JP2002118176A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002118176A
JP2002118176A JP2000306710A JP2000306710A JP2002118176A JP 2002118176 A JP2002118176 A JP 2002118176A JP 2000306710 A JP2000306710 A JP 2000306710A JP 2000306710 A JP2000306710 A JP 2000306710A JP 2002118176 A JP2002118176 A JP 2002118176A
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effect transistor
node
turned
gate
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Hiroyuki Takahashi
弘行 高橋
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ゲート幅の縮小に伴って顕在化するリーク電
流に起因する消費電流を有効に抑制することが可能な半
導体装置を提供する。 【解決手段】 否定的論理積ゲート回路G1〜G4は、
信号が現れるべきノードQとグランドVSSとの間に電
流経路が接続されたn型MOS電界効果トランジスタN
2を共有する。このn型MOS電界効果トランジスタN
2は、同一のアドレス信号Aに基づき導通制御され、且
つノードQとグランドVSSとの間に電位差が生じた状
態でオフとされる。このn型MOS電界効果トランジス
タN2により、リーク電流の経路が制限され、消費電流
が抑制される。さらに、このトランジスタN2は、ゲー
ト領域のレイアウトの工夫あるいは高閾値電圧化によ
り、ゲート閾値電圧の低下が抑制されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS電界効果ト
ランジスタを用いて回路構成された半導体装置に関し、
さらに詳しくは、ゲート幅の縮小に伴ってアクティブ領
域とフィールド領域との境界付近で顕在化するリーク電
流に起因した消費電流を抑制するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デバイス上の素子分離技術とし
て、従来からのLOCOS(Local oxidation of silico
n)法に代えて、微細化に有利なSTI(Shallow trench
isolation)法が用いられている。図8に、STI構造を
模式的に示す。同図(a)は、MOS電界効果トランジ
スタのレイアウト図を概略的に示す。同図(a)におい
て、アクティブ領域ACTは、MOS電界効果トランジ
スタが形成されるべき半導体基板上の領域であり、この
アクティブ領域を横断するようにゲートとなるポリシリ
コン配線POLが形成されている。このゲートを挟んで
隔てられたアクティブ内の2つの領域にはドナーまたは
アクセプタとしての不純物が拡散され、それぞれソース
S及びドレインDとなる。同図では、特に示していない
が、アクティブ領域ACTの周囲のフィールド領域には
STIが形成され、これにより素子分離が行われる。
【0003】同図(b)は、同図(a)のA−A線での
断面構造を示す。同図(b)に示すように、アクティブ
領域ACT内の半導体基板SUB上には絶縁膜であるゲ
ート酸化膜GOXが形成され、このゲート酸化膜を挟む
ようにしてゲートをなすポリシリコン配線POLが積層
される。同図では示されていないが、紙面の前方及び後
方にはドレイン及びソースがそれぞれ形成される。ま
た、このアクティブ領域ACTの周囲には、溝(トレン
チ)が掘られ、この溝には絶縁物であるシリコン酸化物
SOXが埋め込まれてSTI構造が形成される。
【0004】ところで、近年のデバイス構造の微細化に
より、ゲート酸化膜やゲート長の縮小と共に、ゲート幅
の縮小が行われている。一般に、上述のLOCOSを用
いて素子分離がなされているMOS電界効果トランジス
タの場合、ゲート幅が縮小されると、狭チャネル効果に
よりゲート閾値電圧が上昇する傾向を示す。これと逆
に、STI構造を採るMOS電界効果トランジスタの場
合、アクティブ領域ACTとフィールド領域(STIを
なす酸化物)との境界付近でゲート閾値電圧が低下する
傾向を示す。
【0005】この理由を、図9を参照して説明する。図
9は、図8において符号Kで示す部分、すなわちアクテ
ィブ領域ACTとフィールド領域(STIをなす酸化
物)との境界付近の拡大図でありn型MOS電界効果ト
ランジスタを例としている。STI構造の場合、フィー
ルド領域をなすシリコン酸化物SOXの壁面が垂直状に
形成されるため、これに接するアクティブ領域内の基板
内の不純物(ボロン:元素記号B)が外方拡散して、シ
リコン酸化物SOXに取り込まれる。この結果、アクテ
ィブ領域ACTとフィールド領域との境界付近で不純物
濃度が低下し、この領域付近でゲート閾値電圧が低下す
る。
【0006】また、この不純物濃度の低下に加えて、プ
ロセス処理上の都合により、ゲート酸化膜GOXとシリ
コン酸化物SOXとの接続部分に段差Tが形成されるた
め、アクティブ領域ACTとフィールド領域との境界付
近での電界が高まる。このように、STI構造の場合、
アクティブ領域ACTとフィールド領域との境界付近に
おいて、ゲート閾値電圧が低下すると共に電界が高まる
傾向を示すため、この境界付近の領域においてサブスレ
ッショルド電流が増加し、リーク電流として顕在化する
という問題を含んでいる。
【0007】対するLOCOS構造の場合には、フィー
ルド領域の壁面が弧を描くように形成されるため、チャ
ンネル領域からフィールド領域への不純物の外方拡散が
少なく、STI構造ほどリーク電流が顕著ではない。し
かしながら、例えば特開平9−321277号公報に開
示されているように、LOCOS構造の場合もSTI構
造と同様にゲート閾値電圧が低下する傾向を示す場合が
あることが指摘されている。
【0008】このように、従来、ゲート幅の縮小に伴っ
てMOS電界効果トランジスタのアクティブ領域ACT
とフィールド領域との境界付近でリーク電流が顕在化す
ることが知られており、このリーク電流を抑制するため
の技術として、上述の特開平9−321277号公報
