JPWO2010070924A1 - ディスク装置 - Google Patents

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鉄矢 大久保
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慶和 大村
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賢治 漆原
友美 西方
友美 西方
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Abstract

ディスククランプトユニットの更なる薄型化を可能にしたディスク装置。この装置は、ディスクの定置および回転を行うスピンドルモータ(300)と、その回転軸に固定された調芯リング(301)と、ディスクをスピンドルモータ(300)上に装着するクランプ部(400)とを備える。調芯リング(301)は、スピンドルモータ(300)の回転軸の周囲に形成された突起部(301C)と、これと空間を挟んで回転軸の周囲に設けられたマグネット(302)とを有する。クランプ部(400)は、突起部(301C)が嵌合する凹部空間(401G)が形成されたセンタ部材(401)と、マグネット(302)に吸引される被吸引部材(402)とを有する。クランプ部(400)は、突起部(301C)が凹部空間(401G)に嵌合し、マグネット(302)に吸引されることにより、ディスクをスピンドルモータ(300)上に装着する。

Description

本発明は、ディスクを載置して回転させるディスク装置に関するものである。
従来のディスク装置として、ディスクを回転させるスピンドルモータの回転軸と、同軸的にしかも着脱自在に固定する、磁石の磁力を利用したディスククランプユニットが知られている(例えば特許文献1参照)。
そして、従来のディスククランプユニットには、ディスクチャック部のクランパに対向する側に設けられた凹部内に、中空円板状の永久磁石とヨークとの積層体が固定されている。この永久磁石は、凹部内の段部により、位置決めされている。
特開2003−228900号公報
しかしながら、従来のディスククランプユニットは、図1および図2に示すように、スピンドルモータ1の回転軸1Aの延在方向に配置されるクランプ3のセンタリング部の存在により、薄型化が困難であった。また、ディスクテーブル2とクランプ3により圧着保持されるディスク7、8の厚みには、バラツキがある。そして、このバラツキにより、ディスクテーブル2とクランプ3の相対位置が接近もしくは離反し、クランプ3のセンタリング部においてディスクテーブル2とクランプ3の間に生じるクリアランス9が一定ではない。したがって、ディスクテーブル2に対するクランプ3のセンタリング位置の精度が低下し、ディスクの再生時または記録時に異音が発生したり再生性能が低下するという不都合があった。
本発明の目的は、ディスククランプユニットの更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することである。
本発明のディスク装置は、ディスクの定置および回転を行うスピンドルモータと、前記スピンドルモータの回転軸に固定された調芯リングと、前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着するクランプ部とを備え、前記調芯リングは、前記スピンドルモータの回転軸の周囲に形成した突起部と、前記突起部と空間を挟んで前記スピンドルモータの回転軸の周囲に設けられた磁気吸引手段とを有し、前記クランプ部は前記突起部が嵌合する凹部空間が形成されたセンタ部材と、前記磁気吸引手段に吸引される被吸引部材とを有し、前記突起部の前記凹部空間への嵌合と、前記磁気吸引手段から受ける吸引力とによって、前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着する。
この構成により、本発明に係るディスク装置は、クランプ部が調芯リングに位置決めされ、かつ、磁気吸引手段によりクランプ部がディスク回転部に近接する方向に吸引されることにより、ディスクをクランプすることができる。
また、本発明のディスク装置は、調芯リングにスピンドルモータの回転軸の周囲に位置するように設けられた突起部が、クランプ部の円環形状突起部が形成する凹部空間に嵌合するので、厚みを抑えたクランプ部のセンタリング構成が可能となる。
また、本発明のディスク装置は、前記センタ部材は凹溝形状部を有し、前記被吸引部材は、前記凹溝部形状部に係合可能な係合突起部を有し、前記クランプ部は、前記凹溝形状部と前記係合突起部との係合により、前記センタ部材と前記被吸引部材とが組み合わされた構成を有している。
この構成により、本発明のディスク装置は、凹溝形状に対し、被吸着部に形成した係合突起部を嵌合するという簡単な作業によって、クランプ部の組み込みを行うことができる。
また、本発明のディスク装置は、前記クランプ部を前記スピンドルモータに対して近接離反可能に保持するクランプガイド更にを備え、前記クランプ部は、前記スピンドルモータの回転に従って回転し、その回転中心において前記クランプガイドに接触する曲面凸部と、前記曲面凸部を囲んで設けられた凹溝とを有する。
この構成により、本発明のディスク装置は、曲面凸部表面に塗布したグリス等の潤滑材が、ディスク回転時に曲面凸部外周方向に流出した場合でも、凸部周囲に設けられた凹部内に潤滑材を留め、クランプされたディスクに対して潤滑材が付着することを防止することができる。
本発明のディスク装置は、スピンドルモータの回転軸および調芯リングに形成された突起部に対し、クランプ部のセンタ部材に形成された凹部空間が嵌合する。これにより、クランプ部のセンタリング構成を薄型化することができ、ディスククランプユニットの更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することができる。
従来のディスククランプユニットの正面方向断面図 従来のディスククランプユニットの正面方向断面図 本発明の実施の形態における電子装置としてのカーオーディオ装置の全体斜視図 本実施の形態に係るディスク装置の要部の斜視図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第1の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第2の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第1の拡大図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第3の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第2の拡大図 本実施の形態におけるクランプ部の平面図および断面図 本実施の形態におけるセンタ部材の平面図および右側面図 本実施の形態における被吸引部材の平面図および断面図 本実施の形態におけるクランプ部の組付け前の状態の分解斜視図 本実施の形態におけるクランプ部の組付け後の状態の斜視図 本実施の形態におけるセンタ部材に対する被吸引部材の組付け状態図 本実施の形態におけるクランプ部のガイド構成の平面図および断面図 本実施の形態におけるクランプユニットの平面図および左側面図 本実施の形態におけるクランプユニットの平面図および左側面図
以下、本発明の一実施の形態について、図3〜図18の図面を用いて説明する。
本実施の形態において、ディスク装置の実使用状態を基準として、ディスク挿入口がある面を正面、左右方向をX方向(右方向を正方向とする)、奥行き方向をY方向(奥行き方向を正方向とする)、厚み方向をZ方向(上面方向を正方向とする)として、それぞれ定義する。
