JP2002232668A - 通信端末装置 - Google Patents
通信端末装置Info
- Publication number
- JP2002232668A JP2002232668A JP2001026500A JP2001026500A JP2002232668A JP 2002232668 A JP2002232668 A JP 2002232668A JP 2001026500 A JP2001026500 A JP 2001026500A JP 2001026500 A JP2001026500 A JP 2001026500A JP 2002232668 A JP2002232668 A JP 2002232668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- communication
- information
- memory
- image
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Facsimile Transmission Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像情報の送信中に停電等による電源の異常
切断が発生した場合でも、送信済み枚数等を正確に把握
できる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 相手先端末との間の通信を制御する通信
制御部7と、通信情報メモリ3aと、通信管理メモリ3
bと、送信中であるか否かを示すステータスとを備える
とともに、通信の進行に伴って検出した通信情報を逐次
通信情報メモリ3aに格納し、画像通信の開始前にステ
ータスをオンとし、画像通信の終了後、通信情報メモリ
3aの内容を通信管理メモリ3bに管理情報として格納
した後ステータスをオフとし、電源オン時にステータス
がオンの場合、通信管理メモリ3bに電源異常切断の旨
の情報とともに通信情報メモリ3aの内容を格納する制
御部1を備えた通信端末装置。
切断が発生した場合でも、送信済み枚数等を正確に把握
できる通信端末装置を提供すること。 【解決手段】 相手先端末との間の通信を制御する通信
制御部7と、通信情報メモリ3aと、通信管理メモリ3
bと、送信中であるか否かを示すステータスとを備える
とともに、通信の進行に伴って検出した通信情報を逐次
通信情報メモリ3aに格納し、画像通信の開始前にステ
ータスをオンとし、画像通信の終了後、通信情報メモリ
3aの内容を通信管理メモリ3bに管理情報として格納
した後ステータスをオフとし、電源オン時にステータス
がオンの場合、通信管理メモリ3bに電源異常切断の旨
の情報とともに通信情報メモリ3aの内容を格納する制
御部1を備えた通信端末装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の通信端末装置に関するものである。
等の通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置の能力は急速に向上し
つつあり、近年では、予め複数枚の原稿の全頁を読み取
り、画像情報をコーデックで符号化して画像メモリに格
納した後、相手先端末に送信するメモリ送信方式が主流
になっている。
つつあり、近年では、予め複数枚の原稿の全頁を読み取
り、画像情報をコーデックで符号化して画像メモリに格
納した後、相手先端末に送信するメモリ送信方式が主流
になっている。
【0003】係るファクシミリ装置では、例えば、RA
M(Random Access Memory)内に通信情報メモリと、通
信管理メモリとを設けておき、画像情報の送信時に、通
信の進行に応じて通信情報メモリ内に相手先端末のファ
クシミリ番号、送信開始時刻、送信済み枚数等を順次書
き込み、画像情報の送信終了後に通信情報メモリの内容
を適宜編集して通信管理メモリ内に格納するようになっ
ている。
M(Random Access Memory)内に通信情報メモリと、通
信管理メモリとを設けておき、画像情報の送信時に、通
信の進行に応じて通信情報メモリ内に相手先端末のファ
クシミリ番号、送信開始時刻、送信済み枚数等を順次書
き込み、画像情報の送信終了後に通信情報メモリの内容
を適宜編集して通信管理メモリ内に格納するようになっ
ている。
【0004】そして、送信終了後に、画像情報の送信が
適正に行われたか否かを確認したい場合、上記通信管理
メモリの内容を表示部に表示したり、印刷することがで
きる。また、画像メモリ及び通信情報メモリ等を充電地
等でバックアップしておけば、画像情報の送信中に停電
が生じた場合、電源復帰後、通信情報メモリ内の送信済
み枚数に基づいて、画像メモリから未送信の頁の画像情
報のみを読み出し、再送信することができる。
適正に行われたか否かを確認したい場合、上記通信管理
メモリの内容を表示部に表示したり、印刷することがで
きる。また、画像メモリ及び通信情報メモリ等を充電地
等でバックアップしておけば、画像情報の送信中に停電
が生じた場合、電源復帰後、通信情報メモリ内の送信済
み枚数に基づいて、画像メモリから未送信の頁の画像情
報のみを読み出し、再送信することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その場合、
電源復帰後に再送信した画像情報については、通信管理
メモリ内に管理情報が保存されるため、後に送信開始時
刻や送信済み枚数等のデータを確認することが可能であ
るが、再送信開始時に通信情報メモリの内容がクリアさ
れる結果、停電前に送信済みの画像情報については通信
管理メモリ内に管理情報が残らないため、送信開始時刻
や送信済み枚数が実際とは合致しない問題を有してい
た。なお、係る問題は、画像情報の送信中に電源スイッ
チの誤操作等により電源が切断された場合にも発生し得
るものである。
電源復帰後に再送信した画像情報については、通信管理
メモリ内に管理情報が保存されるため、後に送信開始時
刻や送信済み枚数等のデータを確認することが可能であ
るが、再送信開始時に通信情報メモリの内容がクリアさ
れる結果、停電前に送信済みの画像情報については通信
管理メモリ内に管理情報が残らないため、送信開始時刻
や送信済み枚数が実際とは合致しない問題を有してい
た。なお、係る問題は、画像情報の送信中に電源スイッ
チの誤操作等により電源が切断された場合にも発生し得
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するため、画像情報の送信中に停電等による電源の異
常切断が発生した場合でも、送信済み枚数等を正確に把
握できる通信端末装置を提供することを目的とするもの
である。
