JP2003228900A - ディスクメディア装置 - Google Patents
ディスクメディア装置Info
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- JP2003228900A JP2003228900A JP2002022795A JP2002022795A JP2003228900A JP 2003228900 A JP2003228900 A JP 2003228900A JP 2002022795 A JP2002022795 A JP 2002022795A JP 2002022795 A JP2002022795 A JP 2002022795A JP 2003228900 A JP2003228900 A JP 2003228900A
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- disk
- permanent magnet
- media device
- yoke
- disc
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、磁路を形成する永久磁石とクラン
プヨークとの間隔を精度良く設定できるクランプ機構を
備えたディスクメディア装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ディスクチャック部13のクランパ16
に対向する側に設けられた凹部21内には中空円板状の
永久磁石22とヨーク23との積層体が固定されてい
る。この永久磁石22は凹部21内の段部24により位
置決めされている。上述の様に、永久磁石22とクラン
パヨーク25との間隔が段部24により決定されるの
で、この間隔はヨーク23の寸法のバラツキの影響を受
けない。
プヨークとの間隔を精度良く設定できるクランプ機構を
備えたディスクメディア装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 ディスクチャック部13のクランパ16
に対向する側に設けられた凹部21内には中空円板状の
永久磁石22とヨーク23との積層体が固定されてい
る。この永久磁石22は凹部21内の段部24により位
置決めされている。上述の様に、永久磁石22とクラン
パヨーク25との間隔が段部24により決定されるの
で、この間隔はヨーク23の寸法のバラツキの影響を受
けない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD(Compa
ct Disc)−ROM(Read OnlyMemo
ry)などのディスクメディアの再生/記録を行うディ
スクメディア装置に係り、特に、ディスクメディアを固
定するディスククランプ機構に関する。
ct Disc)−ROM(Read OnlyMemo
ry)などのディスクメディアの再生/記録を行うディ
スクメディア装置に係り、特に、ディスクメディアを固
定するディスククランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM再生装置、DVD再生装置
などの高密度記録の光ディスクを再生するディスクメデ
ィア装置では、装置内に取り込んだ光ディスクを所定の
回転数で回転させながら、ディスク面にレーザ光を照射
してデータの読出しあるいは記録を行ことから、ディス
クメディア装置では、ディスクを回転させるスピンドル
モータの回転軸と同軸的にしかも着脱自在に固定する磁
石の磁力を利用したクランプ機構が設けられている。
などの高密度記録の光ディスクを再生するディスクメデ
ィア装置では、装置内に取り込んだ光ディスクを所定の
回転数で回転させながら、ディスク面にレーザ光を照射
してデータの読出しあるいは記録を行ことから、ディス
クメディア装置では、ディスクを回転させるスピンドル
モータの回転軸と同軸的にしかも着脱自在に固定する磁
石の磁力を利用したクランプ機構が設けられている。
【0003】このクランプ機構としては、例えば、特開
平10−105982号公報に示されている様に、スピ
ンドルモータの回転軸に固定され、光ディスクを載置す
るディスクテーブルのディスクチャック部とクランパと
の間の磁気吸引力によってディスクチャック部が光ディ
スクのセンタ穴に完全に嵌り、磁力により光ディスク挟
み込んで固定するものである。
平10−105982号公報に示されている様に、スピ
ンドルモータの回転軸に固定され、光ディスクを載置す
るディスクテーブルのディスクチャック部とクランパと
