JP2002116609A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2002116609A
JP2002116609A JP2000306488A JP2000306488A JP2002116609A JP 2002116609 A JP2002116609 A JP 2002116609A JP 2000306488 A JP2000306488 A JP 2000306488A JP 2000306488 A JP2000306488 A JP 2000306488A JP 2002116609 A JP2002116609 A JP 2002116609A
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Sadahisa Kimura
禎久 木村
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低圧電源電圧の出力電流による電圧変動を予
測し、高圧出力値への影響を低減し、良好な作像条件を
得ることができる画像形成装置を提供する。 【解決手段】 スイッチング用PWM信号を高圧発生部
に供給し、高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められ
た基準値との差分によりPWM信号のデューティを更新
し、所定の高圧出力を発生する高圧発生回路を備えた画
像形成装置であって、画像形成装置は、接続された周辺
装置毎に帯電電圧の目標値の補正値を記憶する第1の記
憶手段と、画像形成時に使用する周辺装置を判別する手
段と、第1の記憶手段から画像形成時に使用する周辺装
置に対応する帯電電圧の目標値の補正値を取りだし、補
正値を用いて帯電電圧の目標値を補正する手段と、を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置に関し、特にスイッチング用PWM
(パルス幅変調)信号をフライバックトランスにより構
成される高圧発生部に供給し、高圧発生部からの帰還電
圧値と予め定められた基準値との差分によりPWM信号
のデューティを更新し、所定の高圧出力を発生する高圧
発生回路を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置は、感光体
の周囲に電子写真プロセス順に、帯電器、露光光学系
(光書き込み系)、現像器、転写器(転写ベルト)、分
離器、クリーニングユニット、除電器(除電ランプ)等
の電子写真プロセスユニットを備える。また転写器の上
流側(感光体の回転方向の上流側)に転写前除電器を設
ける場合もある。
【0003】ところで、これらの電子写真プロセスユニ
ットには高圧発生回路からの高電圧が印加される。例え
ば、帯電器は高電圧が印加されることでコロナ放電を生
じ、感光体表面を一様に帯電する。また転写器は高電圧
が印加されることで、用紙を介して一方の極性に帯電さ
れているトナーを吸着し、トナーを用紙上に転写する。
また、分離器、除電器は交流高電圧の放電により感光体
表面を一様にする機能を有する。また、現像器において
も、高圧発生回路から現像ローラに現像バイアスが印加
されるようになっている。
【0004】このように電子写真方式の画像形成装置
は、各電子写真プロセスユニットに高電圧を供給する高
圧発生回路を備えているが、一般にこの高圧発生回路
は、スイッチング用PWM信号を高圧発生部に供給し、
高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められた基準値と
の差分によりPWM信号のデューティを更新し、所定の
高圧出力を発生するタイプのものが採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、高圧発生回路
の高圧出力は、高圧側負荷変動によりPWM出力値を変
更、更新しないと精度の良い出力が得られないが、装置
内での低圧(電源電圧)の変動も高圧出力に大きく影響
を与える。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、低圧電源電圧の出力電流による電圧変動を予測
し、高圧出力値への影響を低減し、良好な作像条件を得
ることができる画像形成装置を提供することを目的とす
る。また、本発明は、このような画像形成装置を、簡単
