JPH1116234A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH1116234A
JPH1116234A JP9167002A JP16700297A JPH1116234A JP H1116234 A JPH1116234 A JP H1116234A JP 9167002 A JP9167002 A JP 9167002A JP 16700297 A JP16700297 A JP 16700297A JP H1116234 A JPH1116234 A JP H1116234A
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JP
Japan
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disk
optical disk
clamping force
clamper
magnetic head
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Application number
JP9167002A
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English (en)
Inventor
Takeshi Mori
豪 森
Michinobu Saegusa
理伸 三枝
Yoshiteru Murakami
善照 村上
Akira Takahashi
明 高橋
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH1116234A publication Critical patent/JPH1116234A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
    • G11B7/24003Shapes of record carriers other than disc shape

Landscapes

  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度記録化のため薄型ディスク基板を用い
て、かつ磁気ヘッドの荷重によって生じるそりを補正す
る光ディスク装置を提供する。 【解決手段】クランプ力を調節して光ディスクにそりを
生ぜしめ、磁気ヘッド荷重によって生じるまげ応力とバ
ランスさせることにより、レーザー照射位置での光ディ
スクのそりが補正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザー光の照射に
よって情報を記録再生する光ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】レーザー光の照射によって情報の記録再
生を行なう光ディスクとして各種のディスクが実用化さ
れ、高密度記録化が進んでいる。
【0003】半導体レーザから発射されたレーザ光は集
束レンズによって集光される。集光されたレーザ光は光
ディスクの透明基板を透過して光記録膜上に焦点を結
ぶ。そして、このレーザ光が焦点を結ぶことで形成され
た微小のビームスポットにより、該ビームスポットの直
径wに対応した大きさで記録ピットが形成される。
【0004】記録密度は記録ピットがビームスポットの
直径wに対応した大きさで形成されることから、このビ
ームスポットの直径wによってほぼ決定され、高記録密
度化には、まずこのビームスポットの直径wをできるだ
け小さくすることが必要となってくる。
【0005】ビームスポットの直径wは、式1のように
表される。
【0006】
【数1】
【0007】すなわち高密度記録化は、半導体レーザー
波長λを短くすること、あるいは、集束対物レンズの開
口数NAを大きくすることによって、ビームスポットの
直径wを小さくすれば実現できる。しかしながら、レー
ザー波長λの短波長化は現状では困難であるため、対物
レンズの開口数NAを出来るだけ大きくする試みがなさ
れている。
【0008】ところが、対物レンズの開口数NAを大き
くすると、ディスクの傾き(スキュー)やそり(チル
ト)によって生じる収差が大きくなり、ディスクの傾き
に対する許容度(マージン)が小さく、結果として記録
再生特性が悪くなる。
【0009】ディスクの傾きによって生じる収差の大き
さは、3次のコマ収差係数W31によって決まり、このW
31は式2のように表される。
【0010】
【数2】
【0011】ここで、dはディスク基板の厚み、θはデ
ィスクの傾き角、nは基板材料の屈折率である。
【0012】式2からわかるように、W31すなわち収差
の増大する割合は、NAの3乗に比例して増大する。現
在用いられている記録再生システム(例えば、基板厚み
1.2mm)の対物レンズの開口数NAは0.45であ
り、この場合上記収差を所定範囲内に抑えるためのディ
スクの傾き角θの許容度(マージン)は±0.3deg
程度である。しかし、さらに高密度化のために対物レン
ズの開口数NAを大きくしようとすると、W31にはNA
が3乗で利いてくるため傾き角θの許容度(マージン)
は非常に小さくなり、実用化は不可能である。
【0013】そこで、このような光ディスクにおいて、
対物レンズの開口数NAを大きくする場合には、傾き角
θの許容度(マージン)を確保するための改善手段とし
て、ディスク基板の厚みdを小さくすることが必要とな
ってくる。
【0014】基板厚みを小さくすると、式2に従って収
差を低減することができ、傾き角θの許容度(マージ
ン)が確保でき、実用化が可能となる。つまり、高密度
記録化のためにはディスク基板の厚さ1mm以下の薄型
化が望ましく、近年0.6mm厚基板や0.8mm厚基
板を用いた光ディスクが提案、実用化されている。たと
えば、DVDでは二枚貼り合わせものであるが、一枚の
基板厚を0.6mmとして傾き角θの許容度(マージ
ン)を確保している。
【0015】一方、光記録方式は現在数種類が実用化さ
れており、代表的なものに光磁気記録方式、相変化記録
方式などがある。以下光磁気記録方式について説明す
る。
【0016】光磁気記録方式では、再生時は回転してい
るディスクにレーザー光を照射し、ディスク内の垂直磁
気記録膜によって生じる反射光のカー効果を検出するこ
とにより信号を読み取る。これに対し記録時は、照射レ
ーザー光の強度を強めて記録媒体のキュリー温度以上と
して磁気秩序をなくした上で、冷却時に記録磁界によっ
て磁化方向を変化させるという過程をとる。この際、記
録磁界発生のための磁気ヘッドが必要となる。
【0017】上記磁気ヘッドは何らかの手法でディスク
の情報記録媒体面側に近接し、記録磁界を加えることに
なるが、同じ磁気ヘッドでも情報記録媒体に近接すれば
するほど発生磁界が大きくでき記録感度は上昇する。現
