JP2002115704A - リフトシリンダ - Google Patents

リフトシリンダ

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JP2002115704A
JP2002115704A JP2000308555A JP2000308555A JP2002115704A JP 2002115704 A JP2002115704 A JP 2002115704A JP 2000308555 A JP2000308555 A JP 2000308555A JP 2000308555 A JP2000308555 A JP 2000308555A JP 2002115704 A JP2002115704 A JP 2002115704A
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    • F15B15/222Other details, e.g. assembly with regulating devices for accelerating or decelerating the stroke having a piston with a piston extension or piston recess which throttles the main fluid outlet as the piston approaches its end position

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェック弁の組立作業を容易にして、リフト
シリンダの組立時における作業性を向上させる。 【解決手段】 リフトシリンダにおいて、ピストン2の
軸芯部に配在されるチェック弁4がバルブシート部材,
ポペット,附勢ばねおよびばね受を有してなる一方で、
ピストン2に移動可能に保持されているクッションリン
グ21がバルブシート部材41の開口端に当接されるこ
とで所定位置からの抜け出しが阻止されるとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リフトシリンダ
に関し、特に、フォークリフト用とされる単動型の油圧
シリンダたるリフトシリンダの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばフォークリフト用とされるリフ
トシリンダは、従来から、多くの場合に、図3に示すよ
うに、単動型の油圧シリンダからなり、シリンダ体1内
に摺動可能に収装されたピストン2によってこのシリン
ダ体1内に区画されるピストン側室たる圧力室Rに図示
せずして符号でのみ示す外部の油圧源Pからの圧油が供
給されるときにこの圧力室Rが拡大して伸長作動すると
している。
【0003】そして、このリフトシリンダは、ピストン
2に基端が連結されたロッド体3が上端側部材とされる
ときのロッド体3における自重によってこのロッド体3
がシリンダ体1内に没入することで、あるいは、ロッド
体3に作用する負荷たる荷重によってこのロッド体3が
シリンダ体1内に没入することで、圧力室Rの油が油圧
源Pに排出されてこの圧力室Rが収縮するときに収縮作
動するとしている。
【0004】一方、このリフトシリンダにあっては、シ
リンダ体1内にピストン2で区画される反ピストン側室
が、図示するところでは、閉鎖空間となる気室Aとされ
ていて、それゆえ、ロッド体3がシリンダ体1内から抜
け出るようになる伸長作動時にこの気室Aが圧縮されて
エアばね力を発揮する、すなわち、ロッド体3がシリン
ダ体1内に没入する収縮作動時にその収縮作動をアシス
トするように機能するとしている。
【0005】そして、この気室Aにピストン2の外周と
シリンダ体1の内周との間に形成される摺動隙間(符示
せず)を介して圧力室Rからの油が徐々に侵入すること
で気室Aの容積が小さくなり、したがって、このリフト
シリンダにおける気室Aによるエアばね力が必要以上に
大きくなる場合には、ピストン2に保持されているチェ
ック弁4の開放作動で気室Aに侵入した油を圧力室Rに
戻し、気室Aによるエアばね力を設定値に維持させると
している。
【0006】それゆえ、このリフトシリンダにあって
は、チェック弁4の配在で気室Aによるエアばね力が必
要以上に大きくならず、したがって、たとえば、図示し
ないシリンダ体1の開口端部に配在されてロッド体3と
の間におけるいわゆる漏れを阻止するシール部材のいた
ずらな破損を阻止し得て、リフトシリンダにおける耐久
性を向上し得ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のリフトシリンダにあっては、これを組み立てる
とき、いわゆる手間を要することになり、組立時におけ
る作業性の向上を期待できない不具合があると指摘され
る可能性がある。
【0008】すなわち、図3に示す従来のリフトシリン
ダにあって、チェック弁4は、ピストン2とロッド体3
との連結構造を構成するピストン2における筒状に形成
の嵌合部2aの内側に配在されているが、構成部品の観
点からは、バルブシート部材41,ポペット42,附勢
ばね43,ばね受44およびワッシャ45を有してな
り、バルブシート部材41が嵌合部2aの上端段差部2
bに係止された状態で、嵌合部2aの下端内側にスナッ
