JP2001057609A - ファクシミリ装置及びファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理方法 - Google Patents

ファクシミリ装置及びファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理方法

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JP2001057609A
JP2001057609A JP11231231A JP23123199A JP2001057609A JP 2001057609 A JP2001057609 A JP 2001057609A JP 11231231 A JP11231231 A JP 11231231A JP 23123199 A JP23123199 A JP 23123199A JP 2001057609 A JP2001057609 A JP 2001057609A
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function
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JP11231231A
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Eijiro Inoue
栄治郎 井上
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は各種機能の設定データを情報処理装置
との間で適正化するファクシミリ装置及びファクシミリ
装置の機能設定データ適正化処理方法を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、RAMの機能設定デ
ータをパーソナルコンピュータにアップロードした後、
データ更新期間の経過及びパーソナルコンピュータから
のダウンロードデータの有無をチェックし、RAMの機
能設定データのパーソナルコンピュータへのアップロー
ド及びダウンロードされてきた機能設定データのRAM
への保存を行う。パーソナルコンピュータは、ファクシ
ミリ装置からの機能設定データのアップロード及び機能
設定データの変更等の設定操作の有無をチェックし、ア
ップロードされてきた機能設定データによるディスプレ
イに表示中の機能設定内容の更新表示及び変更等後の機
能設定データのファクシミリ装置へのダウンロードを行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
及びファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理方法
に関し、詳細には、情報処理装置から各種機能の設定・
変更・消去等の各種設定操作を行えるファクシミリ装置
の機能設定状態と情報処理装置で取得している当該ファ
クシミリ装置の機能設定情報の適正化を図るファクシミ
リ装置及びファクシミリ装置の機能設定データ適正化処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信
機能やコピー機能等の動作において、当該動作状態を設
定する機能設定データの設定状態に応じて動作する。
【0003】そして、ファクシミリ装置の各種機能の設
定状態は、ユーザの利用形態に応じて適宜設定・変更さ
れる必要がある。
【0004】また、近時、ファクシミリ装置は、パーソ
ナルコンピュータ等の情報処理装置に接続され、情報処
理装置との間で画情報の授受を行うファクシミリ装置が
出現しており、このような情報処理装置と接続されたフ
ァクシミリ装置においては、情報処理装置側で、ファク
シミリ装置の各種機能の設定状態を適切に把握している
必要がある。
【0005】そこで、従来、パーソナルコンピュータ等
の外部情報処理装置に接続して、ファクシミリ装置の各
種機能の設定値を記憶する設定値登録メモリの内容を外
部情報処理装置に表示させ、外部情報処理装置でファク
シミリ装置の機能設定値を書き換えると、当該書き換え
られた設定値を設定値登録メモリに記憶するファクシミ
リ装置が提案されている(特開平8−265467号公
報、特開平8−265468号公報等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、ファクシミリ
装置に予め設定されている設定項目とその設定値を情報
処理装置に表示させ、その設定値を情報処理装置で変更
してファクシミリ装置に伝送すると、ファクシミリ装置
でそのデータを設定値登録メモリに記憶させるようにな
っていたため、ファクシミリ装置側で各種機能の設定値
の変更が行われると、情報処理装置に表示されている設
定値とファクシミリ装置側の設定値とで不整合が発生す
るおそれがあり、不適切な設定が行われてしまうことが
あり、利用性が悪いという問題があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、操作手段
での機能の設定、変更及び削除等の設定操作及び情報処
理装置から転送されてきた機能設定データに応じて機能
設定データ記憶手段の機能設定データを書き換えるとと
もに、所定時期に、機能設定データ記憶手段に記憶され
ている機能設定データを情報処理装置に転送し、情報処
理装置で、当該新たな機能設定データの内容を表示手段
に表示出力することにより、適時にファクシミリ装置の
機能設定データと情報処理装置の機能設定データの内容
を一致させ、情報処理装置からのファクシミリ装置の機
能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操
作の適切さを確保して、利用性の良好なファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、所定時期としての
任意に設定された期間毎に機能設定データの情報処理装
置への転送を行うことにより、ファクシミリ装置及び情
報処理装置の利用者の意図するときにファクシミリ装置
の機能設定データと情報処理装置の機能設定データの内
容を一致させ、情報処理装置からのファクシミリ装置の
機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定
操作の適切さをより一層確保して、利用性のより一層良
好なファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】請求項3記載の発明は、ファクシミリ装置
側で機能設定データの設定、変更、削除等の設定操作が
行われたときを所定時期として、当該変更後の機能設定
データを情報情報処理装置へ転送することにより、機能
設定データの変更等が行われると、当該変更されたファ
クシミリ装置の機能設定データと情報処理装置の機能設
定データの内容を一致させ、情報処理装置からのファク
シミリ装置の機能を利用した操作や機能設定状態の変更
等の機能設定操作の適切さをより一層確保して、利用性
のより一層良好なファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0010】請求項4記載の発明は、情報処理装置への
前回の機能設定データの転送後に、当該機能設定データ
に対して変更があると、当該変更のあった機能設定デー
タのみを次回の転送時に転送することにより、転送する
データ量を削減し、処理時間を短縮して、利用性のより
一層良好なファクシミリ装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】請求項5記載の発明は、情報処理装置の機
能設定用ソフトウェアが、ファクシミリ装置に対する機
能設定データの転送要求用アイコンを表示手段に表示
し、当該転送要求用アイコンが操作されると、ファクシ
ミリ装置に機能設定データの転送要求を行い、ファクシ
ミリ装置が、情報処理装置からの機能設定データの転送
要求に応じて、機能設定データを情報処理装置に転送す
ることにより、情報処理装置のトラブル発生後に機能設
定データを取り込みたい場合等のように必要な時期に簡
単に情報処理装置からの要求でファクシミリ装置から機
能設定データを情報処理装置に取り込み、情報処理装置
からのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設
定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一層確保
して、利用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0012】請求項6記載の発明は、情報処理装置の機
能設定用ソフトウェアが起動されているか否か判別し
て、当該機能設定用ソフトウェアが起動されている場合
にのみ、機能設定データの情報処理装置への転送を行う
ことにより、ファクシミリ装置での不要な動作処理を省
いて、利用性のより一層良好なファクシミリ装置を提供
することを目的としている。
【0013】請求項7記載の発明は、操作手段での機能
の設定、変更及び削除等の設定操作及び情報処理装置か
ら転送されてきた機能設定データに応じて機能設定デー
タ記憶手段の機能設定データを書き換えるとともに、所
定時期に、機能設定データ記憶手段に記憶されている機
能設定データを情報処理装置に転送し、情報処理装置