図3は、本実施の形態に係るディスク装置を内蔵する電子装置としてのカーオーディオ装置600の全体斜視図である。
このカーオーディオ装置600は、ディスク装置のほかに、ラジオ601、カセットテープ再生装置602等を内蔵している。また、カーオーディオ装置600は、前面パネル603に、全機能に共有される表示部603Aおよび電源/ボリュームつまみ603Bと、ディスク装置におけるディスク挿排口604Aと、ラジオ用のチューニングつまみ601Aと、カセットテープ挿排口602A等とを有する。また、カーオーディオ装置600は、内部に、ラジオ、カセットテープ再生装置、ディスク装置等を制御する制御部(図示せず)を有する。
図4は、本実施の形態に係るディスク装置の主要部であるディスククランプユニット700の要部の全体斜視図である。
ディスククランプユニット700は、ベースシャーシ100に設置され、スピンドルモータ300、調芯リング301、クランプ部400、およびクランプガイド500を備えている。
スピンドルモータ300は、ディスク200を載置し、載置したディスク200を回転させる。調芯リング301は、スピンドルモータ300の回転軸に固定され、ディスク200をスピンドルモータ300に載置する際に、ディスク200のセンターホール200Aをガイドする。より具体的には、調芯リング301は、ディスク200のセンターホール200Aの中心を通る仮想軸と、スピンドルモータ300の回転軸とが同軸になるように、センターホール200Aをガイドする。クランプ部400は、ディスク200が回転する際に、ディスク200を、スピンドルモータ300との間で挟持する。クランプガイド500は、クランプ部400を、スピンドルモータ300に対して接近および離反させて、クランプ部400を保持する。なお、図4において、ディスク200は、その下面に設置された部品が見えるように、内部を透過表示し、外形線のみで表記されている。また、図4において、クランプ部400は、ディスク200を挟持する前の状態で表記されている。
次に、図4と、図4に示すS方向から見たときのスピンドルモータ300およびクランプ部400の断面を示す図5〜図9を用いて、スピンドルモータ300およびクランプ部400の構成について説明する。
図5は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図である。図5は、ディスク200がスピンドルモータ300上に載置された状態で、なおかつ、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持される前の状態における、ディスククランプユニット700の断面図を示す。
図6は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図であり、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持された状態を示す。なお前記ディスク200は厚みの薄いディスク(厚みt1.1mm)である。
図7は、本実施の形態に係る図6に示すディスククランプユニット700の要部の拡大図である。
図8は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図であり、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持された状態を示す。なお、ディスク200は、厚みの厚いディスク(例えば、厚みt=1.5mm)である。
図9は、本実施の形態に係る図8に示すクランプユニット要部の拡大図である。
ここで、ディスク200の位置規制に関して説明する。
スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、調芯リング301のディスクガイド面301Aにより、X方向への移動およびY方向への移動を制限され、スピンドルモータ300の回転軸と同芯となる位置に規制される。また、スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、スピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持されることで、スピンドルモータ300に対するZ方向への移動を規制される。すなわち、ディスク200は、クランプ部400によって、スピンドルモータ300上に装着される。
調芯リング301は、マグネット302を収納可能な空間301Bを有している。そして、調芯リング301は、この空間301B内の、空間301Bを形成する面に固定された、円環状のマグネット302を有している。マグネット302は、クランプ部400を磁気吸引する磁気吸引手段である。なお、マグネット302は、スピンドルモータ300の回転軸の周囲に配置されていれば良く、例えば、調芯リング301がマグネット302よりも外側に配置されている形態であっても良い。
クランプ部400は、センタ部材401と被吸引部材402とが組み合わされた構成を有している。被吸引部材402は、磁気吸引可能な物性(鉄など)を有し、マグネット302の磁気吸引力により、Z方向の負方向に磁気吸引される。この結果、クランプ部400は、ディスク200を、スピンドルモータ300との間で挟持する。センタ部材401は、被吸引部材402上に積層されている。また、センタ部材401には、円環形状突起部401Aが形成されている。円環形状突起部401Aは、被吸引部材402の中央部に形成された穴を貫通して、被吸引部材402の下面より突出している。
また、ここで、スピンドルモータ300に対するクランプ部400のセンタリングについて説明する。
クランプ部400のセンタ部材401に形成された円環形状突起部401Aには、凹部空間401Gが形成されている。この凹部空間401Gにより、円環形状突起部401Aは、円環形状となっている。また、調芯リング301は、スピンドルモータ300の回転軸300Aに固定されている。そして、調芯リング301には、回転軸300Aの周囲に、リング状の突起部301Cが形成されている。ディスククランプの際、調芯リング301の突起部301Cは、クランプ部400のセンタ部材401の円環形状突起部401Aに形成された凹部空間401Gに嵌合する。これにより、クランプ部400は、スピンドルモータ300に対するX方向の移動およびY方向の移動を制限されて、スピンドルモータ300に対してセンタリングされる。
また、図6〜図9に示すように、センタ部材401の円環形状突起部401Aに形成された凹部空間401Gは、調芯リング301のリング状突起部301Cが入れ子状に嵌合可能なように形成されている。このため、ディスク200がスピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持された状態であっても、センタ部材401の円環形状突起部401Aと調芯リング301の突起部301Cとは、入れ子状に嵌合保持される。また、この嵌合保持は、厚みの薄いディスク200であるか厚みの厚いディスク200であるかによらない。すなわち、ディスククランプユニット700は、ディスク200の厚みがばらついている場合でも、スピンドルモータ300に対するクランプ部400のセンタリング精度を高いレベルに維持できる。
また、図6〜図9に示すように、スピンドルモータ300の回転軸300Aおよび調芯リング301の突起部301Cは、クランプ部400の空間401G内に嵌合する。これにより、クランプ部400およびクランプ部400のセンタリング構成の薄型化が可能となり、ディスククランプユニット700およびこれを内蔵する各種装置の薄型化が可能となる。