や、特開2000−82808号公報などに開示された
技術が知られている。ここで、特開平9−321277
号公報に開示された技術は、閾値電圧制御層の深さ方向
のプロファイルを均一としたものであり、特開2000
−82808号公報に開示された技術は、不純物の外方
拡散を抑制するためのバリア層を形成したものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術は、デバイス構造の観点から、ゲート幅の縮小
に伴って顕在化するリーク電流を抑制するための技術を
提案するものである。このため、デバイス上の対策が完
全でない場合、回路が大規模化すると、消費電流が増加
し、特にスタンバイモードにおける消費電流を有効に抑
制することが困難となる場合がある。また、上述のデバ
イス構造上の対策の他、ゲート閾値電圧自体を一律に高
くする方法が考えられるが、この方法によれば、トラン
ジスタの電流駆動能力が低下するため、回路の動作速度
が阻害される。
【0010】図10に、この種のリーク電流が顕在化す
る回路の一例として、メモリセルアレイ上に形成された
ワード線を駆動するためのプリデコーダを構成する回路
ブロックを示す。この回路ブロックは、否定的論理積ゲ
ート回路GJ1〜GJ4から構成され、これらの否定的
論理積ゲート回路には、アドレス信号Aが共通に入力さ
れると共に、択一的に活性化されるアドレス信号B1〜
B4が入力される。ここで、アドレス信号Aは、これら
否定的論理積ゲート回路GJ1〜GJ4を一括して選択
するためのものであり、アドレス信号B1〜B4は、こ
れら否定的論理積ゲート回路GJ1〜GJ4の何れかを
択一的に選択するためのものである。
【0011】否定的論理ゲート回路GJ1〜GJ4のう
ち、アドレス信号A及びアドレスB(B1〜B4)の双
方により選択された唯一のものが活性化され、出力信号
D1〜D4の一つが選択的にロウレベルとされる。な
お、この回路ブロックは複数設けられており、各回路ブ
ロックに供給されるアドレス信号Aにより、何れかの回
路ブロックが択一的に選択され、さらにアドレス信号B
1〜B4により、各回路ブロック内の否定的論理積ゲー
トGJ1〜GJ4の何れかが選択される。
【0012】ここで、スタンバイモードでは、アドレス
信号Aがロウレベルに固定され、これにより否定的論理
積ゲート回路GJ1〜GJ4の全てが非選択状態とさ
れ、各回路ブロックから出力される信号D1〜D4の全
てがハイレベルに固定される。このとき、アドレス信号
B1〜B4は、これらの信号を生成するための回路の構
成に応じてロウレベルまたはハイレベルの何れかに固定
される。ここでは、説明を簡単にするため、アドレス信
号B1〜B4の全てがハイレベルに固定されるものとす
る。
【0013】この場合、図10に示す構成において、否
定的論理積ゲート回路GJ1〜GJ4のそれぞれにおい
て、n型MOS電界効果トランジスタNJ1がオフ状態
とされ、n型MOS電界効果トランジスタNJ2がオン
状態とされる。この結果、n型MOS電界効果トランジ
スタNJ1は、ドレインとソースとの間に電源電圧に相
当する電位差が生じた状態でオフ状態とされ、このトラ
ンジスタのフィールド領域とアクティブ領域との境界付
近で上述のリーク電流が顕在化する。この従来技術に係
るプリデコーダの構成によれば、否定的論理積ゲート回
路GJ1〜GJ4のそれぞれについて、上述のリーク電
流が存在するので、回路規模に比例してこの種のリーク
電流に起因した消費電流が増加することとなる。
【0014】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、回路の動作速度を阻害することなく、ゲート幅の
縮小に伴って顕在化するリーク電流に起因した消費電流
を有効に抑制することが可能な半導体装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は以下の構成を有する。すなわち、この発
明に係る半導体装置は、信号が現れるべき第1のノード
と所定の電位に固定された第2のノードとの間に電流経
路が接続され、且つ前記第1のノードと前記第2のノー
ドとの間に電位差が生じた状態でオフとされるMOS電
界効果トランジスタ(例えば後述するn型MOS電界効
果トランジスタN2,N21,N30,N40、p型M
OS電界効果トランジスタP30に相当する構成要素)
に対し、ゲート幅の縮小に伴って顕在化するリーク電流
を抑制するための対策を施したことを特徴とする。
【0016】また、この発明に係る半導体装置は、複数
の論理回路(例えば後述する否定的論理積ゲート回路G
1〜G4に相当する構成要素)を備えた半導体装置にお
いて、前記複数の論理回路は、信号が現れるべき第1の
ノード(例えば後述する出力ノードQに相当する要素)
と所定の電位に固定された第2のノード(例えば後述す
るグランドVSSに相当する要素)との間に電流経路が
接続されたMOS電界効果トランジスタであって、同一
の信号(例えば後述するアドレス信号Aに相当する要
素)に基づき導通制御され且つ前記第1のノードと前記
第2のノードとの間に電位差が生じた状態でオフとされ
るMOS電界効果トランジスタ(例えば後述するn型M
OS電界効果トランジスタN2に相当する構成要素)を
共有して備えたことを特徴とする。
【0017】前記半導体装置において、前記複数の論理
回路のそれぞれは、高電位電源(例えば後述する電源V
DDに相当する要素)と前記第1のノードとの間に並列
接続された複数のp型MOS電界効果トランジスタと、
前記第1のノードと前記第2のノードとしての低電位電
源(例えば後述するグランドVSSに相当する要素)と
の間に直列接続された複数のn型電界効果トランジスタ
とからなるCMOS構成の否定的論理積ゲート回路であ
り、前記オフとされるMOS電界効果トランジスタは、
前記複数のn型MOS電界効果トランジスタのうち、ソ
ースが前記低電位電源に接続されたものであることを特
徴とする。
【0018】また、この発明は、信号が現れるべき第1
のノードと所定の電位に固定された第2のノードとの間
に電流経路が接続されたMOS電界効果トランジスタの
うち、前記第1のノードと前記第2のノードとの間に電
位差が生じた状態でオフとされるMOS電界効果トラン
ジスタは、レイアウト上の分割数が抑制されたことを特
徴とする。前記半導体装置において、前記オフとされる
