JP2002114065A - 車両シートの回動装置 - Google Patents
車両シートの回動装置Info
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- JP2002114065A JP2002114065A JP2001173140A JP2001173140A JP2002114065A JP 2002114065 A JP2002114065 A JP 2002114065A JP 2001173140 A JP2001173140 A JP 2001173140A JP 2001173140 A JP2001173140 A JP 2001173140A JP 2002114065 A JP2002114065 A JP 2002114065A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】車両シートの搭載位置の如何に拘わらず採用し
得る回動装置を提供する。 【解決手段】車両フロア側に前後方向へスライド可能に
設けたスライドベース、これに回転可能に支持されてシ
ートを支持する回転盤、スライドベースのスライド動作
と回転盤の回転動作を連動させる連動機構を備え、連動
機構を、回転盤23,33に設けた連結軸23b,32
b、ガイドローラ25,35、ガイドローラ25,35
をガイドする車両フロア側に取付けるガイドプレート2
6,36にて構成して、アッセンブリの状態で車両シー
ト11の下面側に配設可能とした。
得る回動装置を提供する。 【解決手段】車両フロア側に前後方向へスライド可能に
設けたスライドベース、これに回転可能に支持されてシ
ートを支持する回転盤、スライドベースのスライド動作
と回転盤の回転動作を連動させる連動機構を備え、連動
機構を、回転盤23,33に設けた連結軸23b,32
b、ガイドローラ25,35、ガイドローラ25,35
をガイドする車両フロア側に取付けるガイドプレート2
6,36にて構成して、アッセンブリの状態で車両シー
ト11の下面側に配設可能とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室に搭載した車
両シートを車両の前後方向に対向する着座位置と車両の
乗降口に対向する乗降位置とに選択的に回動させるため
の回動装置に関する。
両シートを車両の前後方向に対向する着座位置と車両の
乗降口に対向する乗降位置とに選択的に回動させるため
の回動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両シートの回動装置は、老人や身体障
害者等身体弱者の車両に対する乗降を容易にするため
に、車室に搭載した車両シートを回動させるもので、車
両シートを乗降口に対向する乗降位置に回動させて乗員
の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車両シー
トを車両の前後方向に対向する正規の着座位置に回動復
帰すべく機能するものである。
害者等身体弱者の車両に対する乗降を容易にするため
に、車室に搭載した車両シートを回動させるもので、車
両シートを乗降口に対向する乗降位置に回動させて乗員
の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車両シー
トを車両の前後方向に対向する正規の着座位置に回動復
帰すべく機能するものである。
【0003】このように機能する車両シートの回動装置
の一形式として、特開2000−16129号公報に示
されているように、車両フロアに車両の前後方向へスラ
イド可能に支持されたスライドベースと、スライドベー
スに回転可能に支持されて車両シートを支持する回転盤
と、スライドベースの車両前後方向のスライド動作と回
転盤の回転動作を連動させる連動機構を備えてなる回動
装置がある。
の一形式として、特開2000−16129号公報に示
されているように、車両フロアに車両の前後方向へスラ
イド可能に支持されたスライドベースと、スライドベー
スに回転可能に支持されて車両シートを支持する回転盤
と、スライドベースの車両前後方向のスライド動作と回
転盤の回転動作を連動させる連動機構を備えてなる回動
装置がある。
【0004】当該回動装置においては、連動機構は、車
両シート側の下面に取付けられたガイドアームと、ガイ
ドアームの先端部に設けられたガイドローラと、ガイド
ローラをガイドするガイド溝を有しスライドベースの側
部にて車両フロアに取付けられたガイドブラケットにて
構成されている。
両シート側の下面に取付けられたガイドアームと、ガイ
ドアームの先端部に設けられたガイドローラと、ガイド
ローラをガイドするガイド溝を有しスライドベースの側
部にて車両フロアに取付けられたガイドブラケットにて
構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、当該回動装
置は、車両シートを乗降口に対向する乗降位置に回動し
て乗員の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車
両シートを車両の前後方向に対向する正規の着座位置に
回動復帰すべく機能するもので、極めて有効なものであ
る。
置は、車両シートを乗降口に対向する乗降位置に回動し
て乗員の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車
両シートを車両の前後方向に対向する正規の着座位置に
