JP3842632B2 - 光ディスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面に情報記録領域を備えた可撓性を有するシート状の光ディスクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ放送のデジタル化が始まるなど、大容量のデジタルデータを記録することが光ディスクに求められている。光ディスクの高密度化のための手法のうち、基本的な方法は記録/再生のための光のスポット径を小さくすることである。
【0003】
このため、記録/再生のために用いられる光の波長を短く、かつ対物レンズの開口数NAを大きくすることが有効である。光の波長についてはCD(compact disk)では近赤外光の780nm、DVD(digital versatile disk)では赤色光の650nm近傍の波長が用いられている。最近、青紫光の半導体レーザが開発され、今後は400nm近傍のレーザ光が使用されると予想される。
【0004】
また、対物レンズについては、CD用はNA0.5未満であったが、DVD用はNA0.6程度である。今後、さらに開口数(NA)を大きくしてNA0.7以上とすることが求められる。しかし、対物レンズのNAを大きくすること、および光の波長を短くすることは、光を絞るときに収差の影響が大きくなることでもある。したがって、光ディスクのチルトに対するマージンが減ることになる。また、NAを大きくすることによって焦点深度が小さくなるため、フォーカスサーボ精度を上げなくてはならない。
【0005】
さらに、高NAの対物レンズを使用することによって、対物レンズと光ディスクの記録面との距離が小さくなってしまうため、光ディスクの面ぶれを小さくしておかないと、始動時のフォーカスサーボを引き込む直前、対物レンズと光ディスクとが衝突することがあり、ピックアップの故障の原因となる。
【0006】
短波長,高NAの大容量光ディスクとして、例えばO PLUS E(vol.20 No.2)の183ページに示されているように、CDと同程度に厚く剛性の大きい基板に記録膜を成膜し、記録/再生用の光を基板を通さずに、薄いカバー層内を通して記録膜に対して記録/再生する構成のシステムが提案されている。
【0007】
本発明者らは、既に特願2001−228943号として、可撓性のある薄いシートからなる光ディスクに対してベルヌーイの法則を利用した安定化技術を適用して面ぶれを低減し、高NAレンズに要求されるフォーカシング方向の精度を出すようにした光ディスクおよび光ディスク駆動システムを提案している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記特願2001−228943号に開示した技術では、可撓性を有する光ディスクの回転駆動部におけるスピンドルモータへのチャッキングは、光ディスクの中心部に形成された中心孔をスピンドルモータのスピンドル部に嵌挿することによって行っている。このため光ディスクのスピンドルモータに対する脱着動作を繰り返すと、光ディスクは薄いシートから構成されているため、機械的強度が弱く、経時変化を生じて中心孔の精度が低下して、これによって偏心量が増え、良好な記録/再生が行えなくなるという問題があった。
【0009】
また前記中央孔における変形を避けるために、光ディスクの中心部にチャッキング用のハブを設けたり、補強用のリングを接着することが考えられるが、ハブあるいはリングによって光ディスク全体の厚みが増すことになる。しかし、薄く可撓性を有する光ディスクの厚みが増えると、多数枚をディスク・チェンジャに収納してデータ量の大容量化を図るときに、ディスクカートリッジあるいはドライブの厚みが増すことにつながるため好ましくない。さらに、光ディスクの中心部へのハブの接着は、センタリングの手間がかかり、ディスク製造上の工数が増し、コストが高くなるという問題もある。
【0010】