MOS電界効果トランジスタは、デコーダとして配列さ
れたCMOS構成の否定的論理積ゲート回路(例えば後
述する図2に示す否定的論理積ゲート回路に相当する構
成要素)を構成するn型MOS電界効果トランジスタで
あることを特徴とする。
【0019】また、この発明に係る半導体装置は、信号
が現れるべき第1のノードと所定の電位が与えられるべ
き第2のノードとの間に接続され且つ前記第1のノード
と前記第2のノードとの間に電位差が生じた状態でオフ
とされる複数の第1のMOS電界効果トランジスタ(例
えば後述するn型MOS電界効果トランジスタN31,
N33に相当する構成要素)に対し、ゲート幅の縮小に
伴って顕在化するリーク電流に対する対策が施された第
2のMOS電界効果トランジスタ(例えば後述するn型
MOS電界効果トランジスタN30に相当する構成要
素)を共通に直列接続して備えたことを特徴とする。
【0020】前記半導体装置において、前記複数の第1
のMOS電界効果トランジスタは、インバータチェーン
として配列されたCMOS構成の複数のインバータ(例
えば後述するインバータINV1〜INV4に相当する
構成要素)のうち、奇数番目または偶数番目の何れかの
インバータをなすn型MOS電界効果トランジスタ(後
述する例えばn型MOS電界効果トランジスタN31,
N33に相当する構成要素)であることを特徴とする。
【0021】ここで、前記半導体装置において、例え
ば、前記スタンバイ時にオフとされるMOS電界効果ト
ランジスタは、以下のような特徴を有する。すなわち、
前記オフとされるMOS電界効果トランジスタは、レイ
アウト上、単一のソース領域と単一のドレイン領域と単
一のゲート領域とから構成されたことを特徴とする(例
えば後述する図3(b)に示すレイアウト構成による対
策に相当する要素)。また、前記オフとされるMOS電
界効果トランジスタは、レイアウト上、ゲート領域がリ
ング状に形成されたことを特徴とする(例えば後述する
図4(a)に示すレイアウト構成による対策に相当する
要素)。
【0022】さらに、前記オフとされるMOS電界効果
トランジスタは、ゲート幅の縮小に伴ってゲート閾値電
圧の低下が顕在化するチャネル領域上のゲート長が拡張
されたことを特徴とする(例えば後述する図4(b),
(c)に示すレイアウト構成による対策に相当する要
素)。さらにまた、前記オフとされるMOS電界効果ト
ランジスタは、ゲート幅の縮小に伴って顕在化するゲー
ト閾値電圧の低下を抑制するための対策が施されたこと
を特徴とする(例えば後述する図4(d)に示すレイア
ウト構成による対策に相当する要素)。さらにまた、前
記オフとされるMOS電界効果トランジスタは、ゲート
閾値電圧が高く設定されたことを特徴とする。さらにま
た、前記オフとされるMOS電界効果トランジスタは、
スタンバイモードにおいてオフ状態とされるものである
ことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態を説明する。 <実施の形態1>この実施の形態1に係る半導体装置
は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)に代表さ
れる半導体メモリであって、ソース・ドレイン間に電位
差が生じた状態でオフとされるMOS電界効果トランジ
スタに対し、ゲート幅の縮小に伴って顕在化するリーク
電流を抑制するための対策を施したものである。なお、
以下の説明において、「リーク電流」は、前述したよう
にSTI構造における不純物の外方拡散や電界の集中な
どによりゲート領域下のアクティブ領域とフィールド領
域との境界付近で顕在化するリーク電流成分を意味する
ものとし、特に断りのない限り、これ以外のサブスレッ
ショルド領域でのリーク電流や接合リーク電流などの他
のリーク電流を含まないものとする。
【0024】以下に詳細に説明するように、この半導体
装置は、MOS電界効果トランジスタを用いて構成され
た複数の論理回路を備え、この複数の論理回路は、信号
が現れるべきノード(第1のノード)とグランド(第2
のノード)との間に電流経路が接続されたMOS電界効
果トランジスタを備える。そして、このMOS電界効果
トランジスタは、同一の信号に基づき導通制御され、且
つ前記ノードとグランドとの間に電位差が生じた状態で
オフとされるものであって、上述の複数の論理回路に共
有される。この実施の形態1では、この複数の論理回路
はプリデコーダを構成するものとし、この論理回路とし
て否定的論理積ゲート回路(NAND)を備えるものと
する。
【0025】図1は、この実施の形態1に係るプリデコ
ーダの要部を示す。同図に示すように、このプリデコー
ダは、複数の否定的論理積ゲート回路G1〜G4からな
る回路ブロックを複数配列して構成される。各回路ブロ
ックを構成する否定的論理積ゲート回路G1〜G4のそ
れぞれは、電源VDD(高電位電源)と出力ノードQと
の間に並列接続されたp型MOS電界効果トランジスタ
P1,P2と、出力ノードQとグランドVSS(低電位
電源)との間に直列接続されたn型MOS電界効果トラ
ンジスタN1及びn型MOS電界効果トランジスタN2
とから構成され、複数の否定的論理積ゲート回路G1〜
G4は、このn型MOS電界効果トランジスタN2を共
有する。
【0026】さらに具体的に構成を説明する。否定的論
理積ゲート回路G1において、p型MOS電界効果トラ
ンジスタP1及びP2のソースは電源VDDに接続さ
れ、これらのドレインは出力ノードQに共通に接続され
る。また、p型MOS電界効果トランジスタP1,P2
のゲートには、アドレス信号AおよびB1がそれそれ与
えられる。一方、n型MOS電界効果トランジスタN1
のドレインは出力ノードQに接続され、そのゲートには
アドレス信号B1が与えられる。他の否定的論理積ゲー
トG2〜G4についても同様に構成される。ただし、p
型MOS電界効果トランジスタPに相当するトランジス
タのゲートには、同一のアドレス信号Aが共通に与えら
れ、p型MOS電界効果トランジスタP2及びn型MO
S電界効果トランジスタN1に対応するトランジスタの
ゲートには、アドレス信号B2〜B4が与えられる。
【0027】n型MOS電界効果トランジスタN1に対
応する各否定的論理積ゲート回路内のトランジスタのソ
ースは、n型MOS電界効果トランジスタN2のドレイ
ンに共通に接続され、このn型MOS電界効果トランジ
スタN2のソースはグランドVSSに接続される。否定