な構成で実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項1記載の画像形成装置の発明は、スイッチ
ング用PWM信号を高圧発生部に供給し、高圧発生部か
らの帰還電圧値と予め定められた基準値との差分により
PWM信号のデューティを更新し、所定の高圧出力を発
生する高圧発生回路を備えた画像形成装置であって、画
像形成装置は、接続された周辺装置毎に帯電電圧の目標
値の補正値を記憶する第1の記憶手段と、画像形成時に
使用する周辺装置を判別する手段と、第1の記憶手段か
ら画像形成時に使用する周辺装置に対応する帯電電圧の
目標値の補正値を取りだし、補正値を用いて帯電電圧の
目標値を補正する手段と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の画像形成装置の発明は、ス
イッチング用PWM信号を高圧発生部に供給し、高圧発
生部からの帰還電圧値と予め定められた基準値との差分
によりPWM信号のデューティを更新し、所定の高圧出
力を発生する高圧発生回路を備えた画像形成装置であっ
て、画像形成装置は、コピーモード、ファクシミリモー
ド、およびプリンタモードのいずれのモードであるか判
別する手段と、モード毎に帯電電圧の目標値の補正値を
記憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段から画像形
成時のモードに対応する帯電電圧の目標値の補正値を取
りだし、補正値を用いて帯電電圧の目標値を補正する手
段と、を有することを特徴とする。
【0009】請求項3記載の画像形成装置の発明は、ス
イッチング用PWM信号を高圧発生部に供給し、高圧発
生部からの帰還電圧値と予め定められた基準値との差分
によりPWM信号のデューティを更新し、所定の高圧出
力を発生する高圧発生回路を備えた画像形成装置であっ
て、画像形成装置は、画像形成装置に電源が投入されて
からの時間と帯電電圧の目標値の補正値との関数を記憶
する第3の記憶手段と、画像形成装置に電源が投入され
てからの時間を計測する手段と、第3の記憶手段から画
像形成装置に電源が投入されてからの時間に対応する帯
電電圧の目標値の補正値を取りだし、補正値を用いて帯
電電圧の目標値を補正する手段と、を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。図1は画像形成装
置の作像部の構成図である。ドラム上の感光体1の周囲
に、電子写真プロセス順に、帯電用のコロナ放電器2、
露光光学系(光書き込み系)3、現像装置(現像器)
4、転写ベルト5、ファーブラシ7とクリーニングブレ
ード8とを有するクリーニング装置6、除電器(クウェ
ンチングランプ)9とが配置されている。
【0011】転写ベルト5は第1のローラ11と第2の
ローラ12間に掛け渡されており、かつ両ローラ11,
12の中間に転写バイアス印加用の第3のローラ13が
設けてある。転写バイアス電源14は第1のローラ11
と第3のローラ13に電気的に接続されている。
【0012】転写ベルト5の下流側には定着ローラ16
とこの定着ローラ16を加圧する加圧ローラ17とを有
する定着装置15が配置されている。コロナ放電器2、
現像装置4、および転写ベルト5には、高圧発生回路か
ら高電圧が印加される。このような構成において、帯
電、露光、現像、転写・分離という電子写真プロセスに
より用紙に画像が形成される。
【0013】図2は、画像形成装置の一構成を示したブ
ロック図である。図2によれば、この画像形成装置は、
操作部コントローラ500と、メインコントローラ50
1と、画像読み取りコントローラ502と、ADFコン
トローラ503と、ソーターコントローラ504と、プ
リント部505と、各種負荷506と、G3コントロー
ラ508と、G4コントローラ509と、メモリ装置5
10、512と、プリンタコントローラ511と、定着
部513と、電源装置514と、を有する。
【0014】操作部コントローラ500は、液晶・LE
D表示や各種キー入力制御を行う。メインコントローラ
501は、操作部500、画像読み取りコントローラ5
02、ソーターコントローラ504、プリント部50
5、各種負荷506、FAXコントローラ507、プリ
ンタコントローラ511、定着部513、電源装置51
4などと接続し、これらを制御することで、画像形成装
