JP5235457B2 - 記録再生装置、ディスク組立体、及びディスクカートリッジ - Google Patents
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Description
本発明は、可撓性を有するディスクに対し、情報の記録及び再生の少なくとも一方を行う記録再生装置であって、前記ディスクを回転させる回転機構と;前記ディスクに近接配置して対向するように前記回転機構の回転軸に前記ディスクと同軸回転可能に保持された、可撓性を有する円盤状の第一の安定化部材と;第一の安定化部材を介して、前記ディスクに対向して配置された第二の安定化部材と;を備えることを特徴とする記録再生装置である。
本発明の記録再生装置である第一の実施形態を、図6に示す回転機構を参照にして説明する。図6は、本発明の記録再生装置のドライブ装置にディスク組立体をセットする直前の状態を表しており、図2に示した回転機構の分解説明図の一つとも言える。符号8はディスク1を中心として構成したディスク組立体、符号20は本発明の記録再生装置におけるドライブ装置である。第一の実施形態は、スピンドル3を含む回転機構の他に、第二の安定化部材31、第一の安定化部材30、及びスペーサ32をドライブ装置20側に具備している。そして、ハブ2とディスク1を連結したディスク組立体8を、図示しないローディング機構によりドライブ装置20にローディングして回転駆動させるものである。この形態においては、第二の安定化部材31による第一の安定化部材30の空気安定化に必要な条件である、第二の安定化部材31と第一の安定化部材30の間隙の設定値Cbdと、第一の安定化部材30によりディスク1を安定駆動させるための条件であるスペーサ32と開口33の形状パラメータがドライブ装置20側の設計により決定される。
本発明の記録再生装置である第二の実施形態を、図7に示す回転機構を参照にして説明する。図7も、本発明の記録再生装置のドライブ装置にディスク組立体をセットする直前の状態を表しており、図2に示した回転機構の分解説明図の一つと言える。第二の実施形態は、第二の安定化部材31及び第一の安定化部材30をドライブ装置20側に具備させ、ハブ2とスペーサ32とディスク1を連結したディスク組立体8を、図示しないローディング機構によりドライブ装置20にローディングして回転駆動させるものである。この形態においては、第二の安定化部材31による第一の安定化部材30の空気安定化に必要な条件である、第二の安定化部材31と第一の安定化部材30の間隙の設定値Cbdと、第一の安定化部材30によりディスク1を安定駆動させるための条件である開口33の形状パラメータがドライブ装置20側で、また第一の安定化部材30によりディスク1を安定駆動させるための条件であるスペーサ32の形状パラメータがディスク組立体8側で決定される。
本発明のディスク組立体である第三の実施形態を、図8に示す回転機構を参照にして説明する。図8は、記録再生装置のドライブ装置に本発明のディスク組立体をセットする直前の状態を表しており、図2に示した回転機構の分解説明図の一つと言える。第三の実施形態は、第二の安定化部材31をドライブ装置20側に具備させ、ディスク組立体8にハブ2、スペーサ32、ディスク1、及び第一の安定化部材30を連結している。このディスク組立体8は、本発明のディスク組立体に相当する。ディスク組立体8は、図示しないローディング機構によりドライブ装置20にローディングして回転駆動させるものである。この形態においては、第二の安定化部材31による第一の安定化部材30の空気安定化に必要な条件である、第二の安定化部材31と第一の安定化部材30の間隙の設定値Cbdがドライブ装置20側で、また、第一の安定化部材30によりディスク1を安定駆動させるための条件であるスペーサ32と開口33の形状パラメータがディスク組立体8側で決定される。
本発明のディスクカートリッジである第四の実施形態を、図9、10に示す回転機構の断面図とディスクカートリッジの平面図を参照にして説明する。図9は、記録再生装置のドライブ装置に本発明のディスクカートリッジをセットする直前の状態を表しており、本発明のディスクカートリッジをセットした回転機構の分解説明図とも言える。符号12はスピンドル3とディスクカートリッジ11のZ軸方向の相対位置を位置決め、第二の安定化部材31と第一の安定化部材30の間隙の設定値Cbdを設定するための、ディスクカートリッジ11のZ軸位置の位置を決めるディスクカートリッジ位置決め機構である。
本発明を実施例に基づいてより具体的に説明する。実施例−1において、図6の第一の実施形態に示す構成で、ディスク組立体8をドライブ装置20にローディングし、ディスク1の回転・停止の繰り返し試験を実施した。
実施例−2においては、図7の第二の実施形態に示す構成で、ディスク組立体8をドライブ装置20にローディングし、ディスク1の回転・停止の繰り返し試験を実施した。
実施例−3においては、図8に示す第三の実施形態の構成で、ディスク組立体8をドライブ装置20にローディングし、ディスク1の回転・停止の繰り返し試験を実施した。
実施例−4においては、図9、10の第四の実施形態に示す構成で、ディスク組立体8を収納したディスクカートリッジ11をドライブ装置20にローディングし、ディスク1の回転・停止の繰り返し試験を実施した。ディスク1の回転・停止操作とその評価結果については後述する。
