JP2002115041A - 金属構造部材の部分的浸炭のための硬度保護組成物及びその使用 - Google Patents

金属構造部材の部分的浸炭のための硬度保護組成物及びその使用

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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C8/00Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金属構造部材の部分的浸炭の場合に、炭素の
拡散進入に対する保護のために従来用いられてきたホウ
素ガラス形成物質をベースとする保護組成物は、硬化過
程での流れ落ちや、特に真空浸炭においては、蒸発によ
る保護効果の低下などの問題点を有していた。これらの
欠点を有しない保護組成物を提供する。 【解決手段】 金属構造部材の部分的浸炭のためのホウ
素ガラスを形成する物質をベースとする公知の硬度保護
組成物に、三ケイ酸マグネシウムなどのマグネシウム−
ケイ素化合物を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属構造部材の部
分的浸炭のための硬度保護組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】金属の表面硬化のための熱処理において
は、しばしば、後で選択された表面領域でなお一定の機
械的加工工程を実施することができるため又はそこに初
期の材料特性、例えば延性を得るために、構造部材を処
理工程、例えば浸炭、軟窒化又は窒化前に部分的に保護
することが必要である。銅又はニッケルでの電気メッキ
被覆の他に、既に長年、硬化処理前に選択された表面領
域に塗布される塗料様の保護組成物に対する要求が存在
する。部分的浸炭の場合には、炭素の拡散侵入に対する
保護のために水ガラスベース又はホウ素ガラスを形成す
る物質をベースとする保護組成物が用いられてきた。水
ガラスベースの組成物は硬化工程後に機械的に構造部材
に砂又はガラスビーズ等を噴射することによってのみ浄
化することができたに過ぎないが、ホウ素ガラスを形成
する物質をベースとする保護組成物は水で洗い流すこと
ができるという大きな利点を有する。もちろん、ホウ素
ガラスを形成する物質をベースとする保護組成物におい
ては、硬化過程で、特に不完全な乾燥後又は組成物によ
る空気湿分の結合により炉内での流れ落ちの危険が生じ
る。それというのも、高温でのホウ素成分の粘度は水に
より強度に低下せしめられるからである。さらに、90
0〜980℃の浸炭温度でホウ素化合物は蒸気圧平衡が
生じるまで蒸発することができる。このことは一面では
結果として保護層が薄くなることにより保護効果の低下
を生じ、他面ではSiO含有煉瓦からなる炉ライニン
グが侵食されることがある。特に、このような組成物は
比較的高い蒸気圧に基づき条件付きでのみ減圧浸炭にお
いて使用できるに過ぎない。それというのも、蒸発する
ホウ素化合物による減圧浸炭装置の損傷が考慮されねば
ならないからである。
【0003】従来選択的に真空浸炭装置内で使用され
た、水ガラスベースの保護組成物は高圧ガス急冷の際の
脆弱化及び剥離の傾向を示す。その際、装置は不純化さ
れる。そこで、熱交換器に粒子が付着するか又は送風機
の台が損傷されることがあり、このことは装置停止状態
を惹起することがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、公知の製品の欠点を有しない、金属構造部材の部分
的浸炭のための硬度保護組成物を見出しかつ開発するこ
とであった。
【0005】
【課題を解決するための手段】ところで驚異的にも、他
は公知形式で構成された、ホウ素ガラスを形成する物質
をベースとする硬度保護組成物にマグネシウム−ケイ素
化合物を添加することにより流出の危険もまた蒸気圧も
著しく軽減させることができることが判明した。
【0006】従って、本発明の対象は、添加剤としてマ
グネシウム−ケイ素化合物を含有することを特徴とす
る、金属構造部材の部分的浸炭のためのホウ素ガラスを
形成する物質をベースとする硬度保護組成物である。
【0007】本発明に基づきマグネシウム−ケイ素化合
物を添加することにより、流出する保護組成物による欠
