JP2003317434A - 光ディスク駆動安定化装置および光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク駆動安定化装置および光ディスク装置

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JP2003317434A
JP2003317434A JP2002125629A JP2002125629A JP2003317434A JP 2003317434 A JP2003317434 A JP 2003317434A JP 2002125629 A JP2002125629 A JP 2002125629A JP 2002125629 A JP2002125629 A JP 2002125629A JP 2003317434 A JP2003317434 A JP 2003317434A
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optical disk
stabilizing
optical
disk drive
sheet
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Yoshiaki Uchida
圭亮 内田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性を有する光ディスクと安定化手段間の
気流によって光ディスク面に加えられる静圧場を考慮
し、ディスク安定化に際して適切な形状をなす安定化手
段の形状にする。 【解決手段】 突出部材2は、光ディスクシート1の回
転中心Oからディスク周方向に対して、ディスク面に対
して平行に延在するように配設される柱状の部材であっ
て、断面形状を、その下面(光ディスクシート1側の
面)を半円状にし、かつ上部を方形にし、さらに断面積
を回転中心Oから周方向に向けて一定の比率で増加する
ようにしており、本例における光ディスクシートの場合
(ヤング率:2×109Pa,ポアソン比0.35)、突
出部材2の回転中心O側の幅と、その逆側の端部におけ
る幅の比率を1:1.2にして、光ディスクシート1が
回転中心O方向から周方向に対して変形(回転中心O方
向から周方向に対して下がるように変形)する比率と一
致させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓性を有するシ
ート状の光学的情報記録媒体である光ディスクを回転駆
動させる際に、その回転軸方向の振れを、空気流の圧力
差を生起させることによって安定化させる光ディスク駆
動安定化装置、および、その光ディスク駆動安定化装置
を搭載して光ディスクの記録面に対して光学的に書込お
よび/または読取を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ放送のデジタル化が始まる
など、大容量のデジタルデータを記録することが光ディ
スクに求められている。光ディスクの高密度化に対応す
るための手法のうち、基本的な方法は記録/再生のため
の光スポット径を小さくすることである。このため、記
録/再生のために用いられる光の波長を短く、かつ対物
レンズの開口数NAを大きくすることが有効である。光
の波長についてはCD(compact disk)では近赤外光の
780nm、DVD(digital versatile disk)では赤
色光の650nm近傍の波長が用いられている。最近、
青紫光の半導体レーザが開発され、今後は400nm近
傍のレーザ光が使用されると予想される。
【0003】また、対物レンズについては、CD用はN
A0.5未満であったが、DVD用はNA0.6程度であ
る。今後、さらに開口数(NA)を大きくしてNA0.
7以上とすることが求められる。
【0004】しかし、対物レンズのNAを大きくするこ
と、および光の波長を短くすることは、光を絞るときに
収差の影響が大きくなることでもある。したがって、光
ディスクのチルトに対するマージンが減ることになる。
また、NAを大きくすることによって焦点深度が小さく
なるため、フォーカスサーボ精度を上げなくてはならな
い。
【0005】さらに、高NAの対物レンズを使用するこ
とによって、対物レンズと光ディスクの記録面との距離
が小さくなってしまうため、光ディスクの面ぶれを小さ
くしておかないと、始動時のフォーカスサーボを引き込
