JP3906002B2 - ターンテーブルおよびそれを備えるモータ - Google Patents

ターンテーブルおよびそれを備えるモータ Download PDF

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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクを駆動するモータに備えられ、ディスクを載置するためのターンテーブルに関する。
【0002】
ディスクは、記録媒体ディスクおよびその他のディスクを含む。記録媒体ディスクは、たとえばコンパクトディスク・リードオンリーメモリ(CD−ROM)、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)であってもよいし、前記以外の光磁気ディスクなどであってもよい。
【0003】
【従来の技術】
図8は、従来の技術のターンテーブル1を備えるモータ2を示す断面図である。CD−ROMなどの前記のディスク3を駆動するモータ2は、ステータ4およびロータ5を有するモータ本体6を備えて、このモータ本体6によって回転される出力軸7に、ターンテーブル1が固定されている。モータ2は、ターンテーブル1にディスク3を載置し、ターンテーブル1を回転してディスク3を回転駆動することができる。ターンテーブル1は、剛性の高い金属または合成樹脂から成る基台8に、ディスク3を直接支持するゴム製の支持部材9を接着し、ディスク3をしっかりとかつ滑らないように支持できるように構成される。このような従来の技術のターンテーブル1は、たとえば特開平10−180644に開示されている。
【0004】
図9は、他の従来の技術のターンテーブル11を備えるモータ12を示す断面図である。図9のモータ12は、図8のモータ2と類似しており、特徴部分だけを説明する。図8のモータ2では、ターンテーブル1は、ロータ5とは別体に形成されたけれども、図9のモータ12では、ロータ5を構成する金属製のヨークがターンテーブル11の基台13をも兼ね、この基台13に支持部材9が接着されている。このようなターンテーブル11もまた、ディスク3をしっかりとかつ滑らないように支持できるように構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータなどで活用されるプログラムは、処理の複雑化および多様化ならびに操作の容易化などを図るために大きくなり、さらに取扱われるデータ、たとえば画像用データのデータ量も大きくなってきている。このような背景から、光学読取り式のディスク状記録媒体(ディスク)などは、記録容量を大きくするために、記録密度が向上されている。たとえばDVDは、従来型のCDと同材質および同形状(外径12cmの円板状)で約7倍に相当する4.7GBの記憶容量を有している。
【0006】
このような記録密度が高いディスクに対する情報の読取りおよび書込みを実現するためには、読取りおよび書込み用のレーザ光の焦点の小径化だけでなく、ディスクを高精度に回転させることが必要である。特に、ディスク3の記録面が回転軸線L1に対して傾いて、ディスクの面振れを生じることが大きな問題となっている。回転軸線がディスクの記録面の完全な法線(直交)とならずに、前記面振れを生じると、前記レーザ光を出射する素子とディスク3の記録面との距離が、このレーザ光の焦点距離からずれてしまい、レーザ光を記録面上で焦点させることができなくなる。また面振れは、レーザ光の記録面への照射形状が歪つな独楽のような形状になるいわゆるコマ収差を発生させてしまう。
【0007】
このような記録面での非焦点およびコマ収差が発生すると、情報の読取りおよび書込みができなくなることがあり、動作不良すなわちエラーが発生してしまう。このエラーの発生を防ぐために、面振れ量は、ターンテーブルのディスク支持面、したがって支持面15の軸線L1方向の誤差範囲を40μm以下(ディスクティルト角は、0.33mrad=0.02deg)に規定する場合があるが、さらなる高記録密度化をするためには、さらに振れ量を小さくする必要がある。
【0008】
したがってディスクを駆動する各モータ2,12おいて、ディスク3は、回転軸7の軸線(回転軸線)L1と同軸かつ記録面が軸線L1に対して垂直な位置に正しく載置されていないと、ディスクの面振れなどを生じて回転特性が悪くなるので、記録面と平行なディスク表面の軸線L1方向の位置決めをして支持する支持部材9の支持面15は、軸線L1に垂直でなければならない。これを実現するために、回転軸7と基台8,13との軸方向の接触距離を長くする、回転軸7と基台8,13とのはめあいの公差を小さくする、ターンテーブル自体の軸線に対する支持面の垂直度に規定を設けて製品を選別する、などの対策がとられている。
【0009】