落絶縁箇所に対するガス浸炭の際に高められた安全性が
達成される。
【0008】さらに、炉ライニングの高められた耐用性
が達成され、かつ、真空浸炭においてホウ素ガラスを形
成する物質をベースとする保護組成物の使用が可能であ
る。
【0009】ホウ素ガラスを形成する物質をベースとす
る硬度保護組成物に対する本発明による添加物として
は、あらゆる無機マグネシウム−ケイ素化合物が適当で
ある。この添加のために適当な典型的な化合物は、ケイ
酸マグネシウム、例えばオルトケイ酸マグネシウム(M
SiO)、メタケイ酸マグネシウム(MgSiO
)、三ケイ酸マグネシウム(MgSi)及び
タルクである。特に好ましのは、三ケイ酸マグネシウム
である。
【0010】本発明による硬度保護組成物は、ホウ素ガ
ラスを形成する物質及びマグネシウム−ケイ素化合物を
典型的には質量比2:1〜100:1で含有する。好ま
しくは、ホウ素ガラスを形成する物質のマグネシウム−
ケイ素化合物に対する質量比は5:1〜15:1及び特
にほぼ10:1である。
【0011】ホウ素ガラスを形成する物質として、本発
明による硬度保護組成物は、ホウ酸、酸化ホウ素、アル
カリ金属及び/又はアルカリ土類金属ホウ酸塩を含有す
る。
【0012】本発明による硬度保護組成物は、全量に対
して、有機結合剤系35〜70質量%を含有し、かつ液
状、半液状又はペースト状粘稠度に調製されている。適
当な結合剤系は自体公知でありかつ当業者に周知であり
かつ従来実地において使用された硬度保護組成物におい
て使用されるようなものに相当する。
【0013】典型的な本発明による硬度保護組成物は、
例えばそれぞれ全量に対して、酸化ホウ素40〜55質
量%、三ケイ酸マグネシウム3〜6質量%及び有機結合
剤系39〜57質量%を含有する。
【0014】本発明による硬度保護組成物は、極めて有
利に金属構造部材の部分的浸炭方法で使用することがで
きかつ特に真空浸炭のために非常に優れている。その使
用は、完全に公知の硬度保護組成物に相応して行われ
る。しかしながら、公知の硬度保護組成物とは異なり、
構造部材からの流出は起こらないので、申し分ないかつ
確実な処理が保証される。また、装置の不純化も惹起さ
れない。
【0015】
【実施例】例1(本発明による) 酸化ホウ素50質量%、三ケイ酸マグネシウム5質量%
及び有機結合剤系45質量%からなる保護組成物を室温
で構造部材に塗布しかつ高めた空気湿度で10日間貯蔵
した。その後、該構造部材を930℃で5時間1.2m
mのケース硬化深さ(case-hardening depth: chd)に
浸炭し、油中で急冷しかつ工場用洗浄機械で浄化した。
【0016】処理結果:絶縁すべき領域が正確に保護さ
れ、保護組成物の流れは全く起こらなかった。被覆した
領域内の硬度は32〜36HRCであり、保護されてい
ない領域は61〜63HRCであった。絶縁は申し分な
かった。該構造部材は、問題なく工業用機械で浄化する
ことができた。
【0017】例2(比較例) 酸化ホウ素55質量%及び有機結合剤系45質量%から
なる保護組成物を室温で構造部材に塗布しかつ高めた空
気湿度で10日間貯蔵した。その後、該構造部材を93
0℃で5時間1.2mmのchdに浸炭し、油中で急冷
しかつ工場用洗浄機械で浄化した。
【0018】処理結果:処理中の保護組成物の流れに起
因する多数の流れ痕跡が生じた。被覆した領域内の硬度
は殆ど32〜36HRCであり、流れ痕跡の領域内では
49〜55HRCであり、保護されていない領域は61
〜63HRCであった。該絶縁は欠陥があり、従って該
構造部材は使用不能であった。
【0019】例3(本発明による) 酸化ホウ素50質量%、三ケイ酸マグネシウム5質量%
及び有機結合剤系45質量%からなる保護組成物を室温
で構造部材に塗布しかつ室温で10時間乾燥した。その
後、該構造部材を減圧浸炭装置内で0.6mmのchd
に浸炭し、冷たい室内で急冷しかつ工場用洗浄機械で浄
化した。
【0020】処理結果:絶縁すべき領域が正確に保護さ
れ、保護組成物の流れは全く起こらなかった。保護組成
物は、急冷中に剥離しなかった。被覆した領域内の硬度
は31〜33HRCであり、保護されていない領域は6
1〜63HRCであった。絶縁は申し分なかった。該構
造部材は、問題なく工業用機械で浄化することができ
た。
【0021】例4(比較例) 酸化ホウ素55質量%及び有機結合剤系45質量%から