回動復帰すべく機能するもので、極めて有効なものであ
る。
【0006】しかしながら、当該回動装置においては、
連動機構の主要構成部材であるガイドブラケットがスラ
イドベースの側部にて車両フロアに取付けられる構成で
あるため、当該回動装置は、ガイドブラケットを取付け
る余裕がある部位へ搭載される車両シートへの適用に限
定される。当該回動装置は、具体的には、車両シートを
前後に3列に搭載する車両の第2列目の車両シートに適
用されているもので、例えば、第1列目の助手席や運転
席を構成する車両シートに対しては、回動装置の車両フ
ロアへの組付けに問題が生じる。
連動機構の主要構成部材であるガイドブラケットがスラ
イドベースの側部にて車両フロアに取付けられる構成で
あるため、当該回動装置は、ガイドブラケットを取付け
る余裕がある部位へ搭載される車両シートへの適用に限
定される。当該回動装置は、具体的には、車両シートを
前後に3列に搭載する車両の第2列目の車両シートに適
用されているもので、例えば、第1列目の助手席や運転
席を構成する車両シートに対しては、回動装置の車両フ
ロアへの組付けに問題が生じる。
【0007】従って、本発明の目的は、車両シートの搭
載位置の如何に拘わらず、当該車両シートに適用できる
回動装置を提供することにある。
載位置の如何に拘わらず、当該車両シートに適用できる
回動装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、車両シートの
回動装置に関するもので、当該回動装置は、車両フロア
に取付けられる支持台上に車両の前後方向へスライド可
能に支持されたスライドベースと、同スライドベースに
回転可能に支持されて車両シートを支持する回転盤と、
前記スライドベースの車両前後方向のスライド動作と前
記回転盤の回転動作を連動させる連動機構を備えてなる
形式の車両シートの回動装置を適用対象とするものであ
る。
回動装置に関するもので、当該回動装置は、車両フロア
に取付けられる支持台上に車両の前後方向へスライド可
能に支持されたスライドベースと、同スライドベースに
回転可能に支持されて車両シートを支持する回転盤と、
前記スライドベースの車両前後方向のスライド動作と前
記回転盤の回転動作を連動させる連動機構を備えてなる
形式の車両シートの回動装置を適用対象とするものであ
る。
【0009】しかして、本発明に係る車両シートの第1
の回動装置は、上記した形式の回動装置において、前記
連動機構を、前記回転盤の回転中心に設けられた連結軸
と、同連結軸に設けられて同連結軸と一体に回転するリ
ンクと、同リンクの先端部に設けられたガイドローラ
と、同ガイドローラをガイドするガイド溝を有し前記支
持台に取付けられたガイドプレートにて構成したことを
特徴とするものである。
の回動装置は、上記した形式の回動装置において、前記
連動機構を、前記回転盤の回転中心に設けられた連結軸
と、同連結軸に設けられて同連結軸と一体に回転するリ
ンクと、同リンクの先端部に設けられたガイドローラ
と、同ガイドローラをガイドするガイド溝を有し前記支
持台に取付けられたガイドプレートにて構成したことを
特徴とするものである。
【0010】本発明に係る車両シートの第1の回動装置
においては、前記ガイドプレートを前記支持台の下面側
に取付けるとともに、前記回転盤に設けた連結軸を前記
支持台の開口部を通して同支持台の下方に延長し、か
つ、前記リンクを同支持台の下方にて前記ガイドプレー
ト上を並列して延在させて、前記ガイドローラを前記ガ
イド溝に嵌合させるように構成することができる。
においては、前記ガイドプレートを前記支持台の下面側
に取付けるとともに、前記回転盤に設けた連結軸を前記
支持台の開口部を通して同支持台の下方に延長し、か
つ、前記リンクを同支持台の下方にて前記ガイドプレー
ト上を並列して延在させて、前記ガイドローラを前記ガ
イド溝に嵌合させるように構成することができる。
【0011】また、本発明に係る車両シートの第2の回
動装置は、上記した形式の回動装置において、前記連動
機構を、前記回転盤の回転中心から偏倚して設けた連結
軸と、同連結軸の先端部に設けたガイドローラと、同ガ
イドローラをガイドするガイド溝を有し前記支持台に取
付けたガイドプレートにて構成したことを特徴とするも
のである。
動装置は、上記した形式の回動装置において、前記連動
機構を、前記回転盤の回転中心から偏倚して設けた連結
軸と、同連結軸の先端部に設けたガイドローラと、同ガ
イドローラをガイドするガイド溝を有し前記支持台に取
付けたガイドプレートにて構成したことを特徴とするも
のである。
【0012】本発明に係る車両シートの第2の回動装置
においては、前記回転盤を、その回転中心の部位に、ワ
イヤハーネスを挿通させるための挿通口を備える構成と
することができる。
においては、前記回転盤を、その回転中心の部位に、ワ
イヤハーネスを挿通させるための挿通口を備える構成と
することができる。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明に係る車両シートの第1,
第2の回動装置においては、連動機構の作用により、ス
ライドベースの前後方向のスライド動作と回転盤の回転
動作とを連動させて、車両シートをガイドプレートに設
けたガイド溝の形状により決定される回動軌跡に沿って
回動させる。すなわち、当該回動装置によれば、車両シ
ートを、車両の乗降口に対向する乗降位置に回動して乗
員の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車両の