の間の磁気吸引力によってディスクチャック部が光ディ
スクのセンタ穴に完全に嵌り、磁力により光ディスク挟
み込んで固定するものである。
【0004】光ディスクをディスクテーブルとクランパ
との間で挟み込む力であるクランプ力を得ている磁気吸
引力を生じるために、ディスクテーブルのディスクチャ
ック部内の凹部内に固定された中空円板状の永久磁石と
クランパの永久磁石と対向する面に固定された中空円板
状のクランパヨークとで磁路が形成されている。永久磁
石はヨーク板が積層されており、また、永久磁石とクラ
ンパヨークとは、光ディスクを挟んだ状態で所定の間隔
を保持する様に位置決めされている。
との間で挟み込む力であるクランプ力を得ている磁気吸
引力を生じるために、ディスクテーブルのディスクチャ
ック部内の凹部内に固定された中空円板状の永久磁石と
クランパの永久磁石と対向する面に固定された中空円板
状のクランパヨークとで磁路が形成されている。永久磁
石はヨーク板が積層されており、また、永久磁石とクラ
ンパヨークとは、光ディスクを挟んだ状態で所定の間隔
を保持する様に位置決めされている。
【0005】この間隔は、永久磁石がヨーク板と積層さ
れた状態で位置決めされることから、ヨーク板の厚さ方
向の寸法精度を含み、バラツキが大きくなる。永久磁石
とクランパヨークとの間隔が大きくなると、磁気吸引力
が小さくなってクランプ力が弱まり光ディスクがすべり
正しいデータの再生/記録が行えない問題がある。一
方、この間隔が小さいと磁気吸引力が大きくなり光ディ
スクの脱着時に騒音が生じる問題がある。
れた状態で位置決めされることから、ヨーク板の厚さ方
向の寸法精度を含み、バラツキが大きくなる。永久磁石
とクランパヨークとの間隔が大きくなると、磁気吸引力
が小さくなってクランプ力が弱まり光ディスクがすべり
正しいデータの再生/記録が行えない問題がある。一
方、この間隔が小さいと磁気吸引力が大きくなり光ディ
スクの脱着時に騒音が生じる問題がある。
【0006】さらに、永久磁石とクランパヨークとの間
隔は光ディスクの厚さのバラツキにより一層助長され
る。即ち、光ディスクの厚さが所定の厚さに比較して厚
い場合はこの間隔が広がり、逆に所定の厚さに比較して
薄い場合はこの間隔が狭くなる。従って、所定の厚さの
光メディアに対する永久磁石とクランパヨークとの間隔
は精度を要求される。
隔は光ディスクの厚さのバラツキにより一層助長され
る。即ち、光ディスクの厚さが所定の厚さに比較して厚
い場合はこの間隔が広がり、逆に所定の厚さに比較して
薄い場合はこの間隔が狭くなる。従って、所定の厚さの
光メディアに対する永久磁石とクランパヨークとの間隔
は精度を要求される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これまでのディスクメ
ディア装置のクランプ機構では、磁路を形成する永久磁
石とクランパヨークとの間隔にバラツキが生じて、光デ
ィスクの正しい再生/記録が行えなくなったり、光ディ
スクの脱着時に騒音が生じる問題がある。
ディア装置のクランプ機構では、磁路を形成する永久磁
石とクランパヨークとの間隔にバラツキが生じて、光デ
ィスクの正しい再生/記録が行えなくなったり、光ディ
スクの脱着時に騒音が生じる問題がある。
【0008】本発明の目的は、磁路を形成する永久磁石
とクランパヨークとの間隔を精度良く設定できるクラン
プ機構を備えたディスクメディア装置を提供することに
ある。
とクランパヨークとの間隔を精度良く設定できるクラン
プ機構を備えたディスクメディア装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明のディスクメディア装置は、ス
ピンドルモータの回転軸に同軸的に固定されると共に情
報を記憶したディスクメディアを載置するディスクテー
ブルと、ディスクメディアをディスクテーブル上に固定
するクランプ部と、ディスクテーブルに回転対称に設け
られた凹部内に固定されてクランプ部を磁気的に吸引す
る吸引手段とを備えたディスクメディア装置において、
前記ディスクテーブルは吸引手段を収納する凹部内に設
けられ、前記吸引手段の永久磁石を支持固定する位置決
め手段を有することを特徴とする。
に、請求項1に係る発明のディスクメディア装置は、ス
ピンドルモータの回転軸に同軸的に固定されると共に情
報を記憶したディスクメディアを載置するディスクテー
ブルと、ディスクメディアをディスクテーブル上に固定
するクランプ部と、ディスクテーブルに回転対称に設け
られた凹部内に固定されてクランプ部を磁気的に吸引す