的論理積ゲート回路G1〜G4に共有されたn型MOS
電界効果トランジスタN2は、各否定的論理積ゲート回
路の出力ノードQとグランドVSSとの間に電流経路が
接続されたものであって、アドレス信号Aに基づき導通
制御され、このアドレス信号AがLレベルの場合に出力
ノードQとグランドVSSとの間に電位差が生じた状態
でオフとされる。
【0028】以下、この実施の形態1に係るプリデコー
ダの動作を説明する。スタンバイモード以外の動作モー
ド(例えばライトモードやリードモード)では、アドレ
ス信号AがHレベルの場合、否定的論理積ゲート回路G
1〜G4からなる回路ブロックが選択され、アドレス信
号B1〜B4によりこれら否定的論理積ゲートG1〜G
4のうちの1つが最終的に選択される。この結果、信号
D1〜D4の何れか1つが選択的にLレベルとされる。
【0029】具体的には、アドレス信号AがHレベルで
あって、アドレス信号B1〜B4のうちのアドレス信号
B1のみがHレベルの場合、否定的論理積ゲート回路G
1において、p型MOS電界効果トランジスタP1,P
2がオフ状態とされ、n型MOS電界効果トランジスタ
N1,N2がオン状態とされる。従って、出力ノードQ
とグランドVSSとの間の経路が形成され、出力ノード
Qと電源VDDとの間の経路が遮断される。この結果、
n型MOS電界効果トランジスタN1,N2を介して出
力ノードQがグランドVSSの電位にドライブされ、信
号D1としてLレベルが出力される。
【0030】このとき、アドレス信号B2〜B4はLレ
ベルであるから、否定的論理積ゲート回路G2〜G4に
おいて、n型MOS電界効果トランジスタN1に対応す
るトランジスタはオフ状態とされると共に、p型MOS
電界効果トランジスタP2に対応するトランジスタがオ
ン状態とされる。従って、出力ノードQは、グランドV
SSとの間の経路が遮断され、電源VDDとの間の経路
が形成される。この結果、信号D2〜D4は、Hレベル
とされる。
【0031】ここで、n型電界効果トランジスタのみに
着目すれば、否定的論理積ゲート回路G2〜G4におい
て、否定的論理積ゲート回路G1のn型MOS電界効果
トランジスタN1に相当するトランジスタがオフとさ
れ、これらのトランジスタでリーク電流が発生し得る。
この場合、これらのトランジスタのソースはn型MOS
電界効果トランジスタN2によりグランドに駆動されて
いるから、これらのトランジスタのリーク電流は、その
まま消費電流として寄与する。したがって、この場合の
消費電流は特に軽減されない。なお、アドレス信号Aが
Lレベルの場合の動作については、以下に説明するスタ
ンバイモードにおける動作と同様であり、消費電流が有
効に軽減される。
【0032】以下、スタンバイモードにおける動作を説
明する。スタンバイモードでは、アドレス信号Aは、こ
の信号を生成する図示しないアドレス信号生成回路での
動作によりLレベルに固定される。この場合、否定的論
理積ゲート回路G1のp型MOS電界効果トランジスタ
P1がオン状態とされると共に、n型MOS電界効果ト
ランジスタN2がオフ状態とされる。他の否定的論理積
ゲート回路G2〜G4についても同様である。従ってこ
の場合、アドレス信号B1〜B4の信号レベルによら
ず、否定的論理積ゲート回路G1〜G4の各出力ノード
とグランドVSSとの間の経路が遮断され、電源VDD
との間の経路が形成される。この結果、信号D1〜D4
は、全てHレベルに固定される。
【0033】このとき、各否定的論理積ゲート回路の出
力ノードQとグランドVSSとの間に電源電圧に相当す
る電位差が生じた状態でn型MOS電界効果トランジス
タN2がオフ状態とされ、各出力ノードQとグランドV
SSとの間のリーク電流の経路上には、n型MOS電界
効果トランジスタN2が共通に存在する。したがって、
複数の否定的論理積ゲート回路G1〜G4の各出力ノー
ドとグランドVSSとの間のリーク経路は、n型MOS
電界効果トランジスタN2の経路に集約される。すなわ
ち、各否定的論理積ゲート回路G1〜G4においてリー
ク経路を形成するn型MOS電界効果トランジスタN1
に対応する4つのトランジスタの電流経路は、n型MO
S電界効果トランジスタN2にまとめられる。
【0034】ここで、n型MOS電界効果トランジスタ
N2に着目すると、仮に否定的論理積ゲート回路G1〜
G4において、n型MOS電界効果トランジスタN1に
対応する4つのトランジスタのすべてがオン状態にあっ
たとしても、また1つのみがオン状態にあったとして
も、n型MOS電界効果トランジスタN2のドレインに
印加される電圧は同一である。従って、n型MOS電界
効果トランジスタN2のソース・ドレイン間の電位差が
一定となり、このn型MOS電界効果トランジスタN2
でのリーク電流も一定となる。結局、複数の否定的論理
積ゲート回路G1〜G4の各出力ノードとグランドVS
Sとの間のリーク電流は、n型MOS電界効果トランジ
スタN2でのリーク電流のみとなり、これによりスタン
バイモードにおける消費電流が抑制される。以上説明し
たように、この実施の形態1によれば、動作モードによ
らず、n型MOS電界効果トランジスタN2がオフ状態
とされる動作状態において、否定的論理積ゲート回路G
1〜G4のリーク電流がn型MOS電界効果トランジス
タN2で制限され、したがって消費電流が抑制される。
【0035】<実施の形態2>以下、この発明の実施の
形態2を説明する。上述の実施の形態1では、複数の論
理回路が、n型MOS電界効果トランジスタN2を共有
するものとしたが、この実施の形態2では、ソース・ド
レイン間に電位差が生じた状態でオフ状態とされるトラ
ンジスタに対してレイアウト上の対策をとることによ
り、ゲート幅の縮小に伴ってゲート領域下のアクティブ
領域とフィールド領域との境界付近で顕在化するリーク
電流を抑制し、消費電流を削減する。
【0036】即ち、この実施の形態2は、任意の論理回
路において、信号が現れるべきノードとグランドVSS
との間に電流経路が接続されたMOS電界効果トランジ
スタのうち、前記ノードとグランドVSSとの間に電位
差が生じた状態でオフとされるMOS電界効果トランジ
スタについて、レイアウト上の分割数を抑制することに
より、同様の目的を達成する。
【0037】図2に、この実施の形態2に係る否定的論
理積ゲート回路の構成を示す。このゲート回路は、例え
ばデコーダを構成するように配列されるものであって、
