JP2002115147A - ポリエステル撚糸を含む濃淡織編物 - Google Patents
ポリエステル撚糸を含む濃淡織編物Info
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Abstract
カスリ調外観を呈する適度なドレープ性とドライ感を有
するポリエステル撚糸織編物とポリエステル太細マルチ
フィラメントの製造方法とを提供する。 【解決手段】複屈折率が15×10-3〜40×10-3で、流体処
理による交絡部を30〜80個/m有するポリエステル未延伸
糸を、所定の延伸倍率及び延伸温度で加熱延伸し、ポリ
エステル太細マルチフィラメントを製造する。この太細
マルチフィラメントに撚り係数K≧8000で加撚して
得られた撚糸を含んだ濃淡織編物は、濃淡効果に優れて
いる。
Description
リア用途等の布帛として染色して使用するときに、濃染
部が鮮明でかつ短く、濃染部と淡染部とのコントラスト
が大きなカスリ調外観を呈し、適度なドレープ性とドラ
イ感を付与できる、ポリエステル撚糸を含む濃淡織編物
に関するものである。
して、従来、複数の単繊維からなる未延伸糸を半延伸処
理することにより繊維軸方向に太細斑をもつ太細マルチ
フィラメントとする方法がある。この太細マルチフィラ
メントは染色により太部と細部との間で濃淡が生じるた
め、かかる太細マルチフィラメントを織編成して得られ
る布帛には、濃染性の太部と淡染性の細部の濃淡の染色
効果に起因する霜降り調の外観が得られることが知られ
ている。
ルチフィラメントは、半延伸処理により構成単繊維自身
に太部と細部とが形成されて、その集合体であるマルチ
フィラメントも太細斑が付与されるものである。そし
て、この太細マルチフィラメントは、例えばマルチフィ
ラメントの細部を構成する単繊維が淡染性を示す細部だ
けではなく、一部の構成単繊維は濃染性を示す太部であ
り、細部の単繊維に太部の単繊維が混在している。その
ため、この太細マルチフィラメントを布帛にした場合
に、細部に通常の延伸糸と同等の淡色染色性を付与する
ことができず、布帛に十分なコントラストをなす濃淡の
染色効果が表現され得ない。
物)とすることにより濃淡効果を表現できる太細マルチ
フィラメントであっても、比較的高い撚数の撚糸を施し
た場合には、濃淡効果が大幅に減少してしまうといった
傾向がある。このような撚数が比較的高い撚糸織物(中
撚織物、強撚織物)でも十分なコントラストを有する濃
淡の染色効果を付与するためには、太細マルチフィラメ
ントを構成する各単繊維の太部及び細部を、それぞれ同
マルチフィラメントの濃染部(太部)と淡染部(細部)
とに集中して存在させることが必要である。
示されているポリエステル太細糸は、高配向未延伸糸に
間欠的に水を付与しながら延伸・熱処理した後、さらに
弛緩熱処理することによって製造される。間欠的に水を
付与することにより、水が付与されている部分と水が付
与されていない部分とで熱処理の程度が異なり、糸条に
太細斑が形成されるものである。
開示されているポリエステル太細糸の製造方法によれ
ば、ポリエステルを直接紡糸延伸法で溶融紡出した後、
流体噴出ノズルで交絡処理し、その後、ポリエステルの
二次転移点以下の温度で予熱し延伸している。
60−59145号公報に開示されている方法では、高
配向未延伸糸に対して水をランダムに間欠的に付与する
ための煩雑な管理が必要であり、しかも太細斑を付与す
る周期が時間に支配されるため、生産性を高めることが
困難である。
開示されている方法では、紡糸引取ローラーの上流側で
のエアー交絡において、糸条の張力が高くまた張力水準
も変動することから、交絡が20ヶ/mを越えるような
交絡度の高い糸条を安定に得ることは難しく、太細マル
チフィラメントを得ることはできても、染色後の濃淡の
コントラストは小さい。
点を解決するものであり、染色後の濃染部と淡染部との
周期がランダムであり、かつ濃染部と淡染部とのコント
ラストが大きく、特に淡染領域上に濃染部が短く明瞭に
存在する外観を呈するポリエステル撚糸を用いた濃淡織
編物、更には、特に春夏用衣料分野に好適であり、カジ
ュアル調のドレープ性とドライ感に優れた濃淡織編物を
提供することにある。
ために、本件請求項1に係る発明は、織編糸が、繊維軸
方向に太細斑を有するポリエステル繊維を構成繊維とす
る太細マルチフィラメントの撚糸を含んでなる濃淡織編
物であって、前記撚糸は撚り係数K≧8000で加撚さ
れてなり、前記織編物が濃淡効果に優れてなることを特
徴としている。ここで撚り係数Kは、次式 Tw=K/√D から求められる。ここで、Twは撚り数(t/m)、K
