JP2000021054A - 情報記録媒体の固定装置及びこれを備える情報の記録又は/及び再生装置 - Google Patents

情報記録媒体の固定装置及びこれを備える情報の記録又は/及び再生装置

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JP2000021054A
JP2000021054A JP10190703A JP19070398A JP2000021054A JP 2000021054 A JP2000021054 A JP 2000021054A JP 10190703 A JP10190703 A JP 10190703A JP 19070398 A JP19070398 A JP 19070398A JP 2000021054 A JP2000021054 A JP 2000021054A
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JP
Japan
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disk
information recording
recording medium
turntable
optical disk
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JP10190703A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Mori
一弘 森
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、低コストで、かつ生産性が向上す
るとともに、設計自由度が向上する情報記録媒体の固定
装置及びこれを備える情報の記録又は/及び再生装置を
提供すること。 【解決手段】 情報記録媒体を係合する媒体係合部12
1と、この情報記録媒体を載置する媒体載置部123
と、を有する情報記録媒体の固定装置120において、
上記媒体載置部の少なくとも上記情報記録媒体が当接す
る部分123aが樹脂により形成されていることを特徴
とする情報記録媒体の固定装置120。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク等の情
報記録媒体を固定するための情報記録媒体の固定装置及
びこの情報記録媒体の固定装置を備える情報の記録又は
/及び再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報記憶媒体である例えば光ディ
スク等を固定するための装置であるターンテーブルとし
ては、図6に示すものがあった。図6は従来のターンテ
ーブルを示す斜視図であり、図7は、図6の断面図であ
る。図6において、ターンテーブル10は、その中心に
光ディスクの中心穴を挿入するためチャッキング部11
が設けられている。このチャッキング部11には、その
外方に向かって付勢力が与えられている抑え部11aが
設けられている。このため、このチャッキング部11に
挿入された光ディスクの中心穴は、この抑え部11aに
よって内側から押圧されることになる。また、この光デ
ィスクがチャッキング部11に挿入されると、この光デ
ィスクの中心穴の周縁部は、ターンテーブル10の光デ
ィスク載置部12上に載置されることになる。このよう
に光ディスクは、チャッキング部11と光ディスク載置
部12とによって、ターンテーブル10に固定されるこ
とになる。このターンテーブル10は、図2に示すよう
に、その中心にモータシャフト14が設けられているた
め、図示しないモータによって回転するようになってい
る。このターンテーブル10の回転によって、これに固
定されている光ディスクも同時に回転することになる。
【0003】このように回転する光ディスクに対して、
図示しない光学ピックアップより光を照射することで、
光ディスクの情報を再生したり、光ディスクに情報を記
録したりすることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成のターンテーブル10では、図7に示すように、光
ディスク載置部12がプレスにより成形した金属板によ
りなっていた。また、この光ディスク載置部12の図に
おいて下方には、樹脂製の支持部13が配置されてい
る。このため、金属板の成形のバラツキによって、ター
ンテーブル10の精度に影響を与えるという問題があっ
た。また、この金属板の成形の精度を高くすると、コス
ト増と成ってしまうという問題もあった。さらに、樹脂
製の支持部13と金属板との結合部の剛性が劣化すると
いう問題もあった。そして、ターンテーブル10の共振
特性を向上させるため、金属板の板厚を変更しようとし
ても、金型の大幅な変更等が必要になり、設計の自由度
がないという問題があった。なお、このターンテーブル
10の設計の自由度がないため、このターンテーブル1
0を有する光ディスク記録及び/又は再生装置の設計の
自由度がなくなるという問題もあった。
【0005】本発明は、以上の点に鑑み、低コストで、
かつ生産性が向上するとともに、設計自由度が向上する
情報記録媒体の固定装置及びこれを備える情報の記録又
は/及び再生装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、情報記録媒体を係合する媒体係合部と、この情報
記録媒体を載置する媒体載置部と、を有する情報記録媒
体の固定装置において、上記媒体載置部の少なくとも上
記情報記録媒体が当接する部分が樹脂により形成されて
いる情報記録媒体の固定装置により、達成される。
【0007】上記構成によれば、上記情報記録媒体の固
定装置の上記媒体載置部の少なくとも上記情報記録媒体
