処理を行うことができる。
【0061】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、ファク
シミリ装置の機能を設定する機能設定情報が適切である
か否かを所定時期に判断して、その判断結果を適正化判
断レポートとして記録出力するもので、請求項2に対応
するものである。
【0062】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0063】本実施の形態のファクシミリ装置1は、上
記第1の実施の形態と同様に、所定時期にパラメータメ
モリ8内の機能設定情報が適切に設定されているか否か
を判断するが、この判断結果をプロッタ4で記録紙に適
正化判断レポートとして記録出力する機能設定適正化処
理を行う。
【0064】すなわち、ファクシミリ装置1は、上記所
定時期になると、図3に示すように、CPU15が、パ
ラメータメモリ8に設定されている機能設定情報を順次
読み出し(ステップS201)、読み出した機能設定情
報が正しいと判断可能な情報であるか判別する(ステッ
プS202)。
【0065】CPU2は、読み出した機能設定情報が正
しいと判断できる情報であると、当該機能設定情報が正
しいかどうか判断し(ステップS203)、正しくない
ときには、当該不適切である(誤っている)と判断した
機能設定情報をバッファメモリ17に一時記憶する(ス
テップS204)。
【0066】次に、CPU15は、設定すべき機能設定
情報がパラメータメモリ8に残っているかチェックし
(ステップS205)、設定すべき機能設定情報がパラ
メータメモリ8に残っているときには、ステップS20
1に戻って、次の設定すべき機能設定情報をパラメータ
メモリ8から読み出して(ステップS201)、当該機
能設定情報が正しいと判断できる情報かどうか判別する
(ステップS202)。
【0067】上記ステップS202でパラメータメモリ
8から読み出した機能設定情報が正しいかどうか判断で
きないときには、CPU15は、当該機能設定情報が正
しいか否かの判断を行うことなく、当該機能設定情報を
バッファメモリ17に一時記憶し(ステップS20
4)、設定すべき機能設定情報がパラメータメモリ8に
残っているかチェックする(ステップS205)。ステ
ップS206で、設定すべき機能設定情報がパラメータ
メモリ8に残っているときには、CPU15は、ステッ
プS201に戻って、上記同様に処理する。
【0068】上記ステップS203で、読み出した機能
設定情報が正しいときには、CPU15は、当該機能設
定情報のバッファメモリ17への記憶を行うことなく、
ステップS205に移行して、設定すべき機能設定情報
がパラメータメモリ8に残っているかチェックする(ス
テップS205)。
【0069】そして、CPU15は、パラメータメモリ
8の全ての機能設定情報について適正化処理を行い、ス
テップS205で、設定すべき機能設定情報がパラメー
タメモリ8に残っていないときには、バッファメモリ1
7に記憶させた機能設定情報を読み出して、当該機能設
定情報を予めROM16等に格納されている適正化判断
レポートのフォーマットに応じて組み込んで適正化判断
レポートを作成する。CPU15は、この作成した適正
化判断レポートをプロッタ4に転送して、プロッタ4に
適正化判断レポートを記録出力させ、機能設定適正化処
理を終了する(ステップS206)。
【0070】この適正化判断レポートは、上述のよう
に、不適切な設定となっている機能設定情報と正しいか
どうか判断のできない機能設定情報が記載されるが、こ
れらの他に、例えば、上記各機能設定情報に対する設定
の意味や修正の方法が記載される。
【0071】その後、ファクシミリ装置1のユーザが適
正化判断レポートを見て、機能設定情報の修正を行う必
要があるときには、ユーザは、操作表示部6のキー操作
により適宜機能設定情報の修正操作を行う。このとき、
適正化判断レポートには、上述のように、各機能の設定
の意味や修正方法が記載されているため、簡単かつ容易
に機能設定情報の修正を行うことができる。
【0072】CPU15は、ユーザが操作表示部6のキ
ー操作によりパラメータメモリ17内の機能設定情報の
修正操作を行うと、当該修正された機能設定情報をパラ
メータメモリ17に登録する。
【0073】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、所定時期に、ファクシミリ装置1の備えてい
る各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を記憶す
るパラメータメモリ8から機能設定情報を読み出して当
該機能設定情報の適否を判断して、当該判断結果を適正
化判断レポートとして記録出力させる機能設定適正化処
理を行うとともに、操作表示部6により機能設定情報の
修正が行われると、当該修正後の機能設定情報をパラメ
ータメモリ8に記憶させている。
【0074】したがって、ファクシミリ装置1が大きな
ディスプレイを備えていない場合にも、機能設定情報の
設定が適切であるかどうかを適正化判断レポートでユー
ザが容易に確認できるようにすることができるととも
に、不適切な設定の修正を容易なものとすることがで
き、ファクシミリ装置1の各種機能の動作を適切なもの
とすることができる。
【0075】図4は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、ファク
シミリ装置の機能を設定する機能設定情報が適切である
か否かを所定時期に判断して、自動修正可能な機能設定
情報については、自動修正するもので、請求項3に対応
するものである。
【0076】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0077】本実施の形態のファクシミリ装置1は、上
