JP2003060870A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2003060870A
JP2003060870A JP2001241849A JP2001241849A JP2003060870A JP 2003060870 A JP2003060870 A JP 2003060870A JP 2001241849 A JP2001241849 A JP 2001241849A JP 2001241849 A JP2001241849 A JP 2001241849A JP 2003060870 A JP2003060870 A JP 2003060870A
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polling
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Tatsuo Nishimura
達男 西村
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は操作が所定時間停止すると、各種機能
の実現に必要な操作のガイダンス情報をポーリング受信
して出力するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、ファクシミリ通信等
の各種機能を操作に応じて処理するに際して、機能を実
行させるための操作の途中で所定の待ち時間が経過する
と、サービスセンタのガイダンス情報提供専用ファクシ
ミリ装置等の予め設定されている相手先に発呼して、機
能を実行させるための操作に必要なガイダンス情報をポ
ーリング受信して出力する。したがって、操作時間に間
隔の空かない操作に熟練したオペレータには、不必要な
ガイダンス情報を出力せず、操作時間に手間のかかる不
慣れなオペレータの場合にのみ、ガイダンス情報を記憶
するためのメモリ領域を消費することなく、十分な情報
量のガイダンス情報を出力して、ファクシミリ装置の利
用性をより一層向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、操作が所定時間停止したタイミング
で規定の宛先に発呼して各種機能の実現に必要な操作の
ガイダンス情報をポーリング受信して出力するファクシ
ミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、ファクシミリ装置は、その普及に
伴って高機能化しており、高機能化したファクシミリ装
置の機能を適切かつ十分に使用するには、ファクシミリ
装置の取り扱いに習熟している必要があるが、ファクシ
ミリ装置のオペレータの中には、操作に不慣れな人もい
るし、付加機能の多い機種ではなおさら、取り扱い説明
書も厚いものになり、使用しようとしている機能を調べ
るのが困難になる。
【0003】そこで、従来、電話回線に接続されて画像
信号を送出するファクシミリ装置において、一連の送信
操作に対する電話回線の接続状態を表示器等で可視表現
するファクシミリ装置が提案されている(特開平8−2
3404号公報参照)。
【0004】この従来のファクシミリ装置は、回線の接
続状態に応じて、音声や表示などでガイダンスを行なっ
て、ファクシミリ装置の利用性を向上させようとしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、オペレータの
如何によらず、常にガイダンス情報を出力するようにな
っているため、操作に不慣れなオペレータにとっては、
操作を行いやすく、便利であるが、操作に習熟している
オペレータや現在行っている操作に対しては習熟してお
りガイダンスが不要なオペレータにとっては、常に出さ
れるガイダンスは、かえって操作の邪魔になり、ファク
シミリ装置の利用性を損ねる結果になるという問題があ
った。
【0006】また、ガイダンス情報をファクシミリ装置
のLCD(Liquid Crystal Display)に表示出力する
と、LCDの表示面積が限られているため、表示できる
ガイダンス情報が限られ、的確なメッセージを伝えるこ
とができない。また、ガイダンス情報を記録紙にレポー
ト出力すると、情報量を増やすことはできるが、その
分、メモリの容量を消費するという問題が発生する。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、ファクシ
ミリ通信等の各種機能を操作に応じて処理するに際し
て、機能を実行させるための操作の途中で所定の待ち時
間が経過すると、操作に必要なガイダンス情報を提供す
る予め設定された相手先に発呼して、当該相手先から当
該ガイダンス情報をポーリング受信し、受信したガイダ
ンス情報を出力することにより、操作時間に間隔の空か
ない操作に熟練したオペレータには、不必要なガイダン
