JP2002117662A - 携帯型cd再生装置の筐体 - Google Patents

携帯型cd再生装置の筐体

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JP2002117662A
JP2002117662A JP2000307870A JP2000307870A JP2002117662A JP 2002117662 A JP2002117662 A JP 2002117662A JP 2000307870 A JP2000307870 A JP 2000307870A JP 2000307870 A JP2000307870 A JP 2000307870A JP 2002117662 A JP2002117662 A JP 2002117662A
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portable
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Application number
JP2000307870A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Tsuyama
知幸 津山
Kazuyasu Tsunezumi
一靖 恒住
Ryota Matsumoto
良太 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓋部の部品点数が少なく、小型軽量で、蓋部
の開閉動作が安定な携帯型CD再生装置の筐体の実現を
課題とする。 【解決手段】 本体部1の止め金1−3と係合するロッ
ク機構2−1と、蓋部開閉の腕となるヒンジアーム部2
−2等の突出部とを含めて蓋部2をダイキャストにより
一体に成型する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型CD(コン
パクトディスク)再生装置の筐体に関し、特に部品点数
の削減を図った携帯型CD再生装置の筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型CD(コンパクトディスク)再生
装置は、携帯しながらCDを再生して聴取するという目
的から、小型・軽量であり、かつ、携行中の振動や衝撃
などで誤動作を発生しない動作の安定性が望まれる。と
ころで、従来の携帯型CD再生装置の筐体は、その本体
部(キャビネット)がプラスチック成型や金属鋳造等で
形成され、蓋部はプラスチック成型、金属鋳造、金属プ
レスなどによって形成されている。その自重は電池別で
200gを超えている場合が多い。筐体を軽量化するた
めには、筐体の形状を12cm径のCDサイズより一回
り大きい程度の大きさに抑え、CDの各部の肉厚をでき
るかぎり薄くすることが必要である。また、製造にあた
ってその部品点数ができるだけ少ないことが工数面、価
格面から望ましい。
【0003】携帯型CD再生装置の筐体の蓋部は、プラ
スチック成型、金属鋳造、金属プレスなどで形成してい
たが、筐体本体部とのロック機構等の構造物は、とく
に、アンダーカットが要求されるため、別部品として製
造して、別工程で取り付けるのが一般的であった。例え
ば、プラスチック成型の場合は、別工程で製造した材質
の異なるロック機構を蓋部の成型時に一緒にモールドし
たり、ネジ止めしたりする方法が採られ、アルミプレス
の場合は、別工程で製造したロック機構をかしめて取り
付けるなどの方法が採られていた。いずれにしても、こ
れらの方法は部品点数を増やし、工程を複雑にし、工数
を増やして、価格の上昇につながるという問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、携帯型
CD再生装置には更なる小型化・軽量化が要求され、か
つ、部品点数の低減が望まれている。本発明は、比較的
簡単な方法でこの問題を解決して、小型・軽量で、部品
点数が少なく、かつ、製造が容易な携帯型CD再生装置
の筐体の実現を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明は、本体部と蓋部とを有してなる携帯型CD
再生装置の筐体において、前記本体部と係合するロック
機構と、前記蓋部開閉の腕となるヒンジアーム部等の突
出部とを含めて前記蓋部をダイキャストにより一体に成
型したことを特徴とする。これにより、蓋部の部品点数
を少なくすることができ、廉価で製造が容易でかつ小型
軽量で、蓋の開閉動作が安定な携帯型CD再生装置の筐
体を実現することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる携帯型CD
再生装置の筐体を添付図面を参照にして詳細に説明す
る。
【0007】図1に、本発明の一実施の形態の筐体が用
いられる携帯型CD再生装置の外観斜視図を示す。図1
において、符号1は本体部、符号1−3は止め金、符号
2は蓋部、符号2−1はロック機構、符号2−2はヒン
ジアーム部、符号3はメカデッキ部、符号4は光ピック
アップ部、符号5は電池ケース、符号6は操作スイッチ
群、符号7はイヤホーン・リモート制御用コネクタであ
る。CDはディスクの反射膜にピットと呼ばれる小さな
凹凸を刻んでデータを記録する。携帯型CD再生装置は
メカデッキ部3に装着されたCDのこの凹凸に光ピック
アップ部4からレーザ光を当てて反射光を検出すること
でデータを読み取り、読み取ったデータをアナログ変換
して音声信号を再生する。CDはメカデッキ部3のター
ンテーブル上に載置され、スピンドルモータによって回
転駆動される。光ピックアップ部4の径方向の駆動はリ
ニヤーモータによって行われる。利用者による装置の操
作は本体部1の外周上に設けられた操作スイッチ群6、
またはイヤホーン・リモート制御用コネクタ7に接続さ
