JP2002112941A - ワイパー - Google Patents

ワイパー

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JP2002112941A
JP2002112941A JP2000311768A JP2000311768A JP2002112941A JP 2002112941 A JP2002112941 A JP 2002112941A JP 2000311768 A JP2000311768 A JP 2000311768A JP 2000311768 A JP2000311768 A JP 2000311768A JP 2002112941 A JP2002112941 A JP 2002112941A
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Masaharu Teramoto
正治 寺本
Ryosuke Umehara
亮介 梅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワイパーブレードが摩耗した際にも、被水切
り面上の水分を効率的に掻き集めることが容易であるワ
イパーを提供する。 【解決手段】 所定長さを有する平板状のワイパーブレ
ードと、このワイパーブレードが装着されてヘッドを形
成するヘッド本体と、このヘッド本体を保持し、柄が連
結されるヘッドホルダとを備えるワイパーであって、上
記ヘッド本体は、全体として棒状を呈しており、上記ヘ
ッドホルダは、上記ヘッド本体の一部に側方から嵌合し
てこれを抱持するクランプ部を有し、上記ヘッドは、上
記クランプ部によって抱持された状態で、上記ヘッドホ
ルダに対して、上記ヘッド本体の長手方向軸心を中心と
して所定の角度範囲で回動可能であることを特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、たとえば床面な
どの被水切り面に溜まった雨水や、水洗した後の汚水を
掻き集める際に使用されるワイパーに関する。
【0002】この種の従来のワイパーの代表的な構成例
を図7に示す。このワイパー100は、ヘッド本体10
2にワイパーブレード101を装着することによりヘッ
ド110が形成され、このヘッド110を保持するヘッ
ドホルダ103に棒状の柄4を連結させて使用される例
である。
【0003】上記ヘッド本体102は、金属板を断面コ
字状となるように折り曲げるなどして、長矩形の天板1
02aの両端縁から互いに対向する一対の側板102b
…が延出するように形成されている。
【0004】上記ワイパーブレード101は、弾性を有
する部材から平板状に形成されており、所定の長さを有
する長矩形を呈している。このワイパーブレード101
は、上記側板102b…間に挟み込まれて、リベットな
どによりヘッド本体102に固定されている。
【0005】上記ヘッドホルダ103は、上記ヘッド本
体102を保持する保持部131と、棒状の柄4が連結
される柄部132とを備えている。保持部131は、金
属板を断面コ字状となるように折り曲げるなどして、天
板131aの両端縁から互いに対向する一対の側板13
1b…が延出するように形成されており、上記ヘッド1
10を側板131b…間に挟み込んで、ねじなど133
…によりこれを固定している。柄部132は、柄4の外
径と同等の内径を有する円筒状に形成されており、柄4
を嵌挿した後、ねじ固定するなどして柄4を連結する。
また、柄部132は、水切り作業を行いやすくするた
め、ワイパーブレード101の基部101aを床面など
の被水切り面Sに対して垂直にしたときに、柄4が被水
切り面Sに対して適切な角度で傾斜するように、保持部
131の天板131aに固定されている。
【0006】このワイパー100を使用する際には、ワ
イパーブレード101の長手方向が進行方向に対して垂
直となるように柄4を掴んで、被水切り面S上の水分を
押し流すように、あるいは、引き寄せるように操作す
る。このとき、ワイパーブレード101は、弾性を有し
ているので、その基部101aを中心として左右同一角
度で撓むことができる。これにより、ワイパー100を
引くように操作する場合(図8(a))と、押すように
操作する場合(図8(b))との両方において、ワイパ
ーブレード101の先端部101bを被水切り面Sに対
して適切な傾斜角度で傾斜させることができる。その結
果、ワイパーブレード101が適切な接触圧力で被水切