決するため、画像情報の送信中に停電等による電源の異
常切断が発生した場合でも、送信済み枚数等を正確に把
握できる通信端末装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】そのため、本発明の請求項1の通信端末装
置は、相手先端末との間の通信を制御する通信制御部
と、通信情報メモリと、通信管理メモリと、送信中であ
るか否かを示すステータスとを備えるとともに、通信の
進行に伴って検出した通信情報を逐次通信情報メモリに
格納し、画像通信の開始前にステータスをオンとし、画
像通信の終了後、通信情報メモリの内容を通信管理メモ
リに管理情報として格納した後ステータスをオフとし、
電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理メモリ
に電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモリの内
容を格納する制御部を備えたものである。なお、本明細
書で「電源異常切断」とは、停電や電源スイッチの誤操
作等の異常事態が生じることにより、画像情報の送信途
中で電源が切断されることを意味する。
置は、相手先端末との間の通信を制御する通信制御部
と、通信情報メモリと、通信管理メモリと、送信中であ
るか否かを示すステータスとを備えるとともに、通信の
進行に伴って検出した通信情報を逐次通信情報メモリに
格納し、画像通信の開始前にステータスをオンとし、画
像通信の終了後、通信情報メモリの内容を通信管理メモ
リに管理情報として格納した後ステータスをオフとし、
電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理メモリ
に電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモリの内
容を格納する制御部を備えたものである。なお、本明細
書で「電源異常切断」とは、停電や電源スイッチの誤操
作等の異常事態が生じることにより、画像情報の送信途
中で電源が切断されることを意味する。
【0008】上記構成において、画像情報の送信が終了
し、通信管理メモリに管理情報を格納した時点でステー
タスはオフとされるので、通常、電源の切断時(オフ
時)はステータスはオフの状態にあり、従って、次の電
源オン時にはステータスはオフとなっている筈である。
し、通信管理メモリに管理情報を格納した時点でステー
タスはオフとされるので、通常、電源の切断時(オフ
時)はステータスはオフの状態にあり、従って、次の電
源オン時にはステータスはオフとなっている筈である。
【0009】そのため、電源オン時にステータスがオン
の状態であれば、画像情報の送信途中で停電等による一
時的な電源異常切断状態が発生し、その後電源が復帰し
たものであると判定し、停電等で電源オフとなる前に送
信済みの画像情報についての管理情報を電源異常切断の
旨の情報とともに通信管理メモリに格納するようにして
いる。係る格納後、通信情報メモリの内容をクリアした
後、未送信の画像情報を送信することができる。
の状態であれば、画像情報の送信途中で停電等による一
時的な電源異常切断状態が発生し、その後電源が復帰し
たものであると判定し、停電等で電源オフとなる前に送
信済みの画像情報についての管理情報を電源異常切断の
旨の情報とともに通信管理メモリに格納するようにして
いる。係る格納後、通信情報メモリの内容をクリアした
後、未送信の画像情報を送信することができる。
【0010】請求項2の通信端末装置は、請求項1の構
成において、通信情報メモリには、少なくとも通信開始
時刻と、相手先端末を識別する相手先識別情報(相手先
のファクシミリ番号又は名称等)とを格納することを特
徴とするものである。
成において、通信情報メモリには、少なくとも通信開始
時刻と、相手先端末を識別する相手先識別情報(相手先
のファクシミリ番号又は名称等)とを格納することを特
徴とするものである。
【0011】請求項3の通信端末装置は、請求項1又は
2の構成において、通信管理メモリには、複数回の通信
に関する管理情報を各回の通信を識別する通信識別情報
とともに格納し、かつ電源異常切断後に再通信した画像
情報についての管理情報と、電源異常切断前に送信済み
の画像情報についての管理情報とは、互いに異なる通信
識別情報を付して個別に格納することを特徴とするもの
である。
2の構成において、通信管理メモリには、複数回の通信
に関する管理情報を各回の通信を識別する通信識別情報
とともに格納し、かつ電源異常切断後に再通信した画像
情報についての管理情報と、電源異常切断前に送信済み
の画像情報についての管理情報とは、互いに異なる通信
識別情報を付して個別に格納することを特徴とするもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、図1に概略構
成を示すように、通信端末装置としてのファクシミリ装
置14は、CPU(中央処理装置)等からなる制御部
1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Ac
cess Memory)3、画像メモリ4、コーデック5、モデム
6、通信制御部としてのNCU(Network Control Unit)
7、表示部8、操作部10、読取部11及び記録部12
がバスライン13により互いに接続されてなる。
に基づいて説明する。図1に示すように、図1に概略構
成を示すように、通信端末装置としてのファクシミリ装
置14は、CPU(中央処理装置)等からなる制御部
1、ROM(Read Only Memory)2、RAM(Random Ac
cess Memory)3、画像メモリ4、コーデック5、モデム
6、通信制御部としてのNCU(Network Control Unit)
7、表示部8、操作部10、読取部11及び記録部12
がバスライン13により互いに接続されてなる。
【0013】RAM3には、制御部1による制御に必要
な各種データ、例えば、モデム6の通信速度等のデータ
が一時記憶される。また、RAM3内には、通信情報メ
モリ3aと通信管理メモリ3bとが設けられるととも
に、RAM3の所定領域が後述のステータス(送信中で
あるか否かを判定するフラグ)として使用される。RA
M3の全領域、又は少なくとも通信情報メモリ3a、通
信管理メモリ3b及びステータスとなる領域は不図示の
充電地等からなるバックアップ電源でバックアップされ
て、商用電源等からなるメインの電源の切断時にも記憶
内容が保持されるようになっている。
な各種データ、例えば、モデム6の通信速度等のデータ
が一時記憶される。また、RAM3内には、通信情報メ
モリ3aと通信管理メモリ3bとが設けられるととも
に、RAM3の所定領域が後述のステータス(送信中で
