JPH065038A - フレキシブルディスクカートリッジ - Google Patents

フレキシブルディスクカートリッジ

Info

Publication number
JPH065038A
JPH065038A JP16475392A JP16475392A JPH065038A JP H065038 A JPH065038 A JP H065038A JP 16475392 A JP16475392 A JP 16475392A JP 16475392 A JP16475392 A JP 16475392A JP H065038 A JPH065038 A JP H065038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
disc
reference plate
cartridge
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16475392A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Takemori
浩俊 竹森
Tetsuya Inui
哲也 乾
Hitoshi Isono
仁志 磯野
Kenji Ota
賢司 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP16475392A priority Critical patent/JPH065038A/ja
Publication of JPH065038A publication Critical patent/JPH065038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【構成】 基板11上に記録膜12が形成されたディス
ク2と、このディスク2を収納するケース1とを有して
いる。ケース1内部には、流体力学的に作用する基準板
4がディスク2に沿って設けられ、上記の基準板4は、
ディスク2の外周に位置するほど順次板厚が厚くなるよ
うな略円筒状に形成されている。 【効果】 ディスクの動的特性等に殆ど影響されずに、
回転時におけるディスクの形状をフラットにすることが
でき、ディスクの回転軸方向への動きを安定化させる。
従って、焦点合わせやトラッキング等を容易に行うこと
ができる。ディスクと基準板との間隔が従来よりも大き
いので、ごく小さな塵埃等がディスクと基準板との隙間
に侵入しても、ディスクに損傷を与え難くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報信号の記録、再生
または消去を行うディスクを収納するディスクカートリ
ッジに関するものであり、特に、ディスクの基板材料と
して柔軟で薄いフィルムを用いたフレキシブルディスク
カートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報信号を記録、再生または消去
することが可能なディスク状記録媒体の一種として、光
を用いる光磁気ディスクが開発されている。光磁気ディ
スクは、厚さが1.2 mm程度の透光性のポリカーボネート
樹脂基板あるいはガラス基板上に、同心円状またはスパ
イラル状に凹凸のトラックを形成すると共に、基板上に
光磁気記録膜を形成し、上記基板を回転させてトラック
を光学的に追尾しながら、光ヘッド等により光磁気記録
膜に情報信号を記録、再生するものである。このような
光磁気ディスクの多くは、基板の表面への塵埃等の付着
等を防止するために、カートリッジケース(以下、ケー
スと称する)に収められている。
【0003】また、近年、光磁気ディスクをより薄型
化、軽量化するために、基板として上記に示したものよ
り一層薄く柔軟なフィルム状の樹脂基板を用いた、いわ
ゆるフレキシブルディスク(以下、ディスクと称する)
が開発されている。そして、ディスクをケース内で安定
に高速回転させるために、例えば、高速回転するディス
クに、ケース内部に設けた基準面を近接させ、ディスク
と基準面との間の空気の流体力学的効果で、ディスクの
回転軸方向への動きを安定化させて軸方向への面振れを
少なくすることが行われている(“The Development of
the Flexible Disk Magnetic Recorder”、Proceeding
of the IRE 、Jan. 1961 、英国特許 GB2216710A 、特
開昭57−105833号公報参照)。
【0004】上記のようにしてディスクの回転軸方向へ
の動きを安定化させた場合、ディスクには、回転による
遠心力と、ディスクと基準面との間の空気により発生す
る吸引力と、空気の粘性による抵抗力とが働いている。
また、ディスク内部には、遠心力に対抗する張力が発生
しており、この張力の垂直成分と、上記の吸引力および
抵抗力の各垂直成分とが軸方向で釣り合うことにより、
回転時におけるディスクの形状が決定されている。例え
ば、ディスクと基準面との間隔W0 が或る間隔Ws のと
きに回転時におけるディスクの形状がフラットになると
すると、間隔W0 がWs よりも小さいときには上記の抵