しかしながら支持部材9は、基台8,13に直接または間接的に接着されて回転軸7に間接的に固定されるので、基台8,13および支持部材9の両方の寸法誤差が影響するうえ、接着剤の塗布量、接着用両面テープの厚みおよび支持部材9の接着状態(たとえばヨレおよび撓み)などの接着精度が大きく影響してしまう。したがって精度に大きなばらつきが依然として生じ、上述ような対策だけでは不十分であり、ターンテーブルのエッジにおける誤差を10μm以下(前記エラーの発生を確実に防ぐことができる精度)にすることが困難であるという極めて大きな問題を有する。前記特開平8−180644に示されるような液状ゴムを印刷または塗布して硬化させる技術でも、基台と支持部材が別体であることによって、同様の問題を有している。
【0010】
本発明の目的は、ディスクを、その記録面が出力軸の軸線に垂直または極めて垂直に近い状態で載置できるターンテーブル、およびこのターンテーブルを備えてディスクの回転特性の良好なモータを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、モータの出力軸に固定され、ディスクが載置されるターンテーブルであって、
出力軸に固定される固定部とディスクを支持する支持部とが、ゴムによって一体成型されることを特徴とするターンテーブルである。
【0012】
本発明に従えば、ターンテーブルは、出力軸に固定される固定部とディスクを支持する支持部とが、ゴムによって一体成型されるので、支持部の表面を支持面として、ディスクを滑らないように支持することができ、従来技術のように別途に支持部材を設ける必要がない。これによって固定部と支持部とが別体である場合に比べて、ターンテーブル自体の寸法精度を高くし、支持部のディスクを支持する支持面を、ターンテーブルの軸線に対して垂直または極めて垂直に近く形成することができる。このようなターンテーブルをモータの出力軸に固定するとき、前記支持面が出力軸の軸線に対する垂直度に影響を与えるのは、ターンテーブルの出力軸への取付精度だけであり、この取付精度に加えて支持部の接着精度などの加工精度に基づくターンテーブル自体の寸法精度もが影響する従来の技術に比べて、支持面と出力軸の軸線との垂直度を高くし、垂直または極めて垂直に近くすることができる。
【0013】
ここでゴムは、天然ゴムであってもよいし、合成ゴムであってもよい。たとえばクロロプレンゴムであってもよい。
【0014】
また本発明は、前記ゴムには、フィラーが含有されることを特徴とする。
【0015】
本発明に従えば、前記ゴムにはフィラーが含有されるので、ゴムだけによって形成する場合に比べて、同一寸法における剛性を高くすることができる。これによってターンテーブルの厚みを大きくするなど、寸法を大きくすることなく、ディスクを支持するために必要とされる十分な剛性を得ることができる。
【0016】
ここでフィラーは、たとえばガラスフィラーであってもよいし、カーボンフィラーであってもよいし、また金属フィラーであってもよい。
【0017】
また本発明は、フィラーの含有量は、固定部が多く、支持部が少ないことを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、フィラーの含有量は、固定部が多く、支持部が少ないので、固定部は剛性を高くすることができるとともに、支持部は剛性を低くすることができる。
【0019】
ここで支持部のフィラー含有量が少ないとは、固定部と比較して少ない量のフィラーが含有されること、およびフィラーが含有されない含有量が「0」であることを含む。
【0020】
また本発明は、フィラーは、繊維状フィラーであることを特徴とする。
【0021】
本発明に従えば、フィラーは、繊維状フィラーであるので、マトリックスであるゴムをフィラーにからみやすくすることができる。
【0022】
また本発明は、フィラーは、固定部から支持部に向かう方向に配向されることを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、フィラーは、固定部から支持部に向かう方向に配向されるので、固定部に対して支持部を軸線方向に変位させるような曲げに対して剛性をより高くすることができる。
【0024】
また本発明は、剛性の高い芯材が設けられることを特徴とする。
【0025】
本発明に従えば、剛性の高い芯材が設けられるので、ゴム(フィラー含有ゴムを含む)によって形成される場合に比べて、同一寸法における剛性を高くすることができる。これによってターンテーブルの厚みを大きくするなど、寸法を大きくすることなく、ディスクを支持するために必要とされる十分な剛性を得ることができる。
【0026】
この芯材は、金属、合成樹脂またはその他の材料から成ってもよく、芯材に必要とされる剛性、重量およびコストを考慮して、適宜選択することができる。またこの芯材は、たとえばターンテーブルの軸線方向に突出しかつ固定部から支持部に向かう方向に延びるリブを有する形状など、剛性を高くすることができる形状にしてもよいし、ターンテーブル全体の形状に起因する形状であってもよいし、さらにモータに備えられる他の部材との関連によって決定される形状であってもよい。
【0027】
また本発明は、芯材は、強磁性材料から成ることを特徴とする。
【0028】