在磁気ヘッドの近接方法としては、ディスクにヘッドが
接触する摺動型、ディスクの回転を利用してディスク・
ヘッド間の距離を一定値(およそ数10〜15mm)に
保持して浮上させる浮上型がある。特に磁界変調オーバ
ーライト方式では、磁界方向を短時間で反転させる必要
があるため、磁気ヘッドの小型化が進められているが、
逆に磁気ヘッド自体の発生磁界が低減してしまう。そこ
で、十分な記録磁界をディスクに与えるためには磁気ヘ
ッドをディスクにできるだけ近接させる必要があり、耐
久度・消耗性の問題から非接触の浮上型が望ましく、現
在実用化が検討されている。
【0018】前述したDVDは、0.6mm厚ディスク
2枚の表裏貼り合わせにより強度は確保されるものの、
記録層がディスク内部に存在して磁気ヘッドとの距離が
ディスク基板の厚さ分離れることになる。すなわち、従
来のDVDでは十分な記録磁界をかけることが不可能と
なるため、磁界変調オーバーライトのためには単板ディ
スクの構成が必要である。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に記録時磁気ヘッドをディスクに近接させた場合、浮上
型磁気ヘッドではヘッド荷重がディスクにかかり、ディ
スク自体にまげ応力が生じることになる。特に、上述の
ように貼り合わせによる強度補強が利用できない薄型単
板ディスクでは、ディスクのまげ剛性が重要な評価要因
となる。
【0020】ディスク基板などの均一平板のまげ剛性D
は、式3で表される。
【0021】
【数3】
【0022】ここで、Eは板の縦弾性係数、dは板の厚
み、nは板材料のポアソン比である。
【0023】つまり、まげ剛性Dは基板の厚みの3乗に
比例するので、基板の厚みが小さくなるにつれてまげ剛
性が急激に小さくなりまがりやすくなる。すなわち、小
さな外部応力がかかった場合でも基板の曲がりが生じて
しまう。このまがりによって生じるそり角(チルト角)
は、記録再生時の傾き角となるので、薄型基板を採用し
て傾き角θの許容度(マージン)を確保しようとして
も、基板自体がまがってしまって結局傾き角θが大きな
値となって許容度を越えてしまっては意味がなく、実用
化は不可能である。
【0024】そこで、磁気ヘッドの荷重を軽減してそり
を抑える方法が考えられるが、磁気ヘッドを軽量化しす
ぎると、ディスクの回転によって生じる回転軸方向のデ
ィスクのうねりに追従することが困難となり、また、ヘ
ッドの共振、ぶれが起こりやすくなるので、現状では軽
量化は1g程度が限界である。
【0025】1gの磁気ヘッドが120mmφ、0.6
mm厚基板の光ディスク上の外周部にある場合、シミュ
レーション計算と実験によって0.1〜0.2degの
そり角となることが明らかになっている。この値は傾き
角θの許容度から見て無視する事のできない値である。
【0026】磁気ヘッドの荷重によって生じるそりの様
子を図19に示す。図19では、クランプ力はクランパ
54による機械的押圧力であるが、ターンテーブル53
に設けられた永久磁石とクランパ54に設けられた磁性
体との磁気的吸引力をクランプ力とする方法もある。
【0027】記録時に磁気ヘッド56が近接して光ディ
スク55にまげ応力が加わった場合、図19に示すよう
に光ディスク55は情報記録媒体面側を外側にした椀形
状にそる。例えば、CD、DVD互換を考慮に入れ12
0mmφのディスクを0.6mm厚程度で作製した場
合、磁気ヘッド56が外周部に行くほど生じるまげモー
メントが大きくなるので、径の小さいディスクに比べて
そりはさらに大きくなる。
【0028】つまり、磁気ヘッド56の位置、すなわ
ち、そのちょうど裏側にある光ピックアップ57による
レーザー光照射位置で大きなそりが生じることになる。
レーザー光照射位置でのそり、すなわち傾きは情報記録
の障害となるため、この位置でのそりを低減、補正する
ことが課題となる。そり角(チルト角)として図19の
方向に正負を定義すれば、中でもディスク半径方向のそ
りは負の大きな値をとるため、特に半径方向のそりを低
減、補正することが課題となる。
【0029】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、クランプ部とクランパの両方が、少なくともディス
クとの点接触あるいは線接触あるいは面接触する部分を
有し、前記接触部分は前記クランプ部と前記クランパで
スピンドル回転軸に対して異なり、クランプ力を変化し
たとき、ディスクを前記接触部分に倣わせることによっ
てディスクにまげを与え、ディスクそり量の補正を行な
うことを特徴とする光ディスク装置である。
【0030】請求項2に記載の発明は、クランプ部とク
ランパのいずれかあるいは両方が、少なくともスピンド
ル回転軸に回転対称な傾斜面を有し、クランプ力を変化
したとき、前記傾斜面あるいはその境界にディスク面を
倣わせることによってディスクにまげを与え、ディスク
そり量の補正を行なうことを特徴とする請求項1に記載
の光ディスク装置である。
【0031】請求項3に記載の発明は、クランプ部とク
ランパのいずれかあるいは両方が、少なくともスピンド
ル回転軸に回転対称な傾斜曲面を有し、クランプ力を変
化したとき、前記傾斜曲面あるいはその境界にディスク
面を倣わせることによってディスクにまげを与え、ディ
スクそり量の補正を行なうことを特徴とする請求項1に
記載の光ディスク装置である。
【0032】請求項4に記載の発明は、前記クランパは
ディスクに取り付けられるハブを構成することを特徴と
する請求項1乃至3のいずれかに記載の光ディスク装置
である。
【0033】請求項5に記載の発明は、磁気ヘッドがデ
ィスク上に位置するか否かによってクランプ力を変える
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光
ディスク装置である。
【0034】請求項6に記載の発明は、磁気ヘッドのデ
ィスク半径位置に応じてクランプ力を変えることを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の光ディスク装
置である。
【0035】請求項7に記載の発明は、クランプ時にデ
ィスクの厚みを検知し、ディスクの厚さによってクラン
プ力を変えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
かに記載の光ディスク装置である。
【0036】請求項8に記載の発明は、クランプ時にデ
ィスクに取り付けられたハブの厚みを検知し、前記ハブ
の厚さによってクランプ力を変えることを特徴とする請
求項1乃至6のいずれかに記載の光ディスク装置であ
る。
【0037】請求項9に記載の発明は、光ピックアップ
の駆動位置をモニターして、ディスク基板面が常に一定
の高さになるようにクランプ力を変えることを特徴とす
る請求項5乃至8のいずれかに記載の光ディスク装置で