む直前、対物レンズと光ディスクとが衝突することがあ
り、ピックアップの故障の原因となる。
【0006】短波長,高NAの大容量光ディスクとし
て、例えばO PLUS E(vol.20 No.2)の
183ページに示されているように、CDと同程度に厚
く剛性の大きい基板に記録膜を成膜し、記録/再生用の
光を基板を通さずに、薄いカバー層内を通して記録膜に
対して記録/再生する構成のシステムが提案されてい
る。
【0007】また、例えば特開平7−105657号公
報,特開平10−308059号公報に記載されている
ように、平面をもつ安定化板上で可撓性を有する光ディ
スクを回転させて、ベルヌーイの法則による空気力を利
用して光ディスクにおける面ぶれを安定化させようとす
る方法が知られている。
【0008】また、本件出願人は、特願2001−22
8943号などにおいて、可撓性を有するシート状の光
ディスクの回転駆動時、少なくとも光ディスクにおける
書込あるいは読取が行われる部位における回転軸方向の
振れをベルヌーイの法則に基づく空気流の圧力差よって
安定化させる安定化手段を備えることを提案した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の技術において、光ディスクの基板を剛体で形成する
と、回転する光ディスクにおける面ぶれ,チルトを小さ
くするためには、きわめて正確な成形をし、かつ熱変形
が生じないように低温で記録膜を成膜しなければならな
い。このことは、光ディスク製造に係るタクトタイムを
長くすることになり、コストを上げる原因となる。
【0010】また、変形する複雑な形状の可撓性を有す
る光ディスクと安定化手段間における空気流の圧力分布
は、単純なベルヌーイの法則の適用では求めることがで
きず、正確な流体計算をして光ディスクを安定化させる
ために適切な安定化手段の形状を求めなければならない
という問題もある。
【0011】本発明の目的は、従来の課題を解決し、可
撓性を有する光ディスクと安定化手段間における気流に
よって光ディスク面に加えられる静圧場を考慮し、ディ
スク安定化に際して適切な形状を有する安定化手段の形
状を備えた光ディスク駆動安定化装置、および光ディス
ク装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、可撓性を有するシート状
の光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光ディスク
の記録面とは反対面側に設置され、少なくとも光ディス
クにおける書込あるいは読取が行われる部位における回
転軸方向の振れを、空気流の圧力差を生起させることに
よって安定化させる安定化手段とを備え、この安定化手
段として光ディスク方向に突出する突出部材を用いた光
ディスク駆動安定化装置であって、前記突出部材の形状
を光ディスクの回転中心から周方向に延在する柱状形状
にし、かつ、この柱状形状の断面面積を一定の比率で前
記回転中心から周方向へ向かって増加させたことを特徴
とし、この構成によって、ディスク安定化に際して適切
な形状を有する安定化手段としての突出部材の形状とな
り、ディスク回転駆動時における面ぶれを効果的に抑制
することができる。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
光ディスク駆動安定化装置において、突出部材を複数個
設置したことを特徴とし、この構成によって、面ぶれの
少ない安定化する領域が複数箇所になるため、安定化が
より向上し、設計の自由度が増加することになる。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2記載の光ディスク駆動安定化装置において、突出部材
と光ディスクの対向面とにおける保持間隙を10×10
-6(m)以下にしたことを特徴とし、この構成によっ
て、前記安定化をより向上させることができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3い
ずれか1項記載の光ディスク駆動安定化装置において、
突出部材に光ディスクとの接触圧力を検知する検知手段
を設け、予め設定された値以上の接触圧力が検知された
場合に、突出部材を光ディスクから待避させる待避手段
を備えたことを特徴とし、この構成によって、異常振動
などによって光ディスクと安定化部材とが接触して破損
を起こすような問題を回避することができる。
【0016】請求項5に記載の発明は、可撓性を有する