あるか否かを判定するフラグ)として使用される。RA
M3の全領域、又は少なくとも通信情報メモリ3a、通
信管理メモリ3b及びステータスとなる領域は不図示の
充電地等からなるバックアップ電源でバックアップされ
て、商用電源等からなるメインの電源の切断時にも記憶
内容が保持されるようになっている。
【0014】上記画像メモリ4はRAM等からなり、後
述の読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化
(圧縮)された後の画像データが記憶されるようになっ
ている。画像メモリ4は、符号化済みの画像データを、
原稿の数10頁乃至数100頁分程度蓄積できる記憶容
量を備えている。なお、画像メモリ4も充電地等で電源
バックアップされている。
述の読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化
(圧縮)された後の画像データが記憶されるようになっ
ている。画像メモリ4は、符号化済みの画像データを、
原稿の数10頁乃至数100頁分程度蓄積できる記憶容
量を備えている。なお、画像メモリ4も充電地等で電源
バックアップされている。
【0015】コーデック5は、読取部11で読み取られ
た、送信すべき画像データを順次符号化し、また、ファ
クシミリ通信の相手先から受信した符号化画像データを
復号する役割を有する。モデム6は、送受信データの変
復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調して
NCU7を介して公衆電話回線網等の通信回線15に送
出する一方、通信回線LからNCU7を介して上記相手
先から受信した音声帯域信号をディジタル信号に復調す
る。
た、送信すべき画像データを順次符号化し、また、ファ
クシミリ通信の相手先から受信した符号化画像データを
復号する役割を有する。モデム6は、送受信データの変
復調、具体的には送信データを音声帯域信号に変調して
NCU7を介して公衆電話回線網等の通信回線15に送
出する一方、通信回線LからNCU7を介して上記相手
先から受信した音声帯域信号をディジタル信号に復調す
る。
【0016】NCU7は、公衆電話回線網等の通信回線
15とこのファクシミリ装置14との接続を制御すると
ともに、通信相手先のファクシミリ番号に応じたダイヤ
ルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を備え
ている。
15とこのファクシミリ装置14との接続を制御すると
ともに、通信相手先のファクシミリ番号に応じたダイヤ
ルパルスを送出する機能及び着信を検出する機能を備え
ている。
【0017】図2に示すように、表示部8は、例えば、
液晶表示素子からなり、操作部10には、複数のキーが
設けられている。すなわち、A1乃至A3は各々送信す
べき原稿の読取に際して画質(解像度)、濃度及び倍率
を選択する選択キー、B1乃至B3は、これらに対応さ
せて表示部8内に表示される「リダイヤル」、「同報
(同一原稿を他の相手先にも送信すること)」及び「両
面(相手先で用紙の両面に記録させること)」等の各種
機能を選択する選択キーである。
液晶表示素子からなり、操作部10には、複数のキーが
設けられている。すなわち、A1乃至A3は各々送信す
べき原稿の読取に際して画質(解像度)、濃度及び倍率
を選択する選択キー、B1乃至B3は、これらに対応さ
せて表示部8内に表示される「リダイヤル」、「同報
(同一原稿を他の相手先にも送信すること)」及び「両
面(相手先で用紙の両面に記録させること)」等の各種
機能を選択する選択キーである。
【0018】また、Cは、表示部8に表示される画面
(メニュー)を切り換えるためのメニューキーであり、
図示しないが、メニューキーCを繰り返し押下操作する
と、図2の標準画面から、順次、2乃至3桁程度の短縮
番号の登録画面、後述のワンタッチキーWに対する相手
先ファクシミリ番号の登録画面等の各種画面に切り換わ
るようになっている。
(メニュー)を切り換えるためのメニューキーであり、
図示しないが、メニューキーCを繰り返し押下操作する
と、図2の標準画面から、順次、2乃至3桁程度の短縮
番号の登録画面、後述のワンタッチキーWに対する相手
先ファクシミリ番号の登録画面等の各種画面に切り換わ
るようになっている。
【0019】Dは、表示部8に表示される不図示のカー
ソルや各種選択項目を上下左右に移動させる十字カーソ
ルキー、Eは画像読取部11にセットされた不図示の原
稿の読取開始を指示するスタートキー、Fはテンキー、
Gは画質等の設定を標準の「自動」モードにリセットす
るリセットキー、Hはファクシミリ送信等の中止を指示
するストップキーである。
ソルや各種選択項目を上下左右に移動させる十字カーソ
ルキー、Eは画像読取部11にセットされた不図示の原
稿の読取開始を指示するスタートキー、Fはテンキー、
Gは画質等の設定を標準の「自動」モードにリセットす
るリセットキー、Hはファクシミリ送信等の中止を指示
するストップキーである。
【0020】更に、Wは複数個設けられたワンタッチキ
ーであり、各ワンタッチキーWに対応させて所望の相手
先端末のファクシミリ番号をRAM3等に登録してお
き、ワンタッチキーWを押下操作するのみで当該相手先
端末を発呼できるようになっている。また、短縮番号の
登録を行った場合も、短縮番号と実際のファクシミリ番
号とが対応状態でRAM3等に登録され、テンキーFで
短縮番号を入力するのみで相手先装置を発呼できるよう
になっている。
ーであり、各ワンタッチキーWに対応させて所望の相手
先端末のファクシミリ番号をRAM3等に登録してお
き、ワンタッチキーWを押下操作するのみで当該相手先
端末を発呼できるようになっている。また、短縮番号の
登録を行った場合も、短縮番号と実際のファクシミリ番
号とが対応状態でRAM3等に登録され、テンキーFで
短縮番号を入力するのみで相手先装置を発呼できるよう
になっている。
【0021】読取部11は、不図示のラインセンサーや
CCD(Charge Coupled Device)等からなり、ファクシ
ミリ送信用の原稿の読取を行うようになっている。記録
部12は、電子写真方式又はインクジェット方式等の印
刷装置を備え、ファクシミリ受信時に相手先から受信し
た画像データを記録するようになっている。
CCD(Charge Coupled Device)等からなり、ファクシ
ミリ送信用の原稿の読取を行うようになっている。記録
部12は、電子写真方式又はインクジェット方式等の印
刷装置を備え、ファクシミリ受信時に相手先から受信し
た画像データを記録するようになっている。
【0022】ROM2には、ファクシミリの送受信用の
プログラム等が予め記憶されている。上記プログラム中