で、当該新たな機能設定データの内容を表示手段に表示
出力することにより、適時にファクシミリ装置の機能設
定データと情報処理装置の機能設定データの内容を一致
させ、情報処理装置からのファクシミリ装置の機能を利
用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適
切さを確保して、利用性の良好なファクシミリ装置の機
能設定データ適正化処理方法を提供することを目的とし
ている。
【0014】請求項8記載の発明は、所定時期としての
任意に設定された期間毎に機能設定データの情報処理装
置への転送を行うことにより、ファクシミリ装置及び情
報処理装置の利用者の意図するときにファクシミリ装置
の機能設定データと情報処理装置の機能設定データの内
容を一致させ、情報処理装置からのファクシミリ装置の
機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定
操作の適切さをより一層確保して、利用性のより一層良
好なファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理方法
を提供することを目的としている。
【0015】請求項9記載の発明は、ファクシミリ装置
側での機能設定データの設定、変更、削除等の設定操作
が行われたときを所定時期として、当該変更後の機能設
定データを情報情報処理装置へ転送することにより、機
能設定データの変更等が行われると、当該変更されたフ
ァクシミリ装置の機能設定データと情報処理装置の機能
設定データの内容を一致させ、情報処理装置からのファ
クシミリ装置の機能を利用した操作や機能設定状態の変
更等の機能設定操作の適切さをより一層確保して、利用
性のより一層良好なファクシミリ装置の機能設定データ
適正化処理方法を提供することを目的としている。
【0016】請求項10記載の発明は、情報処理装置へ
の前回の機能設定データの転送後に、当該機能設定デー
タに対して変更があると、当該変更のあった機能設定デ
ータのみを次回の転送時に転送することにより、転送す
るデータ量を削減し、処理時間を短縮して、利用性のよ
り一層良好なファクシミリ装置の機能設定データ適正化
処理方法を提供することを目的としている。
【0017】請求項11記載の発明は、情報処理装置の
機能設定用ソフトウェアが、ファクシミリ装置に対する
機能設定データの転送要求用アイコンを表示手段に表示
し、当該転送要求用アイコンが操作されると、ファクシ
ミリ装置に機能設定データの転送要求を行い、ファクシ
ミリ装置が、情報処理装置からの機能設定データの転送
要求に応じて、機能設定データを情報処理装置に転送す
ることにより、情報処理装置のトラブル発生後に機能設
定データを取り込みたい場合等のように必要な時期に簡
単に情報処理装置からの要求でファクシミリ装置から機
能設定データを情報処理装置に取り込み、情報処理装置
からのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設
定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一層確保
して、利用性のより一層良好なファクシミリ装置の機能
設定データ適正化処理方法を提供することを目的として
いる。
【0018】請求項12記載の発明は、情報処理装置の
機能設定用ソフトウェアが起動されているか否か判別し
て、当該機能設定用ソフトウェアが起動されている場合
にのみ、機能設定データの情報処理装置への転送を行う
ことにより、ファクシミリ装置での不要な動作処理を省
いて、利用性のより一層良好なファクシミリ装置の機能
設定データ適正化処理方法を提供することを目的として
いる。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、ファクシミリ装置の備えている各種
機能の動作状態を設定する機能設定データを記憶する機
能設定データ記憶手段に設定登録されている当該機能設
定データに応じて各種機能動作を行うとともに、所定の
インターフェイスを介して所定の表示手段を備えるとと
もに前記機能設定データの表示、設定、変更及び削除等
の各種設定処理を行う機能設定用ソフトウェアを搭載し
た情報処理装置に接続されて、当該情報処理装置との間
で所定のコマンドの交信を行って少なくとも前記機能設
定データ記憶手段内の前記機能設定データを前記情報処
理装置に転送し、前記情報処理装置が当該転送されてき
た機能設定データの内容を前記表示手段に表示し、ま
た、当該情報処理装置で前記機能の設定、変更、削除等
の行われた機能設定データを当該情報処理装置から受信
するファクシミリ装置において、所定のキー操作を行う
操作手段と、前記操作手段での前記機能の設定、変更及
び削除等の設定操作及び前記情報処理装置から転送され
てきた前記機能設定データに応じて前記機能設定データ
記憶手段の前記機能設定データを書き換えるとともに、
所定時期に、前記機能設定データ記憶手段に記憶されて
いる前記機能設定データを読み出して前記インターフェ
イスを介して前記情報処理装置に転送する制御手段と、
を備え、前記情報処理装置は、当該転送されてきた新た
な機能設定データの内容を前記表示手段に表示出力する
ことにより、上記目的を達成している。
【0020】上記構成によれば、操作手段での機能の設
定、変更及び削除等の設定操作及び情報処理装置から転
送されてきた機能設定データに応じて機能設定データ記
憶手段の機能設定データを書き換えるとともに、所定時
期に、機能設定データ記憶手段に記憶されている機能設
定データを情報処理装置に転送し、情報処理装置で、当
該新たな機能設定データの内容を表示手段に表示出力す
るので、適時にファクシミリ装置の機能設定データと情
報処理装置の機能設定データの内容を一致させることが
でき、情報処理装置からのファクシミリ装置の機能を利
用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適
切さを確保して、ファクシミリ装置の利用性を向上させ
ることができる。
【0021】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記制御手段は、前記所定時期としての任意に設
定された期間毎に前記機能設定データの前記情報処理装
置への転送を行うものであってもよい。
【0022】上記構成によれば、所定時期としての任意
に設定された期間毎に機能設定データの情報処理装置へ
の転送を行うので、ファクシミリ装置及び情報処理装置
の利用者の意図するときにファクシミリ装置の機能設定
データと情報処理装置の機能設定データの内容を一致さ
せることができ、情報処理装置からのファクシミリ装置
の機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設
定操作の適切さをより一層確保して、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【0023】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記制御手段は、前記操作手段により前記機能設定
データの設定、変更、削除等の設定操作が行われたとき
を前記所定時期として、当該変更後の機能設定データを
情報情報処理装置へ転送するものであってもよい。
【0024】上記構成によれば、ファクシミリ装置側で
機能設定データの設定、変更、削除等の設定操作が行わ
れたときを所定時期として、当該変更後の機能設定デー
タを情報情報処理装置へ転送するので、機能設定データ
の変更等が行われると、当該変更されたファクシミリ装
置の機能設定データと情報処理装置の機能設定データの
内容を一致させることができ、情報処理装置からのファ
クシミリ装置の機能を利用した操作や機能設定状態の変
更等の機能設定操作の適切さをより一層確保して、ファ
クシミリ装置の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0025】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記制御手段は、前記情報処理装置への前回の前記
機能設定データの転送後に、前記機能設定データ記憶手
段に記憶されている当該機能設定データに対して変更の
あった場合、当該変更のあった機能設定データのみを次
回の転送時に転送するものであってもよい。
【0026】上記構成によれば、情報処理装置への前回
の機能設定データの転送後に、当該機能設定データに対
して変更があると、当該変更のあった機能設定データの
みを次回の転送時に転送するので、転送するデータ量を
削減することができ、処理時間を短縮して、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0027】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記情報処理装置の前記機能設定用ソフトウェア
は、前記ファクシミリ装置に対する前記機能設定データ
の転送要求用アイコンを前記表示手段に表示させる機能
を有し、当該転送要求用アイコンが操作されると、前記
ファクシミリ装置に前記機能設定データの転送要求を行
い、前記制御手段は、前記情報処理装置からの前記機能
設定データの転送要求に応じて、前記機能設定データ記
憶手段の前記機能設定データを前記情報処理装置に転送
するものであってもよい。