前後方向に対向する正規の着座位置に回動復帰すべく機
能する。この場合、ガイドプレートのガイド溝の形状を
適宜設定することにより、車両シートを車両の乗降位置
に対向する位置に的確に回動させることができるととも
に、車両シートの回動途中での乗員の爪先と車室内の部
材との干渉を防止することができる。
第2の回動装置においては、連動機構の作用により、ス
ライドベースの前後方向のスライド動作と回転盤の回転
動作とを連動させて、車両シートをガイドプレートに設
けたガイド溝の形状により決定される回動軌跡に沿って
回動させる。すなわち、当該回動装置によれば、車両シ
ートを、車両の乗降口に対向する乗降位置に回動して乗
員の乗降の便を図り、かつ、乗員が乗降後には、車両の
前後方向に対向する正規の着座位置に回動復帰すべく機
能する。この場合、ガイドプレートのガイド溝の形状を
適宜設定することにより、車両シートを車両の乗降位置
に対向する位置に的確に回動させることができるととも
に、車両シートの回動途中での乗員の爪先と車室内の部
材との干渉を防止することができる。
【0014】しかして、本発明に係る車両シートの第
1,第2の回動装置によれば、連動機構を含む全ての構
成部品をアッセンブリの状態で車両シートの下面側に組
込むように構成されているため、従来のこの種の車両シ
ートの回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一部を
別体として車両フロアに配設するような必要がない。こ
のため、当該回動装置は、車両シートに対してその搭載
位置の如何に拘わらず適用することができる。
1,第2の回動装置によれば、連動機構を含む全ての構
成部品をアッセンブリの状態で車両シートの下面側に組
込むように構成されているため、従来のこの種の車両シ
ートの回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一部を
別体として車両フロアに配設するような必要がない。こ
のため、当該回動装置は、車両シートに対してその搭載
位置の如何に拘わらず適用することができる。
【0015】また、当該回動装置を構成する連動機構
を、本発明に係る車両シートの第2の回動装置の連動機
構のごとく構成すれば、連動機構の構成部品の点数を低
減することができること、構成部品の点数の低減により
連動機構の組付け工数を削減することができること、回
転盤の回転中心の部位にワイヤハーネスを挿通するため
の挿通口を設けることができてワイヤハーネスの取回し
を容易にすることができること、回転盤の回転中心の部
位に挿通口を設けることにより回転盤の回転時の連結軸
に対する負荷を小さくすることができて連動機構を小型
で軽量化することができる等、多くの作用効果を奏する
ことができる。
を、本発明に係る車両シートの第2の回動装置の連動機
構のごとく構成すれば、連動機構の構成部品の点数を低
減することができること、構成部品の点数の低減により
連動機構の組付け工数を削減することができること、回
転盤の回転中心の部位にワイヤハーネスを挿通するため
の挿通口を設けることができてワイヤハーネスの取回し
を容易にすることができること、回転盤の回転中心の部
位に挿通口を設けることにより回転盤の回転時の連結軸
に対する負荷を小さくすることができて連動機構を小型
で軽量化することができる等、多くの作用効果を奏する
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明に係る回動装置を採用した車両
シート11の回動軌跡を示し、図2および図3は車両シ
ート11に採用した回動装置20を示している。図1
は、車両シート11が車室内で車両の前方に対向する正
規の着座位置に位置している状態(実線で表示)から、
回動装置20の作用により、乗降口12に対向する乗降
位置に回動する回動軌跡を示しており、当該回動装置2
0により、車両シート11は、乗降口12にてフロント
ピラー13とセンタピラー14間からわずかに突出する
位置に回動するようになっている。
明する。図1は、本発明に係る回動装置を採用した車両
シート11の回動軌跡を示し、図2および図3は車両シ
ート11に採用した回動装置20を示している。図1
は、車両シート11が車室内で車両の前方に対向する正
規の着座位置に位置している状態(実線で表示)から、
回動装置20の作用により、乗降口12に対向する乗降
位置に回動する回動軌跡を示しており、当該回動装置2
0により、車両シート11は、乗降口12にてフロント
ピラー13とセンタピラー14間からわずかに突出する
位置に回動するようになっている。
【0017】当該回動装置20は本発明に係る車両シー
トの第1の回動装置であって、車両シート11は当該回
動装置20を介して車両フロアに取付けられている。当
該回動装置20は、支持台21、スライドベース22、
および回転盤23と、連動機構を構成する連結軸23
b、リンク24、ガイドローラ25、およびガイドプレ
ート26にて構成されている。支持台21は、回動装置
20の各構成部品を組付けるための基板として機能する
とともに、シート11を車両フロア上に取付けるために
機能する。
トの第1の回動装置であって、車両シート11は当該回
動装置20を介して車両フロアに取付けられている。当
該回動装置20は、支持台21、スライドベース22、
および回転盤23と、連動機構を構成する連結軸23
b、リンク24、ガイドローラ25、およびガイドプレ
ート26にて構成されている。支持台21は、回動装置