には、通信の進行に伴って検出した通信情報を逐次通信
情報メモリ3aに格納し、画像通信の開始前にRAM3
内のステータス(判定フラグ)をオンとし、画像通信の
終了後、通信情報メモリ3aの内容を通信管理メモリ3
bに管理情報として格納した後ステータスをオフとし、
電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理メモリ
3bに電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモリ
の内容を格納するための手順が含まれている。なお、R
OM2に代えて、書換え可能な不揮発性メモリであるフ
ラッシュメモリ等を使用してもよい。
プログラム等が予め記憶されている。上記プログラム中
には、通信の進行に伴って検出した通信情報を逐次通信
情報メモリ3aに格納し、画像通信の開始前にRAM3
内のステータス(判定フラグ)をオンとし、画像通信の
終了後、通信情報メモリ3aの内容を通信管理メモリ3
bに管理情報として格納した後ステータスをオフとし、
電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理メモリ
3bに電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモリ
の内容を格納するための手順が含まれている。なお、R
OM2に代えて、書換え可能な不揮発性メモリであるフ
ラッシュメモリ等を使用してもよい。
【0023】上記構成において、ファクシミリ送信時に
は、スタートキーEの操作に伴って原稿の画像データが
画像読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化さ
れて画像メモリ4に蓄積された後、モデム6で変調さ
れ、NCU7から通信回線15を通して相手先端末に送
信される。
は、スタートキーEの操作に伴って原稿の画像データが
画像読取部11で読み取られ、コーデック5で符号化さ
れて画像メモリ4に蓄積された後、モデム6で変調さ
れ、NCU7から通信回線15を通して相手先端末に送
信される。
【0024】また、ファクシミリ受信時には、受信した
画像データがモデム6で復調されて画像メモリ4に蓄積
された後、コーデック5で復号され、記録部12により
印刷される。なお、上記ファクシミリ装置14は複写機
能をも有しており、詳述しないが、複写時には、画像読
取部11で読み取られた画像データが、コーデック5で
符号化されて画像メモリ4に蓄積された後、再度復号さ
れて記録部12で印刷される。
画像データがモデム6で復調されて画像メモリ4に蓄積
された後、コーデック5で復号され、記録部12により
印刷される。なお、上記ファクシミリ装置14は複写機
能をも有しており、詳述しないが、複写時には、画像読
取部11で読み取られた画像データが、コーデック5で
符号化されて画像メモリ4に蓄積された後、再度復号さ
れて記録部12で印刷される。
【0025】以下、図3のフローチャートを参照しなが
ら、ファクシミリ送信時における制御部1の制御手順を
説明する。まず、制御部1はファクシミリ送信が指示さ
れたか否かを判定し(S1)、指示されていなければ、
同一の判定を繰り返す。
ら、ファクシミリ送信時における制御部1の制御手順を
説明する。まず、制御部1はファクシミリ送信が指示さ
れたか否かを判定し(S1)、指示されていなければ、
同一の判定を繰り返す。
【0026】S1で送信が指示されていれば、制御部1
は、通信情報メモリ3aをクリア(S2)した後、テン
キーF又はワンタッチキーW等で指定された相手先端末
のファクシミリ番号を取得してNCU7により発呼を開
始させる。また、制御部1は、ファクシミリ装置14に
内蔵されている時計回路から発呼開始時刻を取得し、こ
れらファクシミリ番号、発呼開始時刻及び原稿の読取時
に指定された画質(読取画質)を通信情報メモリ3aに
記憶させる(S3)。
は、通信情報メモリ3aをクリア(S2)した後、テン
キーF又はワンタッチキーW等で指定された相手先端末
のファクシミリ番号を取得してNCU7により発呼を開
始させる。また、制御部1は、ファクシミリ装置14に
内蔵されている時計回路から発呼開始時刻を取得し、こ
れらファクシミリ番号、発呼開始時刻及び原稿の読取時
に指定された画質(読取画質)を通信情報メモリ3aに
記憶させる(S3)。
【0027】通信情報メモリ3aの記憶内容の一例を表
1に示す。なお、表1には、具体的なファクシミリ番号
や時刻を記入していないが、実際には、例えば、06−
1234−5678等の具体的な番号と13時51分0
8秒等の具体的な時刻とを記憶させる。なお、ファクシ
ミリ番号に代えて、相手先名称等を用いてもよい。
1に示す。なお、表1には、具体的なファクシミリ番号
や時刻を記入していないが、実際には、例えば、06−
1234−5678等の具体的な番号と13時51分0
8秒等の具体的な時刻とを記憶させる。なお、ファクシ
ミリ番号に代えて、相手先名称等を用いてもよい。
【0028】
【表1】
【0029】相手先端末の発呼を開始した後、制御部1
は、所定時間相手先端末が着信しないことにより、タイ
ムオーバーとなったか否かを判定する(S4)。タイム
オーバーとなれば、制御部1は、S11に移行し、通信
情報メモリ3aの内容を必要により編集した上で通信管
理メモリ3bに書き込む。
は、所定時間相手先端末が着信しないことにより、タイ
ムオーバーとなったか否かを判定する(S4)。タイム
オーバーとなれば、制御部1は、S11に移行し、通信
情報メモリ3aの内容を必要により編集した上で通信管
理メモリ3bに書き込む。
【0030】この場合、通信管理メモリ3bには、例え
ば、以下の表2の通信No.001の欄に示すような内容
を管理情報として記憶させる。すなわち、ファクシミリ
番号の領域には、通信情報メモリ3a内に記憶されてい
る相手先端末のファクシミリ番号、例えば、「06−1
234−5678」を書き込み、画質の領域には、読取
に際して操作部10で選択された画質、例えば、「普通
画質」を書き込む。
ば、以下の表2の通信No.001の欄に示すような内容
を管理情報として記憶させる。すなわち、ファクシミリ
番号の領域には、通信情報メモリ3a内に記憶されてい
る相手先端末のファクシミリ番号、例えば、「06−1
234−5678」を書き込み、画質の領域には、読取
に際して操作部10で選択された画質、例えば、「普通
画質」を書き込む。
【0031】また、この場合、相手先端末は未着信であ
るので、送信(又は発呼)開始時刻の領域には発呼開始
時刻を書き込む。所要時間の領域には、予め定められた
タイムオーバーに至るまでの継続発呼時間、例えば、
「30秒」を記憶させ、原稿総枚数の領域には「0枚」