【0028】上記構成によれば、情報処理装置の機能設
定用ソフトウェアが、ファクシミリ装置に対する機能設
定データの転送要求用アイコンを表示手段に表示し、当
該転送要求用アイコンが操作されると、ファクシミリ装
置に機能設定データの転送要求を行い、ファクシミリ装
置が、情報処理装置からの機能設定データの転送要求に
応じて、機能設定データを情報処理装置に転送するの
で、情報処理装置のトラブル発生後に機能設定データを
取り込みたい場合等のように必要な時期に簡単に情報処
理装置からの要求でファクシミリ装置から機能設定デー
タを情報処理装置に取り込むことができ、情報処理装置
からのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設
定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一層確保
して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0029】さらに、例えば、請求項6に記載するよう
に、前記制御手段は、当該情報処理装置の前記機能設定
用ソフトウェアが起動されているか否か判別して、当該
機能設定用ソフトウェアが起動されている場合にのみ、
前記機能設定データの前記情報処理装置への転送を行う
ものであってもよい。
【0030】上記構成によれば、情報処理装置の機能設
定用ソフトウェアが起動されているか否か判別して、当
該機能設定用ソフトウェアが起動されている場合にの
み、機能設定データの情報処理装置への転送を行うの
で、ファクシミリ装置での不要な動作処理を省くことが
でき、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0031】請求項7記載の発明のファクシミリ装置の
機能設定データ適正化処理方法は、ファクシミリ装置の
備えている各種機能の動作状態を設定する機能設定デー
タを記憶する機能設定データ記憶手段に設定登録されて
いる機能設定データに応じて各種機能動作を行うファク
シミリ装置と所定の表示手段を備えた情報処理装置との
間で所定のコマンドの交信を行って、前記ファクシミリ
装置の前記機能設定データ記憶手段内の前記機能設定デ
ータを前記情報処理装置に転送して、前記情報処理装置
で当該転送されてきた機能設定データの内容を前記表示
手段に表示し、また、前記ファクシミリ装置が前記情報
処理装置から当該情報処理装置で前記機能の設定、変
更、削除等の行われた機能設定データを受信して前記機
能設定データ記憶手段に登録するファクシミリ装置の機
能設定データ適正化処理方法であって、前記ファクシミ
リ装置が、操作手段での前記機能の設定、変更及び削除
等の設定操作及び前記情報処理装置から転送されてきた
前記機能設定データに応じて前記機能設定データ記憶手
段の前記機能設定データを書き換えるとともに、所定時
期に、前記機能設定データ記憶手段に記憶されている前
記機能設定データを読み出して前記情報処理装置に転送
し、前記情報処理装置が、当該転送されてきた新たな機
能設定データの内容を前記表示手段に表示出力すること
により、上記目的を達成している。
【0032】上記構成によれば、操作手段での機能の設
定、変更及び削除等の設定操作及び情報処理装置から転
送されてきた機能設定データに応じて機能設定データ記
憶手段の機能設定データを書き換えるとともに、所定時
期に、機能設定データ記憶手段に記憶されている機能設
定データを情報処理装置に転送し、情報処理装置で、当
該新たな機能設定データの内容を表示手段に表示出力す
るので、適時にファクシミリ装置の機能設定データと情
報処理装置の機能設定データの内容を一致させることが
でき、情報処理装置からのファクシミリ装置の機能を利
用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適
切さを確保して、ファクシミリ装置の利用性を向上させ
ることができる。
【0033】この場合、例えば、請求項8に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記所定時期として、
任意に設定された期間毎に前記機能設定データの前記情
報処理装置への転送を行うものであってもよい。
【0034】上記構成によれば、所定時期としての任意
に設定された期間毎に機能設定データの情報処理装置へ
の転送を行うので、ファクシミリ装置及び情報処理装置
の利用者の意図するときにファクシミリ装置の機能設定
データと情報処理装置の機能設定データの内容を一致さ
せることができ、情報処理装置からのファクシミリ装置
の機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設
定操作の適切さをより一層確保して、ファクシミリ装置
の利用性をより一層向上させることができる。
【0035】また、例えば、請求項9に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記所定時期として、前
記操作手段により前記機能設定データの設定、変更、削
除等の設定操作が行われたときに、当該変更後の機能設
定データを情報情報処理装置へ転送するものであっても
よい。
【0036】上記構成によれば、ファクシミリ装置側で
機能設定データの設定、変更、削除等の設定操作が行わ
れたときを所定時期として、当該変更後の機能設定デー
タを情報情報処理装置へ転送するので、機能設定データ
の変更等が行われると、当該変更されたファクシミリ装
置の機能設定データと情報処理装置の機能設定データの
内容を一致させることができ、情報処理装置からのファ
クシミリ装置の機能を利用した操作や機能設定状態の変
更等の機能設定操作の適切さをより一層確保して、ファ
クシミリ装置の利用性をより一層向上させることができ
る。
【0037】さらに、例えば、請求項10に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記情報処理装置への
前回の前記機能設定データの転送後に、前記機能設定デ
ータ記憶手段に記憶されている当該機能設定データに対
して変更のあった場合、当該変更のあった機能設定デー
タのみを次回の転送時に転送するものであってもよい。
【0038】上記構成によれば、情報処理装置への前回
の機能設定データの転送後に、当該機能設定データに対
して変更があると、当該変更のあった機能設定データの
みを次回の転送時に転送するので、転送するデータ量を
削減することができ、処理時間を短縮して、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0039】また、例えば、請求項11に記載するよう
に、前記情報処理装置の前記機能設定用ソフトウェア
は、前記ファクシミリ装置に対する前記機能設定データ
の転送要求用アイコンを前記表示手段に表示させ、当該
転送要求用アイコンが操作されると、前記ファクシミリ
装置に前記機能設定データの転送要求を行い、前記ファ
クシミリ装置は、前記情報処理装置からの前記機能設定
データの転送要求に応じて、前記機能設定データ記憶手
段の前記機能設定データを前記情報処理装置に転送する
ものであってもよい。
【0040】上記構成によれば、情報処理装置の機能設
定用ソフトウェアが、ファクシミリ装置に対する機能設
定データの転送要求用アイコンを表示手段に表示し、当
該転送要求用アイコンが操作されると、ファクシミリ装
置に機能設定データの転送要求を行い、ファクシミリ装
置が、情報処理装置からの機能設定データの転送要求に
応じて、機能設定データを情報処理装置に転送するの
で、情報処理装置のトラブル発生後に機能設定データを
取り込みたい場合等のように必要な時期に簡単に情報処
理装置からの要求でファクシミリ装置から機能設定デー
タを情報処理装置に取り込むことができ、情報処理装置
からのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設
定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一層確保
して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0041】さらに、例えば、請求項12に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、当該情報処理装置の前
記機能設定用ソフトウェアが起動されている場合にの
み、前記機能設定データの前記情報処理装置への転送を
行うものであってもよい。
【0042】上記構成によれば、情報処理装置の機能設
定用ソフトウェアが起動されているか否か判別して、当
該機能設定用ソフトウェアが起動されている場合にの
み、機能設定データの情報処理装置への転送を行うの
で、ファクシミリ装置での不要な動作処理を省くことが
でき、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0044】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、所定時期に情報処理装置にファクシミリ装置の機能
設定データを通知して表示させ、また、情報処理装置で
設定、変更、削除された機能設定データをファクシミリ
装置に通知してファクシミリ装置に登録するもので、請
求項1、請求項2、請求項4及び請求項6、請求項7、
請求項10に対応するものである。