20の各構成部品を組付けるための基板として機能する
とともに、シート11を車両フロア上に取付けるために
機能する。
【0018】支持台21は、支持基板21aの下面側に
前後一対の脚部21b,21cを備え、また、支持基板
21aの上面側に左右一対のガイドレール21d,21
eを備えている。各ガイドレール21d,21eは、支
持基板21a上にて車両の前後方向に延びている。スラ
イドプレート22は、スライド基板22aの下面側の左
右の部位に一対のガイドレール22b,22cを備えて
いる。各ガイドレール22b,22cは、スライド基板
22aの下面側にて前後方向へ延びている。スライドベ
ース22は、各ガイドレール22b,22cを支持台2
1の各ガイドレール21d,21eの内側に対向した状
態で組付けられていて、互いに対向するこれらの各ガイ
ドレール21d,22b、21e,22c間における両
溝間に保持器付きの複数のボール27aが介装されてい
る。これにより、スライドベース22は、支持台21の
上面を両ガイドレール21d,21eに沿って、前後方
向へスライド可能に組付けられている。
前後一対の脚部21b,21cを備え、また、支持基板
21aの上面側に左右一対のガイドレール21d,21
eを備えている。各ガイドレール21d,21eは、支
持基板21a上にて車両の前後方向に延びている。スラ
イドプレート22は、スライド基板22aの下面側の左
右の部位に一対のガイドレール22b,22cを備えて
いる。各ガイドレール22b,22cは、スライド基板
22aの下面側にて前後方向へ延びている。スライドベ
ース22は、各ガイドレール22b,22cを支持台2
1の各ガイドレール21d,21eの内側に対向した状
態で組付けられていて、互いに対向するこれらの各ガイ
ドレール21d,22b、21e,22c間における両
溝間に保持器付きの複数のボール27aが介装されてい
る。これにより、スライドベース22は、支持台21の
上面を両ガイドレール21d,21eに沿って、前後方
向へスライド可能に組付けられている。
【0019】回転盤23は、円盤状の回転基板23aの
下面側中央部に、連動機構を構成する連結軸23bを備
えている。回転盤23は、スライドプレート22のスラ
イド基板22a上に設けた円環状レール22d内に組付
けられて、その連結軸23bをスライド基板22aに設
けた開口部22eおよび支持基板21aに設けた開口部
21fを貫通して下方へ突出している。回転基板23a
と円環状レール22d間には、それらの両溝部間に複数
のボール27bが介装されていて、回転盤23が連結軸
23bを中心に円環状レール22dに沿って回転可能に
組付けられている。連動機構を構成するリンク24は、
その基端部にて回転盤23に設けた連結軸23bの下面
に固定されて水平に延出していて、その先端部にガイド
ローラ25が回転可能に取付けられている。
下面側中央部に、連動機構を構成する連結軸23bを備
えている。回転盤23は、スライドプレート22のスラ
イド基板22a上に設けた円環状レール22d内に組付
けられて、その連結軸23bをスライド基板22aに設
けた開口部22eおよび支持基板21aに設けた開口部
21fを貫通して下方へ突出している。回転基板23a
と円環状レール22d間には、それらの両溝部間に複数
のボール27bが介装されていて、回転盤23が連結軸
23bを中心に円環状レール22dに沿って回転可能に
組付けられている。連動機構を構成するリンク24は、
その基端部にて回転盤23に設けた連結軸23bの下面
に固定されて水平に延出していて、その先端部にガイド
ローラ25が回転可能に取付けられている。
【0020】連動機構を構成するガイドプレート26
は、プレート基板26aの所定の部位にガイド溝26b
を備えているもので、支持台21の支持基板21aの下
面側にスペーサ26cを介して取付けられていて、プレ
ート基板26aと支持基板21aとの間に所定の間隔を
保持して、支持基板21aの開口部21fに対向してい
る。回転盤23に設けた連結軸23bに固定したリンク
24は、プレート基板26aと支持基板21aとの隙間
を水平に延びてガイド溝26bに達していて、リンク2
4の先端部に設けたガイドローラ25をガイド溝26b
に嵌合させている。ガイドローラ25はガイド溝26b
内にて、ガイド溝26bの長さ方向に摺動または転動可
能である。
は、プレート基板26aの所定の部位にガイド溝26b
を備えているもので、支持台21の支持基板21aの下
面側にスペーサ26cを介して取付けられていて、プレ
ート基板26aと支持基板21aとの間に所定の間隔を
保持して、支持基板21aの開口部21fに対向してい
る。回転盤23に設けた連結軸23bに固定したリンク
24は、プレート基板26aと支持基板21aとの隙間
を水平に延びてガイド溝26bに達していて、リンク2
4の先端部に設けたガイドローラ25をガイド溝26b
に嵌合させている。ガイドローラ25はガイド溝26b
内にて、ガイド溝26bの長さ方向に摺動または転動可
能である。
【0021】かかる構成の回動装置20においては、支
持台21の両脚部21b,21cにて車両フロアに取付
けられ、かつ、回転盤23上に車両シート11が取付け
られる。この状態で、車両シート11は車両フロアの設
定された部位に搭載されて、図1に示す回動軌跡に沿っ
て回動する。図4は、ガイドプレート26の平面図であ
り、同図では、形状を異にする2種類のガイド溝26b
を示している。車両シート11の回動軌跡は、ガイド溝
26bの形状により異なるもので、ガイド溝26b1で