抗力が大きく働き、ディスクは基準面から離れるように
湾曲する一方、間隔W0 がWs よりも大きいときには上
記の吸引力が抵抗力よりも大きく働き、ディスクは基準
面に近付くように湾曲する。
【0005】そして、例えば、ディスクと基準面との間
隔W0 がWs よりも大きく形成された場合、ディスクは
基準面に近付くように湾曲するので、逆に、ディスクと
光ヘッドとの間隔が大きくなる。特に、ディスクの外周
においてディスクと光ヘッドとの間隔が大きくなると、
ディスクの外周での焦点合わせが困難になると共に、光
ヘッドに対するディスクの傾きが大きくなり、トラッキ
ングが困難になる。
【0006】従って、従来のフレキシブルディスクカー
トリッジでは、回転時におけるディスクの形状をフラッ
トにし、ディスクをケース内で安定に高速回転させるた
めに、ディスクと基準面との間隔W0 がWs となるよう
に厳密に調整されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
間隔Ws は、例えば、ヤング率、ポアソン比、湾曲率、
残留歪みおよび残留応力等のディスクの物性やディスク
厚み、あるいはディスクに形成される記録膜や記録膜を
保護する保護膜の内部応力による湾曲等により大きく左
右されることが知られている。そして、基板材料となる
フィルム状樹脂の物性にもよるが、残留歪みや残留応
力、塑性変形等が無いディスクにおいては、上記の間隔
s は 100μm以下となる一方、ディスクの製造過程に
おいてディスクに残留歪みや残留応力、塑性変形等が発
生すれば、ディスクの形状や物理的性質が変化するた
め、ディスク毎に間隔Ws の値やディスクの動的特性が
大きく変化する。従って、上記従来のフレキシブルディ
スクカートリッジでは、ディスクに残留歪み等が発生
し、ディスク毎に間隔Ws の値やディスクの動的特性が
異なる場合、回転時におけるディスクの形状をフラット
にし、ディスクをケース内で安定に高速回転させること
が困難であるという問題を有している。
【0008】また、残留歪み等が無いディスクにおいて
は、回転時におけるディスクの形状をフラットにするた
めに、ディスクと基準面との間を 100μm以下とする
と、ごく小さな塵埃等がディスクと基準面との隙間に侵
入した場合でも、ディスクの動的特性を低下させるだけ
でなく、ディスクの記録膜等に致命的な損傷を与えると
いう問題を有している。
【0009】尚、ディスクの外周での焦点合わせやトラ
ッキングの問題を解決するために、特公昭52−13419 号
公報には、ディスクの外周に位置するほど順次高さが高
くなる断面鞍形の突起部をケース内部に設けてディスク
と光ヘッドとの間隔を一定に保つことが提案されている
が、この場合、ディスクが突起部で湾曲させられるの
で、ディスクの劣化を生じるという別の問題を生じてい
る。
【0010】また、ケース内部への塵埃等の侵入を阻止
するために、特開平 2−33783 号公報や特開平 3−6238
1 号公報には、ケースを完全に密閉して透明窓越しに記
録、再生する構造が提案されているが、これらの場合、
ディスクに残留歪み等が発生し、ディスク毎に間隔Ws
の値やディスクの動的特性が異なると、回転時における
ディスクの回転軸方向への動きを安定化させ難いという
問題を生じている。
【0011】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、回転時におけるディスクの形状をフラットに
し、ディスクの回転軸方向への動きを安定化させ、焦点
合わせやトラッキング等が容易に行えるフレキシブルデ
ィスクカートリッジを提供することを目的としている。
また、ごく小さな塵埃等がディスクと基準面との隙間に
侵入しても、ディスクに損傷を与え難いフレキシブルデ
ィスクカートリッジを提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
レキシブルディスクカートリッジは、上記の課題を解決
するために、柔軟なフィルムで形成された基板上に情報
信号を記録する記録膜が設けられたフレキシブルディス
クと、このディスクを収納するカートリッジケースとを
有するフレキシブルディスクカートリッジにおいて、上
記のカートリッジケース内部には、近接して回転するデ
ィスクに対して流体力学的に作用する基準板が上記のデ
ィスクに沿って設けられ、上記の基準板は、ディスクの
外周に位置するほど基準板とディスクとの間隔が小さく
なるように順次板厚が厚くなる略円筒状に形成されてい
ることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の発明のフレキシブルディス
クカートリッジは、上記の課題を解決するために、請求
項1記載の発明のフレキシブルディスクカートリッジに
おいて、上記の基準板が、ディスクの内周における基準
板とディスクとの間隔が 400μm以上、 600μm以下
で、かつ、基準板における外周と内周との板厚の差が50
μm以上、 250μm以下となるように形成されているこ
とを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1の構成によれば、カートリッジケース