り面Sに接触し、被水切り面S上の水分を効率的に掻き
集めることができるのである。
【0007】一般に、ワイパーブレード101の先端部
101bの被水切り面Sに対する傾斜角度θ(以下「作
用角θ」という)が大きくなれば、ワイパーブレード1
01の被水切り面Sに対する接触圧力が低下するので、
被水切り面S上の水分を効率的に掻き集めることができ
なくなる。したがって、被水切り面S上の水分を効率的
に掻き集めるためには、作用角θが所定の角度α(以下
「水切れ角α」という)以下となることが好ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイパ
ー100を長期間使用していくうちにワイパーブレード
101の先端が摩耗すれば、ワイパーブレード101の
幅方向長さが短くなってしまう。これにより、ワイパー
ブレード101が撓みにくくなり、作用角θが大きくな
る傾向にある。このような際には、このワイパー100
では、柄部132が保持部131に固定されているの
で、作用角θを水切れ角α以下とするためには、柄4の
被水切り面Sに対する傾斜角度ψ(以下「操作角ψ」と
いう)を変化させればならない。より詳細には、ワイパ
ー100を引くように操作する場合では、図9(a)に
示すように、水切り作業中において、たとえば腰を曲げ
て前屈するなど無理な姿勢をとって、操作角ψを小さく
しなければならず、体力的な負担が増大する。また、ワ
イパー100を押すように操作する場合では、図9
(a)に示すように、操作角ψを大きくしなければなら
ず、ワイパー100を押すように操作するのが困難であ
る。したがって、いずれの場合にせよ、ワイパーブレー
ド101が摩耗すれば、被水切り面S上の水分を効率的
に掻き集めることが困難である。
【0009】本願発明は、上記した事情のもとで考え出
されたものであって、ワイパーブレードが摩耗した際に
も、被水切り面上の水分を効率的に掻き集めることが容
易であるワイパーを提供することをその課題とする。
【0010】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明により提供されるワイ
パーは、所定長さを有する平板状のワイパーブレード
と、このワイパーブレードが装着されてヘッドを形成す
るヘッド本体と、このヘッド本体を保持し、柄が連結さ
れるヘッドホルダとを備えるワイパーであって、上記ヘ
ッド本体は、全体として棒状を呈しており、上記ヘッド
ホルダは、上記ヘッド本体の一部に側方から嵌合してこ
れを抱持するクランプ部を有し、上記ヘッドは、上記ク
ランプ部によって抱持された状態で、上記ヘッドホルダ
に対して、上記ヘッド本体の長手方向軸心を中心として
所定の角度範囲で回動可能であることを特徴としてい
る。
【0012】具体的には、上記ヘッド本体は、その長手
方向適所に円筒状外面をもつ被保持部を有し、上記クラ
ンプ部は、上記被保持部の外径と対応した円筒状内面を
有するとともに断面略C字状を呈しており、その一部が
上記被保持部に形成したストッパ壁に当接して、上記ヘ
ッドの回動角度範囲を規制する構成とすることができ
る。
【0013】本願発明において、このワイパーを使用す
る際には、ワイパーブレードの長手方向が進行方向に対
して垂直となるように柄を掴んで、床面などの被水切り
面上の水分を押し流すように、あるいは、引き寄せるよ
うに操作する。このとき、上記ヘッドが上記ヘッド本体
の長手方向軸心を中心として所定の角度範囲で回動可能
であるので、ワイパーを押すように操作する場合と引く
ように操作する場合との両方において、柄を被水切り面
に対して水切り作業を行いやすい角度で傾斜させたまま
の状態で、ワイパーブレードの先端部を被水切り面に対
して適切な角度で傾斜させることができる。これによ
り、ワイパーブレードが被水切り面に対して適切な接触
圧力で接触し、被水切り面上の水分を効率的に掻き集め
ることができる。
【0014】一般に、ワイパーブレードの先端部の被水
切り面に対する傾斜角度θ(以下「作用角θ」という)
が大きくなれば、ワイパーブレードの被水切り面に対す
る接触圧力が低下するので、被水切り面上の水分を効率
的に掻き集めることができなくなる。したがって、被水
切り面上の水分を効率的に掻き集めるためには、作用角
θが所定の角度α(以下「水切れ角α」という)以下と
なることが好ましい。
【0015】従来のワイパーでは、ワイパーブレードが
撓むことによって、作用角θが水切れ角α以下となるよ