CMOS構成されたものである。同図に示すように、電
源VDDと出力ノードQ2との間には、p型MOS電界
効果トランジスタP21,P22が並列に接続され、ま
た、この出力ノードQ2とグランドVSSとの間には、
n型MOS電界効果トランジスタN22と、本発明の特
徴部に係るn型MOS電界効果トランジスタN21とが
直列に接続されている。
【0038】p型MOS電界効果トランジスタP21と
n型MOS電界効果トランジスタN21のゲートには信
号Aが共通に与えられ、p型MOS電界効果トランジス
タP22とn型MOS電界効果トランジスタn22のゲ
ートには信号Bが共通に与えられている。ここで、n型
MOS電界効果トランジスタN22は、レイアウト上の
制約により、n型MOS電界効果トランジスタN221
〜N224に分割されている。
【0039】なお、複数のトランジスタに分割されたn
型MOS電界効果トランジスタN22は、本発明の特徴
部に係るものではない。すなわち、このn型MOS電界
効果トランジスタN22は、レイアウト上の都合などに
より複数のトランジスタに分割されたものであって、本
発明の特徴部に係るn型MOS電界効果トランジスタN
21と対比させて本発明の原理を理解しやすくするため
に、リーク電流の経路が多く存在するように表現したも
のである。
【0040】図3(a)に、n型MOS電界効果トラン
ジスタN22のレイアウトの概略を示す。同図に示すよ
うに、このn型MOS電界効果トランジスタN22は、
単一の矩形状のアクティブ領域ACT上に、図示しない
ゲート酸化膜を介して櫛状のポリシリコンPOLがゲー
トGGとして形成されている。この例では、ゲート幅が
「W」の4個のMOS電界効果トランジスタが形成され
ている。また、各ゲートを隔てて形成される複数のソー
スSS及び複数のドレインDDが配線材料により共通に
接続され、これにより、見かけ上、ゲート幅が「4W」
のMOS電界効果トランジスタが得られる。このような
トランジスタの分割は、レイアウトパターンが制約され
た場合の設計手法として一般に用いられている。
【0041】このn型MOS電界効果トランジスタN2
2に対し、本発明の特徴部に係るn型MOS電界効果ト
ランジスタN21は、上述のような分割はなされず、図
3(b)に示すように、矩形状のアクティブ領域ACT
と、ゲートとしての「I」字状のポリシリコンを備えて
構成される。すなわち、このn型MOS電界効果トラン
ジスタN21は、単一のゲートGGと単一のドレインD
Dと単一のソースSSとを有し、ゲート領域下のアクテ
ィブ領域とフィールド領域との境界が、ゲートの両端部
B1,B2の2ヶ所に限定されるようにレイアウトされ
ている。なお、ゲートの形状は、この例に限定されず、
ゲート領域下のアクティブ領域とフィールド領域との境
界の数が有効に抑制されるものであれば、どのようであ
ってもよい。
【0042】次に、スタンバイモードを例として、この
実施の形態2の動作を説明する。スタンバイモードで
は、信号AがLレベルに固定される。信号BはHレベル
又はLレベルの何れかとなる。この実施の形態2では、
信号BはHレベルにあるものとする。この場合、n型M
OS電界効果トランジスタN21は、オフ状態とされ、
p型MOS電界効果トランジスタP21がオン状態とさ
れる結果、出力ノードQ2には、Hレベルとして電源V
DDの電位が現れる。このとき、信号BはHレベルであ
るから、n型MOS電界効果トランジスタN21のドレ
インには、電源電圧からn型MOS電界効果トランジス
タN22のゲート閾値電圧だけ降下した電圧が印加され
る。すなわち、n型MOS電界効果トランジスタN21
は、ドレイン・ソース間に電位差が生じた状態でオフ状
態に固定される。
【0043】ここで、n型MOS電界効果トランジスタ
N21において、リーク電流の経路は、ゲート領域下の
アクティブ領域とフィールド領域との境界付近に形成さ
れ、このリーク経路は、図3(b)に示すゲートの両端
部B1,B2の2ヶ所に限定される。また、出力ノード
Q2とグランドVSSとの間のリーク電流は、このn型
MOS電界効果トランジスタN21のリーク電流量に制
限される。したがって、n型MOS電界効果トランジス
タN22の電流駆動能力やリーク経路の規模によらず、
n型MOS電界効果トランジスタN21でリーク電流が
有効に抑制され、スタンバイモードにおける消費電流が
削減される。なお、この例では、スタンバイモードでの
動作を説明したが、ライトモードやリードモードなどの
他の任意の動作モードであっても、同様にリーク電流が
抑制され、消費電流を削減することができる。
【0044】このように、この実施の形態2によれば、
リーク電流は、n型MOS電界効果トランジスタN21
で制限されるので、電源VDDとグランドVSSとの間
に電流経路として存在するn型MOS電界効果トランジ
スタN22やp型MOS電界効果トランジスタP21,
P22での電流経路に依存しない。したがって、ゲート
領域下のアクティブ領域とフィールド領域との境界付近
で顕在化するリーク電流を抑制する上で、p型MOS電
界効果トランジスタP21,P22およびn型MOS電
界効果トランジスタN22のレイアウトが制約を受ける
ことがない。
【0045】次に、図4に、本発明の特徴部に係るn型
MOS電界効果トランジスタN21の他のレイアウト例
を示す。図4(a)に示す例は、ゲートGGとしてのポ
リシリコンPOLをリング状に形成したものであって、
このゲートの一部がアクティブ領域外に引き出されて、
ゲート駆動用の信号配線に接続される。この例では、リ
ング状のゲートで囲まれた内部領域がドレインDDとさ
れ、外部領域がソースSSとされる。このレイアウト例
によれば、ゲート領域下のアクティブ領域とフィールド
領域との境界付近を1ヶ所に抑えることでき、リーク経
路の数を最小とすることが可能となり、一層有効に消費
電流を削減できる。
【0046】図4(b)に示す例は、ゲートGGとして
のリング状のポリシリコンの一部を、アクティブ領域と
フィールド領域との境界付近に延在させ、この境界付近
でのリーク経路長を長くしたものである。換言すれば、
ゲート幅の縮小に伴ってゲート閾値電圧の低下が顕在化
するチャネル領域上のゲート長を部分的に拡張したもの
である。これにより、アクティブ領域とフィールド領域
との境界付近での短チャネル効果によるリーク成分を有
効に抑制する。このレイアウト例によれば、リーク電流
を抑制しながら、実効的にゲート幅の大きなMOS電界