内部には、近接して回転するディスクに対して流体力学
的に作用する基準板が上記のディスクに沿って設けら
れ、上記の基準板は、ディスクの外周に位置するほど基
準板とディスクとの間隔が小さくなるように順次板厚が
厚くなる略円筒状に形成されている。これにより、ディ
スクと基準板との間の空気により発生する吸引力は、空
気の粘性による抵抗力よりも大きく働き、ディスクは基
準板に近付こうとするが、基準板はディスクの外周に位
置するほど基準板とディスクとの間隔が小さくなるよう
に形成されているので、ディスクの外周に向かうほど抵
抗力が大きくなり、吸引力と釣り合うようになってディ
スク内部の張力の垂直成分が減少する。従って、仮にデ
ィスクに残留歪みや残留応力、塑性変形等が発生し、デ
ィスク毎に動的特性等が異なっている場合においても、
ディスクの動的特性等に殆ど影響されずに、回転時にお
けるディスクの形状がフラットとなり、ディスクの回転
軸方向への動きが安定化された、焦点合わせやトラッキ
ング等が容易に行えるフレキシブルディスクカートリッ
ジを得ることが可能となる。
【0015】また、請求項2の構成によれば、基準板
が、ディスクの内周における基準板とディスクとの間隔
が 400μm以上、 600μm以下で、かつ、基準板におけ
る外周と内周との板厚の差が50μm以上、 250μm以下
となるように形成されているので、ディスクと基準板と
の間隔が従来( 100μm以下)よりも大きくなってい
る。これにより、ごく小さな塵埃等がディスクと基準板
との隙間に侵入しても、ディスクに損傷を与え難いフレ
キシブルディスクカートリッジを得ることが可能とな
る。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図4に
基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0017】本実施例にかかるフレキシブルディスクカ
ートリッジ(以下、ディスクカートリッジと称する)
は、図1に示すように、アクリロニトリル−ブタジエン
スチレン(ABS)樹脂やポリカーボネート、ポリ塩化
ビニル等のプラスチックで形成されたカートリッジケー
ス(以下、ケースと称する)1と、このケース1に収納
されている光磁気ディスク等のフレキシブルディスク
(以下、ディスクと称する)2とで構成されている。上
記のケース1底面には、透光性窓3が設けられている。
透光性窓3は、例えば、その曲率中心がディスク2の中
心と一致するように略扇形に形成されており、また、記
録、再生または消去に用いる光の波長に対して透明で、
光学的に均質な材料、例えば、アクリル樹脂やガラス等
で形成されている。
【0018】ディスク2の中心には、センタハブ5が固
定されており、ケース1に設けられた中心孔から露出す
るようになっている。尚、センタハブ5の材質として
は、後述するターンテーブル23の永久磁石24によっ
て吸引されるような磁性材料が好ましく、また、樹脂材
料に磁性材料を埋め込んだような構造でもよい。
【0019】上記のディスク2は、図2に示すように、
ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂やポリイミ
ド、フッ素系樹脂等の可撓性を有するプラスチックフィ
ルムで形成された基板11に、記録膜12および保護膜
13が成膜されており、上記記録膜12に情報信号が記
録されるようになっている。上記の基板11は、光学的
に透明でない材料も用いることができるため、耐熱性や
機械的特性、信頼性に優れたプラスチックで形成するこ
とが可能である。また、ディスク2は、50〜 125μm程
度の厚さに形成されており、このディスク2は、後述す
る基準板4に沿って回転し、ディスク2と基準板4との
間の空気の流体力学的効果によって安定化するようにな
っている。
【0020】上記の記録膜12としては、Gd、Tb、
Dy、Nd等の希土類元素と、Fe、Co等の遷移金属
とを組み合わせたアモルファス合金、またはPt/C
o、Pd/Co等を多層に積層した人工格子膜等、ある
いはそれらをAlN、SiN等の誘電体膜等で挟んだ構
造の材料を、スパッタリングまたは真空蒸着等の方法で
形成し、光磁気効果を有するようにしたものを用いるこ
とができる。また、上記の保護膜13としては、記録、
再生または消去に用いる光を透過させることができ、か
つ、紫外線によって硬化する紫外線硬化型樹脂を用いる
ことができる。尚、保護膜13に塵埃等が付着するのを
防止するために、保護膜13表面に、導電性フィラーを
混入した紫外線硬化型樹脂を塗布してもよい。
【0021】上記のケース1内部には、基準板4が設け
られている。この基準板4は、ABS樹脂やポリカーボ
ネート、ポリ塩化ビニル等のプラスチックで形成されて
おり、図3(a)および(b)に示すように、ディスク
2の外周に位置するほど順次板厚が厚くなる断面略台形
の円筒状となっている。よって、基準板4の基準面4a
とディスク2との間隔は、ディスク2の外周に向かうほ
ど小さくなるようになっている。上記の基準板4は、ケ
ース1と一体的に形成してもよく、また、ケース1と別
