JP3326302B2 - データ通信機能付き情報端末装置及びその制御方法 - Google Patents

データ通信機能付き情報端末装置及びその制御方法

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JP3326302B2
JP3326302B2 JP12012595A JP12012595A JP3326302B2 JP 3326302 B2 JP3326302 B2 JP 3326302B2 JP 12012595 A JP12012595 A JP 12012595A JP 12012595 A JP12012595 A JP 12012595A JP 3326302 B2 JP3326302 B2 JP 3326302B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信機能と送受
信データを表示する表示手段、例えばディスプレイや、
デジタイザ付きLCDを持つ情報端末装置において、特
に、データを記憶するデータ記憶手段が、限られた小容
量のメモリである情報端末装置に関するものである。ま
た、ファクシミリ機能を備えた携帯型電話機に関し、特
に、送受信を行うデータの符号化情報を記憶しておく符
号化メモリの有効活用を実現するものである。
【0002】
【従来の技術】送信される原稿または受信された原稿を
ディスプレイに表示できるよう構成されたファクシミリ
が従来より提案されている。また、データ通信機能を有
するパーソナルコンピュータ(以下パソコンという)な
どによっても同様の機能が実現できる。
【0003】一方、移動体通信技術の進歩により、携帯
電話機に、たとえばファクシミリの機能などを付加した
携帯型情報端末が開発されている。
【0004】上述のパソコンなどでは、通常、大容量の
メモリが備わっているため、数ページ分のファクシミリ
原稿(つまり、ページデータ)を符号化したデータをメ
モリに記憶しても容量には特に問題はない。
【0005】また、単にファクシミリ自体の装置におい
ては、その普及に伴って、機能が向上し、画像メモリを
備えたものが出現している。
【0006】例えば、図5に示すようなブロック図の従
来例のファクシミリ装置がある。これは、例えば特開平
4−26270(H04N 1/21)号公報に示さ
れている。
【0007】この従来例には、画像記録用メモリのメモ
リ残量を検出して、規定値(例えばCCITT勧告によ
って限定されているA4用紙1枚分のデータを蓄積する
ために必要とするメモリ容量)以下であるか否かを判別
することで、メモリへの書き込みを停止させるものが示
されている。次に、同図を用いて具体的に説明する。
【0008】ファクシミリ装置100は制御部102、
モデム103、網制御装置(またはNCUともいう)1
04、(画像)メモリ105、切換回路106、カウン
タ107、スキャナ部108、プリンタ部109及び記
録紙センサ110等を備えている。
【0009】制御部(空き容量検出手段、蓄積容量検出
手段)102はCPU、ROM及びRAMを備えてお
り、そのCPUがROM内に格納されたプログラムにし
たがって、各部を制御してファクシミリ装置100とし
てもシーケンスを実行するとともに、メモリ受信モード
を実行する。
【0010】モデム103は、送信時、送信信号を回線
の伝達に適した形態に変調し、また、受信時、回線から
送られてきた変調信号を復調する。
【0011】網制御部104は、一般にAA−NCUと
称されているものであり、網制御部104には、通常、
回線、例えば、電話回線が接続されている。
【0012】メモリ105はDRAM(Dynamic
RAM)やCMOS(Complementary
Metal−Oxide Semiconducte
r)型RAM等で構成され、符号化した画像情報データ
ファイルを蓄積する。
【0013】切換回路106は制御部102によって制
御されており、記録紙の有無に応じて切り換えられ、記
録紙がある場合は、プリンタ側の接点106aに切り換
え、受信した画像データがプリンタに送られる。一方、
記録紙がない場合は、メモリ側の接点106bに切り換
えられて受信した画像がメモリ105に蓄積される。
【0014】カウンタ107はメモリ105内のメモリ
残量(空き容量)を所定のメモリ容量後とにカウント
し、そのカウント値を制御部102に出力する。
【0015】スキャナ部108としては、例えば、CC
D(Charge CoupledDevice)を利
用したラインイメージセンサが用いられており、スキャ