プリング5が嵌装されることで、所定位置たる嵌合部2
aの内側からの抜け出しが阻止されるとしている。
【0009】それゆえ、このチェック弁4を配在するに
ついては、ピストン2がロッド体3に連結される前であ
ることはもちろんであるが、その配在位置が言わば奥ま
ったところとなることから、治具を利用して、しかも、
ピストン2の軸芯部に開穿されている連通孔2cを介し
て、上記した各部品を、すなわち、多数となる部品を配
置することになる。
【0010】その結果、上記した従来のリフトシリンダ
にあっては、チェック弁4の組立作業が容易でなく、し
たがって、チェック弁4の組立にいわゆる手間を要する
ことになり、リフトシリンダについての組立時における
作業性の向上を期待できなくすることになる。
【0011】この発明は、上記した事情を鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、チェック
弁の組立作業を容易にして、その組立時における作業性
の向上を期待するのに最適となるリフトシリンダを提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明によるリフトシリンダの構成を、基本
的には、シリンダ体内に摺動可能に収装されたピストン
によってシリンダ体内に区画されるピストン側室たる圧
力室に圧油が供給されるときに圧力室が拡大して伸長作
動すると共に、ピストンに基端が連結されたロッド体の
自重によってあるいはロッド体に作用する荷重によって
ロッド体がシリンダ体内に没入することで圧力室が油の
排出で収縮するときに収縮作動し、かつ、ピストンの外
周とシリンダ体の内周との間の摺動隙間を介して閉鎖空
間からなる反ピストン側室たる気室に流入した圧力室か
らの油が圧力室に戻ることを許容するチェック弁をピス
トンにおける軸芯部に有してなるリフトシリンダにおい
て、チェック弁がピストンの軸芯部に配在される筒状の
バルブシート部材と、このバルブシート部材の内側に収
装されてバルブシート部材の内周に離着座する弁体たる
ポペットと、このポペットの背面側に先端を当接してこ
のポペットをバルブシート部材に着座する方向たる前進
方向に附勢する附勢ばねと、この附勢ばねの基端を担持
しながらバルブシート部材の開口端に加締固着されるば
ね受とを有してなり、バルブシート部材の開口端にピス
トンに移動可能に保持されるクッションリングが当接さ
れることでチェック弁の所定位置からの抜け出しが阻止
されてなるとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、図示した実施形態に基い
て、この発明を説明するが、図1および図2に示すよう
に、この発明によるリフトシリンダにあっても、基本的
には、前記した図3に示す従来のリフトシリンダと同様
に構成されている。
【0014】それゆえ、この発明によるリフトシリンダ
の構成が従来のリフトシリンダの構成と同様となるとこ
ろについては、各図中に同一の符号を附するのみとし
て、要する場合を除き、その詳しい説明を省略し、以下
には、この発明において特徴となるところを中心に説明
する。
【0015】ちなみに、図1および図2に示すように、
この発明におけるリフトシリンダにあっても、シリンダ
体1は、このシリンダ体1のボトム部を構成するボトム
部材11の軸芯部に連設されると共に全体が圧力室Rの
軸芯部に臨在されながら先端をピストン2に保持されて
いる筒状のクッションベアリング21に対向させるクッ
ションガイド部11aを有してなるとしている。
【0016】そして、このクッションガイド部11aに
おける軸芯部には、油通路11bが開穿されていて、こ
の油通路11bを介して外部の油圧源Pからの圧油が圧
力室Rに供給されると共に圧力室Rからの油が油圧源P
に戻されるとしている。
【0017】それゆえ、このリフトシリンダにあって
は、収縮作動が終る頃となる最圧縮近傍時に、クッショ
ンガイド部11aがクッションベアリング21の内側に
嵌入することになり、したがって、圧力室Rの油がクッ
ションベアリング21の内周とクッションガイド部11
aの外周との間の隙間を通過して外部の油圧源Pに向け
て流出することになり、油が上記の隙間を通過するとき
の流動抵抗でクッション効果が発揮されることになる。
【0018】また、チェック弁4を軸芯部に配在させる
ピストン2における嵌合部2aの内側は、油通路2dと
されており、この油通路2dがピストン2の外周に形成
の切欠溝2dを介して気室Aに連通すると共に、ピスト
ン2の軸芯部に開穿の連通孔2cを介して圧力室Rに連
通するとしている。
【0019】ちなみに、上記の連通孔2cには、この連
通孔2cをほとんど占拠する態様で上記したクッション
リング21がピストン2の軸芯線方向に移動可能に収装
されてなるとし、このクッションリング21は、連通孔
2cを形成する周壁(符示せず)に嵌装されるストップ
リング22で連通孔2cからの抜け出しが阻止されると
している。
【0020】そしてまた、ピストン2における嵌合部2
aは、ロッド体3における基端の軸芯部を抉るようにし
て形成された差込穴3aにストップリング6の配在下に
差し込まれるとしている。
【0021】なお、ピストン2の外周には、外周がシリ
ンダ体1の内周に摺接するピストンリング7とピストン