個に形成した後、ケース1内部に貼着等してもよい。そ
して、上記の基準板4は、ケース1をドライブ装置に装
着したときには、ディスク2の上方に位置しているの
で、ディスク2が停止しているときでもディスク2と接
触しないようになっている。
【0022】上記の基準板4の基準面4aは、図4
(a)に示すように、平面に形成する他に、同図(b)
に示すように、緩やかな曲面に形成してもよく、さら
に、同図(c)に示すように、細かな階段状に形成して
もよい。ディスク2の基板11の材質や物性等にもよる
が、例えば、基準面4aを平面に形成する場合、基準板
4を、ディスク2の内周における基準板4とディスク2
との間隔Wを 400μm以上、600μm以下で、かつ、基
準板4における外周と内周との板厚の差ΔWを50μm以
上、 250μm以下に形成すればよい。
【0023】上記のように基準板4を形成することによ
り、ディスク2と基準板4との間の空気により発生する
吸引力は、空気の粘性による抵抗力よりも大きく働くよ
うになる。よって、ディスク2は基準板4に近付こうと
するが、基準板4はディスク2の外周に位置するほど基
準板4とディスク2との間隔が小さくなるように形成さ
れているので、ディスク2の外周に向かうほど抵抗力が
大きくなり、吸引力と釣り合うようになってディスク2
内部の張力の垂直成分が減少する。従って、仮にディス
ク2に残留歪みや残留応力、塑性変形等が発生し、ディ
スク毎に動的特性等が異なっている場合においても、デ
ィスク2の動的特性等に殆ど影響されずに、回転時にお
けるディスク2の形状をフラットにすることが可能とな
り、ディスク2の回転軸方向への動きを安定化させるこ
とができる。尚、基準面4aを曲面に形成する場合の曲
率、あるいは基準面4aを階段状に形成する場合の段数
等は、ディスク2の基板11の材質や物性等の種々の条
件に応じて、回転時におけるディスク2の形状をフラッ
トにすることができるような値にすればよい。
【0024】また、本ディスクカートリッジは、間隔W
が最小( 400μm)、板厚の差ΔWが最大( 250μm)
となるように基準板4が形成されても、基準板4とディ
スク2とが最も近接しているディスク2の外周における
基準板4とディスク2との間隔W’は 150μmとなり、
従来の両者の間隔( 100μm以下)よりも大きく形成さ
れる。よって、ごく小さな塵埃等がディスク2と基準板
4との隙間に侵入しても、ディスク2に損傷を与え難い
ようになっている。
【0025】次に、上記構成のディスクカートリッジを
ドライブ装置に装着したときの様子について説明する。
このドライブ装置は、図1に示すように、モータ21
と、モータ21に回転軸22を介して固着されたターン
テーブル23と、モータ21の駆動を制御するモータ制
御装置25とを有し、回転軸22がセンタハブ5の中心
孔に嵌合するようになっている。また、ドライブ装置
は、ディスク2の記録膜12への記録等を行う光ヘッド
26および光ヘッド26の動作を制御する光ヘッド制御
装置28を有している。
【0026】上記のターンテーブル23には、永久磁石
24が埋め込まれ、センタハブ5を磁気的に吸引してタ
ーンテーブル23上に固定するようになっている。ま
た、ターンテーブル23は、その上面23aによってセ
ンタハブ5の鍔部5a下面を保持することにより、ター
ンテーブル23に対するディスク2の軸方向の高さ位置
を正確に決めることができるようになっている。このよ
うに固定された状態で、ディスク2は、モータ21の駆
動により、およそ1800〜3600 rpmで回転するようになっ
ている。
【0027】尚、ディスク2が回転すると、ディスク2
の周囲の空気も、その粘性によって共に回転し、遠心力
によって図1に矢印で示す方向に流れる。そこで、ケー
ス1の中央に設けられた小孔6から流入する空気に含ま
れる塵埃等を除去するために、小孔6にフィルタ7が設
けられている。これにより、ケース1内には、常に清浄
な空気が流入し、塵埃等がディスク2に付着して、記
録、再生または消去を阻害することがないようになって
いる。
【0028】また、光ヘッド26によるディスク2の記
録膜12への記録は、ディスク2を回転させながら行わ
れる。光ヘッド26は、対物レンズ27により集光した
レーザ光を、透光性窓3を通して記録膜12に照射し、
情報信号を記録する。ここで、ディスク2が光磁気ディ
スクである場合、光磁気記録の方法には、次の2つの方
法が知られている。一つは、ディスク2に光変調オーバ
ーライトが可能な光磁気記録膜を形成し、ケース1を隔
てて配置した磁界印加手段(図示せず)によって情報信
号を記録する方法であり、もう一つは、オーバーライト
を行わないとき、ディスク2に希土類元素と遷移金属と
のアモルファス合金の光磁気記録膜を形成し、磁界印加
手段によって情報信号を記録する方法である。尚、光ヘ
ッド26のレーザ光照射等の動作は、光ヘッド制御装置
28によって制御されるようになっている。また、光ヘ
ッド26は、アーム(図示せず)に取り付けられてお
り、このアームの動作を光ヘッド制御装置28によって
制御することにより、ディスク2の径方向へ進退移動可
能となっており、ディスク2の任意の位置に情報信号を