を、結果の領域には「タイムオーバー」を記憶させる。
るので、送信(又は発呼)開始時刻の領域には発呼開始
時刻を書き込む。所要時間の領域には、予め定められた
タイムオーバーに至るまでの継続発呼時間、例えば、
「30秒」を記憶させ、原稿総枚数の領域には「0枚」
を、結果の領域には「タイムオーバー」を記憶させる。
【0032】なお、タイムオーバーが発生した場合は、
ステータスは未だオンとされておらず、かつ、相手先端
末との間の通信回線も成立していないため、S12及び
S13はスキップしてS1に復帰する。この場合、制御
部1は、必要に応じて、所定時間待機後にリダイヤル
(再発呼)を行う。
ステータスは未だオンとされておらず、かつ、相手先端
末との間の通信回線も成立していないため、S12及び
S13はスキップしてS1に復帰する。この場合、制御
部1は、必要に応じて、所定時間待機後にリダイヤル
(再発呼)を行う。
【0033】
【表2】
【0034】S4で未だタイムオーバーに至っていなけ
れば、制御部1は続いて、相手先端末が着信したか否か
を判定し(S5)、着信していなければ、S4に復帰す
る。S5で相手先端末が着信していれば、制御部1は、
上記時計回路から送信開始時刻(相手先端末による着信
時刻)を取得し(S6)、これを表1の通信情報メモリ
3bに記憶させる。
れば、制御部1は続いて、相手先端末が着信したか否か
を判定し(S5)、着信していなければ、S4に復帰す
る。S5で相手先端末が着信していれば、制御部1は、
上記時計回路から送信開始時刻(相手先端末による着信
時刻)を取得し(S6)、これを表1の通信情報メモリ
3bに記憶させる。
【0035】続いて、制御部1は、相手先端末と間でハ
ンドシェイクが成立したか否かを判定する(S7)。こ
こで、「ハンドシェイクの成立」とは、相手先端末から
DIS(ディジタル識別信号)を受信して相手先端末の
性能を把握した後、モデム6の通信速度を指定してトレ
ーニングを実行し、相手先端末からトレーニングの成功
を示すCFR(受信準備確認信号)を受信することによ
り、送信可能状態となったことを意味する。
ンドシェイクが成立したか否かを判定する(S7)。こ
こで、「ハンドシェイクの成立」とは、相手先端末から
DIS(ディジタル識別信号)を受信して相手先端末の
性能を把握した後、モデム6の通信速度を指定してトレ
ーニングを実行し、相手先端末からトレーニングの成功
を示すCFR(受信準備確認信号)を受信することによ
り、送信可能状態となったことを意味する。
【0036】S7で、相手先端末から通信回線の混雑等
によりトレーニングに失敗したことを示すFTT(トレ
ーニング失敗信号)を受信した場合、ハンドシェイクは
成立せず、従って、画像情報の送信は不可能である。こ
の場合、制御部1は、S11に進み、通信情報メモリ3
aの内容を適宜編集して通信管理メモリ3bに格納す
る。通信管理メモリ3bに格納される管理情報は、例え
ば、上記表2の通信No.002のようになる。
によりトレーニングに失敗したことを示すFTT(トレ
ーニング失敗信号)を受信した場合、ハンドシェイクは
成立せず、従って、画像情報の送信は不可能である。こ
の場合、制御部1は、S11に進み、通信情報メモリ3
aの内容を適宜編集して通信管理メモリ3bに格納す
る。通信管理メモリ3bに格納される管理情報は、例え
ば、上記表2の通信No.002のようになる。
【0037】すなわち、ファクシミリ番号の領域には、
通信情報メモリ3a内に記憶されている相手先端末のフ
ァクシミリ番号、例えば、「06−1234−567
8」を、画質の領域には、原稿の読取に際して操作部1
0で選択された画質(読取画質)、例えば、「普通画
質」を書き込む。
通信情報メモリ3a内に記憶されている相手先端末のフ
ァクシミリ番号、例えば、「06−1234−567
8」を、画質の領域には、原稿の読取に際して操作部1
0で選択された画質(読取画質)、例えば、「普通画
質」を書き込む。
【0038】また、この場合、実際の送信は行われてい
ないが、送信(又は発呼)開始時刻の領域にはS6で取
得した相手先端末による着信時刻を送信開始時刻として
書き込む。所要時間の領域には、相手先端末が着信して
から送信中止の決定に至るまでのトレーニングに要した
時間、例えば、「58秒」を記憶させ、原稿総枚数の領
域には「0枚」を、結果の領域には「トレーニング失
敗」を記憶させる。
ないが、送信(又は発呼)開始時刻の領域にはS6で取
得した相手先端末による着信時刻を送信開始時刻として
書き込む。所要時間の領域には、相手先端末が着信して
から送信中止の決定に至るまでのトレーニングに要した
時間、例えば、「58秒」を記憶させ、原稿総枚数の領
域には「0枚」を、結果の領域には「トレーニング失
敗」を記憶させる。
【0039】通信情報メモリ3bへの格納終了後、S1
2へ進むが、この場合、実際の画像送信を行っておら
ず、従って、ステータスはオフ状態であるため、S12
はスキップしてS13へ進み、通信回線を切断した後、
S1へ復帰する。この場合も、制御部1は、必要によ
り、所定時間経過後にリダイヤルを実行する。
2へ進むが、この場合、実際の画像送信を行っておら
ず、従って、ステータスはオフ状態であるため、S12
はスキップしてS13へ進み、通信回線を切断した後、
S1へ復帰する。この場合も、制御部1は、必要によ
り、所定時間経過後にリダイヤルを実行する。
【0040】S7でトレーニングに成功し、ハンドシェ
イクが成立した場合、続いて、制御部1は、画質(送信
画質)を取得し、表1の通信情報メモリ3aに格納する
とともに、画像情報の送信中であることを記憶するため
にステータスをオンとする(S8)。
イクが成立した場合、続いて、制御部1は、画質(送信
画質)を取得し、表1の通信情報メモリ3aに格納する
とともに、画像情報の送信中であることを記憶するため
にステータスをオンとする(S8)。
【0041】なお、原稿の読取に際して操作部10で選
択キーA1により「普通画質」、「高画質」、「写真」
等の複数のモード中から選択した画質(読取画質)と実
際の送信時の画質(送信画質)とは通常一致するが、例
えば、読取時に「高画質」を指定した場合でも、相手先
端末がそれより低い「普通画質」での記録機能しか有し
ていなければ、制御部1は、送信に際して自動的に画質
を低下させて「普通画質」での送信に切り換えるように
なっているため、最終的には、ハンドシェイクが成立
し、相手先端末の能力を把握した後に画質(送信画質)
を決定する。従って、送信画質が読取画質と異なる場
合、制御部1は、通信情報メモリ3aの画質の領域の書
き換えを行う。
択キーA1により「普通画質」、「高画質」、「写真」
等の複数のモード中から選択した画質(読取画質)と実
際の送信時の画質(送信画質)とは通常一致するが、例