記第1の実施の形態と同様に、所定時期にパラメータメ
モリ8内の機能設定情報が適切に設定されているか否か
を判断するが、当該判断した機能設定情報が間違った設
定となっており、自動で修正可能な機能設定情報である
と、自動修正する機能設定適正化処理を行う。
【0078】すなわち、ファクシミリ装置1は、上記所
定時期になると、図4に示すように、CPU15が、パ
ラメータメモリ8に設定されている機能設定情報を順次
読み出し(ステップS301)、読み出した機能設定情
報が正しいと判断可能で自動修正可能な機能設定情報で
あるか判別する(ステップS302)。
【0079】CPU2は、読み出した機能設定情報が正
しいと判断でき自動修正可能な情報であると、当該機能
設定情報が正しいかどうか判断し(ステップS30
3)、正しくないときには、当該不適切である(誤って
いる)と判断した機能設定情報を自動修正して、修正後
の機能設定情報をパラメータメモリ8に登録する(ステ
ップS304)。
【0080】上記正しいと判断でき自動修正可能な機能
設定情報としては、例えば、ハンドセット(電話機)が
設置されていないにも関わらず、受信モードを電話モー
ド(Telモード)に設定する機能設定情報等である。
【0081】CPU15は、自動修正した機能設定情報
をパラメータメモリ8に登録すると、当該自動修正後の
機能設定情報を操作表示部6のディスプレイに表示し
て、自動修正後の機能設定情報の内容を確認できるよう
にした後(ステップS305)、設定すべき機能設定情
報がパラメータメモリ8に残っているかチェックする
(ステップS306)。
【0082】ステップS306で、設定すべき機能設定
情報がパラメータメモリ8に残っているときには、CP
U15は、ステップS301に戻って、次の設定すべき
機能設定情報をパラメータメモリ8から読み出し(ステ
ップS301)、当該機能設定情報が正しいと判断でき
自動修正が可能な情報かどうか判別する(ステップS3
02)。
【0083】上記ステップS302でパラメータメモリ
8から読み出した機能設定情報が正しいかどうか判断で
きないとき、あるいは、正しいかどうか判断は可能であ
るが自動修正に適していないときには、CPU15は、
当該機能設定情報が正しいか否かの判断を行うことな
く、当該機能設定情報を操作表示部6のディスプレイに
表示して、ユーザに当該設定されている機能設定情報を
確認できるようにし(ステップS305)、設定すべき
機能設定情報がパラメータメモリ8に残っているかチェ
ックする(ステップS306)。ステップS306で、
設定すべき機能設定情報がパラメータメモリ8に残って
いるときには、CPU15は、ステップS301に戻っ
て、上記同様に処理する。
【0084】上記ステップS303で、読み出した機能
設定情報が正しいときには、CPU15は、そのままス
テップS306に移行して、設定すべき機能設定情報が
パラメータメモリ8に残っているかチェックする(ステ
ップS306)。
【0085】そして、CPU15は、パラメータメモリ
8の全ての機能設定情報について適正化処理を行い、ス
テップS306で、設定すべき機能設定情報がパラメー
タメモリ8に残っていないときには、機能設定適正化処
理を終了する。
【0086】また、ステップS305で、操作表示部6
のディスプレイに表示された内容を見て、ユーザが機能
設定情報の修正操作を行うと、CPU15は、当該修正
された機能設定情報をパラメータメモリ8に登録する。
【0087】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、適否判断した機能設定情報のうち、不適切な
設定となっている機能設定情報が自動修正に適した機能
設定情報であると、当該機能設定情報を適切な設定に自
動修正している。
【0088】したがって、ユーザが修正困難な機能設定
情報であっても、ファクシミリ装置1にとって重要であ
り自動修正可能な機能設定情報をユーザが意識すること
なく適切な状態に自動修正することができ、ファクシミ
リ装置1の各種機能の動作をより一層適切なものとする
ことができる。
【0089】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0090】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、所定時期に、ファクシミリ装置の備えている
各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を記憶する
機能設定情報記憶手段から機能設定情報を読み出して当
該機能設定情報の適否を判断して、当該判断結果を表示
手段に表示させ、操作手段により表示手段に表示されて
いる機能設定情報の修正が行われると、当該修正後の機
能設定情報を機能設定情報記憶手段に記憶させる機能設
定適正化処理を行うので、機能設定情報の設定が適切で
あるかどうかを表示して、ユーザが機能設定情報の設定
の適否を確認できるようにして、不適切な設定の修正を
容易なものとすることができ、各種機能の動作を適切な
ものとすることができる。
【0091】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、所定時期に、ファクシミリ装置の備えている各
種機能の動作状態を設定する機能設定情報を記憶する機
能設定情報記憶手段から機能設定情報を読み出して当該
機能設定情報の適否を判断して、当該判断結果を適正化
判断レポートとして記録出力させる機能設定適正化処理
を行うとともに、操作手段により機能設定情報の修正が
行われると、当該修正後の機能設定情報を機能設定情報
記憶手段に記憶させるので、大きな表示手段を備えてい
ない場合にも、機能設定情報の設定が適切であるかどう
かを適正化判断レポートでユーザが容易に確認できるよ