は図1の2点鎖線で示す回動軌跡b1を形成し、ガイド
溝26b2では図1の1点鎖線で示す回動軌跡b2を形成
する。
持台21の両脚部21b,21cにて車両フロアに取付
けられ、かつ、回転盤23上に車両シート11が取付け
られる。この状態で、車両シート11は車両フロアの設
定された部位に搭載されて、図1に示す回動軌跡に沿っ
て回動する。図4は、ガイドプレート26の平面図であ
り、同図では、形状を異にする2種類のガイド溝26b
を示している。車両シート11の回動軌跡は、ガイド溝
26bの形状により異なるもので、ガイド溝26b1で
は図1の2点鎖線で示す回動軌跡b1を形成し、ガイド
溝26b2では図1の1点鎖線で示す回動軌跡b2を形成
する。
【0022】このように構成した当該回動装置20にお
いては、連動機構の作用により、スライドベース22の
前後方向のスライド動作と回転盤23の回転動作とを連
動させて、車両シート11をガイドプレート26に設け
たガイド溝26bの形状により設定される回動軌跡に沿
って回動させる。
いては、連動機構の作用により、スライドベース22の
前後方向のスライド動作と回転盤23の回転動作とを連
動させて、車両シート11をガイドプレート26に設け
たガイド溝26bの形状により設定される回動軌跡に沿
って回動させる。
【0023】すなわち、当該回動装置20においては、
車両シート11が図1の実線で示す正規の着座位置に位
置している状態で、車両シート11を前方へ押動すれ
ば、スライドベース22は支持台21の両ガイドレール
21d,21eに沿って前方へ移動するが、その際、回
転盤23は連結軸23b、リンク24、ガイドローラ2
5およびガイド溝26bの作用にて回転するため、車両
シート11は、スライドベース22のスライド動作と回
転盤23の回転動作が連動した回動動作を行い、車両の
乗降口12に対向する乗降位置に回動して乗員の乗降の
便を図る。また、乗員が乗降後には、車両シート11
は、上記した回動動作とは逆の回動動作を行って、車両
の前後方向に対向する正規の着座位置に回動復帰する。
車両シート11が図1の実線で示す正規の着座位置に位
置している状態で、車両シート11を前方へ押動すれ
ば、スライドベース22は支持台21の両ガイドレール
21d,21eに沿って前方へ移動するが、その際、回
転盤23は連結軸23b、リンク24、ガイドローラ2
5およびガイド溝26bの作用にて回転するため、車両
シート11は、スライドベース22のスライド動作と回
転盤23の回転動作が連動した回動動作を行い、車両の
乗降口12に対向する乗降位置に回動して乗員の乗降の
便を図る。また、乗員が乗降後には、車両シート11
は、上記した回動動作とは逆の回動動作を行って、車両
の前後方向に対向する正規の着座位置に回動復帰する。
【0024】この場合、ガイドプレート26のガイド溝
26bの形状を適宜設定することにより、車両シート1
1を車両の乗降位置に対向する位置に的確に回動させる
ことができるとともに、車両シート11の回動途中での
乗員の爪先と車室内の部材との干渉を防止することがで
きる。ガイド溝26bを図4に示すように、ガイド溝2
6b1のような形状に設定した場合には図1の回動軌跡
b1(2点鎖線で表示)が得られ、また、ガイド溝26
b2のような形状に設定した場合には図1の回動軌跡b2
(1点鎖線で表示)が得られる。
26bの形状を適宜設定することにより、車両シート1
1を車両の乗降位置に対向する位置に的確に回動させる
ことができるとともに、車両シート11の回動途中での
乗員の爪先と車室内の部材との干渉を防止することがで
きる。ガイド溝26bを図4に示すように、ガイド溝2
6b1のような形状に設定した場合には図1の回動軌跡
b1(2点鎖線で表示)が得られ、また、ガイド溝26
b2のような形状に設定した場合には図1の回動軌跡b2
(1点鎖線で表示)が得られる。
【0025】しかして、当該回動装置20によれば、連
動機構を含む全ての構成部品22〜26を、支持台21
を取付基板としてアッセンブリの状態に組付けて車両シ
ートの下面側に組込むように構成されているため、従来
のこの種の回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一
部を別体として車両フロアに配設する必要がない。この
ため、当該回動装置20は、車両シート11に対してそ
の搭載位置の如何に拘わらず適用することができる。
動機構を含む全ての構成部品22〜26を、支持台21
を取付基板としてアッセンブリの状態に組付けて車両シ
ートの下面側に組込むように構成されているため、従来
のこの種の回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一
部を別体として車両フロアに配設する必要がない。この
ため、当該回動装置20は、車両シート11に対してそ
の搭載位置の如何に拘わらず適用することができる。
【0026】図5および図6は、本発明に係る車両シー
トの第2の回動装置30を示している。当該回動装置3
0は、第1の回動装置20とは、回転盤および連動機構
を異にするもので、その他の構成は回動装置20と同一
である。従って、当該回動装置30については、回動装
置20と同一の構成部材および同一の構成部位につてい
は、回動装置20で使用している20番台の符号に替え
て30番台の類似する符号を付してその詳細な説明し、
以下では、回転盤および連動機構について詳細に説明す
る。
トの第2の回動装置30を示している。当該回動装置3
0は、第1の回動装置20とは、回転盤および連動機構