は撚り係数、Dは繊度(dtex)である。
Kが8000以上と、比較的強い撚りが加えられている
にもかかわらず、撚糸を構成する太細マルチフィラメン
トの太細斑に起因する濃淡効果が優れている。しかも撚
り係数Kが8000以上の撚糸を用いているため、適度
なドライ感が得られ、特に春夏用衣料分野に好適なカジ
ュアル調のドレープ性とドライ感に優れた濃淡織編物と
なる。
効果が小さく、目標とするドライ感が得られない。ま
た、前記撚り係数には特に上限はないが、加撚工程の工
賃によるコストアップ、外観効果、撚りビリの発生に起
因する加工通過性の悪化等を考慮すると前記撚り係数は
23000以下とすることが望ましい。
ィラメントの撚糸は、通常の加工条件(65〜75℃)
で撚止めセットした後、同撚糸を通常の製織工程におけ
る経糸として用いて整経し、織機に仕掛けて緯糸を打ち
込んで製織する。緯糸は上述したポリエステル太細マル
チフィラメントからなる上記撚糸であってもよく、或い
は上記ポリエステル太細マルチフィラメントの無撚糸で
あってもよいが、ドレープ性とドライ感に優れた織物と
するためには、上記ポリエステル太細マルチフィラメン
トからなる上記撚糸を用いることが望ましい。編物の場
合は、通常の丸編み、経編み工程で編成する。製織編さ
れた生機は、通常の染色工程、染色条件で加工すること
ができる。
ラックス(90〜120℃)、プレセット(乾熱170
〜200℃)、アルカリ減量(0〜35%)、染色(1
25〜130℃)、仕上げセット(150〜180℃)
である。
ルチフィラメントの太部は、構成単繊維の70%以上が
同単繊維の太部であり、前記太細マルチフィラメントの
細部は、構成単繊維の95%以上が同単繊維の細部であ
り、前記太細マルチフィラメントを構成する単繊維の最
太部と最細部との繊度の比が2以上であることを特徴と
している。
編物を構成する撚糸の、太部と細部との太さの相違が大
きいため、かかる織編物を染色したときに太部により形
成される濃染部と、細部により構成される淡染部とのコ
ントラストが大きくなる。
性を示す単繊維の細部が全フィラメントの30%以上混
在したり、或いは前記マルチフィラメントの細部に、濃
染色性を示す単繊維の太部が全フィラメントの5%以上
混在した場合は、染色後の濃染部と淡染部とのコントラ
ストが小さくなり、カスリ調の外観が不鮮明なものにな
る。また、前記マルチフィラメントを構成する単繊維の
最も太い部分と最も細い部分の繊度の比が2未満の場合
には、染色後に十分な濃淡効果が得られない。
チフィラメントの太部の長さが30mm以下であること
を特徴とする。前記太細マルチフィラメントの太部の長
さが30mm以下であると、淡染領域上に存在する濃染
部が短く且つ明瞭となり目的とする外観を得ることが可
能である。前記太部の長さが30mmを越えると、染色
後、濃染部が長くなり過ぎてカスリ調の外観がぼけたも
のとなる。
ルチフィラメントの太細斑の変動係数CVが8%以上で
あることを特徴としている。この変動係数CVが8%未
満になると、染色時に濃淡差による霜降り効果はあるも
のの、太部と細部の繊度差・濃淡差が軽減されて明瞭な
濃淡表現が得られなくなる。
業株式会社製のイーブネステスターKET−80Cを用
いて、糸速8m/分、チャートスピード50cm/分の
条件下で、ウースターノルマル値を測定して得られる数
値であり、平均値からの太さの偏りの大きさを示す指標
となるものである。
エチレンテレフタレートを主たる繰り返し単位とするポ
リエステルであり、5モル%未満の共重合成分を共重合
させた共重合ポリエステル、及びポリアルキレングリコ
ール、アルキルスルホン酸、無機物等の少量のブレンド
成分を含有するポリエステル混合物であってもよい。
断面、或いは三角、多葉、扁平等の異型断面のいずれで
あってもよく、特に限定されるものではない。更に良好
なカスリ調の外観を得るために、本発明のポリエステル
太細マルチフィラメントは、染色後の濃染部の比率が淡
染部の比率よりも小さいことが好ましく、同マルチフィ
ラメントの太部の比率が40%以下であることが優れた
カスリ調外観を提供する上で好ましい。
細マルチフィラメントは、例えば、複屈折率が15×1
0-3〜40×10-3で、かつ流体処理により付与された
交絡部を30〜80個/m具備する複数の単繊維からな
るポリエステル未延伸糸を、所定の延伸倍率及び延伸温
度で加熱延伸することにより製造することができる。更
に、前記延伸倍率を延伸温度85℃における未延伸糸の
最大延伸倍率MDRの45%以上60%以下とし、前記