【0045】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロ
ック図である。図1において、ファクシミリ装置1は、
CPU(Central Processing Unit )2、ROM(Read
Only Memory)3、RAM(Random Access Memory)
4、画像メモリ5、操作部6、表示部7、画像読取部
8、画像出力部9、符号化・復号化部10、モデム1
1、網制御部12及び外部接続端子13等を備えてお
り、上記各部は、バス14により接続されている。
【0046】外部接続端子(インターフェイス)13に
は、情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ20
が接続ケーブル21を介して接続されており、外部接続
端子13とコンピュータ20との接続は、有線の接続ケ
ーブルに限るものではなく、例えば、赤外線等の無線で
接続さていてもよい。
【0047】ROM3は、ファクシミリ装置1の基本処
理プログラム及び後述する機能設定適正化処理プログラ
ム等の各種プログラムを記憶するとともに、これら各種
プログラムを実行するのに必要な各種システムデータや
その他のデータを記憶している。
【0048】CPU(制御手段)2は、ROM3内のプ
ログラムに基づいてRAM4をワークメモリとして使用
しつつ、ファクシミリ装置1の各部を制御して、ファク
シミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後
述する機能設定適正化処理を実行する。
【0049】RAM(機能設定データ記憶手段)4は、
上述のようにCPU2のワークメモリとして使用される
とともに、機能設定データ記憶領域を有し、機能設定デ
ータ記憶領域にファクシミリ装置1の備えている各種機
能の機能設定データ、例えば、ワンタッチダイヤル、短
縮ダイヤル、グループダイヤル、自局番号等に関する各
種機能設定データを記憶する。RAM4は、図示しない
バッテリ等によりバックアップされており、ファクシミ
リ装置1の電源がオフの状態でも記憶内容を保持する。
【0050】画像メモリ5は、例えば、RAMあるいは
ハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画情報
等を主に記憶する。
【0051】操作部(操作手段)6は、テンキーやスタ
ートキー等の操作キー、各種ファンクションキード、ワ
ンタッチキー、短縮ダイヤルキー、グループキー及びメ
ニューキー等を備えており、送信操作等の各種命令が入
力操作され、特に、後述する機能設定適正化処理で、機
能設定データの設定、変更及び消去等の各種設定操作が
行われる。
【0052】表示部7は、例えば、液晶ディスプレイ等
で構成され、操作部6から入力された操作内容及びファ
クシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報が表
示され、特に、後述する機能設定適正化処理で必要な各
種情報が表示される。
【0053】画像読取部8は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したラインイメージセンサ等が
用いられており、一般にADFを備えている。ADFに
は、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされ
た原稿を1枚ずつ画像読取部8の原稿読取位置に送給す
る。画像読取部8は、ADFから搬送されてきた原稿を
走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
【0054】画像出力部9は、例えば、サーマル素子を
備えたサーマル記録装置、電子写真式記録装置、あるい
は、インク噴射式記録装置等が用いられており、記録紙
に、受信画像、画像読取部8で読み取られた原稿の画像
等を記録出力するとともに、必要な各種レポート等を記
録紙に記録出力する。
【0055】符号化・復号化部10は、画像メモリ5へ
の画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間の短縮化
と効率化を図るものであり、送信時には画情報を所定の
符号化方式により圧縮(符号化)し、また、受信時には
符号化された画情報を原情報に再生(復号化)する。
【0056】モデム11は、CPU2の制御下で動作し
て、送信時、送信信号を回線の伝達に適した形態に変調
し、また、受信時、回線から送られてきた変調信号を復
調する。
【0057】網制御部12には、回線、例えば、公衆電
話回線あるいは専用回線等が接続されており、網制御部
12は、CPU2の制御下で動作して、回線からの発呼
に対して自動着呼し、また、回線への自動発呼処理を行
う。また、網制御部12は、通信制御部を内蔵してお
り、通信制御部で、回線を介して接続された相手先ファ
クシミリ装置との間でファクシミリ制御信号の交換を行
うとともに、データ変換を行って、ファクシミリ通信手
順を実行する。
【0058】なお、図示しないが、ファクシミリ装置1
は、発振回路や分周回路等からなるタイマーを備え、タ
イマーで、現在時刻を計時するとともに、ファクシミリ
装置1の動作に必要な各種クロックを発生する。
【0059】外部接続端子13には、上述のように、パ
ーソナルコンピュータ20が接続されており、ファクシ
ミリ装置1は、外部接続端子13を介してコマンドを交
換して、パーソナルコンピュータ20との間で画情報等
の種々のデータ(情報)、特に、ファクシミリ装置1の
機能設定データの授受を行う。ファクシミリ装置1は、
外部接続端子13を介してパーソナルコンピュータ20
から記録要求(プリント要求)とともに受信した画情報
を画像出力部9で記録出力し、また、モデム11及び網
制御部12を介して指定された相手先にファクシミリ送
信し、さらに、ファクシミリ受信した画情報を必要に応
じてパーソナルコンピュータ20に転送する。
【0060】パーソナルコンピュータ20は、ファクシ
ミリ装置1のワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル、グル
ープダイヤル、自局番号等の各種機能の設定データの登
録、変更及び削除をパーソナルコンピュータ20から行
うための機能設定用ソフトウェアが設定されており、デ
ィスプレイ(表示手段)22には、この機能設定用ソフ
トウェアを利用したファクシミリ装置1の機能設定デー
タの登録、変更及び削除に必要な各種画面表示、特に、
ファクシミリ装置1の機能設定データの内容表示を行う
が、この画面表示においては、ファクシミリ装置1のR
AM4に登録されている機能設定データのパーソナルコ
ンピュータ20へダウンロードして、ディスプレイ22
の機能設定データの表示内容の更新を指示する更新指示
アイコン(転送要求用アイコン)が表示される。
【0061】ファクシミリ装置1は、上記構成におい
て、画像読取部8で読み取った原稿の画情報を符号化・
復号化部10で符号化し、画像メモリ5に一旦蓄積した
後、あるいは、そのままモデム11及び網制御部12を
介して相手ファクシミリ装置に送信するファクシミリ送
信機能、回線を介して相手先から送信されてきた画情報
を網制御部12及びモデム11を介して受信して、一旦
画像メモリ5に蓄積した後、あるいは、そのまま符号化
・復号化部10で復号化して画像出力部9で記録紙に記
録出力するファクシミリ受信機能、画像読取部8で読み
取った原稿の画像を画像メモリ5を介して、あるいは、
そのまま画像出力部9に転送して画像出力部9で記録紙
に記録出力するコピー機能、外部接続端子13を介して
パーソナルコンピュータ20から入力されるデータを画
像メモリ5を介して、あるいは、そのまま画像出力部9
に転送して画像出力部9で記録紙に記録出力するプリン
タ機能及び上記パーソナルコンピュータ20から入力さ
れる画情報を指定された相手先に送信する遠隔送信機能
等の各種機能を実現する。
【0062】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ファクシミリ装置1の備えている
各種機能に対して、操作表示部6のキー操作により、ま
た、外部接続端子13を介して接続されたパーソナルコ
ンピュータ20により、設定されている設定状態を所定
時期にパーソナルコンピュータ20に通知して表示さ
せ、また、パーソナルコンピュータ20で設定、変更、
削除された機能設定内容の設定データをファクシミリ装
置1に通知してファクシミリ装置1のRAM4に登録す
る機能設定適正化処理を行うところにその特徴がある。
【0063】すなわち、ファクシミリ装置1は、上記フ
ァクシミリ通信機能、コピー機能及びプリンタ機能等の
各種機能を実現するために、RAM4の機能設定データ
記憶領域に各種機能設定を行う必要があり、このRAM
4に設定されている機能設定データを所定時期にパーソ
ナルコンピュータ20に通知し、また、パーソナルコン
ピュータ20からの設定内容をファクシミリ装置1のR
AM4に設定登録する。
【0064】この機能設定としては、例えば、ファクシ
ミリ通信機能では、メモリ送信の送信先電話番号、ワン
タッチダイヤル及び短縮ダイヤルに対応付けられた送信
先電話番号や送信先名称等のダイヤル情報、自己局の電
話番号や名称等の自局情報び読取濃度情報や記録濃度情
報等及びECMの設定内容、RTI、CSIの設定内
容、回線の種別(パルスかトーンかの種別)、受信モー