シール8が直列する状態に配在されている。
【0022】ところで、この発明におけるリフトシリン
ダにあっては、以上のような言わば共通な構成を有する
他、図1および図2に示すように、チェック弁4がピス
トン2の軸芯部に配在されるとする一方で、バルブシー
ト部材41と、弁体たるポペット42と、附勢ばね43
と、ばね受44とを有してなるとしている。
【0023】それゆえ、この発明におけるチェック弁4
は、バルブシート部材41,ポペット42,附勢ばね4
3およびばね受44を有することから、前記した従来の
リフトシリンダにおけるチェック弁4と同様の構成を有
することになるが、その一方で、従来のチェック弁4に
比較して、部品点数を少なくし、簡単な構成とされてい
ることになる。
【0024】ちなみに、バルブシート部材41は、筒状
に形成されていて、図1に示すところでは、ピストン2
の言わば本体部(符示せず)と嵌合部2aにかけての軸
芯部にシール部材41aの介在下に配在されてなると
し、図2に示すところでは、ピストン2の本体部におけ
る軸芯部に同じくシール部材41aの介在下に配在され
てなるとしている。
【0025】ポペット42は、バルブシート部材41の
内側に収装されてバルブシート部材41の内周に離着座
するように形成されてなるもので、図中で下降すること
になる後退時にバルブシート部材41の内周との間に隙
間を形成し、図中で上方となる上流側からの油の図中で
下方となる下流側への通過を許容するとしている。
【0026】なお、このポペット42は、図示するとこ
ろでは、外周にシール部材42aを有していて、バルブ
シート部材41の内周に対する液密性を確保するとして
いるが、所定の液密性を確保し得る限りにおいて、この
シール部材42aの配設が省略されても良いのはもちろ
んである。
【0027】附勢ばね43は、図示するところではコイ
ルばねからなり、先端をポペット42の背面側に当接し
て、このポペット42をバルブシート部材41に着座さ
せる方向たる前進方向に附勢するとしている。
【0028】なお、この附勢ばね43におけるばね力
は、前記したように、チェック弁4が気室Aによるエア
ばね力を必要以上に大きくしないようにするために配在
されることに基づいて設定されることはもちろんであ
る。
【0029】ばね受44は、附勢ばね43の基端を担持
しながらバルブシート部材41の開口端に加締固着され
るもので、中央に孔44aを有していて、この孔44a
を介しての油の通過と前記したポペット42におけるセ
ンターロッド部42bの挿通を許容するとしている。
【0030】このように、ばね受44がバルブシート部
材41の開口端に加締固着されるとすることで、この発
明によるチェック弁4が言わばカートリッジ化されるこ
とになる。
【0031】以上のように形成されたこの発明における
チェック弁4は、図中で上端となるバルブシート部材4
1の上端が、図1に示すところでは、ピストン2におけ
る嵌合部2aに形成の段差部2bに係止され、図2に示
すところでは、ピストン2における本体部に形成の段差
部2bに係止されるとしている。
【0032】そして、この態勢から、チェック弁4の下
端となるバルブシート部材41の開口端にピストン2に
移動可能に保持されるクッションリング21が当接され
ることで、このチェック弁4の所定位置からの抜け出し
が阻止されるとしている。
【0033】その結果、前記した従来のチェック4にあ
っては、その抜け出しを阻止するについて、ワッシャ4
5を介してのスナップリング5の利用となるが、この発
明では、ワッシャ45とスナップリング5を不要にし、
また、特に、治具を利用してのスナップリング5の介装
作業を要しないことになり、チェック弁4を所定位置に
配在するについて手間を要しないことになる。
【0034】のみならず、この発明におけるチェック弁
4の配在位置については、図1に示すところでは、ほぼ
下半分がピストン2における本体部であり、また、図2
に示すところでは、全部がピストン2における本体部で
あることから、全部がピストン2における嵌合部2aに
ある場合に比較して、言わば浅いところに配在位置が設
定されることになり、組付作業時における操作性で有利
となる。
【0035】そして、前記したように、チェック弁4
は、カートリッジ化されていることから、このカートリ
ッジ化されたものを押し込むようにする作業で足り、し
たがって、チェック弁4を所定位置に配在するについ
て、専用の特殊な治具を用意しなくて済む点で有利とな
る。
【0036】また、チェック弁4の配在位置が全部ピス
トン2における嵌合部2aとされないから、すなわち、
嵌合部2aにおける肉厚を全体に亙って薄くしないで済
むから、嵌合部2aの強度を高くし得て、全体的に看て
リフトシリンダにおける耐久性を高めることに寄与し得
ることになる。
【0037】なお、図1に示すところでは、クッション
ベアリング21の内側に嵌合するクッションガイド部1
1aの長さが前記した従来のリフトシリンダにおけるク
ッションガイド部11aに比較して、やや短く設定され
ているが、これは、クッションベアリング21の長さを
従来のリフトシリンダにおけるクッションベアリング2
1に比較して、やや長く設定していることに対応させる
ためである。
【0038】したがって、図1に示すリフトシリンダに
おける伸縮ストロークについては、クッションガイド部