る吸引手段とを備えたディスクメディア装置において、
前記ディスクテーブルは吸引手段を収納する凹部内に設
けられ、前記吸引手段の永久磁石を支持固定する位置決
め手段を有することを特徴とする。
【0010】また、請求項2に係る発明のディスクメデ
ィア装置は、請求項1において、前記ディスクテーブル
の位置決め手段は前記吸引手段を収納する凹部内に設け
られた段部を有することを特徴とする。
ィア装置は、請求項1において、前記ディスクテーブル
の位置決め手段は前記吸引手段を収納する凹部内に設け
られた段部を有することを特徴とする。
【0011】また、請求項3に係る発明のディスクメデ
ィア装置は、請求項2において、前記吸引手段は中空円
板状の永久磁石と磁性板との積層体からなり永久磁石の
内径が磁性板の内径より小さいことを特徴とする。
ィア装置は、請求項2において、前記吸引手段は中空円
板状の永久磁石と磁性板との積層体からなり永久磁石の
内径が磁性板の内径より小さいことを特徴とする。
【0012】また、請求項4に係る発明のディスクメデ
ィア装置は、請求項1において、前記ディスクテーブル
の位置決め手段は前記吸引手段を収納する凹部の底面に
設けられた突起部を有することを特徴とする。
ィア装置は、請求項1において、前記ディスクテーブル
の位置決め手段は前記吸引手段を収納する凹部の底面に
設けられた突起部を有することを特徴とする。
【0013】また、請求項5に係る発明のディスクメデ
ィア装置は、請求項4において、前記吸引手段は同じ大
きさの永久磁石と磁性板との積層体からなり、前記突起
部は磁性板を貫通して永久磁石に当接することを特徴と
する。
ィア装置は、請求項4において、前記吸引手段は同じ大
きさの永久磁石と磁性板との積層体からなり、前記突起
部は磁性板を貫通して永久磁石に当接することを特徴と
する。
【0014】また、請求項6に係る発明のディスクメデ
ィア装置は、請求項4において、前記吸引手段は永久磁
石と磁性板との積層体からなり永久磁石の外形が磁性板
の外形より大きいことを特徴とする。
ィア装置は、請求項4において、前記吸引手段は永久磁
石と磁性板との積層体からなり永久磁石の外形が磁性板
の外形より大きいことを特徴とする。
【0015】このような構成により、磁路を形成する永
久磁石とクランパヨークとの間隔を精度良く設定できる
クランプ機構を備えたディスクメディア装置を提供する
ことができる。
久磁石とクランパヨークとの間隔を精度良く設定できる
クランプ機構を備えたディスクメディア装置を提供する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る実施の形態を、
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
よる光ディスク装置のメカシャーシ1を示す平面図であ
る。メカシャーシ1には、レーザ光により光ディスクに
記録された情報を読み出す光ピックアップ2が設けられ
ている。この光ピックアップ2は2本のシャフト3に支
持されると共にフィードモータ4によりこのシャフト3
の上を移動する。即ち、シャーシ1の基板5に固定され
たフィードモータ4の回転は基板5に固定された中継ギ
ア6を介して光ピックアップ2に取り付けられたラック
ギア7に伝えられて、光ピックアップ2を移動させる。
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に
よる光ディスク装置のメカシャーシ1を示す平面図であ
る。メカシャーシ1には、レーザ光により光ディスクに
記録された情報を読み出す光ピックアップ2が設けられ
ている。この光ピックアップ2は2本のシャフト3に支
持されると共にフィードモータ4によりこのシャフト3
の上を移動する。即ち、シャーシ1の基板5に固定され
たフィードモータ4の回転は基板5に固定された中継ギ
ア6を介して光ピックアップ2に取り付けられたラック
ギア7に伝えられて、光ピックアップ2を移動させる。
【0017】光ピックアップ2を支持する一方のシャフ
ト3の一端は、基板5に固定された固定部8に固定さ
れ、このシャフト3の他端および他のシャフト3の両端
は、基板5に回転可能に取り付けられた螺旋カム9の周
面に載置されると共に振動により螺旋カム9から脱落し
ない様にスプリング10により螺旋カム9に押しつけら
れている。この螺旋カム9を回転させることにより、シ
ャフト3の端の基板5からの高さを調整することによ
り、光ピックアップ2から照射されるレーザ光が正しく
光ディスクに入射する様に調整される。