えば、読取時に「高画質」を指定した場合でも、相手先
端末がそれより低い「普通画質」での記録機能しか有し
ていなければ、制御部1は、送信に際して自動的に画質
を低下させて「普通画質」での送信に切り換えるように
なっているため、最終的には、ハンドシェイクが成立
し、相手先端末の能力を把握した後に画質(送信画質)
を決定する。従って、送信画質が読取画質と異なる場
合、制御部1は、通信情報メモリ3aの画質の領域の書
き換えを行う。
【0042】ステータスをオンとした後、制御部1は、
画像メモリ4内に格納されている画像情報の送信を開始
し(S9)、原稿の1枚分の画像情報の送信が完了すれ
ば、表1の通信情報メモリ3aに送信完了枚数として
「1/N」を記憶させる。ここで、Nは原稿の読取時に
カウントされた原稿の総枚数である。
画像メモリ4内に格納されている画像情報の送信を開始
し(S9)、原稿の1枚分の画像情報の送信が完了すれ
ば、表1の通信情報メモリ3aに送信完了枚数として
「1/N」を記憶させる。ここで、Nは原稿の読取時に
カウントされた原稿の総枚数である。
【0043】原稿の1枚分の画像情報の送信が完了すれ
ば、制御部1は、原稿の次頁の画像情報が存在するか否
かを判定し(S10)、次頁の画像情報が存在すれば、
S9に戻って送信を継続する。この場合、原稿の1枚分
の画像情報の送信が完了する毎に送信済み枚数を逐次
「2/N」、「3/N」、…等と更新する。
ば、制御部1は、原稿の次頁の画像情報が存在するか否
かを判定し(S10)、次頁の画像情報が存在すれば、
S9に戻って送信を継続する。この場合、原稿の1枚分
の画像情報の送信が完了する毎に送信済み枚数を逐次
「2/N」、「3/N」、…等と更新する。
【0044】S10で原稿の次頁の画像情報が存在せ
ず、送信が完了していれば、続いて、通信情報メモリ3
aの内容を適宜編集して通信管理メモリ3bに格納する
(S11)。この場合の通信管理メモリ3bに格納する
管理情報は、例えば、表2中通信No.003のようにな
り、所要時間の領域には、相手先端末が着信してから画
像情報の送信完了に至るまでの時間、例えば、「2分5
6秒」を記憶させ、原稿総枚数の領域には、例えば、
「4枚」を、結果の領域には「OK」を記憶させる。
ず、送信が完了していれば、続いて、通信情報メモリ3
aの内容を適宜編集して通信管理メモリ3bに格納する
(S11)。この場合の通信管理メモリ3bに格納する
管理情報は、例えば、表2中通信No.003のようにな
り、所要時間の領域には、相手先端末が着信してから画
像情報の送信完了に至るまでの時間、例えば、「2分5
6秒」を記憶させ、原稿総枚数の領域には、例えば、
「4枚」を、結果の領域には「OK」を記憶させる。
【0045】通信管理メモリ3bへの格納終了後、制御
部1は、原稿の送信中でないことを示すためにステータ
スをオフとし(S12)、続いて通信回線を切断(S1
3)した後、S1へ復帰する。
部1は、原稿の送信中でないことを示すためにステータ
スをオフとし(S12)、続いて通信回線を切断(S1
3)した後、S1へ復帰する。
【0046】次に、ファクシミリ装置14のメインの電
源オン時における制御部1の制御手順を図4のフローチ
ャートを参照しながら説明する。電源がオンとなると、
制御部1は、まず、ステータスがオンか否かを判定し
(S21)、ステータスがオフであれば、前回の電源の
切断は、原稿の送信中ではない時に行われ、従って、停
電等による電源の異常切断は生じなかったことになるの
で、処理を終了する。
源オン時における制御部1の制御手順を図4のフローチ
ャートを参照しながら説明する。電源がオンとなると、
制御部1は、まず、ステータスがオンか否かを判定し
(S21)、ステータスがオフであれば、前回の電源の
切断は、原稿の送信中ではない時に行われ、従って、停
電等による電源の異常切断は生じなかったことになるの
で、処理を終了する。
【0047】一方、ファクシミリ装置14の電源のオン
時にステータスがオンであれば、前回の電源の切断は原
稿の送信中に行われ、従って、停電等による電源の異常
切断が発生したことになる。その場合、続いて、制御部
1は、通信情報メモリ3aの内容を適宜編集した上で、
通信管理メモリ3bに相手先端末のファクシミリ番号、
画質(送信画質)、送信開始時刻、送信済み枚数等を格
納するとともに、電源が異常に切断された旨のメッセー
ジを格納する(S22)。
時にステータスがオンであれば、前回の電源の切断は原
稿の送信中に行われ、従って、停電等による電源の異常
切断が発生したことになる。その場合、続いて、制御部
1は、通信情報メモリ3aの内容を適宜編集した上で、
通信管理メモリ3bに相手先端末のファクシミリ番号、
画質(送信画質)、送信開始時刻、送信済み枚数等を格
納するとともに、電源が異常に切断された旨のメッセー
ジを格納する(S22)。
【0048】この場合の通信管理メモリ3bに格納する
管理情報は、例えば、表2中の通信No.004のように
なり、所要時間の領域には、相手先端末が着信してから
電源の異常切断が生じるまでの時間を「3分41秒」等
と書き込み、送信済み枚数の領域には、電源の異常切断
が生じるまでに送信を完了した枚数を「5枚」等と書き
込み、結果の領域には、「電源異常切断」のメッセージ
を書き込む。
管理情報は、例えば、表2中の通信No.004のように
なり、所要時間の領域には、相手先端末が着信してから
電源の異常切断が生じるまでの時間を「3分41秒」等
と書き込み、送信済み枚数の領域には、電源の異常切断
が生じるまでに送信を完了した枚数を「5枚」等と書き
込み、結果の領域には、「電源異常切断」のメッセージ
を書き込む。
【0049】通信管理メモリ3bへの格納を終了する
と、次に、制御部1は、ステータスをオフとした後(S
23)、電源バックアップされている通信情報メモリ3
a内の原稿の送信完了枚数に基づいて原稿の残り頁、つ
まり、電源の異常切断が生じた時点で未送信であった頁
が存在するか否かを判定する(S24)。
と、次に、制御部1は、ステータスをオフとした後(S
23)、電源バックアップされている通信情報メモリ3
a内の原稿の送信完了枚数に基づいて原稿の残り頁、つ
まり、電源の異常切断が生じた時点で未送信であった頁
が存在するか否かを判定する(S24)。
【0050】すなわち、上述のように、通信情報メモリ
3a内には、送信済み枚数nと原稿総枚数Nとが記憶さ
れているので、枚数nとNを比較することにより、残り
頁が存在するか否かを判定できる。判定の結果、原稿の
残り頁が存在しなければ、処理を終了する。
3a内には、送信済み枚数nと原稿総枚数Nとが記憶さ
れているので、枚数nとNを比較することにより、残り
頁が存在するか否かを判定できる。判定の結果、原稿の