ある。
【0038】請求項10に記載の発明は、てこを介して
クランプ力を変化することを特徴とする請求項1乃至9
のいずれかに記載の光ディスク装置である。
【0039】請求項11に記載の発明は、カムを介して
クランプ力を変化することを特徴とする請求項1乃至9
のいずれかに記載の光ディスク装置である。
【0040】請求項12に記載の発明は、クランプ力が
クランプ部とクランパに備えられた電磁石と磁性体との
磁気的吸引力であることを特徴とする請求項1乃至11
のいずれかんに記載の光ディスク装置である。
【0041】請求項13に記載の発明は、クランプ力が
クランプ部とハブに備えられた電磁石と磁性体との磁気
的吸引力であることを特徴とする請求項4乃至11のい
ずれかに記載の光ディスク装置である。
【0042】
【発明の実施の形態】本発明具体的な実施例を図面を参
照しながら説明する。
【0043】(第1の実施例)本発明の光ディスク装置
の第1の実施例について、図1〜4に基づいて説明す
る。
【0044】図1は光ディスク装置のターンテーブル部
の該略図、図2は通常ディスクをクランプした状態、図
3は磁気ヘッドの荷重によるそりを補正するためクラン
プ力を増大させて、前記磁気ヘッドの荷重によるそりと
は逆方向のそりを発生させた状態、図4は図3の状態で
磁気ヘッドが光ディスク上にある状態を、それぞれ示す
ものである。
【0045】光ディスク5は、透光性ディスク基板上に
光記録再生膜が形成され、図示していないがさらに保護
樹脂膜が形成されている。ディスク基板は、例えばポリ
カーボネートからなり、高密度記録化のために厚さは
0.6mmに薄型化されている。光ディスク5が再生専
用の場合は、凹凸からなるピットが形成され、さらにそ
の上から反射膜が成膜されている。光磁気ディスクの場
合は、光磁気記録再生膜は磁性を持つ希土類・遷移金属
のアモルファス合金、および透明誘電体からなり、厚さ
は数十〜数百nm程度である。なお、図示してはいない
が、実際には光ディスク5はカートリッジの中に収納さ
れていても構わない。
【0046】磁気ヘッド6は約1gの重量で面積約30
mm2の(5mm×6mm)長方形型である。
【0047】図1に示されるように、ターンテーブル3
のクランプ部1には平坦面クランプ部1aと傾斜面クラ
ンプ部1bが設けられ、平坦面クランプ部1aは磁気ヘ
ッド6がディスク5上にない場合の光ディスク5の再生
のために利用され、傾斜面クランプ部1bは磁気ヘッド
6がディスク5上にある場合にそり補正のために利用さ
れるものである。
【0048】一方、クランパ4も光ディスク5と接する
面が二つの領域をなしており、内周側の平坦面4aと、
外周側の傾斜面4bを有している。
【0049】図2は、磁気ヘッド6がディスク上にない
場合に、光ディスク5を再生する際のクランプ状態であ
る。磁気ヘッド6がディスク上にないので、光ディスク
5はまげ応力を受けることがない。この状態では光ディ
スク5は均一平面状であるので、光ディスク5は従来の
光ディスククランプ方法と同様に、平坦面クランプ部1
aとクランパ平坦面4aとで挟みこんでクランプされて
いる。
【0050】図2に示すクランプ状態では、ディスク5
に接する平坦面クランプ部1aの径と、クランパ平坦面
4aの径とが異なるため、この状態からさらにクランパ
4にクランプ力を与えると、図3に示すように力学的ま
げモーメントが発生してディスク半径方向に正の所望の
まげを与えることができる。このクランプ状態で、光デ
ィスク5にそれぞれ接する部分は、平坦面クランプ部1
aとクランパ平坦面4aで実質的にそれぞれ半径位置が
異なっている。
【0051】この時、図4に示すように、磁気ヘッド6
が光ディスク5上にあれば、図3で生じたそりによる応
力が磁気ヘッド6の荷重によるまげ応力とつりあって、
レーザー照射位置でのそりを補正することができ、レー
ザー光に垂直な、そりのない平面が実現できる。その結
果、情報の確実な記録再生が可能となる。
【0052】図3、4では、便宜上光ディスク5は前記
傾斜面1b、4bに挟みこまれているように図示してい
るが、クランプ力が大きくなく、光ディスク5に与える
まげモーメントがそれほど大きくない場合は、ディスク
5とクランプ部1との接触部分はクランプ部平坦面1a
の最内周部、ディスクとクランパ4との接触部分は平坦
面4aの最外周部となるので、必ずしも前記傾斜面1
b、4bに密着しない。
【0053】クランプ力が大きく、ディスクに十分なま
げモーメントを与える場合は、クランプ部の傾斜面1b
とクランパの傾斜面4bとで全面的に光ディスク5を挟
みこむことになる。すなわち、十分なクランプ力で完全
にディスク5を挟み込んでいる状態のとき、傾斜面1
b、4bで設定される角度が補正を行なう際の最大角度
となる。すなわち、最大そり(磁気ヘッドがディスク最
外周に位置する際に発生する、0.2deg程度以下)
を補正するための角度を前記傾斜面1b、4bで設定し
ておけば、傾斜面でディスク5を挟みこんだ場合に正確
なまげ角度を実現でき、通常状態からその角度までの範
囲内でそり角の補正が可能となる。
【0054】クランプ力を連続的に制御可能とする場
合、ディスクまげ角度は前記角度範囲内で制御できる。
その時のディスク5とクランプ部1との接触部分はクラ
ンプ部平坦面1aの最内周部、ディスク5とクランパ4
との接触部分は平坦面4aの最外周部となり、必ずしも
全面的に前記傾斜面1b、4bに密着するわけではない
ので、傾斜角が前述のように0.2deg程度以上の角
度であって最大そりを補正できるのであれば、これを特
に指定するものではなく、0.2〜1deg程度でよ
い。この場合の傾斜面は、大きなクランプ力がかかった
場合にディスクの変形を制限し、破壊を防ぐために機能
する。
【0055】ただし、制御方法を簡略にするため、クラ
ンプ力を段階的に変化させ、平面部1a、4aによる通
常挟み込みと、傾斜面1b、4bによる挟みこみを利用
する場合、傾斜面1b、4bの傾斜角は最大補正角度と
なって重要な意味を持つので、最大そり(磁気ヘッドが
ディスク最外周に位置する際に発生する、0.2deg
程度以下)を補正するための角度、すなわち0.2de
g程度に正確に加工しておく必要がある。この場合、ク
ランプ力がある程度以上になっても、クランプ部1とク
ランパ4の両傾斜面1b、4bで挟みこむので、それ以
上ディスク5がまがることがなく、最大そりを正確に補
正することができる。
【0056】なお、0.2degという値は、本実施例
で用いた120mmφ、0.6mm厚均一ディスクと1
g磁気ヘッド(面積約30mm2)の場合の値であり、
実際の角度は磁気ヘッドの形状・重量に応じて異なるの
で、実際にはそれに応じて設定すればよい。
【0057】次にクランプ部1とクランパ4の各部の数
値の具体例について図1を参照して説明する。特に重要