記録することができるようになっている。
【0029】上記の対物レンズ27は、ディスク2との
距離を一定に保つことができるように、上下方向に進退
移動可能となっており、レーザ光の焦点合わせを行うと
共に、記録膜12の所定の位置へ情報信号を記録するた
めに、レーザ光の照射位置をディスク2の径方向に微調
整するトラッキングを行うようになっている。
【0030】ディスクカートリッジをドライブ装置より
離脱させるときは、ディスクカートリッジを適当な手段
(図示せず)によって上方に持ち上げる。すると、ケー
ス1の内周縁部8がセンタハブ5の鍔部5a下面を押し
上げ、センタハブ5をターンテーブル23から離脱させ
る。このようにすると、ディスク2自体に応力が掛から
ず、ディスク2を変形させることがない。
【0031】次に、上記構成のディスクカートリッジに
おける、ケース1内部に設けられた基準板4の基準面4
aとディスク2との間の空気の流体力学的効果によるデ
ィスク2の回転軸方向への動きの安定化について、ディ
スク2の形成方法や基準板4の形状を具体的に挙げて、
以下に具体例1〜4として説明する。
【0032】〔具体例1〕3.5インチサイズのディスク
2の基板11として、厚さ50μmのPET樹脂(帝人化
成社製)を用いた。基板11への記録膜12や保護膜1
3の成膜、および、基板11の内外径加工を施す際に、
基板11に湾曲や塑性変形、残留応力等が生じないよう
に、ディスク2を形成する全工程は、基板11に張力を
掛けた状態で行った。また、基板11の初期歪みと成膜
により生じた応力との除去を行うために、成膜の前後に
おいて基板11に 120℃、 0.5時間の熱処理を施した。
さらに、基板11の内外径加工においては、歪み等が生
じないように鋭利な刃物での切削加工を施した。
【0033】記録膜12として、上述したような、希土
類元素と遷移金属とを組み合わせたアモルファス合金、
またはPt/Co等を多層に積層した人工格子膜等、あ
るいはそれらをAlN等の誘電体膜等で挟んだ構造の材
料をスパッタリングまたは真空蒸着等の方法で形成し、
光磁気効果を有するようにしたものを用いた。また、保
護膜13として、紫外線硬化型樹脂(大日本インキ社
製、SD−301)を用いた。さらに、保護膜13に塵
埃等が付着するのを防止するために、保護膜13表面
に、導電性フィラー(日本触媒化学社製、MOP−5
0)を混入した紫外線硬化型樹脂を塗布した。
【0034】基準板4は、内径 23mm 、外径 90mm に形
成し、基準面4aは、図4(a)に示す平面に形成し
た。また、ディスク2の内周における基準板4とディス
ク2との間隔Wを 500μmに形成し、基準板4における
外周と内周との板厚の差ΔWを100μmに形成した。
【0035】ディスク2とケース1内部の基準板4とを
上記のように形成したディスクカートリッジをドライブ
装置に装着した後、ディスク2を3600 rpmで回転させた
ところ、回転時におけるディスク2の形状はフラットと
なり、ディスク2の軸方向の最大変形量は20μm、最大
面振れ量は±1.2 μm、最大加速度は 2.5m/s2であっ
た。
【0036】一般に、回転時におけるディスク2の軸方
向の最大変形量が 100μm以下、最大面振れ量が± 5μ
m以下、最大加速度が 3m/s2以下であれば、光ヘッド2
6はディスク2を良好に追尾できる。また、ディスク2
の軸方向の最大変形量が20μm以下であれば、光ヘッド
26に内蔵された焦点合わせ用サーボ機構(図示せず)
の簡略化が可能となる。
【0037】従って、基準板4をディスク2の外周に位
置するほど順次板厚が厚くなるような略円筒状に形成す
ることにより、ディスク2の回転軸方向への動きが安定
化された、光ヘッド26による焦点合わせやトラッキン
グ等が容易に行えるディスクカートリッジを得ることが
できた。また、このディスクカートリッジは、ディスク
2と基準板4との間隔( 400〜 500μm)が従来( 100
μm以下)よりも大きくなっているので、ごく小さな塵
埃等がディスク2と基準板4との隙間に侵入しても、デ
ィスク2に損傷を与え難くなっている。尚、ディスク2
の軸方向の最大変形量が20μmであるので、光ヘッド2
6に内蔵された焦点合わせ用サーボ機構を簡略化するこ
とができる。
【0038】〔具体例2〕3.5インチサイズのディスク
2として、前述の具体例1と同様のものを用いた。基準
板4は、内径 23mm 、外径 90mm に形成し、基準面4a
は、図4(b)に示す緩やかな曲面に形成した。また、
ディスク2の内周における基準板4とディスク2との間
隔Wを 500μmに形成し、基準板4における外周と内周
との板厚の差ΔWを 100μmに形成した。
【0039】ディスク2とケース1内部の基準板4とを
上記のように形成したディスクカートリッジをドライブ
装置に装着した後、ディスク2を3600 rpmで回転させた
ところ、回転時におけるディスク2の形状はフラットと
なり、ディスク2の軸方向の最大変形量は20μm、最大
面振れ量は±1.2 μm、最大加速度は 2.5m/s2であっ
た。
【0040】従って、基準板4をディスク2の外周に位