ナ部108は1ライン毎に原稿を読み取って画像データ
として出力する。
【0016】プリンタ部109としては、例えば、サー
マル素子を備えてサーマル記録装置が用いられており、
プリンタ部には記録紙がセットされる。プリンタ部10
9は感熱記録紙に直接、あるいはインクリボンを介して
間接的に普通記録紙に入力データを記録する。
【0017】記録紙センサ(記録紙検出手段)110は
プリンタ部109にセットされる感熱紙の有無を検出
し、その検出結果を制御部102に出力する。
【0018】それによって、記録紙センサ110が記録
紙の有無を検出し、記録紙がある場合は、記録紙に記録
する。また、記録紙がない場合は、カウンタ107のカ
ウント値によって、メモリ105のメモリ残量を検出し
て、規定値以上であればメモリ105に受信した画像デ
ータへの蓄積を開始し、規定値以下ならば、メモリ10
5への蓄積を中止するので、受信エラーを極めて少なく
することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯型
情報端末装置などのように、小容量のメモリしか備わっ
ていない装置において、数ページ分のファクシミリデー
タ等の画像データを受信する場合、メモリ容量の関係か
らすべての画像を受信できない可能性がある。
【0020】特に、FAX情報サービスなどを利用しF
AX情報をポーリング受信する場合、メモリ容量がいっ
ぱいになった時点で、それ以降の内容は受信できなくな
る。
【0021】そこで、従来例に示した方法で、受信エラ
ーを減少させるものがある。
【0022】しかしながら、この従来例では、受信した
ファクシミリ情報を先頭から順に蓄積していくために、
不要なページもそうでないページも無差別に蓄積してい
るので、メモリの有効利用が行われていない。
【0023】そこで、本発明は、小容量メモリしか持た
ないデータ通信機能付き情報端末において、予め受信希
望ページを指定することにより、指定ページのみを受信
することが可能となり、上記問題点を解決するデータ通
信機能付き情報端末を提供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ通信機
能を持つデータ通信機能付き情報端末装置において、1
ページ以上のデータを記憶する記憶手段と、通信データ
を表示する表示手段と、受信する所定のページを予め指
定するページ指定手段と、を備え、前記受信指定の行わ
れた指定ページのみを前記データ記憶手段に記憶するこ
とを特徴とするデータ通信機能付き情報端末装置を提供
するものである。
【0025】また、本発明は、データ通信機能を持つデ
ータ通信機能付き情報端末装置において、受信する所定
のページを予め指定するページ指定手段と、受信ページ
を廃棄するページ廃棄手段と、を備え、受信指定の行わ
れていない非指定ページを前記ページ廃棄手段で廃棄す
ることを特徴とするデータ通信機能付き情報端末装置を
提供するものである。
【0026】さらに、本発明は、データ通信機能を持つ
データ通信機能付き情報端末装置において、1ページ以
上のデータを記憶するデータ記憶手段と、受信する所定
のページを予め指定するページ指定手段と、受信ページ
を廃棄するページ廃棄手段と、を備え、前記ページ指定
手段で指定ページを前記データ記憶手段に記憶し、非指
定ページを前記ページ廃棄手段で廃棄することを特徴と
するデータ通信機能付き情報端末装置を提供するもので
ある。
【0027】また、本発明は、データ通信機能を持ち、
1ページ以上のデータを記憶し、通信データを表示する
データ通信機能付き情報端末装置の制御方法において、
受信する所定ページを指定する第1ステップと、受信ペ
ージを廃棄する第2ステップとからなり、前記第1ステ
ップの実行により、受信指定の行われた指定ページのみ
を記憶することを特徴とするデータ通信機能付き情報端
末装置の制御方法を提供するものである。
【0028】さらに、本発明は、データ通信機能を持
ち、1ページ以上のデータを記憶し、通信データを表示
するデータ通信機能付き情報端末装置の制御方法におい
て、受信する所定ページを指定する第1ステップと、受
信ページを廃棄する第2ステップとからなり、前記第1
ステップ及び第2ステップの実行により、受信指定の行
われていない非指定ページを廃棄することを特徴とする
データ通信機能付き情報端末装置の制御方法を提供する
ものである。
【0029】また、本発明は、データ通信機能を持ち、
1ページ以上のデータを記憶し、通信データを表示する