また、本構成では、被吸引部材402は、クランプ部400において、センタ部材401の積層下側に配置される。これにより、マグネット302の磁気吸引力を受ける被吸引部材402の相対距離を、マグネット302と接触可能な位置まで近接配置可能となる。したがって、マグネット302による磁気吸引力を最大限に発揮することができ、マグネット302によるディスク200のクランプ保持性能を向上させることができる。
次に、クランプ部400の構成について、図10〜図15を用いて説明する。
図10は、本実施の形態におけるクランプ部400の平面図および断面図である。図10Aは、本実施の形態におけるクランプ部400の平面図である。図10Bは、本発実施の形態におけるクランプ部400の断面図である。
図11は、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の平面図および右側面図である。図11Aは、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の平面図である。図11Bは、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の右側面図である。
図12は、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の平面図および断面図である。図12Aは、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の平面図である。図12Bは、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の断面図である。
センタ部材401の円環形状突起部401Aに形成された凹部空間401Gは、調芯リング301の突起部301Cに対して嵌合する。このため、センタ部材401は、調芯リング301との相互の摺動性の確保や、センタ部材401および調芯リング301の傷付きの防止を考慮して、樹脂材料を採用するのが望ましい。一方で、センタ部材401は、金属材料で構成することも可能である。被吸引部材402は、マグネット302により磁気吸引可能な物性(鉄など)からなる。
図11Aおよび図11Bに示すように、センタ部材401は、円盤形状部401Fと円環形状の円環形状突起部401Aとが一体となった形状をしている。円環形状突起部401Aの側面には、4個の同一形状の凹溝形状部401Bが形成されている。凹溝形状部401Bは、円盤形状部401Fの下面と、凹溝形状部401Bの円周方向溝端面とで形成される、空間Tを有する。円盤形状部401Fには、4つの同一形状の円形の穴401Dが、90度ずつ位置をずらして形成されている。円盤形状部401Fの中央には、円環形状突起部401Aが配置されている側の面とは逆の面の側に、ドーム形状の曲面凸部401Hが形成されている。そして、曲面凸部401Hの周囲には、円環状の凹溝401Iが形成されている。
図4〜図9記載のクランプガイド500は、ディスク200の回転時に、曲面凸部401Hに対して接触した状態となる。この曲面凸部401Hの接触部には、グリス等の潤滑剤が塗布される。したがって、曲面凸部401Hに塗布されたグリスは、ディスク200の回転により、外周方向へ流出し得る。このような場合でも、グリスは凹溝401I内に溜まることとなり、周囲へのグリス飛散やディスクへのグリス付着を防止することができる。
図12Aおよび図12Bに示すように、被吸引部材402は円盤形状を有する。被吸引部材402の外周側には、ひさし部402Aが形成されている。被吸引部材402の内周側には、ディスク200がクランプされる際にディスク200と接触するディスク接触部402Eが形成されている。被吸引部材402の中央には、穴部を有する面が形成されている。この被吸引部材402の中央の面には、被吸引部材402の中心方向に向いた4個の同一形状の突起部402Bが形成されている。そして、中央穴部の外周方向側には、2個のドーム形状の係合突起部402Dが、中央穴部をはさむ様な形で形成されている。
ここで、クランプ部400のセンタ部材401と被吸引部材402とを組付ける際の手順について説明する。
図13は、本実施の形態におけるクランプ部400の組付け前状態の分解斜視図である。図14は、本実施の形態におけるクランプ部400の組付け後状態の斜視図である。
図15は、本実施の形態のクランプ部400における、センタ部材401に対する被吸引部材402の組付け状態図である。図15A〜図15Cは、順に、センタ部材401に対する被吸引部材402の組付け状態を、組付け初期状態、組付け途中状態、および組付け完了状態の3段階に分けて表す。より具体的には、図15A〜図15Cは、センタ部材401の円環形状突起部401Aの側面の表面展開図を示し、更に、この展開図において、被吸引部材402の突起部402Bの位置推移を示している。なお、突起部402Bは、上述の通り、センタ部材401に形成された凹溝形状部401Bに係合する部材である。
センタ部材401と被吸引部材402を組付ける際の手順は、以下の通りである。まず始めに、センタ部材401の円環形状突起部401Aが被吸引部材402の中央穴部から突出するように、被吸引部材402の突起部402Bが、センタ部材401の凹溝形状部401Bに係合された状態(図15Aに示す状態)をつくる。そして、被吸引部材402が、センタ部材401の円盤形状部401Fに接触する位置まで移動された状態(図15Bに示す状態)をつくる。そして、被吸引部材402の突起部402Bが、センタ部材401の空間Tに対して嵌合する方向に被吸引部材402を回転された状態(図15Cに示す状態)をつくる。このとき、被吸引部材402の係合突起部402Dが、センタ部材401に形成された4個の穴401Dの内2個に対して係合された状態となる。これにより、組付けが完了する。
このように、上述の構成を有するクランプ部400は、センタ部材401と被吸引部材402の組付け作業が容易である。また、上述の構成を有するクランプ部400は、センタ部材401に形成された穴401Dに対し被吸引部材402の係合突起部402Dが係合されている。これにより、クランプ部400は、振動や衝撃等による外乱によってセンタ部材401に対する被吸引部材402の組み付けが外れる可能性を低減することができる。
次に、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を接近および離反させるための構成(以下「ガイド構成」という)について図16〜図18を用いて説明する。
図16は、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の平面図および断面図である。図16Aは、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の平面図である。図16Bは、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の断面図である。
図17は、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図および左側面図である。図17Aは、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図である。図17Bは、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の左側面図である。図17Aおよび図17Bは、ディスク200をクランプする前の状態を示している。