本発明の目的は、前記従来技術の課題に鑑みて、薄く、チャッキング部分に対する偏心防止を考慮した構成の光ディスクを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、表面に情報記録領域を備えた可撓性を有するシート状の光ディスクにおいて、ディスク中心部を無孔かつ平坦面としたことを特徴とし、この構成によって、従来のようにディスク中心部に偏心を考慮に入れて中心孔を穿設しなくてもよく、またハブを接着しないことからディスク製造を簡略化することができ、さらにシート状のディスク全体の厚みがシート自体のみで規定することができるため、この光ディスクを収納するディスクカートリッジの薄型化を図ることができる。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1記載の光ディスクにおいて、ディスク中心部に、ディスク偏心補正用データを検出するための溝またはピット列を設けたことを特徴とし、この構成によって、情報記録領域と別に、溝またはピット列によってトラッキングエラーの検出を行うことが可能な領域が存在することになるため、ディスク偏心補正用の信号検出が容易になる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1または2記載の光ディスクにおいて、溝またはピット列を、ディスク中心部でディスクを挟持するクランパ部材が接触する部分における外周部かつ情報記録領域の内周部に設けたことを特徴とし、この構成によって、例えば偏心検出用の領域がディスク外周にあるものに比べて、情報記録領域の面積を削る量が少なくなる。
【0014】
請求項に記載の発明は、請求項または記載の光ディスクにおいて、同心円状あるいは螺旋状に形成された前記溝またはピット列における半径方向のピッチを、前記情報記録領域に形成された情報トラック間のピッチより広くしたことを特徴とし、この構成によって、情報記録領域と別に、溝またはピット列によって大きなトラッキングエラーの検出を行うことが可能な領域が存在することになるため、ディスク偏心補正用の信号検出が容易になる。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項記載の光ディスクにおいて、溝またはピット列に少なくともディスク識別情報などのディスク管理情報を記録したことを特徴とし、この構成によって、低記録密度の領域に管理情報を記録することにより、低いエラー率で管理情報を読み込むことができ、信頼性の高いディスク管理が可能になる。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項記載の光ディスクにおいて、当該光ディスクが追記型ディスクまたは書き換え型ディスクである場合、溝またはピット列に少なくともディスクのディレクトリ情報などの管理情報を記録することを特徴とし、この構成によって、低記録密度の領域でディレクトリ管理などを行うことができるため、ディスクのファイル管理などを高信頼性で行うことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0022】
図1に本発明の光ディスクの実施形態を説明するための可撓性を有するシート状の光ディスクを示す斜視図、図2は本発明の光ディスク駆動装置の実施形態を説明するための光ディスク駆動装置の概略構成図である。
【0023】
図1において、光ディスク1には、従来の光ディスクのように中央部に中央孔,ハブなどが設けられておらず、中心部から外周に向けて、中央鏡面部2,偏心測定領域3,データ領域(情報記録領域)4,外周鏡面部5が順に形成されている。光ディスク1内周部の偏心測定領域3には、溝,ピット列などのトラックが同心円状あるいは螺旋状に形成されている。偏心測定領域3におけるトラックピッチはデータ領域4に形成されている情報トラックより広くし、約0.7μm以上にしている。これは、青色光と高NAレンズを用いる光ディスクでは情報トラックのピッチが通常0.6μm以下になっているため、データ領域4からのトラッキングエラー信号が十分得られないことがある。このためにデータ領域4からのトラッキングエラー信号により光ディスクの偏心を検出することに支障をきたすことがあるため、これに対応して確実にトラッキングエラー信号を得るために前記トラックピッチにした偏心測定領域3を設けている。
【0024】
図2において、10はスピンドルモータ、11はスピンドルモータ10のスピンドル12の上部に固定された下クランパ、13は本体ケース14に垂設された支軸15に上下動可能に設けられた上クランパ、16は、対物レンズ16aを具備し、光ディスク1の半径方向へ移動して、光ディスク1のデータ領域4に対して情報の書き込み(記録)および/または書き込まれた情報の読み取り(再生)を行う光ピックアップ、17は、光ディスク1を介して光ピックアップ16と対向設置され、光ディスク1が回転しているとき、ベルヌーイの法則により光ディスク1の面振れを防止する空気力を発生させる安定化ガイド部材、18は光ディスク1の外周縁部分を受けて光ディスク1のチャッキング部分(クランパ11,13による挟持位置)からの偏心を抑制する外周受け治具である。
【0025】