本発明に従えば、芯材は、強磁性材料から成るので、ターンテーブルとともにディスクを挟持してクランプするクランプ体に磁極を形成しておくことによって、ターンテーブルとクランプ体とを磁気吸引させて、ディスクをクランプすることができる。このように、ターンテーブルの剛性を高くするための芯材を、ディスクをクランプするためにも利用することができる。
【0029】
また本発明は、軸線方向の少なくともいずれか一方の表面部に、リブが形成されることを特徴とする。
【0030】
本発明従えば、軸線方向の少なくともいずれか一方の表面部に、リブが形成されるので、ターンテーブルの重量を小さくしてかつ剛性を高くすることができる。
【0031】
また本発明は、前記のターンテーブルを備えるモータである。
【0032】
本発明に従えば、ディスクを駆動するためのモータには、前述のようなターンテーブルが備えられるので、このモータは、出力軸の軸線と一致する回転軸線とディスクの記録面とが垂直または極めて垂直に近い状態で、ディスクを回転駆動することができる。したがってディスクを、面振れが防止された回転特性が良好な安定した状態で回転駆動することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態のターンテーブル20を備えるディスク駆動用のモータ21を示す断面図である。図2は、ターンテーブル20を軸線方向一方側から見て示す斜視図であり、図3は、ターンテーブル20の一部を拡大して示す断面図である。ディスク22を駆動するためのモータ21は、ディスク22を回転駆動するためのモータである。ディスク22は、調心のための中央孔45が形成される交換可能なディスクであって、たとえばディスク状記録媒体であってもよく、具体的にはDVD、CD−ROMおよびCDであってもよいし、その他のたとえば光磁気ディスクであってもよい。このモータ21は、ターンテーブル20と、ターンテーブル20を回転駆動するモータ本体23とを含む。
【0034】
モータ本体23は、たとえばモータ21が設けられる電気機器の機体にベースプレート24を介して固定されるステータ25と、ステータ25に対して回転自在に設けられるロータ26とを含み、モータ21の出力軸である回転軸28を回転駆動する。ステータ25は、コイル30を含み、ロータ26は、永久磁石片31を含む。回転軸28は、その軸線L10を鉛直に配置して、ステータ25に保持される軸受手段27によって、軸線L10まわりに回転自在に支持されており、この回転軸28にロータ26が固定されている。ステータ25のコイル30が励磁されると、コイル30と永久磁石片31との磁気作用によってロータ26がステータ25に対して回転され、これによって回転軸28が軸線L10まわりに回転駆動される。
【0035】
ターンテーブル20は、図2の斜視図が示すように、大略的に円板状であって、回転軸28のモータ本体23から上方に突出する部分に、回転軸28と同軸に固定される(便宜上、ターンテーブル20の軸線にも、符号「L10」を付す)。このターンテーブル20は、固定部33を有する基台34と、支持部35と、調心部36とを含み、これらが同軸にかつ一体に形成されている。具体的には、ターンテーブル22は、ゴム、好ましくはフィラーを含有するゴムによって、一体成型される。
【0036】
基台34は、図1の一部拡大図である図3を参照して、ターンテーブル20の軸線L10を中心軸線とする円板状であり、中心部に円筒状の取付孔37が形成され、この取付孔37を周方向全周にわたって外囲するように取付部59を有する。したがって基台34は、中央部に円環状の取付部59を有し、この取付部59の内周部が固定部33に相当する。さらに基台34は、この取付部59の外周部から周方向全周において半径方向外方に延出する円環状の延出部38を有する。固定部33を含む取付部59は、延出部38よりも軸線方向の厚みが大きく形成され、剛性が高くなるように形成されている。
【0037】
支持部35は、基台34の外周部、本実施の形態では延出部38の最外周部から、回転軸28に固定されたとき、モータ本体23から離反する側(上方側)となる軸線方向一方側に突出して形成される。この支持部35は、周方向全周に延びる円環状であり、その軸線方向一方側の表面である支持面40は、ターンテーブル20の軸線L10に対して垂直または極めて垂直に近い(本実施の形態では垂直)平面に形成される。
【0038】
調心部36は、基台34の中央部または中央部付近、本実施の形態では、取付部59の最外周部から、支持部35と同一の軸線方向一方側に支持部35よりも突出して形成される。この調心部36は、周方向全周に延びる円環状であり、内周面41は円筒状であり、外周面は基端側外周面42が円筒状かつ遊端側外周面43が円錐台状に形成される。基端側外周面42は、支持部35の支持面40よりも軸線方向一方側の領域を有しており、外径がディスク22の内周面(中央孔45に臨む面)の内径と同一またはわずかに大きく形成される。遊端側外周面43は、基端側外周面42に連なり、固定部33から遠ざかるように先端に向かうにつれて縮径し、最先端における外径がディスク22の内周面の内径よりも小さく形成されている。調心部36の半径方向内方側に、同軸の円環状の凹所47が形成され、この凹所47に嵌まり込んで永久磁石片48および強磁性体片49が設けられる。