延伸温度を50℃以上80℃以下とすることが好まし
い。
付与してもよいし、延伸工程の直前で付与してもよい。
未延伸糸に比較的強い交絡部を具備することで、マルチ
フィラメントでありながらあたかもモノフィラメントの
ように延伸することができる。この結果、マルチフィラ
メント中に延伸されたフィラメント群と延伸されていな
いフィラメント群を局在化させることができるため、十
分な濃淡効果をもたらす太細マルチフィラメントを得る
ことができる。
について具体的な実施例を挙げて説明する。なお、実施
例中の各特性値の測定、判定は、以下の方法に従った。 (複屈折率)紡糸され流体処理により交絡が付与された
ポリエステル未延伸糸をカネボウエンジニアリング製
「分子配向度測定装置 DELTA−N」を使用して測
定し、10点の平均値を複屈折率とした。 (交絡数)ポリエステル未延伸糸を水浴上に浮かべてマ
ルチフィラメントを開繊させ、サンプル長30cm上の
交絡部を目視で計測し、1m当たりの交絡数に換算し
た。
して得られたポリエステル太細マルチフィラメントを島
津製作所製「オートグラフシステム SD−100−
C」を使用して、サンプル長=20cm、引張速度=2
0cm/分の測定条件で測定した。 (糸斑)ポリエステル太細マルチフィラメントを計測器
工業製「糸斑試験機 KET80C」を使用して、糸速
=200m/分、レンジ=±12.5%、Nomalモ
ードの測定条件で変動係数CVを測定した。
ステル太細マルチフィラメントを緯糸に使用した平織物
を作成し、染色後、抜糸して濃染部(マルチフィラメン
トの太部)および淡染部(マルチフィラメントの細部)
の断面について、カネボウエンジニアリング製「分子配
向度測定装置 DELTA−N」を使用して各単繊維の
繊維径を測定し、マルチフィラメントの太部、細部にお
ける単繊維の構成比率を求めた。なお、単繊維の最も細
い部分に比べ2倍以上の繊度を有する部分を単繊維の太
部とした。
チフィラメントを緯糸に使用した平織物を作成し、染色
後、抜糸して濃染部および淡染部の単繊維を無作為に選
択しそれぞれ100点の繊維径を、カネボウエンジニア
リング製「分子配向度測定装置 DELTA−N」を使
用して測定した。最も太い部分の直径と細い部分の比を
繊度比とした。 (太部長さ)WJLでポリエステル太細マルチフィラメ
ントの無撚糸を緯糸に使用した平織物を作成し、染色
後、抜糸して濃染部の長さを計測し、太部の長さとし
た。
えたポリエステル太細マルチフィラメント追撚糸を経糸
と緯糸に使用した平織物をレピア織機を用いて作成し、
該平織物を分散染料で染色し、目視にてスラブ調太細外
観効果を評価した。 ○:スラブ調外観効果が良好である。 ×:スラブ調外観効果が不十分である。
有する極限粘度が0.65のポリエチレンテレフタレー
トを、直径0.2mmの孔を72孔有する紡糸口金よ
り、紡糸温度285℃で溶融紡糸し、油剤を付与した
後、1710m/分の速度で引き取り、引き続いて一対
のローラー間でエアー圧500KPaでエアー交絡処理
を施しながら1700m/分で巻き取り190d/72
fの未延伸糸を得た。得られた未延伸糸は、複屈折率が
0.03、交絡数が1mあたり60個、最大延伸倍率
(MDR)が3.35であった。この未延伸糸を延伸倍
率1.85(MDR×0.55)、延伸ローラー温度7
5℃で延伸し、引き続き、延伸倍率1.015倍、温度
120℃で緊張熱処理して100d/72fのポリエス
テル太細マルチフィラメントを得た。得られたポリエス
テル太細マルチフィラメント(延伸糸)の糸物性を表1
に示す。
ントにダブルツイスターを用いて、撚り係数22000
(撚数=2200T/m)の追撚を加え追撚糸とした。
追撚糸は70℃で撚り止めセットした後、経糸および緯
糸に使用して平織物を製織した。引き続いて、ポリエス
テル織物の標準工程により染色加工を行った。精錬リラ
ックスは98℃、プレセットは乾熱185℃、アルカリ
減量は15%の減量となるように実施し、引き続き13
0℃で液流染色を実施して、最後に乾熱160℃で仕上
げセットを行った。得られた強撚織物の染色特性及び織
物特性を表2に示す。この強撚織物はドレープ性とドラ
イ感に優れる織物であり、更に濃染部と淡染部とのコン
トラストが大きく、良好なスラブ調外観を呈するもので
あった。
を60℃の熱ピンを介して、延伸倍率1.85で延伸
し、引き続き、延伸倍率1.0倍、温度120℃で緊張
熱処理して100d/72fのポリエステル太細マルチ
フィラメントを得た。主な糸物性を表1に示す。得られ
たポリエステル太細マルチフィラメントを使用して、実