図18は、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図および左側面図である。図18Aは本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図であり、図18Bは本実施の形態におけるディスククランプユニット700の左側面図であり、図18Aおよび図18Bはディスク200をクランプした状態を示す。
また、図17〜図18において、クランプガイド500の動作や構成を説明するにあたり、ベースシャーシ100およびスライダ502を、概略の形状にて記載している。
ベースシャーシ100には、支点軸101(L)および支点軸101(R)が設けられている。また、クランプアーム501は、ベースシャーシ100の支点軸101(L)および支点軸101(R)によって回動可能に支持され、クランプガイド500がカシメ固定された、アームである。クランプガイド500は、クランプ部400の周端部を拘束する形で構成および配置されている。
クランプアーム501には、曲げ部501A(L)および曲げ部501A(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、クランプガイド500には、曲げ部500A(L)および曲げ部500A(R)が形成されている。これら曲げ部500A(L)および曲げ部500A(R)の上方に、曲げ部501A(L)および曲げ部501A(R)が積層配置されることにより、クランプアーム501のZ方向の正方向への移動が制限されている。
また、クランプアーム501には、受け部501B(L)および受け部501B(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、クランプガイド500には、円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)が形成されている。これら円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)の下方に、受け部501Bが積層配置されることで、クランプアーム501のZ方向の負方向への移動を制限している。
またクランプアーム501の左右には、ベースシャーシ100方向へ伸びた側面曲げが形成されている。左側の側面曲げには穴501C(L)が設けられ、右側の側面曲げには穴501C(R)が設けられている(いずれも図示せず)。ベースシャーシ100に設けられた支点軸101(L)および支点軸101(R)は、それぞれ、穴501C(L)および穴501C(R)に嵌合し、回動可能に支持されている。また、クランプアーム501の一方の側面曲げには、軸102が固定で設置されている。軸102は、スライダ502のカム面502Aに接触している。
クランプガイド500には、クランプ部400の上方の位置に面500Dが形成されている。面500Dには、クランプ部400のセンタ部材401の外形周囲に対応する位置に、曲げ部500A、曲げ部500C、および曲げ部500Eが形成されている。センタ部材401の略円盤形状401Fの外形と、曲げ部500A、曲げ部500C、および曲げ部500Eとが接触する事により、クランプ部400のXY平面方向への移動およびガタツキを規制している。
また、クランプガイド500には、円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、円弧状曲げ部500Bは、クランプ部400の被吸引部材402のヒサシ部402Aの下方に、ヒサシ部402Aに接触して配置される。したがって、クランプ部400のZ方向の移動は、上側では面500Dにより規制され、下方では円弧状曲げ部500Bにより規制される。
以上のような構成により、クランプ部400はクランプガイド500により位置拘束される。そしてこれにより、クランプ部400とクランプガイド500とのクリアランスは安定して確保されつつ、クランプ部400が振動等の外乱によりクランプガイド500から外れるのを防止することができる。
スライダ502、スライダ502の駆動源となるモータ504、およびギヤ列503は、ベースシャーシ100上に設置されている。モータ504の駆動力は、ギヤ列503を介して、スライダ502のラック部502Bに伝達される。すなわち、スライダ502およびギヤ列503は、モータ504の正逆回転によってスライダ502がY方向において移動可能な構成となっている。
ディスククランプユニット700は、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を接近させようとする場合、モータ504の駆動によってスライダ502をY方向の負方向に移動させる。その際、スライダ502のカム面502Aに接合している軸102は、カム面502Aに沿ってZ方向の負方向に移動し、クランプアーム501は、支点軸101を支軸として回動する。これにより、クランプガイド500およびクランプ部400は、スピンドルモータ300に接近する。
また逆に、ディスククランプユニット700は、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を離反させようとする場合、モータ504を反転駆動させることにより、スライダ502をY方向の正方向に移動させる。その際、スライダ502のカム面502Aに接合している軸102は、カム面502Aに沿ってZ方向の正方向に移動し、クランプアーム501は、支点軸101を支点として回動する。これにより、クランプガイド500およびクランプ部400は、スピンドルモータ300から離反する。
以上のような動作により、スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、スピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持される。
なお、以上説明した実施の形態においては、ディスク200をクランプする構成として、ベースシャーシ100に設けられたスライダ502の移動によりクランプ部400をZ方向に移動させる構成について説明したが、これに限定されない。例えば、クランプ部400に対してベースシャーシ100をZ方向に移動させる構成によっても、ディスク200をクランプすることができる。
また、クランプアーム501とクランプガイド500とを別部品の構成としたが、これに限定されない、例えば、クランプアーム501およびクランプガイド500は、クランプアーム501にクランプガイド500の機能を持たせた、いわゆる一体構成であっても良い。
以上のように、本発明によれば、スピンドルモータ300の回転軸300Aおよび調芯リング301の突起部301Cが、クランプ部400のセンタ部材401に形成された円環形状突起部401Aに形成された空間401Gに嵌合する。これにより、本発明は、クランプ部400およびクランプ部400のセンタリング構成(ディスククランプユニット)の更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することができる。
2008年12月18日出願の特願2008−322150の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
以上のように、本発明に係るディスク装置は、スピンドルモータの回転軸および調芯リングに形成された突起部に対し、クランプ部の円環形状突起部によって形成された凹部空間が嵌合するので、クランプ部のセンタリング構成を薄型化できるという効果を有する。すなわち、本発明に係るディスク装置は、ディスククランプユニットの更なる薄型化を図ることができるディスク装置として有用である。
100 ベースシャーシ
200 ディスク
300 スピンドルモータ
301 調芯リング
302 マグネット
400 クランプ部