効果トランジスタを形成することが可能となる。
【0047】図4(c)に示す例は、ゲート幅の縮小に
伴ってゲート閾値電圧の低下が顕在化するチャネル領域
上のゲート長を部分的に拡張したものであって、ゲート
GGとしての「I」字状のポリシリコンPOLの一部を
チャネル長方向に拡張してリーク経路長を長くしたもの
である。このレイアウト例によれば、前述の図3(b)
に示すレイアウト例に比較して、ゲート領域下のアクテ
ィブ領域とフィールド領域との境界付近での短チャネル
効果によるリーク成分を有効に抑制することが可能とな
る。
【0048】図4(d)に示す例は、ゲート領域下のア
クティブ領域とフィールド領域との境界付近(点線で囲
った領域)の不純物濃度を制御することにより、この境
界付近でのゲート閾値電圧の低下を抑えたものである。
この例によれば、ゲート領域下のアクティブ領域とフィ
ールド領域との境界付近でのリーク電流そのものが抑制
される。なお、図4(a)〜(c)に示すレイアウト例
に対し同図(d)に示す例を適用し、ゲートの形状と不
純物濃度の双方の観点からリーク対策を講じるものとし
てもよい。
【0049】ここで、参考までに、図5に、本発明の特
徴部に係るn型MOS電界効果トランジスタN21と対
立するレイアウトパターンの例(好ましくない例)を示
す。同図に示す例は、アクティブ領域が分割されたもの
で、アクティブ領域ACT1とアクティブ領域ACT2
にわたってゲートをなすポリシリコンPOLが形成され
ている。この例によれば、ゲート領域下のアクティブ領
域とフィールド領域との4ヶ所の境界付近にリーク経路
が形成されるため、前述の図3(b)に示す例に比較す
れば、リーク電流が4倍に増加する。ただし、本発明
は、図5に示す例を排除するものではなく、リーク電流
が抑制される限度において、アクティブ領域の分割に伴
うリーク経路数の増加は許容される。以上、この実施の
形態2によれば、個々の論理回路でのリーク電流を有効
に抑制することが可能となる。
【0050】<実施の形態3>以下、この発明の実施の
形態3を説明する。前述の実施の形態1では、MOS電
界効果トランジスタN2を複数の論理回路で共有するよ
うにしたが、この実施の形態3では、信号が現れるべき
ノードとグランドとの間に接続され且つ前記ノードとグ
ランドとの間に電位差が生じた状態でオフとされる複数
のMOS電界効果トランジスタに対し、リーク電流対策
が施されたMOS電界効果トランジスタを直列に共通接
続したものである。
【0051】図6に、この実施の形態3に係るインバー
タチェーンの構成を示す。CMOS構成のインバータI
NV1〜INV4は従属接続されて信号伝達経路を形成
する。ここで、奇数番目のインバータINV1,INV
3を構成するn型電界効果トランジスタN31,N33
の各ソースは、n型MOS電界効果トランジスタN30
のドレインに共通接続され、このトランジスタN30を
介してグランドに接続される。
【0052】一方、偶数番目のインバータINV2,I
NV4を構成するp型MOS電界効果トランジスタP3
2,P34の各ソースは、p型MOS電界効果トランジ
スタP30のドレインに共通接続され、このトランジス
タP30を介して電源に接続される。なお、スタンバイ
モードでは、p型MOS電界効果トランジスタP30お
よびn型MOS電界効果トランジスタN30のゲートに
はそれぞれHレベルおよびLレベルが与えられ、これら
のトランジスタはオフ状態とされる。この実施の形態3
では、スタンバイモードにおいて初段のインバータIN
V1の入力信号がLレベルに固定されるものとする。
【0053】以下、スタンバイモードを例として、この
実施の形態3の動作を説明する。スタンバイモードにお
いて、インバータINV1に入力される信号がLレベル
に固定されると、インバータINV1のn型MOS電界
効果トランジスタN31がオフ状態となり、p型MOS
電界効果トランジスタP31がオン状態となる。この結
果、ノードQ31にはHレベルが現れる。このHレベル
を受けて、インバータINV2のn型MOS電界効果ト
ランジスタN31がオン状態となり、p型MOS電界効
果トランジスタP32がオフ状態となる結果、ノードQ
32にはLレベルが現れる。
【0054】また、ノードQ32に現れたLレベルを受
けて、インバータINV3のn型MOS電界効果トラン
ジスタN33がオフ状態となり、p型MOS電界効果ト
ランジスタP33がオン状態となる。この結果、ノード
Q33にはHレベルが現れる。さらに、このHレベルを
受けて、インバータINV4のn型MOS電界効果トラ
ンジスタN34がオン状態となり、p型MOS電界効果
トランジスタP34がオフ状態となる。この結果、ノー
ドQ34にはLレベルが現れる。
【0055】このとき、n型MOS電界効果トランジス
タN31,N33は、ノードQ1,Q3とグランドが与
えられるべきノード(n型MOS電界効果トランジスタ
N30のドレイン)との間に接続され、且つスタンバイ
モードにおいて前記ノード間に電位差が生じた状態でオ
フとされる。また、p型MOS電界効果トランジスタP
32.P34は、ノードQ2,Q4と電源が与えられる
べきノード(p型MOS電界効果トランジスタP30の
ドレイン)との間に接続され、且つスタンバイモードに
おいて前記ノード間に電位差が生じた状態でオフとされ
る。
【0056】ここで、オフ状態のn型MOS電界効果ト
ランジスタN31,N33と直列に接続されたn型MO
S電界効果トランジスタN30がオフ状態とされ、同じ
くオフ状態のp型MOS電界効果トランジスタP32,
P34と直列に接続されたp型MOS電界効果トランジ
スタP30がオフ状態とされる。したがって、前述の実
施の形態1と同様の原理により、ノードQ31,Q33
とグランドとの間のリーク電流は、n型MOS電界効果
トランジスタN30により制限され、同じくノードQ3
2,Q34と電源との間のリーク電流は、p型MOS電
界効果トランジスタP30により制限され、消費電流が
抑制される。なお、この例では、スタンバイモードでの
動作を説明したが、ライトモードやリードモードなどの
他の任意の動作モードであっても、同様にリーク電流が
抑制され、消費電流を削減することができる。
【0057】このように、この実施の形態3では、複数
のn型MOS電界効果トランジスタN31,N33に対
し、リーク電流対策が施されたMOS電界効果トランジ
スタN30を共通に直列接続し、また、複数のp型MO