な数値として、クランプ部平坦面1aの内周半径を
1i、外周半径をR1o(R1i<R1o)、クランパ平坦面
4aの外周半径をR4oとする(単位はmm)。これ以外
の傾斜面のパラメータは本質的には関与しないので、と
くに指定しない。
【0058】CD、DVDとの互換を考慮に入れると、
光ディスクの中心孔半径Riは7.5mm(15mm
φ)であるから、まずクランパ平坦面4aの外周半径R
4o>Riである必要がある。この値が小さいと、ディス
クの中心孔付近にかかる応力が局部的に大きくなるの
で、所望のまげが得られず、最悪の場合ディスクを破壊
することになるので注意を要する。
【0059】クランプ部平坦面1aの内周半径R1iは、
ディスクにまげモーメントを発生させるために、構造上
1i>R4oでなければならない。R1i−R4o=aとする
と、このaの値が大きければ大きいほど、ディスクにま
げを生ぜしめるために必要なクランプ力が小さくなるの
で、できるだけaを大きくすることが望ましい。
【0060】クランプ部平坦面1aの外周半径R1oは、
内径R1iよりも大きく(R1o>R1i)クランプ部1とし
てディスク保持に十分な幅を得ることができればよく、
ディスク5のクランプ領域(半径Roとする)の範囲ま
でとることができる。
【0061】すなわち、 Ri<R4o<R1i<R1o≦Ro である。
【0062】また、通常クランプ力時にクランプ部平坦
部1aとディスク5と十分に接触面積をとるためにクラ
ンプ部平坦部1aの幅(=R1o−R1i)は2mm以上、
またクランパ平坦面4aの幅(=R1i−R4o)も同様に
2mm以上の値をとるのが望ましい。さらに、まげモー
メントを容易に発生させるためにR1i−R4oの値を大き
くする(少なくとも2mm以上)ように設定しておくと
よい。
【0063】本実施例では、DVDを想定してRi
7.5mm(15mmφ)、Ro=16.5mm(33
mmφ)とし、R4o=11mm(22mmφ)、R1i
13.5mm(27mmφ)、R1o=16.5mm(3
3mmφ)とした。
【0064】図5は、実際にクランプ力を調節すること
によって、光ディスク5の半径方向のそりを制御するこ
とができるかどうかを確認するため、クランプ力を変化
させた場合の0.6mm厚薄型基板のそり特性を調査し
たものである。
【0065】図5は、ポリカーボネート製120mm
φ、0.6mm厚薄型基板(1800rpm回転)の半
径方向のそり角を、クランプ力を3段階(大、従来、
小)に変化させて測定したものである。横軸はディスク
5の半径方向の位置、縦軸は該位置でのディスク5のそ
り角度を示している。
【0066】なお、各種実験条件は、以下の通りであ
る。 ディスク(5):120mmφ、0.6mm厚均一、中
心孔15mmφ、クランプ領域22〜33mmφ クランプ部平坦面(1a):内径27mmφ、外径33
mmφ クランプ部傾斜面(1b):内径22mmφ、外径27
mmφ クランパ平坦面(4a):外径22mmφ クランパ傾斜面(4b):内径22mmφ、外径27m
mφ 磁気ヘッド(6):なし クランプ力:普通;2N、大;70N、小;0.3N この結果によると、クランプ力が従来より大きくなって
まげ応力が増せば、ディスクの半径方向のそり角が正方
向に変化する。この方向は磁気ヘッドの荷重によってデ
ィスクに生じる負のそりと反対方向である。このことを
利用すれば、両原因によって生じるまげ応力がちょうど
つりあった時に、レーザー照射位置でのそりを補正する
ことができ、レーザー光に垂直な、そりのない平面が実
現できる。
【0067】すなわち、図3に示すようにクランプ力を
増した状態では、光ディスク5は半径方向に正のそりを
生じるので、図4に示すように磁気ヘッド6が光ディス
ク5上にあれば、磁気ヘッド6の位置ではその荷重によ
るまげ応力とつりあい、レーザー照射位置でのそりを補
正することができ、レーザー光に垂直な、そりのない平
面が実現できる。
【0068】以上により、磁気ヘッド6が光ディスク5
上にない時には、図2に示すように従来通りのクランプ
力で光ディスク5を保持する。磁気ヘッド6が光ディス
ク5上にある時には、図4に示すようにクランプ力を増
加させて光ディスク5の半径方向に正のそりを生ぜし
め、それによるまげ応力と磁気ヘッド6の荷重によるま
げ応力とをつりあわせて、光ディスク5のレーザー照射
位置でのそりを補正することができ、レーザー光に垂直
な、そりのない平面が実現できる。その結果、情報の確
実な記録再生が可能となる。
【0069】本実施例では、CD、DVD互換を考慮に
入れ120mmφのディスクを0.6mm厚で作製した
が、120mmφディスクでは磁気ヘッド6が外周部に
行くほど生じるまげモーメントが大きくなるので、64
mmφなど径の小さいディスクに比べてそりはさらに大
きくなる。すなわち本発明は、磁気ヘッド荷重の影響が
大きい、径の大きなディスクに対して非常に有効であ
る。
【0070】なお、上記磁気ヘッド6は駆動モーターや
電磁石を用いて昇降するので、磁気ヘッド6が光ディス
ク5上にあるか否かはこれら昇降機構の動作状況を検出
すればよいが、検出方法は前記手段に限らず、他の手段
でも構わない。
【0071】(第2の実施例)図6は本発明の光ディス
ク装置の他の実施例を示すクランプ部とクランパの形状
の概略図である。
【0072】第1の実施例で説明したクランプ部1とク
ランパ4の形状は、光ディスク5自体を湾曲させること
が目的であるため、図1の傾斜面1b、4bに変えて、
現実には図6のような曲面1c、4cであっても構わな
い。ただし、ディスクのまげに際して重要な意味を持つ
平坦部は、第1の実施例で述べたような条件を満たすも
のとする。
【0073】本実施例のように曲面1c、4cで光ディ
スク5を押圧することができれば、第1の実施例の場合
に比べてディスク面との接触面が滑らかであるため、ク
ランプ時にディスクに傷がつきにくく、またディスクを
湾曲させた際にディスクへの応力が一部分に集中するこ
とを防ぐことができる。
【0074】(第3の実施例)図7はさらに他の例を示
す、クランプ部とクランパの形状の概略図である。
【0075】第1、第2の実施例では、クランプ部1お
よびクランパ4の形状は、クランプ力を変化させた場合
に力学的まげモーメントを発生させて、光ディスク5に
半径方向に正のそりを生じさせることを目的としてい
る。クランプ力を変化させて、光ディスク5の半径方向
のそりを正に生じさせることができれば、クランプ部1
およびクランパ4の形状は実際にはどのようなものでも
構わないし、前記の傾斜面、曲面には実際に光ディスク
5が密着していなくても構わない。光ディスク5と、ク
ランプ部1またはクランパ4との接触方法も点接触、線
接触、面接触のいずれであっても構わない。
【0076】図7は、光ディスク5と、クランプ部1ま
たはクランパ4との接触方法が線接触である一例を示し