図3は前記上下のクランパの構成図であり、上クランパ13において、永久磁石20が内設されており、中央部に支軸15が遊嵌されている。また、下クランパ11において、上側には永久磁石21が設けられ、また下側には通電されることにより磁極が生成される電磁石22が設けられている。
【0026】
前記構成の実施形態において、図2に示すように、光ディスク1を駆動装置の本体ケース14内に挿入するとき、下クランパ11の電磁石22に通電し、上クランパ13の永久磁石20と反発する極性を持たせ、上下のクランパ11,13を互いに離して光ディスク1の挿入を可能にする隙間を形成している。この挿入により、光ディスク1の最外周の円弧部を外周受け治具18が受ける。これによって光ディスク1におけるチャッキング部分からの位置決め(回転時の偏心防止)が行われる。その後、下クランパ11の電磁石22への通電を切ると、上下のクランパ11,13は、それぞれの永久磁石20,22が互いに吸着する極性に設置されているため、光ディスク1の中央鏡面部2を挟持(チャッキング)する。このディスククランプにより、従来のようにディスクに形成された中央孔でセンタリングすることがなく、また各クランパ11,13が面受けになっているため、応力が分散する。したがって、薄いシート状のディスクであっても、良好なチャッキングを多数回にわたって維持でき、かつ各部の耐久性も長期にわたって維持することが可能になる。
【0027】
チャッキング後、スピンドルモータ10は規定回転数で回転する。このとき、光ディスク1内周の偏心測定領域3に光ピックアップ16を移動してフォーカスをかける。偏心測定領域3における溝,ピット列などのトラックをトラックピッチを広くして形成してあるため、大きな振幅のトラッキングエラー信号が得られる。偏心があると、偏心測定領域3のトラックを、光ピックアップ16から出射される光ビームの光スポットが多数回横切ることになるため、図4に示すようなトラッキングエラー信号が得られる。そして偏心を少なくすることは、前記トラッキングエラー信号の周波数を下げることを意味する。
【0028】
また、偏心の最大の成分は、必ずスピンドルモータ10の回転数に同期した成分であるから、光ピックアップ16に設けられている対物レンズ16aをスピンドルモータ10の周波数および位相でロックして、位相角を最適点に制することによって偏心を減少させることができる。
【0029】
そこで、トラッキングエラー信号の周波数をモニタしながら、光ピックアップ16のトラッキングアクチュエータに偏心補正の交流電流を重畳して偏心の影響を除く。スピンドルモータ10の制御信号からスピンドルモータ回転周波数と完全に等しい交流を偏心補正信号として用いることにする。
【0030】
図5のフローチャートを参照して偏心補正動作について説明する。
【0031】
まず、光ディスク1内周の偏心測定領域3に光ピックアップ16を移動し(S1)、フォーカスをかけ(S2)、偏心測定領域3におけるトラックに対するトラッキングエラー信号に基づいてゼロクロス(光スポットの横切り回数)をカウントし(S3)、光ピックアップ16のトラッキング駆動電流にスピンドルモータ10の回転数に同期した交流成分を重畳する(S4)。ゼロクロス回数が、所定回数(本例では3回を基準)であれば(S5のYes)、偏心がないとして本トラッキングサーボをかける(S6)。
【0032】
しかし、前記ゼロクロス回数が所定回数よりも多い場合(S5のNo)、トラッキング電流に重畳する補正用交流信号の位相を任意の角度に分けて(例えば0°〜350°まで10°刻み)、各位相角度にて前記と同様にゼロクロスをカウントし(S7)、偏心量が最小になる位相にロックする(S8)。この後,偏心量が最小になるように、トラッキング電流に重畳する補正電流の量を任意に分けて(例えば5〜60μmまで5μm刻み)、前記と同様にゼロクロスをカウントし(S9)、補正電流を偏心が最小となるように制御する(S10)。
【0033】
以下、前記偏心制御をフィードフォワードと称する。フローチャートのループを数回繰り返すことにより、ディスクの偏心によるトラッキング動作への影響を実用上除くことができる。
【0034】
偏心状態は、光ディスク1を再度チャッキングしない限り変わらないので、光ディスク1を最初にチャッキングし,そのまま使用している限り、回転数あるいは使用している半径位置が変わっても、偏心補正距離の値および位相角を変える必要はない。
【0035】
光ディスク1のデータ領域4において偏心検出を行おうとすると、現状の光ディスクでは情報トラックのグルーブピッチが小さく、小さなトラッキングエラー信号しか得られないが、本実施形態の構成のように偏心検出用の偏心測定領域3を設けることで、この問題はなくなる。