ト3の一端は、基板5に固定された固定部8に固定さ
れ、このシャフト3の他端および他のシャフト3の両端
は、基板5に回転可能に取り付けられた螺旋カム9の周
面に載置されると共に振動により螺旋カム9から脱落し
ない様にスプリング10により螺旋カム9に押しつけら
れている。この螺旋カム9を回転させることにより、シ
ャフト3の端の基板5からの高さを調整することによ
り、光ピックアップ2から照射されるレーザ光が正しく
光ディスクに入射する様に調整される。
【0018】このメカシャーシ1は基板5に固定された
スピンドルモータ(図示せず)の回転軸に取り付けら
れ、クランパ(図示せず)と共に光ディスクを支持する
ディスクテーブル11を備える。このディスクテーブル
11はディスク載置部12と光ディスクを保持するクラ
ンプ力を生じる永久磁石が配置されたディスクチャック
部13とを有する。このディスクテーブル11の詳細は
後述する。
スピンドルモータ(図示せず)の回転軸に取り付けら
れ、クランパ(図示せず)と共に光ディスクを支持する
ディスクテーブル11を備える。このディスクテーブル
11はディスク載置部12と光ディスクを保持するクラ
ンプ力を生じる永久磁石が配置されたディスクチャック
部13とを有する。このディスクテーブル11の詳細は
後述する。
【0019】図2はシャーシ1のディスクテーブル11
に光ディスク14を取り付けた状態を示す側面図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。デ
ィスクテーブル11は基板5に固定されたスピンドルモ
ータ15の回転軸に同軸的に固定されている。
に光ディスク14を取り付けた状態を示す側面図であ
り、図1と同一のものには同一の符号を付してある。デ
ィスクテーブル11は基板5に固定されたスピンドルモ
ータ15の回転軸に同軸的に固定されている。
【0020】次に、図1のディスクテーブル11による
クランプ機構の詳細について、図3を用いて説明する。
上述した様に、ディスクテーブル11は磁気吸引力によ
りクランパ16と共に光ディスク14を支持固定する。
このディスクテーブル11は光ディスク14が載置され
るディスク載置部12と光ディスクの中心開口部と嵌合
するディスクチャック部13とを有する。ディスクチャ
ック部13の先端は光ディスク14がセンタリングし易
い様に、テーパ状を成している。ディスク載置部12の
光ディスク14と接する面には、光ディスク14の滑り
を防止する中空円板状(リング状)のゴムからなる摩擦
層17が設置されている。
クランプ機構の詳細について、図3を用いて説明する。
上述した様に、ディスクテーブル11は磁気吸引力によ
りクランパ16と共に光ディスク14を支持固定する。
このディスクテーブル11は光ディスク14が載置され
るディスク載置部12と光ディスクの中心開口部と嵌合
するディスクチャック部13とを有する。ディスクチャ
ック部13の先端は光ディスク14がセンタリングし易
い様に、テーパ状を成している。ディスク載置部12の
光ディスク14と接する面には、光ディスク14の滑り
を防止する中空円板状(リング状)のゴムからなる摩擦
層17が設置されている。
【0021】ディスクチャック部13の開口部18はス
ピンドルモータの回転軸19に圧入接着されて、連結さ
れている。また、この開口部18には円柱状のクランパ
16の固定部20が嵌合する。この開口部18のクラン
バ16側の端部は固定部20が嵌合し易い様に僅かにテ
ーパ状を成している。ディスクチャック部13のクラン
パ16に対向する側には凹部21が設けられ、この凹部
21内には中空円板状(リング状)の永久磁石22とヨ
ーク(磁性板)23との積層体が固定されている。この
永久磁石22は凹部21内の段部24により位置決めさ
れている。永久磁石22は段部24により位置決めされ
る様に、ヨーク23より内側に突出していることから、
ヨーク23より幅が広い。即ち、永久磁石22の外径は
ヨーク23のそれと略等しいが、永久磁石22の内径は
ヨーク23のそれよりも小さい。この永久磁石22と対
向して、クランパ16には、中空円板状(リング状)の
クランパヨーク25が設けられている。
ピンドルモータの回転軸19に圧入接着されて、連結さ
れている。また、この開口部18には円柱状のクランパ
16の固定部20が嵌合する。この開口部18のクラン
バ16側の端部は固定部20が嵌合し易い様に僅かにテ
ーパ状を成している。ディスクチャック部13のクラン
パ16に対向する側には凹部21が設けられ、この凹部
21内には中空円板状(リング状)の永久磁石22とヨ