【0039】
このようなターンテーブル20は、図1に示すように、取付孔37に回転軸38を挿通して、嵌合いまたは接着などによって、モータ本体23から上方に間隔をあけて、回転軸28に固定される。このターンテーブル20に、中央孔45に調心部36が挿通され、支持部35の支持面40で軸線方向一方のディスク面46が支持された状態で、ディスク22が載置される。このとき調心部36が上述のように形成されるので、ディスク22は、内周面が遊端側外周面43に案内されて基端側外周面42に導かれ、かつ基端側外周面42によって周方向全周にわたって半径方向に支持され、これによってターンテーブル22に調心されて、ターンテーブル22と同軸になる位置で支持される。
【0040】
モータ21は、図3に示すように、ディスク22をクランプするためのクランプ体53を含む。このクランプ体53は、ターンテーブル20の上方(モータ本体23から遠ざかる方向)に、上下方向、たとえばターンテーブル20の軸線L10方向に変位可能に設けられる。クランプ体53は、中央部の円板状の被吸引部54と、被吸引部54を外囲する環状の当接部55とを有しており、少なくとも被吸引部54は、強磁性材料から成る。
【0041】
ディスク22は、図1に示すように、クランプ体53が、ターンテーブル20に設けられる永久磁石片48によって下方に磁気吸引されることによって、ターンテーブル20の支持部35とクランプ体53の当接部55とに挟まれてクランプされ、ターンテーブル20に載置された状態で保持される。このようにディスク22が保持された状態で、ターンテーブル20が回転軸28を介してモータ本体23によって回転駆動され、ターンテーブル20に載置されるディスク22を回転駆動することができる。このようなモータ21を再生および記録装置に搭載し、ディスク22を回転しながら、ディスク22の記録面に、再生および記録装置の図示しないピックアップ手段によって、読取り用のレーザ光を照射して記録されている情報を読取り再生し、および書込み用レーザ光を照射して情報を書込み記録することができる。ここで記録面は、図示しないが、ディスク面46と平行である。
【0042】
ディスク22がターンテーブル20に載置された状態で、ディスク22の記録面が回転軸線(回転軸28およびターンテーブル20の軸線L10と一致)に対して垂直でないと、従来の技術に関連して述べたように、面振れを生じ、これに伴ってレーザ光の焦点位置のずれおよびコマ収差などを生じ、動作不良が発生する。この不具合は、たとえば高密度に情報が記録されるDVDであっても、回転軸線に垂直な平面に対する記録面のティルト角が0.33mrad(=0.02deg)以下であれば、防ぐことが可能である。これを実現するためには、記録面と平行なディスク面46を支持する支持面40を回転軸線に対して垂直または垂直に極めて高くする必要がある。
【0043】
これに対して、本発明のターンテーブル20は、少なくとも固定部33と支持部35とが、本実施の形態では、基台34、支持部35および調心部36が、ゴムによって一体成型され、ディスク22に対する滑止め効果が必要とされる支持部35を固定部33と一体とすることができる。したがって全体の寸法精度の高いターンテーブル22を得て、支持面40がターンテーブル22の軸線に対して垂直に形成されるので、回転軸28の軸線L10と一致する回転軸線に対する垂直度に影響を与える因子は、ターンテーブル20の回転軸28への取付精度だけである。
【0044】
このように支持面40の回転軸線に対する垂直への影響因子を1つだけにすることができるので、ターンテーブル20は、支持面40を回転軸線に対して垂直または極めて垂直に近い状態でモータ21に設けることができる。支持面40が回転軸線に対して垂直または極めて垂直に近い状態とは、上述した焦点位置のずれおよびコマ収差に伴う動作不良を生じないように、ディスク22を支持できる垂直度が高い状態であって、具体的には回転軸線に垂直な平面に対する支持面40のティルト角が0.33mrad以下である。これによって支持面40で支持されたディスク22の記録面を、前記ティルト角が0.33mrad以下になるように、ターンテーブル22はディスク22を載置することができる。またターンテーブル20は、調心部36も一体に形成されるので、高い精度でディスク22を調心することができる。
【0045】
さらにターンテーブル20を形成するゴムには、フィラーを含有させることが好ましく、このようなフィラー含有ゴムによって形成することによって、ゴムだけの場合と比べて、同一寸法における剛性を高くすることができる。これによってターンテーブル20の厚みを大きくするなど、寸法を大きくすることなく、ディスク22を支持するために必要とされる十分な剛性を得ることができる。したがって固定部33と支持部35とをゴムによって一体成型して寸法精度の高いターンテーブル20を用いて、このターンテーブル20が変形することを防止してディスク20をしっかり支持することができる。