【0036】
このように、本実施形態では、
第1に、可撓性を有する光ディスク1の最外周の形状を利用した外周受け治具とによる芯だし(大まかな偏心除去)、
第2、偏心測定領域3における偏心検出信号(トラッキングエラー信号)による光ピックアップ16のトラッキング電流への偏心補正電流の重畳、
の2段階の偏心減少対策を用いることにより、従来のように光ディスク1にハブまたはディスク中心のセンタリング用の孔がなくても、偏心のない良好なトラッキングが可能になる。
【0037】
以下、具体的な数例を実施例として説明する。なお、以下の説明にて、既に説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
【0038】
(実施例1)
図6(a)は実施例1の可撓性ディスクの構成を示す図、図6(b)は図6(a)の丸印部における断面構成を示す拡大断面図である。
【0039】
図6(a)において、光ディスク1は直径120mm、厚さは75μmであり、シート基材25はポリエチレンテレフタレート(PET)製である。半径24〜58mmの範囲に情報記録エリア(図1におけるデータ領域4)が形成され、ここには溝幅0.3μm,溝ピッチ0.6μm,溝深さ65nmの溝が形成されている。なお、溝はPETシートに高温のスタンパを圧接させた熱転写法で形成されたものである。
【0040】
図6(b)に示すように、シート基材25のPETシートに、スパッタリングにてシートの上に順に、Ag 30nm,Si 5nm,Tb21Fe71Co(mol%) 10nm,Si 30nmの記録膜26を形成し、さらに、その上にCVDによってDLC保護膜を10nm形成して、可撓性を有するシート状の光ディスクを生成した。
【0041】
また、半径22.7mm未満はクランプエリア(図1における中央鏡面部2)であり、半径22.7mmから24mmまでは偏心測定エリア(図1における偏心測定領域3)であり、溝幅0.4μm,溝ピッチ1.0μm,深さ65nmの偏芯検出用の溝を形成してある。さらに半径58mm〜60mmは図1における外周鏡面部である。
【0042】
光ディスク駆動装置は図2に示す構成のものであって、光ピックアップ16は波長405nm,NA0.85である。なお、安定化ガイド部材17により100μm以上の大きな振幅の面ぶれは発生しないようにしてあるため、この光ピックアップ16のアクチュエータの構成は、フォーカス方向のストローク量が±50μmとなっており、またアクチュエータのばね定数を大きくしてあるため、高線速へのサーボ安定性は従来のDVD用よりも優れているものである。
【0043】
図7(a),(b)は実施例1における光ディスクの外周を受けて芯だしを行う外周受け治具の構成と動作を説明する構成図であり、30は治具筐体、31は治具筐体30に横動可能に設けられた外周受け治具、32は外周受け治具31の外部への飛び出しを防止して位置決めするストッパ、33は外周受け治具31をストッパ32とは逆方向へ付勢しているスプリング、34はスプリング体33の付勢力に抗して外周受け治具31をストッパ32に当接させるように動作するソレノイド装置などからなるアクチュエータであって、スプリング33とアクチュエータ34とのユニットは複数個が治具筐体30と外周受け治具31間に設置されている。
【0044】
外周受け治具31は、一側31aが光ディスク1の外周形状に合致するように形成されており、可撓性を有するシート状の光ディスク1は、光ディスク駆動装置に挿入されると、図7(a)に示す外周受け治具31の一側31aに接するまで図示しないディスクローダにて押し込まれる。ここで、一旦押し込む力を弱めて、光ディスク1の撓みを開放する。すると光ディスク1が自体のばね力で元に戻り、偏芯除去が行われ、これによって、ディスク外周にて規定された位置決め(芯出し)が行われる。
【0045】
なお、外周受け治具31が偏芯除去を行う図7(a)に示す位置のままで光ディスク1が回転すると、外周受け治具31との間で摺動が生じるおそれがあるため、光ディスク1に対する前記芯だし終了後、外周受け治具31をスピンドルモータ10のスピンドル12から遠ざかる図7(b)に示すような位置に移動させることがよい。
【0046】
本例では、図7(a)に示すディスク挿入時には、アクチュエータ34に通電してオン状態になっており、外周受け治具31はストッパ32に当接する位置にあるようにアクチュエータ34で押し出されることで位置規制されている。また、ディスク芯だし終了後の外周受け治具31に対する図7(b)に示す定常位置への移動は、アクチュエータ34の駆動力を通電オフにすることでなくし、スプリング33の付勢力により復帰させることによって行う。