うにしていたので、ワイパーブレードが摩耗して短くな
り、ワイパーブレードが撓みにくくなった際には、たと
えば腰を曲げて前屈するなど無理な作業姿勢をとって、
柄の被水切り面に対する傾斜角度を変化させなければ、
作用角θを水切れ角α以下とすることができなかった。
すなわち、ワイパーブレードが摩耗すれば、柄を被水切
り面に対して水切り作業を行いやすい角度で傾斜させた
ままの状態では、被水切り面上の水分を効率的に掻き集
めることが困難であった。
【0016】しかしながら、本願発明によれば、上記ヘ
ッドが所定の角度範囲で回動可能であるので、ワイパー
ブレードが摩耗した場合でも、柄を被水切り面に対して
水切り作業を行いやすい角度で傾斜させたままの状態
で、作用角θを水切れ角α以下にすることが可能であ
る。したがって、被水切り面上の水分を効率的に掻き寄
せることが容易である。
【0017】なお、上記ヘッドの回動が規制されていな
い場合では、水切り作業時にワイパーブレードに対して
力をかけにくくなるので、かえってワイパーの使い勝手
を悪化させてしまうが、本願発明によれば、ヘッドは所
定の角度範囲で回動するので、ワイパーの使い勝手が悪
化するのを防止することが可能となる。
【0018】好ましい実施の形態においては、上記クラ
ンプ部の側面には、半径方向外側に延びるレバーが設け
られている。
【0019】このような構成によれば、上記レバーを操
作することによって、上記クランプ部を容易に拡開させ
ることができる。したがって、上記ヘッドと上記ヘッド
ホルダとを容易に分離させることができる。
【0020】好ましい実施の形態においてはまた、上記
クランプ部は、所定の弾性を有する樹脂により形成され
ている。したがって、ワイパーを軽量化することができ
る。
【0021】好ましい実施の形態においてはさらに、上
記ヘッド本体は、その長手方向に沿って2分割した第1
ヘッド部と、第2ヘッド部とから構成されており、上記
ワイパーブレードは、これら第1ヘッド部と第2ヘッド
部との間に狭持されるようにして装着されている。
【0022】このような構成によれば、上記ヘッド本体
を2分割することによって、ワイパーブレードのみを取
り外すことができるので、上記ワイパーブレードが摩耗
した際には、このヘッド(ヘッド本体+ワイパーブレー
ド)ごと交換する必要がなく、ランニングコストを低減
することができる。
【0023】好ましい実施の形態においてはさらにま
た、上記第1ヘッド部の内壁には、上記第2ヘッド部に
向けて延出し、先端部内壁に内向突起をもつ係合筒が複
数設けられているとともに、上記第2ヘッド部の内壁に
は、上記複数の係合筒と対応して上記第1ヘッド部に向
けて延出し、先端に上記内向突起と係合しうる傘状係合
部をもつ係合軸が複数設けられており、上記第1ヘッド
部と第2ヘッド部とは、上記各係合筒に上記各係合軸を
挿入し、上記内向突起と上記傘状係合部とを相互係合さ
せることにより、一体化させられ、上記ワイパーブレー
ドは、上記各係合筒と対応した複数の貫通孔を有してお
り、各貫通孔に上記各係合筒を通挿させるようにして、
第1ヘッド部と第2ヘッド部との間に狭持されている。
【0024】このような構成によれば、上記ヘッドを組
み立てる際には、ねじなど他の接続用部材が必要でな
い。したがって、製造コストを低減することができる。
【0025】好ましい実施の形態においてはさらにま
た、上記各係合筒は、複数のスリットを有することによ
り弾性拡開可能となっており、各係合筒に連通して第1
ヘッド部の外面に開口させた操作孔から解除用治具を挿
入することにより、上記各係合筒を強制拡径させ、上記
内向突起と上記傘状係合部との相互係合を解除できるよ
うになっている。
【0026】このような構成によれば、上記解除用治具
を用いることにより、上記ヘッド本体を容易に分割する
ことができる。
【0027】好ましい実施の形態においてはさらにま
た、上記第1ヘッド部および第2ヘッド部は、それぞ
れ、所定の弾性を有する樹脂により一体形成されてい
る。したがって、ワイパーを軽量化することができる。
【0028】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0030】図1は、本願発明に係るワイパーの一例を
示す概略斜視図、図2は、図1のII-II線に沿う断面
図、図3は、図1におけるヘッドの分解斜視図、図4
は、図3のIV-IV線に沿う断面図である。図5は、図1