ド(電話モードあるいはファクシミリモード)等のファ
クシミリ通信に必要な各種ファクシミリ通信機能設定デ
ータ等である。
【0065】ファクシミリ装置1は、上記RAM4に設
定されている各種機能設定データを所定時期、例えば、
所定時間毎に、パーソナルコンピュータ20に通知し、
また、パーソナルコンピュータ20で設定操作が行われ
ると、当該設定内容を受け取ってRAM4に登録する。
【0066】すなわち、ファクシミリ装置1は、パーソ
ナルコンピュータ20が機能設定用ソフトウェアが起動
されており、ファクシミリ送信等を行っていない待機状
態において、図2(a)に示すように、まず、CPU2
が、RAM4の機能設定データ記憶領域に登録されてい
る機能設定データ(図2(a)では、ファックス設定デ
ータ)を読み出して、パーソナルコンピュータ20にア
ップロードし(ステップS101)、タイマーの計時す
るデータ更新期間が経過したかどうかチェックする(ス
テップS102)。このデータ更新期間は、RAM4の
機能設定データをパーソナルコンピュータ20にアップ
ロードしてパーソナルコンピュータ20の記憶・表示し
ている機能設定データを更新する期間であり、予めRA
M4に登録されている。このデータ更新期間は、システ
ムデータとして予め設定されているが、操作部6のキー
操作により適宜変更することができ、また、パーソナル
コンピュータ20からの指示に応じて適宜変更すること
ができる。
【0067】ステップS102で、データ更新期間が経
過していないときには、CPU2は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)20からの機能設定データのダウンロー
ドデータがあるかチェックし(ステップS103)、ダ
ウンロードデータがないときには、ステップS102に
戻って、データ更新期間が経過したかチェックする(ス
テップS102)。
【0068】ステップS102で、データ更新期間が経
過していると、CPU2は、RAM4の機能設定データ
記憶領域に登録されている機能設定データ(ファックス
設定データ)を読み出して、パーソナルコンピュータ2
0にアップロードし(ステップS101)、データ更新
期間であるかチェックする(ステップS102)。
【0069】ステップS103で、パーソナルコンピュ
ータ20からのダウンロードデータが外部接続端子13
を介して転送されてくると、CPU103は、当該ダウ
ンロードされてきた機能設定データをRAM4の機能設
定データ記憶領域に上書きして保存し(ステップS10
4)、ステップS102に戻って、タイマーの計時する
データ更新期間が経過したかどうかから上記同様に処理
する(ステップS102)。
【0070】この機能設定適正化処理でファクシミリ装
置1からパーソナルコンピュータ20にアップロードさ
れる機能設定データ及びパーソナルコンピュータ20か
らダウンロードされる機能設定データは、全ての機能設
定データであるが、このアップロード及びダウンロード
する機能設定データとしては、全機能設定データに限る
ものではなく、変更のあった機能設定データのみをアッ
プロード及びダウンロードするようにしてもよい。この
ようにすると、機能設定データのアップロード及びダウ
ンロードに要する時間を短縮することができ、処理速度
を向上させることができる。
【0071】一方、パーソナルコンピュータ20は、図
2(b)に示すように、機能設定用ソフトウェアが起動
されている状態では、ファクシミリ装置1から機能設定
データのアップロードがあるか、パーソナルコンピュー
タ(PC)20での機能設定データの変更等の設定操作
があるかをチェックし(ステップP101、P10
2)、外部接続端子13及び接続ケーブル21を介して
ファクシミリ装置1から機能設定データがアップロード
されてくると(ステップP101)、当該機能設定デー
タを内部メモリに登録するとともに、ディスプレイ22
に表示している機能設定内容を新たな機能設定データの
機能設定内容に更新して表示する(ステップP10
3)。
【0072】また、ステップP102で、パーソナルコ
ンピュータ20による機能設定データの設定、変更ある
いは削除等の設定操作が行われると、パーソナルコンピ
ュータ20は、当該変更等の行われた後の機能設定デー
タ(ファックス設定データ)をファクシミリ装置1にダ
ウンロードし(ステップP104)、ステップP101
に戻って、上記同様の処理を行う。
【0073】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、操作部6での機能の設定、変更及び削除等の
設定操作及びパーソナルコンピュータ20から転送され
てきた機能設定データに応じてRAM4の機能設定デー
タを書き換えるとともに、所定時期に、RAM4に記憶
されている機能設定データをパーソナルコンピュータ2
0に転送し、パーソナルコンピュータ20で、当該新た
な機能設定データの内容をディスプレイ22に表示出力
している。
【0074】したがって、適時にファクシミリ装置1の
機能設定データとパーソナルコンピュータ20の機能設
定データの内容を一致させることができ、パーソナルコ
ンピュータ20からのファクシミリ装置1の機能を利用
した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適切
さを確保して、ファクシミリ装置1の利用性を向上させ
ることができる。
【0075】また、ファクシミリ装置1は、所定時期と
しての任意に設定された期間毎に機能設定データのパー
ソナルコンピュータ20への転送を行うようにしている
ので、ファクシミリ装置1及びパーソナルコンピュータ
20の利用者の意図するときにファクシミリ装置1の機
能設定データとパーソナルコンピュータ20の機能設定
データの内容を一致させることができ、パーソナルコン
ピュータ20からのファクシミリ装置1の機能を利用し
た操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適切さ
をより一層確保して、ファクシミリ装置1の利用性をよ
り一層向上させることができる。
【0076】また、このファクシミリ装置1からのアッ
プロード及びファクシミリ装置1へのダウンロードにお
いては、上述したように、全ての機能設定データをアッ
プロード及びダウンロードするが、このアップロード及
びダウンロードする機能設定データとしては、全機能設
定データに限るものではなく、変更のあった機能設定デ
ータのみをアップロード及びダウンロードするようにし
てもよい。このようにすると、機能設定データのアップ
ロード及びダウンロードに要する時間を短縮することが
でき、処理速度を向上させることができる。
【0077】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、ファク
シミリ装置で機能設定データの変更等の操作が行われる
と、情報処理装置に機能設定データをアップロードする
もので、請求項3及び請求項9に対応するものである。
【0078】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0079】図3は、本実施の形態のファクシミリ装置
1による機能設定適正化処理のフローチャート(図3
(a))及びパーソナルコンピュータ20による機能設
定適正化処理のフローチャート(図3(b))を示して
おり、図3において、上記第2の図2(a)、(b)の
処理と同様の処理ステップには、同一のステップナンバ
ーを付して、その詳細な説明を省略する。
【0080】本実施の形態のファクシミリ装置1は、操
作部6で機能設定データの設定、変更、削除等の設定操
作が行われると、パーソナルコンピュータ20に機能設
定データをアップロードする。
【0081】すなわち、図3(a)に示すように、ファ
クシミリ装置1のCPU2は、機能設定データのパーソ
ナルコンピュータ20へのアップロードを行うと(ステ
ップS101)、操作部6での機能設定データの設定、
変更、削除等の設定操作が行われたか(ファックスによ
る設定データ変更があるか)どうかチェックし(ステッ
プS201)、操作部6での機能設定データの変更等の
設定操作がないと、パーソナルコンピュータ20からの
機能設定データのダウンロードがあるかチェックする
(ステップS103)。
【0082】ステップS103で、パーソナルコンピュ
ータ20からの機能設定データのダウンロードがないと
きには、CPU2は、ステップS201に戻って、操作
表示部6での機能設定データの変更等の設定操作があっ
たかチェックし(ステップS201)、機能設定データ
の変更等の設定操作があると、当該変更後の機能設定デ
ータをRAM4の機能設定データ記憶領域に保存すると
ともに、当該変更後の機能設定データを外部接続端子1
3を介してパーソナルコンピュータ20にアップロード
する(ステップS101)。
【0083】また、ステップS104で、パーソナルコ
ンピュータ20から機能設定データのダウンロードがあ
ると、CPU2は、ダウンロードされた機能設定データ
をRAM4の機能設定データ記憶領域に保存する(ステ
ップS104)。
【0084】そして、パーソナルコンピュータ20で
は、上記第1の実施の形態の場合と同様に、ファクシミ
リ装置1からの機能設定データのアップロードがある
か、パーソナルコンピュータ20での機能設定データの
変更等の設定操作があるかをチェックし(ステップP1