ている。この例では、クランプ力を増してそり補正を行
なった時、光ディスク5はクランプ部1とは平坦面1a
の内周部分のエッジで線接触し、同じく光ディスク5は
クランパ4とは平坦面4aの外周部分のエッジで線接触
する。このときのクランプ部1側の環状接触部分の径が
クランパ4側のそれに比べて大きいため、クランパ4に
クランプ力を与えると、力学的まげモーメントが発生し
て光ディスク5に半径方向に正のまげを与えられる。最
大そり(磁気ヘッドがディスク最外周に位置する際に発
生する、0.2deg程度以下)を補正するための空間
的余裕があれば、その範囲内でそり角の補正が可能とな
る。ただし、ディスクのまげに際して重要な意味を持つ
平坦部1a、4aは、第1の実施例で述べたような条件
を満たすものとする。
【0077】なお本実施例では、環状補助クランプ部1
dはクランパの押圧力が何らかの理由で強すぎた時にデ
ィスクの破損を防ぐために設けられているので、実際に
は特に設けなくても構わない。
【0078】このように、本実施例では、第1、第2の
実施例で述べたような傾斜面や傾斜曲面を設けていない
ので、作製工程を簡略化することができる。
【0079】(第4の実施例)図8、図9は、クランプ
力の具体的な制御機構例を示すものである。
【0080】図8は電磁石を用いたクランプ力制御機構
例である。スピンドルモーター13上でターンテーブル
3が回転する。電磁石14の極と磁性体15が対向して
おり、電磁石14の電流値を調節することによって、て
こ20を介しててこ20の作用点であるクランパ4の押
圧力を調節することができる。磁性体15を永久磁石と
してその極を電磁石14の極に対向させた場合は、磁気
的吸引力の制御により押圧力が調節できるだけでなく、
電磁石14の極性を変えることによってディスク取り外
しの際のクランパ上昇を実現することができる。
【0081】図9はカムと板バネを用いたクランプ力制
御機構例である。てこ20の支点と作用点(クランパ)
との間の一部あるいは全部を板バネ16とし、カム17
をステッピングモーターなどで構成して回転角を制御す
ると、カム17の角度によってクランパ4の押圧クラン
プ力を制御することができる。
【0082】(第5の実施例)本発明の光ディスク装置
の他の実施例について、図10、11に基づいて説明す
る。
【0083】図10は電磁石10と磁性体4dでクラン
プ力を得る光ディスク装置の通常のクランプ状態、図1
1は磁気ヘッド6が光ディスク5上に位置している状態
の概略図である。
【0084】図10では、クランパ4に磁性体4dを設
け、ターンテーブル3側のクランプ部1に磁界発生用コ
イル8と軟磁性体9からなる電磁石10を設けることに
よって、磁気吸引力を生ぜしめクランプ力としている。
なお、スピンドル2に設けられた電極12と、常に電極
12に接しているブラシ電極11によってターンテーブ
ル3の回転時でも磁界発生用コイル8に流れる電流を制
御することができ、電磁石10の発生磁界を制御するこ
とができる。
【0085】このように本実施例では、電磁石10の発
生磁界を変化させることによって磁性体4dとの吸引力
を変化させ、第4の実施例と同様の効果を得るというも
のである。すなわち、図11に示すように、発生磁界を
強くしてクランプ力を増した状態では、光ディスク5は
半径方向に正のそりを生じ、磁気ヘッド6の位置ではそ
の荷重によるまげ応力とつりあって、レーザー照射位置
でのそりを補正することができ、レーザー光に垂直な、
そりのない平面が実現できる。その結果、情報の確実な
記録再生が可能となる。加えて、本実施例では、電流に
よってターンテーブル3側のみでクランプ力を制御する
ことができるため、従来独立した動力が必要であったク
ランパ4の上下機構に、動力が不要となる。
【0086】たとえば、クランパ4の上下機構にバネを
設け、クランパ4の上昇時にバネが通常状態にある。電
磁石10の磁力を強めると磁性体との磁気的吸引力が増
し、バネの弾力に抗してクランパ4を吸引し、ディスク
をクランプする。電磁石10の磁力を低減すると弾性力
でバネが伸びることによりクランパ4は上昇する。
【0087】あるいは磁性体4dを有極性の磁性体、す
なわち永久磁石とし、極をディスクおよび電磁石10の
方向に配向させると、電磁石10の発生磁界の極性を反
転させるだけで吸引、反発が可能となり、クランパ4の
上下駆動が実現できる。
【0088】これらによりクランパ側の構成を簡略化す
ることができ、部品点数の削減、装置の薄型化が可能と
なる。さらに、従来の永久磁石と磁性体による磁気的吸
引力はクランプ時と取り外し時で変化しないため、取り
外し時には吸引力が大きすぎてディスクが力学的に負担
を受け、クランパの構成にも工夫が必要であった。それ
に比べ本実施例では、電流によってターンテーブル3側
のみでクランプ力を制御することができるので、取り外
し時の磁気的吸引力を低減、あるいは前記のように反発
させることによって取り外しが容易となり、ディスクの
受ける力学的な負担をなくし、クランパの構成を簡略化
することができる。
【0089】なお、第4、第5、第6の実施例におい
て、クランプ部1、クランパ4の構成として第1に実施
例(図1ないし図4参照)のものを示したが、他の構
成、例えば第2、第3の実施例(図6、図7)の構成等
であっても勿論可能である。
【0090】(第6の実施例)図12は上述した機能を
有するクランパをハブ部に構成したものである。
【0091】ディスク5に対してマグネットチャッキン
グのために設けられたハブ4は、プラスチックあるいは
金属からなり、先端部に磁気的に吸引されるための磁性
体(もしくは永久磁石)4aを有し、フランジ部4bで
光ディスク5とUV硬化樹脂などの接着剤で接着されて
いる。
【0092】クランプ力は、光ディスク5内周部のハブ
4に磁性体4aを設け、ターンテーブル3側に磁界発生
用コイル8と軟磁性体9からなる電磁石10を設けるこ
とによって、磁気吸引力を生ぜしめクランプ力としてい
る。なお、スピンドル2に設けられた電極12と、常に
電極12に接しているブラシ電極11によってターンテ
ーブル3の回転時でも磁界発生用コイル8に流れる電流
を制御することができ、その結果電磁石10の発生磁界
を制御することができる。すなわち電磁石10とハブ4
に設けられた磁性体4aとの磁気的吸引力を変化させ、
クランプ力を制御することができる。
【0093】図12は、磁気ヘッド6がディスク5上に
ない場合に光ディスク5を再生する際のクランプ状態を
示している。磁気ヘッド6がディスク5上にないので、
光ディスク5はまげ応力を受けることがない。この状態
では光ディスク5は均一平面状であるので、光ディスク
5は従来と同様にハブ4が吸引される一方で平坦面クラ
ンプ部1aで保持されクランプされている。このクラン
プ初期の状態では光ディスク5に接する部分平坦面クラ