が当接する部分が樹脂により形成されているため、この
情報記録媒体が当接する部分の成形の精度を容易に高く
することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図5を参照しながら、詳細に説明する。尚、
以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例である
から、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、
本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定
する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもの
ではない。
【0009】図1は、本発明の実施の形態であるターン
テーブルを有するメカデッキを示す図である。図1にお
いて、情報の記録又は/及び再生装置であるメカデッキ
100は、図示しない情報記録媒体である光ディスクに
対してレーザ等の光を照射するための光学ピックアップ
110を有している。この光学ピックアップ110は、
レーザ等の光をこの光ディスクに照射することで、この
光ディスクの情報を再生したり、又は光ディスクに情報
を記録したりするようになっている。この光学ピックア
ップ110が光を照射する光ディスクは、情報記録媒体
の固定装置であるターンテーブル120によって固定さ
れ、回転されることになる。このターンテーブル120
を示したのが図2及び図3である。図2及び図3に示す
ように、ターンテーブル120は、光ディスクの中心部
に設けられている穴部が係合する媒体係合部であるチャ
キング部121を備えている。このチャキング部121
には、球状の押圧部122がを複数個、備えられてい
る。
【0010】この球状の押圧部122は、図において外
方に向かって付勢力が発生するように配置されている。
したがって、光ディスクの穴部が、この媒体係合部12
1に挿入されると、この球状の押圧部122によって、
その穴部が押され、チャッキングされることになる。ま
た、このターンテーブル120には、光ディスクの円盤
面が載置される媒体載置部であるディスク受面123が
設けられている。このディスク受面123は、光ディス
クが当接する部分であるディスク支持面123aを有し
ており、このディスク支持面123aは、図3に示すよ
うに樹脂によりなっている。ところで、このディスク支
持面123aは、図3に示すようにディスク受面本体1
23bと一体に形成されており、このディスク受面本体
123bの図において上端部に相当する位置に配置され
ている。このディスク受面本体123bの一部である下
方部には、金属製の金属部である金属板123cが設け
られている。
【0011】この金属板123cは、樹脂により形成さ
れているディスク受面本体123b(図で斜線で表す部
分)と、一体成形されている。すなわち、この金属板1
23cは、図2に示すように中心部に穴部を有する円盤
状であるため、ディスク受面本体123bの図3におい
て下部に設けられた金属板収容凹部123d内に収容さ
れた後、ディスク受面本体123bを成形する際に、イ
ンサート成形することによって、一体的に成形されるこ
とになる。このようにディスク受面本体123bと金属
板123cとが一体的に成形され、かつ、チャッキング
部121等が備えられることによって、ターンテーブル
120が組み立てられる。このように組み立てられたタ
ーンテーブル120は、図1に示すように光学ピックア
ップ110等の他の部品と共にメカデッキ100内に設
置されることになる。
【0012】以上のようにメカデッキ100は構成さ
れ、このメカデッキ100は、光ディスクの情報を再生
したり、光ディスクに情報を記録する場合に用いられ
る。具体的には、先ず、ターンテーブル120上に例え
ば光ディスクが載置される。このとき、光ディスクは、
上述のように図3に示すチャッキング部121にその中
心部の穴部が挿入されるとともに、その光ディスクの円
盤面はディスク支持面123aに当接することになる。
このように光ディスクがターンテーブル120上に固定
された状態で、図3に示すモータシャフト124が回転
することになる。このモータシャフト124の回転によ
り、このモータシャフト124に固定されているターン
テーブル120も回転し、このターンテーブル120の
回転により光ディスクが回転するようになっている。こ
のように回転している光ディスクに対して、図1に示す
光学ピックアップ110から上述のようにレーザ等を照
射して、光ディスクの情報の再生及び/又は記録を行う
ことになる。
【0013】このとき、回転する光ディスクの共振特性
を向上させる必要がある場合は、本実施の形態では、デ
ィスク受面本体123bと一体成形される金属板123
cの大きさや板厚を容易に調整することができる。この
調整によって、ターンテーブル120の重量を重くする
ことができ、光ディスクの共振特性を向上させることが
できる。すなわち、ターンテーブル120の精度に影響
を与えるディスク受面本体123bについては何ら変更
を加えることなく、光ディスクの共振特性を向上させる
ことができるため、従来のように金属板の精度等を高く
する必要がなくコストの低減が可能となる。特に、従来
と異なりディスク受面本体123bが金属製ではないた
め、ディスク面のブレやディスク面の変形等に対して
も、金属板の板金精度以外の樹脂の成形によって対応す
ることができ、コストの低減がはかれる。このようにコ
ストの低減が可能となるため、ターンテーブル120の
設計の自由度が増加することになる。
【0014】また、本実施の形態では、樹脂により形成
されているディスク受面本体123bの部分の方が、金