シート状の光ディスクを回転させる回転駆動手段と、光
ディスクの記録面に対して光学的に書込および/または
読取を行う光ピックアップと、光ディスクの記録面とは
反対面側に設置され、少なくとも光ディスクにおける書
込あるいは読取が行われる部位における回転軸方向の振
れを、空気流の圧力差を生起させることによって安定化
させる安定化手段とを備え、この安定化手段として光デ
ィスク方向に突出する突出部材を具備した光ディスク駆
動安定化手段を備えた光ディスク装置であって、前記光
ディスク駆動安定化装置として請求項1〜4いずれか1
項記載の光ディスク駆動安定化装置を搭載したことを特
徴とし、この構成によって、ディスク安定化に際して適
切な形状を有する安定化手段としての突出部材の形状と
なり、ディスク回転駆動時における面ぶれを効果的に抑
制することができるため、光ディスクの記録面に対する
書込および/または読取が安定して行われることにな
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0018】図1は本発明の実施形態を説明するための
光ディスク駆動安定化装置の基本構成を示す斜視図であ
り、1は可撓性を有する光ディスクシート、2は安定化
手段としての突出部材である。
【0019】光ディスクシート1の基本構成は、図2に
示す断面図に示すような構成であって、光ディスクシー
ト1における記録層3の反対側となる基板4が、突出部
材2に対向するように、回転駆動手段である図示しない
スピンドルシャフトのチャッキング部にセットされ、回
転駆動される。
【0020】本実施形態における光ディスクシート1の
具体例を説明する。本例では、基板4において可撓性を
持たせるために0.1mm程度の薄いシートを用いた。
例えばポリエチレンテレフタレート製の厚さ80μmの
シートに熱転写で、スタンパのピッチが0.6μm、幅
0.3μmのグルーブを転写し、その後、スパッタリン
グでシート/Ag反射層を120nm/(ZrO2-Y2
3)-SiO2,7nm/AgInSbTeGe,10
nm/ZnS-SiO2,25nm/Si34の順番に成
膜した。このシートにUV樹脂をスピンコートし、紫外
線照射で硬化させて厚さ5μmの透明保護膜を形成し、
さらに、このディスクを大口径のレーザ光で記録層3を
溶融結晶化することにより、反射率を上げたものを使用
した。
【0021】突出部材2は、図3に示す斜視図のような
構成であって、図1に示す光ディスクシート1の回転中
心Oからディスク周方向に対して、ディスク面に対して
平行に延在するように配設される柱状の部材であって、
断面形状を、その下面(光ディスクシート1側の面)を
半円状にし、かつ上部を方形にし、さらに断面積を回転
中心Oから周方向に向けて一定の比率で増加するように
しており、本例の場合、突出部材2の回転中心O側の幅
2aと、その逆側の端部における幅2bの比率を1:
1.2にしている。この比率は、可撓性を有する光ディ
スクシート(本例では、ヤング率:2×109Pa,ポ
アソン比0.35)1が回転中心O方向から周方向に対
して変形(回転中心O方向から周方向に対して下がるよ
うに変形)する比率と一致させている。すなわち、でき
るだけこの比率とあわせて突出部材2と光ディスクシー
ト1との距離を一定に保ち、光ディスクシート1と突出
部材2間が全域にわたって定常層流状態になり、安定化
に悪影響を及ぼす乱流が生じないようにしている。
【0022】図2に示すように、突出部材2を光ディス
クシート1に近接させ、光ディスクシート1を回転駆動
させると、近接領域で正圧と負圧が生じ、光ディスクシ
ート1が歪む。空気の発生する静圧と光ディスクシート
1の変形が戻ろうとする力の釣り合いによって、全体と
して安定化する。
【0023】図4は前記のような安定化部材2を用い、
2000rpmで光ディスクシート1を回転させたと
き、光ディスクシート1が受ける静圧場の解析例を示す
図であり、光ディスクシート1は、実験によって求めら
れた形状で周方向に下側に下がるように変形している。
圧力値(Pa)は図中左のバーによって表される。
【0024】図4に示すように、安定化部材2の下面で
は光ディスクシートの回転中心Oから周方向に対して、
正圧の領域がディスク回転方向に対して上流側に、また
負圧の領域が回転方向に対して下流側に、それぞれ均一
に生じ、非常に安定した圧力場が生じている。この圧力
場によって、光ディスクシート1は突出部材2により吸