【0046】
フィラーは、たとえばガラスフィラーであってもよいし、カーボンフィラーであってもよいし、また金属フィラーであってもよいし、その他の材質のフィラーであってもよい。ガラスフィラー、カーボンフィラーおよび金属フィラーなどは、入手が容易である。
【0047】
またフィラーの含有量は、固定部33が多く、支持部35が少ないように、含有させることが好ましく、さらに具体的には、支持部35の含有量だけを残余の部分の含有量よりも少なくしてもよい。また支持部35は、残余の部分よりも少量のフィラーを含有してもよいし、全く含有しなくてもよい。
【0048】
このように含有量を固定部33と支持部35とで異ならせ、固定部33は剛性を高くすることができるとともに、支持部35は剛性を低くすることができる。これによってゴムによる一体成型されたターンテーブル20であっても、ディスク22を載置するときに最も大きな曲げモーメントが作用する固定部33での変形を防止することができるとともに、ディスク22を支持する支持部35は、ディスク22になじみやすくして滑らないようにすることができる。
【0049】
特に支持部35を除く残余の部分のフィラー含有量を固定部33と同様に多くすることによって、基台34の剛性を高くして基台34が変形しないようにして、ディスク22を配置されるべき所定位置(記録面状で前記レーザ光が焦点する位置)で確実に支持することができ、調心部36の剛性を高くして、ディスク22の調心効果を確実に達成することができる。また調心部36の剛性を高くすることによって、基台34が立上がるように形成される調心部36がリブとして高く機能し、基台34の変形防止に大きく寄与することができる。
【0050】
また支持部35のフィラー含有量を0とし、ディスク22へのなじみを極めて高くすることができる。また支持部35にもフィラーを含有させることによって、支持部35自体の変形を抑制することができ、ディスク22の記録面の回転軸線に対する垂直度が極めて高い状態で確実に支持することができる。これら支持部35におけるなじみ性および記録面の高い垂直度の維持は、フィラーの含有量によって相反して効果の度合が高くなるので、両者を考慮し、支持部35のフィラー含有量を適宜選択することができる。
【0051】
またフィラーは、繊維状フィラーであることが好ましく、このように繊維状フィラーを用いた場合には、マトリックスであるゴムをフィラーにからみやすくすることができる。したがってゴムとフィラーとの関連性を高くし、剛性をより高くすることができる。
【0052】
さらにフィラーとして繊維状フィラーを用いる場合、固定部から支持部に向かう方向に配向することが好ましい。このように繊維状フィラーを固定部33から支持部35に向かう方向に、したがってターンテーブル20の中心から放射状に延びる方向に配向することによって、固定部33に対して支持部35を軸線方向に変位させるような曲げに対して剛性をより高くすることができる。したがってディスク22を載置する好適なターンテーブル20を実現することができる。このように繊維状フィラーを配向させる場合には、強磁性材料から成る繊維状フィラーを用いることが好ましく、これによって成型時に、ターンテーブル20の中心付近と外周部付近全周とに、相互に異なる極性の磁極有する磁界を形成することによって、フィラーを上述のように容易に配向させることができる。
【0053】
またターンテーブル20を成型するゴムは、天然ゴムおよび合成ゴムのいずれであってもよいけれども、クロロプレンゴムであることが好ましい。クロロプレンゴムによって成型することによって、支持部35のポリカーボネートに対する大きな摩擦抵抗を得ることができる。DVD、CD−ROMおよびCDなどは、ポリカーボネートから成っており、これらのディスクを確実に滑べらないように、支持部35によって支持することができる。
【0054】
またターンテーブル20をゴムによって成型することによって、ターンテーブル22における熱伝導率を低くし、金属などから成る場合に比べて、モータ本体23において発生する熱がディスク22に伝わりにくくすることができる。さらに本実施の形態のように、ターンテーブル20をモータ本体23、具体的にはロータ26のヨーク58から上方に離間して設けることによって、モータ本体23から熱がターンテーブル20に伝わりにくくすることができ、したがってモータ本体23からディスク22への熱の移動を防ぐことができるとともに、ターンテーブル20自体の熱変形を抑制し、ディスク20を、記録面の回転軸線に対する高い垂直度を確実に維持して支持することができる。このようにモータ本体23から離間してターンテーブル20を設けるときには、特にフィラーを含有させることが好ましく、これによってゴムから成るターンテーブル20であっても、それ自体の剛性によって変形することなく、ディスク22を支持することができる。なおヨーク58は、回転軸28に固定され、永久磁石片31を保持する磁性金属から成る有底筒状の部材である。