ンプ部1aとハブ4の吸引力の作用するフランジ部4b
とでは実質的な半径が異なっている。
【0094】一方、図13で示すように磁気ヘッド6が
ディスク5にある場合、磁気ヘッド6の荷重が光ディス
ク5にかかってまげ応力となり、特に高密度記録化を目
的とする上記薄型基板の場合まげ剛性が小さいため、デ
ィスク5容易にそりを生じる。先に説明した各実施例と
同様に、具体的には、1gの浮上型磁気ヘッドが上外周
部にある場合、シミュレーション計算と実験によって
0.1〜0.2degの負のそり角となる。この値は傾
き角の許容度として無視する事のできない大きな値であ
る。
【0095】図12に示されるクランプ状態では、ディ
スク5に接する部分平坦面クランプ部1aの径は、ハブ
4の吸引力の作用するフランジ部4bの径よりも大きい
ため、この状態からさらに電磁石10の発生磁界を強く
してクランプ力を与えると、図14に示すように、力学
的まげモーメントが発生してディスク半径方向に正の所
望のまげを与えることができる。
【0096】この時、図13に示すように磁気ヘッド6
が光ディスク5上にあれば、図14で生じたそりによる
応力が磁気ヘッド6の荷重によるまげ応力とつりあっ
て、レーザー照射位置でのそりを補正することができ、
レーザー光に垂直な、そりのない平面が実現できる。そ
の結果、情報の確実な記録再生が可能となる。
【0097】図13、14では、便宜上光ディスク5は
前記傾斜面1bに倣っているように図示しているが、ク
ランプ力が大きくなく、光ディスク5に与えるまげモー
メントがそれほど大きくない場合は、ディスク5とクラ
ンプ部1との接触部分はクランプ部平坦面1aの最内周
部となる。
【0098】クランプ部1とハブ4の各部の数値につい
て、図12を参照して具体的に説明する。特に重要な数
値として、クランプ部平坦面1aの内周半径をR1i、外
周半径をR1o(R1i<R1o)、ハブ4のフランジ部4b
の外周半径をR4oとする(単位はmm)。これ以外の傾
斜面のパラメータは本質的には関与しないので、とくに
指定しない。
【0099】光ディスク5の中心孔半径をRiとする
と、ハブ4のフランジ部4bの外周半径R4o>Riであ
る必要がある。この値が小さいと、磁気的吸引力をうけ
たハブ4がディスクの中心孔付近にのみ力を加え、応力
が局部的に大きくなるので、所望のまげが得られず、最
悪の場合ディスクを破壊することになるので注意を要す
る。
【0100】クランプ部平坦面1aの内周半径R1iは、
ディスク5にまげモーメントを発生させるために、構造
上R1i>R4oでなければならない。R1i−R4o=aとす
ると、このaの値が大きければ大きいほど、ディスク5
にまげを生ぜしめるために必要なクランプ力が小さくな
るので、できるだけaを大きくすることが望ましい。
【0101】クランプ部平坦面1aの外周半径R1oは、
内径R1iよりも大きく(R1o>R1i)クランプ部1とし
てディスク保持に十分な幅を得ることができればよく、
ディスク5のクランプ領域(半径Roとする)の範囲ま
でとることができる。
【0102】すなわち、Ri<R4o<R1i<R1o≦Ro
ある。
【0103】また、通常クランプ力時にクランプ部平坦
部1aとディスク5と十分に接触面積をとるためにクラ
ンプ部平坦部1aの幅(=R1o−R1i)は2mm以上、
またハブフランジ部4bの幅(=R1i−R4o)も同様に
2mm以上の値をとるのが望ましい。さらに、まげモー
メントを容易に発生させるためにR1i−R4oの値を大き
くする(少なくとも2mm以上)ように設定する。
【0104】実施例では、DVDと同サイズのハブつき
ディスクを想定して、Ri=7.5mm(15mm
φ)、Ro=16.5mm(33mmφ)とし、R4o
11mm(22mmφ)、R1i=13.5mm(27m
mφ)、R1o=16.5mm(33mmφ)とした。
【0105】実際にクランプ力を調節することによっ
て、光ディスク5の半径方向のそりを制御することがで
きるかどうかを確認するため、クランプ力を変化させた
場合の0.6mm厚薄型基板のそり特性を調査した。そ
の実験結果を図15に示す。図15は、ポリカーボネー
ト製120mmφ、0.6mm厚薄型基板(1800r
pm回転)の半径方向のそり角を、クランプ力を3段階
(大、従来、小)に変化させて測定したものである。
【0106】なお、各種実験条件は、以下の通りであ
る。 ディスク(5):120mmφ、0.6mm厚均一、中
心孔15mmφ、クランプ領域22〜33mφ クランプ部平坦面(1a):内径27mmφ、外径33
mmφ クランプ部傾斜面(1b):内径22mmφ、外径27
mmφ ハブ フランジ部(4b):外径22mmφ 磁気ヘッド(6):なし クランプ力:普通;2N、大;70N、小;0.3N なお、クランプ力大の場合もディスク5はクランプ部平
坦面以外の部分には接触していないことを確認した。
【0107】図16は、ハブつきディスクの場合の他の
例を示す概略図である。
【0108】図12において、クランプ部1の傾斜面1
bは光ディスク5自体を湾曲させることが目的で、同目
的を達成するため、現実には先に説明した第2の実施例
と同様、図16のような曲面1cであっても構わない。
本実施例のように曲面で光ディスク5を押圧することが
できれば、形態1の場合に比べてディスク面との接触面
が滑らかであるため、クランプ時にディスクに傷がつき
にくく、またディスクを湾曲させた際にディスクへの応
力が一部分に集中することを防ぐことができる。
【0109】図17は、ハブつきディスクの場合のさら
に他の例を示す概略図である。
【0110】ハブつきディスクの場合も、光ディスク5
とクランプ部1との接触方法は点接触、線接触、面接触
のいずれであっても構わない。
【0111】図17は、ハブつき光ディスク5と、クラ
ンプ部1との接触方法が線接触である一例を示してい
る。この例ではクランプ力を増してそり補正を行なった
時、光ディスク5はクランプ部1と平坦面1aの内周部
分のエッジで線接触する。このときのクランプ部側の環
状接触部分の径がハブのフランジ部4bの外周に比べて
大きいため、ハブ4にクランプ力を与えると、先の第3
の実施例と同様、力学的まげモーメントが発生して光デ
ィスク5に半径方向に正のまげを与えられる。なお本実
施例でも、環状補助クランプ部1dは電磁石10の磁気
的吸引力が何らかの理由で強すぎた時にディスクの破損
を防ぐために設けられているので、実際には特に設けな
くても構わない。
【0112】(第7の実施例)図18は磁気ヘッド6の
送り機構から磁気ヘッド6の半径位置を検出し、その状
況をクランプ力にフィードバックしてそりを補正する制
御系統の一例を概略図で示したものである。
【0113】図示のように、磁気ヘッド6は情報記録領
域で記録磁界を発生させるために光ディスク5上に位置
するが、情報記録領域は光ディスク5の内周部から外周