引力と反発力を同時に受け、光ディスクシート1の前記
変形に対応して、光ディスクシート1が回転中心O方向
から周方向に静圧が大きくなるため、光ディスクシート
1は一定の高さで安定することになる。
【0025】なお、図5に示すように、可撓性を有する
光ディスクシート1に対して、安定化部材たる2つの突
出部材2a,2bを、図示したように光ディスクシート
1の回転中心Oに対して長手方向が互いに直交するよう
に延在させることによって、面ぶれの少ない安定化領域
が、1つの突出部材2aの下面のみならず、突出部材2
a,2bの中間点付近にも生じることになり、設計の自
由度が増加する。
【0026】図6は本実施形態を光ディスクシートの周
方向から見た説明図であり、突出部材2の最下端から光
ディスクシート1の表面までの距離Xを10×10-6
としている。このようにすることによって、回転する光
ディスクの表面に発生する空気境界層内に突出部材の先
端が入り込むことによって、その端部に正圧が発生し、
いわゆるベルヌーイの法則ではなし得ないディスクと突
出部材の反発力を発生させ、安定化をより向上させるこ
とができる。本例の場合、実験によれば、光ディスクシ
ート1上に働く正圧の最大値は、一般的な光ディスク装
置の回転速度である2000rpmでは約15Paとな
り、一般的な可撓性をもつ弾性(本例では、ヤング率:
2×109Pa,ポアソン比0.35)の光ディスクシー
トが実質的に変形するしきい値に達する。このため、突
出部材2の設置位置を前記のように10×10-6m以下
にすることが望まれる。
【0027】また図7に示すように、突出部材2におけ
る最下端に、例えば線状をなす感圧センサ5を設け、こ
の感圧センサ5が振動などの原因により光ディスクシー
ト1に接触した場合に、その最大の圧力データが判定装
置6に送られ、判定装置6によって、その圧力データを
予め設定されたしきい値と比較し、しきい値を超えた場
合に駆動装置7によって突出部材2を光ディスクシート
1より退避させるように移動させる構成にすれば、異常
振動の発生による突出部材2あるいは光ディスクシート
1の破損を防ぐことができる。
【0028】次に図8〜図11を参照して、前記構成の
光ディスク駆動安定化装置を搭載した本発明に係る光デ
ィスク装置の実施形態について説明する。
【0029】図8は光ディスク装置の第1実施形態の要
部の概略構成を示す構成図であり、8は、光ディスクシ
ート1に対して記録/再生を行うためレーザ光源(図示
せず)からレーザ光を出射させ、また反射光を受光して
再生処理を行わせるための光ピックアップ、9は光ピッ
クアップ8をシーク制御するピックアップ駆動部、10
は光ディスクシート1を回転駆動するスピンドルモータ
(図示せず)のスピンドルシャフトであって、既述した
光ディスク駆動安定化装置における安定化部材である突
出部材2を光ディスクシート1の基板4側に近接させて
いる。
【0030】光ディスクシート1はスピンドルモータに
よってスピンドルシャフト10を中心として一定回転数
で回転しており、光ディスクシート1における突出部材
2の設置側とは反対面における面ぶれの少ない安定化領
域において、光ピックアップ8によって情報の記録/再
生を行う。このようにして、安定的に記録/再生を行う
ことができる。
【0031】図9に示す光ディスク装置の第2実施形態
では、図5にて説明したように、2つの突出部材2a,
2bをディスク回転方向に対してそれぞれ45°の角度
をなすように配置している。この配置にすることによ
り、安定的な面ぶれの少ない領域が突出部材2の設置場
所の中間近傍に生じるため、より安定的な情報の記録/
再生を行うことができる。
【0032】図10に示す光ディスク装置の第3実施形
態では、図6にて説明したように、光ディスクシート1
と突出部材2との距離(ギャップ長)Xが10×10-6
mとなるように、突出部材2が設置されている構成例に
なっている。
【0033】図11に示す光ディスク装置に第4実施形
態は、図7にて説明したように、突出部材2に光ディス
クシート1との接触圧力を感知する感圧センサ5などか
らなるセンサユニット11が設けられ、感圧センサ5か
らの検知データが判定装置6,駆動装置7などからなる
ギャップ長制御装置12に送信されて、ギャップ長制御
装置12において予め規定された圧力を超える値が検出
されると、ギャップ長Xを大きくする方向に突出部材2
が光ディスクシート1から待避するように移動駆動され