【0047】
このようにして芯だしを行いディスク偏心を除去しても、光ディスク1の残留撓み、およびデータ領域4における溝とディスク成形外型との誤差に由来する偏心は残っている。そして、この状態で、光ディスク1を上下一対のクランパ11,13にて挟持して固定する。
【0048】
クランパ11,13は、図3に示すように、上クランパ13が直径19mm、高さ4mmの円柱状であり、外側の材質はABS樹脂であり、内部に永久磁石20が設けられている。この永久磁石20は、直径15mm,厚さ2mmの円盤であり、下クランパ11に内設された永久磁石21と互いに吸着する極性の向きになっている。下クランパ11は、上クランパ13と同じ直径であって、直径19mmである。内部に永久磁石21と電磁石22が設けられている。電磁石2に電流を流さないオフ状態では永久磁石20と永久磁石21の吸引力によって光ディスク1は強く挟まれる状態になっている。電磁石22への通電により、永久磁石20と永久磁石21の吸引力以上の反発力が永久磁石20との間で生起するようになっている。
【0049】
前記光ディスク1に対するチャッキングの後、光ピックアップ16のトラッキングアクチュエータに対して偏心補正電流を重畳する。偏心補正には、偏心の周波数成分,位相,振幅の3要素に対応することが必要である。
【0050】
ここで、偏心の主成分が光ディスク1の回転に由来することから、偏心の周波数成分はディスク回転数そのものであると考える。すると考慮すべき要素は位相と振幅の2要素に減らすことができる。
【0051】
そこで、光ピックアップ16のトラッキング制御信号に、スピンドルモータ10の回転周期と同じ周波数の交流信号を印加する。補正する偏心量と電流量は略比例する。あらかじめ、回転数ごとに補正する量の絶対値(μm)と電流(mA)の関係をデータとしてマッピング(テーブルデータ化)してあり、制御手段であるCPU(中央演算処理ユニット)に格納してある。このテーブルデータを元に補正電流量が決定される。
【0052】
位相についても同様であり、スピンドル12の角度と補正位相角の関係があらかじめマッピングされており、スピンドル12のどの角度方向に偏心しているときには、どの電流位相角であるかということは、1対1に定まるため、あらかじめ定めておくことができる。これは、テスト用のスピンスタンドにて偏心量の分かっている基準ディスクを評価しながらマッピングすることにより得られる。
【0053】
以上のプロセスの後に光ピックアップ16を光ディスク1に対してシークさせ、フォーカシング,トラッキング動作を行う。偏心量の算出には、データ領域4のトラッキングエラー信号を用いないため、略偏心を除去した後にデータ領域4のサーボ動作に入ることができる。したがって、データ領域4における狭トラックピッチでトラッキングサーボマージンが小さい状態であっても、安定したサーボをかけることができる。
【0054】
光ディスク1の本光ディスク駆動装置におけるローディング動作をまとめると以下のようにする。
1.外周受け治具31をディスク受け位置まで移動、
2.光ディスク1をディスクローダにて外周受け治具まで挿入、
3.光ディスク1を外周受け治具31に突き当てた後、一旦、ディスクローダの保持力を弱めて光ディスク1の撓みを開放、
4.光ディスク1をスピンドル12においてクランパ11,13によりチャッキング、
5.外周受け治具31を元の位置に復帰、
6.スピンドルモータ10にて光ディスク1を回転駆動させて安定化、
7.光ピックアップ16を光ディスク1の中心から半径方向に22.7mm移動して(偏心測定領域3に至る)、フォーカスサーボをロック、
8.偏心測定領域3のトラッキングエラー信号に基づいて、ディスク偏心の量,方向を求め、光ピックアップ16のトラッキング駆動電流に補正電流を加算、
9.トラックサーボをロック、
10.光ピックアップ16を偏心測定領域3における最初のアドレス部である22.7mm付近に移動して、ディスク管理情報などを読み込む、
11.光ピックアップ16をデータ領域4における所望の記録または再生位置に移動して、再生または記録動作を開始、
という動作をCPUによってコントロールしながら行わせる。
【0055】
本実施例では、波長405nm,NA0.85の光ピックアップ16にて、ディスク回転数6000rpmで記録/再生を行った。この結果、外周受け治具31により、あらかじめ大きな偏心を除去していることと、薄い可撓性を有するディスクで軽いため、ディスクのインバランスは小さくなっており、6000rpmという高速回転でも異常振動は発生しなかった。
【0056】