に示すワイパー使用時におけるワイパーブレードの作用
を説明するための断面図であり、(a)はこのワイパー
を引くように操作する場合について示し、(b)はこの
ワイパーを押すように操作する場合について示す。図6
は、図5におけるワイパーブレードが摩耗した際の作用
を説明するための断面図であり、(a)はこのワイパー
を引くように操作した場合について示し、(b)はこの
ワイパーを押すように操作した場合について示す。な
お、これらの図において、従来例を示す図7ないし図9
に表された部材、部分等と同等のものにはそれぞれ同一
の符号を付してある。
【0031】図1に表れているように、ワイパーAは、
所定長さを有する平板状のワイパーブレード1と、この
ワイパーブレード1が装着されてヘッド10を形成する
ヘッド本体2と、このヘッド本体2を保持し、柄4が連
結されるヘッドホルダ3とを備えている。
【0032】上記ワイパーブレード1は、所定厚みを有
する長矩形を呈しており、図3に示すように、後述する
各係合筒24…と対応した複数の貫通孔11…を有して
いる。このワイパーブレード1は、本実施形態では、弾
性を有する部材から形成され、たとえば、スチレンブタ
ジエンゴムをフォーミングするなどして得られる。この
ように形成されたワイパーブレード1は、床面などの被
水切り面S上に凹凸があるような場合であっても、その
弾性により上記凹凸に追従して変形し、被水切り面Sと
の接触を維持することができるとともに、ワイパーAを
軽量化することができる。
【0033】上記ヘッド本体2は、図1に示すように、
全体として棒状を呈しており、円筒状外面をもつ2つの
被保持部21…を有している。各被保持部21…は、断
面略円形の外観を有する一般部22…を、その周方向に
沿った一部において縮径するように段形成されている。
また、各被保持部21…の周方向両端部には、その外面
から延びるストッパ壁23…が立設されている。これら
の被保持部21…は、ヘッド本体2の長手方向中央に対
称となるように配置されている。
【0034】また、ヘッド本体2は、図3に示すよう
に、その長手方向に沿って2分割した第1ヘッド部2a
と、第2ヘッド部2bとから構成されている。第1ヘッ
ド部2aおよび第2ヘッド部2bは、それぞれ、所定の
弾性を有する樹脂により一体形成されており、ワイパー
Aを軽量化している。
【0035】上記第1ヘッド部2aの内壁には、第2ヘ
ッド部2bに向けて延出する複数の係合筒24…が設け
られている。各係合筒24…の先端部内壁には、図4に
示すように、内向突起24aが設けられている。各係合
筒24…は、その先端側の内径が基端側の内径よりも小
となるように形成されており、その基端側は、第1ヘッ
ド部2aの外面に開口させた操作孔24bに連通してい
る。また、各係合筒24…は、図3に示すように、その
先端から基端へ延びるスリットcによって、複数の舌片
に分離されており、弾性拡径可能となっている。
【0036】上記第2ヘッド部2bの内壁には、図3に
示すように、上記各係合筒24…と対応して第1ヘッド
部2aに向けて延出する複数の係合軸25…が設けられ
ている。各係合軸25…の先端には、図4に示すよう
に、係合筒24の先端側の内径と同等の外径を有する傘
状係合部25aが設けられている。この傘状係合部25
aの基端側には、これを縮径するように形成された首部
25bが連続するように設けられている。
【0037】したがって、上記各係合筒24…に上記各
係合軸25…を押し当てれば、傘状係合部25aは、係
合筒24を拡径してその中に挿入され、係合筒24がそ
の弾性により元の状態に戻った際に上記内向突起24a
によって首部25bでロックされる。このようにして、
傘状係合部25aは、内向突起24aに係合される。
【0038】第1ヘッド部2aと第2ヘッド部2bとを
一体化させる際には、図2に示すように、各係合筒24
…に各係合軸25…を挿入し、内向突起24aと傘状係
合部25aとを相互係合させることにより、容易に行う
ことができる。このとき、ワイパーブレード1の各貫通
孔11…に各係合筒24…を通挿させることにより、ワ
イパーブレード1を第1ヘッド部2aと第2ヘッド部2
bとの間に狭持させ、ヘッド10が構成される。すなわ
ち、ヘッド10を組み立てる際には、ねじなど他の接続
用部材が必要でない。したがって、製造コストを低減す
ることができる。
【0039】上記ヘッド10を分解する際には、図4に
示すように、上記係合筒24の基端側の内径と同等の軸