S電界効果トランジスタP32,P34に対し、リーク
電流対策が施されたp型MOS電界効果トランジスタP
30を共通に直列接続して備えた。したがって、この実
施の形態3によれば、インバータチェーンの段数に依存
することなく、ゲート幅の縮小に伴って顕在化するリー
ク電流が有効に抑制され、従って消費電流を削減でき
る。
【0058】なお、この実施の形態3では、奇数番目の
インバータにn型MOS電界効果トランジスタN30を
接続し、偶数番目のインバータにp型MOS電界効果ト
ランジスタP30を接続したが、リーク電流を抑制すべ
き状態において与えられる入力信号のレベルに応じて、
n型MOS電界効果トランジスタN30およびp型MO
S電界効果トランジスタP30を、奇数番目または偶数
番目のいずれかのインバータに適宜接続すればよい。ま
た、n型MOS電界効果トランジスタN30およびp型
MOS電界効果トランジスタP30の双方を設けるもの
としたが、これに限定されることなく、リーク電流を支
配するリーク経路に応じて何れかのみを設けるものとし
てもよい。
【0059】<実施の形態4>以下、この発明の実施の
形態4を説明する。図7は、この実施の形態4に係るプ
リデコーダの要部を示す。このプリデコーダは、前述の
図1に示す実施の形態1に係る構成において、n型MO
S電界効果トランジスタN2に代えて、ゲート閾値電圧
が高く設定されたn型MOS電界効果トランジスタN4
0を備える。このプリデコーダの動作は、実施の形態1
と同様である。
【0060】この実施の形態4によれば、実施の形態1
に係るn型MOS電界効果トランジスタN2に比較し
て、n型MOS電界効果トランジスタN40のゲート閾
値電圧が高いので、このn型MOS電界効果トランジス
タN40でのサブスレッショルド電流が抑制される。し
かも、n型MOS電界効果トランジスタN40のゲート
閾値電圧が高く設定されることにより、ゲート領域下の
アクティブ領域とフィールド領域との境界付近での不純
物濃度が高くなるので、この境界付近での外方拡散によ
る不純物濃度の低下が抑制され、この境界付近でのリー
ク電流が抑制される。したがって、実施の形態1に比較
してリーク電流を一層有効に抑制することができる。
【0061】なお、この実施の形態4では、ゲート閾値
電圧が高く設定されたn型MOS電界効果トランジスタ
N40を備えるものとしたが、これに限定されることな
く、上述の実施の形態2のように、レイアウト上の対策
をとるものとしてもよく、また外方拡散による不純物濃
度の低下分を補償するように、ゲート領域下のアクティ
ブ領域とフィールド領域との境界付近に対して選択的に
不純物の注入を行うものとしてもよい。
【0062】以上、この発明の実施の形態および実施例
を説明したが、この発明は、これらの実施の形態および
実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱
しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、上述の実施の形態2では、例えば、単一のソー
ス領域と単一のドレイン領域と単一のゲート領域とから
構成されるMOS電界効果トランジスタを用いてリーク
電流を抑制するものとしたが、上述の実施の形態1およ
び3に対してついてこの技術思想を適用してもよい。
【0063】また、上述の実施の形態2では、例えば、
ゲート領域がリング状に形成されたMOS電界効果トラ
ンジスタを用いてリーク電流を抑制するものとしたが、
上述の実施の形態1および3についてこの技術思想を適
用してもよい。さらに、上述の実施の形態2では、例え
ば、ゲート長がアクティブ領域とフィールド領域との境
界付近において拡張されたMOS電界効果トランジスタ
を用いてリーク電流を抑制するものとしたが、上述の実
施の形態1および3についてこの技術思想を適用しても
よい。
【0064】さらにまた、上述の実施の形態2では、例
えば、アクティブ領域とフィールド領域との境界付近で
のゲート閾値電圧の低下を抑制するための対策が施され
たMOS電界効果トランジスタを用いてリーク電流を抑
制するものとしたが、上述の実施の形態1および3につ
いてこの技術思想を適用してもよい。さらにまた、上述
の実施の形態2では、例えば、ゲート閾値電圧が高く設
定さたMOS電界効果トランジスタを用いてリーク電流
を抑制するるものとしたが、上述の実施の形態1および
3についてこの技術思想を適用してもよい。さらにま
た、上述の実施の形態では、半導体メモリを例として説
明したが、本発明は、これに限定されることなく、任意
の半導体装置に適用することが可能である。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、以下の効果を得るこ
とができる。即ち、信号が現れるべき第1のノードと所
定の電位に固定された第2のノードとの間に電流経路が
接続され、且つ前記第1のノードと前記第2のノードと
の間に電位差が生じた状態でオフとされるMOS電界効
果トランジスタに対し、ゲート幅の縮小に伴って顕在化
するリーク電流を抑制するための対策を施したので、こ
のリーク電流に起因した消費電流を有効に抑制すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1にかかるプリデコー
ダの構成を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態2にかかる否定的論理
積ゲート回路の構成を示す回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態2にかかる否定的論理
積ゲート回路を構成するMOS電界効果トランジスタの
レイアウト例を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2にかかる否定的論理
積ゲート回路を構成するMOS電界効果トランジスタの
他のレイアウト例を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態2にかかるMOS電界
効果トランジスタの好ましくないレイアウト例を示す回
路図である。
【図6】 この発明の実施の形態3にかかるインバータ
チェーンの構成を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態4にかかるプリデコー