偏心測定領域3では、グルーブ部のみに1−7変調でランダムデータを0.4μm/bitの密度で信号を記録した。記録パワーは4.5mWで2値変調であり、再生パワーは0.3mWとした。偏心測定領域3では、低密度の記録/再生であるため、信号品質が良く、かつジッタは6%未満であった。
【0057】
データ領域4では、0.16μm/bitの相当の記録密度でランダムなデジタルデータを1−7変調して記録再生した。記録パワーは4.5mWで2値変調であり、再生パワーは0.3mWとした。これにより、ランド,グルーブ共に良好な信号が得られ、データとクロックのジッタは8%以下であった。
【0058】
本光ディスク駆動装置を、実際のコンピュータの記憶装置として用いる場合は、偏心測定領域3にはディレクトリ情報を記録しておく。このことにより、偏心除去後、すぐにトラッキングサーボをロックして、ディレクトリを再生することができるため、直ちに記録/再生の準備が完了する。
【0059】
また、ディレクトリの信号品質が良いため、読み込みのリトライなどが減り、記録または再生の立ち上がり速度が速く、かつ信頼性が向上する。
【0060】
偏心補正のために重畳する電流と実際の補正量の距離の関係は、電流と偏心距離とディスク回転数との3次元マップとなる。したがって、各ピックアップに対して偏心補正動作時の回転数を固定して2次元マッピングを行う。偏心補正は、その回転数で行った後,所望の再生回転数にする。本実施例では2000rpmにて偏心補正動作を行った。
【0061】
なお、最終的に偏心補正完了の目安として、図5に示すように、トラッキングエラー信号のゼロクロスカウントを1回転あたり、例えば3以下としたが、これは偏心測定領域3に形成するトラックピッチによって異なる。トラックピッチが広ければ、同じゼロクロスカウント数でも偏心は大きくなる。
【0062】
本実施例では、偏心測定領域3のトラックピッチを1μmとしたため、ゼロクロス3以下ならば、偏心量は5μm以下と考えられる。この設定であれば、溝ピッチ0.6μmのトラッキングは問題なく行うことができる。データ記録においてはランドグルーブ記録であるため、記録データのトラックピッチは0.3μmになるが、トラッキングサーボ上は、溝ピッチが問題であるため0.6μm相当の誤差信号が得られており、偏心10μm以下にまでになれば、ディスク回転数7000rpm程度までは十分安定したトラッキングサーボをかけることができる。
【0063】
(実施例2)
実施例2として、可撓性を有する光ディスク1は直径96mm、厚さが50μm、基材の材質はポリカーボネートとした。ディスク半径24〜45mmの範囲にデータ領域(情報報記録エリア)4があり、この領域では溝幅0.12μm、溝ピッチ0.33μm,溝深さ65nmで溝が形成されている。なお、溝はポリカーボネートシートに高温のスタンパを圧接させた熱転写法で形成した。
【0064】
ポリカーボネートシート上には、スパッタリングにて、シートの上から順に、Ag 40nm,ZnS−SiO 8nm,AgInSb70Te21Ge(mol%) 10nm,ZnS−SiO 50nmの記録膜が形成され、さらに、その上に紫外線硬化樹脂を3μmスピンコートして硬化させて、可撓性ディスクと製作した。
【0065】
ディスク半径21mm以内はクランプエリア(中央鏡面部2)である。ディスク内周側における半径22.7mmから23.5mmまでは偏心測定領域3であって、溝幅0.6μm,溝ピッチ1.2μm,深さ65nmの偏心検出用の溝を形成した。
【0066】
前記構成の光ディスク1をターンテーブルに載置して大出力レーザによる初期化を行った。その他は実施例1と同様である。
【0067】
光ピックアップ16は、波長405nm,NA0.85であり、記録または再生はグルーブ部のみに行った。
【0068】
この光ディスク1も回転数6000rpmでも安定して回転し、トラッキングも異常なく行うことができた。本実施例においてはグルーブピッチが狭い。例えば実施例1は0.6μmであるが、本実施例2では0.33μmと約半分である。このため、データ領域4ではトラッキングエラーの信号振幅が極めて小さい。しかし、実施例2では実施例1と同様に偏心測定領域3では、グルーブピッチが広いため、大きなトラッキングエラー信号が得られるため、偏心補正はきわめて精度良く、かつ安定に行えた。したがって、偏心補正後に、データ領域に移動してもトラッキングは安定していた。
【0069】