401 センタ部材
402 被吸引部材
500 クランプガイド
501 クランプアーム
502 スライダ
503 ギヤ列
504 モータ
600 カーオーディオ装置
603 前面パネル
700 ディスククランプユニット
本発明は、ディスクを載置して回転させるディスク装置に関するものである。
従来のディスク装置として、ディスクを回転させるスピンドルモータの回転軸と、同軸的にしかも着脱自在に固定する、磁石の磁力を利用したディスククランプユニットが知られている(例えば特許文献1参照)。
そして、従来のディスククランプユニットには、ディスクチャック部のクランパに対向する側に設けられた凹部内に、中空円板状の永久磁石とヨークとの積層体が固定されている。この永久磁石は、凹部内の段部により、位置決めされている。
特開2003−228900号公報
しかしながら、従来のディスククランプユニットは、図1および図2に示すように、スピンドルモータ1の回転軸1Aの延在方向に配置されるクランプ3のセンタリング部の存在により、薄型化が困難であった。また、ディスクテーブル2とクランプ3により圧着保持されるディスク7、8の厚みには、バラツキがある。そして、このバラツキにより、ディスクテーブル2とクランプ3の相対位置が接近もしくは離反し、クランプ3のセンタリング部においてディスクテーブル2とクランプ3の間に生じるクリアランス9が一定ではない。したがって、ディスクテーブル2に対するクランプ3のセンタリング位置の精度が低下し、ディスクの再生時または記録時に異音が発生したり再生性能が低下するという不都合があった。
本発明の目的は、ディスククランプユニットの更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することである。
本発明のディスク装置は、ディスクの定置および回転を行うスピンドルモータと、前記スピンドルモータの回転軸に固定された調芯リングと、前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着するクランプ部とを備え、前記調芯リングは、前記スピンドルモータの回転軸の周囲に形成した突起部と、前記突起部と空間を挟んで前記スピンドルモータの回転軸の周囲に設けられた磁気吸引手段とを有し、前記クランプ部は前記突起部が嵌合する凹部空間が形成されたセンタ部材と、前記磁気吸引手段に吸引される被吸引部材とを有し、前記突起部の前記凹部空間への嵌合と、前記磁気吸引手段から受ける吸引力とによって、前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着する。
この構成により、本発明に係るディスク装置は、クランプ部が調芯リングに位置決めされ、かつ、磁気吸引手段によりクランプ部がディスク回転部に近接する方向に吸引されることにより、ディスクをクランプすることができる。
また、本発明のディスク装置は、調芯リングにスピンドルモータの回転軸の周囲に位置するように設けられた突起部が、クランプ部の円環形状突起部が形成する凹部空間に嵌合
するので、厚みを抑えたクランプ部のセンタリング構成が可能となる。
また、本発明のディスク装置は、前記センタ部材は凹溝形状部を有し、前記被吸引部材は、前記凹溝部形状部に係合可能な係合突起部を有し、前記クランプ部は、前記凹溝形状部と前記係合突起部との係合により、前記センタ部材と前記被吸引部材とが組み合わされた構成を有している。
この構成により、本発明のディスク装置は、凹溝形状に対し、被吸着部に形成した係合突起部を嵌合するという簡単な作業によって、クランプ部の組み込みを行うことができる。
また、本発明のディスク装置は、前記クランプ部を前記スピンドルモータに対して近接離反可能に保持するクランプガイド更にを備え、前記クランプ部は、前記スピンドルモータの回転に従って回転し、その回転中心において前記クランプガイドに接触する曲面凸部と、前記曲面凸部を囲んで設けられた凹溝とを有する。
この構成により、本発明のディスク装置は、曲面凸部表面に塗布したグリス等の潤滑材が、ディスク回転時に曲面凸部外周方向に流出した場合でも、凸部周囲に設けられた凹部内に潤滑材を留め、クランプされたディスクに対して潤滑材が付着することを防止することができる。
本発明のディスク装置は、スピンドルモータの回転軸および調芯リングに形成された突起部に対し、クランプ部のセンタ部材に形成された凹部空間が嵌合する。これにより、クランプ部のセンタリング構成を薄型化することができ、ディスククランプユニットの更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することができる。
従来のディスククランプユニットの正面方向断面図 従来のディスククランプユニットの正面方向断面図 本発明の実施の形態における電子装置としてのカーオーディオ装置の全体斜視図 本実施の形態に係るディスク装置の要部の斜視図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第1の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第2の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第1の拡大図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第3の矢視断面図 本実施の形態に係るディスククランプユニットの要部の第2の拡大図 本実施の形態におけるクランプ部の平面図および断面図 本実施の形態におけるセンタ部材の平面図および右側面図 本実施の形態における被吸引部材の平面図および断面図 本実施の形態におけるクランプ部の組付け前の状態の分解斜視図 本実施の形態におけるクランプ部の組付け後の状態の斜視図 本実施の形態におけるセンタ部材に対する被吸引部材の組付け状態図 本実施の形態におけるクランプ部のガイド構成の平面図および断面図 本実施の形態におけるクランプユニットの平面図および左側面図 本実施の形態におけるクランプユニットの平面図および左側面図
以下、本発明の一実施の形態について、図3〜図18の図面を用いて説明する。
本実施の形態において、ディスク装置の実使用状態を基準として、ディスク挿入口がある面を正面、左右方向をX方向(右方向を正方向とする)、奥行き方向をY方向(奥行き方向を正方向とする)、厚み方向をZ方向(上面方向を正方向とする)として、それぞれ定義する。
図3は、本実施の形態に係るディスク装置を内蔵する電子装置としてのカーオーディオ装置600の全体斜視図である。
このカーオーディオ装置600は、ディスク装置のほかに、ラジオ601、カセットテープ再生装置602等を内蔵している。また、カーオーディオ装置600は、前面パネル603に、全機能に共有される表示部603Aおよび電源/ボリュームつまみ603Bと、ディスク装置におけるディスク挿排口604Aと、ラジオ用のチューニングつまみ601Aと、カセットテープ挿排口602A等とを有する。また、カーオーディオ装置600は、内部に、ラジオ、カセットテープ再生装置、ディスク装置等を制御する制御部(図示せず)を有する。
図4は、本実施の形態に係るディスク装置の主要部であるディスククランプユニット700の要部の全体斜視図である。
ディスククランプユニット700は、ベースシャーシ100に設置され、スピンドルモータ300、調芯リング301、クランプ部400、およびクランプガイド500を備えている。