比較例において、図11に示す従来の記録再生装置のドライブ装置に従来のディスクを配置した構成で、ディスク1の回転・停止の繰り返し試験を実施した。なお、この構成は、図2に示す本発明の実施形態から、第一の安定化部材30とスペーサ32を除いた形態に相当する。
回転数13000rpmでディスク1を回転させて予備実験をした。実施例−1〜4、及び比較例において、ディスク1は正常に回転した。しかし、回転数14000rpmでディスク1を回転させると、実施例−3以外はディスク1の外周部に異常振動が重畳し、これを超える回転数においては安定駆動できなかった。実施例−3においては、回転数15000rpmとしてもディスク1は正常に回転した。なお、これ以上の高回転数では実験を行っていない。実施例−3においては、第二の安定化部材の対向面31aが特殊な凹面をしていることが効果を発揮したものと考えられる。
1a:保持部
1b:情報記録領域
2:ハブ
3:スピンドル(スピンドル)
3a:ディスク保持部
4:記録再生ヘッド
6:ディスクキャップ(ディスククランパ)
8:ディスク組立体
11:ディスクカートリッジ
12:ディスクカートリッジ位置決め機構
13:記録再生ヘッドアクセス用開口
14:スピンドルアクセス用開口
20:ディスクドライブ装置
30:第一の安定化部材
30a:保持部
31:第二の安定化部材
31a:対向面
31b:平坦部
31c:円筒状湾曲凹面
31d:中心母線
32:スペーサ
33:開口
34:中心孔
Claims (19)
- 可撓性を有するディスクに対し、情報の記録及び再生の少なくとも一方を行う記録再生装置であって、
前記ディスクを回転させる回転機構と;
前記ディスクに近接配置して対向するように前記回転機構の回転軸に前記ディスクと同軸回転可能に保持された、可撓性を有する円盤状の第一の安定化部材と;
第一の安定化部材を介して、前記ディスクに対向して配置された第二の安定化部材と;を備えることを特徴とする記録再生装置。 - 第一の安定化部材は、前記ディスクの情報記録領域に対向する部分よりも内側の面にスペーサを備えることを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
- 第一の安定化部材は、前記ディスクの情報記録領域に対向する部分よりも内側の面に、開口を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の記録再生装置。
- 第二の安定化部材は、少なくとも前記ディスクの情報記録領域の全面に対向する対向面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の記録再生装置。
- 第二の安定化部材の前記対向面は、一方向に湾曲した凹面であることを特徴とする請求項4に記載の記録再生装置。
- 第一の安定化部材は、両面に導電性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の記録再生装置。
- 第一の安定化部材は、高分子フィルムを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の記録再生装置。
- 第一の安定化部材は、金属箔を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の記録再生装置。
- 情報を記録可能な可撓性を有するディスクと;
可撓性を有する円盤状の第一の安定化部材と;が同軸回転可能に近接配置され、中心部でスペーサを介して固定されていることを特徴とするディスク組立体。 - 第一の安定化部材と前記ディスクは、前記ディスクの情報記録領域よりも内側で前記スペーサを介して連結していることを特徴とする請求項9に記載のディスク組立体。
- 第一の安定化部材は、前記ディスクの情報記録領域に対向する部分よりも内側の面に、開口を有することを特徴とする請求項9又は10に記載のディスク組立体。
- 前記ディスクは、情報記録領域よりも内側の面に、開口を有することを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載のディスク組立体。
- 第一の安定化部材は、両面に導電性を有することを特徴とする請求項9〜12のいずれか一項に記載のディスク組立体。
- 第一の安定化部材は、高分子フィルムを含むことを特徴とする請求項9〜13のいずれか一項に記載のディスク組立体。
- 第一の安定化部材は、金属箔を含むことを特徴とする請求項9〜14のいずれか一項に記載のディスク組立体。
- 第一の安定化部材を介して、前記ディスクに対向して配置された第二の安定化部材を備えたことを特徴とする請求項9〜15のいずれか一項に記載のディスク組立体。
- 第二の安定化部材は、少なくとも前記ディスクの情報記録領域の全面に対向する対向面を有することを特徴とする請求項16に記載のディスク組立体。
- 第二の安定化部材の前記対向面は、一方向に湾曲した凹面であることを特徴とする請求項17に記載のディスク組立体。
- 請求項9〜18のいずれか一項に記載のディスク組立体を、記録再生装置に着脱自在に収納したことを特徴とするディスクカートリッジ。
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