ス情報を出力せず、操作時間に手間のかかる不慣れなオ
ペレータの場合にのみ、ガイダンス情報を記憶するため
のメモリ領域を消費することなく、また、常に内容の更
新された十分な情報量のガイダンス情報を出力し、利用
性をより一層向上させることのできるファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0008】請求項2記載の発明は、操作の途中で所定
の待ち時間の経過した当該操作内容を取得し、当該操作
内容を指定する情報を付加してポーリング受信を行い、
当該操作内容に対応したガイダンス情報を相手先から受
信することにより、操作中の操作に必要なガイダンス情
報のみを短い通信時間で入手し、利用性をより一層向上
させることのできるファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、ガイダンス情報の
ポーリング受信の履歴を記憶し、機能を実行させるため
の操作の途中で所定の待ち時間が経過してポーリング受
信を行うに際して、ポーリング受信の履歴を検索して、
当該ポーリング受信の履歴状況に応じて、ポーリング受
信を行うか否かを決定することにより、操作内容以外の
別の要因、例えば、手帳をみて電話番号を確認している
ような理由で、毎回、同じ操作途中で操作に時間がかか
るような場合に、その度にガイダンス情報のポーリング
受信を行うことによる消耗品や通信費の無駄を省き、よ
り一層効率的で、かつ、より一層利用性の良好なファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、ファクシミリ通信等の各種機能を操
作に応じて処理するファクシミリ装置において、前記機
能を実行させるための操作の途中で所定の待ち時間が経
過すると、操作に必要なガイダンス情報を提供する予め
設定された相手先に発呼して、当該相手先から当該ガイ
ダンス情報をポーリング受信し、受信したガイダンス情
報を出力することにより、上記目的を達成している。
【0011】上記構成によれば、ファクシミリ通信等の
各種機能を操作に応じて処理するに際して、機能を実行
させるための操作の途中で所定の待ち時間が経過する
と、操作に必要なガイダンス情報を提供する予め設定さ
れた相手先に発呼して、当該相手先から当該ガイダンス
情報をポーリング受信し、受信したガイダンス情報を出
力するので、操作時間に間隔の空かない操作に熟練した
オペレータには、不必要なガイダンス情報を出力せず、
操作時間に手間のかかる不慣れなオペレータの場合にの
み、ガイダンス情報を記憶するためのメモリ領域を消費
することなく、また、常に内容の更新された十分な情報
量のガイダンス情報を出力することができ、ファクシミ
リ装置の利用性をより一層向上させることができる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、操作の途中で所定の待
ち時間の経過した当該操作内容を取得し、当該操作内容
を指定する情報を付加してポーリング受信を行い、当該
操作内容に対応したガイダンス情報を前記相手先から受
信するものであってもよい。
【0013】上記構成によれば、操作の途中で所定の待
ち時間の経過した当該操作内容を取得し、当該操作内容
を指定する情報を付加してポーリング受信を行い、当該
操作内容に対応したガイダンス情報を相手先から受信す
るので、操作中の操作に必要なガイダンス情報のみを短
い通信時間で入手することができ、ファクシミリ装置の
利用性をより一層向上させることができる。
【0014】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、前記ガイダンス情報のポ
ーリング受信の履歴を記憶し、前記機能を実行させるた
めの操作の途中で所定の待ち時間が経過して前記ポーリ
ング受信を行うに際して、前記ポーリング受信の履歴を
検索して、当該ポーリング受信の履歴状況に応じて、ポ
ーリング受信を行うか否かを決定するものであってもよ
い。
【0015】上記構成によれば、ガイダンス情報のポー
リング受信の履歴を記憶し、機能を実行させるための操
作の途中で所定の待ち時間が経過してポーリング受信を
行うに際して、ポーリング受信の履歴を検索して、当該
ポーリング受信の履歴状況に応じて、ポーリング受信を
行うか否かを決定するので、操作内容以外の別の要因、
例えば、手帳をみて電話番号を確認しているような理由
で、毎回、同じ操作途中で操作に時間がかかるような場
合に、その度にガイダンス情報のポーリング受信を行う
ことによる消耗品や通信費の無駄を省くことができ、フ
ァクシミリ装置をより一層効率的で、かつ、より一層利
用性の良好なものとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0017】図1及び図2は、本発明のファクシミリ装