スピンドルモータ300は、ディスク200を載置し、載置したディスク200を回転させる。調芯リング301は、スピンドルモータ300の回転軸に固定され、ディスク200をスピンドルモータ300に載置する際に、ディスク200のセンターホール200Aをガイドする。より具体的には、調芯リング301は、ディスク200のセンターホール200Aの中心を通る仮想軸と、スピンドルモータ300の回転軸とが同軸になるように、センターホール200Aをガイドする。クランプ部400は、ディスク200が回転する際に、ディスク200を、スピンドルモータ300との間で挟持する。クランプガイド500は、クランプ部400を、スピンドルモータ300に対して接近および離反させて、クランプ部400を保持する。なお、図4において、ディスク200は、その下面に設置された部品が見えるように、内部を透過表示し、外形線のみで表記されている。また、図4において、クランプ部400は、ディスク200を挟持する前の状態で表記されている。
次に、図4と、図4に示すS方向から見たときのスピンドルモータ300およびクランプ部400の断面を示す図5〜図9を用いて、スピンドルモータ300およびクランプ部400の構成について説明する。
図5は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図である。図5は、ディスク200がスピンドルモータ300上に載置された状態で、なおかつ、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持される前の状態における、ディスククランプユニット700の断面図を示す。
図6は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図であり、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持された状態を示す。なお前記ディスク200は厚みの薄いディスク(厚みt1.1mm)である。
図7は、本実施の形態に係る図6に示すディスククランプユニット700の要部の拡大図である。
図8は、本実施の形態に係るディスククランプユニット700の要部を図4のS方向からみたときの矢視断面図であり、ディスク200がスピンドルモータ300およびクランプ部400に挟持された状態を示す。なお、ディスク200は、厚みの厚いディスク(例えば、厚みt=1.5mm)である。
図9は、本実施の形態に係る図8に示すクランプユニット要部の拡大図である。
ここで、ディスク200の位置規制に関して説明する。
スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、調芯リング301のディスクガイド面301Aにより、X方向への移動およびY方向への移動を制限され、スピンドルモータ300の回転軸と同芯となる位置に規制される。また、スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、スピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持されることで、スピンドルモータ300に対するZ方向への移動を規制される。すなわち、ディスク200は、クランプ部400によって、スピンドルモータ300上に装着される。
調芯リング301は、マグネット302を収納可能な空間301Bを有している。そして、調芯リング301は、この空間301B内の、空間301Bを形成する面に固定された、円環状のマグネット302を有している。マグネット302は、クランプ部400を磁気吸引する磁気吸引手段である。なお、マグネット302は、スピンドルモータ300の回転軸の周囲に配置されていれば良く、例えば、調芯リング301がマグネット302よりも外側に配置されている形態であっても良い。
クランプ部400は、センタ部材401と被吸引部材402とが組み合わされた構成を有している。被吸引部材402は、磁気吸引可能な物性(鉄など)を有し、マグネット302の磁気吸引力により、Z方向の負方向に磁気吸引される。この結果、クランプ部400は、ディスク200を、スピンドルモータ300との間で挟持する。センタ部材401は、被吸引部材402上に積層されている。また、センタ部材401には、円環形状突起部401Aが形成されている。円環形状突起部401Aは、被吸引部材402の中央部に形成された穴を貫通して、被吸引部材402の下面より突出している。
また、ここで、スピンドルモータ300に対するクランプ部400のセンタリングについて説明する。
クランプ部400のセンタ部材401に形成された円環形状突起部401Aには、凹部空間401Gが形成されている。この凹部空間401Gにより、円環形状突起部401Aは、円環形状となっている。また、調芯リング301は、スピンドルモータ300の回転軸300Aに固定されている。そして、調芯リング301には、回転軸300Aの周囲に、リング状の突起部301Cが形成されている。ディスククランプの際、調芯リング301の突起部301Cは、クランプ部400のセンタ部材401の円環形状突起部401Aに形成された凹部空間401Gに嵌合する。これにより、クランプ部400は、スピンドルモータ300に対するX方向の移動およびY方向の移動を制限されて、スピンドルモータ300に対してセンタリングされる。
また、図6〜図9に示すように、センタ部材401の円環形状突起部401Aに形成さ
れた凹部空間401Gは、調芯リング301のリング状突起部301Cが入れ子状に嵌合可能なように形成されている。このため、ディスク200がスピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持された状態であっても、センタ部材401の円環形状突起部401Aと調芯リング301の突起部301Cとは、入れ子状に嵌合保持される。また、この嵌合保持は、厚みの薄いディスク200であるか厚みの厚いディスク200であるかによらない。すなわち、ディスククランプユニット700は、ディスク200の厚みがばらついている場合でも、スピンドルモータ300に対するクランプ部400のセンタリング精度を高いレベルに維持できる。
また、図6〜図9に示すように、スピンドルモータ300の回転軸300Aおよび調芯リング301の突起部301Cは、クランプ部400の空間401G内に嵌合する。これにより、クランプ部400およびクランプ部400のセンタリング構成の薄型化が可能となり、ディスククランプユニット700およびこれを内蔵する各種装置の薄型化が可能となる。
また、本構成では、被吸引部材402は、クランプ部400において、センタ部材401の積層下側に配置される。これにより、マグネット302の磁気吸引力を受ける被吸引部材402の相対距離を、マグネット302と接触可能な位置まで近接配置可能となる。したがって、マグネット302による磁気吸引力を最大限に発揮することができ、マグネット302によるディスク200のクランプ保持性能を向上させることができる。
次に、クランプ部400の構成について、図10〜図15を用いて説明する。
図10は、本実施の形態におけるクランプ部400の平面図および断面図である。図10Aは、本実施の形態におけるクランプ部400の平面図である。図10Bは、本発実施の形態におけるクランプ部400の断面図である。
図11は、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の平面図および右側面図である。図11Aは、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の平面図である。図11Bは、本実施の形態におけるクランプ部400のセンタ部材401の右側面図である。
図12は、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の平面図および断面図である。図12Aは、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の平面図である。図12Bは、本実施の形態におけるクランプ部400の被吸引部材402の断面図である。