【0055】
また固定部33を含む取付部59の厚みを大きくして、かつこれによっても取付部59の剛性を高くすることができるとともに、延出部38の質量を小さくして、この自重による曲げモーメントを小さくし、ターンテーブル20を変形しにくくすることができる。
【0056】
このようなターンテーブル20がディスク22を駆動するためのモータ21には設けられるので、このモータは、回転軸28の軸線L10と一致する回転軸線とディスク22の記録面とが垂直または極めて垂直に近い状態で、ディスク22を回転駆動することができる。これによってディスク22を、面振れが防止された回転特性が良好な安定した状態で回転駆動することができる。したがってこのモータ21を備える再生および記録装置を用いて、読取りおよび書込み用のレーザ光をディスク22の記録面でかつコマ収差が発生しない状態で焦点させることができ、高密度に記録されるディスク22であっても、エラーが発生しないようにして動作不良が発生することなく、ディスク22の再生および記録をすることができる。
【0057】
図4は、本発明の実施の他の形態のターンテーブル20Aの一部を拡大して示す断面図である。この実施の形態のターンテーブル20Aは、図1〜図3に示す実施の形態のターンテーブル20と類似しており、同様の構成を有する部分は、同一の符号を付し、説明を省略する。ターンテーブル20Aは、剛性の高い芯材60が設けられる。芯材60は、たとえば金属および合成樹脂から成り、円環板状の部材であって、基台34に埋没されて設けられ、半径方向に関して基台34の最内周部付近から最外周部付近まで設けられている。換言すれば、芯材60は、固定部33付近から支持部25の下方となる部分にわたって設けられている。
【0058】
このように剛性の高い芯材60が設けることによって、上述のように芯材60を用いない構成と比べて、同一寸法における剛性を高くすることができる。これによってターンテーブル20の厚みを大きくするなど、寸法を大きくすることなく、ディスク22を支持するために必要とされる十分な剛性を得ることができる。したがって固定部33と支持部35とをゴムによって一体成型して寸法精度の高いターンテーブル22を用いて、このターンテーブル22が変形することを防止してディスク22をしっかり支持することができる。
【0059】
この芯材60は、その材質を、芯材60に必要とされる剛性、重量およびコストを考慮して、適宜選択することができる。またこの芯材60は、たとえば薄肉の基板から軸線方向に突出しかつ放射状に延びるリブが形成される形状など、軽量でかつ剛性を高くすることができる形状にしてもよいし、このような形状は、金属によって芯材60を形成するにあたって、ターンテーブル20を極めて軽量化できるので好適である。また芯材60を設ける場合、ゴムは、フィラーを上述のように含有してもよいし、フィラーを含有しなくてもよいが、フィラーを含有することが好ましく、これによって芯材60による剛性の向上と、フィラーによる剛性の向上とが図れ、より剛性を高くすることができる。
【0060】
図5は、本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Bの一部を拡大して示す断面図である。この実施の形態のターンテーブル20Bは、図4に示す実施の形態のターンテーブル20Aと類似しており、同様の構成を有する部分は、同一の符号を付し、説明を省略する。ターンテーブル20Bは、芯材60Bが設けられる。このターンテーブル20Bでは、ターンテーブル20Aに形成された凹所47が形成されておらず、固定部33が軸線方向一方側に調心部36と同一位置(高さ)まで形成され、固定部33と調心部36との間にもゴムが充填されている。
【0061】
芯材60Bは、たとえば金属および合成樹脂から成り、大略的に円環板状の基部61と、基部61の内周部に軸線方向一方側に突出する筒部62とを有する部材であって、基部61が芯材60にほぼ相当する。芯材60Bは、基台34に基部61が埋没され、筒部62が固定部33に沿って軸線方向一方側に突出するように固定部33と調心部36との間において埋没されるように、設けられる。筒部62は、固定部33に近接しており、基部61は、半径方向に関して基台34の最内周部付近から最外周部付近まで設けられている。換言すれば、芯材60Bは、固定部33付近から支持部25の下方となる部分にわたって設けられている。
【0062】
このように芯材60Bもまた、図4に示す実施の形態の芯材60と同様に、ターンテーブル20Bの剛性を高くできる効果を達成することができる。しかも筒部62を有するので、固定部33付近の剛性をより高くすることができ、さらに好適である。また固定部33の軸線方向寸法が大きくなり、これによっても支持面45と回転軸線との垂直度をさらに高くして、ターンテーブル20を設けることができる。また断面形状を適宜選択して、軽量でかつ剛性の高い芯材60Bとすることがきる。
【0063】