置の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態
は、請求項1に対応するものである。
【0018】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の要部回路
ブロック図である。
【0019】図1において、ファクシミリ装置1は、C
PU(Central Processing Unit)2、ROM(Read Onl
y Memory)3、RAM(Random Access Memory )4、オ
ペポート5、スキャナ6、プロッタ7、網制御部8、モ
デム9、符号化・復号化部10及び通信制御部11等を
備えており、上記各部は、バス12に接続されている。
【0020】ROM3は、ファクシミリ装置1としての
基本処理プログラムや後述するガイダンス制御処理プロ
グラム等の各種プログラム及びこれらの各種プログラム
を実行するのに必要な各種データを格納しており、特
に、後述するガイダンス制御処理で使用する各種データ
を格納している。
【0021】RAM4は、ファクシミリ装置1の動作に
必要な各種データ、特に、後述するガイダンス制御処理
を実行するのに必要な各種データが記憶されるととも
に、CPU2のワークメモリとして利用される。特に、
RAM4は、後述するガイダンス制御処理でガイダンス
情報をポーリング受信するポーリング先のファクシミリ
番号が登録されており、このポーリング先のファクシミ
リ番号は、RAM4に記憶するものに限るものではな
く、ファクシミリ装置1の電源がオフの場合にも記憶内
容を保持するメモリに登録されていることが好ましい。
このガイダンス情報をポーリング受信する相手先のファ
クシミリ番号としては、例えば、ファクシミリ装置1の
サービスセンタのガイダンス情報提供専用のファクシミ
リ装置のファクシミリ番号(電話番号)である。ガイダ
ンス情報提供専用のファクシミリ装置は、各機種毎にガ
イダンス情報を大容量メモリに記憶しており、このファ
クシミリ装置の記憶するガイダンス情報は、定期的にま
た適時にその内容が更新される。
【0022】CPU2は、ROM3内のプログラムに従
ってRAM4をワークメモリとして利用しつつファクシ
ミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1として
の基本処理を実行するとともに、後述するガイダンス制
御処理を実行する。
【0023】オペポート(選択手段)5は、テンキーや
スタートキー等の操作キー、各種ファンクションキード
及びメニューキー等を備えるとともに、ディスプレイ、
例えば、液晶ディスプレイ等を備えている。オペポート
5の操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され
る。ディスプレイには、操作キーやメニューキーから入
力された命令内容や操作内容及びファクシミリ装置1か
らオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0024】スキャナ6は、例えば、CCD(Charge Co
upled Device)を利用したラインイメージセンサ等が用
いられており、一般にADFを備えている。ADFに
は、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされ
た原稿を1枚ずつスキャナ6の原稿読取位置に送給す
る。スキャナ6は、ADFから搬送されてきた原稿を走
査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
【0025】プロッタ7としては、例えば、サーマル記
録装置、電子写真式記録装置、あるいは、インク噴射式
記録装置等が用いられており、プロッタ7は、記録紙
に、受信画像、スキャナ6で読み取られた原稿の画像等
を記録出力するとともに、必要な各種レポート、特に、
後述するポーリング受信したガイダンス情報を記録紙に
記録出力する。
【0026】網制御部8には、回線、例えば、公衆電話
回線あるいは専用回線等が接続されており、網制御部8
は、CPU2の制御下で動作して、回線からの発呼に対
して自動着呼し、また、回線への自動発呼処理を行う。
【0027】モデム9は、CPU2の制御下で動作し
て、送信時、送信信号を回線の伝達に適した形態に変調
し、また、受信時、回線から送られてきた変調信号を復
調する。
【0028】符号化・復号化部10は、画像メモリ(図
示略)への画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間
の短縮化と効率化を図るものであり、送信時には画情報
を所定の符号化方式により符号化し、また、受信時には
符号化された画情報を原情報に復号化する。
【0029】通信制御部11は、回線を介して接続され