01、P102)、機能設定データのアップロードがあ
ると、当該機能設定データを内部メモリに登録するとと
もに、ディスプレイ22に表示している機能設定内容を
新たな機能設定データの機能設定内容に更新して表示す
る(ステップP103)。また、パーソナルコンピュー
タ20による機能設定データの設定、変更あるいは削除
等の設定操作が行われると、パーソナルコンピュータ2
0は、当該変更等の行われた後の機能設定データ(ファ
ックス設定データ)をファクシミリ装置1にダウンロー
ドし(ステップP103)、ステップP101に戻っ
て、上記同様の処理を行う。
【0085】なお、本実施の形態においても、機能設定
適正化処理でファクシミリ装置1からパーソナルコンピ
ュータ20にアップロードされる機能設定データ及びパ
ーソナルコンピュータ20からダウンロードされる機能
設定データは、全ての機能設定データであるが、このア
ップロード及びダウンロードする機能設定データとして
は、全機能設定データに限るものではなく、変更のあっ
た機能設定データのみをアップロード及びダウンロード
するようにしてもよい。このようにすると、機能設定デ
ータのアップロード及びダウンロードに要する時間を短
縮することができ、処理速度を向上させることができ
る。
【0086】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ファクシミリ装置1側で機能設定データの設
定、変更、削除等の設定操作が行われたときを所定時期
として、当該変更後の機能設定データをパーソナルコン
ピュータ20へ転送している。
【0087】したがって、機能設定データの変更等が行
われると、当該変更されたファクシミリ装置1の機能設
定データとパーソナルコンピュータ20の機能設定デー
タの内容を一致させることができ、パーソナルコンピュ
ータ20からのファクシミリ装置1の機能を利用した操
作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適切さをよ
り一層確保して、ファクシミリ装置1の利用性をより一
層向上させることができる。
【0088】図4は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、情報処
理装置で機能設定データの更新指示操作が行われると、
ファクシミリ装置から機能設定データのアップロード要
求を行ってアップロードを受けるもので、請求項5及び
請求項11に対応するものである。
【0089】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
で用いた符号をそのまま用いて説明する。
【0090】図4は、本実施の形態のファクシミリ装置
1による機能設定適正化処理のフローチャート(図4
(a))及びパーソナルコンピュータ20による機能設
定適正化処理のフローチャート(図4(b))を示して
おり、図4において、上記第2の図2(a)、(b)及
び図3(a)、(b)の処理と同様の処理ステップに
は、同一のステップナンバーを付して、その詳細な説明
を省略する。
【0091】本実施の形態のファクシミリ装置1は、パ
ーソナルコンピュータ20で機能設定データの更新指示
操作が行われると、ファクシミリ装置1に機能設定デー
タのアップロード要求を行うとともに、操作部6で機能
設定データの設定、変更、削除等の設定操作が行われる
と、パーソナルコンピュータ20に機能設定データをア
ップロードする。
【0092】すなわち、パーソナルコンピュータ20
は、ファクシミリ装置1からの機能設定データのアップ
ロードがあるか、パーソナルコンピュータ20でデータ
更新指示操作(データ更新ボタンの押下)が行われた
か、パーソナルコンピュータ20での機能設定データの
変更等の設定操作があるかを順次チェックし(ステップ
P101、P301、P102)、機能設定データのア
ップロードがあると、当該機能設定データを内部メモリ
に登録するとともに、ディスプレイ22に表示している
機能設定内容を新たな機能設定データの機能設定内容に
更新して表示する(ステップP103)。
【0093】また、ステップP301で、パーソナルコ
ンピュータ20のデータ更新指示操作(データ更新ボタ
ンの押下)が行われると、ファクシミリ装置1に機能設
定データのアップロード要求を行い(ステップP30
2)、パーソナルコンピュータ20での機能設定データ
の変更等の設定操作があったかをチェックする(ステッ
プP102)。なお、データ更新指示は、例えば、パー
ソナルコンピュータ20のディスプレイに機能設定用ソ
フトウェアで転送要求用アイコンとしてのデータ更新ボ
タン(データ更新アイコン)を表示させ、このデータ更
新ボタンが押下することにより行うことができる。
【0094】ステップP102で、パーソナルコンピュ
ータ20による機能設定データの設定、変更あるいは削
除等の設定操作が行われると、パーソナルコンピュータ
20は、当該変更等の行われた後の機能設定データ(フ
ァックス設定データ)をファクシミリ装置1にダウンロ
ードし(ステップP103)、ステップP101に戻っ
て、上記同様の処理を行う。
【0095】そして、ファクシミリ装置1は、図4
(a)に示すように、CPU2の制御下で、機能設定デ
ータのパーソナルコンピュータ20へのアップロードを
行うと(ステップS101)、操作部6での機能設定デ
ータの設定、変更、削除等の設定操作が行われたか(フ
ァックスによる設定データ変更があるか)どうか、パー
ソナルコンピュータ20からのデータアップロード要求
があったかをチェックし(ステップS201、S30
1)、操作部6での機能設定データの変更等の設定操作
がなく、パーソナルコンピュータ20からのアップロー
ド要求もないと、パーソナルコンピュータ20からの機
能設定データのダウンロードがあるかチェックする(ス
テップS103)。
【0096】ステップS103で、パーソナルコンピュ
ータ20からの機能設定データのダウンロードがないと
きには、CPU2は、ステップS201に戻って、操作
表示部6での機能設定データの変更等の設定操作があっ
たかチェックし(ステップS201)、機能設定データ
の変更等の設定操作があると、当該変更後の機能設定デ
ータをRAM4の機能設定データ記憶領域に保存すると
ともに、当該変更後の機能設定データを外部接続端子1
3を介してパーソナルコンピュータ20にアップロード
する(ステップS101)。
【0097】また、ステップS301で、パーソナルコ
ンピュータからのデータアップロード要求があると、C
PU2は、機能設定データをRAM4から読み出して外
部接続端子13を介してパーソナルコンピュータ20に
アップロードする(ステップS101)。
【0098】さらに、ステップS104で、パーソナル
コンピュータ20から機能設定データのダウンロードが
あると、CPU2は、ダウンロードされた機能設定デー
タをRAM4の機能設定データ記憶領域に保存する(ス
テップS104)。
【0099】なお、本実施の形態においても、機能設定
適正化処理でファクシミリ装置1からパーソナルコンピ
ュータ20にアップロードされる機能設定データ及びパ
ーソナルコンピュータ20からダウンロードされる機能
設定データは、全ての機能設定データであるが、このア
ップロード及びダウンロードする機能設定データとして
は、全機能設定データに限るものではなく、変更のあっ
た機能設定データのみをアップロード及びダウンロード
するようにしてもよい。このようにすると、機能設定デ
ータのアップロード及びダウンロードに要する時間を短
縮することができ、処理速度を向上させることができ
る。
【0100】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、パーソナルコンピュータ20の機能設定用ソ
フトウェアが、ファクシミリ装置1に対する機能設定デ
ータの転送要求用アイコン(データ更新ボタン)をディ
スプレイ22に表示し、当該転送要求用アイコンが操作
されると、ファクシミリ装置1に機能設定データの転送
要求を行い、ファクシミリ装置1が、パーソナルコンピ
ュータ20からの機能設定データの転送要求に応じて、
機能設定データをパーソナルコンピュータ20に転送し
ている。
【0101】したがって、パーソナルコンピュータ20
のトラブル発生後に機能設定データを取り込みたい場合
等のように必要な時期に簡単にパーソナルコンピュータ
20からの要求でファクシミリ装置1から機能設定デー
タをパーソナルコンピュータ20に取り込むことがで
き、パーソナルコンピュータ02からのファクシミリ装
置1の機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機
能設定操作の適切さをより一層確保して、ファクシミリ
装置1の利用性をより一層向上させることができる。
【0102】なお、上記各実施の形態において、ファク
シミリ装置1が機能設定適正化処理を行うのを、パーソ
ナルコンピュータ20の機能設定用ソフトウェアが起動
されているときにのみ行うようにしてもよい。
【0103】すなわち、ファクシミリ装置1のCPU2
は、図5に示すように、パーソナルコンピュータ20で
機能設定用ソフトウェアが起動されて実行中であるかど
うか判別し(ステップS401)、機能設定用ソフトウ
ェアが実行中であると、上記各実施の形態で説明した機
能設定適正化処理を実行する(ステップS402)。
【0104】そして、CPU2は、この機能設定用ソフ