置における給紙、搬送、定着、プロセス制御などを行
う。画像読み取りコントローラ502は、画像の読み取
り制御を行う。ADFコントローラ503は、画像読み
取りコントローラ502の制御下、ADF制御を行う。
ソーターコントローラ504は、ソーターの制御を行
う。プリント部505は、転写紙の給紙、搬送を行い、
転写紙に作像を行う。FAXコントローラ507は、フ
ァクシミリの送受信管理やファイル管理を行う。G3コ
ントローラ508は、G3プロトコルの制御を行う。G
4コントローラ509は、G4プロトコルの制御を行
う。メモリ装置510は、ファイル(ファクシミリデー
タ等)の保存を行う。プリンタコントローラ511は、
パソコンなどの外部装置からのプリント命令の受信処理
を行う。メモリ512は、プリンタコントローラ511
が受信したプリント命令や画像データなどの一次保存を
行う。定着部513は、定着ヒータの制御を行う。電源
装置514は、メインコントローラ501、および周辺
装置に電源を供給する。
【0015】回線から送られてきたファクシミリデータ
は、その規格により、G3コントローラ508、または
G4コントローラに入力され、次いで、FAXコントロ
ーラ507に入力される(FAX受信/印刷動作)。F
AXコントローラ507は、蓄積したデータを、メイン
コントローラ501に転送する。メインコントローラ5
01は、このデータに画像処理を施し、プリント部50
5などを用いた書き込み制御を行い、画像を転写紙上に
形成する。
【0016】また、パソコンなどの外部装置から送られ
てきた画像データは、プリンタコントローラ511を介
してメインコントローラ501に転送される。メインコ
ントローラ501は、このデータに画像処理を施し、プ
リント部505などを用いた書き込み制御を行い、画像
を転写紙上に形成する。
【0017】通常、この実施の形態におけるデジタル複
合機では、コピー機能を基本形態とし、ユーザの使用用
途に合わせてファクシミリ(FAX)機能やプリンタ機
能をオプションとして追加することができる。従って、
これらの追加機能により、低圧電源の消費電流に差が生
じ、特に、制御用電源電圧の出力電圧に影響してしま
う。また、動作モード(ADFやソーターなどの周辺装
置の動作状態)により、駆動電源の付加電流に差が生
じ、出力電圧が変動してしまう。
【0018】この様子を、図3を用いて説明する。図3
は、電源装置512の出力特性の一例である。ここで
は、制御用電源電圧が+5V、駆動用電源が+24Vと
する。図3(a)には、制御用電源電圧の負荷電流と出
力電圧との関係を示す。図3(a)によれば、負荷電流
値が大きくなればなるほど、制御用電源の出力値は小さ
なものとなってしまう。また、図3(b)には、駆動用
電源の負荷電流と出力電圧との関係を示す。図3(b)
によれば、負荷電流値が大きくなればなるほど、駆動用
電源の出力値は低下していく。このように、負荷電流が
増加すると、制御用電源や、駆動用電源の出力電圧が低
下する。以下の説明では、周辺機能を使用しない場合、
すなわち、この画像形成装置がコピーモードで動作時の
駆動系負荷電流を2.3Aとし、各周辺装置の負荷電流
をADF、ソーターともに1.0Aであるとする。
【0019】図4は、定電流方式の高圧発生回路の構成
図である。この例は帯電用のコロナ放電器2の高圧発生
回路を示すものであり、制御部21、スイッチングトラ
ンジスタQ、昇圧トランスT、電圧検出抵抗Rを備え
る。コロナ放電器2から感光体1にコロナ放電が行われ
ることで生じる出力電流Ioutを一定に制御するた
め、Ioutの電流経路には電流検出抵抗Rが設けられ
ている。電流検出抵抗Rの抵抗値をrとすると、Iou
t×rで帰還電圧値が求められる。
【0020】この電圧値を制御部21のADC(ADコ
ンバータ)22にフィードバックし、デジタル値に変換
されたデータをCNT(コントローラ)23に入力す
る。メインコントローラ23では、このデジタル値を常
に目標値と等しくなるようにPWM制御している。
【0021】具体的には、AD変換値が目標値よりも大
きい場合にはPWM信号のデューティを小さくする。ま
た目標値よりも小さい場合にはPWM信号のデューティ
を大きくする。そして、そのPWM信号により、PG
(パルスジェネレータ)24を介してスイッチング素子
Qをオン/オフすることにより、トランスTを駆動し出