た相手先ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信
号の交換を行うとともに、データ変換を行って、ファク
シミリ通信手順を実行する。
【0030】次に、本実施の形態の作用を説明する。本
実施の形態のファクシミリ装置1は、オペレータが各種
操作を行っている途中で所定時間操作が停止されると、
予め登録されている規定の相手先に発呼してガイダンス
情報をポーリング受信して、当該ポーリング受信したガ
イダンス情報をオペポート5のディスプレイに表示出力
したり、記録紙に記録出力する。
【0031】すなわち、ファクシミリ装置1は、図2に
示すように、ファクシミリ装置1に対してオペレータに
より何らかの操作が行われると、CPU2が、当該操作
が行われてから次の必要な操作が行われる途中である
か、すなわち、操作途中であるかをチェックし(ステッ
プS101)、操作途中であると、最後の操作が行われ
てから予め設定された待ち時間だけ経過したかチェック
する(ステップS102)。
【0032】ステップS102で、待ち時間が経過して
いないときには、CPU2は、ステップS101に戻っ
て、上記同様の処理を行い、ステップS102で、待ち
時間が経過すると、RAM4等に予めガイダンス情報の
取得先として登録されている規定の相手先(例えば、サ
ービスセンタのガイダンス情報提供専用のファクシミリ
装置)に発呼し、当該相手先からガイダンス情報(操作
説明文書)をポーリング受信して、当該受信したガイダ
ンス情報をプロッタ7に渡して、プロッタ7で記録紙に
記録出力する(ステップS103)。
【0033】なお、本実施の形態では、ガイダンス情報
をプロッタ7で記録紙に記録出力しているが、相手先か
らガイダンス情報がキャラクタで送信される場合には、
当該ガイダンス情報をオペポート5のディスプレイに表
示出力してもよいし、スピーカ等から音声によりガイダ
ンス出力してもよい。
【0034】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ファクシミリ通信等の各種機能を操作に応じ
て処理するに際して、機能を実行させるための操作の途
中で所定の待ち時間が経過すると、操作に必要なガイダ
ンス情報を提供する予め設定された相手先に発呼して、
当該相手先から当該ガイダンス情報をポーリング受信
し、受信したガイダンス情報を出力している。
【0035】したがって、操作時間に間隔の空かない操
作に熟練したオペレータには、不必要なガイダンス情報
を出力せず、操作時間に手間のかかる不慣れなオペレー
タの場合にのみ、ガイダンス情報を記憶するためのメモ
リ領域を消費することなく、また、常に内容の更新され
た十分な情報量のガイダンス情報を出力することがで
き、ファクシミリ装置1の利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0036】図3は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を適用したファクシミリ装置によるガイダ
ンス制御処理を示すフローチャートであり、本実施の形
態は、請求項2に対応するものである。
【0037】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態のファクシミリ装置1と同様のファクシミリ装置に
に適用したものであり、本実施の形態の説明において
は、必要に応じて、上記第1の実施の形態の図1で用い
た符号をそのまま用いて説明する。
【0038】本実施の形態のファクシミリ装置1は、操
作途中の当該操作にとって必要なガイダンス情報をポー
リング受信する。
【0039】すなわち、ファクシミリ装置1は、図3に
示すように、ファクシミリ装置1に対してオペレータに
より何らかの操作が行われると、CPU2が、当該操作
が行われてから次の必要な操作が行われる途中である
か、すなわち、操作途中であるかをチェックし(ステッ
プS201)、操作途中であると、最後の操作が行われ
てから予め設定された待ち時間だけ経過したかチェック
する(ステップS202)。
【0040】ステップS202で、待ち時間が経過して
いないときには、CPU2は、ステップS201に戻っ
て、上記同様の処理を行い、ステップS202で、待ち
時間が経過すると、操作途中の状況を判断して、当該操
作途中の操作に対した予め割り当てられているファクシ
ミリ通信の標準手順であるFコードを選択する(ステッ
プS203)。この操作状況毎のFコードは、図1のR
OM3、RAM4またはファクシミリ装置1の電源がオ
フの場合にも記憶内容を保持する図示しないメモリ等に
予め記憶されている。
【0041】CPU2は、Fコードを選択すると、RA
M4等に予めガイダンス情報の取得先として登録されて
いる規定の相手先(例えば、サービスセンタのガイダン
ス情報提供専用のファクシミリ装置)に発呼し、当該相