部5aを有する解除用治具5を用いることができる。す
なわち、第1ヘッド2aの上記操作孔24bから解除用
治具5の軸部5aを挿入すれば、この軸部5aが係合筒
24の先端側の内壁面を内側から押圧し、係合筒24を
強制拡径することができる。これにより、上記内向突起
24aと傘状係合部25aとの相互係合を解除すること
ができる。さらに、解除用治具5を挿入しつづければ、
軸部5aの先端が傘状係合部25aの先端に作用し、上
記ヘッド本体2を第1ヘッド部2aと第2ヘッド部2b
とに容易に分割することができる。
【0040】なお、上記ワイパーブレード1は、その貫
通孔11…に係合筒24…を通挿しているだけなので、
容易に取り外されうる。したがって、ワイパーブレード
1を交換する際には、ヘッド10(ヘッド本体2+ワイ
パーブレード1)ごと交換する必要がなく、ランニング
コストを低減することができる。
【0041】上記ヘッドホルダ3は、図1に示すよう
に、上記ヘッド本体2の一部に側方から嵌合してこれを
抱持する2つのクランプ部31…と、柄4を連結するた
めの柄部32とを有している。このヘッドホルダ3は、
本実施形態では、所定の弾性を有する樹脂により一体形
成されており、ワイパーAを軽量化している。
【0042】上記各クランプ部31…は、上記被保持部
21の外径と対応した円筒状内面を有しており、本実施
形態では、その内径は、被保持部の外径と同等とされて
いる。また、各クランプ部31…は、図2に示すよう
に、断面略C字状を呈しており、所定の厚みを有してい
る。各クランプ部31…の周面に沿った長さは、被保持
部21の周面に沿った長さよりも小とされており、その
軸心方向長さは、被保持部21の軸心方向長さと同等と
されている。これらのクランプ部31…は、各被保持部
21…と対応するように配置されている。
【0043】上記柄部32は、図1に示すように、棒状
の柄4の外径と同等の内径を有する円筒状に形成されて
おり、柄4は、この柄部32に嵌合されてヘッドホルダ
3に連結される。この柄部32は、その側面から上記各
クランプ部31…に亘って延びる支持部33…によっ
て、2つのクランプ部31…間の上方に固定されてい
る。また、この柄部32は、図2に示すように、ヘッド
10がヘッドホルダ3に保持された際に、柄4が上記ワ
イパーブレード1の長手方向に延びる中心平面に対して
傾斜するように配置されている。
【0044】上記ヘッドホルダ3に上記ヘッド10を抱
持させる際には、上記各クランプ部31…を上記被保持
部21…の側方から押し当てれば、各クランプ部31…
が弾性拡開し、各被保持部21…が各クランプ部31…
内に嵌合される。
【0045】上述したように、各被保持部21…が円筒
状外面を有し、各クランプ部31…が被保持部21の外
径と対応した円筒状内面を有しているので、上記ヘッド
10は、図2に示すように、上記クランプ部31に抱持
された状態で、ヘッドホルダ3に対して、上記ヘッド本
体の長手方向軸心を中心として回動可能となる。
【0046】また、被保持部21…の周方向両端部に
は、ストッパ壁23…が形成されているので、クランプ
部31…の周方向両端部がこのストッパ壁23…に当接
することにより、上記ヘッド10の回動角度範囲が規制
される。なお、本実施形態では、各ストッパ壁23…
は、図2に示すように、柄4を床面などの被水切り面S
に対して水切り作業を行いやすい角度(以下「最適操作
角β」という)で傾斜させた状態で、ワイパーブレード
1が垂直方向を中心に左右同一角度で回動可能なように
設けられている。
【0047】上記ヘッド10の上記ヘッドホルダ3から
の取り外しは、図1および図2に示すように、上記各ク
ランプ部31…の側面に、半径方向外側に延びるレバー
34…を設けることにより容易にされうる。すなわち、
図2における上方に向って押し上げるようにレバー34
…を操作すれば、大きな力を必要とすることなく容易に
クランプ部31…を拡開することができる。これによ
り、ヘッド10とヘッドホルダ3とを容易に分離するこ
とができる。
【0048】次に、上述したワイパーAの作用について
簡単に説明する。
【0049】このワイパーAを使用する際には、上記ワ
イパーブレード1の長手方向が進行方向に対して垂直と
なるように柄4を掴んで、床面などの被水切り面S上の
水分を押し流すように、あるいは、引き寄せるように操
作する。このとき、このワイパーAでは、ワイパーブレ
ード1が弾性を有し、かつ、上記ヘッド10が、上記ヘ