またこの芯材60Bは、強磁性材料から成る。さらに上述のように筒部62を有しており、上述クランプ体53において、被吸引部54に代えて永久磁石片を有するクランプ体を用いることによって、同様の磁気吸引作用によって、ディスク22をクランプすることが可能になる。したがってターンテーブル20の剛性を高くするための芯材60Bを、ディスク22をクランプするためにも利用することができる。したがってターンテーブル22に、強磁性材料または永久磁石片などのディスクをクランプするための部材を、別途に設ける必要がない。
【0064】
図6は、本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Cを軸線方向他方側(下側)から見て示す斜視図である。この実施の形態のターンテーブル20Cは、図1〜図3に示す実施の形態のターンテーブル20と類似しており、同様の構成を有する部分は、同一の符号を付し、説明を省略する。ターンテーブル20Cは、軸線方向の少なくともいずれか一方の表面部、本実施の形態においては、軸線方向他方側(下方側)の表面部に円環状リブ70および複数の放射状リブ71が形成される。
【0065】
このリブ70は、基台34の最外周部から軸線方向他方側に突出し、周方向全周にわたって延びて形成される。各放射状リブ71は、周方向に等間隔にたとえば5つ、取付部59と円環状リブ70とにわたって半径方向に延びて形成される。このように各リブ70,71を形成することによって、ターンテーブル20Cの重量をできるだけ小さくしてかつ剛性を高くすることができる。
【0066】
図7は、本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Dを軸線方向他方側から見て示す斜視図である。この実施の形態のターンテーブル20Dは、図6に示すターンテーブル20Cの各放射状リブ71に代えて円環状リブ72が形成され、したがって2つの円環状リブ70,72が形成される。円環状リブ72は、取付部59と円環状リブ70との間に、同心円状に形成される。このような各リブ70,72が形成されるターンテーブル20Dは、ターンテーブル20Cと同様の効果を達成することができる。
【0067】
上述の各実施の形態のうち、芯材60,60Bが設けられない各ターンテーブル20,20C,20Dは、たとえば2つの金型を合わせて、成型空間を形成し、この成型空間にゴムラテックスを注入し、この状態で加熱するなどの適宜の方法でゴムラテックスを硬化させ、各ターンテーブル20,20C,20Dを成型することができる。この後、型割をして、成型品である各ターンテーブル20、20C,20Dを、金型から取出して得ることができる。このように芯材を用いないターンテーブルは、単に金型によって形成した成型空間内にゴムラテックスを注入して硬化させることによって、製造することができる。
【0068】
芯材60,60Bを内蔵する各ターンテーブル20A,20Bは、成型空間を形成する2つの金型の少なくとも一方に、芯材60,60Bを保持するための保持ピンを設け、この保持ピンによって成型空間内に芯材60,60Bを保持しておき、この状態でゴムラテックスを注入して硬化して、成型することができる。この後、同様に型割をして金型から取りだして、成型品を得る。このようにして、芯材を有するターンテーブルも容易に製造することができる。
【0069】
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において変更することができる。たとえば調心部は、ゴムによって一体成型する構成に代えて、半径方向または軸線方向に弾発的に変形する爪を用いて調心する構成の調心部を別体に形成して、取付けるようにしてもよいし、このような爪を有する調心部を、成型時に部分的に埋め込むようにして、一体に形成してもよい。また各リブ70〜72も、本数などを適宜変更できるし、組合わせて係止してもよいし、単独で形成してもよい。さらに芯材60,60Bを有するターンテーブルに各リブ70〜72を組合わせて形成するようにしてもよい。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明によれば、固定部と支持部と調芯部とが別体である場合に比べて、ターンテーブル自体の寸法精度を高くし、支持部のディスクを支持する支持面を、ターンテーブルの軸線に対して垂直または極めて垂直に近く形成することができ、調芯部をターンテーブルと同軸に設けることができる。このようなターンテーブルは、支持面が出力軸の軸線に垂直または極めて垂直に近い状態で、出力軸に固定することができ、ディスクを、その記録面が出力軸の軸線に垂直または極めて垂直に近い状態で載置することができ、高い精度で調芯することができる。
【0071】
請求項2記載の本発明によれば、芯材によって寸法を大きくすることなく、ディスクを支持する十分な剛性を得ることができる。したがって固定部と支持部とをゴムによって一体成型するターンテーブルを用いて、このターンテーブルが変形することを防止してディスクをしっかり支持することができる。
【0072】