センタ部材401の円環形状突起部401Aに形成された凹部空間401Gは、調芯リング301の突起部301Cに対して嵌合する。このため、センタ部材401は、調芯リング301との相互の摺動性の確保や、センタ部材401および調芯リング301の傷付きの防止を考慮して、樹脂材料を採用するのが望ましい。一方で、センタ部材401は、金属材料で構成することも可能である。被吸引部材402は、マグネット302により磁気吸引可能な物性(鉄など)からなる。
図11Aおよび図11Bに示すように、センタ部材401は、円盤形状部401Fと円環形状の円環形状突起部401Aとが一体となった形状をしている。円環形状突起部401Aの側面には、4個の同一形状の凹溝形状部401Bが形成されている。凹溝形状部401Bは、円盤形状部401Fの下面と、凹溝形状部401Bの円周方向溝端面とで形成される、空間Tを有する。円盤形状部401Fには、4つの同一形状の円形の穴401Dが、90度ずつ位置をずらして形成されている。円盤形状部401Fの中央には、円環形
状突起部401Aが配置されている側の面とは逆の面の側に、ドーム形状の曲面凸部401Hが形成されている。そして、曲面凸部401Hの周囲には、円環状の凹溝401Iが形成されている。
図4〜図9記載のクランプガイド500は、ディスク200の回転時に、曲面凸部401Hに対して接触した状態となる。この曲面凸部401Hの接触部には、グリス等の潤滑剤が塗布される。したがって、曲面凸部401Hに塗布されたグリスは、ディスク200の回転により、外周方向へ流出し得る。このような場合でも、グリスは凹溝401I内に溜まることとなり、周囲へのグリス飛散やディスクへのグリス付着を防止することができる。
図12Aおよび図12Bに示すように、被吸引部材402は円盤形状を有する。被吸引部材402の外周側には、ひさし部402Aが形成されている。被吸引部材402の内周側には、ディスク200がクランプされる際にディスク200と接触するディスク接触部402Eが形成されている。被吸引部材402の中央には、穴部を有する面が形成されている。この被吸引部材402の中央の面には、被吸引部材402の中心方向に向いた4個の同一形状の突起部402Bが形成されている。そして、中央穴部の外周方向側には、2個のドーム形状の係合突起部402Dが、中央穴部をはさむ様な形で形成されている。
ここで、クランプ部400のセンタ部材401と被吸引部材402とを組付ける際の手順について説明する。
図13は、本実施の形態におけるクランプ部400の組付け前状態の分解斜視図である。図14は、本実施の形態におけるクランプ部400の組付け後状態の斜視図である。
図15は、本実施の形態のクランプ部400における、センタ部材401に対する被吸引部材402の組付け状態図である。図15A〜図15Cは、順に、センタ部材401に対する被吸引部材402の組付け状態を、組付け初期状態、組付け途中状態、および組付け完了状態の3段階に分けて表す。より具体的には、図15A〜図15Cは、センタ部材401の円環形状突起部401Aの側面の表面展開図を示し、更に、この展開図において、被吸引部材402の突起部402Bの位置推移を示している。なお、突起部402Bは、上述の通り、センタ部材401に形成された凹溝形状部401Bに係合する部材である。
センタ部材401と被吸引部材402を組付ける際の手順は、以下の通りである。まず始めに、センタ部材401の円環形状突起部401Aが被吸引部材402の中央穴部から突出するように、被吸引部材402の突起部402Bが、センタ部材401の凹溝形状部401Bに係合された状態(図15Aに示す状態)をつくる。そして、被吸引部材402が、センタ部材401の円盤形状部401Fに接触する位置まで移動された状態(図15Bに示す状態)をつくる。そして、被吸引部材402の突起部402Bが、センタ部材401の空間Tに対して嵌合する方向に被吸引部材402を回転された状態(図15Cに示す状態)をつくる。このとき、被吸引部材402の係合突起部402Dが、センタ部材401に形成された4個の穴401Dの内2個に対して係合された状態となる。これにより、組付けが完了する。
このように、上述の構成を有するクランプ部400は、センタ部材401と被吸引部材402の組付け作業が容易である。また、上述の構成を有するクランプ部400は、センタ部材401に形成された穴401Dに対し被吸引部材402の係合突起部402Dが係合されている。これにより、クランプ部400は、振動や衝撃等による外乱によってセンタ部材401に対する被吸引部材402の組み付けが外れる可能性を低減することができ
る。
次に、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を接近および離反させるための構成(以下「ガイド構成」という)について図16〜図18を用いて説明する。
図16は、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の平面図および断面図である。図16Aは、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の平面図である。図16Bは、本実施の形態におけるクランプ部400のガイド構成の断面図である。
図17は、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図および左側面図である。図17Aは、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図である。図17Bは、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の左側面図である。図17Aおよび図17Bは、ディスク200をクランプする前の状態を示している。
図18は、本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図および左側面図である。図18Aは本実施の形態におけるディスククランプユニット700の平面図であり、図18Bは本実施の形態におけるディスククランプユニット700の左側面図であり、図18Aおよび図18Bはディスク200をクランプした状態を示す。
また、図17〜図18において、クランプガイド500の動作や構成を説明するにあたり、ベースシャーシ100およびスライダ502を、概略の形状にて記載している。
ベースシャーシ100には、支点軸101(L)および支点軸101(R)が設けられている。また、クランプアーム501は、ベースシャーシ100の支点軸101(L)および支点軸101(R)によって回動可能に支持され、クランプガイド500がカシメ固定された、アームである。クランプガイド500は、クランプ部400の周端部を拘束する形で構成および配置されている。
クランプアーム501には、曲げ部501A(L)および曲げ部501A(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、クランプガイド500には、曲げ部500A(L)および曲げ部500A(R)が形成されている。これら曲げ部500A(L)および曲げ部500A(R)の上方に、曲げ部501A(L)および曲げ部501A(R)が積層配置されることにより、クランプアーム501のZ方向の正方向への移動が制限されている。