本実施例2において、ディスク半径40mm,ディスク回転数3000rpm,線速度12.5m/sで、かつ0.13μm/bitの相当の記録密度でランダムなデジタルデータを1−7変調して記録再生した。記録パワーは4.5mW、消去パワーは2.4mW、ボトムパワーは0.1mWの3値変調、再生パワーは0.25mWとした。これによると、グルーブは良好な信号が得られ、データとクロックのジッタは8%以下と良好な結果が得られた。
【0070】
(実施例3)
実施例2と同様なディスクであるが、偏心測定領域のみ異なる光ディスクを作成した。
【0071】
すなわち、偏心測定領域3におけるディスク半径22.7mmから23.1mmまではピット幅0.6μm,トラックピッチ1.0μm,深さ65nmの再生専用の位相ピットとした。この領域には、ディスクの管理情報をあらかじめ再生専用型情報として記録させた。
【0072】
さらに偏心測定領域3におけるディスク半径23.2mmから23.5mmまでは溝幅0.6μm,溝ピッチ1.0μm,深さ65nmの偏心検出用の溝を形成した。この領域は、記録した信号のディレクトリ情報などの管理情報を記録する領域とした。
【0073】
このように偏心測定領域3を構成したことにより、記録する条件があらかじめ再生ピットとして記録済みのものであるため、良好な信号品質で低エラーにて直ぐに再生することができるため、光ディスクを駆動装置にローディングしたとき、複数のシート状の光ディスクが収納されたカートリッジ内において、目標とする光ディスクが何番目のものであるかを即座に判断することが可能になり、記録の準備が直ちに完了することができる。
【0074】
(実施例4)
実施例4では、可撓性を有するシート状の光ディスクは直径30mm、厚さが50μm、基材の材質をPETとした。PETシート上には、スパッタリングにて、シート上にから順に、Ag 30nm,Si 5nm,Tb21Fe71Co(mol%) 10nm,Si 30nmの記録膜を形成し、さらに、その上にCVDによって、DLC保護膜を10nm形成して、可撓性を有するディスクを作成した。
【0075】
この光ディスク1において、半径5mmから28.5mmの範囲にデータ領域4があり、データ領域4には溝幅0.3μm,溝ピッチ0.6μm,溝深さ65nmで溝が形成されている。なお、溝はPETシートに高温のスタンパを圧接させた熱転写法で形成した。
【0076】
また半径3mm以内はクランプエリア(中央鏡面部2)であり、ディスク内周側半径3.3mmから4.6mmまでには、偏心測定領域3として溝幅0.6μm,溝ピッチ1.2μm,深さ65nmの偏心検出用の溝を形成した。
【0077】
そして前記構成の光ディスク1を、回転数8000rpmにて半径6mmの個所でベルヌーイ安定化後に、フォーカシング,トラッキングサーボをかけたところ安定であった。よって、この箇所で0.16μm/bitの相当の記録密度でランダムなデジタルデータを1−7変調して記録再生した。記録パワーは4mWで2値変調、再生パワーは0.2mWとした。
【0078】
8000rpmという高速回転であるが,インバランス,偏心ともに小さく、再生または記録動作は良好であった。ランド,グルーブ共に良好な信号が得られ、データとクロックのジッタは8%以下と良好であった。
【0079】
(比較例)
比較例として、直径120mm,厚さ75μmであって、かつシートの基材をポリエチレンテレフタレート(PET)とした光ディスクを作成した。さらにディスク半径24〜58mmの範囲にデータ領域を形成し、中心部に偏心が5μm以下の精度でチャッキング用としての直径15mmの貫通孔を打ち抜き成形した。この貫通孔は従来のCD,DVDと同じチャッキング用の孔である。なお、データ領域における溝は、PET製シートに高温のスタンパを圧接させる熱転写法で形成した。
【0080】
PET製シート上には、スパッタリングにてシート上に順に、Ag 30nm,Si 5nm,Tb21Fe71Co(mol%) 10nm,Si 30nmの記録膜が形成され、さらに、その上にCVDによってDLC保護膜を10nm形成して、可撓性を有するシート状ディスクとなした。
【0081】
このシート状ディスクを、DVD規格同様のテーパ付きコーン状チャックを有するスピンスタンドに取り付け、上から押さえてディスク・チャッキング用のクランプを取り付けた。上下のクランプでディスクは挟持される状態になる。このことも従来のDVDと同様である。
【0082】
この状態でシート状ディスクを回転数5000rpmで回転させ、半径40mmの箇所を、図2に示したような安定化ガイド部材を用いたベルヌーイの定理によって安定化させ、405nm,NA0.85の光ピックアップにて、フォーカシングおよびトラッキングサーボをかけた。この状態でシート状ディスクは偏心の少ない状態になるため、きわめて安定にサーボをかけることができる。このとき、トラッキングにはフィードフォワード制御はかけず、フィードバックのみにした。