データ通信機能付き情報端末装置の制御方法において、
受信する所定ページを指定する第1ステップと、受信ペ
ージを廃棄する第2ステップとからなり、前記第1ステ
ップ及び第2ステップの実行により、前記指定ページを
記憶し、非指定ページを廃棄することを特徴とするデー
タ通信機能付き情報端末装置の制御方法を提供するもの
である。
【0030】
【作用】本発明のデータ通信機能付き情報端末装置で
は、予め受信希望ページを指定し指定ページのみをメモ
リに記憶するため、小容量のメモリしか持っていなくて
も効率よく受信できる。
【0031】また、多くのメモリを必要とする数ページ
分のFAX情報サービスをポーリング受信する場合、数
回に分けて指定し、受信することにより内容確認するこ
とが可能となる。
【0032】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係る情報端末装
置の構成例を示したブロック図である。
【0033】1は、RF/IF部であり、周波数変換を
行う。2は変復調部であり、π/4シフト4相QPSK
変復調を行う。3は、デジタル信号処理回路部であり、
TDMA処理などのデジタル信号処理を行う。1、2、
3でひとつの機能ブロックを構成し、CCH(共通制御
チャネル)の送受信処理およびTCH(通話チャネル)
の送受信処理を行う。
【0034】4は、PHS(パーソナル・ハンディホン
・システム)制御部で、PHSユニット全体の管理を行
うブロックである。ここでは通信プロトコル処理や通話
とデータ通信との切り換えなどを行う。5は、切り換え
スイッチ部であり、音声処理回路部6とデータ通信を行
うFAXモデム部11との切り換えを行う。6は、音声
処理回路部であり、マイクやスピーカなどからなり、音
声信号の処理を行うブロックである。これらRF/IF
部1、変復調部2、デジタル信号処理回路部3、PHS
制御部4、音声処理回路部6などでPHSの基本となる
PHSユニット15が構成される。7は送受信兼用のア
ンテナである。
【0035】8は、制御信号I/F部であり、PHSユ
ニット部とFAXユニット部とのインターフェース処理
を行い、制御データなどのやり取りが行われる。9は、
データ記憶手段の符号化メモリ部であり、数ページ分の
FAX送受信データを記憶することが可能である。この
符号化メモリ部9は、送受信を行う全ての情報を符号化
した状態で記憶する部分である。
【0036】10は、FAXコーデック部であり、FA
Xの送受信データに対して符号復号化処理を行う。11
は、FAXモデム部であり、FAXの送受信データに対
して変復調を行う。12は、画像メモリ部であり、一時
的に符号データを復号化して展開する場合や、手書き入
力(ペン入力も含む)された画像データを展開する場合
などに使用される。
【0037】このFAXコーデック部10で符号復号化
が行われた情報は、FAX送信をする場合、FAXモデ
ム部11でFAX用信号に変調され、送信される。一
方、FAXを受信する場合、FAXモデム部11でFA
X用信号から復調されたこの情報は、符号化メモリ部9
に記憶される。
【0038】また、画像メモリ部12は表示手段に表示
するための1ページ分の画像を記憶する部分である。そ
して、表示手段に情報を表示する際には、指定されたペ
ージが符号化メモリ9から読み出され、FAXコーデッ
ク部10で復号されて、画像メモリ部12に記憶される
とともに、表示手段にそのページ、若しくは、そのペー
ジの一部が供給され、実行される。
【0039】13は、FAX制御部であり、FAXユニ
ット全体の制御と、マンマシン処理などを行う。これら
制御信号I/F部8、符号化メモリ部9、FAXコーデ
ック部10、FAXモデム部11、画像メモリ部12、
FAX制御部13で、FAXユニット16を構成する。
【0040】14は、表示手段のデジタイザ付きLCD
表示部であり、LCD部では画像メモリ12に展開され
た送受信データの表示やマンマシン部の表示を行い、デ
ジタイザ部ではマンマシン部のキー入力や送信画像デー
タの入力などを行う。
【0041】尚、図では省略しているが、実際にはこの
他に電源供給ブロックなどの機能ブロックが存在する。
【0042】そして、デジタイザ付き表示部14で設定
された指定ページをFAX制御部13で記憶し、FAX
モデム11から入力されるFAX情報のうち、指定ペー
ジのみを符号化メモリ9に取り込む。したがって、数ペ
ージ分しか符号化メモリを持たなくても、希望するペー
ジのみを記憶するので、メモリの増大化の必要がなくな
る。
【0043】図2は、本発明の一実施例である情報端末