を異にするもので、その他の構成は回動装置20と同一
である。従って、当該回動装置30については、回動装
置20と同一の構成部材および同一の構成部位につてい
は、回動装置20で使用している20番台の符号に替え
て30番台の類似する符号を付してその詳細な説明し、
以下では、回転盤および連動機構について詳細に説明す
る。
【0027】当該回動装置30を構成する回転盤33
は、全体の形状およびスライドベース32に対する組付
け構造は回転盤23と同じであるが、回転基板33aの
中央部に円形状の挿通口33cを備えている。挿通口3
3cには、回動装置30が車両フロアに取付けらた状態
で、ワイヤハーネスWが挿通されるもので、ワイヤハー
ネスWの取回しの便を図っている。
は、全体の形状およびスライドベース32に対する組付
け構造は回転盤23と同じであるが、回転基板33aの
中央部に円形状の挿通口33cを備えている。挿通口3
3cには、回動装置30が車両フロアに取付けらた状態
で、ワイヤハーネスWが挿通されるもので、ワイヤハー
ネスWの取回しの便を図っている。
【0028】当該回動装置30を構成する連動機構は、
回転盤33に設けた連結軸33bと、連結軸33bの先
端部に設けられたガイドローラ35と、ガイドプレート
36にて構成されている。連結軸33bは、回転盤33
の回転中心から偏倚した外周縁部に設けらていて、スラ
イドベース32の開口部32eおよび支持台31の開口
部31fを貫通してガイドプレート36上に延びてい
る。ガイドプレート36は、第1の回動装置20におけ
るガイドプレート26とは実質的に同じものでガイド溝
36bを備えている。回転盤33に設けた連結軸33b
は、ガイドプレート36のガイド溝36b上に垂直に延
びていて、先端部に設けたガイドローラ35をガイド溝
36bに嵌合させている。ガイドローラ35は、ガイド
溝36b内を、その長さ方向に摺動可能または転動可能
である。
回転盤33に設けた連結軸33bと、連結軸33bの先
端部に設けられたガイドローラ35と、ガイドプレート
36にて構成されている。連結軸33bは、回転盤33
の回転中心から偏倚した外周縁部に設けらていて、スラ
イドベース32の開口部32eおよび支持台31の開口
部31fを貫通してガイドプレート36上に延びてい
る。ガイドプレート36は、第1の回動装置20におけ
るガイドプレート26とは実質的に同じものでガイド溝
36bを備えている。回転盤33に設けた連結軸33b
は、ガイドプレート36のガイド溝36b上に垂直に延
びていて、先端部に設けたガイドローラ35をガイド溝
36bに嵌合させている。ガイドローラ35は、ガイド
溝36b内を、その長さ方向に摺動可能または転動可能
である。
【0029】このように構成した当該回動装置30にお
いても、回動装置20と同様に、連動機構の作用によ
り、スライドベース32の前後方向のスライド動作と回
転盤33の回転動作とを連動させて、車両シート11を
ガイドプレート36に設けたガイド溝36bの形状によ
り設定される回動軌跡に沿って回動させる。
いても、回動装置20と同様に、連動機構の作用によ
り、スライドベース32の前後方向のスライド動作と回
転盤33の回転動作とを連動させて、車両シート11を
ガイドプレート36に設けたガイド溝36bの形状によ
り設定される回動軌跡に沿って回動させる。
【0030】すなわち、当該回動装置30においては、
車両シート11が図1の実線で示す正規の着座位置に位
置している状態で、車両シート11を前方へ押動すれ
ば、スライドベース32は支持台31の両ガイドレール
31d,31eに沿って前方へ移動するが、その際、回
転盤33は連結軸33b、ガイドローラ35およびガイ
ド溝36bの作用にて回転するため、車両シート11
は、スライドベース32のスライド動作と回転盤33の
回転動作が連動した回動動作を行い、車両の乗降口12
に対向する乗降位置に回動して乗員の乗降の便を図る。
また、乗員が乗降後には、車両シート11は、上記した
回動動作とは逆の回動動作を行って、車両の前後方向に
対向する正規の着座位置に回動復帰する。
車両シート11が図1の実線で示す正規の着座位置に位
置している状態で、車両シート11を前方へ押動すれ
ば、スライドベース32は支持台31の両ガイドレール
31d,31eに沿って前方へ移動するが、その際、回
転盤33は連結軸33b、ガイドローラ35およびガイ
ド溝36bの作用にて回転するため、車両シート11
は、スライドベース32のスライド動作と回転盤33の
回転動作が連動した回動動作を行い、車両の乗降口12
に対向する乗降位置に回動して乗員の乗降の便を図る。
また、乗員が乗降後には、車両シート11は、上記した
回動動作とは逆の回動動作を行って、車両の前後方向に
対向する正規の着座位置に回動復帰する。
【0031】しかして、当該回動装置30によれば、連
動機構を含む全ての構成部品32〜36を、支持台31
を取付基板としてアッセンブリの状態に組付けて車両シ
ートの下面側に組込むように構成されているため、従来
のこの種の回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一
部を別体として車両フロアに配設する必要がない。この
ため、当該回動装置30は、車両シート11に対してそ
の搭載位置の如何に拘わらず適用することができる。
動機構を含む全ての構成部品32〜36を、支持台31
を取付基板としてアッセンブリの状態に組付けて車両シ
ートの下面側に組込むように構成されているため、従来
のこの種の回動装置のごとく、連動機構の構成部品の一