施例1と同一条件で追撚糸を作成、実施例と同一条件で
強撚織物を作成した。得られた強撚織物の染色特性及び
織物特性を表2に示す。この織物は、ドレープ性とドラ
イ感に優れ、濃染部と淡染部とのコントラストが大き
く、良好なスラブ調外観を呈するものであった。
と同一のポリマー、紡糸ノズルを使用して、表1に示す
紡糸条件および延伸条件でポリエステル太細マルチフィ
ラメントを得た。主な製糸条件と糸物性を表1に、染色
特性、織物特性を表2に示す。
ため、得られるポリエステル太細マルチフィラメントの
太部と細部との繊度差が小さく、染色後の濃淡差が小さ
くなり、目的とするコントラストの強い外観は得られな
かった。
ため、得られるポリエステル太細マルチフィラメントの
太部と細部との繊度差が小さく、濃染性を示す太部も長
くなり明瞭なコントラストの外観が得られなかった。
ため、得られるポリエステル太細マルチフィラメントの
濃染部となる太部の比率が小さくなり、目的とするコン
トラストの強い外観は得られなかった。
テル太細マルチフィラメントを使用して、撚り係数65
00(撚数=650T/m)の追撚を加え追撚糸とし
た。追撚糸を70℃で撚り止めセットした後、実施例と
同一条件で強撚織物を作成した。得られた撚糸織物は目
的とする濃染部と淡染部とのコントラストの強い外観と
なったが、ソフトでドレープ性およびドライ感に欠ける
ものとなった。
テル太細マルチフィラメントは、染色後の濃染部と淡染
部との周期がランダムであり、かつ濃染部と淡染部との
コントラストが大きなポリエステル太細マルチフィラメ
ントであって、かかる太細マルチフィラメントの撚糸に
より織編物を形成した場合に、淡染領域上に濃染部が短
く明瞭に存在する外観が得られる。特に、撚り係数が8
000以上の強撚糸を織編物に使用すれば、濃染部と淡
染部のコントラストが強く、かつ濃染部が強調されたド
レープ性とドライ感とに優れたカジュアル調外観の衣料
を得ることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 織編糸が、繊維軸方向に太細斑を有する
ポリエステル繊維を構成繊維とする太細マルチフィラメ
ントの撚糸を含んでなる濃淡織編物であって、 前記撚糸は撚り係数K≧8000で加撚されてなり、前
記織編物が濃淡効果に優れてなることを特徴とする濃淡
織編物。 - 【請求項2】 前記太細マルチフィラメントの太部は、
構成単繊維の70%以上が同単繊維の太部であり、前記
太細マルチフィラメントの細部は、構成単繊維の95%
以上が同単繊維の細部であり、前記太細マルチフィラメ
ントを構成する単繊維の最太部と最細部との繊度の比が
2以上であることを特徴とする請求項1記載の濃淡織編
物。 - 【請求項3】 前記太細マルチフィラメントの太部の長
さが30mm以下であることを特徴とする請求項1又は
2記載の濃淡織編物。 - 【請求項4】 前記太細マルチフィラメントの太細斑の
変動係数CVが8%以上であることを特徴とする請求項
1〜3のいずれかに記載の濃淡織編物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000309363A JP3515508B2 (ja) | 2000-10-10 | 2000-10-10 | ポリエステル撚糸を含む濃淡織編物 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3515508B2 JP3515508B2 (ja) | 2004-04-05 |
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---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012102427A (ja) * | 2010-11-09 | 2012-05-31 | Teijin Fibers Ltd | 速乾性布帛および繊維製品 |
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---|---|---|---|---|
CN103541112A (zh) * | 2013-11-06 | 2014-01-29 | 苏州工业园区友顺制衣厂 | 一种窗帘面料 |
-
2000
- 2000-10-10 JP JP2000309363A patent/JP3515508B2/ja not_active Expired - Lifetime
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