請求項3記載の本発明によれば、クランプ体に磁極を形成することによって、ターンテーブルの剛性を高くするための芯材を、ディスクをクランプするためにも利用することができ、ターンテーブルに、強磁性材料または永久磁石片などのディスクをクランプするための部材を、別途に設ける必要がない。
【0073】
請求項4記載の本発明によれば、フィラーによって寸法を大きくすることなく、ディスクを支持する十分な剛性を得ることができる。したがって固定部と支持部とをゴムによって一体成型するターンテーブルを用いて、このターンテーブルが変形することを防止してディスクをしっかり支持することができる。
【0074】
請求項5記載の本発明によれば、ディスクを載置するときに大きな曲げモーメントが作用する固定部での変形を防止することができるとともに、ディスクを支持する支持部は、ディスクになじみやすくして、ディスクが滑らないようにすることができる。
【0075】
請求項6記載の本発明によれば、マトリックスであるゴムをフィラーにからみやすくし、ゴムとフィラーとの関連性を高くして、剛性をより高くすることができる。
【0076】
請求項7記載の本発明によれば、固定部に対して支持部を軸線方向に変位させるような曲げに対して剛性をより高くすることができ、ディスクを載置する好適なターンテーブルを実現することができる。
【0077】
請求項8記載の本発明によれば、表面部および裏面部の少なくともいずれか一方に、リブが形成されるので、ターンテーブルの重量を小さくしてかつ剛性を高くすることができる。
【0078】
請求項9記載の本発明によれば、モータは、出力軸の軸線と一致する回転軸線とディスクの記録面とが垂直または極めて垂直に近い状態で、ディスクを回転駆動することができるので、ディスクを、面振れが防止された回転特性が良好な安定した状態で回転駆動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のターンテーブル20を備えるディスク駆動用のモータ21を示す断面図である。
【図2】ターンテーブル20を示す表面斜視図である。
【図3】ターンテーブル20の一部を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明の実施の他の形態のターンテーブル20Aの一部を示す断面図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Bの一部を示す断面図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Cを示す裏面の斜視図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態のターンテーブル20Dを示す裏面の斜視図である。
【図8】従来の技術のターンテーブル1を備えるモータ2を示す断面図である。
【図9】他の従来の技術のターンテーブル11を備えるモータ12を示す断面図である。
【符号の説明】
20,20A〜20D ターンテーブル
21 モータ
22 ディスク
23 モータ本体
33 固定部
35 支持部
40 支持面
L10 軸線

Claims (9)

  1. モータの出力軸に固定され、円環状ディスクが載置されるターンテーブルであって、出力軸に固定される固定部とディスクを支持する支持部及びディスクの中心孔に嵌合することによって該ディスクを調芯する調芯部とが、ゴムによって一体成型されることを特徴とするターンテーブル。
  2. モータの出力軸に固定され、ディスクが載置されるターンテーブルであって、出力軸に固定される固定部とディスクを支持する支持部とが、ゴムによって一体成型され、剛性の高い芯材が前記ゴムに埋没して設けられることを特徴とするターンテーブル。
  3. 芯材は、強磁性材料から成ることを特徴とする請求項2記載のターンテーブル。
  4. 前記ゴムには、フィラーが含有されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のターンテーブル。
  5. モータの出力軸に固定され、ディスクが載置されるターンテーブルであって、出力軸に固定される固定部とディスクを支持する支持部とが、フィラーが含有されるゴムによって一体成型され、フィラーの含有量は、固定部が多く、支持部が少ないことを特徴とするターンテーブル。
  6. フィラーは、繊維状フィラーであることを特徴とする請求項4または5に記載のターンテーブル。
  7. フィラーは、固定部から支持部に向かう方向に配向されることを特徴とする請求項6記載のターンテーブル。
  8. 軸線方向の少なくともいずれか一方の表面部に、リブが形成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のターンテーブル。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のターンテーブルを備えるモータ。
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