また、クランプアーム501には、受け部501B(L)および受け部501B(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、クランプガイド500には、円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)が形成されている。これら円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)の下方に、受け部501Bが積層配置されることで、クランプアーム501のZ方向の負方向への移動を制限している。
またクランプアーム501の左右には、ベースシャーシ100方向へ伸びた側面曲げが形成されている。左側の側面曲げには穴501C(L)が設けられ、右側の側面曲げには穴501C(R)が設けられている(いずれも図示せず)。ベースシャーシ100に設けられた支点軸101(L)および支点軸101(R)は、それぞれ、穴501C(L)および穴501C(R)に嵌合し、回動可能に支持されている。また、クランプアーム501の一方の側面曲げには、軸102が固定で設置されている。軸102は、スライダ502のカム面502Aに接触している。
クランプガイド500には、クランプ部400の上方の位置に面500Dが形成されている。面500Dには、クランプ部400のセンタ部材401の外形周囲に対応する位置に、曲げ部500A、曲げ部500C、および曲げ部500Eが形成されている。センタ部材401の略円盤形状401Fの外形と、曲げ部500A、曲げ部500C、および曲げ部500Eとが接触する事により、クランプ部400のXY平面方向への移動およびガタツキを規制している。
また、クランプガイド500には、円弧状曲げ部500B(L)および円弧状曲げ部500B(R)が、クランプ部400に対して左右対称となるように、形成および配置されている。また、円弧状曲げ部500Bは、クランプ部400の被吸引部材402のヒサシ部402Aの下方に、ヒサシ部402Aに接触して配置される。したがって、クランプ部400のZ方向の移動は、上側では面500Dにより規制され、下方では円弧状曲げ部500Bにより規制される。
以上のような構成により、クランプ部400はクランプガイド500により位置拘束される。そしてこれにより、クランプ部400とクランプガイド500とのクリアランスは安定して確保されつつ、クランプ部400が振動等の外乱によりクランプガイド500から外れるのを防止することができる。
スライダ502、スライダ502の駆動源となるモータ504、およびギヤ列503は、ベースシャーシ100上に設置されている。モータ504の駆動力は、ギヤ列503を介して、スライダ502のラック部502Bに伝達される。すなわち、スライダ502およびギヤ列503は、モータ504の正逆回転によってスライダ502がY方向において移動可能な構成となっている。
ディスククランプユニット700は、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を接近させようとする場合、モータ504の駆動によってスライダ502をY方向の負方向に移動させる。その際、スライダ502のカム面502Aに接合している軸102は、カム面502Aに沿ってZ方向の負方向に移動し、クランプアーム501は、支点軸101を支軸として回動する。これにより、クランプガイド500およびクランプ部400は、スピンドルモータ300に接近する。
また逆に、ディスククランプユニット700は、スピンドルモータ300に対してクランプ部400を離反させようとする場合、モータ504を反転駆動させることにより、スライダ502をY方向の正方向に移動させる。その際、スライダ502のカム面502Aに接合している軸102は、カム面502Aに沿ってZ方向の正方向に移動し、クランプアーム501は、支点軸101を支点として回動する。これにより、クランプガイド500およびクランプ部400は、スピンドルモータ300から離反する。
以上のような動作により、スピンドルモータ300上に載置されたディスク200は、スピンドルモータ300とクランプ部400とによって挟持される。
なお、以上説明した実施の形態においては、ディスク200をクランプする構成として、ベースシャーシ100に設けられたスライダ502の移動によりクランプ部400をZ方向に移動させる構成について説明したが、これに限定されない。例えば、クランプ部400に対してベースシャーシ100をZ方向に移動させる構成によっても、ディスク200をクランプすることができる。
また、クランプアーム501とクランプガイド500とを別部品の構成としたが、これ
に限定されない、例えば、クランプアーム501およびクランプガイド500は、クランプアーム501にクランプガイド500の機能を持たせた、いわゆる一体構成であっても良い。
以上のように、本発明によれば、スピンドルモータ300の回転軸300Aおよび調芯リング301の突起部301Cが、クランプ部400のセンタ部材401に形成された円環形状突起部401Aに形成された空間401Gに嵌合する。これにより、本発明は、クランプ部400およびクランプ部400のセンタリング構成(ディスククランプユニット)の更なる薄型化を可能にしたディスク装置を提供することができる。
2008年12月18日出願の特願2008−322150の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
以上のように、本発明に係るディスク装置は、スピンドルモータの回転軸および調芯リングに形成された突起部に対し、クランプ部の円環形状突起部によって形成された凹部空間が嵌合するので、クランプ部のセンタリング構成を薄型化できるという効果を有する。すなわち、本発明に係るディスク装置は、ディスククランプユニットの更なる薄型化を図ることができるディスク装置として有用である。
100 ベースシャーシ
200 ディスク
300 スピンドルモータ
301 調芯リング
302 マグネット
400 クランプ部
401 センタ部材
402 被吸引部材
500 クランプガイド
501 クランプアーム
502 スライダ
503 ギヤ列
504 モータ
600 カーオーディオ装置
603 前面パネル
700 ディスククランプユニット

Claims (3)

  1. ディスクの定置および回転を行うスピンドルモータと、
    前記スピンドルモータの回転軸に固定された調芯リングと、
    前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着するクランプ部と、を備え、
    前記調芯リングは、前記スピンドルモータの回転軸の周囲に形成された突起部と、前記突起部と空間を挟んで前記スピンドルモータの回転軸の周囲に設けられた磁気吸引手段と、を有し、
    前記クランプ部は、前記突起部が嵌合する凹部空間が形成されたセンタ部材と、前記磁気吸引手段に吸引される被吸引部材と、を有し、前記突起部の前記凹部空間への嵌合と、前記磁気吸引手段から受ける吸引力とによって、前記ディスクを前記スピンドルモータ上に装着する、
    ディスク装置。
  2. 前記センタ部材は、凹溝形状部を有し、
    前記被吸引部材は、前記凹溝部形状部に係合可能な係合突起部を有し、
    前記クランプ部は、前記凹溝形状部と前記係合突起部との係合により、前記センタ部材と前記被吸引部材とが組み合わされた構成を有する、
    請求項1記載のディスク装置。
  3. 前記クランプ部を前記スピンドルモータに対して近接離反可能に保持するクランプガイド、を更に備え、
    前記クランプ部は、前記スピンドルモータの回転に従って回転し、その回転中心において前記クランプガイドに接触する曲面凸部と、前記曲面凸部を囲んで設けられた凹溝と、を有する、
    請求項1記載のディスク装置。
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