残り頁が存在しなければ、処理を終了する。
【0051】一方、S24で原稿の残り頁が存在する場
合、続いて、上記図3のフローチャートに従って、残り
頁の送信を実行する(S25)。なお、残り頁の送信後
に、通信管理メモリ3bに格納(図3中S11)する管
理情報は、例えば、表2中の通信No.005のようにな
る。
合、続いて、上記図3のフローチャートに従って、残り
頁の送信を実行する(S25)。なお、残り頁の送信後
に、通信管理メモリ3bに格納(図3中S11)する管
理情報は、例えば、表2中の通信No.005のようにな
る。
【0052】すなわち、送信開始時刻の領域には、異常
切断後の電源復帰後に残り頁の再送信を開始した時刻を
「14時40分27秒」等と書き込み、所要時間の領域
には再送信に要した時間を「4分23秒」等と書き込
み、送信済み枚数の領域には電源復帰後に送信した枚数
を「6枚」等と書き込み、結果の領域には、「再送O
K」のメッセージを書き込む。
切断後の電源復帰後に残り頁の再送信を開始した時刻を
「14時40分27秒」等と書き込み、所要時間の領域
には再送信に要した時間を「4分23秒」等と書き込
み、送信済み枚数の領域には電源復帰後に送信した枚数
を「6枚」等と書き込み、結果の領域には、「再送O
K」のメッセージを書き込む。
【0053】このように、本実施の形態では、停電等の
電源の異常切断が生じた場合に、異常切断の前後の送信
結果に関する管理情報を通信管理メモリ3b内に各々独
立に書き込むようにしたので、実際の送信処理通りの管
理情報を残すことができ、後に送信結果を確認する場合
により正確に把握できるようになる。
電源の異常切断が生じた場合に、異常切断の前後の送信
結果に関する管理情報を通信管理メモリ3b内に各々独
立に書き込むようにしたので、実際の送信処理通りの管
理情報を残すことができ、後に送信結果を確認する場合
により正確に把握できるようになる。
【0054】但し、上記とは逆に、画像情報の送信中に
停電等の電源の異常切断が生じた場合に、異常切断の前
後の送信結果に関する管理情報を通信管理メモリ3b内
に一括して書き込むこともでき、その場合、電源の異常
切断が生じた場合に限り、図3のフローチャートのS2
における通信情報メモリ3aのクリアを行わないように
し、かつ異常切断前の送信開始時刻を電源復帰後もその
まま保持するようにすればよい。
停電等の電源の異常切断が生じた場合に、異常切断の前
後の送信結果に関する管理情報を通信管理メモリ3b内
に一括して書き込むこともでき、その場合、電源の異常
切断が生じた場合に限り、図3のフローチャートのS2
における通信情報メモリ3aのクリアを行わないように
し、かつ異常切断前の送信開始時刻を電源復帰後もその
まま保持するようにすればよい。
【0055】
【発明の効果】本発明の請求項1の通信端末装置は、通
信の進行に伴って検出した通信情報を逐次通信情報メモ
リに格納し、画像通信の開始前にステータスをオンと
し、画像通信の終了後、通信情報メモリの内容を通信管
理メモリに管理情報として格納した後ステータスをオフ
とし、電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理
メモリに電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモ
リの内容を格納する制御部を備えたものであるから、画
像情報の送信中に停電等で電源異常切断状態が生じた
後、電源が復帰した場合、電源異常切断前に送信済みの
画像情報に関する管理情報が通信管理メモリに格納され
る。従って、電源異常切断前に送信された画像情報につ
いても、後に送信結果を確認することができ、かつ停電
等による電源異常切断が発生したことも把握できるの
で、実際の送信状況を確実に知ることができるようにな
る。
信の進行に伴って検出した通信情報を逐次通信情報メモ
リに格納し、画像通信の開始前にステータスをオンと
し、画像通信の終了後、通信情報メモリの内容を通信管
理メモリに管理情報として格納した後ステータスをオフ
とし、電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理
メモリに電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモ
リの内容を格納する制御部を備えたものであるから、画
像情報の送信中に停電等で電源異常切断状態が生じた
後、電源が復帰した場合、電源異常切断前に送信済みの
画像情報に関する管理情報が通信管理メモリに格納され
る。従って、電源異常切断前に送信された画像情報につ
いても、後に送信結果を確認することができ、かつ停電
等による電源異常切断が発生したことも把握できるの
で、実際の送信状況を確実に知ることができるようにな
る。
【0056】請求項2の通信端末装置は、請求項1の構
成において、通信情報メモリには、少なくとも通信開始
時刻と、相手先端末を識別する相手先識別情報とを格納
するものであるから、画像情報の送信終了後、これらの
内容が適宜編集されて通信管理メモリに格納され、送信
終了後に通信管理メモリの内容に基づいて通信開始時刻
や相手先等を確認できるようになる。
成において、通信情報メモリには、少なくとも通信開始
時刻と、相手先端末を識別する相手先識別情報とを格納
するものであるから、画像情報の送信終了後、これらの
内容が適宜編集されて通信管理メモリに格納され、送信
終了後に通信管理メモリの内容に基づいて通信開始時刻
や相手先等を確認できるようになる。
【0057】請求項3の通信端末装置は、請求項1又は
2の構成において、通信管理メモリには、複数回の通信
に関する管理情報を各回の通信を識別する通信識別情報
とともに格納し、かつ電源異常切断後に再通信した画像
情報についての管理情報と、電源異常切断前に送信済み
の画像情報についての管理情報とは、互いに異なる通信
識別情報を付して個別に格納するものであるから、電源
異常切断前後の送信状況を各々別個に把握することがで
き、実際の送信状況を一層正確に知ることができるよう
になる。
2の構成において、通信管理メモリには、複数回の通信
に関する管理情報を各回の通信を識別する通信識別情報
とともに格納し、かつ電源異常切断後に再通信した画像
情報についての管理情報と、電源異常切断前に送信済み
の画像情報についての管理情報とは、互いに異なる通信
識別情報を付して個別に格納するものであるから、電源
異常切断前後の送信状況を各々別個に把握することがで
き、実際の送信状況を一層正確に知ることができるよう
になる。
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の
内部構成を示すブロック図。
内部構成を示すブロック図。