置するほど順次板厚が厚くなるような略円筒状に形成す
ることにより、ディスク2の回転軸方向への動きが安定
化された、光ヘッド26による焦点合わせやトラッキン
グ等が容易に行えるディスクカートリッジを得ることが
できた。また、このディスクカートリッジは、ディスク
2と基準板4との間隔( 400〜 500μm)が従来( 100
μm以下)よりも大きくなっているので、ごく小さな塵
埃等がディスク2と基準板4との隙間に侵入しても、デ
ィスク2に損傷を与え難くなっている。尚、ディスク2
の軸方向の最大変形量が20μmであるので、光ヘッド2
6に内蔵された焦点合わせ用サーボ機構を簡略化するこ
とができる。
【0041】〔具体例3〕3.5インチサイズのディスク
2として、前述の具体例1と同様のものを用いた。基準
板4は、内径 23mm 、外径 90mm に形成し、基準面4a
は、図4(c)に示す階段状に形成した。また、ディス
ク2の内周における基準板4とディスク2との間隔Wを
500μmに形成し、基準板4における外周と内周との板
厚の差ΔWを 100μmに形成した。
【0042】ディスク2とケース1内部の基準板4とを
上記のように形成したディスクカートリッジをドライブ
装置に装着した後、ディスク2を3600 rpmで回転させた
ところ、回転時におけるディスク2の形状はフラットと
なり、ディスク2の軸方向の最大変形量は20μm、最大
面振れ量は±1.2 μm、最大加速度は 2.5m/s2であっ
た。
【0043】従って、基準板4をディスク2の外周に位
置するほど順次板厚が厚くなるような略円筒状に形成す
ることにより、ディスク2の回転軸方向への動きが安定
化された、光ヘッド26による焦点合わせやトラッキン
グ等が容易に行えるディスクカートリッジを得ることが
できた。また、このディスクカートリッジは、ディスク
2と基準板4との間隔( 400〜 500μm)が従来( 100
μm以下)よりも大きくなっているので、ごく小さな塵
埃等がディスク2と基準板4との隙間に侵入しても、デ
ィスク2に損傷を与え難くなっている。尚、ディスク2
の軸方向の最大変形量が20μmであるので、光ヘッド2
6に内蔵された焦点合わせ用サーボ機構を簡略化するこ
とができる。
【0044】〔具体例4〕3.5インチサイズのディスク
2の基板11として、厚さ75μmのPET樹脂(帝人化
成社製)を用いた。基板11に記録膜12や保護膜13
を成膜する際には熱処理等を施さず、また、基板11の
内外径加工においては打ち抜き加工を施した。その結
果、ディスク2は、記録膜12等を成膜した側に湾曲
し、かつ、ディスク2の周方向に塑性変形を生じた。
尚、記録膜12および保護膜13としては、前述の具体
例1と同様のものを用いた。また、基準板4も、具体例
1と同一のものを用い、ディスク2の内周における基準
板4とディスク2との間隔Wを 500μmに形成し、基準
板4における外周と内周との板厚の差ΔWを 100μmに
形成した。
【0045】ディスク2とケース1内部の基準板4とを
上記のように形成したディスクカートリッジをドライブ
装置に装着した後、ディスク2を3600 rpmで回転させた
ところ、停止時におけるディスク2の形状は湾曲してい
たものの、回転時におけるディスク2の形状はフラット
となり、ディスク2の軸方向の最大変形量は20μm、最
大面振れ量は±2.0 μm、最大加速度は 2.0m/s2であっ
た。
【0046】従って、ディスク2に残留歪みや残留応
力、塑性変形等が発生し、ディスク毎に動的特性等が異
なっている場合においても、基準板4をディスク2の外
周に位置するほど順次板厚が厚くなるような略円筒状に
形成することにより、ディスク2の動的特性等に殆ど影
響されずに、ディスク2の回転軸方向への動きが安定化
された、光ヘッド26による焦点合わせやトラッキング
等が容易に行えるディスクカートリッジを得ることがで
きた。また、このディスクカートリッジは、ディスク2
と基準板4との間隔( 400〜 500μm)が従来( 100μ
m以下)よりも大きくなっているので、ごく小さな塵埃
等がディスク2と基準板4との隙間に侵入しても、ディ
スク2に損傷を与え難くなっている。尚、ディスク2の
軸方向の最大変形量が20μmであるので、光ヘッド26
に内蔵された焦点合わせ用サーボ機構を簡略化すること
ができる。
【0047】〔比較例〕3.5インチサイズのディスクと
して、前述の具体例4のディスク2と同様のものを用い
た。基準板は、内径 23mm 、外径 90mm の板厚が一定の
円筒状に形成し、基準板とディスクとの間隔を 500μm
に形成した。
【0048】ディスクとケース内部の基準板とを上記の
ように形成したディスクカートリッジをドライブ装置に
装着した後、ディスクを3600 rpmで回転させたところ、
回転時におけるディスクの形状はフラットとならず、デ
ィスクの軸方向の最大変形量は 100μm、最大面振れ量
は±2.0 μm、最大加速度は 2.0m/s2であった。
【0049】従って、基準板を板厚が一定の円筒状に形
成し、ディスクと基準板との間隔を従来よりも大きくす
ると、ディスクの回転軸方向への動きが安定化されず、
光ヘッド26による焦点合わせやトラッキング等を行う