力を得ている。
【0022】しかし、高圧電源の出力極性によってはA
DC22の入力電圧と極性と一致しないことがある。そ
のため、ADC用帰還電圧の極性反転処理、レベルシフ
ト処理等を行う必要がある。
【0023】図5には、制御用電源電圧の変動による高
圧出力の変化を示す。ここで、制御用電源電圧は、前記
したように+5Vとし、ADC用帰還電圧の極性処理や
レベルシフト処理などにも使用されるものとする。図5
に示すように、制御用電源電圧の電圧が低下すると、帯
電出力も低下する。
【0024】図6には、駆動用電源電圧の変動による高
圧出力の変動を示す。前記したように、駆動用電源電圧
は、+24Vとする。図6に示すように、駆動用電源電
圧の電圧が低下すると、帯電出力も低下する。図6に
は、電源電圧が1V低下すると、帯電出力が100V低
下する例を提示する。
【0025】PWMの更新の一例は、例えば、下記式1
で示すことができる。 新PWM値=旧PWM値+K(帰還電圧値−(目標値+補正値)) ・・(1) 上記式1において、Kは、固定値であり、桁あわせや立
ち上がり特性など、画像形成装置の特性により決定され
る。
【0026】制御用電源電圧、および駆動用電源電圧
は、図3に示すように、負荷電流により変動する。その
ため、図5、図6に示すように、システムの状態(FA
X機能の有無、プリンタ機能の有無等)や動作モード
(ADFやソーター等の周辺装置の動作状態)により変
化する。従って、高圧出力電圧も変化してしまう。
【0027】図3、図6の例では、画像形成装置の通常
動作時(コピー機能のみでの動作時)の駆動系負荷電流
は、前記したように、2.3Aである。ADFを使用す
る場合、負荷電流は1.0A上昇し、3.3Aとなる。
この場合、出力電圧は、0.5V低下する。図6によれ
ば、出力電圧が0.5V低下すると、帯電電圧出力は5
0V低下する。このように、この実施形態では、周辺装
置(ADF、ソーター)を使用すると、帯電電圧が50
V低下する。ADFとソーターを使用する場合には、帯
電電圧は100V低下する。
【0028】この条件下での帯電電圧の補正例を、図7
を参照しながら詳述する。メインコントローラ501
は、印刷実行時に、ADFを使用するように設定されて
いるか確認する(ステップS1)。ADFを使用する場
合(ステップS1/YES)、前記したようにこの画像
形成装置の帯電電圧は50V下がる特性を有しているた
め、出力目標値を50V高い値とする(ステップS
2)。例えば、通常(コピー機能のみでの動作時)の帯
電電圧目標値が1700Vである場合には、これを17
50Vに補正する。
【0029】次いで、ソーターの使用が設定されている
か確認する(ステップS3)。ソータを使用する場合
(ステップS3/YES)、前述の通りこの画像形成装
置の帯電電圧は50V低下するため、出力目標値を50
V高い値とする(ステップS4)。
【0030】このような処理を、使用するすべての機能
について調べ、帯電目標値を設定する(ステップS
5)。上記例では、ソーターまたはADFのみ使用する
場合には目標値を1750Vに設定し、両方とも使用す
る場合には目標値を1800Vに設定する。帯電電圧の
目標値を補正した後、印刷を実行する(ステップS
6)。
【0031】なお、帯電電圧は、動作モード、すなわ
ち、ADFやソータなどの周辺装置を使用状況以外の要
因によっても変化するため、これらの場合にも前記同様
に帯電電圧を変化させるようにしてもよい。例えば、シ
ステムの状況、すなわち、コピー機能で動作するか、フ
ァクシミリ機能で動作するか、プリンタ機能で動作する
か等で、耐電電圧は変化する。従って、このシステムの
状況にあわせて、耐電電圧の目標値を補正するようにし
てもよい。また、画像形成装置の動作時間(装置に電源
を投入してからの時間)によっても、帯電電圧は変化す
る。従って、動作時間と帯電電圧との相関関係から、動
作時間毎に目標値を補正するようにしてもよい。また、
この動作時間の代わりに、画像形成装置の使用期間(例
えば、工場出荷時からの時間)としてもよい。
【0032】すなわち、本発明に係る画像形成装置は、
周辺装置毎に帯電電圧の目標値の補正値を記憶する第1
の記憶手段と、画像形成時に使用する周辺装置を判別す
る手段と、前記第1の記憶手段から画像形成時に使用す
る周辺装置に対応する帯電電圧の目標値の補正値を取り