装置の操作画面例を示す図である。
【0044】この図において、17は電話表示画面であ
り、18はメニュー表示画面であり、19は本発明によ
る受信ページ指定画面である。
【0045】同図の電話表示画面17としては、発呼操
作を行うためのテンキー21、電話をかけたり、受けた
りする通話キー22、通話を遮断する切断キー23、通
話中を保持する保留キー24、種々の切換を行うメニュ
ーキー25、メモ入力を可能とするメモキー26、電話
に切り換える電話キー27、FAXに切り換えるFAX
キー28などのファンクションキー及び矢印キー29が
LCD部に表示されるとともに、デジタイザ上に配置さ
れ、各キーを押圧することにより、各機能が実現され
る。
【0046】電話表示画面17においてメニューキー2
5を押すことにより、メニュー表示画面18となる。メ
ニュー表示画面18では、メニュー番号を選択すること
により、各メニュー内容の処理が行われる。本実施例で
はメニュー番号の”1”をテンキー21、あるいは矢印
キー29及びその決定を行う設定キー2aにて選択する
ことにより、受信ページ指定画面19となる。
【0047】受信ページ指定画面19では、テンキー2
1、設定キー2a、解除キー2b、矢印キー29などを
使用して、本発明による受信希望ページの開始ページと
終了ページの設定を行う。テンキー21で指定ページの
入力を行い、矢印キー29で入力位置の移動を行う。ま
た、解除キー2bを押すことにより、最初から入力のや
り直しとなる、若しくは、直前に入力された操作を無効
になる。さらに、設定キー2aを押すことにより指定さ
れたページの確定となる。
【0048】例えば、開始ページを2ページとして、終
了ページを4ページとする場合、テンキー21のみの入
力で対応すれば、”0”、”2”、”0”、”4”と操
作することで、設定が行える。また、テンキー21と矢
印キー29の操作で対応すれば、”→”、”2”、”
→”、”4”で設定が行える。この場合、入力があれば
次の入力位置に移動するようになっている。
【0049】また、設定した値を変更する場合は、矢印
キー29で変更位置に移動させ、テンキー21で容易に
変更を行うことができる。
【0050】次に、この受信ページを指定の動作を図3
を用いて説明する。この図3は、本発明の一実施例によ
る受信ページ指定動作を示したフローチャートである。
【0051】ステップS1では、図2に示した表示画面
を受信ページ指定画面19とする。ステップS2では、
テンキー21等により受信希望の開始ページを設定す
る。ステップS3では、テンキー21等により、受信希
望の終了ページを設定する。ステップS4では、設定キ
ー2aが押されたかどうかを判断し、設定キー2aが押
された場合は、受信指定ページが設定され、処理終了と
なる。
【0052】設定キー2aが押されない場合は、ステッ
プS5にて、解除キー2bが押されたかどうかを判断
し、解除キー2bが押されていない場合は、ステップS
4からの処理が繰り返される。解除キー2bが押された
場合は、ステップS2の開始ページ設定処理からやり直
すこととなる。また、解除キー2bの操作は直前の入力
をキャンセルするようにしてもよい。
【0053】尚、フローチャートには記載されていない
が、開始ページが終了ページより、大きい場合は、設定
のやり直しとなり、開始ページのみ指定し設定した場合
は、指定した開始ページから最終ページまでの受信ペー
ジ指定となり、終了ページのみ指定し設定した場合は、
最初のページから指定した終了ページまでの受信ページ
指定となる。また、本実施例では受信ページの指定をし
なければ、メモリがオーバーフローするまで、全受信デ
ータを記憶するような処理を行う。
【0054】さらに、受信ページ指定があれば、指定後
の最初の受信処理のみ有効とし、その後の受信処理は指
定無しとして処理を行う。また、指定後であっても、電
源OFFや規定時間オーバーなどにより、無効としても
かまわない。
【0055】次に、ページ指定が行われたときの動作を
図4を用いて説明する。この図4は、本発明の一実施例
によるページ指定によるデータ受信処理を示したフロー
チャートである。
【0056】ステップS6では、最初のページのデータ
受信が開始される。ステップS7では、受信指定ページ
内(つまり、開始ページから終了ページまでの間のペー
ジ)であるかどうかを判断され、受信指定ページ内でな
ければ、ステップS8で、この受信された1ページ分の
受信データの廃棄処理が行われる。ステップS8による
データ廃棄後、ステップS9により、次ページの受信デ