ダの構成を示す回路図である。
【図8】 リーク電流のメカニズムを説明するための図
である。
【図9】 リーク電流のメカニズムを説明するための詳
細図である。
【図10】 従来技術にかかるプリデコーダの構成を示
す回路図である。
【符号の説明】
G1〜G4:否定的論理積ゲート回路 P1,P2,P21,P22:p型MOS電界効果トラ
ンジスタ N1,N2,N21,N22:n型MOS電界効果トラ
ンジスタ P30,P31,P32,P33,P34:p型MOS
電界効果トランジスタ N30,N31,N32,N33,N34:n型MOS
電界効果トランジスタ INV1〜INV4:インバータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号が現れるべき第1のノードと所定の
    電位に固定された第2のノードとの間に電流経路が接続
    され、且つ前記第1のノードと前記第2のノードとの間
    に電位差が生じた状態でオフとされるMOS電界効果ト
    ランジスタに対し、ゲート幅の縮小に伴って顕在化する
    リーク電流を抑制するための対策を施したことを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 複数の論理回路を備えた半導体装置にお
    いて、 前記複数の論理回路は、信号が現れるべき第1のノード
    と所定の電位に固定された第2のノードとの間に電流経
    路が接続されたMOS電界効果トランジスタであって、
    同一の信号に基づき導通制御され且つ前記第1のノード
    と前記第2のノードとの間に電位差が生じた状態でオフ
    とされるMOS電界効果トランジスタを共有して備えた
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の論理回路のそれぞれは、高電
    位電源と前記第1のノードとの間に並列接続された複数
    のp型MOS電界効果トランジスタと、前記第1のノー
    ドと前記第2のノードとしての低電位電源との間に直列
    接続された複数のn型電界効果トランジスタとからなる
    CMOS構成の否定的論理積ゲート回路であり、前記オ
    フとされるMOS電界効果トランジスタは、前記複数の
    n型MOS電界効果トランジスタのうち、ソースが前記
    低電位電源に接続されたものであることを特徴とする請
    求項2に記載された半導体装置。
  4. 【請求項4】 信号が現れるべき第1のノードと所定の
    電位に固定された第2のノードとの間に電流経路が接続
    されたMOS電界効果トランジスタのうち、前記第1の
    ノードと前記第2のノードとの間に電位差が生じた状態
    でオフとされるMOS電界効果トランジスタは、レイア
    ウト上の分割数が抑制されたことを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 前記オフとされるMOS電界効果トラン
    ジスタは、デコーダとして配列されたCMOS構成の否
    定的論理積ゲート回路を構成するn型MOS電界効果ト
    ランジスタであることを特徴とする請求項4記載された
    半導体装置。
  6. 【請求項6】 信号が現れるべき第1のノードと所定の
    電位が与えられるべき第2のノードとの間に接続され且
    つ前記第1のノードと前記第2のノードとの間に電位差
    が生じた状態でオフとされる複数の第1のMOS電界効
    果トランジスタに対し、ゲート幅の縮小に伴って顕在化
    するリーク電流に対する対策が施された第2のMOS電
    界効果トランジスタを共通に直列接続して備えたことを
    特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の第1のMOS電界効果トラン
    ジスタは、インバータチェーンとして配列されたCMO
    S構成の複数のインバータのうち、奇数番目または偶数
    番目の何れかのインバータをなすn型MOS電界効果ト
    ランジスタであることを特徴とする請求項6に記載され
    た半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記オフとされるMOS電界効果トラン
    ジスタは、レイアウト上、単一のソース領域と単一のド
    レイン領域と単一のゲート領域とから構成されたことを
    特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載された半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 前記オフとされるMOS電界効果トラン
    ジスタは、レイアウト上、ゲート領域がリング状に形成
    されたことを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記
    載された半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記オフとされるMOS電界効果トラ
    ンジスタは、ゲート幅の縮小に伴ってゲート閾値電圧の
    低下が顕在化するチャネル領域上のゲート長が拡張され
    たことを特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載さ
    れた半導体装置。
  11. 【請求項11】 前記オフとされるMOS電界効果トラ
    ンジスタは、ゲート幅の縮小に伴って顕在化するゲート
    閾値電圧の低下を抑制するための対策が施されたことを
    特徴とする請求項1ないし7の何れかに記載された半導
    体装置。
  12. 【請求項12】 前記オフとされるMOS電界効果トラ
    ンジスタは、ゲート閾値電圧が高く設定されたことを特
    徴とする請求項1ないし7の何れかに記載された半導体
    装置。
  13. 【請求項13】 前記オフとされるMOS電界効果トラ
    ンジスタは、スタンバイモードにおいてオフ状態とされ
    るものであることを特徴とする請求項1ないし12に何
    れかに記載された半導体装置。
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