トウェアが起動されて実行中であるか否かを、例えば、
外部接続端子13及び接続ケーブル21を介してパーソ
ナルコンピュータ20との間で所定の簡単な信号の授受
を行い、外部接続端子13及び接続ケーブル21を介し
てパーソナルコンピュータ20が適切に接続され、機能
設定用ソフトウェアが起動されていると、適切な信号が
パーソナルコンピュータ20から戻ってくるため、この
パーソナルコンピュータ20から適切な信号が戻ってく
るか否かにより判別することができる。
【0105】このようにすると、ファクシミリ装置1で
の不要な動作処理を省くことができ、ファクシミリ装置
1の利用性をより一層向上させることができる。
【0106】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0107】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、操作手段での機能の設定、変更及び削除等の
設定操作及び情報処理装置から転送されてきた機能設定
データに応じて機能設定データ記憶手段の機能設定デー
タを書き換えるとともに、所定時期に、機能設定データ
記憶手段に記憶されている機能設定データを情報処理装
置に転送し、情報処理装置で、当該新たな機能設定デー
タの内容を表示手段に表示出力するので、適時にファク
シミリ装置の機能設定データと情報処理装置の機能設定
データの内容を一致させることができ、情報処理装置か
らのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設定
状態の変更等の機能設定操作の適切さを確保して、ファ
クシミリ装置の利用性を向上させることができる。
【0108】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、所定時期としての任意に設定された期間毎に機
能設定データの情報処理装置への転送を行うので、ファ
クシミリ装置及び情報処理装置の利用者の意図するとき
にファクシミリ装置の機能設定データと情報処理装置の
機能設定データの内容を一致させることができ、情報処
理装置からのファクシミリ装置の機能を利用した操作や
機能設定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一
層確保して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【0109】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ装置側で機能設定データの設定、
変更、削除等の設定操作が行われたときを所定時期とし
て、当該変更後の機能設定データを情報情報処理装置へ
転送するので、機能設定データの変更等が行われると、
当該変更されたファクシミリ装置の機能設定データと情
報処理装置の機能設定データの内容を一致させることが
でき、情報処理装置からのファクシミリ装置の機能を利
用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適
切さをより一層確保して、ファクシミリ装置の利用性を
より一層向上させることができる。
【0110】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置への前回の機能設定データの転送
後に、当該機能設定データに対して変更があると、当該
変更のあった機能設定データのみを次回の転送時に転送
するので、転送するデータ量を削減することができ、処
理時間を短縮して、ファクシミリ装置の利用性をより一
層向上させることができる。
【0111】請求項5記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置の機能設定用ソフトウェアが、フ
ァクシミリ装置に対する機能設定データの転送要求用ア
イコンを表示手段に表示し、当該転送要求用アイコンが
操作されると、ファクシミリ装置に機能設定データの転
送要求を行い、ファクシミリ装置が、情報処理装置から
の機能設定データの転送要求に応じて、機能設定データ
を情報処理装置に転送するので、情報処理装置のトラブ
ル発生後に機能設定データを取り込みたい場合等のよう
に必要な時期に簡単に情報処理装置からの要求でファク
シミリ装置から機能設定データを情報処理装置に取り込
むことができ、情報処理装置からのファクシミリ装置の
機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設定
操作の適切さをより一層確保して、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0112】請求項6記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、情報処理装置の機能設定用ソフトウェアが起動
されているか否か判別して、当該機能設定用ソフトウェ
アが起動されている場合にのみ、機能設定データの情報
処理装置への転送を行うので、ファクシミリ装置での不
要な動作処理を省くことができ、ファクシミリ装置の利
用性をより一層向上させることができる。
【0113】請求項7記載の発明のファクシミリ装置の
機能設定データ適正化処理方法によれば、操作手段での
機能の設定、変更及び削除等の設定操作及び情報処理装
置から転送されてきた機能設定データに応じて機能設定
データ記憶手段の機能設定データを書き換えるととも
に、所定時期に、機能設定データ記憶手段に記憶されて
いる機能設定データを情報処理装置に転送し、情報処理
装置で、当該新たな機能設定データの内容を表示手段に
表示出力するので、適時にファクシミリ装置の機能設定
データと情報処理装置の機能設定データの内容を一致さ
せることができ、情報処理装置からのファクシミリ装置
の機能を利用した操作や機能設定状態の変更等の機能設
定操作の適切さを確保して、ファクシミリ装置の利用性
を向上させることができる。
【0114】請求項8記載の発明のファクシミリ装置の
機能設定データ適正化処理方法によれば、所定時期とし
ての任意に設定された期間毎に機能設定データの情報処
理装置への転送を行うので、ファクシミリ装置及び情報
処理装置の利用者の意図するときにファクシミリ装置の
機能設定データと情報処理装置の機能設定データの内容
を一致させることができ、情報処理装置からのファクシ
ミリ装置の機能を利用した操作や機能設定状態の変更等
の機能設定操作の適切さをより一層確保して、ファクシ
ミリ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0115】請求項9記載の発明のファクシミリ装置の
機能設定データ適正化処理方法によれば、ファクシミリ
装置側で機能設定データの設定、変更、削除等の設定操
作が行われたときを所定時期として、当該変更後の機能
設定データを情報情報処理装置へ転送するので、機能設
定データの変更等が行われると、当該変更されたファク
シミリ装置の機能設定データと情報処理装置の機能設定
データの内容を一致させることができ、情報処理装置か
らのファクシミリ装置の機能を利用した操作や機能設定
状態の変更等の機能設定操作の適切さをより一層確保し
て、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させるこ
とができる。
【0116】請求項10記載の発明のファクシミリ装置
の機能設定データ適正化処理方法によれば、情報処理装
置への前回の機能設定データの転送後に、当該機能設定
データに対して変更があると、当該変更のあった機能設
定データのみを次回の転送時に転送するので、転送する
データ量を削減することができ、処理時間を短縮して、
ファクシミリ装置の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0117】請求項11記載の発明のファクシミリ装置
の機能設定データ適正化処理方法によれば、情報処理装
置の機能設定用ソフトウェアが、ファクシミリ装置に対
する機能設定データの転送要求用アイコンを表示手段に
表示し、当該転送要求用アイコンが操作されると、ファ
クシミリ装置に機能設定データの転送要求を行い、ファ
クシミリ装置が、情報処理装置からの機能設定データの
転送要求に応じて、機能設定データを情報処理装置に転
送するので、情報処理装置のトラブル発生後に機能設定
データを取り込みたい場合等のように必要な時期に簡単
に情報処理装置からの要求でファクシミリ装置から機能
設定データを情報処理装置に取り込むことができ、情報
処理装置からのファクシミリ装置の機能を利用した操作
や機能設定状態の変更等の機能設定操作の適切さをより
一層確保して、ファクシミリ装置の利用性をより一層向
上させることができる。
【0118】請求項12記載の発明のファクシミリ装置
の機能設定データ適正化処理方法によれば、情報処理装
置の機能設定用ソフトウェアが起動されているか否か判
別して、当該機能設定用ソフトウェアが起動されている
場合にのみ、機能設定データの情報処理装置への転送を
行うので、ファクシミリ装置での不要な動作処理を省く
ことができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置による機能設定適正化
処理を示すフローチャート(図2(a))及びパーソナ
ルコンピュータによる機能設定適正化処理を示すフロー