ータがあるかどうかを判断し、次ページの受信データが
なければ、処理終了となる。ステップS9において、次
ページの受信データがあれば、ステップS7からの処理
の繰り返しとなる。
【0057】ステップS7において、受信指定ページ内
であるならば、ステップS10にて、受信したデータを
符号化メモリに記憶する。ステップS11では、1ペー
ジ分の受信データが終了したかどうかを判断し、受信終
了するまで、ステップS10からの処理の繰り返しとな
る。ステップS11において、1ページ分の受信終了で
あれば、前述したステップS9からの処理が行われる。
【0058】具体的に説明すると、前述したような開始
ページを2ページ、終了ページを4ページとした全5ペ
ージの情報を受信するものとする。まず、ステップS6
でデータ受信が開始され、ステップS7で受信指定ペー
ジ内か判別され、1ページめであるので、受信指定以外
と判別される。
【0059】したがって、ステップS8に移行し、その
ページデータを廃棄する。ステップS9では次に2ペー
ジ以降があるので、ステップS7に戻り、処理を繰り返
す。このステップS7では受信指定ページ内であるの
で、ステップS10及びステップS11でその2ページ
のデータをメモリに記憶する。記憶が完了すると、ステ
ップS9に移行し、次に、3ページ以降があるので、ス
テップS7に戻り、処理を繰り返す。
【0060】3ページめ、4ページめと同様に繰り返
し、5ページの受信の場合、受信指定ページでないの
で、ステップS7からステップS8に移行し、5ペ−ジ
めのデータを廃棄する。そして、ステップS9で、次の
ページがないので、処理終了ステップに移行し、処理を
終了する。
【0061】したがって、使用者が指定したページのみ
取り込むことができる。
【0062】また、使用者がFAXサービス(ポーリン
グともいう)を利用する場合を説明する。これは、通話
等にて使用者が所望の設定を行った後に、サービス側よ
り自動的にFAXが送信され、それを受信して、利用す
るものである。
【0063】しかしながら、携帯型情報端末装置では、
FAX情報を記憶するためのメモリが限られているた
め、その途中で容量オーバーとなり、受信ができなくな
る場合がある。そこで、受信した情報を確認し、受信で
きなかった情報を確認したい場合、すでに受信した情報
を確認し、不要ページを廃棄することで、再びサービス
を受け、記憶することが可能となる。
【0064】そして、本発明を利用すると、所定ページ
からの受信が可能となり、受信できなかったページのみ
を再受信ができる。具体的な例として、サービスが10
ページあり、6ページ受信後に容量オーバーとなり、受
信ができなかった場合をあげる。
【0065】本発明を利用しなければ、何度サービスを
受けても、7ページ以降は受信ができない。しかし、本
発明を利用すると、開始ページを7ページにして、終了
ページを10ページ或るいは、指定なしにすることで、
再度サービスを受信する際に、受信中に1〜6ページの
データを廃棄し、7ページ以降のデータを記憶すること
ができる。
【0066】
【発明の効果】本発明は、メモリ容量より、多くの情報
をメモリする場合、使用者が設定したページのみ記憶す
ることにより、メモリを有効利用することができ、あま
り大容量を備えることができない携帯型等の情報端末装
置に有効利用できる。
【0067】また、不要なページを廃棄することができ
るので、不要なページ分のメモリを予め備えておく必要
がない。
【0068】さらに、FAXサービス(ポーリングサー
ビス)の利用の際、記憶容量の関係で受信できなかった
情報を、再受信により容易に受信ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による情報端末装置のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の一実施例による情報端末装置の操作表
示画面を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による受信ページ指定動作を
示したフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例によるデータ受信動作を示し
たフローチャートである。
【図5】従来例の装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 RF/IF部 2 変復調部 3 デジタル信号処理回路部 4 PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)