ーク(磁性板)23との積層体が固定されている。この
永久磁石22は凹部21内の段部24により位置決めさ
れている。永久磁石22は段部24により位置決めされ
る様に、ヨーク23より内側に突出していることから、
ヨーク23より幅が広い。即ち、永久磁石22の外径は
ヨーク23のそれと略等しいが、永久磁石22の内径は
ヨーク23のそれよりも小さい。この永久磁石22と対
向して、クランパ16には、中空円板状(リング状)の
クランパヨーク25が設けられている。
【0022】上述の様に、永久磁石22の高さ、換言す
ると永久磁石22とクランパヨーク25との間隔が段部
24により決定されるので、永久磁石22とクランパヨ
ーク25との間隔はヨーク23の寸法のバラツキの影響
を受けない。
ると永久磁石22とクランパヨーク25との間隔が段部
24により決定されるので、永久磁石22とクランパヨ
ーク25との間隔はヨーク23の寸法のバラツキの影響
を受けない。
【0023】次に、他の実施の形態について、図4を用
いて説明する。図3と同一のものには同一の符号を付し
てある。図3のクランプ機構では、磁気回路を構成する
永久磁石22は凹部21内に設けられた段部24により
位置決めされたが、図4のクランプ機構では、永久磁石
26は凹部21の底面に設けられた円柱状の突起部27
により位置決めされる。この場合、永久磁石26と積層
されるヨーク28は略同じ大きさであることから、ヨー
ク28には突起部27が貫通する位置に開口が設けられ
ている。
いて説明する。図3と同一のものには同一の符号を付し
てある。図3のクランプ機構では、磁気回路を構成する
永久磁石22は凹部21内に設けられた段部24により
位置決めされたが、図4のクランプ機構では、永久磁石
26は凹部21の底面に設けられた円柱状の突起部27
により位置決めされる。この場合、永久磁石26と積層
されるヨーク28は略同じ大きさであることから、ヨー
ク28には突起部27が貫通する位置に開口が設けられ
ている。
【0024】永久磁石の外径をヨークの外径より大きく
して、換言するならば、永久磁石の外形の寸法をヨーク
の外形の寸法より大きくして、積層体の外側に突出する
様にすることにより、図4の突起部27としては、内径
がヨークの外形より大きく外径が永久磁石より小さなリ
ング状とすることも可能である。このリング状の突起部
の場合、ヨーク内に貫通口を設ける必要がない。
して、換言するならば、永久磁石の外形の寸法をヨーク
の外形の寸法より大きくして、積層体の外側に突出する
様にすることにより、図4の突起部27としては、内径
がヨークの外形より大きく外径が永久磁石より小さなリ
ング状とすることも可能である。このリング状の突起部
の場合、ヨーク内に貫通口を設ける必要がない。
【0025】本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であ
れば、上記の実施形態に限定されるものではない。
れば、上記の実施形態に限定されるものではない。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した発明によれば、磁路を形成
する永久磁石とクランパヨークとの間隔を精度良く設定
できるクランプ機構を備えたディスクメディア装置を提
供することができる。
する永久磁石とクランパヨークとの間隔を精度良く設定
できるクランプ機構を備えたディスクメディア装置を提
供することができる。
【図1】 本発明の実施の形態によるディスクメディア
装置のメカシャーシを示す平面図。
装置のメカシャーシを示す平面図。
【図2】 図1のメカシャーシに光ディスクを取り付け
た状態を示す側面図。
た状態を示す側面図。
【図3】 図1のディスクテーブルの断面を示す断面
図。
図。
【図4】 本発明の他の実施の形態によるディスクテー
ブルの断面を示す断面図。
ブルの断面を示す断面図。
1…メカシャーシ、2…光ピックアップ、3…シャフ
ト、4…フィードモータ、5…基板、6…中継ギア、7
…ラックギア、8…固定部、9…螺旋カム、10…スプ
リング、11…ディスクテーブル、12…ディスク載置
部、13…ディスクチャック部、14…光ディスク、1
5…スピンドルモータ、16…クランパ、17…摩擦
層、18…開口部、19…回転軸、20…固定部、21
…凹部、22…永久磁石、23…ヨーク、24…段部、
25…クランパヨーク、26…永久磁石、27…突起
部、28…ヨーク
ト、4…フィードモータ、5…基板、6…中継ギア、7
…ラックギア、8…固定部、9…螺旋カム、10…スプ