なる保護組成物を室温で構造部材に塗布しかつ室温で1
0時間乾燥した。その後、該構造部材を減圧浸炭装置内
で0.6mmのchdに浸炭し、冷たい室内でで急冷し
かつ工場用洗浄機械で浄化した。
【0022】処理結果:処理中の保護組成物の流れに起
因する多数の流れ痕跡が生じた。被覆した領域内の硬度
は殆ど31〜34HRCであり、流れ痕跡の領域内では
47〜54HRCであり、保護されていない領域は61
〜63HRCであった。該絶縁は欠陥があり、従って該
構造部材は使用不能であった。
【0023】例5(比較例) 水ガラスをベースとする保護組成物を室温で構造部材に
塗布しかつ室温で10時間乾燥した。その後、該構造部
材を減圧浸炭装置内で0.6mmのchdに浸炭し、冷
たい室内で急冷しかつかつ工場用洗浄機械で浄化した。
【0024】処理結果:流れ痕跡は生ぜず、被覆した領
域内の硬度は29〜32HRCであり、保護されていな
い領域は61〜63HRCであった。急冷中に、塗布し
た組成物の約20%の保護組成物の部分的剥離が確認さ
れた。保護組成物の剥離した残渣は硬質でありかつ極め
て多大な費用をかけてのみ急冷室から、特に熱交換器か
ら除去された。装置内でのこの粒子の残留により、装置
運転時間の短縮及び機能の劣化が考慮されねばならな
い。保護組成物の残渣は工業用洗浄機械では洗い流すこ
とができなかった。該構造部材は、砂又はガラスビーズ
を噴射することによってのみ浄化することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリヒ バウディス ドイツ連邦共和国 アルツェナウ アム ダクスベルク 21 Fターム(参考) 4J038 EA011 HA456 HA476 HA536

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属構造部材の部分的浸炭のためのホウ
    素ガラスを形成する物質をベースとする硬度保護組成物
    において、添加剤としてマグネシウム−ケイ素化合物を
    含有することを特徴とする、金属構造部材の部分的浸炭
    のための硬度保護組成物。
  2. 【請求項2】 ホウ素ガラスを形成する物質及びマグネ
    シウム−ケイ素化合物を質量比2:1〜100:1で含
    有することを特徴とする請求項1記載の硬度保護組成
    物。
  3. 【請求項3】 ホウ素ガラスを形成する物質及びマグネ
    シウム−ケイ素化合物を質量比5:1〜15:1 で含
    有することを特徴とする請求項1又は2記載の硬度保護
    組成物。
  4. 【請求項4】 マグネシウム−ケイ素化合物としてケイ
    酸マグネシウムを含有することを特徴とする請求項1か
    ら3までのいずれか1項記載の硬度保護組成物。
  5. 【請求項5】 マグネシウム−ケイ素化合物として三ケ
    イ酸マグネシウムを含有することを特徴とする請求項1
    から4までのいずれか1項記載の硬度保護組成物。
  6. 【請求項6】 ホウ素ガラスを形成する物質としてホウ
    酸、酸化ホウ素、アルカリ金属及び/又はアルカリ土類
    金属ホウ酸塩を含有することを特徴とする請求項1から
    5までのいずれか1項記載の硬度保護組成物。
  7. 【請求項7】 全量に対して、有機結合剤系35〜70
    質量%を含有し、かつ液状、半液状又はペースト状粘稠
    度に製剤されていることを特徴とする請求項1から6ま
    でのいずれか1項記載の硬度保護組成物。
  8. 【請求項8】 全量に対して、酸化ホウ素40〜55質
    量%、三ケイ酸マグネシウム3〜6質量%及び有機結合
    剤系39〜57質量%を含有することを特徴とする請求
    項7項記載の硬度保護組成物。
  9. 【請求項9】 全量に対して、酸化ホウ素45質量%、
    三ケイ酸マグネシウム5質量%及び有機結合剤系50質
    量%を含有することを特徴とする請求項7又は8項記載
    の硬度保護組成物。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項記
    載の硬度保護組成物の、金属構造部材の部分的浸炭方法
    での使用。
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