11aを短くする分だけ従来のリフトシリンダにおける
場合よりもこれを大きくし得る点で有利となる。
【0039】これに対して、図2に示すところでは、ク
ッションガイド部11aの長さを図1に示すところと比
較しても大幅に短くし、これによって、クッションガイ
ド部11aを前記した従来のリフトシリンダにおけるク
ッションガイド部11aとほぼ同等とすることにより、
リフトシリンダにおける伸縮ストロークを大きくし得る
ようにしている。
【0040】それゆえ、この実施形態の場合には、少な
くとも、クッションリング21について従来のものを利
用できるので、部品についてのいたずらな設計変更が要
求されない点で有利となる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明にあっては、チ
ェック弁がバルブシート部材,ポペット,附勢ばねおよ
びばね受を有することから、従来のリフトシリンダにお
けるチェック弁と同様の構成を有することになるが、従
来のチェック弁に比較すれば、部品点数を少なくし、し
かも、このチェック弁は、バルブシート部材の下端にピ
ストンに移動可能に保持されるクッションリングが当接
されることで、その所定位置からの抜け出しが阻止され
るとするから、全体として簡単な構成となり、チェック
弁の組立作業を容易にし、それゆえ、チェック弁の組立
に手間を要しないことになる。
【0042】のみならず、チェック弁の配在位置がピス
トンにおける嵌合部の内側とされる従来の場合に比較し
て、言わば浅いところとなるので、組付作業時における
操作性で有利となる。
【0043】そして、チェック弁は、バルブシート部材
の開口端を加締加工してばね受を固着することで、全体
としては、カートリッジ化されていることから、このカ
ートリッジ化されたものを押し込むようにする作業で足
り、したがって、チェック弁を所定位置に配在するにつ
いて、専用の特殊な治具を用意しなくて済む点で有利と
なる。
【0044】また、チェック弁の配在位置がピストンに
おける嵌合部とされずして嵌合部における肉厚を全体に
亙って薄くしないで済むから、嵌合部の強度を高くし得
て、全体的に看てリフトシリンダにおける耐久性を高め
ることに寄与し得る利点がある。
【0045】その結果、この発明によれば、チェック弁
の組立作業を容易にして、リフトシリンダの組立時にお
ける作業性の向上を期待するのに最適となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるリフトシリンダを
部分的に示す縦断面図である。
【図2】他の実施形態によるリフトシリンダを図1と同
様に示す図である。
【図3】従来例とされるリフトシリンダを図1と同様に
示す図である。
【符号の説明】
1 シリンダ体 2 ピストン 2a 嵌合部 2b 段差部 2c 連通孔 2d,11b 油通路 2e 切欠溝 3 ロッド体 3a 差込穴 4 チェック弁 5 スナップリング 6,22 ストップリング 7 ピストンリング 8 ピストンシール 11 ボトム部材 11a クッションガイド部 21 クッションベアリング 41 バルブシート部材 41a,42a シール部材 42 ポペット 42b センターロッド部 43 附勢ばね 44 ばね受 44a 孔 A 気室 P 油圧源 R 圧力室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3F333 AA02 AB13 AE02 BD02 DB04 DB08 FH02 3H081 AA01 BB02 BB16 CC20 DD02 FF19 FF28 HH03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ体内に摺動可能に収装されたピ
    ストンによってシリンダ体内に区画されるピストン側室
    たる圧力室に圧油が供給されるときに圧力室が拡大して
    伸長作動すると共に、ピストンに基端が連結されたロッ
    ド体における自重によってあるいはロッド体に作用する
    荷重によってロッド体がシリンダ体内に没入することで
    圧力室が油の排出で収縮するときに収縮作動し、かつ、
    ピストンの外周とシリンダ体の内周との間の摺動隙間を
    介して閉鎖空間からなる反ピストン側室たる気室に流入
    した圧力室からの油が圧力室に戻ることを許容するチェ
    ック弁をピストンにおける軸芯部に有してなるリフトシ
    リンダにおいて、チェック弁がピストンの軸芯部に配在
    される筒状のバルブシート部材と、このバルブシート部
    材の内側に収装されてバルブシート部材の内周に離着座
    する弁体たるポペットと、このポペットの背面側に先端
    を当接してこのポペットをバルブシート部材に着座する
    方向たる前進方向に附勢する附勢ばねと、この附勢ばね
    の基端を担持しながらバルブシート部材の開口端に加締
    固着されるばね受とを有してなり、バルブシート部材の
    開口端にピストンに移動可能に保持されるクッションリ
    ングが当接されることでチェック弁の所定位置からの抜
    け出しが阻止されてなることを特徴とするリフトシリン
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