【0083】
そして、シート状ディスクを再びピックアップを外へ退避し、スピンドルを止め、シート状ディスクをスピンドルモータのスピンドルから取り外した。このスピンドルの着脱を、その後、100回繰り返した。そして、再度、該シート状ディスクにおける半径40mmの位置に、回転数5000rpmにて光ピックアップでフォーカシング,トラッキングを試みた。この結果、フォーカスサーボには問題はなかったが、トラッキングサーボの残留エラーが多く、トラッキングが不安定で外れそうになった。ディスク偏心は100μmに達していた。これはチャッキングを繰り返すことによって、チャッキング用の中心孔(貫通孔)の精度が低下して偏心量が大きくなったからと考えられる。ディスクの耐久性に問題がある。
【0084】
一方、本発明の実施形態,実施例のように、フィードフォワード制御を用いれば、ある程度のディスク偏心の増大に耐えられるが、比較例のようにハブなしで貫通孔を有する薄いシート状のディスクでは、チャッキング動作の繰り返しによって、偏心が増えるのみならず、その部分から破れてしまうおそれがある。
【0085】
したがって、貫通孔によるチャッキングを利用する限り、補強の意味でハブなどを設けることが必須であると考えられ、このためディスク製造工程が複雑化し、かつシート状ディスク全体の厚みが増してしまうことになる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る光ディスクによれば、従来のように光ディスク中心部に偏心を考慮に入れて中心孔を設けなくても、偏心補正を行うことができ、またハブを接着しないことから、ディスク製造を簡略化することができ、かつシート状の光ディスク全体の厚みがシート自体のみで規定することができるため、光ディスクの薄型化を図ることができると共に、該光ディスクを収納するディスクカートリッジの薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクの実施形態を説明するための可撓性を有するシート状の光ディスクを示す斜視図
【図2】本発明の光ディスク駆動装置の実施形態を説明するための光ディスク駆動装置の概略構成図
【図3】本実施形態における上下のクランパの構成図
【図4】本実施形態を説明するためのトラッキングエラー信号の一例の波形を示す図
【図5】本実施形態における偏心補正動作に係るフローチャート
【図6】(a)は本発明の実施例1における可撓性ディスクの構成を示す図、(b)は(a)の丸印部における断面構成を示す拡大断面図
【図7】本発明の実施例1における光ディスクの外周を受けて芯だしを行う外周受け治具の構成と動作を説明する構成図
【符号の説明】
1 光ディスク
2 中央鏡面部
3 偏心測定領域
4 データ領域
5 外周鏡面部
10 スピンドルモータ
11 下クランパ
13 上クランパ
14 本体ケース
16 光ピックアップ
17 安定化ガイド部材
18 外周受け治具
20,21 永久磁石
22 電磁石

Claims (6)

  1. 表面に情報記録領域を備えた可撓性を有するシート状の光ディスクにおいて、ディスク中心部を無孔かつ平坦面としたことを特徴とする光ディスク。
  2. 前記ディスク中心部に、ディスク偏心補正用データを検出するための溝またはピット列を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ディスク。
  3. 前記溝またはピット列を、前記ディスク中心部でディスクを挟持するクランパ部材が接触する部分における外周部かつ前記情報記録領域の内周部に設けたことを特徴とする請求項1または2記載の光ディスク。
  4. 同心円状あるいは螺旋状に形成された前記溝またはピット列における半径方向のピッチを、前記情報記録領域に形成された情報トラック間のピッチより広くしたことを特徴とする請求項2または3記載の光ディスク。
  5. 前記溝またはピット列に少なくともディスク識別情報などのディスク管理情報を記録したことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項記載の光ディスク。
  6. 当該光ディスクが追記型ディスクまたは書き換え型ディスクである場合、前記溝またはピット列に少なくともディスクのディレクトリ情報などの管理情報を記録することを特徴とする請求項〜5のいずれか1項記載の光ディスク。
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