リング、11…ディスクテーブル、12…ディスク載置
部、13…ディスクチャック部、14…光ディスク、1
5…スピンドルモータ、16…クランパ、17…摩擦
層、18…開口部、19…回転軸、20…固定部、21
…凹部、22…永久磁石、23…ヨーク、24…段部、
25…クランパヨーク、26…永久磁石、27…突起
部、28…ヨーク
Claims (6)
- 【請求項1】スピンドルモータの回転軸に同軸的に固定
されると共に情報を記憶したディスクメディアを載置す
るディスクテーブルと、ディスクメディアをディスクテ
ーブル上に固定するクランプ部と、ディスクテーブルに
回転対称に設けられた凹部内に固定されてクランプ部を
磁気的に吸引する吸引手段とを備えたディスクメディア
装置において、前記ディスクテーブルは吸引手段を収納
する凹部内に設けられ、前記吸引手段の永久磁石を支持
固定する位置決め手段を有することを特徴とするディス
クメディア装置。 - 【請求項2】前記ディスクテーブルの位置決め手段は前
記吸引手段を収納する凹部内に設けられた段部を有する
ことを特徴とする請求項1記載のディスクメディア装
置。 - 【請求項3】前記吸引手段は中空円板状の永久磁石と磁
性板との積層体からなり永久磁石の内径が磁性板の内径
より小さいことを特徴とする請求項2記載のディスクメ
ディア装置。 - 【請求項4】前記ディスクテーブルの位置決め手段は前
記吸引手段を収納する凹部の底面に設けられた突起部を
有することを特徴とする請求項1記載のディスクメディ
ア装置。 - 【請求項5】前記吸引手段は同じ大きさの永久磁石と磁
性板との積層体からなり、前記突起部は磁性板を貫通し
て永久磁石に当接することを特徴とする請求項4記載の
ディスクメディア装置。 - 【請求項6】前記吸引手段は永久磁石と磁性板との積層
体からなり永久磁石の外形が磁性板の外形より大きいこ
とを特徴とする請求項4記載のディスクメディア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022795A JP2003228900A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | ディスクメディア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022795A JP2003228900A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | ディスクメディア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003228900A true JP2003228900A (ja) | 2003-08-15 |
Family
ID=27745705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002022795A Pending JP2003228900A (ja) | 2002-01-31 | 2002-01-31 | ディスクメディア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003228900A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010070924A1 (ja) | 2008-12-18 | 2010-06-24 | パナソニック株式会社 | ディスク装置 |
WO2010087576A1 (en) * | 2009-01-30 | 2010-08-05 | Samhongsa Co., Ltd. | Spindle motor and information storage device including the same |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002022795A patent/JP2003228900A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010070924A1 (ja) | 2008-12-18 | 2010-06-24 | パナソニック株式会社 | ディスク装置 |
JPWO2010070924A1 (ja) * | 2008-12-18 | 2012-05-24 | パナソニック株式会社 | ディスク装置 |
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