チャート(図2(b))。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による機能設定適正化処理
を示すフローチャート(図3(a))及びパーソナルコ
ンピュータによる機能設定適正化処理を示すフローチャ
ート(図3(b))。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による機能設定適正化処理
を示すフローチャート(図4(a))及びパーソナルコ
ンピュータによる機能設定適正化処理を示すフローチャ
ート(図4(b))。
【図5】パーソナルコンピュータの機能設定用ソフトウ
ェアの起動を確認した後機能設定適切化処理を行う処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 画像メモリ 6 操作部 7 表示部 8 画像読取部 9 画像出力部 10 符号化・復号化部 11 モデム 12 網制御部 13 外部接続端子 14 バス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ装置の備えている各種機能の
    動作状態を設定する機能設定データを記憶する機能設定
    データ記憶手段に設定登録されている当該機能設定デー
    タに応じて各種機能動作を行うとともに、所定のインタ
    ーフェイスを介して所定の表示手段を備えるとともに前
    記機能設定データの表示、設定、変更及び削除等の各種
    設定処理を行う機能設定用ソフトウェアを搭載した情報
    処理装置に接続されて、当該情報処理装置との間で所定
    のコマンドの交信を行って少なくとも前記機能設定デー
    タ記憶手段内の前記機能設定データを前記情報処理装置
    に転送し、前記情報処理装置が当該転送されてきた機能
    設定データの内容を前記表示手段に表示し、また、当該
    情報処理装置で前記機能の設定、変更、削除等の行われ
    た機能設定データを当該情報処理装置から受信するファ
    クシミリ装置において、所定のキー操作を行う操作手段
    と、前記操作手段での前記機能の設定、変更及び削除等
    の設定操作及び前記情報処理装置から転送されてきた前
    記機能設定データに応じて前記機能設定データ記憶手段
    の前記機能設定データを書き換えるとともに、所定時期
    に、前記機能設定データ記憶手段に記憶されている前記
    機能設定データを読み出して前記インターフェイスを介
    して前記情報処理装置に転送する制御手段と、を備え、
    前記情報処理装置は、当該転送されてきた新たな機能設
    定データの内容を前記表示手段に表示出力することを特
    徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記所定時期としての任
    意に設定された期間毎に前記機能設定データの前記情報
    処理装置への転送を行うことを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記操作手段により前記
    機能設定データの設定、変更、削除等の設定操作が行わ
    れたときを前記所定時期として、当該変更後の機能設定
    データを情報情報処理装置へ転送することを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記情報処理装置への前
    回の前記機能設定データの転送後に、前記機能設定デー
    タ記憶手段に記憶されている当該機能設定データに対し
    て変更のあった場合、当該変更のあった機能設定データ
    のみを次回の転送時に転送することを特徴とする請求項
    1から請求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】前記情報処理装置の前記機能設定用ソフト
    ウェアは、前記ファクシミリ装置に対する前記機能設定
    データの転送要求用アイコンを前記表示手段に表示させ
    る機能を有し、当該転送要求用アイコンが操作される
    と、前記ファクシミリ装置に前記機能設定データの転送
    要求を行い、前記制御手段は、前記情報処理装置からの
    前記機能設定データの転送要求に応じて、前記機能設定
    データ記憶手段の前記機能設定データを前記情報処理装
    置に転送することを特徴とする請求項1から請求項4の
    いずれかに記載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段は、当該情報処理装置の前記
    機能設定用ソフトウェアが起動されているか否か判別し
    て、当該機能設定用ソフトウェアが起動されている場合
    にのみ、前記機能設定データの前記情報処理装置への転
    送を行うことを特徴とする請求項1から請求項5のいず
    れかに記載のファクシミリ装置。
  7. 【請求項7】ファクシミリ装置の備えている各種機能の
    動作状態を設定する機能設定データを記憶する機能設定
    データ記憶手段に設定登録されている機能設定データに
    応じて各種機能動作を行うファクシミリ装置と所定の表
    示手段を備えた情報処理装置との間で所定のコマンドの
    交信を行って、前記ファクシミリ装置の前記機能設定デ
    ータ記憶手段内の前記機能設定データを前記情報処理装
    置に転送して、前記情報処理装置で当該転送されてきた
    機能設定データの内容を前記表示手段に表示し、また、
    前記ファクシミリ装置が前記情報処理装置から当該情報
    処理装置で前記機能の設定、変更、削除等の行われた機
    能設定データを受信して前記機能設定データ記憶手段に
    登録するファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理
    方法であって、前記ファクシミリ装置が、操作手段での
    前記機能の設定、変更及び削除等の設定操作及び前記情
    報処理装置から転送されてきた前記機能設定データに応
    じて前記機能設定データ記憶手段の前記機能設定データ
    を書き換えるとともに、所定時期に、前記機能設定デー
    タ記憶手段に記憶されている前記機能設定データを読み
    出して前記情報処理装置に転送し、前記情報処理装置
    が、当該転送されてきた新たな機能設定データの内容を
    前記表示手段に表示出力することを特徴とするファクシ
    ミリ装置の機能設定データ適正化処理方法。
  8. 【請求項8】前記ファクシミリ装置は、前記所定時期と
    して、任意に設定された期間毎に前記機能設定データの
    前記情報処理装置への転送を行うことを特徴とする請求
    項7記載のファクシミリ装置の機能設定データ適正化処
    理方法。
  9. 【請求項9】前記ファクシミリ装置は、前記所定時期と
    して、前記操作手段により前記機能設定データの設定、
    変更、削除等の設定操作が行われたときに、当該変更後
    の機能設定データを情報情報処理装置へ転送することを
    特徴とする請求項7記載のファクシミリ装置の機能設定
    データ適正化処理方法。
  10. 【請求項10】前記ファクシミリ装置は、前記情報処理
    装置への前回の前記機能設定データの転送後に、前記機
    能設定データ記憶手段に記憶されている当該機能設定デ
    ータに対して変更のあった場合、当該変更のあった機能
    設定データのみを次回の転送時に転送することを特徴と
    する請求項7から請求項9のいずれかに記載のファクシ
    ミリ装置の機能設定データ適正化処理方法。
  11. 【請求項11】前記情報処理装置の前記機能設定用ソフ
    トウェアは、前記ファクシミリ装置に対する前記機能設
    定データの転送要求用アイコンを前記表示手段に表示さ
    せ、当該転送要求用アイコンが操作されると、前記ファ
    クシミリ装置に前記機能設定データの転送要求を行い、
    前記ファクシミリ装置は、前記情報処理装置からの前記
    機能設定データの転送要求に応じて、前記機能設定デー
    タ記憶手段の前記機能設定データを前記情報処理装置に
    転送することを特徴とする請求項7から請求項10のい
    ずれかに記載のファクシミリ装置の機能設定データ適正
    化処理方法。
  12. 【請求項12】前記ファクシミリ装置は、当該情報処理
    装置の前記機能設定用ソフトウェアが起動されている場
    合にのみ、前記機能設定データの前記情報処理装置への
    転送を行うことを特徴とする請求項7から請求項11の
    いずれかに記載のファクシミリ装置の機能設定データ適
    正化処理方法。
JP11231231A 1999-08-18 1999-08-18 ファクシミリ装置及びファクシミリ装置の機能設定データ適正化処理方法 Pending JP2001057609A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100416267B1 (ko) * 2002-01-30 2004-01-24 삼성전자주식회사 초기값 업로딩 및 다운로딩이 가능한 cctv 시스템 및그 방법

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