ことが困難なディスクカートリッジしか得ることができ
なかった。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明のフレキシブルディ
スクカートリッジは、以上のように、カートリッジケー
ス内部には、近接して回転するディスクに対して流体力
学的に作用する基準板が上記のディスクに沿って設けら
れ、上記の基準板は、ディスクの外周に位置するほど基
準板とディスクとの間隔が小さくなるように順次板厚が
厚くなる略円筒状に形成されている構成である。
【0051】これにより、ディスクと基準板との間の空
気により発生する吸引力は、空気の粘性による抵抗力よ
りも大きく働き、ディスクは基準板に近付こうとする
が、基準板はディスクの外周に位置するほど基準板とデ
ィスクとの間隔が小さくなるように形成されているの
で、ディスクの外周に向かうほど抵抗力が大きくなり、
吸引力と釣り合うようになってディスク内部の張力の垂
直成分が減少する。それゆえ、仮にディスクに残留歪み
や残留応力、塑性変形等が発生し、ディスク毎に動的特
性等が異なっている場合においても、ディスクの動的特
性等に殆ど影響されずに、回転時におけるディスクの形
状がフラットとなり、ディスクの回転軸方向への動きが
安定化された、焦点合わせやトラッキング等が容易に行
えるフレキシブルディスクカートリッジを得ることが可
能となるという効果を奏する。
【0052】請求項2記載の発明のフレキシブルディス
クカートリッジは、以上のように、請求項1記載の発明
のフレキシブルディスクカートリッジにおいて、基準板
が、ディスクの内周における基準板とディスクとの間隔
が 400μm以上、 600μm以下で、かつ、基準板におけ
る外周と内周との板厚の差が50μm以上、 250μm以下
となるように形成されている構成である。
【0053】それゆえ、ディスクと基準板との間隔は従
来よりも大きくなり、ごく小さな塵埃等がディスクと基
準板との隙間に侵入しても、ディスクに損傷を与え難い
フレキシブルディスクカートリッジを得ることが可能と
なるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるフレキシブルディス
クカートリッジをドライブ装置に装着した状態を示す要
部拡大断面図である。
【図2】上記のディスクカートリッジ内部のディスクを
示す概略断面図である。
【図3】上記のディスクカートリッジ内部の基準板を示
す、(a)は斜視図であり、(b)は断面図である。
【図4】上記の基準板の基準面を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース(カートリッジケース) 2 ディスク(フレキシブルディスク) 3 透光性窓 4 基準板 4a 基準面 5 センタハブ 11 基板 12 記録膜 13 保護膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 賢司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔軟なフィルムで形成された基板上に情報
    信号を記録する記録膜が設けられたフレキシブルディス
    クと、このディスクを収納するカートリッジケースとを
    有するフレキシブルディスクカートリッジにおいて、 上記のカートリッジケース内部には、近接して回転する
    ディスクに対して流体力学的に作用する基準板が上記の
    ディスクに沿って設けられ、上記の基準板は、ディスク
    の外周に位置するほど基準板とディスクとの間隔が小さ
    くなるように順次板厚が厚くなる略円筒状に形成されて
    いることを特徴とするフレキシブルディスクカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】上記の基準板が、ディスクの内周における
    基準板とディスクとの間隔が 400μm以上、 600μm以
    下で、かつ、基準板における外周と内周との板厚の差が
    50μm以上、 250μm以下となるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルディスク
    カートリッジ。
JP16475392A 1992-06-23 1992-06-23 フレキシブルディスクカートリッジ Pending JPH065038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16475392A JPH065038A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 フレキシブルディスクカートリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16475392A JPH065038A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 フレキシブルディスクカートリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH065038A true JPH065038A (ja) 1994-01-14