だし、この補正値を用いて帯電電圧の目標値を補正する
手段と、を有する。また、画像形成装置がコピーモー
ド、ファクシミリモード、およびプリンタモードのいず
れのモードであるか判別する手段と、該モード毎に帯電
電圧の目標値の補正値を記憶する第2の記憶手段と、前
記第2の記憶手段から画像形成時のモードに対応する帯
電電圧の目標値の補正値を取りだし、この補正値を用い
て帯電電圧の目標値を補正する手段と、を有するように
してもよい。また、画像形成装置に電源が投入されてか
らの時間と帯電電圧の目標値の補正値との関数を記憶す
る第3の記憶手段と、画像形成装置に電源が投入されて
からの時間を計測する手段と、前記第3の記憶手段から
画像形成装置に電源が投入されてからの時間に対応する
帯電電圧の目標値の補正値を取りだし、この補正値を用
いて帯電電圧の目標値を補正する手段と、を有するよう
にしてもよい。これらの手段は、メインコントローラ5
01の制御下に行われる。
【0033】このように、画像形成装置に装着されたシ
ステムの状態(FAX機能やプリンタ機能の有無)など
によって、高圧電源出力の目標値を補正している。これ
により、プリンタ機能などの追加により発生する制御用
電源電圧の低下による高圧電源出力の変動を低減するこ
とが可能となり、画像形成装置の作像条件を安定化させ
ることが可能となる。
【0034】また、画像形成装置の作像動作時の動作モ
ードによって高圧電源出力の目標値を補正する。これに
より、ADFやソーターなどの周辺装置を使用した場合
に発生する駆動用電源電圧の低下による高圧電源出力の
変動を低減することが可能となり、画像形成装置の作像
条件を安定化させることが可能となる。
【0035】また、装置の動作時間に応じて高圧電源出
力の目標値を補正する。これにより装置のローラの軸受
けなどの経時劣化による駆動系の負荷トルクの増加を原
因とする負荷電流の増加により生じる駆動用電源電圧の
低下を防止することが可能となり、画像形成装置の作像
条件を安定化させることが可能となる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1記載の発明によれば、画像形成装置の作像動作時の動
作モードによって高圧電源出力の目標値を補正する。こ
れにより、ADFやソーターなどの周辺装置を使用した
場合に発生する駆動用電源電圧の低下による高圧電源出
力の変動を低減することが可能となり、画像形成装置の
作像条件を安定化させることが可能となる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、画像形成装
置に装着されたシステムの状態(FAX機能やプリンタ
機能の有無)などによって、高圧電源出力の目標値を補
正している。これにより、プリンタ機能などの追加によ
り発生する制御用電源電圧の低下による高圧電源出力の
変動を低減することが可能となり、画像形成装置の作像
条件を安定化させることが可能となる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、装置の動作
時間に応じて高圧電源出力の目標値を補正する。これに
より装置のローラの軸受けなどの経時劣化による駆動系
の負荷トルクの増加を原因とする負荷電流の増加により
生じる駆動用電源電圧の低下を防止することが可能とな
り、画像形成装置の作像条件を安定化させることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の作像部の構成図である。
【図2】画像形成装置全体の制御ブロック図である。
【図3】負荷電流と出力電圧との関係を示す特性図であ
る。
【図4】定電流方式の高圧発生回路の構成図である。
【図5】制御用電源電圧の変動による高圧出力変動を示
す特性図である。
【図6】駆動用電源電圧の変動による高圧出力変動を示
す特性図である。