手先からガイダンス情報(操作説明文書)をFコード付
きのポーリング受信して、当該受信したガイダンス情報
をプロッタ7に渡して、プロッタ7で記録紙に記録出力
する(ステップS204)。このFコード付きのポーリ
ング受信を行うことにより操作途中の操作内容に適した
ガイダンス情報を受信することができる。すなわち、サ
ービスセンタのガイダンス情報提供専用のファクシミリ
装置等の規定の相手先は、Fコード毎にガイダンス情報
を記憶しており、送信されてきたFコードに対応するガ
イダンス情報を送信する。
【0042】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、操作の途中で所定の待ち時間の経過した当該
操作内容を取得し、当該操作内容を指定する情報(Fコ
ード)を付加してポーリング受信を行い、当該操作内容
に対応したガイダンス情報を相手先から受信している。
【0043】したがって、操作中の操作に必要なガイダ
ンス情報のみを短い通信時間で入手することができ、フ
ァクシミリ装置1の利用性をより一層向上させることが
できる。
【0044】図4は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を適用したファクシミリ装置によるガイダ
ンス制御処理を示すフローチャートであり、本実施の形
態は、請求項3に対応するものである。
【0045】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態のファクシミリ装置1と同様のファクシミリ装置に
に適用したものであり、本実施の形態の説明において
は、必要に応じて、上記第1の実施の形態の図1で用い
た符号をそのまま用いて説明する。
【0046】本実施の形態のファクシミリ装置1は、オ
ペレータが各種操作を行っている途中で所定時間操作が
停止されると、ガイダンス情報のポーリング受信の履歴
をチェックして、当該履歴結果に応じてガイダンス情報
のポーリング受信を行うか否かを決定する。
【0047】すなわち、ファクシミリ装置1は、図4に
示すように、ファクシミリ装置1に対してオペレータに
より何らかの操作が行われると、CPU2が、当該操作
が行われてから次の必要な操作が行われる途中である
か、すなわち、操作途中であるかをチェックし(ステッ
プS301)、操作途中であると、最後の操作が行われ
てから予め設定された待ち時間だけ経過したかチェック
する(ステップS302)。
【0048】ステップS302で、待ち時間が経過して
いないときには、CPU2は、ステップS301に戻っ
て、上記同様の処理を行い、ステップS302で、待ち
時間が経過すると、過去のガイダンス情報のポーリング
受信の履歴をチェックする(ステップS303)。
【0049】すなわち、CPU2は、ガイダンス情報の
ポーリング受信を行う毎に当該ポーリング受信の履歴を
RAM4等に記憶し、ステップS303で、当該RAM
4等に記憶されているポーリング受信履歴をチェックす
る。
【0050】このとき、上記第2の実施の形態のように
操作途中の操作に対応するガイダンス情報をFコード付
きのポーリング受信で受信する場合には、操作毎のガイ
ダンス情報の受信履歴を、例えば、Fコードと対応させ
てRAM4等に記憶する。
【0051】ステップS303で、過去にガイダンス情
報のポーリング受信を行っているときには、CPU2
は、ポーリング受信を行うことなく、そのまま処理を終
了し、ステップS303で、過去にガイダンス情報のポ
ーリング受信を行っていないときには、RAM4等に予
めガイダンス情報の取得先として登録されている規定の
相手先(例えば、サービスセンタのガイダンス情報提供
専用のファクシミリ装置)に発呼し、当該相手先からガ
イダンス情報(操作説明文書)をポーリング受信して、
当該受信したガイダンス情報をプロッタ7に渡して、プ
ロッタ7で記録紙に記録出力する(ステップS30
4)。
【0052】この場合、操作毎のガイダンス情報を受信
する場合には、操作途中の状況を判断して、当該操作途
中の操作に対した予め割り当てられているファクシミリ
通信の標準手順であるFコードを選択し、Fコード付き
のポーリング受信を行う。
【0053】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ガイダンス情報のポーリング受信の履歴を記
憶し、機能を実行させるための操作の途中で所定の待ち
時間が経過してポーリング受信を行うに際して、ポーリ
ング受信の履歴を検索して、当該ポーリング受信の履歴
状況に応じて、ポーリング受信を行うか否かを決定して
いる。
【0054】したがって、操作内容以外の別の要因、例
えば、手帳をみて電話番号を確認しているような理由
で、毎回、同じ操作途中で操作に時間がかかるような場
合に、その度にガイダンス情報のポーリング受信を行う
ことによる消耗品や通信費の無駄を省くことができ、フ