ッド本体2の長手方向軸心を中心として回動可能である
ので、ワイパーブレード1が撓みつつ回動し、図5
(a)および図5(b)に示すように、柄4を被水切り
面Sに対して上記最適操作角βで傾斜させたままの状態
で、ワイパーブレード1の先端部1bを被水切り面Sに
対して傾斜させることができる。
【0050】一般に、被水切り面S上の水分を効率的に
掻き集めるためには、ワイパーブレード1が適切な接触
圧力で被水切り面Sに接触する必要がある。このために
は、ワイパーブレード1の先端部1bの被水切り面Sに
対する傾斜角度θ(以下「作用角θ」という)が、所定
の角度α(以下「水切れ角α」という)以下となること
が好ましい。
【0051】このワイパーAでは、上述したように、柄
4を被水切り面Sに対して上記最適操作角βで傾斜させ
た状態で、ワイパーブレード1が垂直方向を中心に左右
同一角度で回動可能なように設けられているので、ワイ
パーAを引くように操作する場合(図5(a))と、押
すように操作する場合(図5(b))との両方におい
て、作用角θを水切れ角α以下にすることが可能とな
る。したがって、このワイパーAを用いれば、柄4を被
水切り面Sに対して上記最適操作角βで傾斜させた状態
で、被水切り面S上の水分を効率的に掻き集めることが
できる。
【0052】このワイパーAを長期間使用していくうち
に、やがてワイパーブレード1の先端が摩耗して、ワイ
パーブレード1の幅方向長さが短くなってしまう。これ
により、ワイパーブレード1が撓みにくくなる。したが
って、作用角θが大きくなる傾向にある。このような際
には、従来のワイパーでは、柄4の被水切面Sに対する
傾斜角度ψ(以下「操作角ψ」という)を変化させなけ
れば、作用角θを水切れ角α以下とすることができなか
った。より詳細には、ワイパーを引くように操作する場
合では、水切り作業中において、たとえば腰を曲げて前
屈するなど無理な姿勢をとって、操作角ψを小さくしな
ければならず、体力的な負担が増大していた。また、ワ
イパーを押すように操作する場合では、操作角ψを大き
くしなければならず、ワイパーを押すように操作するの
が困難であった。したがって、いずれの場合において
も、従来のワイパーでは、被水切り面S上の水分を効率
的に掻き集めることができなかった。
【0053】しかしながら、このワイパーAでは、ヘッ
ド10が所定の角度範囲で回動可能であるため、ワイパ
ーブレード1が摩耗して撓みにくくなった際にも、ワイ
パーAを引くように操作する場合(図6(a))と、押
すように操作する場合(図6(b))との両方におい
て、操作角ψを最適操作角βにしたままの状態で、作用
角θを水切れ角α以下とすることが可能である。したが
って、ワイパーブレード1が摩耗しても、被水切り面S
上の水分を効率的に掻き集めることが容易である。
【0054】なお、上記ヘッド10の回動が規制されて
いない場合では、水切り作業時にワイパーブレード1に
対して力をかけにくくなるので、かえってワイパーの使
い勝手を悪化させてしまうが、このワイパーAでは、ヘ
ッド10の回動角度範囲が規制されているので、ワイパ
ーの使い勝手が悪化するのを防止することが可能とな
る。
【0055】もちろん、本願発明の範囲は、上述した実
施形態に限定されるものではない。たとえば、上記各被
保持部21の外周面に沿って周方向に延びる凸部を形成
したりすることによって、ヘッド10がスムーズに回動
することができる構成としてもよい。これにより、水切
り作業中において、ワイパーAを操作する方向を変える
際に、この操作に対応して、ヘッド10が容易に回動す
ることができる。
【0056】また、ヘッドホルダの柄部に短尺棒状の柄
を取り付けるなどして、ウィンド用のワイパとすること
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るワイパーの一例を示す概略斜視
図である。
【図2】図1のII-II線に沿う断面図である。
【図3】図1におけるヘッドの分解斜視図である。
【図4】図3のIV-IV線に沿う断面図である。
【図5】図1に示すワイパー使用時におけるワイパーブ
レードの作用を説明するための断面図であり、(a)は
このワイパーを引くように操作する場合について示し、
(b)はこのワイパーを押すように操作する場合につい
て示す。
【図6】図5におけるワイパーブレードが摩耗した際の
作用を説明するための断面図であり、(a)はこのワイ
パーを引くように操作した場合について示し、(b)は