【図7】本発明による電源制御の一例を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 感光体 2 コロナ放電器 3 露光光学系(光書き込み系) 4 現像器 5 転写ベルト 6 クリーニング装置 7 ファーブラシ 8 クリーニングブレード 9 除電器(クウェンチングランプ) 11、12、13 ローラ 14 転写バイアス電源 15 定着装置 16 定着ローラ 17 加圧ローラ 21 制御部 22 ADC 23 CNT 24 PG Q スイッチングトランジスタ R 電流検出抵抗 T 昇圧トランス 500 操作部コントローラ 501 メインコントローラ 502 画像読み取りコントローラ 503 ADFコントローラ 504 ソーターコントローラ 505 プリント部 506 各種負荷 507 FAXコントローラ 508 G3コントローラ 509 G4コントローラ 510 メモリ装置 511 プリンタコントローラ 512 メモリ装置 513 定着部 514 電源装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング用PWM信号を高圧発生部
    に供給し、高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められ
    た基準値との差分によりPWM信号のデューティを更新
    し、所定の高圧出力を発生する高圧発生回路を備えた画
    像形成装置であって、 前記画像形成装置は、 接続された周辺装置毎に帯電電圧の目標値の補正値を記
    憶する第1の記憶手段と、 画像形成時に使用する周辺装置を判別する手段と、 前記第1の記憶手段から画像形成時に使用する周辺装置
    に対応する帯電電圧の目標値の補正値を取りだし、該補
    正値を用いて帯電電圧の目標値を補正する手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング用PWM信号を高圧発生部
    に供給し、高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められ
    た基準値との差分によりPWM信号のデューティを更新
    し、所定の高圧出力を発生する高圧発生回路を備えた画
    像形成装置であって、 前記画像形成装置は、 コピーモード、ファクシミリモード、およびプリンタモ
    ードのいずれのモードであるか判別する手段と、 該モード毎に帯電電圧の目標値の補正値を記憶する第2
    の記憶手段と、 前記第2の記憶手段から画像形成時のモードに対応する
    帯電電圧の目標値の補正値を取りだし、該補正値を用い
    て帯電電圧の目標値を補正する手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング用PWM信号を高圧発生部
    に供給し、高圧発生部からの帰還電圧値と予め定められ
    た基準値との差分によりPWM信号のデューティを更新
    し、所定の高圧出力を発生する高圧発生回路を備えた画
    像形成装置であって、 前記画像形成装置は、 該画像形成装置に電源が投入されてからの時間と帯電電
    圧の目標値の補正値との関数を記憶する第3の記憶手段
    と、 該画像形成装置に電源が投入されてからの時間を計測す
    る手段と、 前記第3の記憶手段から前記画像形成装置に電源が投入
    されてからの時間に対応する帯電電圧の目標値の補正値
    を取りだし、該補正値を用いて帯電電圧の目標値を補正
    する手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
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JP (1) JP2002116609A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055904A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Samsung Electronics Co Ltd 画像形成システム,画像形成システムにおける電源電圧の偏差補正方法,電源電圧の偏差補正装置及びコンピュータで読取り可能な書込み媒体

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JP2005055904A (ja) * 2003-08-04 2005-03-03 Samsung Electronics Co Ltd 画像形成システム,画像形成システムにおける電源電圧の偏差補正方法,電源電圧の偏差補正装置及びコンピュータで読取り可能な書込み媒体

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