る。このようにすることで、光ディスクシート1あるい
は突出部材2の破損を防止することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可撓性を有する光ディスクの駆動時において、光ディス
クと安定化手段間の気流によって光ディスク面に加えら
れる静圧場の考慮がなされ、ディスク回転駆動時におけ
る面ぶれを効果的に抑制することができる形状を有する
安定化手段を具備した光ディスク駆動安定化装置、およ
び可撓性を有する光ディスクを用いて安定した記録/再
生が行われる光ディスク装置が実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を説明するための光ディスク
駆動安定化装置の基本構成を示す斜視図
【図2】本実施形態における光ディスクシートの基本構
成を説明するための断面図
【図3】本実施形態における突出部材の斜視図
【図4】本実施形態の突出部材を用いた場合における光
ディスクシートの静圧場の解析例を示す図
【図5】本実施形態の突出部材を2つ用いた場合を示す
斜視図
【図6】本実施形態における光ディスクシートと突出部
材とのギャップの説明図
【図7】本実施形態における感圧センサを設けた構成例
を示す説明図
【図8】本発明に係る光ディスク装置の第1実施形態の
要部の概略構成を示す構成図
【図9】本発明に係る光ディスク装置の第2実施形態の
要部の概略構成を示す構成図
【図10】本発明に係る光ディスク装置の第3実施形態
の要部の概略構成を示す構成図
【図11】本発明に係る光ディスク装置の第4実施形態
の要部の概略構成を示す構成図
【符号の説明】
1 光ディスクシート 2,2a,2b 突出部材 3 記録層 4 基板 5 感圧センサ 6 判定装置 7 駆動装置 8 光ピックアップ 9 ピックアップ駆動部 11 センサユニット 12 ギャップ長制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート状の光ディスクを
    回転させる回転駆動手段と、光ディスクの記録面とは反
    対面側に設置され、少なくとも光ディスクにおける書込
    あるいは読取が行われる部位における回転軸方向の振れ
    を、空気流の圧力差を生起させることによって安定化さ
    せる安定化手段とを備え、この安定化手段として光ディ
    スク方向に突出する突出部材を用いた光ディスク駆動安
    定化装置であって、前記突出部材の形状を光ディスクの
    回転中心から周方向に延在する柱状形状にし、かつ、こ
    の柱状形状の断面面積を一定の比率で前記回転中心から
    周方向へ向かって増加させたことを特徴とする光ディス
    ク駆動安定化装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部材を複数個設置したことを特
    徴とする請求項1記載の光ディスク駆動安定化装置。
  3. 【請求項3】 前記突出部材と光ディスクの対向面とに
    おける保持間隙を10×10-6(m)以下にしたことを
    特徴とする請求項1または2記載の光ディスク駆動安定
    化装置。
  4. 【請求項4】 前記突出部材に光ディスクとの接触圧力
    を検知する検知手段を設け、予め設定された値以上の接
    触圧力が検知された場合に、前記突出部材を光ディスク
    から待避させる待避手段を備えたことを特徴とする請求
    項1〜3いずれか1項記載の光ディスク駆動安定化装
    置。
  5. 【請求項5】 可撓性を有するシート状の光ディスクを
    回転させる回転駆動手段と、光ディスクの記録面に対し
    て光学的に書込および/または読取を行う光ピックアッ
    プと、光ディスクの記録面とは反対面側に設置され、少
    なくとも光ディスクにおける書込あるいは読取が行われ
    る部位における回転軸方向の振れを、空気流の圧力差を
    生起させることによって安定化させる安定化手段とを備
    え、この安定化手段として光ディスク方向に突出する突
    出部材を具備した光ディスク駆動安定化手段を備えた光
    ディスク装置であって、前記光ディスク駆動安定化装置
    として請求項1〜4いずれか1項記載の光ディスク駆動
    安定化装置を搭載したことを特徴とする光ディスク装
    置。
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