このワイパーを押すように操作した場合について示す。
【図7】従来のワイパーの一例を示す概略斜視図であ
る。
【図8】図7に示すワイパー使用時におけるワイパーブ
レードの作用を説明するための断面図であり、(a)は
このワイパーを引くように操作する場合について示し、
(b)はこのワイパーを押すように操作する場合につい
て示す。
【図9】図8におけるワイパーブレードが摩耗した際の
作用を説明するための断面図であり、(a)はこのワイ
パーを引くように操作した場合について示し、(b)は
このワイパーを押すように操作した場合について示す。
【符号の説明】
1 ワイパーブレード 2 ヘッド本体 2a 第1ヘッド部 2b 第2ヘッド部 3 ヘッドホルダ 4 柄 5 解除用治具 10 ヘッド 21 被保持部 23 ストッパ壁 24 係合筒 24a 内向突起 24b 操作孔 24c スリット 25 係合軸 25a 傘状係合部 31 クランプ部 34 レバー A ワイパー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さを有する平板状のワイパーブレ
    ードと、このワイパーブレードが装着されてヘッドを形
    成するヘッド本体と、このヘッド本体を保持し、柄が連
    結されるヘッドホルダとを備えるワイパーであって、 上記ヘッド本体は、全体として棒状を呈しており、 上記ヘッドホルダは、上記ヘッド本体の一部に側方から
    嵌合してこれを抱持するクランプ部を有し、 上記ヘッドは、上記クランプ部によって抱持された状態
    で、上記ヘッドホルダに対して、上記ヘッド本体の長手
    方向軸心を中心として所定の角度範囲で回動可能である
    ことを特徴とする、ワイパー。
  2. 【請求項2】 上記ヘッド本体は、その長手方向適所に
    円筒状外面をもつ被保持部を有し、 上記クランプ部は、上記被保持部の外径と対応した円筒
    状内面を有するとともに断面略C字状を呈しており、そ
    の一部が上記被保持部に形成したストッパ壁に当接し
    て、上記ヘッドの回動角度範囲を規制する、請求項1に
    記載のワイパー。
  3. 【請求項3】 上記クランプ部の側面には、半径方向外
    側に延びるレバーが設けられている、請求項2に記載の
    ワイパー。
  4. 【請求項4】 上記クランプ部は、所定の弾性を有する
    樹脂により形成されている、請求項1ないし3のいずれ
    かに記載のワイパー。
  5. 【請求項5】 上記ヘッド本体は、その長手方向に沿っ
    て2分割した第1ヘッド部と、第2ヘッド部とから構成
    されており、 上記ワイパーブレードは、これら第1ヘッド部と第2ヘ
    ッド部との間に狭持されるようにして装着されている、
    請求項1ないし4のいずれかに記載のワイパー。
  6. 【請求項6】 上記第1ヘッド部の内壁には、上記第2
    ヘッド部に向けて延出し、先端部内壁に内向突起をもつ
    係合筒が複数設けられているとともに、上記第2ヘッド
    部の内壁には、上記複数の係合筒と対応して上記第1ヘ
    ッド部に向けて延出し、先端に上記内向突起と係合しう
    る傘状係合部をもつ係合軸が複数設けられており、上記
    第1ヘッド部と第2ヘッド部とは、上記各係合筒に上記
    各係合軸を挿入し、上記内向突起と上記傘状係合部とを
    相互係合させることにより、一体化させられ、 上記ワイパーブレードは、上記各係合筒と対応した複数
    の貫通孔を有しており、各貫通孔に上記各係合筒を通挿
    させるようにして、第1ヘッド部と第2ヘッド部との間
    に狭持されている、請求項5に記載のワイパー。
  7. 【請求項7】 上記各係合筒は、複数のスリットを有す
    ることにより弾性拡開可能となっており、各係合筒に連
    通して第1ヘッド部の外面に開口させた操作孔から解除
    用治具を挿入することにより、上記各係合筒を強制拡径
    させ、上記内向突起と上記傘状係合部との相互係合を解
    除できるようになっている、請求項6に記載のワイパ
    ー。
  8. 【請求項8】 上記第1ヘッド部および第2ヘッド部
    は、それぞれ、所定の弾性を有する樹脂により一体形成
    されている請求項5ないし7のいずれかに記載のワイパ
    ー。
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