うにすることができるとともに、不適切な設定の修正を
容易なものとすることができ、各種機能の動作を適切な
ものとすることができる。
【0092】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、適否判断した機能設定情報のうち、不適切な設
定となっている機能設定情報が自動修正に適した機能設
定情報であると、当該機能設定情報を適切な設定に自動
修正するので、ユーザが修正困難な機能設定情報であっ
ても、ファクシミリ装置にとって重要であり自動修正可
能な機能設定情報をユーザが意識することなく適切な状
態に自動修正することができ、各種機能の動作をより一
層適切なものとすることができる。
【0093】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、所定時期を、操作手段で所定のキー操作が行わ
れることで判断して、機能設定適正化処理を行うので、
ユーザの意図する時期に機能設定適正化処理を行うこと
ができ、各種機能の動作を適切なものとすることができ
る。
【0094】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、所定時期を、予め設定された時間が経過するこ
とで判断して、機能設定適正化処理を行うので、ユーザ
が意識することなく、機能適切化の必要な時期に自動的
に機能設定適正化処理を行うことができ、各種機能の動
作を常に適切なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による機能設定適正化
処理を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による機能設定適正化処理
を示すフローチャート。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による機能設定適正化処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 スキャナ 3 原稿センサ 4 プロッタ 5 用紙センサ 6 操作表示部 7 画像メモリ 8 パラメータメモリ 9 バッテリ 10 時計回路部 11 通信制御部 12 モデム 13 網制御部 14 符号化・復号化部 15 CPU 16 ROM 17 バッファメモリ 18 キャラクタジェネレータ 19 バス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種機能設定状態に応じた機能で動作する
    ファクシミリ装置において、前記ファクシミリ装置の備
    えている各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を
    記憶する機能設定情報記憶手段と、所定のキー操作を行
    う操作手段と、所定の情報を表示する表示手段と、所定
    時期に、前記機能設定情報記憶手段に記憶されている前
    記機能設定情報を読み出して当該機能設定情報の適否を
    判断して、当該判断結果を前記表示手段に表示させ、前
    記操作手段により前記表示手段に表示されている前記機
    能設定情報の修正が行われると、当該修正後の機能設定
    情報を前記機能設定情報記憶手段に記憶させる機能設定
    適正化処理を行う制御手段と、を備えていることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】各種機能設定状態に応じた機能で動作する
    ファクシミリ装置において、前記ファクシミリ装置の備
    えている各種機能の動作状態を設定する機能設定情報を
    記憶する機能設定情報記憶手段と、所定のキー操作を行
    う操作手段と、所定の情報を記録紙に記録出力する記録
    手段と、所定時期に、前記機能設定情報記憶手段に記憶
    されている前記機能設定情報を読み出して当該機能設定
    情報の適否を判断して、当該判断結果を適正化判断レポ
    ートとして前記記録手段に記録出力させる機能設定適正
    化処理を行うとともに、前記操作手段により前記機能設
    定情報の修正が行われると、当該修正後の機能設定情報
    を前記機能設定情報記憶手段に記憶させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記適否判断した機能設
    定情報のうち、不適切な設定となっている機能設定情報
    が自動修正に適した機能設定情報であると、当該機能設
    定情報を適切な設定に自動修正することを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記操作手段で所定のキ
    ー操作が行われると、前記所定時期であると判断して、
    前記機能設定適正化処理を行うことを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記制御手段は、前記所定時期として予め
    設定された時間が経過すると、前記所定時期であると判
    断して、前記機能設定適正化処理を行うことを特徴とす
    る請求項1から請求項3のいずれかに記載のファクシミ
    リ装置。
JP10347817A 1998-11-20 1998-11-20 ファクシミリ装置 Pending JP2000165581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008283549A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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