れる図示しないリモート制御装置によって実行される。
【0008】本実施の形態では、筐体の本体部1はPC
(ポリカーボネート)とABS樹脂との混合樹脂の成型
によって形成される。また、蓋部2はロック機構2−1
およびヒンジアーム部2−2の突起部分を含めてマグネ
シュウム合金のダイキャストによって製造される。蓋部
2のヒンジアーム部2−2は本体部1の切り込みから挿
入され、本体部1内部でヒンジ部の回転中心に支持され
ている。コイルばねが本体部1に収納されていて、その
一端はヒンジアーム部2−2に係止されている。コイル
ばねが伸びると、コイルばねがヒンジアーム部2−2を
押し上げ、これにより、蓋部2が開く。閉じる際は、利
用者が蓋部2を押し下げると、蓋部2のロック機構2−
1が本体部1の止め金1−3に咬みあわされて蓋部2は
閉じた状態に保持される。閉じた状態から止め金1−3
を開くと、コイルばねが伸び蓋部2は滑らかに開く。ロ
ック機構2−1は、図2に示すように、本体部1の止め
金1−3と咬みあうようにアンダーカット部分を有して
いるが、これは発明者らが別途提案している金型のスラ
イド構造により一体で鋳造することが可能である。
【0009】図3に、本実施の形態のヒンジ部付近の横
方向(支持回転軸方向)の断面図を示す。図3におい
て、符号1−1は本体部上部、符号1−2は本体部下
部、符号2は蓋部、符号2−2はヒンジアーム部、符号
8は段付きネジである。図に示すように、段付きネジ8
はネジが切られた先頭部分とネジの切られていない円筒
部分からなり、そのネジ部分が蓋部2のヒンジアーム部
2−2にネジ留めされ、その円筒部分が本体部上部1−
1と本体部下部1−2の両方に設けられた凹部の間に挟
み込まれて、蓋部2の支持回転軸を構成している。段付
きネジ8を蓋部2のヒンジアーム部2−2にネジ留めし
て支持回転軸を構成するように示したが、段付きネジ8
を本体部1にネジ留めして支持回転軸を構成することも
同様に可能である。
【0010】以上のように、本発明では、蓋部2をロッ
ク機構2−1およびヒンジアーム部2−2を含めて一体
にダイキャストし、ヒンジ部の支持回転軸を段付きネジ
8で構成するようにしたので、蓋部2の部品点数を大幅
に低減することができると共に、蓋部2を軽量に構成す
ることができ、さらに、蓋部2の開閉を軽く安定したも
のにし、ガタを少なくすることができる。
【0011】
【実施例】本発明の筐体を用いた携帯型CD再生装置の
実施例の諸元を従来例と比較して図4に示す。図4から
分かるように、実施例は従来例に比較して小型化、軽量
化が実現されている。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、本体部と
蓋部と有してなる携帯型CD再生装置の筐体において、
本体部と係合するロック機構と、蓋部開閉の腕となるヒ
ンジアーム部等の突出部とを含めて蓋部をダイキャスト
により一体に成型したことを特徴とする。これにより、
蓋部の部品点数を少なくすることができ、廉価で製造が
容易で、かつ小型軽量で、蓋の開閉動作が安定な携帯型
CD再生装置の筐体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の筐体が用いられる携帯型CD再生装置
の外観斜視図。
【図2】本発明の筐体の蓋部のロック機構の側面図と正
面図。
【図3】本発明の筐体のヒンジ部付近の断面図。
【図4】本発明の実施例と従来例の諸元を比較して示す
図表。
【符号の説明】
1…本体部、1−1…本体部上部、1−2…本体部下
部、1−3…止め金、2…蓋部、2−1…ロック機構、
2−2…ヒンジアーム部、3…メカデッキ部、4…光ピ
ックアップ部、5…電池ケース、6…操作スイッチ群、
7…イヤホーン・リモート制御用コネクタ、8…段付き
ネジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と蓋部とを有してなる携帯型CD
    (コンパクトディスク)再生装置の筐体において、 前記本体部と係合するロック機構と、前記蓋部開閉の腕
    となるヒンジアーム部等の突出部とを含めて前記蓋部を
    ダイキャストにより一体に成型したことを特徴とする携
    帯型CD再生装置の筐体。
JP2000307870A 2000-10-06 2000-10-06 携帯型cd再生装置の筐体 Pending JP2002117662A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000307870A JP2002117662A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 携帯型cd再生装置の筐体

Applications Claiming Priority (1)

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JP2000307870A JP2002117662A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 携帯型cd再生装置の筐体

Publications (1)

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Family

ID=18788302

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JP2000307870A Pending JP2002117662A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 携帯型cd再生装置の筐体

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