Family

ID=15799269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16475392A Pending JPH065038A (ja) 1992-06-23 1992-06-23 フレキシブルディスクカートリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH065038A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007141423A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Ricoh Co Ltd ディスク装置、カートリッジ及びディスク
US7367036B2 (en) 2004-09-08 2008-04-29 Ricoh Company, Ltd. Recording/reproduction apparatus, driving method therefor and disk cartridge

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01109583A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Sony Corp ディスクカートリッジ
JPH01256086A (ja) * 1988-04-06 1989-10-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレキシブルディスクカートリッジ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01109583A (ja) * 1987-10-22 1989-04-26 Sony Corp ディスクカートリッジ
JPH01256086A (ja) * 1988-04-06 1989-10-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> フレキシブルディスクカートリッジ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7367036B2 (en) 2004-09-08 2008-04-29 Ricoh Company, Ltd. Recording/reproduction apparatus, driving method therefor and disk cartridge
JP2007141423A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Ricoh Co Ltd ディスク装置、カートリッジ及びディスク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007287189A (ja) 光ディスク駆動装置及び光ディスク駆動方法
US5353278A (en) Magneto-optical disk and method of manufacturing the same
JPH065038A (ja) フレキシブルディスクカートリッジ
JP3557866B2 (ja) ディスク状記録媒体の製造装置
JP3104092B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP2651056B2 (ja) フレキシブル光ディスクカートリッジ
JPH097243A (ja) 光磁気ディスク及びその製造方法
JP2522585B2 (ja) 光磁気メモリ素子及びその製造方法
JP2924255B2 (ja) 紫外線硬化樹脂の硬化方法及び硬化装置
US20050046689A1 (en) Optical disk medium, optical disk medium production method, turntable and optical disk apparatus
JP4996564B2 (ja) 記録再生装置及びその駆動方法
KR20030052770A (ko) 역전구조 디스크의 보호층 코팅방법
JP5235457B2 (ja) 記録再生装置、ディスク組立体、及びディスクカートリッジ
JP2854191B2 (ja) 記録媒体
JP2774877B2 (ja) 光ディスクの製造方法
JP2958015B2 (ja) 光ディスク
JPH1116234A (ja) 光ディスク装置
JPH07141712A (ja) 光記録媒体
JPH07141711A (ja) 光記録媒体
JPH06243531A (ja) 光磁気ディスク装置
JP4181053B2 (ja) 記録/再生装置
JP2959345B2 (ja) 光ディスク
JPH0917027A (ja) 光学的情報記録媒体
WO2004010428A1 (ja) 記録媒体、樹脂のスピンコート方法及び光磁気ディスク装置
JPH0644621A (ja) 光磁気ディスク