制御部 5 切り換えスイッチ部 6 音声処理回路部 7 送受信兼用アンテナ 8 制御信号I/F部 9 符号化メモリ部 10 FAXコーデック部 11 FAXモデム部 12 画像メモリ部 13 FAX制御部 14 デジタイザー付きLCD表示部 15 PHSユニット 16 FAXユニット 17 電話画面 18 メニュー画面 19 受信ページ指定画面

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ通信機能を持つデータ通信機能付
    き情報端末装置において、 1ページ以上のデータを表示あるいは送信出力するため
    に記憶するデータ記憶手段と、 通信データを表示する表示手段と、 受信する所定のページを予め指定するページ指定手段
    と、を備え、 前記受信指定の行われた指定ページのみを前記データ記
    憶手段に記憶することを特徴とするデータ通信機能付き
    情報端末装置。
  2. 【請求項2】 データ通信機能を持つデータ通信機能付
    き情報端末装置において、 1ページ以上のデータを表示あるいは送信出力するため
    に記憶するデータ記憶手段と、 受信する所定のページを予め指定し、前記データ記憶手
    段に指定したページを記憶させるページ指定手段と、 受信ページを廃棄するページ廃棄手段と、を備え、 前記ページ指定手段で受信指定の行われていない非指定
    の受信ページを前記データ記憶手段に記憶しないように
    前記ページ廃棄手段によって廃棄することを特徴とする
    データ通信機能付き情報端末装置。
  3. 【請求項3】 データ通信機能を持つデータ通信機能付
    き情報端末装置において、 1ページ以上のデータを表示あるいは送信出力するため
    に記憶するデータ記憶手段と、 受信する所定のページを予め指定するページ指定手段
    と、 受信ページを廃棄するページ廃棄手段と、を備え、 前記ページ指定手段で指定ページを前記データ記憶手段
    に記憶し、非指定ページを前記データ記憶手段で記憶し
    ないように前記ページ廃棄手段で廃棄することを特徴と
    するデータ通信機能付き情報端末装置。
  4. 【請求項4】 データ通信機能を持ち、1ページ以上の
    データを記憶し、通信データを表示するデータ通信機能
    付き情報端末装置の制御方法において、 受信する所定ページを指定する第1ステップと、 受信ページを廃棄する第2ステップとからなり、 前記第1ステップの実行により、受信指定の行われた指
    定ページのみを記憶することを特徴とするデータ通信機
    能付き情報端末装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 データ通信機能を持ち、1ページ以上の
    データを記憶し、通信データを表示するデータ通信機能
    付き情報端末装置の制御方法において、 受信する所定ページを指定し、そのページを記憶するか
    否かを設定する第1ステップと、 受信したページが前記第1ステップで設定した記憶する
    ページか否かを判断する第2ステップと、 受信ページを廃棄する第3ステップとからなり、 前記第2ステップで受信指定の行われていないページで
    あると判断したときに前記第3ステップで非指定ページ
    を表示するために記憶せずに廃棄することを特徴とする
    データ通信機能付き情報端末装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 データ通信機能を持ち、1ページ以上の
    データを記憶し、通信データを表示するデータ通信機能
    付き情報端末装置の制御方法において、 受信する所定ページを指定する第1ステップと、 受信ページを廃棄する第2ステップとからなり、 前記第1ステップ及び第2ステップの実行により、前記
    指定ページを記憶し、非指定ページを表示のために記憶
    せずに廃棄することを特徴とするデータ通信機能付き情
    報端末装置の制御方法。
JP12012595A 1995-05-18 1995-05-18 データ通信機能付き情報端末装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP3326302B2 (ja)

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