ァクシミリ装置1をより一層効率的で、かつ、より一層
利用性の良好なものとすることができる。
【0055】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、ファクシミリ通信等の各種機能を操作に応じ
て処理するに際して、機能を実行させるための操作の途
中で所定の待ち時間が経過すると、操作に必要なガイダ
ンス情報を提供する予め設定された相手先に発呼して、
当該相手先から当該ガイダンス情報をポーリング受信
し、受信したガイダンス情報を出力するので、操作時間
に間隔の空かない操作に熟練したオペレータには、不必
要なガイダンス情報を出力せず、操作時間に手間のかか
る不慣れなオペレータの場合にのみ、ガイダンス情報を
記憶するためのメモリ領域を消費することなく、また、
常に内容の更新された十分な情報量のガイダンス情報を
出力することができ、ファクシミリ装置の利用性をより
一層向上させることができる。
【0057】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、操作の途中で所定の待ち時間の経過した当該操
作内容を取得し、当該操作内容を指定する情報を付加し
てポーリング受信を行い、当該操作内容に対応したガイ
ダンス情報を相手先から受信するので、操作中の操作に
必要なガイダンス情報のみを短い通信時間で入手するこ
とができ、ファクシミリ装置の利用性をより一層向上さ
せることができる。
【0058】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ガイダンス情報のポーリング受信の履歴を記憶
し、機能を実行させるための操作の途中で所定の待ち時
間が経過してポーリング受信を行うに際して、ポーリン
グ受信の履歴を検索して、当該ポーリング受信の履歴状
況に応じて、ポーリング受信を行うか否かを決定するの
で、操作内容以外の別の要因、例えば、手帳をみて電話
番号を確認しているような理由で、毎回、同じ操作途中
で操作に時間がかかるような場合に、その度にガイダン
ス情報のポーリング受信を行うことによる消耗品や通信
費の無駄を省くことができ、ファクシミリ装置をより一
層効率的で、かつ、より一層利用性の良好なものとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置の要部回路ブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置によるガイダンス制御
処理を示すフローチャート。
【図3】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置によるガイダンス制御処理
を示すフローチャート。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置によるガイダンス制御処理
を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 オペポート 6 スキャナ 7 プロッタ 8 網制御部 9 モデム 10 符号化・復号化部 11 通信制御部 12 バス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ通信等の各種機能を操作に応
    じて処理するファクシミリ装置において、前記機能を実
    行させるための操作の途中で所定の待ち時間が経過する
    と、操作に必要なガイダンス情報を提供する予め設定さ
    れた相手先に発呼して、当該相手先から当該ガイダンス
    情報をポーリング受信し、受信したガイダンス情報を出
    力することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、操作の途中で所
    定の待ち時間の経過した当該操作内容を取得し、当該操
    作内容を指定する情報を付加してポーリング受信を行
    い、当該操作内容に対応したガイダンス情報を前記相手
    先から受信することを特徴とする請求項1記載のファク
    シミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、前記ガイダンス
    情報のポーリング受信の履歴を記憶し、前記機能を実行
    させるための操作の途中で所定の待ち時間が経過して前
    記ポーリング受信を行うに際して、前記ポーリング受信
    の履歴を検索して、当該ポーリング受信の履歴状況に応
    じて、ポーリング受信を行うか否かを決定することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のファクシミリ装
    置。
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