【図2】上記ファクシミリ装置の表示部及び操作部を示
す説明図。
す説明図。
【図3】上記ファクシミリ装置で画像情報の送信を行う
場合の処理手順を示すフローチャート。
場合の処理手順を示すフローチャート。
【図4】上記ファクシミリ装置の電源オン直後の処理手
順を示すフローチャート。
順を示すフローチャート。
1 制御部 3a 通信情報メモリ 3b 通信管理メモリ 7 NCU(通信制御部)
Claims (3)
- 【請求項1】 相手先端末との間の通信を制御する通信
制御部と、通信情報メモリと、通信管理メモリと、送信
中であるか否かを示すステータスとを備えるとともに、
通信の進行に伴って検出した通信情報を逐次通信情報メ
モリに格納し、画像通信の開始前にステータスをオンと
し、画像通信の終了後、通信情報メモリの内容を通信管
理メモリに管理情報として格納した後ステータスをオフ
とし、電源オン時にステータスがオンの場合、通信管理
メモリに電源異常切断の旨の情報とともに通信情報メモ
リの内容を格納する制御部を備えた通信端末装置。 - 【請求項2】 通信情報メモリには、少なくとも通信開
始時刻と、相手先端末を識別する相手先識別情報とを格
納することを特徴とする請求項1の通信端末装置。 - 【請求項3】 通信管理メモリには、複数回の通信に関
する管理情報を各回の通信を識別する通信識別情報とと
もに格納し、かつ電源異常切断後に再通信した画像情報
についての管理情報と、電源異常切断前に送信済みの画
像情報についての管理情報とは、互いに異なる通信識別
情報を付して個別に格納することを特徴とする請求項1
又は2の通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026500A JP2002232668A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026500A JP2002232668A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002232668A true JP2002232668A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18891305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001026500A Pending JP2002232668A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | 通信端末装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002232668A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010032131A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 冷凍機の遠隔監視データ収集方法 |
JP2020053732A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
-
2001
- 2001-02-02 JP JP2001026500A patent/JP2002232668A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010032131A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Hitachi Building Systems Co Ltd | 冷凍機の遠隔監視データ収集方法 |
JP2020053732A (ja) * | 2018-09-25 | 2020-04-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
JP7099222B2 (ja) | 2018-09-25 | 2022-07-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0432361A (ja) | 同報送信装置 | |
JP2002232668A (ja) | 通信端末装置 | |
JP3482952B2 (ja) | 原稿読取記憶装置 | |
JP3983635B2 (ja) | 通信装置、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP3531611B2 (ja) | 原稿読取記録装置 | |
JP2003283782A (ja) | 通信端末装置 | |
JP2693543B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP4668759B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH06291964A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2002190934A (ja) | 通信端末装置 | |
JP3518024B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2002185740A (ja) | 通信端末装置 | |
JPH1117917A (ja) | ファクシミリシステム | |
JPS59125172A (ja) | フアクシミリ再送通信方式 | |
JP3457254B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP2000332975A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP4276249B2 (ja) | ファクシミリ装置 | |
JP3603824B2 (ja) | 通信端末装置 | |
JP2538015B2 (ja) | 画像通信装置 | |
JP2006339877A (ja) | ファクシミリ装置及びプログラム | |
JP2002290602A (ja) | 通信端末装置 | |
JPH0541788A (ja) | 画像通信装置 | |
JP2000165589A (ja) | ファクシミリ装置 | |
JPH03262228A (ja) | ファクシミリ文書順次転送方式 | |
JPH08116421A (ja) | ファクシミリ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080508 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080909 |