部まで存在するため、磁気ヘッド6も内周部から外周部
まで移動する必要がある。しかし、磁気ヘッド6が光デ
ィスク5の内周部にある時と外周部にある時とでは、光
ディスク5にかかるまげ応力が変化する。具体的には磁
気ヘッド6が光ディスク5の内周部にある時よりも外周
部にある時の方が、光ディスク5を内周部で支持するタ
ーンテーブル3からの距離が大きいため、大きなまげ応
力がかかることになる。特に高密度記録化に必要な上記
薄型基板においてはまげ剛性が小さいため、このような
光ディスク5上の磁気ヘッド6の半径位置は大きく作用
し、生じるそりも大きく変化することになる。
【0114】そこで本実施例では、光ディスク5上の磁
気ヘッド6の半径位置に応じてクランプ力を調節するこ
とによって光ディスク5のそり具合を制御している。
【0115】すなわち、図示の例では、磁気ヘッド6の
送り機構に設けられた光センサー21が光信号を受け取
り、検出装置22によって磁気ヘッド6のディスク半径
位置が得られる。その後演算処理回路23により磁気ヘ
ッド6の半径位置に応じた最適なクランプ力を算出し、
駆動モーターまたは電磁石とカム、てこあるいはターン
テーブル3に備えられた電磁石など適切なクランプ機構
を用いて光ディスク5のそりを補正する。
【0116】この概略図は一例であり、磁気ヘッド6そ
の他の状況に応じてクランプ力を変えることについて
は、他の実施例でもアウトラインは共通である(それぞ
れ検出方法、検出手段が異なる)。
【0117】これにより磁気ヘッド6がどの位置にあっ
ても磁気ヘッド6の荷重によって生じるまげ応力と光デ
ィスク5のそりによって生じるまげ応力がつりあうの
で、レーザー照射位置でのそりを補正することができ、
レーザー光に垂直な、そりのない平面が実現できる。そ
の結果、情報の確実な記録再生を実現することができ
る。
【0118】なお、磁気ヘッド6のディスク半径位置の
検出方法の例として、光と光センサーを利用して送り機
構の状況から検出する、光ピックアップ部7と磁気ヘッ
ド6が一体型である場合にはピックアップで光ディスク
5のアドレス信号、セクタ信号を読みとることによって
半径位置を得る、などの手法があるが、半径位置が検出
できればどのような手法でも構わない。
【0119】(第8の実施例)本発明の光ディスク装置
の他の実施の形態について説明する。高密度記録化のた
めに、現在0.6mm厚基板が提案、実用化されている
が、依然としてCDなどの1.2mm厚基板が普及して
おり、記録再生装置としても互換装置の需要は高い。ま
た、DVDなどのように0.6mm厚基板を使用してい
ても剛性確保のために、二枚貼り合わせで実質的には
1.2mm厚の規格もある。これらの1.2mm厚光デ
ィスクと0.6mm厚単板光ディスクとではまげ剛性が
異なるので、磁気ヘッド6の荷重によって生じるそりも
異なったものとなる。そこで記録再生互換のためには、
本発明のクランプ力の制御を0.6mm厚ディスクと
1.2mmディスクで変化させる必要がある。
【0120】そこで本実施例では、クランプ時にディス
ク5の厚みを検知し、ディスク5の厚さによってクラン
プ力の制御を変化させる。それぞれのディスク厚さに最
適のクランプ力を適用することにより、いずれの厚さの
光ディスクでも、レーザー照射位置でのそりを補正する
ことができ、レーザー光に垂直な、そりのない平面を得
ることができる。その結果、情報の確実な記録再生が可
能となり、信頼性の高い記録再生互換装置が実現でき
る。
【0121】なお、ディスク5の厚みの検出方法として
は、クランプ時のクランパの移動距離をカウントする方
法などがあげられるが、カートリッジに収納されている
光ディスクの場合ディスク厚さに応じてカートリッジ形
状を指定しておけば、ディスクローディング時にカート
リッジ形状を検出することによってディスク厚さを得る
ことが可能である。ただし、ディスク厚みの検出手段は
この方式に限るわけではなく、いずれの方法でも構わな
い。
【0122】上記はハブつきディスクの場合でも同様で
ある。
【0123】光ディスク厚さに応じて、図12乃至図1
4に示したハブ4の形状をあらかじめ設定しておく。特
にディスク回転軸方向の長さを変えることで、ハブ4の
先端に取り付けられた磁性体4aと、ターンテーブル3
に設けられたマグネットチャッキング用永久磁石13と
の距離が変化する。磁性体4aと永久磁石13との間に
発生する磁気的吸引力は、両者の距離の−2乗に比例す
るため、両者の距離を変化させれば発生するクランプ力
を変えることができる。
【0124】上記のように、ハブ4の形状を変えること
によってそれぞれのディスク厚さに応じたクランプ力を
適用できれば、共通の磁気ヘッド荷重によって生じるそ
りをそれぞれの厚さのディスクに応じて補正することが
できるので、厚さの異なるディスクを共通の装置で確実
に記録再生することが可能となる。
【0125】この際、磁力発生手段は永久磁石のみであ
るので、同じ目的を持つ装置と比べて構成の簡略化、部
品点数の削減を図ることができる。
【0126】(第9の実施例)本発明の光ディスク装置
のさらに他の実施例について説明する。光ディスクの記
録再生時には、各種手法でフェーカシングサーボ、トラ
ッキングサーボをかけることによって、ピックアップが
焦点の合ったレーザー光を所定の情報記録場所にあて、
正確な情報を記録再生することができる。
【0127】本実施例は、以下に述べる手法を用いて最
適なクランプ力を適用し、おもに磁気ヘッド6の荷重に
よって生じるそりを補正しようというものである。
【0128】光ピックアップのアクチュエーターの駆動
信号をモニターし、レンズ位置が常に一定になるよう
に、フィードバックをかけてクランプ力を制御する。こ
の手法はテストライト時ではなく、実際の記録再生を行
ないながら同時に情報の確実な記録再生が実現できる。
ただし、上記手法は情報の確実な記録再生のために、レ
ンズ位置が常に一定になること、すなわちディスク基板
面が常に一定の高さになることを目的としているので、
上記目的を達成することができれば、上記手法以外を用
いても構わない。たとえばディスク基板面に対して焦点
距離を一定値にたもつためのフォーカスエラー信号を直
接モニターして、クランプ力の制御を行なっても構わな
い。
【0129】これらの手法を利用して第1乃至第7の実
施例で既述したようにクランプ力を調節すれば、レーザ
ー照射位置におけるディスク半径方向のそりを補正する
ことができ、情報の確実な記録再生が可能となる。この
方法を用いれば、理想的な均一平面ディスクだけでな
く、成膜やコーティングによる内部応力、取扱時などの
外部応力、環境変化などによって固有のそりを生じてし
まった光ディスクや、クランプ領域と情報記録領域とで
厚さの異なる光ディスクなど、特殊な形状の各ディスク
を磁気ヘッドの位置にかかわらず記録再生することが可
能となる。