部を別体として車両フロアに配設する必要がない。この
ため、当該回動装置30は、車両シート11に対してそ
の搭載位置の如何に拘わらず適用することができる。
【0032】また、当該回動装置30においては、連動
機構を、回転盤33に回転中心から偏倚して設けた連結
軸33bと、連結軸33bの先端部に設けられたガイド
ローラ35と、ガイドローラ35をガイドするガイド溝
36bを有し支持台31に取付けられたガイドプレート
36にて構成している。これにより、連動機構の構成部
品の点数を削減することができるとともに、構成部品の
点数の削減により連動機構の組付け工数を削減すること
ができる。
機構を、回転盤33に回転中心から偏倚して設けた連結
軸33bと、連結軸33bの先端部に設けられたガイド
ローラ35と、ガイドローラ35をガイドするガイド溝
36bを有し支持台31に取付けられたガイドプレート
36にて構成している。これにより、連動機構の構成部
品の点数を削減することができるとともに、構成部品の
点数の削減により連動機構の組付け工数を削減すること
ができる。
【0033】また、当該回動装置30においては、連結
軸33bを回転盤33の回転中心から偏倚して設けてい
るので、回転盤33の回転中心の部位に、ワイヤハーネ
スWを挿通するための挿通口33cを設けて、ワイヤハ
ーネスWの取回しを容易にすることができる。
軸33bを回転盤33の回転中心から偏倚して設けてい
るので、回転盤33の回転中心の部位に、ワイヤハーネ
スWを挿通するための挿通口33cを設けて、ワイヤハ
ーネスWの取回しを容易にすることができる。
【0034】また、当該回動装置30においては、回転
盤33の回転中心の部位に挿通口33cを設けることに
より、回転盤33の回転時の連結軸33bに対する負荷
を小さくすることができるため、連動機構を小型で軽量
化することができることができる。
盤33の回転中心の部位に挿通口33cを設けることに
より、回転盤33の回転時の連結軸33bに対する負荷
を小さくすることができるため、連動機構を小型で軽量
化することができることができる。
【図1】本発明に係る回動装置を採用した車両シートの
回動奇跡を示す説明図である。
回動奇跡を示す説明図である。
【図2】本発明に係る車両シートの第1の回動装置の斜
視図である。
視図である。
【図3】同回動装置の縦断面図である。
【図4】同回動装置を構成するガイドプレートの平面図
である。
である。
【図5】本発明に係る車両シートの第2の回動装置の斜
視図である。
視図である。
【図6】同回動装置の縦断面図である。
11…車両シート、12…乗降口、13…フロントピラ
ー、14…センタピラー、20…第1の回動装置、21
…支持台、21a…支持基板、21b,21c…脚部、
21d、21e…ガイドレール、21f…開口部、22
…スライドベース、22a…スライド基板、22b,2
2c…ガイドレール、22d…円環状レール、22e…
開口部、23…回転盤、23a…回転基板、23b…連
結軸、24…リンク、25…ガイドローラ、26…ガイ
ドプレート、26a…プレート基板、26b,26b
1,26b2…ガイド溝、26c…スペーサ、27a,2
7b…ボール、b1,b2…回動軌跡、30…第2の回動
装置、31…支持台、31a…支持基板、31b,31
c…脚部、31d、31e…ガイドレール、31f…開
口部、32…スライドベース、32a…スライド基板、
32b,32c…ガイドレール、32d…円環状レー
ル、32e…開口部、33…回転盤、33a…回転基
板、33b…連結軸、33c…挿通口、35…ガイドロ
ーラ、36…ガイドプレート、36a…プレート基板、
36b…ガイド溝、36c…スペーサ、37a,37b
…ボール、W…ワイヤハーネス。
ー、14…センタピラー、20…第1の回動装置、21
…支持台、21a…支持基板、21b,21c…脚部、
21d、21e…ガイドレール、21f…開口部、22
…スライドベース、22a…スライド基板、22b,2
2c…ガイドレール、22d…円環状レール、22e…
開口部、23…回転盤、23a…回転基板、23b…連
結軸、24…リンク、25…ガイドローラ、26…ガイ
ドプレート、26a…プレート基板、26b,26b
1,26b2…ガイド溝、26c…スペーサ、27a,2
7b…ボール、b1,b2…回動軌跡、30…第2の回動
装置、31…支持台、31a…支持基板、31b,31
c…脚部、31d、31e…ガイドレール、31f…開
口部、32…スライドベース、32a…スライド基板、
32b,32c…ガイドレール、32d…円環状レー
ル、32e…開口部、33…回転盤、33a…回転基
板、33b…連結軸、33c…挿通口、35…ガイドロ
ーラ、36…ガイドプレート、36a…プレート基板、
36b…ガイド溝、36c…スペーサ、37a,37b
…ボール、W…ワイヤハーネス。
Claims (4)
- 【請求項1】車両フロアに取付けられる支持台上に車両
の前後方向へスライド可能に支持されたスライドベース
と、同スライドベースに回転可能に支持されて車両シー
トを支持する回転盤と、前記スライドベースの車両前後
方向のスライド動作と前記回転盤の回転動作を連動させ
る連動機構を備えてなる車両シートの回動装置であり、
前記連動機構は、前記回転盤の回転中心に設けられた連
結軸と、同連結軸に設けられて同連結軸と一体に回転す
るリンクと、同リンクの先端部に設けられたガイドロー
ラと、同ガイドローラをガイドするガイド溝を有し前記
支持台に取付けられたガイドプレートにて構成されてい