属板123cの部分より極めて大きいため、ディスク受
面本体123bの部分と金属板123cとの結合部の剛
性が向上することになる。このディスク受面本体123
bの部分と金属板123cとの結合部の剛性の向上は、
光ディスクの共振特性をも向上させることができる。さ
らに、この金属板123cの部分が、樹脂部分に比べ極
めて小さいため、熱影響が少なく、かつ、ディスク受面
本体123bの樹脂成形に際し、樹脂単品成形と同様に
製造することができる。そして、この金属板123c
は、ディスク受面本体123bの下部に設けられた金属
板収容凹部123d内に埋め込むように収容され、イン
サート成形されるため、この金属板123cの板厚を変
更する際にも、金型を変更することなく、設計変更をす
ることができる。また、このように構成することで金属
板123c公差のバラツキも吸収することができる。
【0015】図4は、本実施の形態におけるメカデッキ
100のターンテーブル120の変形例を示す図であ
る。したがって、図においては、上述の本実施の形態と
異なる部分のみ示されているが、その他の部分は、上述
の本実施の形態と同様である。図4(1)は、第1の変
形例を示す図である。図においてディスク受面323の
樹脂製のディスク受面本体323bの下方に一部露出す
るように金属製の金属板323cが一体成形により配置
されている。また、図4(2)は、第2の変形例を示す
図である。図においてディスク受面423の樹脂製のデ
ィスク受面本体423bの下方に金属製の金属板323
cが露出するように一体成形により配置されている。し
たがって、本発明は、図3に示すターンテーブル120
のみならず、図4に示す態様をも含むものであり、樹脂
による一体成形は、金属板が外部に対して露出していて
も可能である。
【0016】図5は、本実施の形態におけるメカデッキ
100のターンテーブル120の金属板123cの変形
例を示す図である。本実施の形態における金属板123
cは、図2に示すように円形若しくは円盤状であるが、
本発明には円形若しくは円盤状の金属板123cのみな
らず、図4(1)に示す星型や(2)に示す板型をも含
むものである。そして、このような金属板も本実施の形
態と同様の作用、効果等を奏するものである。
【0017】本発明は、本実施の形態に示した光ディス
クのチャッキング方式のみならず、ボールチャック、ツ
メチャック等の他のディスクの固定方式にも適用できる
ことは明らかである。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、低
コストで、かつ生産性が向上するとともに、設計自由度
が向上する情報記録媒体の固定装置及びこれを備える情
報の記録又は/及び再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態であるターンテーブルを有
するメカデッキを示す斜視図である。
【図2】図1のターンテーブルを示す分解斜視図であ
る。
【図3】(1)は、図1のターンテーブルを示す斜視図
である。(2)は、図3(1)の断面図である。
【図4】図3のターンテーブルの変形例を示す図であ
る。
【図5】図2の金属板の変形例を示す図である。
【図6】従来のターンテーブルを示す図である。
【図7】図6のターンテーブルの断面図である。
【符号の説明】
100・・・メカデッキ、110・・・光学ピックアッ
プ、120・・・ターンテーブル、121・・・チャッ
キング部、122・・・球状の押圧部、123・・・デ
ィスク受面、123a・・・ディスク支持面、123b
・・・ディスク受面本体、123c・・・金属板、12
3d・・・金属板収容凹部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体を係合する媒体係合部と、 この情報記録媒体を載置する媒体載置部と、を有する情
    報記録媒体の固定装置において、 上記媒体載置部の少なくとも上記情報記録媒体が当接す
    る部分が樹脂により形成されていることを特徴とする情
    報記録媒体の固定装置。
  2. 【請求項2】 上記媒体載置部の上記情報記録媒体が当
    接する部分を支持する部分の少なくとも一部には金属か
    らなる金属部が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の情報記録媒体の固定装置。
  3. 【請求項3】 上記情報記録媒体が円盤状の光ディスク
    であり、上記情報記録媒体の固定装置が回転駆動される
    ターンテーブルであることを特徴とする請求項1に記載
    の情報記録媒体の固定装置。
  4. 【請求項4】 情報記録媒体を係合する媒体係合部と、 この情報記録媒体を載置する媒体載置部と、を有する情
    報記録媒体の固定装置に固定された情報記録媒体に対し
    て光を照射することにより情報の記録又は/再生を行う
    情報の記録又は/及び再生装置において、 上記媒体載置部の少なくとも上記情報記録媒体が当接す
    る部分が樹脂により形成されていることを特徴とする情
    報の記録又は/及び再生装置。
JP10190703A 1998-07-06 1998-07-06 情報記録媒体の固定装置及びこれを備える情報の記録又は/及び再生装置 Pending JP2000021054A (ja)

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RD02 Notification of acceptance of power of attorney

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Effective date: 20040617