【0130】なお、本形態のクランプ手段は、クランプ
力を自在に調節できれば、第1乃至第7の実施例やその
他どのような形式でも構わない。
【0131】
【発明の効果】以上、本発明によれば、ディスククラン
プ力を制御して光ディスクにそりを生ぜしめ、磁気ヘッ
ドの荷重によって生じるまげ応力とバランスさせること
により、光ディスクのレーザー照射位置でのそりを補正
することができ、レーザー光に垂直な、そりのない平面
が実現できる。その結果、情報の確実な記録再生が可能
となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明する光ディスク装置の概略
図である。
【図2】図1の使用状態時を説明する概略図である。
【図3】図1の他の使用状態時を説明する概略図であ
る。
【図4】同、図1の他の使用状態時を説明する概略図で
ある。
【図5】第1の実施例における測定結果を示すグラフで
ある。
【図6】第2の実施例を説明する光ディスク装置の概略
図である。
【図7】第3の実施例を説明する光ディスク装置の概略
図である。
【図8】第4の実施例を説明する光ディスク装置の概略
図である。
【図9】第4の実施例の他の構成例を説明する光ディス
ク装置の概略図である。
【図10】第5の実施例を説明する光ディスク装置の概
略図である。
【図11】図10の他の使用状態時を説明する光ディス
ク装置の概略図である。
【図12】第6の実施例を説明する光ディスク装置の概
略図である。
【図13】図10の使用状態時を説明する光ディスク装
置の概略図である。
【図14】同、図10の使用状態時を説明する光ディス
ク装置の概略図である。
【図15】第6の実施例における測定結果を示すグラフ
である。
【図16】第6の実施例の他の構成例を説明する光ディ
スク装置の概略図である。
【図17】同、さらに他の構成例を説明する光ディスク
装置の概略図である。
【図18】第6の実施例を説明する光ディスク装置の概
略図である。
【図19】従来の光ディスク装置の概略図である。
【符号の説明】
1 クランプ部 1a クランプ部平坦面 1b クランプ部傾斜面 1c クランプ部曲面 3 ターンテーブル 4 クランパ、ハブ 4a クランパ平坦面、ハブ平坦面 4b クランパ傾斜面、ハブ平坦面 4c クランパ曲面、ハブ曲面 4d 磁性体、または有極性の磁性体(永久磁石) 5 光ディスク 6 磁気ヘッド 7 光ピックアップ 8 磁界発生用コイル 10 電磁石 17 カム 20 てこ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプ部とクランパの両方が、少なく
    ともディスクとの点接触あるいは線接触あるいは面接触
    する部分を有し、前記接触部分は前記クランプ部と前記
    クランパでスピンドル回転軸に対して異なり、クランプ
    力を変化したとき、ディスクを前記接触部分に倣わせる
    ことによってディスクにまげを与え、ディスクそり量の
    補正を行なうことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 クランプ部とクランパのいずれかあるい
    は両方が、少なくともスピンドル回転軸に回転対称な傾
    斜面を有し、クランプ力を変化したとき、前記傾斜面あ
    るいはその境界にディスク面を倣わせることによってデ
    ィスクにまげを与え、ディスクそり量の補正を行なうこ
    とを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 クランプ部とクランパのいずれかあるい
    は両方が、少なくともスピンドル回転軸に回転対称な傾
    斜曲面を有し、クランプ力を変化したとき、前記傾斜曲
    面あるいはその境界にディスク面を倣わせることによっ
    てディスクにまげを与え、ディスクそり量の補正を行な
    うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記クランパはディスクに取り付けられ
    るハブを構成することを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 磁気ヘッドがディスク上に位置するか否
    かによってクランプ力を変えることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 磁気ヘッドのディスク半径位置に応じて
    クランプ力を変えることを特徴とする請求項1乃至4に
    記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 クランプ時にディスクの厚みを検知し、
    ディスクの厚さによってクランプ力を変えることを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光ディスク装
    置。
  8. 【請求項8】 クランプ時にディスクに取り付けられた
    ハブの厚みを検知し、前記ハブの厚さによってクランプ
    力を変えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    に記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 光ピックアップの駆動位置をモニターし
    て、ディスク基板面が常に一定の高さになるようにクラ
    ンプ力を変えることを特徴とする請求項5乃至8のいず
    れかに記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 てこを介してクランプ力を変化するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光デ
    ィスク装置。
  11. 【請求項11】 カムを介してクランプ力を変化するこ
    とを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載の光デ
    ィスク装置。
  12. 【請求項12】 クランプ力がクランプ部とクランパに
    備えられた電磁石と磁性体との磁気的吸引力であること
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の光デ
    ィスク装置。
  13. 【請求項13】 クランプ力がクランプ部とハブに備え
    られた電磁石と磁性体との磁気的吸引力であることを特
    徴とする請求項4乃至11のいずれかに記載の光ディス
    ク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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