ることを特徴とする車両シートの回動装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の車両シートの回動装置に
おいて、前記ガイドプレートは前記支持台の下面側に取
付けられていて、前記回転盤に設けた連結軸は前記支持
台の開口部を通して同支持台の下方に延び、前記リンク
は同支持台の下方にて前記ガイドプレート上を並列して
延びて前記ガイドローラが前記ガイド溝に嵌合している
ことを特徴とする車両シートの回動装置。 - 【請求項3】車両フロアに取付けられる支持台上に車両
の前後方向へスライド可能に支持されたスライドベース
と、同スライドベースに回転可能に支持されて車両シー
トを支持する回転盤と、前記スライドベースの車両前後
方向のスライド動作と前記回転盤の回転動作を連動させ
る連動機構を備えてなる車両シートの回動装置であり、
前記連動機構は、前記回転盤の回転中心から偏倚して設
けられた連結軸と、同連結軸の先端部に設けられたガイ
ドローラと、同ガイドローラをガイドするガイド溝を有
し前記支持台に取付けられたガイドプレートにて構成さ
れていることを特徴とする車両シートの回動装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の車両シートの回動装置に
おいて、前記回転盤は回転中心の部位に、ワイヤハーネ
スを挿通させるための挿通口を備えていることを特徴と
する車両シートの回動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001173140A JP2002114065A (ja) | 2000-08-03 | 2001-06-07 | 車両シートの回動装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-235825 | 2000-08-03 | ||
JP2000235825 | 2000-08-03 | ||
JP2001173140A JP2002114065A (ja) | 2000-08-03 | 2001-06-07 | 車両シートの回動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002114065A true JP2002114065A (ja) | 2002-04-16 |
Family
ID=26597299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001173140A Pending JP2002114065A (ja) | 2000-08-03 | 2001-06-07 | 車両シートの回動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002114065A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104210388A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 上海元通座椅系统有限公司 | 一种用于座椅的旋转移动结构 |
CN104290619A (zh) * | 2013-07-18 | 2015-01-21 | 明门香港股份有限公司 | 可旋转式汽车安全座椅 |
JP2015110353A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 住友電装株式会社 | シート用ワイヤハーネスの配索装置 |
JP2015110352A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 住友電装株式会社 | シート用ワイヤハーネスの配索構造 |
CN114901512A (zh) * | 2019-12-27 | 2022-08-12 | 小丝电工株式会社 | 座椅装置 |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001173140A patent/JP2002114065A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104210388A (zh) * | 2013-06-05 | 2014-12-17 | 上海元通座椅系统有限公司 | 一种用于座椅的旋转移动结构 |
CN104290619A (zh) * | 2013-07-18 | 2015-01-21 | 明门香港股份有限公司 | 可旋转式汽车安全座椅 |
JP2015110353A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 住友電装株式会社 | シート用ワイヤハーネスの配索装置 |
JP2015110352A (ja) * | 2013-12-06 | 2015-06-18 | 住友電装株式会社 | シート用ワイヤハーネスの配索構造 |
CN114901512A (zh) * | 2019-12-27 | 2022-08-12 | 小丝电工株式会社 | 座椅装置 |
CN114901512B (zh) * | 2019-12-27 | 2024-03-12 | 小丝电工株式会社 | 座椅装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050131 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050412 |